JPH0220245Y2 - - Google Patents

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JPH0220245Y2
JPH0220245Y2 JP1985079978U JP7997885U JPH0220245Y2 JP H0220245 Y2 JPH0220245 Y2 JP H0220245Y2 JP 1985079978 U JP1985079978 U JP 1985079978U JP 7997885 U JP7997885 U JP 7997885U JP H0220245 Y2 JPH0220245 Y2 JP H0220245Y2
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pavement thickness
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  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)
  • Road Repair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアスフアルトフイニツシヤ、モータグ
レーダ等の舗装厚さ、または土砂除去深さを検出
する検出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のアスフアルトフイニツシヤを第6図によ
り説明すると、1がホツパ、2がバーコンベア装
置、3がトラクタ、4がスクリユーコンベア、5
がスクリード装置、6がトラクタ3内のピボツト
点、7がサイドアーム、8がシツクネスハンド
ル、Nが路盤、Mが舗装体で、ホツパ1に供給さ
れたアスフアルト合材は、バーコンベア装置2に
より、トラクタ3の後方へ運搬され、さらにスク
リユーコンベア装置4によりスクリード装置5の
前面に拡散分布され、トラクタ3が前進するに伴
いスクリード装置5により所要の厚さTを有する
舗装体Mに成形される。この舗装体の成形方法と
して通常フローテイングスクリードなる方法が採
用されている。これは、トラクタ3内のピボツト
点6で上下方向への回転を可能に支持されたサイ
ドアーム7により推進されるスクリード装置5が
作業角αのとき、スクリード自重、合材抵抗、及
び牽引力により平衡状態を保つて所要の厚さTの
平坦な表面を有した舗装体Mを成形するものであ
る。これらの作業角α、スクリード自重、合材抵
抗、牽引力の4要因の1つでも変化を受けると、
スクリード装置5の平衡状態はくずれ、舗装厚さ
Tは増減し、舗装体表面の平坦性が悪化する。一
旦平衡状態がくずれたあとの舗装厚さの修正ある
いは施工途中に於ける設定舗装厚さの変更等に伴
う舗装厚さのコントロールは、通常シツクネスハ
ンドル8を回転させて、作業角αを変化させるこ
とにより行なつている。
上記作業を改善した自動的なレベリング制御シ
ステムが採用されているが、このシステムは、シ
ツクネスハンドル8の代りにピボツト点を上下さ
せることにより、作業角αを変えることで、舗装
厚さTをコントロールするもので、このシステム
の概略図及びブロツク線図を第7〜8図に示し
た。フイニツシヤの走行する凹凸の路盤Nとは別
の理想基準線9をたとえばワイヤ、パイプ等で設
定し、サイドアーム上に設置した回転式グレード
センサ10によりスクリードと基準線9との偏差
を検出する。グレードセンサー10はアームを有
し、それによつて基準線9に対しスクリードの上
下した量を回転角に変換し、その回転角に応じて
電気的な制御信号11を出力する機能を有してい
る。この制御信号11はバルブ12へ送られて、
レベリングシリンダ13を作動させる。このこと
は、ピボツト点6を上下動し、サイドアーム7を
介してスクリード装置5の作業角αを変化させる
ことであり、舗装厚さTを修正することになる。
一方、横方向の勾配は、スロープセンサ15によ
り設定勾配との偏差を検出し、これを電気的な出
力信号に変換し、バルブ12レベリングシリンダ
13を作動させることにより、設定勾配に制御さ
れる。この一連の動作は、グレードセンサ10ス
ロープセンサ15の感知量が基準線9あるいは設
定勾配に一致するまで続けられ、常に基準線9に
平行で、設定横断勾配に平行な舗装体が得られ
る。
また液面レベル計の変化を直接センサーで検出
した信号を多くの変換手段を経て制御信号として
舗装厚さを制御する液レベル方式のアスフアルト
フイニツシヤの舗装厚さ制御装置が既に提案され
ている。(必要ならば、実願昭58−132914号明細
書を参照されたい)第9〜10図により同提案を
説明すると、Aが路盤凹凸平準化装置、Bが舗装
厚さ計測装置、Cが舗装厚さ表示機器、Dが舗装
厚さ設定機器、Eが出力制御装置、12がバル
ブ、13がレベリングシリンダー、5がスクリー
ド装置、Mが舗装体、14が外乱で、12,1
3,5,M,14は、通常の自動レベリングコン
トロール装置と同じ構成である。また路盤凹凸平
準化装置Aには、パイプなどによるロングスキー
を用い、トラクタとともに推進する構造とする。
舗装厚さ計測装置Bは、路面凹凸平準化装置Aと
舗装面基準装置16とレベル計測装置17とから
なる。同舗装面基準装置16は、舗装面係合シユ
ー18,19とそれぞれに係合するビーム20と
により構成されて、同ビーム20は、スクリード
装置側ブラケツト21とリンク22とに枢着、係
合されることにより、スクリード装置5とともに
推進させられる。またレベル計測装置17は、液
面レベル変動を計測するセンサを内蔵する液体タ
ンクユニツト23,24とそれらを連絡するパイ
プあるいはホース25と計測媒体として適当な液
体とよりなり、原理的には液体マノメータを構成
している。また舗装厚さ表示機器C舗装厚さ設定
機器D出力制御装置Eは、運転席Gの可視および
操作可能な位置に設置されたコントロールパネル
Fに集約されている。横断勾配の制御には、従来
の自動レベリングコントロールと同様にスロプセ
ンサーを用いるか、舗装幅の両側にレベル計測装
置17を2組用いている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第6図に示すアスフアルトフイニツシヤで
は、専従の経験豊富な熟練作業員が必要であり、
スクリード装置5の後端のステツプ上で棒状ゲー
ジを舗装体Mに貫入し、その貫入量の目視により
厚さを計測チエツクし、前方の路盤の凹凸変化を
も予測しつつ舗装厚さの修正操作を行なつてい
る。このように舗装体の平坦性と舗装厚さ精度と
を同時に管理するのは繁雑である。また屋外の悪
環境下であるため、作業者の疲労が著しくて、舗
装面仕上り精度に悪影響を及ぼす。また悪環境下
の作業であるため、熟練者が得がたく、労賃も高
価である。
また第7〜8図に示すレベリング制御システム
には次の問題があつた。即ち、()設定された
基準線と横断勾配よりなる基準面に平行な舗装面
を形成しようとするシステムであり、舗装厚さを
計測、制御する機能をもつていない。()設定
基準面と路盤凹凸差から出る舗装厚さの変化はゲ
ージ貫入量により目視計測する方法が取られ、厚
さ変化のチエツクと修正操作とを常時行う専従作
業員が必要になる。()目視計測及び修正厚さ
精度が、専従作業員の熟練度に左右されるため、
舗装作業の精度向上及び省力化に限界があつた。
また第9〜10図に示すアスフアルトフイニツ
シヤの舗装厚さ制御装置では、液面レベル計の液
面をセンサー等で直接検出し、その検出信号が多
くの変換手段を経て制御装置に伝達されるため、
誤差が生じ易く、構成が複雑で、コストアツプに
なるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので、舗装
厚さを計測する有色あるいは着色液体を使用した
3組の液面レベル計と、同液面レベル計の液面変
化を読み取る為の屋外使用可能なラインカメラと
同ラインカメラからの入力信号を処理して舗装厚
さを一定にする信号を出力する信号処理装置とを
具えていることを特徴としたアスフアルトフイニ
ツシヤの舗装厚さ検出装置に係り、その目的とす
る処は、構成が簡易で製作コストを低減できる。
また検出誤差を少くできるアスフアルトフイニツ
シヤの舗装厚さ検出装置を供する点にある。
(実施例) 次に本考案のアスフアルトフイニツシヤの舗装
厚さ検出装置を第1〜5図に示す一実施例により
説明すると、橇31がトラクタ3の前側方にリン
ク32を介し取付けられて、トラクタ3と共に推
進されるようになつており、、橇33がスクリー
ド装置5の後側方にリンク34を介し取付けられ
て、トラクタ3と共に牽引されるようになつてい
る。レベル計測装置17′の基準液面レベル計3
6が橇33上に固され、橇31に固定された液面
レベル計39,40がフレキシブルパイプ37を
介してパイプ38により連結されている。レベル
計測装置17′は液面レベル計39,40が間隔
L1をもつて垂直に設けられ、前記の基準液面レ
ベル計36と同液面レベル計39,40との下端
がパイプ41,38フレキシブルパイプ37を介
して連通していて、液面レベル計39と基準液面
レベル計36の間隔はL2である。42,43が
屋外使用可能な耐水、耐振構造を有するラインカ
メラである。またラインカメラ42,43から入
力する信号を処理する信号処理装置46が設けら
れている。また同様に基準液面レベル計36に
も、ラインカメラ48が設けられ、ラインカメラ
48からの信号が信号処理装置46へ入力するよ
うになつている。また液体は有色液体や着色液体
等により光をしや断するものを使用する。ライン
カメラの感度により太陽光では計測不可能な場合
には第1図、第2図の構造とする。ケース35が
橇31上固定される。ケース35内には前記の液
面レベル計39,40、ラインカメラ42,4
3、信号処理装置46が設けられ、さらに液面レ
ベル計39,40に沿つてラインカメラ42,4
3の反対側に照明灯41,45が設けられる。ス
クリード装置側の液面レベル計36にも同様にケ
ース49、照明灯36が設けられる。
(作用) 次に本考案のアスフアルトフイニツシヤの舗装
厚さ検出装置の作用を説明する。
レベル計測装置17′について説明すると、路
盤Nに傾斜がない場合、基準液面レベル計36の
液面高さ10と液面レベル計39,40の液面高
2030の関係は10+T=2030であ
る。路盤Nが傾斜角θを有する場合、基準液面レ
ベル計36の液面高さ11、液面レベル計39,
40の液面高さ2131とすると、tanθ=
2131/L1であり、x=(L1+L2)・tanθとする と、x=11+T−31である。
ラインカメラ42,43,48が照明灯44,
45,47により照明された液面レベル計39,
40及基準液面レベル計36の液面変動を検出し
て、これに応じた信号を信号処理装置46に出力
する。
信号処理装置46には、角度補正器が内蔵され
ていて、同角度補正器が傾斜角θの入力信号によ
り、前記(x)を演算して、同(x)と前記(
11+T−31)との差を検出し、レベリングシリ
ンダ13の制御装置(図示せず)に差信号を送
る。同制御装置が差信号の入力により、レベリン
グシリンダ13の長さを制御し、サイドアーム7
の角度を変動させて、スクリード装置5と舗装体
Mとの作用角αにより生ずるスクリード装置5に
対する揚力とスクリード装置5の重さとが釣り合
い、舗装体Mの厚さTが保持される。また舗装作
業中、何等かの原因で、舗装体Mの厚さTが変化
しようとする場合も、(x)と(11+T−31
との差を検出する。この差信号により、前記同様
の作用が行なわれる。
なお、横断勾配の制御には、前記のレベル計測
装置17′を舗装幅の両側に夫々1組づつ用いる。
(考案の効果) このように本考案によるときは舗装厚さを計測
する有色あるいは着色液体を使用した3組の液面
レベル計と、同液面レベル計の液面変化を読み取
る為の屋外使用可能なラインカメラと、同ライン
カメラからの入力信号を処理して舗装厚さを一定
にする信号を出力する信号処理装置とを具えてい
るので、3組の液面レベル計はその内2組を別々
に組合せて液面変化を読みとることにより路面勾
配補正を行うことができるため正確に検出するこ
とができ、而も液面レベル計は光を遮断する着色
液体として、これをラインカメラで読み取るよう
にしたから読み取りが迅速に且つ正確に行われ、
その信号を入力処理して舗装厚さを一定にする信
号を出力する信号処理装置を具えているので構成
が簡易で製作コストを低減できる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアスフアトフイニツシヤの舗
装厚さ検出装置の一実施例を示す側面図、第2図
は前記装置のレベル計測装置の説明図、第3図は
レベル計測装置の平坦路盤上の状態を示す説明
図、第4図はレベル計測装置の傾斜路盤上の状態
を示す説明図、第5図は信号処理装置の系統図、
第6図は従来のアスフアルトフイニツシヤを示す
側面図、第7図は従来の舗装厚さ制御装置を示す
斜視図、第8図はその系統図、第9図は従来の他
のアスフアルトフイニツシヤの舗装厚さ制御装置
の系統図、第10図はその具体例の側面図であ
る。 5……スクリード装置、7……サイドアーム、
13……レベリングシリンダ、46……信号処理
装置、T……舗装厚さ、α……作業角、θ……傾
斜角、36,39,40……液面レベル計、4
2,43,48……ラインカメラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 舗装厚さを計測する有色あるいは着色液体を
    使用した3組の液面レベル計と、同液面レベル
    計の液面変化を読み取る為の屋外使用可能なラ
    インカメラと同ラインカメラからの入力信号を
    処理して舗装厚さを一定にする信号を出力する
    信号処理装置とを具えていることを特徴とした
    アスフアルトフイニツシヤの舗装厚さ検出装
    置。 2 請求項1記載の液面レベル計とラインカメラ
    とを収納するケースを有することを特徴とした
    アスフアルトフイニツシヤの舗装厚さ検出装
    置。
JP1985079978U 1985-05-30 1985-05-30 Expired JPH0220245Y2 (ja)

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JPS61198304U JPS61198304U (ja) 1986-12-11
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018705A (ja) * 1983-07-12 1985-01-30 Ando Electric Co Ltd 穴位置と穴径の測定装置
JPS6040507B2 (ja) * 1978-07-08 1985-09-11 テルマク・アンラ−ゲンバウ・アクチエンゲゼルシャフト 誘電性の被加工材料上に金属層或いは合金層を積層させる方法およびこの方法を実施するための装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040507U (ja) * 1983-08-30 1985-03-22 新キャタピラ−三菱株式会社 アスフアルトフイニツシヤの舗装厚さ制御装置

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JPS61198304U (ja) 1986-12-11

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