JPH06152426A - D/a変換器 - Google Patents

D/a変換器

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JPH06152426A
JPH06152426A JP31777592A JP31777592A JPH06152426A JP H06152426 A JPH06152426 A JP H06152426A JP 31777592 A JP31777592 A JP 31777592A JP 31777592 A JP31777592 A JP 31777592A JP H06152426 A JPH06152426 A JP H06152426A
Authority
JP
Japan
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input
gate
pwm
pulse
converter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31777592A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Suzuki
克明 鈴木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06152426A publication Critical patent/JPH06152426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速応答できるPWM方式のD/A変換器を
提供する。 【構成】 バイナリアップカウンタ2、2入力ANDゲ
ート3、3入力ANDゲート4、4入力ANDゲート
5、5入力ANDゲート6、及び、4入力ORゲート7
により、PWMの周期内において、ディジタル指令値n
に相当する数のパルス列が、水晶発振器1の発生する基
準クロック信号に基づき、ランダムに選択され、PWM
信号として出力される。このPWM信号は、アナログL
PF8によって平滑化され、アナログ信号として出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、D/A変換器に係り、
特に、ディジタル指令値をパルス幅変調して得られるパ
ルス列を平滑化し、アナログ信号として出力するD/A
変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】D/A変換器には、精度、変換速度、コ
ストの面から様々な種類のものがある。低コストなD/
A変換器を構成する場合や、主として論理回路で構成さ
れるゲートアレイなどの回路ブロックにD/A変換器を
組み込む場合に、アナログ素子の精度が要求されないパ
ルス幅変調(以下、PWMと記す)方式のD/A変換器
が採用される。
【0003】従来のPWM方式のD/A変換器のブロッ
ク図を図3に示す。図3(a)において、D/A変換開
始指令が出力されると、フリップフロップ11がセット
されると共に、カウンタ12がリセットされる。カウン
タ12はクロック信号発生部13の発生するクロック信
号の入力に従ってカウントアップし、そのカウンタ値は
コンパレータ14に入力される。このコンパレータ14
には、D/A変換のディジタル指令値nも入力されてお
り、このコンパレータ14はカウンタ値と指令値とを比
較し、指令値がカウンタ値に等しくなると、一致信号を
出力してフリップフロップ11をリセットする。フリッ
プフロップ11は、図3(b)に示すようなPWM信号
をアナログ・ローパスフィルタ(以下、LPFと記す)
15に出力すると、ここでPWM信号が平滑化され、P
WM信号のデューティ比に比例したアナログ信号が出力
される。なお、ここでは、ディジタル指令値n=5で、
16クロック(N=16)のPWM周期に対し、パルス
幅が5クロックのPWM信号が出力される場合を示して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PWM
信号のパルス列は変換周期(PWMの周期)に1つしか
現れないため、LPFでのPWM信号の平滑化に問題が
ある。特に、ディジタル指令値がフルスケールの1/2
近辺では、PWM信号の1,0のレベルの区間がそれぞ
れPWM周期の1/2の間続いてパルス幅が長くなる。
そのため、そのパルス列を平滑化するためのLPFの遮
断周波数を低く設定する必要があり、応答が遅くなると
いう欠点を有していた。本発明は、上述した問題点を解
決するものであり、高速応答できるPWM方式のD/A
変換器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基準クロック信号を発生するクロック発生
手段と、前記基準クロック信号に基づき、ディジタル指
令値に比例したパルス数のパルス列を発生するパルス発
生手段と、前記パルス列を平滑化し、アナログ信号とし
て出力する平滑化手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、クロック発生手段が発生
する基準クロック信号に基づき、パルス発生手段がディ
ジタル指令値に比例したパルス数のパルス列を発生し、
平滑化手段がそのパルス列を平滑化してアナログ信号と
して出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施によるD/A変換器の
ブロック図である。クロック発生手段である水晶発振器
1はパルス発生手段であるバイナリアップカウンタ2に
接続されており、水晶発振器1の発生するクロック信号
がバイナリアップカウンタ2に入力されるようになって
いる。バイナリアップカウンタ2は入力されるクロック
信号を2進数として計数するもので、カウンタ値は4桁
で表され、下の桁から順にQA 、QB 、QC、QD とす
る。また、“−”は論理の否定を表すものとする。パル
ス発生手段はバイナリアップカウンタ2の他に、2入力
ANDゲート3、3入力ANDゲート4、4入力AND
ゲート5、5入力ANDゲート6、及び、4入力ORゲ
ート7により構成されており、2入力ANDゲート3、
3入力ANDゲート4、4入力ANDゲート5、5入力
ANDゲート6のそれぞれから出力されるパルス列が4
入力ORゲート7にて合成されるようになっている。
【0008】4入力ORゲート7の出力端子は平滑化手
段であるアナログLPF8に接続されており、4入力O
Rゲート7のPWM信号がアナログLPF8で平滑化さ
れる。アナログLPF8はオペアンプ9、抵抗器10、
コンデンサ11により構成されており、PWM信号のデ
ューティ比に比例したアナログ信号が出力されるように
なっている。なお、本実施例のD/A変換器において
は、D/A変換器のPWM周期をN=16、即ち、変換
速度を4ビットとする。ディジタル指令値nは4ビット
で表され、最上位ビットn3 は23 、3ビット目n2
2 、2ビット目n1 は2、最下位ビットn0 は1の大
きさにそれぞれ対応している。
【0009】このように構成されたD/A変換器におけ
る動作について図1、図2を参照して説明する。D/A
の変換開始指令が出されると、バイナリアップカウンタ
2はリセットされてカウンタ値が0に初期化される。そ
して、水晶発振器1の発生するクロック信号の入力に従
ってカウントアップする。図2に示すように、−QA
PWM周期の間に等間隔で8個のパルスを、QA ×−Q
B は4個のパルスを、QA ×QB ×−QC は2個のパル
スを、QA ×QB ×QC ×−QD は1個のパルスをそれ
ぞれ重複しないように出力する。これらのパルス出力を
ディジタル指令値nの2進重みづけ値(n3 が最上位ビ
ット、n0 が最下位ビット)によって選択すれば所望の
PWM信号が得られる。
【0010】D/A変換のディジタル指令値nの各ビッ
トはそれぞれ、最上位ビットn3 は2入力ANDゲート
3に、3ビット目n2 は3入力ANDゲート4、2ビッ
ト目n1 は4入力ANDゲート5、最下位ビットn0
5入力ANDゲート6に入力される。2入力ANDゲー
ト3はn3 =1のとき、−QA を選択して出力する。3
入力ANDゲート4はn2 =1のとき、QA ×−QB
選択して出力する。4入力ANDゲート5はn1 =1の
とき、QA ×QB ×−QC を選択して出力する。5入力
ANDゲート6はn0 =1のとき、QA ×QB ×QC ×
−QD を選択して出力する。4入力ORゲート7は、2
入力ANDゲート3、3入力ANDゲート4、4入力A
NDゲート5、5入力ANDゲート6の出力するパルス
列を合成してPWM信号として出力する。
【0011】例えば、指令値n=5が指定された場合、
3 =0、n2 =1、n1 =0、n0 =1なので、QA
×−QB (パルス数4)とQA ×QB ×QC ×−QD
(パルス数1)を選択して合成し、PWM信号は、図2
に示すように、16クロックのPWM周期内でほぼラン
ダムに5個のパルスが分布することになる。このPWM
信号は、アナログLPF8によって平滑化され、アナロ
グ信号として出力される。
【0012】このように、PWMの周期内において、デ
ィジタル指令値nに相当する数のパルス列が、水晶発振
器1の発生する基準クロック信号に基づき、ランダムに
選択され、PWM信号として出力される。これにより、
従来のようにPWM信号のパルス列がPWMの周期内に
1つしか現れず、そのパルス幅が長くなってしまうとい
ったことはなく(但し、ディジタル指令値n=15の場
合、パルス列はPWMの周期内に1つしか現れな
い。)、パルス列を平滑化するためのアナログLPF8
の遮断周波数を従来よりも高く設定することができ、応
答速度を速くすることができる。また、アナログLPF
8の遮断周波数の設定値を従来と同様にした場合は、ア
ナログLPF8の構造が簡単となり、トランジスタ、抵
抗器、及び、コンデンサにより構成することも、さらに
は、抵抗器、及び、コンデンサにより構成することも可
能となる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、PWM方
式でD/A変換する場合であっても、PWMの周期内に
おいて、ディジタル指令値に比例したパルス数のパルス
列が、クロック発生手段の発生する基準クロック信号に
基づき、ランダムに選択され、PWM信号として出力さ
れるため、パルス列を平滑化するためのアナログLPF
の遮断周波数を高く設定することができ、これにより応
答速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるD/A変換器の構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施例によるD/A変換器の動作を説明する
ための説明図である。
【図3】従来のD/A変換器の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 水晶発信器 2 バイナリアップカウンタ 3 2入力ANDゲート 4 3入力ANDゲート 5 4入力ANDゲート 6 5入力ANDゲート 7 4入力ORゲート 8 アナログ・LPF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロック信号を発生するクロック発
    生手段と、 前記基準クロック信号に基づき、ディジタル指令値に比
    例したパルス数のパルス列を発生するパルス発生手段
    と、 前記パルス列を平滑化し、アナログ信号として出力する
    平滑化手段とを備えたことを特徴とするD/A変換器。
JP31777592A 1992-11-02 1992-11-02 D/a変換器 Withdrawn JPH06152426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31777592A JPH06152426A (ja) 1992-11-02 1992-11-02 D/a変換器

Applications Claiming Priority (1)

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JP31777592A JPH06152426A (ja) 1992-11-02 1992-11-02 D/a変換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06152426A true JPH06152426A (ja) 1994-05-31

Family

ID=18091916

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31777592A Withdrawn JPH06152426A (ja) 1992-11-02 1992-11-02 D/a変換器

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JP (1) JPH06152426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462692B1 (en) 1998-01-27 2002-10-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital-to-analog converter and digital-to-analog converting method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462692B1 (en) 1998-01-27 2002-10-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital-to-analog converter and digital-to-analog converting method

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Effective date: 20000104