JPH02202166A

JPH02202166A - 画像露光装置

Info

Publication number: JPH02202166A
Application number: JP1019548A
Authority: JP
Inventors: Naoki Asano; 直樹浅野
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-01-31
Filing date: 1989-01-31
Publication date: 1990-08-10
Anticipated expiration: 2011-12-11
Also published as: JP2562050B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、原稿を所定方向に走査して原稿の画像光を受
像部材に走査露光する移動走査手段を備えた画像露光装
置に関する。

（従来の技術）従来、このような画像露光装置として第５図（ａ）　、
　（ｂ）に示すような画像読取装置１．　ＯＯがある０
画像読取装置１００ば、ガラス１０１上に載置された原
稿１０２を照射する光源１０３及びその反射画像光を折
り返すミラー１０４等で構成された照明ユニットＵ＋　
と、この反射画像光を光電変換素子１０８に折り返し導
く２枚のミラー１０５．１０６等で構成されたミラーユ
ニットＵ２とを有し、ミラーユニットＵ＋及びミラーユ
ニットＵ２等は、基台１１３上に固定されたシャフト１
１４及びレール１１５に摺動自在に保持されている（第
５図（ａ）参照）。（以下、照明ユニットＵ１とミラー
ユニットＵ２を合わせて走行光学系と称す、）一方、基台１１３上にはレンズ１０７、光電変換素子１
０８及び光電変換素子１０８へ進入する原稿画像光を除
（迷光を遮断するためのカバー１０９等で構成された読
取ユニットＵ３とモータ１１０及びこれに従動的に回動
するギア列１１１等で構成された駆動ユニットＵ４とが
固定されている。

この駆動ユニットＵ４の１つのギアに巻かれたワイヤ１
１２は照明ユニットＵ＋及びミラーユニットＵ２を動滑
車の原理によりそれぞれＶ。

Ｖ／２の速度で走行するように引き回されている。

次に、駆動ユニットＵ４の構成図を示す第６図を参照す
ると、基板１２１上に垂直に固定された軸１２２，１２
３，１２４には夫々、回動自在にギア１２６，１２７，
１２８が挿入されており、モータ１１０の駆動回転はモ
ータ軸に従動的に回転する様に挿入されたギア１２５か
らギア１２６に伝達される。この駆動回転はギア１２７
を介して、ワイヤ１１２が巻かれたギア１２８に伝達さ
れる。これにより、ワイヤ１１２が駆動され、走行光学
系が移動する。また、モータ軸及び軸１２２、　１２３
ニハ止め輪１２９，１３０゜１３１が取り付けられ、各
ギアの抜け止めとして機能している。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記従来例ではギア１２６゜１２７．１
２８１個に対して夫々１個の止め輪１２９．１３０，１
３１を使用するのでギアの個数が増すにつれ、ギアに止
め輪１２９゜１３０．１３１を固定する組立工程が増え
生産効率が低下するという問題があった。

また使用する止め輪の個数を減らす手段として第７図に
示すような方法があった。これは１個のギア１５１を用
いて他のギア１５０，１５２の抜け止めを行い、ギア１
５１のみに止め輪１５３を使用するものである。

しかしながら、この手段では、使用する止め輪の個数は
減るがギア１５１を抜け止めとして使用するため、ギア
の上下移動により抜け止め面でのギア同士の摺動回転が
生じ、ギアの噛み合い性能を悪くしたり、負荷変動を起
こすという問題があった。

本発明は上記諸問題に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、ギアの抜け止めを１個のカバーによって
行なうことにより組立工数を大巾に減少させ得、さらに
藺単に外せる保護カバーを有することにより、ギアの交
換等駆動系のメンテナンスを容易とし得る画像露光装置
を提供することにある。

（課題を解決するための手段）而して本発明は、原稿を所定方向に走査して原稿の画像
光を受像部材に走査露光する移動走査手段を備え、該移
動走査手段は歯車伝導機構を備えた駆動系により駆動さ
れると共に、受像部材は保護カバーにより保護された画
像露光装置において、前記保護カバーを前記駆動系の歯
車の抜け止め手段として成る。

（作　用）而して、本発明は該受像部材と歯車伝導機構を近傍に配
設し、受像部材の原稿画像光を除く迷光遮断のための保
護カバーを歯車伝導機構領域まで延長し、保護カバーで
ギアの抜け止めを行い、組立性及びサービス性を向上さ
せたものである。

（実施例）以下、本発明を図示の実施例によって説明する。

第１図及び第２図は本発明の第１実施例である。まず、
第２図（ｂ）を参照すると、ガラス１上に載置された原
稿２を照射する光源３及びその反射画像光を折り返すミ
ラー４等で構成された照明ユニットＶ、とこの反射画像
光を受像部材としての光電変換素子８に折り返し導く２
枚のミラー５６等で構成されたミラーユニットｖ２は、
基台１３上に固定されたシャフト１４及びレール１５に
摺動自在に保持されている。ここに移動走査手段は照明
ユニット■１とミラーユニット■、とから構成されてい
る。基台１３上にはレンズ７、光電変換素子８及び光電
変換素子８へ進入する原稿画像光を除く迷光を遮断する
ための保護カバー９等で構成された読取ユニットＶ３と
その近傍にモータ１０とこれに従動的に回動するギア列
１１等で構成された駆動ユニットｖ４とが固定されてい
る。この駆動ユニットＶ４の１つのギアに巻かれたワイ
ヤ１２は照明ユニットＶ＋及びミラーユニットＶｔを動
滑車の原理によりそれぞれＶ、Ｖ／２の速度で走行する
ように引き回されている。

第１図は読取ユニット■３及び歯車伝動機構を備えた駆
動系としての駆動ユニット■４の構成図である。第１図
に於いて、基台１３上には基板２１及び読取ユニットＶ
３が固定されている。基板２１上に直立固定された軸２
２，２，３．２４にはそれぞれ回動自在にギア２６，２
７．２８が挿入されており、モータ１０の駆動回転はモ
ータ軸に従動的に回転する様に挿入されたギア２５から
ギア２６に伝達される。この駆動回転はギア２７を介し
て、不図示の走行光学系に係止されたワイヤ１２が巻か
れたギア２日に伝達される。これにより、ワイヤ１２が
駆動され、走行光学系が移動する。

一方、基台１３に固定された読取ユニット■３はホルダ
２９上に固定されたレンズ７、光電変換素子８、回路基
板３０等から構成されており、その保護カバー９はホル
ダ２９あるいは基台１３に固定されるようになっている
。更に、保護カバー９はその一部が駆動ユニットｖ４の
モータ軸及び軸２２．２３の上部ごく近傍にまで位置し
軸の中心と概略同位置に中心を持つ円形の滑らかな突起
部９ａが形成されている。

この様な構成に於いて、保護カバー９を固定すると保護
カバー９はモータ軸及び軸２２．２３に挿入されたギア
２５，２６．２７の抜け止めとして機能する。またギア
２５．２６．２７が上下移動を行っても保護カバー９の
突起部９ａに突き当り安定したギアの回転を得ることが
出来る。

（他の実施例）第３図及び第４図は本発明の第２実施例について説明し
たものである。

第１実施例と同一の機能作用を果たす部分については、
同一の番号を付して説明すると、本実施例に於いては読
取ユニット■、の保護カバー５０の固定方法のみが異な
る。

すなわち、第３図に於いて、読取ユニット■３の保護カ
バー５０は一端がホルダ５１で、他端が軸５２で固定さ
れるようになっている。

次に第４図に保護カバー５０の詳細図を示す。

保護カバー５０には原稿画像光をレンズ７へ通す開口３
１、ホルダ５１に固定するための鉤形状なした突起部３
２、軸５２に固定するための溝３３が形成されている。

これに対し軸５２は保護カバー５０の肉厚分の幅で径が
一部細く形成され、この部分に溝３３が嵌合するように
なっている。

本実施例に於いては読取ユニットｖ３の保護カバー５０
を駆動ユニットｖ４のギア軸を用いて定置することによ
り、モータ軸及び軸２２．５２に挿入されたギア２５，
２６．２７の抜け止めとして機能し、第１の実施例に比
較して保護カバー５０を簡便に着脱できるだけでなく、
保護カバー５０の両端部で支持する構成であるため保護
カバー５０を安定した状態で固定することができる。

なお、これまで画像読取装置を中心にして説明してきた
が、本発明は受像部材に走査露光する移動走査手段を備
えた電子写真複写機にも適用し得ることはもちろんであ
る。

（発明の効果）以上述べたように本発明によれば、前記保護カバーを駆
動系のギアのギア軸からの抜け止め手段としたことによ
り、複数のギアの抜け止めを１個の保護カバーにて行う
ことができ、ギアの個数に拘らずに組立工数を減らすこ
とができる。

また、サービス時にごく短時間で保護カバーを外すこと
ができ、ギアの交換等駆動系のメンテナンスが簡便に行
える。

さらに、保護カバーをギアの抜け止めとする分、形状が
大型化しても保護カバーを安定した状態で固定できる、
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例の読取ユニット及び駆動
ユニットの構成図、第２図（ａ）　、　（ｂ）は、本発
明の画像読取装置の概略構成図であり、第２図（ａ）は
その上面図、第２図（ｂ）はその側面図、第３図は、本
発明の第２実施例の読取ユニット及び駆動ユニットの構
成図、第４図は本発明の第２実施例の読み取りユニット
の保護カバーの詳細図、第５図（ａ）、（ｂ）は従来の
画像読取装置の概略構成図を示し、第５図（ａ）はその
上面図、第５図（ｂ）はその側面図、第６図（ａ）、（
ｂ）及び第７図は従来の技術による駆動ユニットの構成
図である。符号の説明１・・・ガラス　　　　２・・・原稿３・・・光源　　　　　４，５．６・・・ミラー７・・
・レンズ　　　　８・・・光電変換素子９．５０・・・
保護カバー１０・・・モータ　　　１１・・・ギア列１２・・・ワ
イヤ　　　１３・・・基台１４・・・シャフト　　１５
・・・レール２１・・・基板２２．２３，２４．５２・・・軸２５．２６，２７．２８・・・ギア２９．５１・・・ホルダ３ｏ・・・回路基板　　　３１・・・開口３２・・・鉤
形状の突起部３３・・・溝

Claims

【特許請求の範囲】原稿を所定方向に走査して原稿の画像光を受像部材に走
査露光する移動走査手段を備え、該移動走査手段は歯車
伝動機構を備えた駆動系により駆動されると共に、受像
部材は保護カバーにより保護された画像露光装置におい
て、前記保護カバーを前記駆動系の歯車の抜け止め手段とし
て成ることを特徴とする画像露光装置。