JPH0220177B2 - - Google Patents
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- JPH0220177B2 JPH0220177B2 JP59027421A JP2742184A JPH0220177B2 JP H0220177 B2 JPH0220177 B2 JP H0220177B2 JP 59027421 A JP59027421 A JP 59027421A JP 2742184 A JP2742184 A JP 2742184A JP H0220177 B2 JPH0220177 B2 JP H0220177B2
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- nand gate
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- signals
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 12
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/66—Digital/analogue converters
- H03M1/82—Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、iビツトのデイジタル信号を2i-1
の分解能のアナログ量に変換するDA変換回路に
関する。
の分解能のアナログ量に変換するDA変換回路に
関する。
デイジタル信号をアナログ量に変換するDA変
換回路は多方面にわたつて使用されている。とこ
ろで、従来のDA変換回路は、その回路方式によ
つて、重み抵抗型、重み定電流型、ラダー抵抗
型、ラダー抵抗を使つた重み定電流型等のものに
分類されているが、これらはいずれも抵抗やスイ
ツチング用トランジスタ等の線型素子を用いてい
るため、製造時においてこれら線型素子間に発生
する特性の不一致により変換精度が低くなるとい
う欠点がある。
換回路は多方面にわたつて使用されている。とこ
ろで、従来のDA変換回路は、その回路方式によ
つて、重み抵抗型、重み定電流型、ラダー抵抗
型、ラダー抵抗を使つた重み定電流型等のものに
分類されているが、これらはいずれも抵抗やスイ
ツチング用トランジスタ等の線型素子を用いてい
るため、製造時においてこれら線型素子間に発生
する特性の不一致により変換精度が低くなるとい
う欠点がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的は高い変換精度を得るこ
とができるDA変換回路を提供することにある。
たものであり、その目的は高い変換精度を得るこ
とができるDA変換回路を提供することにある。
上記目的を達成するためこの発明にあつては、
2nの重みを持つようにパルス幅が順次設定された
m通りのパルス信号を発生させ、1つのビツトの
デイジタル信号とこれに対応した上記パルス信号
とを比較して両信号の一致出力および不一致出力
信号を求め、各ビツトの一致出力および不一致出
力信号から、上記パルス信号のうち最も大きな重
みを持つパルス信号の1周期の期間内に、複数ビ
ツトの各デイジタル信号に対応した期間だけ一方
レベルに設定される信号を形成し、この信号を平
滑化して直流アナログ電圧を得るようにしたDA
変換回路が提供されている。
2nの重みを持つようにパルス幅が順次設定された
m通りのパルス信号を発生させ、1つのビツトの
デイジタル信号とこれに対応した上記パルス信号
とを比較して両信号の一致出力および不一致出力
信号を求め、各ビツトの一致出力および不一致出
力信号から、上記パルス信号のうち最も大きな重
みを持つパルス信号の1周期の期間内に、複数ビ
ツトの各デイジタル信号に対応した期間だけ一方
レベルに設定される信号を形成し、この信号を平
滑化して直流アナログ電圧を得るようにしたDA
変換回路が提供されている。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第1図はこの発明を4ビツト入力のDA変
換回路に実施した場合の構成を示す回路図であ
る。図において4ビツトのデイジタル信号D1〜
D4(ただしD1はLSB、D4はMSB)は入力端子1
11〜114に与えられる。また121〜124はそ
れぞれクロツク入力端CKに与えられる信号を2
分周するT型フリツプフロツプであり、前段のQ
出力信号が後段のクロツク入力信号となるように
多段縦続接続されている。そしてこのうち初段の
T型フリツプフロツプ121のクロツク入力端に
は一定周期のクロツクパルスCPが与えられる。
する。第1図はこの発明を4ビツト入力のDA変
換回路に実施した場合の構成を示す回路図であ
る。図において4ビツトのデイジタル信号D1〜
D4(ただしD1はLSB、D4はMSB)は入力端子1
11〜114に与えられる。また121〜124はそ
れぞれクロツク入力端CKに与えられる信号を2
分周するT型フリツプフロツプであり、前段のQ
出力信号が後段のクロツク入力信号となるように
多段縦続接続されている。そしてこのうち初段の
T型フリツプフロツプ121のクロツク入力端に
は一定周期のクロツクパルスCPが与えられる。
また131〜134は、デイジタル信号D1〜D4
それぞれ上記4つのT型フリツプフロツプ121
〜124の出力信号1〜4それぞれとを比較
する各1ビツトの比較回路である。上記1ビツト
分の比較回路134は、図示するように、1ビツ
トのデイジタル信号D4とこれに対応したT型フ
リツプフロツプ124の出力信号4とが入力さ
れるNANDゲート21、このNANDゲート21
の出力信号と上記T型フリツプフロツプ124の
Q出力信号4とが入力されるNANDゲート22、
上記NANDゲート21の出力信号とと上記1ビ
ツトのデイジタル信号D4とが入力されるNAND
ゲート23、上記NANDゲート22,23の出
力信号が供給されるNANDゲート24、上記
NANDゲート24,23それぞれの出力信号が
供給されるインバータ25,26から構成されて
おり、残りの比較回路131〜133もそれぞれこ
れと同様に構成されている。上記各比較回路にお
いて、一方のインバータ25の出力信号は、入
力されるデイジタル信号DとT型フリツプフロツ
プ12からの出力信号のレベルが一致したと
きのみ高レベルに設定され、両信号の一致出力信
号となつており、他方のインバータ26の出力信
号は、信号Dが高レベラから信号が低レベル
に設定されるときのみに高レベルに設定され、信
号Dが信号よりも大きいことを示す一致出力信
号となつている。
それぞれ上記4つのT型フリツプフロツプ121
〜124の出力信号1〜4それぞれとを比較
する各1ビツトの比較回路である。上記1ビツト
分の比較回路134は、図示するように、1ビツ
トのデイジタル信号D4とこれに対応したT型フ
リツプフロツプ124の出力信号4とが入力さ
れるNANDゲート21、このNANDゲート21
の出力信号と上記T型フリツプフロツプ124の
Q出力信号4とが入力されるNANDゲート22、
上記NANDゲート21の出力信号とと上記1ビ
ツトのデイジタル信号D4とが入力されるNAND
ゲート23、上記NANDゲート22,23の出
力信号が供給されるNANDゲート24、上記
NANDゲート24,23それぞれの出力信号が
供給されるインバータ25,26から構成されて
おり、残りの比較回路131〜133もそれぞれこ
れと同様に構成されている。上記各比較回路にお
いて、一方のインバータ25の出力信号は、入
力されるデイジタル信号DとT型フリツプフロツ
プ12からの出力信号のレベルが一致したと
きのみ高レベルに設定され、両信号の一致出力信
号となつており、他方のインバータ26の出力信
号は、信号Dが高レベラから信号が低レベル
に設定されるときのみに高レベルに設定され、信
号Dが信号よりも大きいことを示す一致出力信
号となつている。
さらに第1図において、14は上記比較回路1
31〜134から出力される一致出力信号および
不一致出力信号から、前記デイジタル信号D1
〜D4に対応してパルス幅変調された信号を得る
信号設定回路である。この信号設定回路14は、
上記比較回路131から出力される不一致出力信
号およびこの比較回路131よりも上何ビツト
の3つの比較回路132〜134から出力される一
致出力信号が入力される4入力のNANDゲー
ト31と、比較回路132から出力される不一致
出力信号およびこの比較回路132よりも上位
ビツトの2つの比較回路133,134から出力さ
れる一致出力信号が入力される3入力の
NANDゲート32と、比較回路133から出力さ
れる不一致出力信号およびこの比較回路133
よりも上位ビツトの比較回路134から出力され
る一致出力信号が入力される2入力のNAND
ゲート33と、比較回路134から出力される不
一致出力信号が入力される1入力のNANDゲ
ート(実質的にはインバータ)34と、上記
NANDゲート31〜34の出力信号が並列的に
入力される4入力のNANDゲート35とで構成
されている。そして上記NANDゲート35から
パルス幅変調された信号が出力される。
31〜134から出力される一致出力信号および
不一致出力信号から、前記デイジタル信号D1
〜D4に対応してパルス幅変調された信号を得る
信号設定回路である。この信号設定回路14は、
上記比較回路131から出力される不一致出力信
号およびこの比較回路131よりも上何ビツト
の3つの比較回路132〜134から出力される一
致出力信号が入力される4入力のNANDゲー
ト31と、比較回路132から出力される不一致
出力信号およびこの比較回路132よりも上位
ビツトの2つの比較回路133,134から出力さ
れる一致出力信号が入力される3入力の
NANDゲート32と、比較回路133から出力さ
れる不一致出力信号およびこの比較回路133
よりも上位ビツトの比較回路134から出力され
る一致出力信号が入力される2入力のNAND
ゲート33と、比較回路134から出力される不
一致出力信号が入力される1入力のNANDゲ
ート(実質的にはインバータ)34と、上記
NANDゲート31〜34の出力信号が並列的に
入力される4入力のNANDゲート35とで構成
されている。そして上記NANDゲート35から
パルス幅変調された信号が出力される。
上記信号は抵抗41およびコンデンサ42か
らなるローパスフイルタ回路15に供給されてこ
こで平静されて直流アナログ電圧Vputに変換さ
れ、この電圧Vputは出力端子16から出力され
る。
らなるローパスフイルタ回路15に供給されてこ
こで平静されて直流アナログ電圧Vputに変換さ
れ、この電圧Vputは出力端子16から出力され
る。
次に上記のように構成された回路の動作を第2
図および第3図のタイミングチヤートを用いて説
明する。まず、入力デイジタル信号D1〜D4がす
べて高レベルに設定されている場合を説明する。
デイジタル信号D1〜D4が入力される前に、予め
初段のT型フリツプフロツプ121にはクロツク
パルスCPが順次与えられている。各フリツプフ
ロツプ121〜124はこのクロツクパルスCPを
順次2分周するので、その出力信号1〜4の
パルス幅は第2図に示すように順次20、21、22、
23の重みを持つたものにされている。一方、各比
較回路131〜134は、D1〜D4の各デイジタル
信号と上記出力信号1〜4とをそれぞれ比較
する。いま、最上位ビツトの比較回路134では、
デイジタル信号D4が高レベルにされているので、
NANDゲート21の出力信号は第2図に示す
ように信号4と逆位相の信号となつている。
NANDゲート22には上記信号と信号4とが
入力されており、この両入力信号は互いに逆位相
関係にあるので、このNANDゲート22の出力
信号は第2図に示すように常時高レベルとな
る。一方、NANDゲート23には上記信号と
信号D4とが入力されているので、その出力信号
は第2図に示すように信号4と同位相の信号
となる。また、NANDゲート24には上記信号
、が入力されているので、その出力信号は
第2図に示すように信号とは逆位相の信号とな
る。そしてこの比較回路134における一致出力
信号は上記信号をインバータ25によつて反
転したものであり、不一致出力信号は上記信号
をインバータ26によつて反転したものである
ので、この両信号、は第2図に示すようにそ
れぞれ信号、と逆位相の信号となる。ここ
で、信号はデイジタル信号D4とT型フリツプ
フロツプ124の出力信号4とが共に高レベル
となつている期間のみに高レベルにされている。
また、信号は信号4が低レベルでありかつ信
号D4が高レベルである期間のみに高レベルにさ
れ、信号は信号D4と4との一致出力信号とな
つており、信号は同じく不一致出力信号となつ
ている。
図および第3図のタイミングチヤートを用いて説
明する。まず、入力デイジタル信号D1〜D4がす
べて高レベルに設定されている場合を説明する。
デイジタル信号D1〜D4が入力される前に、予め
初段のT型フリツプフロツプ121にはクロツク
パルスCPが順次与えられている。各フリツプフ
ロツプ121〜124はこのクロツクパルスCPを
順次2分周するので、その出力信号1〜4の
パルス幅は第2図に示すように順次20、21、22、
23の重みを持つたものにされている。一方、各比
較回路131〜134は、D1〜D4の各デイジタル
信号と上記出力信号1〜4とをそれぞれ比較
する。いま、最上位ビツトの比較回路134では、
デイジタル信号D4が高レベルにされているので、
NANDゲート21の出力信号は第2図に示す
ように信号4と逆位相の信号となつている。
NANDゲート22には上記信号と信号4とが
入力されており、この両入力信号は互いに逆位相
関係にあるので、このNANDゲート22の出力
信号は第2図に示すように常時高レベルとな
る。一方、NANDゲート23には上記信号と
信号D4とが入力されているので、その出力信号
は第2図に示すように信号4と同位相の信号
となる。また、NANDゲート24には上記信号
、が入力されているので、その出力信号は
第2図に示すように信号とは逆位相の信号とな
る。そしてこの比較回路134における一致出力
信号は上記信号をインバータ25によつて反
転したものであり、不一致出力信号は上記信号
をインバータ26によつて反転したものである
ので、この両信号、は第2図に示すようにそ
れぞれ信号、と逆位相の信号となる。ここ
で、信号はデイジタル信号D4とT型フリツプ
フロツプ124の出力信号4とが共に高レベル
となつている期間のみに高レベルにされている。
また、信号は信号4が低レベルでありかつ信
号D4が高レベルである期間のみに高レベルにさ
れ、信号は信号D4と4との一致出力信号とな
つており、信号は同じく不一致出力信号となつ
ている。
他の入力デイジタル信号D1〜D3も高レベルに
されているので、上記比較回路134の場合と同
様に各比較回路131〜133では、信号は信号
D1、D2、D3それぞれと信号1、2、3それぞ
れとが共に高レベルとなつている期間のみに高レ
ベルにされ、信号は信号1、2、3が低レ
ベルでありかつ信号D1、D2、D3が高レベルであ
る期間のみに高レベルにされる。すなわち、この
場合、各比較回路131〜134から出力される一
致出力信号−1〜−4および不一致出力信号
−1〜−4は第3図に示すように変化する。
されているので、上記比較回路134の場合と同
様に各比較回路131〜133では、信号は信号
D1、D2、D3それぞれと信号1、2、3それぞ
れとが共に高レベルとなつている期間のみに高レ
ベルにされ、信号は信号1、2、3が低レ
ベルでありかつ信号D1、D2、D3が高レベルであ
る期間のみに高レベルにされる。すなわち、この
場合、各比較回路131〜134から出力される一
致出力信号−1〜−4および不一致出力信号
−1〜−4は第3図に示すように変化する。
信号設定回路14内のNANDゲート31には、
第3図中の信号−1、−2、−3、−4
が入力されているので、このNANDゲート31
の出力信号は第3図に示すように4つの入力信
号が共に高レベルにされている期間のみに低レベ
ルにされる。同じく信号設定回路14内の
NANDゲート32には第3図中の信号−2、
−3、−4が入力されているので、この
NANDゲート32の出力信号は第3図に示す
ように3つの入力信号が共に高レベルにされてい
る期間のみに低レベルにされる。さらにNAND
ゲート33には、第3図中の信号−3、−4
が入力されているので、このNANDゲート33
の出力信号は第3図に示すように2つの入力信
号が共に高レベルにされている期間にのみ低レベ
ルにされる。またNANDゲート34には第3図
中の信号−4のみが入力されているので、この
NANDゲート34の出力信号は第3図に示す
ようにこの信号−4が高レベルにされている期
間に低レベルにされる。信号設定回路14内の
NANDゲート35は上記NANDゲート31〜3
4の出力信号〜が並例的に入力されているの
で、その出力信号は第3図に示すように、信号
Q4の1周期Tの期間のうち、信号が最後に高
レベルとなる期間を除いて高レベルに設定され
る。すなわち、デイジタル信号D1〜D4がすべて
高レベルにされている場合、上記信号が1周期
Tの期間で高レベルにされている期間が長も長く
なり、ローパスフイツタ回路15で変換され、出
力端子16から出力される直流アナログ電圧Vput
は最も大きな値となる。
第3図中の信号−1、−2、−3、−4
が入力されているので、このNANDゲート31
の出力信号は第3図に示すように4つの入力信
号が共に高レベルにされている期間のみに低レベ
ルにされる。同じく信号設定回路14内の
NANDゲート32には第3図中の信号−2、
−3、−4が入力されているので、この
NANDゲート32の出力信号は第3図に示す
ように3つの入力信号が共に高レベルにされてい
る期間のみに低レベルにされる。さらにNAND
ゲート33には、第3図中の信号−3、−4
が入力されているので、このNANDゲート33
の出力信号は第3図に示すように2つの入力信
号が共に高レベルにされている期間にのみ低レベ
ルにされる。またNANDゲート34には第3図
中の信号−4のみが入力されているので、この
NANDゲート34の出力信号は第3図に示す
ようにこの信号−4が高レベルにされている期
間に低レベルにされる。信号設定回路14内の
NANDゲート35は上記NANDゲート31〜3
4の出力信号〜が並例的に入力されているの
で、その出力信号は第3図に示すように、信号
Q4の1周期Tの期間のうち、信号が最後に高
レベルとなる期間を除いて高レベルに設定され
る。すなわち、デイジタル信号D1〜D4がすべて
高レベルにされている場合、上記信号が1周期
Tの期間で高レベルにされている期間が長も長く
なり、ローパスフイツタ回路15で変換され、出
力端子16から出力される直流アナログ電圧Vput
は最も大きな値となる。
一方、入力デイジタル信号D1のみが低レベル
に、残りのD2〜D4が高レベルに設定されている
場合、比較回路131からの一致出力信号は信
号D1と1とが共に低レベルとなつている期間の
みに高レベルにされ、不一致出力信号は常時低
レベルにされる。このとき、信号設定回路14内
のNANDゲート31の出力信号は常時低レベ
ルにされるので、このときの信号設定回路14か
ら出力信号は第3図中の′に示すように、第
3図中の信号よりもパルス信号1のパルス幅
だけその高レベル期間が取り除かれたものとな
る。このとき、出力端子16から出力される直流
アナログ電圧Vputは、デイジタル信号D1〜D4が
すべて高レベルに設定されている場合よりもわず
かに小さな値となる。これと同様にしてデイジタ
ル信号D2のみが低レベルに設定される場合には、
第3図においてに相当する位置でパルス信号
2のバルス幅だけ信号の高レベル期間が取り除
かれ、デイジタル信号D3のみが低レベルに設定
される場合には、第3図において信号に相当す
る位置でパルス信号3のパルス幅だけ信号の
高レベルが期間が取り除かれ、さらにデイジタル
信号D4のみが高レベルに設定される場合には、
第3図においてに相当する位置でパルス信号
4のパルス幅だけ信号の高レベル期間が取り除
かれる。このようにデイジタル信号D1〜D4に比
例して、信号4の1周期Tの期間内で信号が
高レベルとなる期間の長さは24通りに変化し、こ
れに対応して出力される直流アナログ電圧Vputの
値も0を含めて24通りに変化する。
に、残りのD2〜D4が高レベルに設定されている
場合、比較回路131からの一致出力信号は信
号D1と1とが共に低レベルとなつている期間の
みに高レベルにされ、不一致出力信号は常時低
レベルにされる。このとき、信号設定回路14内
のNANDゲート31の出力信号は常時低レベ
ルにされるので、このときの信号設定回路14か
ら出力信号は第3図中の′に示すように、第
3図中の信号よりもパルス信号1のパルス幅
だけその高レベル期間が取り除かれたものとな
る。このとき、出力端子16から出力される直流
アナログ電圧Vputは、デイジタル信号D1〜D4が
すべて高レベルに設定されている場合よりもわず
かに小さな値となる。これと同様にしてデイジタ
ル信号D2のみが低レベルに設定される場合には、
第3図においてに相当する位置でパルス信号
2のバルス幅だけ信号の高レベル期間が取り除
かれ、デイジタル信号D3のみが低レベルに設定
される場合には、第3図において信号に相当す
る位置でパルス信号3のパルス幅だけ信号の
高レベルが期間が取り除かれ、さらにデイジタル
信号D4のみが高レベルに設定される場合には、
第3図においてに相当する位置でパルス信号
4のパルス幅だけ信号の高レベル期間が取り除
かれる。このようにデイジタル信号D1〜D4に比
例して、信号4の1周期Tの期間内で信号が
高レベルとなる期間の長さは24通りに変化し、こ
れに対応して出力される直流アナログ電圧Vputの
値も0を含めて24通りに変化する。
すなわち、この実施例回路では信号設定回路1
4においてデイジタル信号D1〜D4で4つのパル
ス信号1〜4をパルス変調し、この変調された
信号を平滑化して直流アナログ電圧Vputを得るよ
うにしたものである。このようにすべてのデイジ
タル処理によつて直流アナログ電圧を得るように
している。従来のように線型素子を用いた場合の
ように素子間に発生する特性の不一致による変換
精度の低下は実質上発生せず、極めて高い精度を
得ることができる。しかも比較回路131〜134
および信号設定回路14はすべてゲートを用いて
構成しており、フリツプフロツプなどを使用する
場合に比べて素子数を大幅に少なくすることがで
きる上に誤動作が発生する確率も低くすることが
できる。
4においてデイジタル信号D1〜D4で4つのパル
ス信号1〜4をパルス変調し、この変調された
信号を平滑化して直流アナログ電圧Vputを得るよ
うにしたものである。このようにすべてのデイジ
タル処理によつて直流アナログ電圧を得るように
している。従来のように線型素子を用いた場合の
ように素子間に発生する特性の不一致による変換
精度の低下は実質上発生せず、極めて高い精度を
得ることができる。しかも比較回路131〜134
および信号設定回路14はすべてゲートを用いて
構成しており、フリツプフロツプなどを使用する
場合に比べて素子数を大幅に少なくすることがで
きる上に誤動作が発生する確率も低くすることが
できる。
なお、この発明は上記した実施例に限定される
ものではなく種々の変形が可能であることはいう
までもない。たとえば上記実施例では、比較回路
13の出力信号は、信号Dが高レベルで信号
が低レベルに設定されるときに高レベル、にさ
れ、直流アナログ電圧Vputの値はデイジタル信号
D1〜D4に比例する場合について説明したが、こ
れは1つの比較回路を第4図で例示すように構成
することによつて、デイジタル信号D1〜D4に反
比例した値を持つ直流アナログ電圧Vputを出力さ
せることもできる。
ものではなく種々の変形が可能であることはいう
までもない。たとえば上記実施例では、比較回路
13の出力信号は、信号Dが高レベルで信号
が低レベルに設定されるときに高レベル、にさ
れ、直流アナログ電圧Vputの値はデイジタル信号
D1〜D4に比例する場合について説明したが、こ
れは1つの比較回路を第4図で例示すように構成
することによつて、デイジタル信号D1〜D4に反
比例した値を持つ直流アナログ電圧Vputを出力さ
せることもできる。
以上説明したようにこの発明によれば、高い変
換製度を得ることができるDA変換回路を提供す
ることができる。
換製度を得ることができるDA変換回路を提供す
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路
図、第2図および第3図はそれぞれ第1図回路の
タイミングチヤート、第4図はこの発明の変形例
の構成を示す回路図である。 11……入力端子、12……T型フリツプフロ
ツプ、13……比較回路、14……信号設定回
路、15……ローパスフイルタ回路。
図、第2図および第3図はそれぞれ第1図回路の
タイミングチヤート、第4図はこの発明の変形例
の構成を示す回路図である。 11……入力端子、12……T型フリツプフロ
ツプ、13……比較回路、14……信号設定回
路、15……ローパスフイルタ回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数ビツトのデイジタル信号が与えられる複
数の入力端子と、 2n(n=0、1、2……)の重みを持つように
パルス幅が順次設定されたm通り(m=1、2、
3……)のパルス信号を出力するパルス信号出力
手段と、 上記入力端子に夫々与えられる各々のデイジタ
ル信号とこれに対応した上記パルス信号とを各々
比較して両信号の一致出力および不一致出力信号
を夫々得る複数の比較手段と、 上記複数の比較手段から一致出力および不一致
出力信号が供給され、上記パルス信号のうち最も
大きな重みを持つパルス信号の1周期の期間内
に、上記複数ビツトのデジタル信号に対応した期
間だけ一方レベルに設定される信号を出力する信
号設定手段と、 上記信号設定手段から出力される信号に応じた
直流アナログ電圧を出力するアナログ電圧出力手
段とを具備し、 上記複数の比較手段のそれぞれが上記デイジタ
ル信号とこれに対応した上記パルス信号とが入力
される第1のNANDゲートと、 上記第1のNANDゲートの出力と上記パルス
信号とが入力される第2のNANDゲートと、 上記第1のNANDゲートの出力と上記デイジ
タル信号とが入力される第3のNANDゲートと、 上記第2及び第3のNANDゲートの出力が入
力される第4のNANDゲートと、 上記第4のNANDゲートの出力を反転して前
記一致出力信号を得る第1のインバータと、 上記第3のNANDゲートの出力を反転して前
記不一致出力信号を得る第2のインバータとから
なり、 上記信号設定手段が上記比較手段の数だけ設け
られ、対応する比較手段で得られる不一致出力信
号とこれよりも上位ビツトの全ての比較手段で得
られる一致出力信号とが入力される複数の第5の
NANDゲートと、 上記複数の第5のNANDゲートの各出力が入
力される第6のNANDゲートとから構成されて
なることを特徴とするDA変換回路。 2 前記アナログ電圧出力手段がローパスフイル
タ回路である特許請求の範囲第1項記載のDA変
換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2742184A JPS60171829A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | Da変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2742184A JPS60171829A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | Da変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60171829A JPS60171829A (ja) | 1985-09-05 |
JPH0220177B2 true JPH0220177B2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=12220632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2742184A Granted JPS60171829A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | Da変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60171829A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53136951A (en) * | 1977-05-06 | 1978-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | D-a converter |
JPS57192127A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-26 | Hitachi Ltd | Logical circuit |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP2742184A patent/JPS60171829A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53136951A (en) * | 1977-05-06 | 1978-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | D-a converter |
JPS57192127A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-26 | Hitachi Ltd | Logical circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60171829A (ja) | 1985-09-05 |
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