JPH0220130Y2 - - Google Patents

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JPH0220130Y2
JPH0220130Y2 JP1985003204U JP320485U JPH0220130Y2 JP H0220130 Y2 JPH0220130 Y2 JP H0220130Y2 JP 1985003204 U JP1985003204 U JP 1985003204U JP 320485 U JP320485 U JP 320485U JP H0220130 Y2 JPH0220130 Y2 JP H0220130Y2
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JP
Japan
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vehicle
transducer
ultrasonic transducer
ultrasonic
interior
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JP1985003204U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は車両内の盗難を防止する装置に関する
ものである。
[背景技術] 従来より超音波ドツプラを利用して車両内への
侵入者やドアの動きなどに起因する周波数シフト
を検出し警報を発するようにした超音波式盗難警
戒装置が、例えば特公昭38−23364号により公知
である。しかし従来のこの種の装置は設置場所が
ダツシユボードの下に限定されてしまい、座席や
車内設置物の陰などに不検知領域を形成してしま
うという欠点があり、また車内に有効に超音波を
送出できるように車両のルーフ付近に送受波器を
設置すると、車内の美観を損なう上にコスト高に
なるという問題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、安価に且つ体裁良
く設置できる上に車内のほぼ全空間を警戒領域と
することができる超音波式車両内防犯装置を提供
するにある。
[考案の開示] しかして本考案は、車両内に超音波送受波器を
設置して反射波に含まれるドツプラ成分を検出す
るように車両に付属するルームランプまたはイン
ナーミラー基台のカバーケーシングの内部に超音
波振動子を配設した車両内防犯装置において、超
音波送受波器は、超音波振動子を防振ゴムを介し
て保持する振動子ホルダーと、振動子ホルダーに
装着されて超音波振動子を押える振動子押えばね
とを備え、カバーケーシングの一部に超音波の送
受方向に指向特性を付与する形状の開口部が形成
されているものであり、車両内の既存の設備を超
音波送受波器のハウジングとして利用することに
より、車両のルーフ付近に超音波ホーンを別途に
設置する必要をなくし、かつ、指向特性を付与す
ることにより、車両内空間に適合した検知領域が
設定できるようにした点に特徴を有するものであ
る。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図は一般の車両におけるルームランプ1
およびインナーミラー基台2の設置位置を示した
ものであり、同図に破線あるいは鎖線で示したよ
うに、ルームランプ1の場合は車室内空間のほぼ
100%を検知領域とすることができ、インナーミ
ラー基台2の場合は乗用車でほぼ80%、軽乗用車
あるいはトラツクでほぼ100%の室内空間をカバ
ーすることができる。
第2図は超音波送受波器の設置部分の断面図を
示したもので、ルームランプまたはインナーミラ
ー基台の構成部材であるカバーケーシング3の中
央に開口部4を形成すると共に、その内側面に形
成した段部5に円筒形の振動子ホルダー6を嵌合
接着してホーン部を構成し、この振動子ホルダー
6に防振ゴム7を介して超音波振動子8を保持さ
せる。9は振動子押さえばね、10はシールドワ
イヤで、ダツシユボードに設けられた装置本体回
路部とホーン部とを接続するものである。すなわ
ち振動子ホルダー6、防振ゴム7、超音波振動子
8および振動子押さえばね9で超音波送受波器A
を構成しているのである。なお開口部4の形状
は、軽乗用車やトラツクのように車室が狭い場合
には円形(a図の場合)とし、普通乗用車やマイ
クロバスのように車室が前後方向に長い場合には
長円形(b図の場合)として、それぞれ第3図a
のトラツクおよびbの普通乗用車の場合に示した
ように、円形あるいは長円形の検知領域(斜線部
分)が得られるようにする。すなわち、カバーケ
ーシング3の開口部4の形状を車両内空間に応じ
た形状に設定することにより、超音波の送受方向
に指向特性を付与することができるのである。た
とえば、第2図aに示す形状では、開口部4の径
を絞るとともに超音波振動子8と開口部4との距
離を比較的大きくとることにより、ブロードな指
向特性が得られるが超音波は遠くへは届かない。
また、第2図bに示す形状では、開口部4の径が
大きく超音波振動子8が開口部4に近接している
から、シヤープな指向特性が得られるとともに超
音波が遠くまで届くのである。このように、車種
に適合するように指向特性を設定することができ
るのである。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、車両内に超音
波送受波器を設置して反射波に含まれるドツプラ
成分を検出するように車両に付属するルームラン
プまたはインナーミラー基台のカバーケーシング
の内部に超音波振動子を配設した車両内防犯装置
において、超音波送受波器は、超音波振動子を防
振ゴムを介して保持する振動子ホルダーと、振動
子ホルダーに装着されて超音波振動子を押える振
動子押えばねとを備え、カバーケーシングの一部
に超音波の送受方向に指向特性を付与する形状の
開口部が形成されているものであるから、新しく
超音波送受波器用ハウジングを車室内に設置する
必要がなく、したがつて車内の美観を損なうこと
なくほぼ車室内の全空間を警戒領域とすることが
できるという利点があり、また別途ハウジングを
設ける必要がないのでコストも安くなるという利
点がある。また、カバーケーシングの一部に超音
波の送受方向に指向特性を付与する開口部を形成
しているものであるから、車両内空間に適合した
検知領域が設定できるという効果を奏する。すな
わち、開口部の径を絞るとともに超音波振動子と
開口部との距離を比較的大きくとれば、ブロード
で低感度の指向特性が得られ、開口部の径を大き
くするとともに超音波振動子と開口部との距離を
比較的小さくすれば、シヤープで高感度の指向特
性が得られるのである。その結果、車種に適合す
るように指向特性を設定することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示したもので、第1図は
ルームランプおよびインナーミラーの車両内配置
図、第2図aは超音波送受波器の組み込み状態の
一実施例を示す断面図、bは同上の他の実施例を
示す断面図、第3図aおよびbはそれぞれ第2図
aおよびbに示した実施例の検知領域を示す車両
の上面図である。 1はルームランプ、2はインナーミラー、3は
カバーケーシング、4は開口部、5は段部、6は
振動子ホルダー、7は防振ゴム、8は超音波振動
子、9は振動子押さえばね、10はシールドワイ
ヤ、Aは超音波送受波器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両内に超音波送受波器を設置して反射波に含
    まれるドツプラ成分を検出するように車両に付属
    するルームランプまたはインナーミラー基台のカ
    バーケーシングの内部に超音波振動子を配設した
    車両内防犯装置において、超音波送受波器は、超
    音波振動子を防振ゴムを介して保持する振動子ホ
    ルダーと、振動子ホルダーに装着されて超音波振
    動子を押える振動子押えばねとを備え、カバーケ
    ーシングの一部に超音波の送受方向に指向特性を
    付与する形状の開口部が形成されて成る車両内防
    犯装置。
JP1985003204U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0220130Y2 (ja)

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JPS61118864U JPS61118864U (ja) 1986-07-26
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JPS61118864U (ja) 1986-07-26

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