JPH02202627A - 表示画像編集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ドツトマトリクス型大型表示装置の表示デー
タを２台のパソコンを用いて入力、編集することを目的
とした表示画像編集システムに関する。

〈従来の技術〉 パソコンを用いてＣＲＴモニタ上で画像を作画あるいは
文字を拡大、縮小、変形するためのアプリケーション・
ソフトは従来より種々のものが市販されており、通常の
プリンタを用いたパソコン印刷に利用されていた。

しかしながら、これらの作画ソフトは飽くまでもプリン
タ出力を対象としたものであり、ドットマトリクス型表
示装置の入力、編集用としてそのまま利用することは不
可能である。加えて、使用可能なパソコンの機種が作画
ソフト毎に指定されているため、有用と思われる作画ソ
フトであっても即使用することができない不便があった
。そのため、入力、編集用ソフトを独自で開発するか、
作画ソフトを使用目的に適合するよう改作する必要があ
った。いずれの方法をとるにしても、専門的能力と長時
間を要する作業であった。

〈発明が解決しようとする課題〉 そこで本発明はこのような作画ソフトそのものを改作す
ることなく、ドツトマトリクス型表示装置の画像編集シ
ステムに組み込むことのできる方式を提供することを解
決課題とする。

〈課題を解決するための手段〉 本発明の表示画像編集システムは、ドツトマトリクス型
表示装置の表示内容を２台のパソコンを用いて入力、編
集するシステムであり、市販の作画ソフトを用いて表示
画像を作成する画像入力用パソコンと、上記画像人力用
パソコンで作成された表示画像を読み取り、表示装置に
対応した表示内容として編集、記憶する画像編集用パソ
コンと、上記２台のパソコン間に挿入、接続され、上記
画像入力用パソコンから一旦画像データを読み込み、続
いて上記画像編集用パソコンへ上記画像データを転送す
る機能を備えたインターフェイスとからなる。表示画像
の作成は、市販の作画ソフトのみに依存し、パソコン間
のデータのやり取りはパソコンの機種に関係なく行える
ようインターフェイスを通じてデジタル信号を扱うこと
を特徴としている。

〈作用〉 市販の作画ソフトが画像入力用パソコンに装着され、所
定の操作方法に基づいて表示画像が入力され、上記画像
入力用パソコンのＣＲＴモニタ上に表示される。このＣ
ＲＴモニタは通常横６４０ビット×縦４００ビットの画
素を有している。画像入力用パソコンから出力されるデ
ジタル画像信号と水平及び垂直同期信号が分岐されて当
該システムのインターフェイスに入力され、ＣＲＴモニ
タの走査順序に従ってＣＲＴモニタ上の画像信号の全て
がインターフェイス内のＲＡＭ（ランダム・アクセス・
メモリ）に書き込まれ、次いでそのＲＡＭの内容が編集
用パソコンの制御クロック信号に合わせて画像編集用パ
ソコンに取り込まれ、編集用ＣＲＴモニタに表示される
。当然、編集用ＣＲＴモニタの画素配列は入力用ＣＲＴ
モニタの画素配列と同一である。画像編集用ＣＲＴモニ
タ上の画像からドツトマトリクス型表示装置の画面サイ
ズに対応させて所要の面積を切り取り、表示用データフ
ォーマットに従って画像編集用パソコンに装着された記
憶媒体に取り込む。この一連の操作でドツトマトリクス
型表示装置の１画面分の画像データが作成されたことに
なり、同様の操作を繰り返すことによって多数の表示デ
ータを備えた表示プログラムが出来上がることになる。

〈実施例〉 第１図に本発明実施例のブロック図を示す。

画像編集用パソコン１は編集された画像データを記憶す
るＧＲＡＭ（グラフィックラム）１１、後述するインタ
ーフェイス３を制御するための制御プログラムが書き込
まれたＲＡＭ１２を有し、後述のインターフェイスから
読み込んだ画像データを表示するためのＣＲＴモニタ１
３が接続されている。

画像入力用パソコン２は、市販の作画ソフトをセットし
たのち、所定の操作方法によって画像データを入力する
ことができ、入力された画像データはパソコン２に接続
されたＣＲＴモニタ２１に表示される。そして、このパ
ソコン２はＣＲＴモニタへデジタル画像信号（ＲＧ　Ｂ
信号）、水平同期信号、垂直同期信号及びクロック信号
等を出力することができる。

この画像入力用パソコン２と前述の画像編集用パソコン
１の間に挿入、接続されるインターフェイス３は、画像
入力用パソコン２から導入されたＲＧＢ信号から希望す
る色信号を選択する選択回路３１、画像入力用パソコン
によって作成された１画面分のデータを記憶するＲＡＭ
３２、そのＲＡＭ３２への書き込みを行うライトサイク
ルと読みだしを行うリードサイクルを切り替えるための
り一ド／ライトセレクタ３３、リード及びライトサイク
ルにおいてＲＡＭ３２のアドレスを制御するアドレス制
御部３４を備えており、リード／ライトセレクタ３３お
よびアドレス制御部３４は画像編集用パソコン１の制御
プログラムにより制御される。

第３図にＲＡＭ１２に記憶された制御プログラムのフロ
ーチャートを示す。インターフェイスのリード／ライト
セレクタ３３がライトモードにセットされると、画像入
力用パソコン２によって入力された画像データがＲＡＭ
３２に書き込まれる。

この書き込み所要時間はパソコン２の垂直同期信号の１
周期以上あればよく、通常２周期をあてる。

画像入力用パソコン２からのデータの取り込みは、ＣＲ
Ｔモニタの走査順序に従って読み込まれる。

従って、画像データの読み込み順序はＣＲＴモニタの左
上角のビットから右方向に読まれ、６４０ビツトを読み
取ると、次の行の左端に移り、同様に右方向へ読んでい
く。この動作を繰り返して右下隅までの全画像データ６
４０　ｘ　４００　＝　２５６．０００ビツトが読み込
まれる。

次に、リード／ライトセレクタ３３がリードモードにセ
ットされると、画像編集用パソコン１上の制御プログラ
ム上でＸ（列数カウンタ）＝８０、Ｙ（行数カウンタ）
＝４００、Ｂ（ピントカウンタ）＝８の３種類のカウン
タ値が初期設定される。また、制御プログラムにより画
像編集用パソコン１からインターフェイス３にはアドレ
スのリセットを行うＡリセット信号と、Ｘ方向（列方向
）１ビット歩進のためのＸクロック信号とＹ方向（行方
向）１行歩進のためのＹクロック信号の計３種類の制御
信号が出力される。制御プログラムはデータの読み出し
を開始する前にＡリセット信号を出力し、アドレスを第
２図の読み出し開始位置に設定する。

Ｘクロック信号により読み出されるＲＡＭ３２からのシ
リアルデータはピントカウンタの歩進により１バイトの
画像データとなった時点で画像編集用パソコン１のＧＲ
ＡＭ上に移される。列数カウンタの歩進により上記作業
を繰り返しながら水平方向の走査が実行され、１列の走
査が終わる毎に行数カウンタの歩進、Ｙクロック信号の
出力及び回路上でＸ方向のリセット信号出力が行われて
最下行から最下行へ順次走査が移行する。このようにし
てインターフェイス内のＲＡＭ３２に記憶されていた画
像データは画像編集用パソコン１のＧＲＡＭ上に移され
る。こののちに編集プログラムによって表示装置用表示
データに編集し、記憶媒体に取り込む。

〈発明の効果〉 本発明によれば、市販の作画ソフトを改作することなく
、表示媒体用の編集用パソコンに取り込むことができる
ので、新種の作画ソフトが開発されて市販されたとき、
その作画ソフトの規格、仕様等に拘束されることなく即
時に利用できるから、集団教育、研究発表会、講演会等
への利用価値が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例を示すブロック図、第２図は第１
図のパソコンに接続されるＣＲＴモニタのビット配列図
、 第３図は、第１図のＲＡＭ１２に記憶されている制御プ
ログラムの内容を示すフローチャートである。 ７１１３回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　カラーＣＲＴモニタ用のデジタルＲＧＢ信号を出力す
   る画像入力用パソコンと、ドットマトリクス型表示装置
   用の表示内容を編集する画像編集用パソコンと、上記２
   台のパソコン間に挿入、接続され、上記画像編集用パソ
   コンからの制御信号に従って表示されたデータを入出力
   するインターフェイスとからなり、上記画像入力用パソ
   コンから出力されたデジタルＲＧＢ信号を上記インター
   フェイス内に組み込まれたＲＡＭに一旦読み込み、次い
   で上記画像編集用パソコンへ上記画像データを転送した
   のちドットマトリクス型表示装置用に再編集することを
   特徴とした表示画像編集システム。