JPH02202511A - 高純度エポキシ樹脂の製造法 - Google Patents

高純度エポキシ樹脂の製造法

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JPH02202511A
JPH02202511A JP1317893A JP31789389A JPH02202511A JP H02202511 A JPH02202511 A JP H02202511A JP 1317893 A JP1317893 A JP 1317893A JP 31789389 A JP31789389 A JP 31789389A JP H02202511 A JPH02202511 A JP H02202511A
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hydroxide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高純度エポキシ樹脂の製造法に関する。
エポキシ樹脂、特にO−クレゾールエポキシノボラソク
樹脂はミクロ電子工学産業において半導体デバイス封入
用に広く用いられている。この樹脂の量を測定する主要
な基準は総結合ハロゲンのレベル及びエポキシド含量で
ある。両方の因子は封入された半導体デバイスの信顛性
に大きな影響を有する。結合ハロゲンは、ヒドロキシル
基が結合した炭素原子に隣接していない炭素原子に結合
したハロゲンである。以下の式A、B及びCは加水分解
性ハロゲン化物及び結合ハロゲン化物を示す。弐へは加
水分解性ハロゲン化物であり、一方式B及びCは結合ハ
ロゲン化物である。
Wangらの米国特許第4.499.255号は、好適
な溶剤、例えば1−メトキシ−2−ヒドロキシプロパン
を用いる場合、水酸化アルカリ金属溶液の存在下、45
“0〜80°Cの温度において溶剤と水を共蒸留するに
十分な圧力で芳香族ヒドロキシル基含有化合物をエピハ
ロヒドリンと反応させることにより、加水分解性ハロゲ
ン化物の低いエポキシ樹脂が製造されることを開示して
いる。この方法により製造されたエポキシ樹脂の総結合
ハロゲン含量はある用途、例えば半導体デバイスの封入
に対しまだ許容されないレベルである。
Hang及びLiaoらは、米国特許第4.785,0
61号においてエポキシ樹脂の望ましくないハロゲン化
物含量を低下させる後処理プロセスを開示しているが、
この後処理プロセスの後、分子量分布はより広くなり、
これは加工しオロジーを基準としである種の半導体封入
配合物に望ましくない。
ある用途、例えば半導体デバイスの封入用に、結合ハロ
ゲン含量が比較的低く及び分子量分布が比較的せまいエ
ポキシ樹脂を製造できることが望ましい。
本発明は、1種以上の溶剤及び水酸化アルカリ金属もし
くは水酸化アルカリ土類金属又は水酸化マンガンの存在
下、分子あたり隣接エポキシ基と反応性の基を平均1個
以上有する1種以上の化合物をエピハロヒドリンと反応
させることによるエポキシ樹脂の製造法の改良に関し、
この改良は同時に及び連続的に又は同時に及び断続的に
(1)(a)エピハロヒドリン、(b)隣接エポキシ基
と反応性の基を平均1個以上含む1種以上の化合物及び
(c)1種以上の溶剤、の混合物(2)水酸化アルカリ
金属もしくは水酸化アルカリ土類金属又は水酸化マンガ
ンの1種以上の水溶液又は有機溶液を(3)エピハロヒ
ドリン及び1種以上の溶剤を含む混合物に加えることに
ある。
本発明は、結合ハロゲン含量が比較的低く及び分子量分
布が比較的せまいエポキシ樹脂の製造法を提供する。
本発明の方法の実施において、(a)エピハロヒドリン
、(b)隣接エポキシ基と反応性の基を平均1個以上含
む1種以上の化合物及び(c)1種以上の溶剤を含んで
なる第一成分く混合物(1)と称する)並びに(d)水
酸化アルカリ金属もしくは水酸化アルカリ土類金属又は
水酸化マンガンを1種以上及び(e)水又は有機溶剤を
含んでなる第二成分(混合物(2)と称する)を(f)
エピハロヒドリン及び(g)1種以上の溶剤を含む第三
成分(混合物(3)と称する)に(i)同時に及び連続
的に又は(ii)同時に及び断続的に加える。
(i)又は(ii)のいずれの方法を用いるかにかかわ
らず、混合物(1)の添加は混合物(2)の添加の終了
前に終了することが好ましい。二の好ましい方法におい
て、混合物(1)の添加は通常混合物(2)の添加に必
要な時間の30〜95パーセント、好ましくは40〜9
0パーセント、最も好ましくは50〜85パーセントで
ある。
連続的とは、添加開始から添加終了するまでの時間成分
を中断しないで加えることを意味する。
断続的とは、添加を中断し、混合物(1)及び混合物(
2)の混合物(3)への同時添加における中断の間約2
0分未満、好ましくは約10分未満、最も好ましくは約
5分未満の時間間隔があることを意味する。
本発明の方法は、好適には20°C〜100°C1より
好適には30°C〜80°C,最も好適には40°C〜
60°Cの温度において、好適には20〜760、より
好適には30〜400.最も好適には40〜200胴H
gにおいて、反応を終了させるに十分な時間待なうこと
が都合がよい。通常温度が高ければ反応時間は短く、方
温度が低いと長い反応時間が必要である。
20°C以下の温度では、反応はとてもゆっくり進行す
る。
100″C以上の温度では、加圧反応器が必要である。
20 trm Hg以下の圧力では、反応温度が低いと
反応時間が長くなる。
760mm11g以上の圧力では、加圧反応基が必要で
ある。
隣接エポキシ基と反応性である基を有する化合物及びエ
ピハロヒドリンは、好適には1:1〜15:1、より好
適には1.5=1〜12:1、最も好適には1.5:1
〜10:lのエポキシ基と反応性の基あたりのエピハロ
ヒドリンのモル比を与える量で用いられる。
1;1以下の比では、反応性基とエピハロヒドリンの完
全な反応は得られない。
15:1以上の比では、反応器の生産性(生産能)は低
下する。
用いてよい好適なエピハロヒドリンは、例えば下式I、 0、 / \ 弐I  HzCCI C11z X’ (上式中、Rは水素又は1〜4個の炭素原子を含むヒド
ロカルビル基であり、X′はハロゲン、好ましくは塩素
である) で表わされる化合物を含む。用いられる特に好適なエピ
ハロヒドリン化合物は、例えばエビクロロヒドリン、エ
ビブロモヒドリン、エビヨードヒドリン、メチルエビク
ロロヒドリン、メチルエビブロモヒト4ノン、メチルエ
ピョードヒドリン、及ヒそれらの混合物を含む。
隣接エポキシ基と反応性の基を分子あたり平均1個以上
有する用いてよい好適な化合物は、例えば限定するもの
ではないが、下式■〜■、式■ 式■ (上式中、各Aは独立に、好適には1〜20、より好適
には1〜12、最も好適には1〜6個の炭素原子を有す
る二価炭化水素基、−S−、−5−S−−o−、−so
 −、−so□−1又は−CO−であり:各A′は独立
に1〜20、より好適には1−12、最も好適には1〜
4個の炭素原子を有する二価炭化水素基であり;Qは好
適には1〜12、より好適には1〜6、最も好適には1
〜4個の炭素原子を有する三価脂肪族、環式脂肪族、又
は芳香族炭化水素基であり、Q′は好適には1〜20、
より好適には1〜10、最も好適には1〜4個の炭素原
子を有する三価脂肪族、環式脂肪族、又は芳香族炭化水
素基であり;各Rは独立に水素又は1〜4個の炭素原子
を有するアルキル基であり;各Xは好適には1−12、
より好適には1〜6、最も好適には1〜4個の炭素原子
を有するヒドロカルビルもしくはヒドロカルビルオキシ
基、又はハロゲン原子、好ましくは塩素もしくは臭素で
あり;各Zは独立にヒドロキシル、アミノ又はカルボキ
シル基であり;mは好適には1〜3、より好適には1〜
2の平均値を有し;各m′は好適には1〜10、より好
適には1〜8、最も好適には1〜6の平均値を有し;n
は0又は1の値を有し、n′は好適にはO〜10、より
好適にはO〜5、最も好適には0〜1の平均値を有し;
pは好適には1又は2の値を有する) で表わされるものを含む。
ここで用いた「ヒドロカルビル」とは、脂肪族、環式脂
肪族、芳香族、アリール置換脂肪族もしくは環式脂Ih
族、又は脂肪族もしくは環式脂肪族置換芳香族基を意味
する。脂肪族基は飽和又は不飽和であってよい。同様に
、「ヒドロカルビルオキシ」とは、それとそれが結合し
ている炭素原子の間に酸素結合を有するヒドロカルビル
基を意味する。
隣接エポキシ基と反応性の基を平均1個以上含む特に好
適な化合物は、例えばレゾルシノール、カテコール、ヒ
ドロキノン、ビスフェノールA1ビスフエノールF、ビ
スフェノールK、ビスフェノールS、ビフェノール、2
.2’  、6.6’テトラメチルビフエノール、フェ
ノールホルムアルデヒドノボラック樹脂、クレゾールホ
ルムアルデヒドノボラック樹脂、ジシクロペンタジェン
フェノール樹脂、ジシクロペンタジェンクレゾール樹脂
、メチレンジアニリン、2.2’  、4.4’−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン、1,1,2゜2−テトラ
キス(2−ヒドロキシフェニル)エタン、トリス−(フ
ェノール)−メチン及びそれらの組み合せを含む。
用いてよい好適な水酸化アルカリ金属又は水酸化アルカ
リ土類金属は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウ14、水酸化バリウム、水酸化カル
シウム、水酸化マグネシウム、及びそれらの組み合せを
含む。また、それのみ又は水酸化アルカリ金属もしくは
水酸化アルカリ土類金属と組み合せた水酸化マンガンも
本発明において好適に用いられる。
用いてよい好適な溶剤は、例えばケトン、直鎖環式エー
テル、−級、二級もしくは三級アルコール、グリコール
モノエーテル、グリコールエーテルアセテート、芳香族
炭化水素、6〜12個の炭素原子を有する脂肪族炭化水
素及びそれらの組み合せを含む。溶剤が反応混合物の成
分と反応しない限り、あらゆる前記溶剤を用いてよい。
さらに、二の溶剤は、水、エピハロヒドリン及び溶剤の
共蒸留の間反応混合物から溶剤が除去されないような沸
点を有するべきである。用いられる特に好適な溶剤は、
1−メトキシ−2−ヒドロキシエタンくン、1−ブトキ
シ−2−ヒドロキシエタン、三級アミルアルコール、三
級ヘキシルアルコール、l−イソブトキシ−2−ヒドロ
キシプロパン、1−フェノキシ−2−ヒドロキシプロパ
ン、シクロヘキサノール、ジオキサン、1,2−ジェト
キシエタン、2−メトキシエチルエーテル、エチレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、エチルアセテ
ート、イソブチルアセテート、イソアミルアセテート、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピ
ロリジノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホン
、テトラメチルウレア、ヘキサメチルホルホルアミド、
テトラメチレンスルホラン及びそれらの組み合せを含む
溶剤は、最初のエピハロヒドリン溶剤混合物(3)中の
t合剤(g)の量が?8剤(g)及びエピハロヒドリン
(f)の合わせた重量を基準として好適には5〜80、
より好適には5〜50、最も好適には10〜40パーセ
ント溶剤である量で用いられる。
混合物(1)中の溶剤(c)の量は、溶剤(c)。
エポキシ基と反応性の基を平均1個以上有する化合物(
b)及びエピハロヒドリン(a)の合わせた重量を基準
として好適には5〜80、より好適には5〜50.最も
好適には10〜40重量パーセントである。
混合物(1)中のエポキシ基と反応性の基を平均1個以
上有する化合物(b)の量は、溶剤(c)、エポキシ基
と反応性の基を平均1個以上有する化合物(b)及びエ
ピハロヒドリン(a)の合わせた重量を基準として好適
には10〜90、より好適には20〜80、最も好適に
は30〜70重量パーセントである。
本発明の方法は、所望により、本発明の必要な手順が用
いられる限り、Wangらの米国特許第4.499,2
55号又は讐angらの米国特許第4.778,863
号に記載の手順により反応に生じた水を除去する手順を
用いてよい。
以下の例は本発明の説明である。
桝土ニュ 温度及び圧力調節機並びに以下に示す装置を取り付けた
22の反応容器にエピクロロヒドリン及び1−メトキシ
−2−ヒドロキシプロパン(プロピレングリコールメチ
ルエーテル)を表1に示した第二の補助溶剤と共に又は
用いず加えた。水、溶剤及びエピクロロヒドリンの共蒸
留混合物から水を凝縮し分離するため用いる装置を取り
付けた。
内容物を混合するため室温及び大気圧において反応容器
内の内容物を撹拌後、表Iに示した沸点を有する共蒸留
物を得るため温度を35°C〜50°Cに上げ及び圧力
を下げた。得られる溶液に表1に示した時間をかけてポ
リフェノール溶液及び水酸化アルカリ金属水溶液を同時
に及び連続的に加えた。
蒸留物を凝縮させ、それにより2つの異なる相、すなわ
ち水相(上)及び有機エピクロロヒドリン溶剤相(下)
を形成した。下相を反応容器にもどした。水酸化ナトリ
ウム溶液の添加終了後、混合物を沸点において約20〜
30分間蒸解した0次いで濾過により塩を除去し、真空
下蒸留により過剰のエピクロロヒドリン及び溶剤を除去
した。得られたエポキシ樹脂をメチルエチルケトン/ト
ルエンの50150(重量)混合物に溶解した。このエ
ポキシ樹脂−溶剤混合物を水洗し残留している塩をすべ
て除去し、続けて蒸留しグリシジルエーテル生成物を得
た。反応体、反応条件及び結果を表Iに示す。
ル較券へ二旦 温度及び圧力調節機、並びに水、エピクロロヒドリン及
び溶剤の共蒸留混合物から水を凝縮及び分離する装置を
取り付けた2iの反応容器に、表■に示した量の芳香族
ヒドロキシル含有化合物、エピクロロヒドリン及び溶剤
又は二成分溶剤を加えた。内容物を混合するため室温及
び大気圧において反応容器内の内容物を撹拌後、表Iに
示した沸点を有する共蒸留物を得るため温度を35°C
〜50°Cに上げ及び圧力を下げた。得られる溶液に表
■に示した時間をかけて50パーセント水酸化ナトリラ
ム水溶液を連続的に加えた。水酸化ナトリウム水溶液の
添加中、エビクロロヒドリン及び溶剤との共蒸留により
水を除去した。蒸留物を凝縮させ、それにより2つの異
なる相、すなわち水相(上)及び有機エビクロロヒドリ
ン溶剤相(下)を形成した。下相を反応容器にもどした
。水酸化ナトリウム溶液の添加終了後、混合物を沸点に
おいて約20〜30分間蒸解した。次いで濾過により塩
を除去し、真空下蒸留により過剰のエビクロロヒドリン
及び溶剤を除去した。得られたエポキシ樹脂をメチルエ
チルケトン/トルエンの50150 (重量)混合物に
溶解した。このエポキシ樹脂−溶剤混合物を水洗し残留
している塩をすべて除去し、続けて蒸留しグリシジルエ
ーテル生成物を得た。結果を表1に示す。
表−一11務[ 例  又  は  比  較  実  験反応体2条件
瓦債果 DCPD炭化水素−フェノール樹脂4 重量(g)                    
   211   211当@           
  176 176ビスフエノールA 重量(g)                    
     0    0当量            
00 トリスフエノールメチン 重量(g)                    
   OQ当I            0 0 NaOH、50% 水溶液 重ffi(g)                  
     93    93エビクロロヒドリン 総重量(g)                   
   888   888ポリフェノ−1し?合液中、
g                311    0
反応器中、g                   
   577   888エビクロロヒドリン/ポリフ
ェノール(当1比)      8/1   B/1′
3の平均官能価を有するジシクロペンタジェン−フェノ
ール樹脂文庫生辷条件五持果 T’GバE”  (合計) ポリフェノ−Jしt容置中 反応器中 エビクロロヒドリン/PG門εt (重量比)反応条件 添加時間、hrs。
ポリフェノール?8液 苛性ン容液 温度、C 圧ツノ、 mmIIg 結  果 エポキシド % 加水分解性 Ce 、 ppm 総 (1,pp翔 結合 Cl 、 I)11m 表−−11凱11− 例  又  は  比  較  実  験23.9 26、O 26,7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1種以上の溶剤及び水酸化アルカリ金属もしくは水
    酸化アルカリ土類金属又は水酸化マンガンの存在下、分
    子あたり隣接エポキシ基と反応性の基を平均1個以上有
    する1種以上の化合物をエピハロヒドリンと反応させる
    ことによるエポキシ樹脂の製造法であって、同時に及び
    連続的に又は同時に及び断続的に(1)(a)エピハロ
    ヒドリン、(b)隣接エポキシ基と反応性の基を平均1
    個以上含む1種以上の化合物及び(c)1種以上の溶剤
    、の混合物並びに(2)(d)水酸化アルカリ金属もし
    くは水酸化アルカリ土類金属又は水酸化マンガンの1種
    以上及び(e)水又は有機溶剤、の混合物を(3)(f
    )エピハロヒドリン及び(g)1種以上の溶剤を含む混
    合物に加えることを含んでなる方法。 2、(a)エピハロヒドリン及び溶剤の最初の混合物(
    3)の濃度がエピハロヒドリンと溶剤の合わせた重量を
    基準として20〜95重量パーセントエピハロヒドリン
    であり; (b)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中のエピハロヒドリンの濃度が、混
    合物(1)中の成分の合わせた重量を基準として20〜
    90重量パーセントであり; (c)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中の隣接エポキシ基と反応性の基を
    平均1個以上有する1種以上の化合物の濃度が、混合物
    (1)中の成分の合わせた重量を基準として5〜75重
    量パーセントであり; (d)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中の溶剤の濃度が、混合物(1)中
    の成分の合わせた重量を基準として5〜80重量パーセ
    ントであり;(e)混合物(2)が水酸化アルカリ金属
    もしくは水酸化アルカリ土類金属の有機もしくは水溶液
    であり及び水もしくは有機溶剤中の水酸化アルカリ金属
    もしくは水酸化アルカリ土類金属の濃度が混合物(2)
    中の成分の合わせた重量を基準として30〜60重量パ
    ーセントであり; (f)混合物(1)及び(2)を混合物(3)に同時に
    及び連続的に加え;及び (g)混合物(1)の添加が混合物(2)の添加の終了
    前に終了する、 請求項1記載の方法。 3、(a)エピハロヒドリン及び溶剤の最初の混合物(
    3)の濃度がエピハロヒドリンと溶剤の合わせた重量を
    基準として50〜90重量パーセントエピハロヒドリン
    であり; (b)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中のエピハロヒドリンの濃度が、混
    合物(1)中の成分の合わせた重量を基準として40〜
    90重量パーセントであり; (c)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中の隣接エポキシ基と反応性の基を
    平均1個以上有する1種以上の化合物の濃度が、混合物
    (1)中の成分の合わせた重量を基準として10〜40
    重量パーセントであり; (d)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中の溶剤の濃度が、混合物(1)中
    の成分の合わせた重量を基準として10〜50重量パー
    セントであり;(e)混合物(2)が水酸化アルカリ金
    属もしくは水酸化アルカリ土類金属の有機もしくは水溶
    液であり及び水もしくは有機溶剤中の水酸化アルカリ金
    属もしくは水酸化アルカリ土類金属の濃度が混合物(2
    )中の成分の合わせた重量を基準として35〜55重量
    パーセントであり; (f)混合物(1)及び(2)を混合物(3)に同時に
    及び連続的に加え;及び (g)混合物(1)の添加が混合物(2)の添加の終了
    前に終了する、 請求項1記載の方法。 4、(a)エピハロヒドリン及び溶剤の最初の混合物(
    3)の濃度がエピハロヒドリンと溶剤の合わせた重量を
    基準として60〜80重量パーセントエピハロヒドリン
    であり; (b)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中のエピハロヒドリンの濃度が、混
    合物(1)中の成分の合わせた重量を基準として50〜
    80重量パーセントであり; (c)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中の隣接エポキシ基と反応性の基を
    平均1個以上有する1種以上の化合物の濃度が、混合物
    (1)中の成分の合わせた重量を基準として10〜30
    重量パーセントであり; (d)エピハロヒドリン、隣接エポキシ基と反応性の基
    を平均1個以上有する1種以上の化合物及び1種以上の
    溶剤の混合物(1)中の溶剤の濃度が、混合物(1)中
    の成分の合わせた重量を基準として10〜40重量パー
    セントであり;(e)混合物(2)が水酸化アルカリ金
    属もしくは水酸化アルカリ土類金属の有機もしくは水溶
    液であり及び水もしくは有機溶剤中の水酸化アルカリ金
    属もしくは水酸化アルカリ土類金属の濃度が混合物(2
    )中の成分の合わせた重量を基準として40〜50重量
    パーセントであり; (f)混合物(1)及び(2)を混合物(3)に同時に
    及び連続的に加え;及び (g)混合物(1)の添加が混合物(2)の添加の終了
    前に終了する、 請求項1記載の方法。 5、(a)前記エピハロヒドリンが下式 I 、式 I ▲数
    式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素又は1〜4個の炭素原子を含むヒド
    ロカルビル基であり、X′はハロゲンである) で表わされる化合物であり; (b)隣接エポキシドと反応性の基を平均1個以上含む
    前記1種以上の化合物が下式II、III、IV、V、VI又は
    VII、 式II ▲数式、化学式、表等があります▼ 式III ▲数式、化学式、表等があります▼ 式IV ▲数式、化学式、表等があります▼ 式V ▲数式、化学式、表等があります▼ 式VI ▲数式、化学式、表等があります▼ 式VII ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、各Aは独立に、1〜20個の炭素原子を有す
    る二価炭化水素基、−S−、−S−S−、−O−、−S
    O−、−SO_2−、又は−CO−であり;各A′は独
    立に1〜20個の炭素原子を有する二価炭化水素基であ
    り;Qは1〜12個の炭素原子を有する三価脂肪族、環
    式脂肪族、又は芳香族炭化水素基であり、Q′は1〜1
    2個の炭素原子を有する三価脂肪族、環式脂肪族、又は
    芳香族炭化水素基であり;各Rは独立に水素又は1〜4
    個の炭素原子を有するアルキル基であり;各Xは1〜1
    2個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはヒドロ
    カルビルオキシ基、又はハロゲン原子であり;各Zは独
    立にヒドロキシル、アミノ又はカルボキシル基であり;
    mは1〜20の平均値を有し;各m′は1〜20の平均
    値を有し;nは0又は1の値を有し、n′は0〜15の
    平均値を有し;pは好適には1又は2の値を有する) で表わされる化合物であり; (c)前記水酸化アルカリ金属又は水酸化アルカリ土類
    金属が水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
    ウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグ
    ネシウム、又はそれらの組み合せであり、及び水溶液と
    して用い; (d)混合物(1)に用いられる溶剤が1−メトキシ−
    2−ヒドロキシプロパン、シクロヘキサノール、ジオキ
    サン、1,2−ジエトキシエタン、2−メトキシエチル
    エーテル、三級アミルアルコール、メチルエチルケトン
    、メチルイソブチルケトン、イソアミルアセテート、イ
    ソブチルアセテート、トルエン、ジメチルスルホキシド
    、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、又は
    それらの組み合せであり;及び (e)最初の混合物(3)に用いられる溶剤が、1−メ
    トキシ−2−ヒドロキシプロパン、シクロヘキサノール
    、ジオキサン、1,2−ジエトキシエタン、2−メトキ
    シエチルエーテル、三級アミルアルコール、メチルエチ
    ルケトン、メチルイソブチルケトン、イソアミルアセテ
    ート、イソブチルアセテート、トルエン、ジメチルスル
    ホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
    ド、又はそれらの組み合せである、請求項102、又は
    3いずれか記載の方法。 6、(a)前記エピハロヒドリンがエピクロロヒドリン
    、エピブロモヒドリン、エピヨードヒドリン、メチルエ
    ピクロロヒドリン、メチルエピブロモヒドリン、メチル
    エピヨードヒドリン、又はそれらの組み合せであり; (b)分子あたり隣接エポキシ基と反応性の基を平均1
    個以上含む前記化合物が、式III、IV、VまたはVI(式
    中、各A′は独立に1〜12個の炭素原子を有する二価
    炭化水素基であり;各Rは水素であり;mは1〜3の平
    均値を有し;m′は0〜10の平均値を有し;n′は0
    〜10の平均値を有する)で表わされる化合物又は化合
    物の混合物であり; (c)前記水酸化アルカリ金属又は水酸化アルカリ土類
    金属が水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
    ウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム、又はそれら
    の組み合せであり;(d)混合物(1)に用いられる溶
    剤が1−メトキシ−2−ヒドロキシプロパン、シクロヘ
    キサノール、ジオキサン、1,2−ジエトキシエタン、
    2−メトキシエチルエーテル、三級アミルアルコール、
    ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、又はそ
    れらの組み合せであり;及び(e)最初の混合物(3)
    に用いられる溶剤が、1−メトキシ−2−ヒドロキシプ
    ロパン、シクロヘキサノール、ジオキサン、1,2−ジ
    エトキシエタン、2−メトキシエチルエーテル、三級ア
    ミルアルコール、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセ
    トアミド、又はそれらの組み合せである、請求項5記載
    の方法。 7、(a)前記エピハロヒドリンがエピクロロヒドリン
    、エピブロモヒドリン、エピヨードヒドリン又はそれら
    の組み合せであり; (b)分子あたり隣接エポキシ基と反応性の基を平均1
    個以上含む前記化合物がビスフェノールA、ビスフェノ
    ールF、ビスフェノールK、ビスフェノールS、トリス
    −(フェノール)−メチン、フェノールホルムアルデヒ
    ドノボラック樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール樹
    脂、ジシクロペンタジエンクレゾール樹脂、又はそれら
    の組み合せであり; (c)前記水酸化アルカリ金属又は水酸化アルカリ土類
    金属が水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
    ウム又はそれらの組み合せである、請求項6記載の方法
    。 8、(a)前記エピハロヒドリンがエピクロロヒドリン
    であり; (b)分子あたり隣接エポキシ基と反応性の基を平均1
    個以上含む前記化合物がビスフェノールA、トリス−(
    フェノール)−メチン、フェノールホルムアルデヒドノ
    ボラック樹脂、クレゾールホルムアルデヒドノボラック
    樹脂又はそれらの組み合せであり; (c)前記水酸化アルカリ金属又は水酸化アルカリ土類
    金属が水酸化ナトリウムであり;(d)混合物(1)に
    用いられる溶剤が1−メトキシ−2−ヒドロキシプロパ
    ン、三級アミルアルコール、ジメチルスルホキシド又は
    それらの組み合せであり;及び (e)最初の混合物(3)に用いられる溶剤が1−メト
    キシ−2−ヒドロキシプロパン、三級アミルアルコール
    、ジメチルスルホキシド、又はそれらの組み合せである
    、請求項7記載の方法。
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