JP2729577B2 - 新聞ホルダーの新聞押圧装置 - Google Patents

新聞ホルダーの新聞押圧装置

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JP2729577B2 JP11627394A JP11627394A JP2729577B2 JP 2729577 B2 JP2729577 B2 JP 2729577B2 JP 11627394 A JP11627394 A JP 11627394A JP 11627394 A JP11627394 A JP 11627394A JP 2729577 B2 JP2729577 B2 JP 2729577B2
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浩久 相馬
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Okamura Manufacturing Co Ltd
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Okamura Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に新聞のたるみ
を緊張させ、新聞の厚さに対応して、確実に新聞ホルダ
ーに挾持しうる新聞押圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新聞ホルダーには各種のものがあるが、
一般的には、下面開口する横長U字溝状のフレームの前
板の複数個所に前方より押圧ねじを螺入し、その内端に
枢設した押圧板とフレームの後板の間に、複数枚の新聞
の端部を挿入してから、押圧ねじを螺締するようになっ
ている。
【0003】また実公昭62−37752号公報には、
上記したのと類似するフレーム内に設けた新聞押圧部材
を、フレームの前面に枢設したレバーにより駆動して、
新聞を、押圧部材とフレームの後板の間に挾持するよう
にした新聞綴じ具が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】新聞をホルダーに確実
に挾持するためには、新聞の厚さに対応する挾持力が必
要であるが、上記押圧ねじ式のものは、挾持力の強弱を
操作する人の感覚に頼るため、挾持力に個人差が生じ、
また上記レバー式のものは、挾持力が一定であるため、
いずれも挾持する新聞が多量の場合、挾持力が不足し
て、挾持した新聞が新聞ホルダーより脱落することがあ
る。
【0005】また、フレームに挿入した新聞の端部中央
には、通常若干のたるみがあり、そのまま挾持するとた
るみが残って見苦しい。本発明は、自動的に新聞のたる
みを解消させて、新聞の厚さに関係なく、確実に新聞ホ
ルダーに挾持しうる新聞押圧装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、横長角
筒状をなし、下面に新聞の端部を挿入しうる挿入孔を有
し、前板の両端近くに横長孔を穿設したフレームにおけ
る前記各横長孔にレバーを嵌合し、このレバーの基端
を、フレームに前後回動自在に枢着するとともに、同じ
く遊端とフレームの間に、レバーが横長孔に嵌合すると
レバーを固定する係止装置を設けて、レバーとフレーム
の間に新聞を挾持するようにした新聞ホルダーにいお
て、レバーの前板の内面中部に、上下方向を向き、かつ
上下両端の水平に突出する脚部が平面視V字形をなすコ
イルばねを枢設し、レバーが後方に回動すると、両脚部
先端の押圧部が、外側方の押圧部より先に順に新聞に圧
接するようにしたことにより、上述の課題は解決され
る。
【0007】
【作用】レバーを前方に回動させ、挿入孔より新聞の端
部を挿入して、レバーを後方に回動させると、外側方を
向く両脚部先端の押圧部が先に新聞に当接し、次第に強
く圧接しつつ外側方に移動して、新聞の両角部を外側方
に引っ張って、上端中央部が若干たるんでいる新聞を緊
張させる。ついで、内側方の押圧部が圧接して、フレー
ムとの間に新聞を挾持し、後方に回動したレバーは、横
長孔に嵌入して、係止装置により固定される。
【0008】
【実施例】図面は、本発明の一実施例を示し、図6は、
複数枚の新聞(1)を本発明を適用した新聞ホルダーのフ
レーム(2)に挾持した状況を略示するものである。
【0009】横長角筒状のフレーム(2)の後板(2a)は前
板(2b)より高寸で、その下端は、底板(2c)より若干垂下
している。底板(2c)の後部には、複数枚の新聞(1)の端
部を挿入しうる挿入孔(3)が切設され、かつ前板(2b)の
両端近くには、横長孔(4)が穿設されている。フレーム
(2)の両端には、エンドカバー(5)が嵌合され、ビス
(6)により止着されている。(7)は、フレーム(2)を新
聞掛けに吊支するための切欠である。
【0010】図1〜図4は、図6の左半部における本発
明を適用した新聞ホルダーを示すもので、横長孔(4)
には、正面形が同形のレバー(8)が嵌合され、常時
は、前板(8a)がフレーム(2)の前板(2b)と同
一平面上に並んで、横長孔(4)を閉塞している。レバ
ー(8)の基端(図1から図3の右端)は、フレーム
(2)に前後回動自在に枢着され、かつレバー(8)の
左部には、左端より横長の凹入溝(9)が形成されてい
る。
【0011】凹入溝(9)の左端には、L字形の弾性あ
る合成樹脂製のラッチ(10)の屈曲部が枢着され、そ
の右方を向く前片(11)は、図3に示すように、常時
はレバー(8)の前板(8a)と同一平面上に並んでお
り、かつ後方を向くフック(12)は、エンドカバー
(5)の内端に立設した係止片(13)に左方より係合
している。前片(11)とフック(12)の間に右後方
に向けて突設した弾性片(14)の先端は、凹入溝
(9)の底板(9a)に弾性圧接している。
【0012】レバー(8)の前板(8a)の内面中央部には、
新聞(1)の押圧体である軸線が上下方向を向く、コイル
ばね(15)が枢設され、その両側は前板(8a)の内面に固設
した左右1対の支持片(16)に自由回動不能に挾持されて
いる。コイルばね(15)のレバー(8)が後方回動した時に
外側方を向く長寸の第1脚部(15a)と、内側方を向く短
寸の第2脚部(15b)は、基部が交差してV字形をなし、
各脚部(15a)(15b)の遊端には、それぞれ上下方向を向く
第1ローラ(17)と第2ローラ(18)が枢設されている。両
ローラ(17)(18)と前板(8a)の間隔は、第1ローラ(17)の
方がかなり大である。
【0013】図3に示す状態のラッチ(10)の前片(11)を
後方に押圧すると、ラッチ(10)は、その弾性片(14)を屈
撓させつつ若干回動し、ラッチ(12)が係止片(13)より離
脱するので、図1に示すように前方に回動させることが
できる。この時、コイルばね(15)は、その弾性により両
端部(15a)(15b)のなす角度は拡大し、両端部(15a)(15b)
の基部の形状と両支持片(16)の相互作用により、第1ロ
ーラ(17)は、第2ローラ(18)に比し、レバー(8)より著
しく離間する。
【0014】なお、フレーム(2)の右端部にも、上述の
レバー(8)やラッチ(10)やコイルばね(15)及びこれらに
付属する各部材が、左右対称に設けられている。
【0015】上述の新聞ホルダーにおいて、図1に示す
ように、左右のレバー(8)を前方に回動させて、挿入孔
(3)よりフレーム(2)内に複数枚の新聞(1)の端部を挿
入し、図2に示すように、レバー(8)を後方に回動させ
れば、レバー(8)より後方に著しく離間する第1ローラ
(17)が、第2ローラ(18)より先に新聞ホルダー(1)に当
接する。
【0016】新聞(1)の挿入は、フレーム(2)の底板(2
c)より突出する後板(2a)に案内されるので容易である。
【0017】レバー(8)をさらに後方に回動させれば、
左右の両第1ローラ(17)(右方の第1ローラは図示省略)
は、新聞(1)に次第に強く圧接しつつ外側方に転動し
て、新聞(1)の両端部を外側方に引っ張り、若干たるん
でいる新聞(1)を緊張させ、ついで両第2ローラ(18)が
新聞(1)に圧接する。
【0018】ついでレバー(8)は横長孔(4)に嵌入し
て、ラッチ(10)のフック(12)がエンドカバー(5)の係止
片(12)に当接し、ついでラッチ(10)は、その弾性片(14)
を弾性屈撓させつつ若干回動して、フック(12)は係止片
(13)に係合して固定され、新聞(1)は、両ローラ(17)(1
8)とフレーム(2)の後板(2b)の間に強固に挾持される。
【0019】新聞(1)を挾持したフレーム(2)におい
て、ラッチ(10)の前片(11)を押圧すれば、ラッチ(10)は
弾性片(14)を屈撓させつつ若干回動して、フック(12)が
係止片(13)より外れ、レバー(8)はコイルばね(15)の付
勢により自動的に前方に回動して、図2に示す状態とな
る。レバー(8)をさらに前方に回動させれば、図1に示
す状態となるので、新聞(1)を容易に引き抜くことがで
きる。なお本発明は、レバー(8)の固定に、上記ラッチ
(10)と係止片(13)に代えて、他の固定装置を使用するこ
ともできる。
【0020】
【発明の効果】本発明の装置によると、コイルばねの脚
部先端の押圧部が、新聞をフレームの内面に弾性的に押
圧して挾持し、新聞の厚さの変動に対応して、新聞が厚
くなる程自動的に押圧力も増大するので、挾持力に操作
する人の個人差が生ぜず、常時適圧で新聞を挾持するの
で、新聞がフレームより脱落することはない。しかも、
新聞を挾持する際、上述のように新聞のたるみを自動的
に解消するので、挾持した新聞の外観は良好であり、取
扱いも容易である。また押圧部をローラとすれば、新聞
を円滑に挾持することができ、しかも新聞は破損しな
い。外側方の両脚部を内側方の脚部より長寸とすれば、
上述の効果はさらに増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した新聞ホルダーのレバー開放時
の要部を示す横断平面図である。
【図2】同じく新聞挾持開始時の要部を示す横断平面図
である。
【図3】同じく新聞挾持後の要部を示す横断平面図であ
る。
【図4】ラッチの動作を示すための、図3の要部拡大図
である。
【図5】図3のA−A線拡大断面図である。
【図6】本発明を適用した新聞ホルダーを略示する正面
図である。
【符号の説明】
(1)新聞 (2)フレーム (2a)後板 (2b)前板 (2c)底板 (3)挿入孔 (4)横長孔 (5)エンドカバー (6)ビス (7)切欠 (8)レバー (8a)前板 (9)凹入溝 (9a)底板 (10)ラッチ (11)前片 (12)フック (13)係止片 (14)弾性片 (15)コイルばね (15a)第1脚部 (15b)第2脚部 (16)支持片 (17)第1ローラ (18)第2ローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長角筒状をなし、下面に新聞の端部を
    挿入しうる挿入孔を有し、前板の両端近くに横長孔を穿
    設したフレームにおける前記各横長孔にレバーを嵌合
    し、このレバーの基端を、フレームに前後回動自在に枢
    着するとともに、同じく遊端とフレームの間に、レバー
    が横長孔に嵌合するとレバーを固定する係止装置を設け
    て、レバーとフレームの間に新聞を挾持するようにした
    新聞ホルダーにいおて、 レバーの前板の内面中部に、上下方向を向き、かつ上下
    両端の水平に突出する脚部が平面視V字形をなすコイル
    ばねを枢設し、レバーが後方に回動すると、両脚部先端
    の押圧部が、外側方の押圧部より先に順に新聞に圧接す
    るようにした、新聞ホルダーの新聞押圧装置。
  2. 【請求項2】 押圧部を、上下方向を向くローラとした
    請求項1記載の新聞ホルダーの新聞押圧装置。
  3. 【請求項3】 両コイルばねの外側方の脚部を内側方の
    脚部より長寸とし、かつ外側方の押圧部が、内側方の押
    圧部より先に、新聞に押圧するようにした請求項1また
    は2記載の新聞ホルダーの新聞押圧装置。
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