JPH02202453A - 回復方法 - Google Patents

回復方法

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JPH02202453A
JPH02202453A JP2208789A JP2208789A JPH02202453A JP H02202453 A JPH02202453 A JP H02202453A JP 2208789 A JP2208789 A JP 2208789A JP 2208789 A JP2208789 A JP 2208789A JP H02202453 A JPH02202453 A JP H02202453A
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寺沢 弘治
Hideo Fukazawa
秀夫 深澤
Tetsuhiro Nitta
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー印字用など、キャリッジに複数の記録ヘ
ッドを搭載したインクジェット記録装置における記録ヘ
ッドのインク吐出口面のクリーニング方法に関する。
〔従来の技術〕
インクジェット記録装置は、記録ヘッドにインク(記録
液)を供給し、該記録ヘッドに設けたピエゾ素子や電気
熱変換体等のインク滴吐出手段を画像データに基づいて
駆動することにより、用紙等の記録媒体に付着インクの
ドツトパターンから成る画像を形成していくように構成
されている。
カラー印字の場合は例えばイエロー、マゼンタ、シアン
およびブラック等のインク色に対応して複数の記録ヘッ
ドが使用され、走査型式の記録装置においては、これら
の記録ヘッドは記録媒体に沿って所定の方向に往復動す
るキャリッジ上に搭載される。
なお、同一色相で濃度が異なる複数のインクで記録する
場合があるが、本願における複数色の記録ヘッドはこの
ような濃淡が異なるインクを使用する場合も含むものと
する。
各記録ヘッドの吐出口の配された面(吐出口面)には複
数のインク吐出口(オリフィス)が設けられている。
このようなインクジェット記録装置にあっては、記録ヘ
ッドの吐出口面に紙くず、はこり、インク水分(水滴)
などが付着すると、これがインク吐出動作に影響を及ぼ
し、目詰まりや吐出のよれ等のインク吐出不良を起こす
ことがある。
特に、インクの記録媒体への定着を促す定着用ヒーター
を用いる場合には、前記吐出口面にインク水分等からの
水蒸気によって露結し、これによってインク吐出口が塞
がれたり吐出方向にズレが生じたりして画像品位が低下
することがある。
このため、記録ヘッドの吐出口近傍(吐出口を含む)の
吐出口面はクリーニングすることによって常に清浄に保
つ構成が提案されている。
インクジェット記録ヘッドのクリーニング方法として、
可撓性のブレード(板状部材)で吐出口面をワイピング
(拭き払い)し、その後でインク滴吐出手段を駆動して
インク吐出口からインクを吐出(予備吐出)させる技術
が例えば特開昭61−230950号に開示されている
ところで、従来のクリーニング方法では、非記録位置に
おいてキャリッジを動かしながら複数の記録ヘッドの吐
出口面を順次または同時にワイピングした後、さらにキ
ャリッジを動かして全ての記録ヘッドがそれぞれ対応す
るキャップと対向する位置(通常ホームポジション)ま
で移動させ、その状態で全ての記録ヘッドを同時に駆動
してインクをキャップ内へ吐出する予備吐出を実行して
いた。
〔発明が解決しようとする技術課題〕
しかし、従来のインク吐出口のクリーニング方法では、
吐出口面をワイピングした後各記録ヘッドで行う予備吐
出におけるインク吐出量あるいはインク吐出回数が少な
いと、インク色(例えばイエローなどの淡く鮮やかな色
)によっては、ワイピング時にブレードから吐出口近傍
へ移された増粘インクや異なった色のインク(例え微量
であっても)が吐出口内へ浸入し拡散して、増粘インク
による吐出不良やインクの混色による画像品位の低下な
どの原因になっていた。
これを防止するために予備吐出の回数を増やすと、時間
が増えたり無駄なインク消費量が増大するなどの問題が
生じることがあった。
上記従来技術に迄み、本発明者らは、数多くの実験をく
り返し行なった結果、黒色インクなど比較的混色が目立
たないインクについては、上記のような混色による悪k
Wはほとんどないということが判明した。
本発明はインクの無駄な消費を最小限に抑えることがで
きるとともに、インクの混色等による画像品位低下をな
くしうるインクジェット記録ヘッドのクリーニング方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、記録媒体の記録面に沿った所定の方向に往復
動するキャリッジに同じインクを吐出する吐出口群を複
数配設したインクジェット記録装置のインク吐出口のク
リーニング方法において、各吐出口群の吐出口近傍を清
掃した後に該吐出口群からこれに対向するキャップ内へ
予備吐出するに際し、各記録ヘッドごとに予備吐出回数
を個別に制御することにより、クリーニング時間を短縮
し、複数色の記録ヘッドを同一清掃手段で清掃する時の
異なった色のインクの混色の問題などを解消して画像品
位を維持しうるインク吐出口のクリーニング方法を提供
するものである。
また、別の本発明は、記録媒体の記録面に沿った所定の
方向に往復動するキャリフジに同じインクを吐出する吐
出口群を複数配設したインクジェット記録装置において
、吐出口近傍を清掃する清掃手段と、各吐出口群の吐出
口近傍を清掃した後に該吐出口群からこれに対向するキ
ャンプ内へ予備吐出する予備吐出手段と、予備吐出する
に際し各記録ヘッドごとに予備吐出回数を個別に制御す
る制御手段とを有する構成により、複数色の記録ヘッド
を同一清掃手段で清掃する場合の混色の問題を解決でき
、かつクリーニング時間を短縮しうる記録ヘッドクリー
ニング装置を備えたインクジェット記録装置を提供する
ものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明による記録ヘッドのクリーニング方法を
実施するのに好適なインクジェット記録装置の模式的斜
視図であり、第2図は第1図の要部を示す正面図であり
、第3図は第2図の平面図である。
第1図〜第3図において、4個の記録ヘッドIA、IB
、IC1IDから成る記録ヘッド集合体1は、ガイド軸
7に沿って印字桁方向に往復動するキャリッジ2上に搭
載されている。
記録ヘッドとしては、熱エネルギーを利用してインクを
吐出させる方法を採用したヘッドを用いることが好まし
り、熱エネルギー発生体として電気熱変換体が各吐出口
に対応して設けられている。
記録ヘッドIA〜IDの移動範囲内の対向位置には、右
から、プラテン5にバンクアップされた用紙等の記録媒
体6、各記録へラドIA〜IDの吐出口面を拭き払うた
めのワイピング手段4、各記録ヘッドIA〜IDの吐出
口面を覆い密閉するためのキャップ3A、3B、3C,
3Dから成るキャッピング手段3が配置されている。
前記ワイピング手段4は、ソレノイド11 (第1図)
等で前進後退駆動される可撓性のブレード(例えばシリ
コーンゴム製の板状のもの)4Aで構成されている。
前記キャッピング手段3はソレノイド12(第1図)等
で前進後退駆動され、前記記録ヘッドIA〜IDが丁度
対向する位置に来たとき前進駆動されて対応するキャン
プ3八〜3Dが各ヘッドlA〜IDの吐出口面に密着し
密閉しうるように構成されている。
また、各キャップ3八〜3Dの内部はそれぞれ吸引ポン
プ8に接続されており、いずれのキャフブ内に溜まった
インクでも吸引して排出しろるように構成されている。
また、キャップごとに吸引可能にした構成であってもよ
い。
第1図において、前記キャリッジ2はキャリッジ駆動モ
ータ13によりタイミングベルト14を介して駆動され
、該キャリッジ2には各記録ヘッドIA〜IDを駆動す
るためのフレキシブルケーブル15および各記録ヘッド
IA〜IDにインク(記録液)を送給するためのインク
供給管16が伸縮自在な状態で接続されている。
前記プラテン5の上方、すなわち記録媒体6の印字直後
の搬送経路部分には該記録媒体6上の付着インク(画像
構成インク)の定着を促進させるための定着ヒーター1
7が配置されている。
18はタイマー内蔵の制御手段を示す。
該制御手段18は、各種センサー19からの検知信号を
入力するとともに各種の内部設定量と検知信号を比較し
、それらの演算処理結果に基づいて記録装置の各種動作
部を所定のプログラムに倣って制御するように構成され
ている。
前記各種センサー19としては、例えば、ヘッドIA〜
IDの温度や周囲温度のセンサー、インク残量センサー
、記録媒体の有無および位置を検知するセンサー、キャ
リッジの位置を検知するセンサーなどがある。
また、前記各種動作部としては、第1図にも示すように
、キャリッジffjlモータ13、キャップ内部のイン
クを排出する吸引ポンプ8、ワイピング動作用のソレノ
イド11、キャンピング動作用のソレノイド12、各記
録ヘッドIA〜IDのインク吐出駆動部、定着ヒーター
17、紙送りモータ(不図示)などがある。
ワイピング動作に際しては、一定の印字動作を終了した
後、ソレノイド11を駆動してブレード4Aを第3図中
に鎖線で示すように前進させ、その状態でキャリッジ2
を左向きに移動させる。
このキャリッジ2の移動により、記録ヘッドIA〜ID
の吐出口面をブレード4Aでワイピングすることができ
る。
この場合、前記ブレード4A(ワイピング手段4)は専
用のソレノイド11により自由に前進後。
退させることができるので、4個の記録ヘッドIA〜I
Dのワイピングは、必ずしも全てのヘッドIA〜IDに
対して同じように行う必要はなく、ワイピングを特徴と
する特定色のヘッドに対してのみ行うように自由に制御
することができる。また、ワイピングの回数もキャリッ
ジ2の往復動を制御するだけで自由に制御することもで
きる。
例えば、一定期間の連続印字中での印字デユーティがが
大きいヘッドに対しては必要回数のワイピングを行い、
印字デユーティが小さいヘッドに対してはワイピングを
省略するかあるいは最小回数のワイピングを行うように
制御することもできる。
各記録ヘッドIA〜IDは、上記ワイピング動作を終了
した後、前記キャッピング手段3のキャップ3A〜3D
のうち所定のキャンプの前に来た時予備吐出駆動され、
該所定のキャップ内にインクを排出するよう制御されて
いる。
この各記録ヘッドIA〜IDの予備吐出は、それぞれ個
別に制御できるので、同時に吐出させたり、さらには各
記録ヘッドIA〜IDが特定のキャップ(例えば黒色の
キャップ3D)の前に来た時該特定のキャップ内へのみ
吐出するなど、種々の態様で制御することができる。
また、各記録ヘッドIA〜IDの予備吐出の回数もヘッ
ド(インク色)ごとに個別に設定し制御することができ
る。淡い色のイエローは多い目に、黒は極力少な目にす
るような制御を行なう。
予備吐出時に各キャップ3A〜3D内へ吐出されたイン
クは、吸引ポンプ8を動作させることにより排出される
以上説明したワイピングおよび予備吐出から成るクリー
ニング動作は、第1図中のタイマー内蔵の制御手段18
によって、キャリッジ駆動モータ13、ブレード4A用
のソレノイド11、吸引ポンプ8等の動作を制御するこ
とによって実行される。
以上の駆動動作が終了すると、キャリッジ2を右方へ移
動させて(この時、ブレード4Aは退避している)記録
ヘッドIA〜IDをプラテン5側へ復帰させ、次の印字
動作に入る。
なお、前記ワイピング手段4およびキャッピング手段3
の前進後退は、図示のソレノイド11.12の他に、例
えばカム動作等によっても容易に制御することができる
以上の構成により、本発明によるインク吐出口のクリー
ニング方法、すなわち、記録媒体の記録面に沿った所定
の方向に往復動するキャリッジに同じインクを吐出する
吐出口群を複数配設したインクジェット記録装置のイン
ク吐出口のクリーニング方法において、各吐出口群の吐
出口近傍を清掃した後に該吐出口群からこれに対向する
キャンプ内へ予備吐出するに際し、各記録ヘッドごとに
予備吐出回数を個別に制御することを特徴とするインク
吐出口クリーニング方法が実施される。
また、別の本発明による上記インク吐出口のクリーニン
グ方法を用いたインクシエンド記録装置、すなわち、記
録媒体の記録面に沿った所定の方向に往復動するキャリ
ッジに同じインクを吐出する吐出口群を複数配設したイ
ンクジェット記録装置において、吐出口近傍を清掃する
清掃手段と、各吐出口群の吐出口近傍を清掃した後に該
吐出口群からこれに対向するキャップ内へ予備吐出する
予備吐出手段と、予備吐出するに際し各記録ヘッドごと
に予備吐出回数を個別に制御する制御手段とを有する構
成のインクジェット記録装置も実施されている。
第4図は本発明によるインクジェット記録ヘッドのクリ
ーニング方法を実施するのに好適な制御系のブロック図
である。
第4図において、タイマー内蔵の制御手段18は、中央
演算処理部CP Uの他に印字ドツト数、印字密度およ
び印字行数などの印字条件を算出する管理部を備えてお
り、さらに、温度センサー21および湿度センサー22
から周囲またはヘッドの温度および周囲湿度の外部条件
を入力するように構成されている。
前記制御手段18は、印字条件、外部条件あるいは各種
信号に基づいて、ドライバー23を介して、キャリッジ
駆動モータ13、ブレード駆動源11、吸引ポンプ8、
各記録ヘッドIA〜IDの吐出手段などを制御する。
第5図は本発明によるインクジェット記録ヘッドのクリ
ーニング方法を実施する時のフローチャートであり、本
発明の特徴を最もよく表わしている。
第5図において、ステップS1で連続印字を行っている
間に、ステップS2で例えば所定の時間間隔に基づき制
御手段よりワイピング指令が発せられるとステップS3
で各記録へノドIA〜IDのワイピング動作を行う。
このワイピング動作は、ブレード4Aを前進させた状態
でキャリッジ2を第3図中左方へ移動させ、全ての記録
ヘッドIA〜IDの吐出口面を順次ワイピングするとい
う最も単純な方法で実施することもできるが、後述する
ように、記録ヘッドごとに適宜選択したり、記録ヘッド
ごとにワイピング回数を変えたり、あるいはこれらを組
合わせて行うなど、必要に応じて各種の制御態様で実施
することが好ましい。
次いで、ステップS4でキャリッジ2を動かして各記録
ヘッドIA〜IDが各キャップIA〜IDに対向する位
置まで移動させる。
キャッピング手段3と対向する位置において、ステップ
S5で、各記録ヘッドIA〜IDを駆動して該記録ヘッ
ドからこれに対向するキャップ内へインクを電気熱交換
体を駆動して予備吐出させる。
この場合、各記録ヘッドIA〜IDの予備吐出の回数は
ヘッドごとに個別に制御される。上記ワイピング時には
ブレードで吐出口周辺を拭き払うので、特に1枚のブレ
ード4Aで各ヘッドのワイピングを行うと、吐出口周辺
に異なる色のインクあるいは増粘インクが付着してイン
クの混色が生じ、画像品位が低下することがある。
このインク混色はワイピング直後に上記予備吐出を行な
えば解消することができる。
また、インク混色の影響は黒色やマゼンタなどの濃い色
のインクよりはイエローなどの淡い色のインクの方が大
きく、したがって、混色による画像品位低下を解消する
ためには、イエローなどの淡い色のヘッドはど予備吐出
回数を増やすことが要求される。
このため、ステップS5における相対的な予備吐出回数
は各インク色ごとに個別に制御され、イエローでn1回
、マゼンダでn2回、シアンでn3回、ブラックで04
回の予備吐出が行われ、好ましくはn4のみ少な(、よ
り好ましくはnl>n 3 >n 2 >n 4である
ことが望ましい。
本実施態様における吐出回数は、n1=5、n2=2、
n3=3、n4−1に制御した。
以上の予備吐出が終了するとステップS6でブレード4
Aを後退させ、ステップS7でキャリッジ2を右方へ動
かして各記録ヘッドIA〜IDをプラテン5側へ復帰さ
せ、印字を再開する。
以上詳述したシーケンスに基づくクリーニング動作は、
複数ヘッドを用いたインクジェット記録装置においては
、特に効率よく行なえるものである。
第6図は本発明によるクリーニング方法で実施するのに
好適なワイピング動作の一態様を例示する模式的平面図
である。
第6図においては、ブレード4Aと記録ヘッドIA〜I
Dの相対的位置関係を示し、キャリッジ2の動きに伴っ
て記録ヘッドIA〜IDの動きに替えてブレード4Aが
左右に動くように図示されている。
また、第6図はブレード4Aが待機状態Iにある時ワイ
ピング指令によって記録へ・ノドIBおよびIDのみを
選択してワイピングし、残りのヘッドIA、ICのワイ
ピングを省く場合を示す。
第6図において、上記ワイピング指令があるとまずキャ
リッジ2が図中左方へ動き、ヘッドIBの左端がブレー
ド4Aの前方に来るまで移動する。
次いでブレード4Aが■から■へ前進し、そこからキャ
リッジ2が1色分(略ヘッドIBの巾)さらに左方へ移
動し、ブレード4Aは■から■ヘワイピング動作をする
ヘッドIBのワイピングが終わると、プレード4Aは■
から■へ後退する。
次いで、キャリッジ2を略1色分(略ヘッドICO巾)
左方へ動かしてヘッドIDの左端がブレード4Aの前方
へ来るまで、すなわちブレード4Aが■から■へ来るま
で移動させる。
そこでブレード4Aを■から■へ前進させる。
次いで、キャリッジ2をさらに左方へ動かしてヘッドI
Dをブレード4Aでワイピングする。この時ブレード4
Aは■から■へ移動する。
次いで、ブレード4Aを■から■へ後退させる。
なお、第6図では、ブレード4Aの[1’/、■、■の
位置は、実際の記録装置での後退時の同一位置を示す。
第7図は本発明のクリーニング方法を実施する際のワイ
ピングおよび予備吐出の一動作態様を例示する模式的平
面図である。
第7図においては、キャリッジ2を左方へ移動させなが
ら該キャリフジ2上の複数のヘッドIA〜lDをブレー
ド4A″′?:順次ワイピングするに際し、ワイピング
を終えたヘッドが隣接するキャップ3A〜3Dのうちの
右側のもの3Dから順に通過するのを利用し、各ヘッド
IA〜IDが対応する(同色の)キャップ3A〜3Dに
対向する前に、最も右側のキャップ3D内のみへ次々に
予備吐出するように構成されている。したがって、これ
ら吐出回復にかかる時間が短縮される。
この場合の各インク色の予備吐出の回数も、前述の場合
と同様に、各記録ヘッドIA〜IDごとに個別に制御す
ることができる。
キャップ3D内に吐出されたインクは吸引ポンプ8によ
って排出される。単独に吸引排出することも可能である
以上の構成によれば、各ヘッドIA〜IDともワイピン
グした後、はとんど時間をおかずに、直ちに予備吐出さ
せることができ、したがって、各ヘッドのインク吐出口
内でのインクの混色の程度を軽減することができる。
また、予備吐出を受けるキャップ3Dを黒インク用のキ
ャップにすれば、黒インク用のキャンプ内に全ての色を
予備吐出することになり、見かけ上キャップ3D内の色
が異なった色に変化することはない。
第8図は本発明のクリーニング方法において採用できる
ワイピング手段のさらに他の態様を例示する模式的平面
図である。
第8図において、各記録ヘッドIA〜IDのそれぞれに
対応して複数のブレード4AA、4AB。
4AC14ΔDが設けられている。
各ブレード4AA〜4ADはガイド部4Bにスライド可
能に支持された各スライド4Cの先端に取付けられてお
り、各スライド4Cを偏心カム軸4Dの動きで個別に駆
動することにより、各ブレード4AA〜4ΔDが所定の
タイミングで個別に前進後退するように構成されている
なお、偏心カム軸4Dの代わりに、各ブレード4Aごと
に複数(4個)のソレノイド11等の駆動源を設け、各
ヘッドIA〜IDを個別にかつ選択的にワイピングする
ように構成することもできる。
以上本発明によるインクジェットヘッドのクリーニング
方法の実施態様を説明したが、このクリーニング動作は
印字中の一定行数ごとに行ったり、特定のヘッドの吐出
デユーティが基準値を越えた場合に行うなど、制御部内
で管理できる条件に基づいて制御する他、周囲の温度や
湿度あるいはヘッド温度などの外部条件に基づいて制御
するなど、種々の設定条件に基づいて制御することがで
きる。
また、上記クリーニング動作は、印字中所定のタイミン
グごとに行う他、吐出回復操作の前操作または最後に行
うなど、適宜実行することもできる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、記録
媒体の記録面に沿った所定の方向に往復動するキャリッ
ジに同じインクを吐出する吐出口群を複数配設したイン
クジェット記録装置のインク吐出口のクリーニング方法
において、各吐出口群の吐出口近傍を清掃した後に該吐
出口群からこれに対向するキャップ内へ予備吐出するに
際し、各記録へンドごとに予備吐出回数を個別に制御す
る方法を採るので、複数色の記録ヘッドをクリーニング
するに際し、インクの無駄な消費を最小限に抑えるとと
もに、クリーニング時間を短縮することができ、しかも
、吐出口でのインク混色の影響をなくして画像品位を維
持しうるインク吐出口のクリーニング方法が得られる。
別の本発明によれば、記録媒体の記録面に沿った所定の
方向に往復動するキャリッジに同じインクを吐出する吐
出口群を複数配設したインクジェット記録装置において
、吐出口近傍を清掃する清掃手段と、各吐出口群の吐出
口近傍を清掃した後に該吐出口群からこれに対向するキ
ャップ内へ予備吐出する予備吐出手段と、予備吐出する
に際し各記録ヘッドごとに予備吐出回数を個別に制御す
る制御手段とを有する構成にしたので、複数色の記録ヘ
ッドをクリーニングするに際し、インクの無駄な消費を
抑えるとともに、クリーニング時間を短縮でき、しかも
吐出口でのインク混色の影響をなくして画像品位を維持
しろるインク吐出口のクリーニング手段を備えたインク
ジェット記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインク吐出口のクリーニング方法
を実施するのに好適なインクジェット記録装置の模式的
斜視図、第2図は第1図の要部を示す正面図、第3図は
第2図の平面図、第4図は本発明によるインク吐出口の
クリーニング方法を実施するのに好適な制御系のブロッ
ク図、第5図は本発明によるインク吐出口のクリーニン
グ方法を実施する場合のフローチャート、第6図は第5
図中のクリーニング動作の一態様を示す模式的平面図、
第7図は第6図中のクリーニング動作および予備吐出の
別の態様を示す模式的平面図、第8図は第6図中のクリ
ーニング動作のさらに別の態様を示す模式的平面図であ
る。 IA、IB、IC,ID、−・・−・・・・記録ヘッド
、2・−キャリッジ、3−−−−−・・・〜・キャンピ
ング手段、3A、3B、3C,3D・−一−−−・・・
・・キャップ、4・・・−・・−・−清掃手段(ワイピ
ング手段)、4A−・−・−・−・−・ブレード、6−
・−・・−・・−記録媒体、8−・−・−吸引ポンプ、
11−−−−−−−−・−ワイピング手段駆動源、18
制 弾手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体の記録面に沿った所定の方向に往復動す
    るキャリッジに同じインクを吐出する吐出口群を複数配
    設したインクジェット記録装置のインク吐出口のクリー
    ニング方法において、各吐出口群の吐出口近傍を清掃し
    た後に該吐出口群からこれに対向するキャップ内へ予備
    吐出するに際し、各記録ヘッドごとに予備吐出回数を個
    別に制御することを特徴とするインク吐出口のクリーニ
    ング方法。
  2. (2)記録媒体の記録面に沿った所定の方向に往復動す
    るキャリッジに同じインクを吐出する吐出口群を複数配
    設したインクジェット記録装置において、吐出口近傍を
    清掃する清掃手段と、各吐出口群の吐出口近傍を清掃し
    た後に該吐出口群からこれに対向するキャップ内へ予備
    吐出する予備吐出手段と、予備吐出するに際し各記録ヘ
    ッドごとに予備吐出回数を個別に制御する制御手段とを
    有することを特徴とするインクジェット記録装置。
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Cited By (8)

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