JPH0232524Y2 - - Google Patents

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JPH0232524Y2
JPH0232524Y2 JP12625584U JP12625584U JPH0232524Y2 JP H0232524 Y2 JPH0232524 Y2 JP H0232524Y2 JP 12625584 U JP12625584 U JP 12625584U JP 12625584 U JP12625584 U JP 12625584U JP H0232524 Y2 JPH0232524 Y2 JP H0232524Y2
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JP
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drain hole
housing
vibrator
ultrasonic
vehicle
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JP12625584U
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JPS6141055U (ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、自動車の後方障害物を超音波にて検
出する車両用超音波センサー、殊に超音波信号の
発信と障害物からの反射波の受信とを1つの振動
子で行なう車両用超音波センサーに関するもので
ある。
[背景技術] 自動車に取り付けられる車両用超音波センサー
は、後方障害物を検出するものであることから、
車両の後端、通常バンパー内に組み込まれる。そ
して、発信する超音波に指向性をもたせるための
ホーンの先端開口を、外部に露出させた状態とさ
れるものである。このために、ホーンから内部へ
と雨水が侵入するものであり、この対策をとつて
おかなくてはならない。第10図に従来例を示
す。回路基板4等とともにハウジング1内に納め
られた振動子2の先端面は、ホーン3の後端部内
に位置している。またハウジング1は、ブラケツ
ト5,6により、バンパー11に取り付けられ
て、ホーン3の先端開口が外部に露出するように
して、バンパー11内に納められている。そし
て、ハウジング1には、ホーン3から侵入した雨
水を排出するための水抜き孔7が下面に穿孔され
ている。ところで、このような水抜き孔7がハウ
ジング1に形成されていると、振動子2から発射
される超音波信号が水抜き孔7を通じて外部に出
てしまうとともに、バンパー11内面に当たつた
超音波の反射波の一部が再度水抜き孔7を通じて
振動子2までかえつてしまう。超音波の発信と受
信とを単一の振動子2で行なうものの場合、これ
は誤動作の原因となる。すなわち、超音波の発信
と受信とを単一の振動子2で行なうものでは、超
音波の発信を間隔をおいて行ない、そして受信は
発信の間で行なうものであり、また発信の停止後
も、しばらくは振動子2の振動が続いていること
から、この振動が減衰してから次の発信を行なう
までの間を受信期間として、この期間内にあるレ
ベル以上の反射波が返つてきた時、障害物がある
とみなして警報出力を出すのであるが、水抜き孔
7を通じて外部に出た超音波信号の反射波が、第
11図に示すように上記発信開始から減衰するま
での時間tを経過した後に戻つてきた場合、また
そのレベルが高い場合、誤動作を起こしてしまう
のである。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、水抜き孔の存在の
ために誤動作をきたすことがない車両用超音波セ
ンサーを提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案は、超音波信号の発信及び反射
波の受信を行なう振動子を収容したハウジングに
水抜き孔を形成するとともに、この水抜き孔に近
接し且つ水抜き孔と対面する遮蔽部材を設けたこ
とに特徴を有するものであり、超音波信号が水抜
き孔を通じてハウジングから外部に出るとともに
反射により水抜き孔を通じて振動子に戻つてくる
までの時間を、振動子における発信のための振動
がおさまつて受信状態へと移行するまでの時間内
となるようにしたものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図乃至第6図は本考案一実施例を示すも
のであつて、ハウジング1は回路基板4を納めた
後部ハウジング21と、ホーン3が一体に形成さ
れている前部ハウジング22との2つで形成され
ており、前後に連結される両ハウジング21,2
2の連結部内に振動子2が防振ゴム23で保持さ
れて収納されている。後部ハウジング21の後端
面には、ゴムパツキン24が取り付けられている
とともに、シールド線25が引き出されている。
そしてこのハウジング1の両側面と後端面とを覆
つてハウジング1に取り付けられる平面形状がコ
字型となつたブラケツト6の先端に、バンパー1
1外部においてブラケツト5がビス26にて取着
され、更に補強板12で補強されたバンパー11
にブラケツト5がボルト27で固着されている。
このようにして車体10のバンパー11内に納め
られた超音波センサーのホーン3は、バンパー1
1を貫通して外部に先端を露出させている。
さてホーン3から内部に侵入する雨水を排出す
るための水抜き孔7であるが、これは前部ハウジ
ング22の下部前面に設けている。前方にブラケ
ツト5が近接して対面しているところに水抜き孔
7を設けているものであり、センサーを車両に取
り付けるための取付部材であるブラケツト5を遮
蔽部材としているわけである。そしてこのものに
おいては、水抜き孔7を通じて外部に出た超音波
は、ブラケツト5にあたつて戻つてくることにな
るが、ブラケツト5までの距離が短いために、第
6図に示すように発信開始から振動子2の振動が
減衰してしまうまでの時間t内に、水抜き孔7を
通じての反射波が振動子2まで戻つてくるもので
あり、反射波の受信による障害物検出は、上記時
間tの経過後から次の発信までの時間内にのみ機
能するのであるから、上記反射波が原因となつて
誤動作を招くことはないものである。
第7図に示す実施例は、水抜き孔7を上記実施
例の場合と同じ位置に設けるとともに、前部ハウ
ジング22に形成されているホーン3から、水抜
き孔7のすぐ前方に位置する遮蔽片8を垂下形成
したものである。水抜き孔7とこれに対面する遮
蔽片8との間の距離が上記実施例の場合よりも更
に短くなつていることから、誤動作の防止をより
確実なものとすることができる。
また第8図及び第9図に示す実施例は、水抜き
孔7を従来例と同様にハウジング1の下面に設け
ると同時に、ハウジング1からL字型の遮蔽片8
を垂下形成したものである。水抜き孔7の開口方
向が下方であることから、雨水の排出が上記2例
の場合より良好であると共に、水抜き孔7にごく
近接して遮蔽片8が対面していることから、誤動
作のおそれもないものである。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、水抜き孔に近
接して対面する遮蔽部材があることから、水抜き
孔を通じて外部に出た超音波は、この遮蔽部材に
あたつて振動子へと戻つていくものであつて、遮
蔽部材までの距離がきわめて短いために、振動子
が発信を開始した後、その振動が減衰して受信状
態に移行するまでの期間内に、反射波が戻つてく
るものであり、このために水抜き孔を通じて外部
に出た超音波信号の反射波が、水抜き孔を通じて
戻つてくることによる誤動作の発生がなくなるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は第
1図中のA−A線断面図、第3図は同上の側面
図、第4図は同上の正面図、第5図は同上のセン
サーを取り付けた車体の破断側面図、第6図は同
上の振動子の振動のタイムチヤート、第7図は他
の実施例の断面図、第8図は更に他の実施例の断
面図、第9図は同上の部分底面図、第10図は従
来例の断面図、第11図は同上の振動子の振動の
タイムチヤートであつて、1はハウジング、2は
振動子、3はホーン、7は水抜き孔、8は遮蔽片
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 超音波信号の発信及び反射波の受信を行なう
    振動子を収容したハウジングに水抜き孔を形成
    するとともに、この水抜き孔に近接し且つ水抜
    き孔と対面する遮蔽部材を設けて成ることを特
    徴とする車両用超音波センサー。 (2) 遮蔽部材はハウジングと一体に形成されたも
    のであることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の車両用超音波センサー。 (3) 遮蔽部材はハウジングを車両に取り付けるた
    めの取付部材であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の車両用超音波セン
    サー。
JP12625584U 1984-08-20 1984-08-20 車両用超音波センサ− Granted JPS6141055U (ja)

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JP12625584U JPS6141055U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 車両用超音波センサ−

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JP12625584U JPS6141055U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 車両用超音波センサ−

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Publication Number Publication Date
JPS6141055U JPS6141055U (ja) 1986-03-15
JPH0232524Y2 true JPH0232524Y2 (ja) 1990-09-04

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ID=30684937

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JP12625584U Granted JPS6141055U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 車両用超音波センサ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5416565B2 (ja) * 2009-12-04 2014-02-12 パナソニック株式会社 車両用障害物検知センサ
JP6581531B2 (ja) * 2016-03-17 2019-09-25 株式会社デンソー 超音波センサ

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Publication number Publication date
JPS6141055U (ja) 1986-03-15

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