JPH02200Y2 - - Google Patents

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JPH02200Y2
JPH02200Y2 JP16115984U JP16115984U JPH02200Y2 JP H02200 Y2 JPH02200 Y2 JP H02200Y2 JP 16115984 U JP16115984 U JP 16115984U JP 16115984 U JP16115984 U JP 16115984U JP H02200 Y2 JPH02200 Y2 JP H02200Y2
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JP
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clamping
shaft
grip
base plate
plate
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JP16115984U
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はテニスラケツト等のガツト張り用クラ
ンプに関するものである。
「従来の技術」 テニスラケツトのガツト張りを行う場合には、
ラケツト頭部を支持枠に固定した状態でガツトを
ラケツト頭部のガツト穴に挿通し、ガツト引張装
置によつて適当な張力となるまでガツトを引つ張
るが、このガツト引張装置によつて既に適当な張
力に張られたガツト同志を挾持して弛まないよう
にするためにクランプが使用されている。斯かる
クランプとして従来は第8図に示したものが使用
されている。即ち、該クランプは挾持状態保持機
能を有するプライヤー型クランプであり、一方の
挾持部Aを他方の握り部Bの上端部に軸Cをもつ
て枢着すると共に該挾持部Aの下端部に軸Dをも
つてもう一方の握り部Eを枢着し、更に前記挾持
部Aと握り部Bとの間に緊縮バネFを張設すると
共に、軸Gをもつて前記握り部Eの上端部寄りの
部分に枢着した、下面に脹H′を有する連結板H
の他端に握り部Bに多少遊びを持たせて掛止し、
更にまた前記握り部Eの前記軸Gよりも下部寄り
の部分に軸Iをもつて挾持解除レバーJを枢着
し、更に前記挾持部Aと、該挾持部Aと対をなす
他方の挾持部A′に挾持板K,K′を夫々設けると
共に該挾持板K,K′の間に台板Lを配し、該台
板Lの下端寄りの部分に支持棒M,Mを突設し、
該支持棒M,Mを夫々前記挾持板K,K′に穿設
した透孔N,Nに遊挿してなるものである。
而して斯かるクランプは、第9図及び第8図に
示す如く、握り部Eを握り部Bに近付けると挾持
板K,K′が内方に狭まつてガツトO,O′を夫々
台板Lとの間に挾持するようになり、そしてこの
状態はクリツクモーシヨンによつて挾持解除レバ
ーJを押すまで保持される。尚、挾持解除レバー
Jを外側に押すと、該挾持解除レバーJの一端部
J′が前記連結板Hの脹H′に当接して握り部Eを握
り部Bから離すように作用し、クリツクモーシヨ
ンによつて再び挾持板K,K′が開くものである。
しかし、斯かるクランプは、台板Lに突設した
支持棒M,Mの直径が挾持板K,K′に穿設した
透孔N,Nの内径よりも必然的に小さくなるため
にガタが生じ、このため、ガツトO,O′が挾ま
つたときに台板Lはいずれかに傾き、且つガツト
O,O′には夫々逆方向の張力があるために第9
図の如くに一方のガツトO′が外れてしまいやす
いという欠点がある。尚、ガツトが外れるともう
一度やり直さなければならず、きわめて手間がか
かるものであり、この点の改善が熱望されてい
た。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、ガツトを挾持した状態における台板の傾斜を
抑止し、もつて確実にガツトの挾持状態を保持す
ることができるようになしたクランプを提供せん
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 以下、本考案を図示した実施例に即して更に詳
細に説明する。
第1図は本考案の第一実施例の正面図、第2図
は同実施例の部分拡大断面図である。
本考案は、挾持状態保持機能を有するプライヤ
ー型クランプであることは前記従来のクランプと
同様であり、従来品との差異は挾持板又は台板の
構成に存するものである。
即ち、その構成は殆ど従来品と同様であり、一
方の挾持部1を他方の握り部2の上端部に軸3を
もつて枢着すると共に該挾持部1の下端部に軸4
をもつてもう一方の握り部5を枢着し、更に前記
挾持部1と握り部2との間に緊縮バネ6を張設す
ると共に、軸7をもつて前記握り部5の上端部寄
りの部分に枢着した、下面に曲面状のへこみ8′
を有する連結板8の他端を握り部2に多少遊びを
持たせて掛止し、更にまた前記握り部5の前記軸
7よりも下部寄りの部分に軸9をもつて挾持解除
レバーJ10を枢着し、該挾持解除レバー10に
前記連結板8のへこみ8′に接触する脹10′を設
け、更に前記挾持部1と、該挾持部1と対をなす
他方の挾持部1′に挾持板11,11を設けると
共に該挾持板11,11′の間に台板12を配し、
該台板12の下端寄りの部分に支持棒13,13
を突設し、該支持棒13,13を夫々前記挾持板
11,11′に突設した透孔14,14に遊挿し
てなるものであり、したがつて挾持状態を解除す
るときに挾持解除レバー10を従来品と逆に内側
に引つ張ることによつて握り部5を握り部2から
離すようにする他は全て従来品と同様である。
尚、図示した実施例では支持棒13,13の他に
その上部にもう一本支持棒15,15を突設した
ものを示しているが、必ずしもこのようにする必
要はない。又16,16′はガツトを示す。
而して、本実施例の特徴とする処は、前記挾持
部1と、該挾持部1と対をなす他方の挾持部1′
に設けた挾持板11,11′の間に配した台板1
2の構成にある。
即ち、台板12の下部の両面に所要の厚味lの
平板状の出張り部分12a,12aを設けたこと
にある。尚、該出張り部分12a,12aは等し
い厚味である。また該出張り部分12a,12a
の厚味lがガツトの太さに対応するものであり、
略0.9〜1.5mmの範囲で選択される。
「作用」 而して、本実施例にあつては上記の如き構成で
あるから、第2図に示す如く台板12が挾持板1
1,11′の間にあつて従来の如く傾くことがな
くなり、等しい圧力でガツト16,16′を挾持
板11,11′間に挾みつけることができる。し
たがつて従来の如き挾持したガツトの一方が挾持
部から外れてしまうといつたことは全くなくなる
ものである。
次に第3図に示した本考案の第二実施例につい
て説明する。
本実施例は前記第一実施例の平板状の出張り部
分12a,12aに代えて所要の高さhとした小
突起12b,12bを設けたものである。尚該小
突起12b,12bは支持棒13,13よりも下
方に設けられる。また該小突起12b,12bは
高さが等しいと共に、高さhはガツトの太さに対
応して選択される。また、その他の構成並びに作
用は前記第一実施例と同様であるので、同一の部
材には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
次に第4図に示した本考案の第三実施例につい
て説明する。
本実施例は前記第一実施例の平板状の出張り部
分12a,12aに代えて、台板12の下部の両
面に所要の厚味のワツシヤー17,17を取り付
けたものである。18,18はワツシヤー17,
17を取り付けるためのビスである。尚、ワツシ
ヤー17,17は厚味が等しく、且つその厚味は
ガツトの太さに対応して選択される。
また、その他の構成並びに作用は前記第一実施
例と同様であるので、同一の部材には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
次に第5図に示した本考案の第四実施例につい
て説明する。
本実施例は前記第一実施例の平板状の出張り部
分12a,12aに代えて、挾持板11,11′
の下部の内面に所要の厚味の平板状の出張り部分
11a,11a′を設けたものである。
尚、その他の構成並びに作用は前記第一実施例
と同様であるので、同一の部材には同一の符号を
付して詳細な説明は省略する。
次に第6図に示した本考案の第五実施例につい
て説明する。
本実施例は前記第一実施例の平板状の出張り部
分12a,12aに代えて、挾持板11,11′
の下部の内面に所要の厚味のワツシヤー19,1
9を取り付けたものである。20,20はワツシ
ヤー19,19を取り付けたるためのビスであ
る。
尚、その他の構成並びに作用は前記第一実施例
と同様であるので同一の部材には同一の符号を付
して詳細な説明は省略する。
次に第7図に示した本考案の第六実施例につい
て説明する。
本実施例は前記第一実施例の平板状の出張り部
分12a,12aに代えて、挾持板11,11′
の下部の内面に所要の高さの小突起11b,11
b′を設けたものである。
尚、その他の構成並びに作用は前記第一実施例
と同様であるので、同一の部材には同一の符号を
付して詳細な説明は省略する。
「考案の効果」 本考案は上記の如き構成、作用であるから、ガ
ツトを挾持したときに台板が挾持板間で傾斜せ
ず、したがつてガツトを等しい圧力で挾みつける
ことができる。これにより従来の如く一方のガツ
トが挾持部から外れるといつたことがなくなり、
ガツト張り作業をスムーズに行うことができる。
また上記の実施例においてはテニスラケツトのガ
ツト張りについて説明したが、バトミントンのガ
ツト張りにも使用することができるものであり、
実用に供し著効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の正面図、第2図
は同実施例の部分拡大断面図、第3図は第二実施
例の部分拡大断面図、第4図は第三実施例の部分
拡大断面図、第5図は第四実施例の部分拡大断面
図、第6図は第五実施例の部分拡大断面図、第7
図は第六実施例の部分拡大断面図、第8図は従来
のクランプの正面図、第9図は従来のクランプの
部分拡大断面図である。 1,1′……挾持部、2……握り部、3……軸、
4……軸、5……握り部、6……緊縮バネ、7…
…軸、8……連結板、9……軸、10……挾持解
除レバー、11,11′……挾持板、11a,1
1a′……平板状の出張り部分、11b,11b′…
…小突起、12……台板、12a,12a……平
板状の出張り部分、12b,12b……小突起、
13,13……支持棒、14……透孔、16,1
6′……ガツト、17……ワツシヤー、18……
ビス、19……ワツシヤー、20……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の挾持部を他方の握り部の上端部に軸をも
    つて枢着すると共に該挾持部の下端部に軸をもつ
    てもう一方の握り部を枢着し、更に前記一方の挾
    持部と他方の握り部との間に緊縮バネを張設する
    と共に、軸をもつて前記一方の握り部の上端部寄
    りの部分に枢着した連結板の他端を前記他方の握
    り部に多少遊びを持たせて掛止し、更に前記一方
    の握り部の前記連結板の軸より下部寄りの部分に
    軸をもつて挾持解除レバーを枢着し、更に前記一
    方の挾持部と、該挾持部と対をなす他方の挾持部
    に夫々挾持板を設けると共に該挾持板の間に台板
    を配し、該台板の下端寄りの部分に支持棒を突設
    し、該支持棒を夫々前記支持板に穿設した透孔に
    遊挿してなる挾持状態保持機能を有するプライヤ
    ー型のテニスラケツト等のガツト張り用クランプ
    において、挾持板又は台板のいずれかの下部の接
    触面に平板状の出張り部分又は小突起を設ける
    か、又はワツシヤーを取り付け、両挾持板と台板
    のガツト挾着部分の対向間隙を等しくとることが
    できるようになしたことを特徴とするテニスラケ
    ツト等のガツト張り用クランプ。
JP16115984U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH02200Y2 (ja)

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JP16115984U JPH02200Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JP16115984U JPH02200Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JPS6177059U JPS6177059U (ja) 1986-05-23
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