JP2581139Y2 - 車両用室内アンテナ取付構造 - Google Patents
車両用室内アンテナ取付構造Info
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- JP2581139Y2 JP2581139Y2 JP5600792U JP5600792U JP2581139Y2 JP 2581139 Y2 JP2581139 Y2 JP 2581139Y2 JP 5600792 U JP5600792 U JP 5600792U JP 5600792 U JP5600792 U JP 5600792U JP 2581139 Y2 JP2581139 Y2 JP 2581139Y2
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- JP
- Japan
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- edge
- roof board
- mounting structure
- arm
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は取付構造、特に電波信
号を確実に受信できかつ車両室内に露出しない車両用室
内アンテナ取付構造に関連する。
号を確実に受信できかつ車両室内に露出しない車両用室
内アンテナ取付構造に関連する。
【０００２】
【従来の技術】無線信号を使用してドアロック装置を施
錠又は解錠するカード式電波錠が車両に使用されてい
る。このカード式電波錠では、カードを所有する運転者
が車両に接近すると、車両に設けられた受信回路により
カードから発射された電波が受信され、電波に所定コー
ドの信号が含まれていると、受信回路はドアロック装置
に解錠信号を送出する。カード式電波錠では、受信回路
を構成するアンテナが車内に取り付けられ、電波を受信
するために車外にロッドアンテナ、ピラーアンテナが取
り付けられる一方、車内用のアンテナでは通常ダッシュ
ボードの下方からフロントピラーに沿ってルーフボード
の内面に固定されている。
錠又は解錠するカード式電波錠が車両に使用されてい
る。このカード式電波錠では、カードを所有する運転者
が車両に接近すると、車両に設けられた受信回路により
カードから発射された電波が受信され、電波に所定コー
ドの信号が含まれていると、受信回路はドアロック装置
に解錠信号を送出する。カード式電波錠では、受信回路
を構成するアンテナが車内に取り付けられ、電波を受信
するために車外にロッドアンテナ、ピラーアンテナが取
り付けられる一方、車内用のアンテナでは通常ダッシュ
ボードの下方からフロントピラーに沿ってルーフボード
の内面に固定されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のアン
テナ取付構造では、ルーフボードの内面に粘着テープで
アンテナ用導線が固定されるため、車内の温度上昇によ
り粘着テープの粘着性が低下したり、車内で動く人体と
接触して、ルーフボードから脱落する不具合があった。
また、ルーフボードの内面に固定されているので、室内
側に突出して、外観不良の原因となった。このような欠
点を解決するため、アンテナ用導線をルーフボードとル
ーフパネルとの間の間隙に配置する提案がなされたが、
この間隙にアンテナ用導線を配置すると、鉄製材料で形
成されたルーフパネルにより充分な無線信号をアンテナ
で受信することができないことが判明した。
テナ取付構造では、ルーフボードの内面に粘着テープで
アンテナ用導線が固定されるため、車内の温度上昇によ
り粘着テープの粘着性が低下したり、車内で動く人体と
接触して、ルーフボードから脱落する不具合があった。
また、ルーフボードの内面に固定されているので、室内
側に突出して、外観不良の原因となった。このような欠
点を解決するため、アンテナ用導線をルーフボードとル
ーフパネルとの間の間隙に配置する提案がなされたが、
この間隙にアンテナ用導線を配置すると、鉄製材料で形
成されたルーフパネルにより充分な無線信号をアンテナ
で受信することができないことが判明した。
【０００４】そこで、この考案は無線信号を充分に受信
できかつ車両の室内に露出しない車両用室内アンテナ取
付構造を提供することを目的とする。
できかつ車両の室内に露出しない車両用室内アンテナ取
付構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案による車両用室
内アンテナ取付構造は、ルーフボードの縁部に沿って配
置されたアンテナ用被覆導線と、被覆導線をルーフボー
ドの縁部に固着するホルダと、被覆導線を包囲してルー
フボードの縁部に取り付けられた弾性を有するウェザス
トリップとを備えている。この車両用室内アンテナ取付
構造に使用するホルダは被覆導線に固着される第１のア
ーム部と、ルーフボードの縁部を挟持する第２のアーム
部と、第２のアーム部に形成されかつルーフボードの縁
部に噛み込む一対の爪部とを備え、金属により一体に形
成されている。
内アンテナ取付構造は、ルーフボードの縁部に沿って配
置されたアンテナ用被覆導線と、被覆導線をルーフボー
ドの縁部に固着するホルダと、被覆導線を包囲してルー
フボードの縁部に取り付けられた弾性を有するウェザス
トリップとを備えている。この車両用室内アンテナ取付
構造に使用するホルダは被覆導線に固着される第１のア
ーム部と、ルーフボードの縁部を挟持する第２のアーム
部と、第２のアーム部に形成されかつルーフボードの縁
部に噛み込む一対の爪部とを備え、金属により一体に形
成されている。
【０００６】
【作用】被覆導線はホルダによりルーフボードの縁部に
確実に固定されるので、ルーフボードから脱落しない。
また、被覆導線はウェザストリップにより包囲されてい
るので、他の物体に接触せずまた室内に突出しない。
確実に固定されるので、ルーフボードから脱落しない。
また、被覆導線はウェザストリップにより包囲されてい
るので、他の物体に接触せずまた室内に突出しない。
【０００７】
【実施例】以下、この考案による車両用室内アンテナ取
付構造の実施例を図１〜図３について説明する。
付構造の実施例を図１〜図３について説明する。
【０００８】図１に示すように、この考案による車両用
室内アンテナ取付構造は、ルーフボード１の縁部１aに
沿って配置されたアンテナ用被覆導線２と、被覆導線２
をルーフボード１の縁部１aに固着するホルダ３と、被
覆導線２を包囲してルーフボード１の縁部１aに取り付
けられた弾性を有するウェザストリップ４とを備えてい
る。ルーフボード１の縁部１aは斜め下方にやや湾曲し
ている。図２に示すように、ステンレス等の金属により
一体に形成されたホルダ３は被覆導線２に固着された保
護チューブ８上に巻かれて固着される一対の第１のアー
ム部５と、ルーフボード１の縁部１aを挟持する一対の
第２のアーム部６と、第２のアーム部６に形成されかつ
ルーフボード１の縁部１aに噛み込む一対の爪部７とを
備えている。第１のアーム部５及び第２のアーム部６は
工具により容易に変形することができる。爪部７は第２
のアーム部６に対してほぼ直角に形成され、第２のアー
ム部６が折曲げられたとき、ルーフボード１の縁部１a
に係止される。
室内アンテナ取付構造は、ルーフボード１の縁部１aに
沿って配置されたアンテナ用被覆導線２と、被覆導線２
をルーフボード１の縁部１aに固着するホルダ３と、被
覆導線２を包囲してルーフボード１の縁部１aに取り付
けられた弾性を有するウェザストリップ４とを備えてい
る。ルーフボード１の縁部１aは斜め下方にやや湾曲し
ている。図２に示すように、ステンレス等の金属により
一体に形成されたホルダ３は被覆導線２に固着された保
護チューブ８上に巻かれて固着される一対の第１のアー
ム部５と、ルーフボード１の縁部１aを挟持する一対の
第２のアーム部６と、第２のアーム部６に形成されかつ
ルーフボード１の縁部１aに噛み込む一対の爪部７とを
備えている。第１のアーム部５及び第２のアーム部６は
工具により容易に変形することができる。爪部７は第２
のアーム部６に対してほぼ直角に形成され、第２のアー
ム部６が折曲げられたとき、ルーフボード１の縁部１a
に係止される。
【０００９】図１に示すように、ウェザストリップ４は
ゴム等の弾性材料で形成され、自身の弾性によりルーフ
ボード１及びルーフパネル１０の縁部１０aに強固に固
定される。ウェザストリップ４の側縁にはウィンドガラ
ス９が当接する。
ゴム等の弾性材料で形成され、自身の弾性によりルーフ
ボード１及びルーフパネル１０の縁部１０aに強固に固
定される。ウェザストリップ４の側縁にはウィンドガラ
ス９が当接する。
【００１０】前記の構成において、被覆導線２はホルダ
３によりルーフボード１の縁部１aに確実に固定されか
つウェザストリップ４により包囲されているので、被覆
導線２は、ルーフボード１から脱落したり、室内に突出
しないから、他の物体に接触する不具合が生じない。ま
た、ホルダ３を使用することにより、図３に示すルーフ
ボード１の縁部に沿って被覆導線２を車内に容易に取り
付けることができる。また、取り付けられた被覆導線２
はルーフパネル１０から充分な距離離間しているので、
無線信号の受信の際にルーフパネル１０による悪影響を
受けず、無線信号を確実に受信することが可能となる。
３によりルーフボード１の縁部１aに確実に固定されか
つウェザストリップ４により包囲されているので、被覆
導線２は、ルーフボード１から脱落したり、室内に突出
しないから、他の物体に接触する不具合が生じない。ま
た、ホルダ３を使用することにより、図３に示すルーフ
ボード１の縁部に沿って被覆導線２を車内に容易に取り
付けることができる。また、取り付けられた被覆導線２
はルーフパネル１０から充分な距離離間しているので、
無線信号の受信の際にルーフパネル１０による悪影響を
受けず、無線信号を確実に受信することが可能となる。
【００１１】
【考案の効果】前記のように、この考案による車両用室
内アンテナ取付構造では、ウェザストリップにより包囲
されているので、被覆導線は他の物体に接触してルーフ
ボードから脱落したり室内に突出しない。また、外観不
良も生じない。
内アンテナ取付構造では、ウェザストリップにより包囲
されているので、被覆導線は他の物体に接触してルーフ
ボードから脱落したり室内に突出しない。また、外観不
良も生じない。
【図１】 この考案による車両用室内アンテナ取付構造
の断面図
の断面図
【図２】 ホルダを取り付けた被覆導線の斜視図
【図３】 この考案による車両用室内アンテナ取付構造
を備えた車両の斜視図
を備えた車両の斜視図
１．．ルーフボード、１a．．縁部、２．．被覆導線、
３．．ホルダ、４．．ウェザストリップ、５．．第１の
アーム部、６．．第２のアーム部、７．．爪部、
３．．ホルダ、４．．ウェザストリップ、５．．第１の
アーム部、６．．第２のアーム部、７．．爪部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−6112（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−43403（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−114503（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−63518（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−116105（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−20510（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−20509（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60R 11/02 H01Q 1/22
Claims (2)
- 【請求項１】ルーフボードの縁部に沿って配置されたア
ンテナ用被覆導線と、被覆導線をルーフボードの縁部に
固着するホルダと、被覆導線を包囲してルーフボードの
縁部に取り付けられた弾性を有するウェザストリップと
を備えたことを特徴とする車両用室内アンテナ取付構
造。 - 【請求項２】ホルダは被覆導線に固着される第１のアー
ム部と、ルーフボードの縁部を挟持する第２のアーム部
と、第２のアーム部に形成されかつルーフボードの縁部
に噛み込む一対の爪部とを備え、金属により一体に形成
された「請求項１」に記載の車両用室内アンテナ取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5600792U JP2581139Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 車両用室内アンテナ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5600792U JP2581139Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 車両用室内アンテナ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618086U JPH0618086U (ja) | 1994-03-08 |
| JP2581139Y2 true JP2581139Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13014999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5600792U Expired - Fee Related JP2581139Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 車両用室内アンテナ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581139Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP5600792U patent/JP2581139Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0618086U (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |