JPH02200481A - 光学記録媒体 - Google Patents

光学記録媒体

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JPH02200481A
JPH02200481A JP1017794A JP1779489A JPH02200481A JP H02200481 A JPH02200481 A JP H02200481A JP 1017794 A JP1017794 A JP 1017794A JP 1779489 A JP1779489 A JP 1779489A JP H02200481 A JPH02200481 A JP H02200481A
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unsubstituted
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Takeshi Santo
剛 三東
Chieko Mihara
知恵子 三原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザ光特に半導体レーザによる書き込み記
録に適した光学的記録媒体に関し、詳しくは光ディスク
および光カード技術に用いつる新規な光学的記録媒体に
関するものである。
[従来の技術] 一般に、光ディスクおよび光カードは、基板の上に設け
た薄い記録層に形成された光学的に検出可能な小さな(
例えば、約IJL)ピットをらせん状又は円形のトラッ
ク形態にして高密度情報を記憶することができる。
この様なディスクに情報を書込むには、レーザ感応層(
記録層)の表面に集束したレーザを走査し、このレーザ
光線が照射された表面のみにピットを形成し、このピッ
トをらせん状、円形または直線状トラックの形態で形成
する。レーザ感応層(記録層)は、レーザ・エネルギー
を吸収して光学的に検出可能なピットを形成てきる。例
えば、ヒートモード記録方式ては、レーザ感応層(記録
層)は熱エネルギーを吸収し、その個所に蒸発又は融解
により小さな凹部(ピット)を形成できる。また、別の
ヒートモード記録方式では、照射されたレーザ・エネル
ギーの吸収により、その個所に光学的に検出可能な濃度
差を有するピットを形成できる。
この光ディスクおよび光カードに記録された情報は、レ
ーザ光をトラックに沿って走査し、ピツトか形成された
部分とピットが形成されていない部分の光学的変化を読
み取ることによって検出される。例えば、レーザ光がト
ラックに沿って走査され、ディスクにより反射されたエ
ネルギーがフォトディテクターによってモニターされる
。ピットトが形成されている部分は、レーザ光の反射は
低くなりフォトディテクターの出力は低下する。−方、
ピットか形成されていない部分は、レーザ光は充分に反
射されフォトディテクターの出力は大きくなる。
この様な光ディスクおよび光カードに用いる光学的記録
媒体として、これまでアルミニウム蒸着膜などの金属薄
膜、ビスマス薄膜、酸化テルル薄膜やカルコゲナイド系
非晶質ガラス膜などの無機物質を主に用いたものが提案
されている。これらの薄膜は、一般に350〜80On
m付近の波長光で感応性であるとともに、レーザ光に対
する反射率が高いため、レーザ光の利用率が低い等の欠
点がある。
この様なことから、近年比較的長波長(例えば、 78
0n論以上)の光エネルギーで光学的な物性変化可能な
有機FI膜の研究かなされている。この様な有aSSは
、例えば発振波長が780nm又は830n履付近の半
導体レーザによりピットを形成できる点で有効なもので
ある。
しかし、一般に長波長側に吸収特性をもつ有機化合物は
、熱に対して不安定な問題がある。
例えば、光学記録媒体の取扱いは必ずしも空調設備の整
ったオフィスでのみ使用されるわけではなく、運送倉庫
での保管、ドライブ装置の機内昇温等を考慮する必要が
あり高温における安定性により優れた媒体が望まれてい
る。特に、光学記録媒体が光カードである場合はカード
としての厚み及び強度の点で中空構造(エアーサンドイ
ッチ構造)を取ることは困難で、記録層上に直接接着剤
で対向基板を貼合せる貼合せ構造となる。その際に用い
る接着剤としては記a層の書き込み感度を落さず作業性
に優れるホットメルト系の接着剤が有効である。しかし
、ホットメルト系の接着剤では貼合わせ時に短時間では
あるが100℃位になる為、記録層はより耐熱性に優れ
たものが望まれている。さらに、光カードは個人での持
ち運びによる取扱いとなる場合が多く、粗雑に扱われる
可能性が高い為、耐熱性を始めとする環境安定性に優れ
たものか望まれている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、この様な現状に鑑みてなされたものであり、
・その目的は、長波長側に吸収帯をもつ有機薄膜からな
る記録層を有する光学記録媒体を提供することにある。
本発明の別の目的は、高温高湿の環境条件下においても
より安定性の向上した色素薄膜からなる記録層を有する
光学記録媒体を提供することにある。
本発明の別の目的は感度および記録に伴う光学特性の変
化を向上させた光学記録媒体を提供することにある。
本発明の別の目的は塗工法による製造が可能な光学記録
媒体を提供することにある。
[課題を解決するための手段]および[作用]即ち、本
発明は下記一般式CI ]、 [TI]、 [ml。
[IV]、[V]または[VI]て表わされるアザアズ
レニウム塩化合物を一種または二種以上含有する記録層
を有することを特徴とする光学記録媒体である。
一般式[I] Q。
一般式[11] 一般式[V] R3? Xe (但し、一般式[I]〜[VI]において、AはR42
R4:1 0ゲン原子又は1価の有機残基を表わし、又はR。
とRt、  RsとR3,R3とR,、R,とRs、 
 R,とLO+  RlGと811+R12とR11お
よびRt3とRoの組合せのうち少なくとも1つの組合
せで置換又は未置換の縮合環を形成してもよい。Yは置
換又は未置換の5員環もしくは6員環を形成する2価の
炭化水素基を示す。eはl、2.3又は4.mは0又は
1.nは1又は2、pはl又は2、qは0又はlの整数
を示す。Xeはアニオン残基を示す。
R41は水素原子、置換もしくは未置換のアルキル基、
環式アルキル基、アリル基、置換もしくは未置換のアラ
ルキル基又は置換もしくは未置換のアリール基を示す、
2は置換又は未置換の複素環を完成するに必要な原子群
を示す、rは0又はlの整数を示す。
Qは硫黄原子、酸素原子又はセレン原子を示す。Pは置
換されてもよいピラン、チオピラン、セレナピラン、ベ
ンゾピラン、ベンゾチオピラン、ベンゾセレナピラン、
ナフトピラン、ナフトチオピラン又はナフトセレナピラ
ンを完成するに必要な原子群からなる炭化水素基を示す
。R42およびR41は水素原子、置換もしくは未置換
のアルキル基、置換もしくは未置換のアリール基又は置
換もしくは未置換のスチリル基を示す。Sは0又はlの
整数を示す。
R44およびR4Sは水素原子、置換もしくは未置換の
アルキル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換も
しくは未置換のスチリル基又は置換もしくは未置換の複
素環基を示す) 以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の光学記録媒体は、電磁放射線を吸収して熱作用
を受け、かかる熱作用によって光学変化を生じる前記一
般式[II、 [II]、[II[]、[IV]。
[V]または[VI]で表わされるアザアズレニウム塩
化合物を一種または二種以上含有する薄膜からなる記録
層を有することに特徴がある。
−8式[II、 [II]、[III]、[IV]、[
V]および[VI]において、R1−R4゜は水素原子
、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子、沃素原子)又は
1価の有機残基を表わす。
1価の有機残基としては、広範なものから選択すること
ができるが、特にアルキル基(メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−
アミル、n−ヘキシル、n−オクチル、2−エチルヘキ
シル、t−オクチルなど)、アルコキシ基(メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)、置換もしくは
未置換のアリール基(フェニル、トリル、キシリル、エ
チルフェニル、メトキシフェニル、エトキシフェニル、
クロロフェニル、ニトロフェニル、ジメチルアミノフェ
ニル、α−ナフチル、β−ナフチルなど)、置換もしく
は未置換の複素環基(ピリジル、キノリル、カルバゾリ
ル、フリル、チエニル、ピラゾリルなど)置換もしくは
未置換のアラルキル基(ベンジル、2−フェニルエチル
、2−フェニル−1−メチルエチル、ブロモベンジル、
2−ブロモフェニルエチル、メチルベンジル、メトキシ
ベンジル、ニトロベンジルなど)、アシル基(アセチル
、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ベンゾイル、ト
リオイル、ナフトイル、フタロイル、フロイルなど)、
置換もしくは未置換アミノ基(アミノ、ジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、アセチルアミノ
、ベンゾイルアミノなど)、置換もしくは未置換スチリ
ル基(スチリル、ジメチルアミノスチリル、ジエチルア
ミノスチリル、ジプロピルアミノスチリル、メトキシス
チリル、エトキシスチリル、メチルスチリルなど)、ニ
トロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、チオ−エーテル
基、カルボキシル基、カルボン酸エステル、カルボン酸
アミド、シアノ基又は置換もしくは未置換アリールアゾ
基(フェニルアゾ、α−ナフチルアゾ、β−ナフチルア
ゾ、ジメチルアミノフェニルアゾ、クロロフェニルアゾ
、ニトロフェニルアゾ、メトキシフェニルアゾ、トリル
アゾなど)を挙げることかできる。
また、R,とRゎR2とR3,R,とR,、R,とR,
、R,とRlO+ RIGとRII+ R12とRI3
およびR83とR14の組合わせのうち、少なくとも1
つの組合せで置換又は未置換の縮合環を形成してもよい
、縮合環としては、置換又は未置換の芳香族環(ベンゼ
ン、ナフタレン、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、メ
チルベンゼン、エチルベンゼン、メトキシベンゼン、エ
トキシベンゼンなど)、複素環(フラン環、ベンゾフラ
ン環、ピロール環、チオフェン環、ピリジン環、キノリ
ン環、チアゾール環など)、脂肪族環(ジメチレン、ト
リメチレン、テトラメチレンなど)等が挙げられる。
Yは置換又は未置換の5員環もしくは6員環を形成する
2価の炭化水素基(−CHl−CH,−C113C11
3 と)を示し、これらの5員環又は6員環はベンゼン環、
ナフタレン環などと縮合されてもよい。
りは1,2.3又は4、mは0又は1.nはl又は2、
pは1又は2、qは0又はlの整数を示す。
また、xoは、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン
、過塩素酸塩イオン、硝酸塩イオン、ベンゼンスルホン
酸塩イオン、P−トルエンスルホン酸塩イオン、メチル
硫酸塩イオン、エチル硫酸塩イオン、プロピル硫酸塩イ
オン、テトラフルオロホウ酸塩イオン、テトラフェニル
ホウ酸塩イオン、ヘキサフルオロリン酸塩イオン、ベン
ゼンスルホン酸塩イオン、酢酸塩イオン、トリフルオロ
酢酸塩イオン、プロピオン酢酸塩イオン、安息香酸塩イ
オン、シュウ酸塩イオン、コハク酸塩イオン、マロン酸
塩イオン、オレイン酸塩イオン。
ステアリン酸塩イオン、クエン酸塩イオン、−水素二リ
ン酸塩イオン、二水素−リン酸塩イオン、ペンタクロロ
スズ酸塩イオン、クロロスルホン酸塩イオン、フルオロ
スルホン酸塩イオン、トリフルオロメタンスルホン酸塩
イオン、ヘキサフルオロヒ酸塩イオン、ヘキサフルオロ
アンチモン酸塩イオン、モリブデン酸塩イオン、タング
ステン耐塩イオン、チタン酸塩イオン、ジルコン酸塩イ
オンなどの陰イオンを示す。
は、水素原子、アルキル基(例えば、メチル基。
エチル基、n−プロピル基、 1so−プロピル基、n
−ブチル基、5ec−ブチル基、1so−ブチル基、t
−ブチル基、n−アミル基、t−アミル基、n−ヘキシ
ル基、n−オクチル基、t−オクチル基など)、置換ア
ルキル基(例えば、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒド
ロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、2−アセ
トキシエチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシ
エチル基、3−カルボキシプロピル基、2−スルホエチ
ル基、3−スルホプロピル基、4−スルホブチル基、3
−スルフェートプロピル基、4−スルフェートブチル基
、N−(メチルスルホニル)−カルバミルメチル基、3
−(アセチルスルファミル)プロピル基、4−(アセチ
ルスルファミル)ブチル基など)、環式アルキル基(例
えば、シクロヘキシル基など)、アリル基(CO3−C
HCH2−)などのアルケニル基、アラルキル基(例え
ば、ベンジル基、フェネチル基、α−ナフチルメチル基
、β−ナフチルメチル基など)、置換アラルキル基(例
えば、カルボキシベンジル基、スルホベンジル基、ヒド
ロキシベンジル基など)、アリール基(例えば、フェニ
ル基など)または置換アリール基(例えば、カルボキシ
フェニル基、スルホフェニル基、ヒドロキシフェニル基
など)を示す。
Zは、置換または未置換の複素環1例えばチアゾール系
列の核(例えばチアゾール、4−メチルチアゾール、4
−フェニルチアゾール、5−メチルチアゾール、5−フ
ェニルチアゾール、4.5−ジメチルチアゾール、4.
5−ジフェニルチアゾール、4−(2−チエニル)−チ
アゾールなど)、ベンゾチアゾール系列の核(例えばベ
ンゾチアゾール、5−クロロベンゾチアゾール、5−メ
チルベンゾチアゾール、6−メチルベンゾチアゾール、
5.6ジメチルベンゾチアゾール、5−ブロモベンゾチ
アゾール、5−フェニルベンゾチアゾール、5−メトキ
シベンゾチアゾール、6−メトキシベンゾチアゾール、
5,6−シメトキシベンゾチアゾール、5,6−チオキ
シメチレンベンゾチアゾール、5−ヒドロキシベンゾチ
アゾール、6−ヒドロキシベンゾチアゾール、4,5,
6.7−チトラヒドロペンゾチアゾールなど)、ナフト
チアゾール系列の核(例えばナフト[2,1−dlチア
ゾール、ナンド[1,2−d]チアゾール、5−メトキ
シナフト[1,2−dlチアゾール、5−エトキシナフ
ト[1,2−d]チアゾール、8−メトキシナフト[z
、x−d]チアゾール、7−メトキシナフト[2,1−
dlチアゾールなど)、チオナフテン[7,6−dlチ
アゾール系列の核(例えば7−メドキシチオナフテン[
7,6−d]チアゾール)、オキサゾール系列の核(例
えば4−メチルオキサゾール、5−メチルオキサゾール
、4−フェニルオキサゾール、4.5−ジフェニルオキ
サゾール、4−エチルオキサゾール、4,5−ジメチル
オキサゾール、5−フェニルオキサゾール)、ベンゾオ
キサゾール系列の核(例えばベンゾオキサゾール、5−
クロロベンゾオキサゾール、5−メチルベンゾオキサゾ
ール、5−フェニルベンゾオキサゾール、6−メチルベ
ンゾオキサゾール、5.6−シメチルベンゾオキサゾー
ル、5−メトキシベンゾオキサゾール、6−メトキシベ
ンゾオキサゾール、5−ヒドロキシベンゾオキサゾール
、6−ヒドロキシベンゾオキサゾールなど)、ナフトオ
キサゾール系列の核(例えばナツト[2,1−d]オキ
サゾール、ナツト[1,2−d]オキサゾールなど)、
セレナゾール系列の核(例えば4−メチルセレナゾール
、4−フェニルセレナゾールなど)、ベンゾセレナゾー
ル系列の核(例えばベンゾセレナゾール、5−クロロベ
ンゾセレナゾール、5−メチルベンゾセレナゾール、5
,6−ジメチルへンゾセレナゾール、5−メトキシベン
ゾオキサゾール、5−メチル−6−メチルベンゾセレナ
ゾール、5.6−シオキシメチレンベンゾセレナゾール
、5−ヒドロキシベンゾセレナゾール、4、S、6.7
−チトラヒドロペンゾセレナゾールなど)、ナフトセレ
ナゾール系列の核(例えばナフ)−[2,1−dlセレ
ナゾール、ナツト[1,2−d]セレナゾール)、チア
ゾリン系列の核(例えばチアゾリン、4−メチルチアゾ
リン、4−ヒドロキシメチル−4−メチルチアゾリン、
4,4−ビス−ヒドロキシメチルチアゾリンなど)、オ
キサゾリン系列の核(例えばオキサゾリン)、セレナゾ
リン系列の核(例えばセレナゾリン)、2−キノリン系
列の核(例えばキノリン、6−メチルキノリン、6−ク
ロロキノリン、6−メドキシキノリン、6−ニトキシキ
ノリン、6−ヒトロキシキノリン)、4−キノリン系列
の核(例えばキノリン、6−メドキシキノリン、7−メ
チルキノリン、8−メチルキノリン)、l−イソキノリ
ン系列の核(例えばイソキノリン、3.4−ジヒドロイ
ソキノリン)、3−イソキノリン系列の核(例えばイン
キノリン)、3.3−ジアルキルインドレニン系列の核
(例えば3.3−ジメチルインドレニン、3,3−ジメ
チル−5−クロロインドレニン。
3.3.5− トリメチルインドレニン、3,3.7−
 トリメチルインドレニン)、ピリジン系列の核(例え
ばピリジン、5−メチルとリジン)、ベンゾイミダゾー
ル系列の核(例えばl−エチル−5,6−ジクロロベン
ゾイミダゾール、l−ヒドロキシエチル−5,6−ジク
ロロベンゾイミダゾール、■−エチルー5−ジクロロベ
ンゾイミダゾール、l−エチル−5,6−ジブロモベン
ゾイミダゾール、l−エチル−5−フェニルベンゾイミ
ダゾール、l−エチル−5−フルオロベンゾイミダゾー
ル、l−エチル−5−ジアノベンゾイミダゾール、l−
(β−アセトキシエチル)−5−ジアノベンゾイミダゾ
ール、l−エチル−5−クロロ−6−ジアノベンゾイミ
ダゾール、1−エチル−5−フルオロ−6−ジアノベン
ゾイミダゾール、1−エチル−5−アセチルベンゾイミ
ダゾール、l−エチル−5−カルボキシベンゾイミダゾ
ール、l−エチル−5−エトキシカルボニルベンゾイミ
ダゾール、1−エチル−5−スルファミルベンゾイミダ
ゾール、l−エチル−5−N−エチルスルファミルベン
ゾイミダゾール、1−エチル−5,6−ジフルオロベン
ゾイミダゾール、l−エチル−5,6−ジアノベンゾイ
ミダゾール、l−エチル−5−エチルスルホニルベンゾ
イミダゾール、l−エチル−5−メチルスルホニルベン
ゾイミダゾール。
l−エチル−5−トリフルオロメチルベンゾイミダゾー
ル、l−エチル−5−トリフルオロメチルスルホニルベ
ンゾイミダゾール、l−エチル−5−トリフルオロメチ
ルスルフィニルベンゾイミダゾールなど)を完成するに
必要な原子群を表わす。
rは0又はlの整数を示す。
−P−−〜 R4RR4’J 原子、酸素原子又はセレン原子を示す、Pは置換されて
もよいピラン、チオピラン、セレナピラン、ベンゾピラ
ン、ベンゾチオピラン、ベンゾセレナピラン、ナフトピ
ラン、ナフトチオピラン又はナフトセレナピランを完成
するに必要な原子群からなる炭化水素基を示す。
これらの環にはアルキル基(メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ア
シル、t−アシル、n−ヘキシル、n−オクチル、t−
オクチル、2−エチルヘキシルなど)、アルコキシ基(
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)、置
換もしくは未置換アリール基(フェニル、トリル、キシ
リル、ビフェニル、エチルフェニル、メトキシフェニル
、エトキシフェニル、ジエトキシフェニルヒトロキシフ
ェニル、クロロフェニル、ジクロロフェニル、ブロモフ
ェニル、ジクロロフェニル、ニトロフェニル、ジエチル
アミノフェニル、ジメチルアミノフェニル、ジベンジル
アミノフェニルなど)、スチリル、4−フェニル−1,
3−ブタジェニル、メトキシスチリル、ジメトキシスチ
リル、エトキシスチリル、ジェトキシスチリル、ジメチ
ルアミノスチリル、4−(p−ジメチルアミノフェニル
)−1,3−ブタジェニル、4−(p−ジエチルアミノ
フェニル)−1,3−ブタジェニルなどのスチリル基も
しくは4−フェニル−1,3−ブタジェニル又はその置
換体又は3−カルバゾリル、9−メチルー3−カルバゾ
リル、9−エチル−3−カルバゾリル、9−カルバゾリ
ルなどの複素環基によって置換されることができる。
し2およびR43は、水素原子、アルキル基(特に炭素
原子数l〜15のアルキル基:例えば、メチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、アミ
ル、イソアミル、ヘキシル、オクチル、ノニル、ドデシ
ル)、アルコキシ基(メトキシ、エトキシ、プロポキシ
、ブトキシ、アミロキシ、ヘキソキシ、オクトキシなど
)、アリール基(フェニル、α−ナフチル、β−ナフチ
ルなど)、置換アリール基(トリル、キシリル、ビフェ
ニル、エチルフェニル、メトキシフェニル、エトキシフ
ェニル、アミロキシフェニル、ジメトキシフェニル、ジ
ェトキシフェニル、ヒドロキシフェニル、クロロフェニ
ル、ジクロロフェニル、ブロモフェニル、ジブロモフェ
ニル、ニトロフェニル、ジエチルアミノフェニル、ジメ
チルアミノフェニル、ジベンジルアミノフェニルなど)
、スチリル基又は4−フェニル−1,3−ブタジェニル
基(スチリル、4−フェニル−1,3−ブタジェニル)
、置換スチリル基又は4−フェニル−1,3−ブタジェ
ニル基(メトキシスチリル、ジメトキシスチリル、エト
キシスチリル、ジェトキシスチリル、ジメチルアミノス
チリル、ジエチルアミノスチリル、4−(p−ジメチル
アミノフェニル)−1,3−ブタジェニル、4−(p−
ジエチルアミノフェニル)−1,3−ブタジェニルなど
)、置換又は未置換の複素環基(3−カルバゾリル、9
−メチル−3−カルバゾリル、9−エチル−3−カルバ
ゾリル、9−カルバゾリル)を表わす。
R42とR4:lは、結合してベンゼン環を形成しても
よい。
SはO又はlの整数を示す。
/ A:=Cにおいて、R44およびR45は\ s 水素原子又はアルキル基(例えば、メチル基、エチル基
、n−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基
、5ec−ブチル基、1so−ブチル基、t−ブチル基
、n−アミル基、t−アミル基、n−ヘキシル基、n−
オクチル基、t−オクチル基など)を示し、さらに他の
アルキル基、例えば置換アルキル基(例えば、2−ヒド
ロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒド
ロキシブチル基、2−アセトキシエチル基、カルボキシ
メチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキシプ
ロピル基、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基
、4−スルホブチル基、3−スルフェートプロピル基、
4−スルフェートブチル基、N−(メチルスルホニル)
−カルバミルメチル基、3−(アセチルスルファミル)
プロピル基、4−(アセチルスルファミル)ブチル基な
ど)、環式アルキル基(例えば、シクロヘキシル基など
)、アリル基(CH2= CI−CH,−) 、アラル
キルiW(例えば、ベンジル基、フェネチル基。
α−ナフチルメチル基、β−ナフチルメチル基など)、
置換アラルキル基(例えば、カルボキシベンジル基、ス
ルホベンジル基、ヒドロキシベンジル基など)を包含す
る。さらに、 R44およびR4’iは置換もしくは未
置換のアリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基、
トリル基、キシリル基、メトキシフェニル基、ジメトキ
シフェニル基、トリメトキシフェニル基、エトキシフェ
ニル基、ジメチルアミノフェニル基、ジエチルアミノフ
ェニル基、ジプロピルアミノフェニル基、ジベンジルア
ミノフェニル基、ジフェニルアミノフェニル基など)、
置換もしくは未置換の複素環23i(例えば、ピリジル
基、キノリル基、レピジル基、メチルピリジル基、フリ
ル基、チエニル基、インドリル基、ピロール基、カルバ
ゾリル3.N−エチルカルバゾリル基など)又は置換も
しくは未置換のスチリル基(例えば、スチリル基、メト
キシスチリル基、ジメトキシスチリル基、トリメトキシ
スチリル基、エトキシスチリル基、ジメチルアミノスチ
リル基、ジエチルアミノスチリル基、ジプロピルアミノ
スチリル基、ジベンジルアミノスチリル基、ジフェニル
アミノスチリル基、2.2−ジフェニルビニル基、2−
フェニル−2−メチルビニル基、2−(ジメチルアミノ
フェニル)−2−フェニルビニル基、2−(ジエチルア
ミノフェニル)−2−フェニルビニル基、2−(ジベン
ジルアミノフェニル)−2−フェニルビニル基、2゜2
−ジ(ジエチルアミノフェニル)ビニル基、2.2−ジ
(メトキシフェニル)ビニル基、2゜2−(エトキシフ
ェニル)ビニル基、2−(ジメチルアミノフェニル)−
2−メチルビニル基、2−(ジエチルアミノフェニル)
−2−エチルビニル基など)を示す。
以下、本発明で用いられるアザアズレニウム塩化合物の
具体例を下記に列挙するが、これらに制限されるもので
はない。
前記一般式 [] で表わされる化合物の例 cpo、8 H3 前記一般式[n] て表わされる化合物の例 3C R048 C1lユ ++3c: Cj)0.8 8F、θ 前記一般式[III] で表わされる化合物の例 Cθ H3 2CH3+SO3゜ 前記一般式[IV] て表わされる化合物の例 C2O4゜ H3 1;H3 CHz 前記一般式[V] で表わされる化合物の例 前記一般式[VI] て表わされる化合物の例 8F、。
C)lコ CH3 前記一般式[I]〜[VI]て表わされる化合物は米国
特許第2734900号明細書に開示されているシアニ
ンの合成方法と同様に、アザアズレン化合物あるいはア
ザアズレン化合物誘導体と、活性メチル基を有する複素
環4級アンモニウム塩化合物、活性メチル基を有するピ
リリウム塩化合物。
あるいは活性エチレン基を有する化合物とを、中間銅を
形成する1例えばマロンジアルデヒド類。
グルタコンジアルデヒド類、2−クロロ−1−ホルミル
ヒドロキシエチレンシクロヘキサン、イソホロンの様な
ヒドロキシ化合物、ジヒドロキシ化合物、カルボニル化
合物、ジアミノ化合物あるいはトリメトキシ化合物等と
反応させることによって合成することかできる。
本発明の光学記録媒体は、第1図に示す様に、基板lの
上に前記一般式[I]〜[VI]て示されるアザアズレ
ニウム塩化合物を含有する記録層2を設けることにより
形成することができる。
基板lとしては、ポリカーボネート、ポリエステル、ア
クリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミドなどのプラスチッ
ク、ガラスあるいは金属類などを用いることができる。
記録層2の形成にあたって、前記一般式[I]〜[VI
]で示されるアザアズレニウム塩化合物を一種または二
種以上組合せて用いることができ。
さらに他の染料1例えば、前記一般式[I]〜[VI]
の化合物以外のアザアズレン系、ポリメチン系、アズレ
ン系、ピリリウム系、スクアリウム系、クロコニウム系
、トリフェニルメタン系、寿サンテン系、アントラキノ
ン系、シアニン系、フタロシアニン系、ジオキサジン系
、テトラヒドロコリン系、トリフエッチアジン系、フェ
ナンスレン系、アミニウム塩・ジイモニウム塩基、金属
キレート錯体系染料など、あるいは金属および金属化合
物など、例えばkl、 Te、 Bi、 Sn、 In
、 Se。
SnO,Tea、、 As、 Cdなど、あるいは紫外
線吸収剤などと混合分散あるいは積層してもよい。
記録層2は塗布法あるいは蒸着法等の種々の方法により
基板l上に形成される。塗布法を用いる場合には、アザ
アズレニウム塩化合物を有機溶媒中に溶解あるいは分散
した溶液を基板l上に塗布することによって形成するこ
とかてきる。また必要に応じて成膜性および塗膜安定性
を考慮してバインダーを記録層中に混合して成膜するこ
ともできる。
塗布の際に使用できる有機溶媒は、前述のアザアズレニ
ウム塩化合物を分散状態とするか、或いは溶解状態とす
るかによって異なるが、一般にはアルコール系、ケトン
系、アミド系、エーテル系、エステル系、脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素系、芳香族系、脂肪族炭化水素系などの溶
媒を用いることができる。
また、バインダーとしては、例えばニトロセルロース、
エチルセルロース、ポリスチレン、ポリビニルピロリド
ン、ポリメチルメタクリレート。
ポリアミドなどが挙げられる。また、必要により、ワッ
クス、高級脂肪酸、アミド類(例えば、オレイルアミド
)を添加剤として用いる。
以上のバインダーにジオクチルフタレート、ジブチルフ
タレート、トリクレジルフォスフェート等の可塑剤、鉱
油、植物油等の油剤、更にアルキルベンゼンスルホン醜
ソータ、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
等の分散剤及びその他の添加剤を適宜混合させ記録層の
成膜性、塗膜安定性を高めることができる。
塗工は、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法
、スピンナーコーティング法、ビートコーティング法、
マイヤーバーコーティング法、ブレートコーティング法
、カーテンコーティング法、ローラーコーティング法、
グラビアコーティング法などのコーティング法を用いて
行うことがてきる。
記録層2中のアザアズレニウム塩化合物の含有量は通常
40〜100重量%、好ましくは50〜100重量%が
望ましい、40重量%未満では記録層の十分な光吸収性
と再生レーザー光に対して十分な光反射率を得ることが
てきない。
また、記録層2の膜厚は100人〜2昨■、好ましくは
200人〜tg■が適当である。なお、記録レーザー光
に対して十分な光反射性を有する薄膜を安定に形成でき
得るならば可能な限り薄いほうがよい。
さらに、本発明の光学記録媒体は、第2図に示すように
、記録層2上に記録及び再生レーザー光に対して透明な
保護層3を設けることができる。
該保護層3は、基板l側から光を照射する場合は不透明
でも差支えない。
また、第3図に示すように、基板lと記録層2の間に下
引層4を設けても良い。
また、第4図に示す様に、保護層3及び下引層4を共に
用いることも可能である。
下引き層は(a)接着性の向上、(b)水またはガスな
どのバリヤー、(C)記録層の保存安定性の向上、(d
)反射率の向上、(e)溶剤からの基板の保護および(
f)プレグルーブの形成などを目的として設けられる。
(a)の目的に対しては高分子材料、例えばアイオノマ
ー樹脂、ポリアミド系樹脂、ビニル系樹脂、天然高分子
、シリコーン、液状ゴムなどの種々の材料もしくはシラ
ンカップリンク剤などの種々の物質を用いることができ
(b)、(C)の目的に対しては上記高分子材料以外に
無機化合物、例えば5top、 MgF2. St、、
 T+Le ZnO、TiN、 SjNなど、金属また
は半金属1例えばZn。
Cu、 S、 Ni、 Cr、 Ge、 Se、 (:
d、 Ag、 Ai’などを用いることができる。(d
)の目的に対しては金属、例えばAj)、 Agなと、
または金属光沢を有する有機薄膜、例えばシアニン染料
、メチン染料などを用いることがてきる。そして(e)
、 (f)の目的に対しては紫外線硬化樹脂、熱硬化性
樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることがてきる。下引き
層の膜厚は50人〜100gm 、好ましくは200人
〜30勝園が適当である。
また、保護層は、キズ、ホコリ、汚れなどからの保護お
よび記録層の保存安定性の向上および反射率の向上を目
的として設けられ、その材料としては下引き層と同じ材
料を使用することができる。保護層の膜厚は100Å以
上、好ましくは1000Å以上が適当である。
この際、下引き層および/または保護層中には本発明の
一般式[I]〜[VI]のアザアズレニウム塩化合物が
含有されていてもよい、また、下引き層または保護層に
は安定剤、分散剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、界面活
性剤、可塑剤などが含有されていてもよい。
さらに1本発明による光学記録媒体の別の構成としては
、第1図から第4図に示した同一構成の2枚の記録媒体
(場合によりその1枚を基板のみとして)を用い記録層
2を内側に配置して密封したいわゆるエアーサンドイッ
チ構造にしてもよいし、保護層3を介して接着したいわ
ゆる密着構造(貼り合せ構造)にしてもよい。
本発明の光学記録媒体は、ヘリウム−ネオンレーザ(発
振波長633nm)などのガスレーザの照射によって記
録することも可能であるが、好ましくは750nm以上
の波長を有するレーザ、特にガリウムーアルミニウムー
ヒ素半導体レーザ(発振波長830nm)などの近赤外
あるいは赤外領域に発振波長を有するレーザ光線の照射
によって記録する方法が適している。また、読み出しの
ためには、前述のレーザ光線を用いることかできる。こ
の際、書込みと読み出しを同一波長のレーザで行なうこ
とができ、また異なる波長のレーザで行なうこともてき
る。
[実施例] 以下1本発明を実施例に従って詳細に説明するか、これ
らに限定されるものではない。
実施例1 直径1:105mφ、厚さ1.2厘−のインジェクショ
ン成形によりプレグルーブを設けたポリカーボネート(
以下、PCと略記する)基板上に、前記アザアズレニウ
ム塩化合物No、(1)のアザアズレニウム塩化合物3
重量部をジアセトンアルコール97重量部に溶解させた
液をスピナーコーティング法により塗布した後、乾燥し
て800人の有機薄膜記録層を得た。
この様にして作成した光学記録媒体をターンテーブル上
に取り付け、ターンテーブルをモーターで11300r
pmに回転させて、発振波長830n−の半導体レーザ
を用いて、基板側より記録層にスポットサイズ1.5μ
mφ、記録パワー8mW、記録周波数3Ml1zで情報
を書き込み、読み出しパワー0.8■Wで再生し、その
再生波形をスペクトル解析(スキャニングフィルター、
ハンド幅30にllz ) L/てC/N比を測定した
次に、同じ記録媒体を、前記測定条件で記録した部分を
、繰り返しIO″回読み出し後のC/N比を測定した。
さらに、前記条件で作製した同一の記録媒体を65℃、
85%RHの条件下に2000時rIJ+放置して、環
境保存安定性試験を行なった後の透過率(8:lOn@
測定)およびC/N比を測定した。その結果を表1に示
す。
表   1 実施例2〜9 実施例1で用いたアザアズレニウム塩化合物No、(1
)の化合物をNo、(4)、 (8)、 (11)、 
(14)。
(21)、 (25)、 (29)、 (32)にかえ
て、実施例1と同様の方法で記録媒体を作製し、それで
れ実施例2〜9の光学記録媒体を作製した。
上記実施例2〜9の光学記録媒体を実施例1と同様の方
法で測定した。その結果を表2に示す。
実施例1Oおよび11 下記化合物No、(37)および(38)と前記アザア
ズレニウム塩化合物No、(5)とをそれぞれl:2の
fff量比でジアセトンアルコールに混合し、実施例1
と同様の方法で塗布し、乾燥膜厚850人の有機薄膜記
録層を設け、それぞれ実施例10.11の光学記録媒体
を作製した。
この様にして作成した実施例to、 ttの光学記録媒
体を実施例1と同様の方法て測定した。その結果を表3
に示す。
化合物No、(37) 化合物No、 (:18) ClO2゜ 比較例1 実施例1Oで用いた化合物No、(5)を除し)だ以外
は、実施例1Oと同様の方法で光学記録媒体を作製し、
同様に測定した。その結果を表3に併示する。
し2+15 しgun” し2H’1 実施例12 前記化合物No、(8)の化合物2重量部とニトロセル
ロース樹脂(オーパレスラッカー、ダイセル化学■製)
1重量部をジアセトンアルコール97重量部に混合させ
た液をスピナー塗布法により、インジェクション成形に
よりプレグルーブを設けた直径130mmφ、厚さ1.
21のpc基板上に塗布し、乾燥膜厚1ooo人の有機
薄膜記録層を得た。
この様にして作成した光学記録媒体を実施例1と同様の
方法で測定した。その結果を表4に示す。
実施例13〜15 実施例12で用いた化合5f!sNo、(8)を前記化
合物No、(15)、 (23)、 (:11)にかえ
て、実施例12と同様の方法で記録媒体を作製し、それ
ぞれ実施例13〜15の光学記録媒体を作製した。
上記実施例13〜15の光学記録媒体を実施例1と同様
の方法で測定した。その結果を表4に示す。
実施例16 つオーレットサイズの厚さ0.4mmPC基板上に、熱
プレス法によりプレグルーブを設け、その上に前記アザ
アズレニウム塩化合%5 No、(35)の化合物3重
量部をジアセトンアルコール97重量部に混合させた液
をバーコード法により塗布した後、乾燥して1000人
の有機薄膜記録層を得た。さらに、その上にエチレン−
酢ビドライフィルムを介してつオーレッドサイズの厚さ
0.:1mmのPC基板と、熱ロール法により密着し、
密着構造の光学記録媒体を作製した。
この様にして作製した光学記録媒体をx−Y方向に駆動
するステージ上に取り付け、発振波長830rvの半導
体レーザな用いて、厚さ0.4m−のPc2Si板側よ
り、有JafJI12記録層にスポットサイズ3.0絡
−φ、記録パワー3.5鳳Wて記録パルス50終sec
でY軸方向に情報を書き込み、読み出しパワー0.3鳳
Wて再生し、そのコントラスト比部の信号強度)を測定
した。
さらに、前記条件で作製した同一記録媒体を実施例1と
同様の条件の環境保存安定性試験を行ない、その後の透
過率およびコントラスト比を測定した。その結果を表5
に示す。
表  5 17〜20の光学記録媒体を作製した。
この様にして作成した実施例17〜20の光学記録媒体
を実施例1と同様の方法て測定した。その結果を表6に
示す。
実施例17〜20 前記アズレン化合物No、(1)と(8)、 (2)と
(12)、(17)と(26)、 (18)と(35)
の組合せでそれぞれにl=1の重量比でジアセトンアル
コールに混合し、実施例1と同様の方法で塗布し、乾燥
膜厚80口人の有機薄膜記録層を設け、それぞれ実施例
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明の光学記録媒体によれば、長
波長側に吸収を有し、半導体レーザ等の長波長発振レー
ザーを用いても高感度に記録か可能であり、良好なピッ
ト形状の形成により、高いC/N比が得られる。
また、塗工法による製造か可能で、熱に対する安定性の
良い、保存性に優れた再生劣化の少ない光学記録媒体を
提供することがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は各々本発明の光学記録媒体の実施態
様を示す断面図である。 l・・・基板 2・・・記録層 3・・・保護層 4・・・下引層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式[ I ]、[II]、[III]、[IV]、[V]
    または[VI]で表わされるアザアズレニウム塩化合物を
    一種または二種以上含有する記録層を有することを特徴
    とする光学記録媒体。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[V] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[VI] ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、一般式[ I ]〜[VI]において、Aは▲数式
    、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼を示す。R_1
    〜R_4_0は水素原子、ハロゲン原子又は1価の有機
    残基を表わし、又はR_1とR_2、R_2とR_3、
    R_3とR_4、R_4とR_5、R_9とR_1_0
    、R_1_0とR_1_1、R_1_2とR_1_3お
    よびR_1_3とR_1_4の組合せのうち少なくとも
    1つの組合せで置換又は未置換の縮合環を形成してもよ
    い。Yは置換又は未置換の5員環もしくは6員環を形成
    する2価の炭化水素基を示す。lは1、2、3又は4、
    mは0又は1、nは1又は2、pは1又は2、qは0又
    は1の整数を示す。X^■はアニオン残基を示す。 R_4_1は水素原子、置換もしくは未置換のアルキル
    基、環式アルキル基、アリル基、置換もしくは未置換の
    アラルキル基又は置換もしくは未置換のアリール基を示
    す、Zは置換又は未置換の複素環を完成するに必要な原
    子群を示す。rは0又は1の整数を示す。 Qは硫黄原子、酸素原子又はセレン原子を示す。Pは置
    換されてもよいピラン、チオピラン、セレナピラン、ベ
    ンゾピラン、ベンゾチオピラン、ベンゾセレナピラン、
    ナフトピラン、ナフトチオピラン又はナフトセレナピラ
    ンを完成するに必要な原子群からなる炭化水素基を示す
    、R_4_2およびR_4_3は水素原子、置換もしく
    は未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアリール
    基又は置換もしくは未置換のスチリル基を示す、sは0
    又は1の整数を示す。 R_4_4およびR_4_5は水素原子、置換もしくは
    未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアリール基
    、置換もしくは未置換のスチリル基又は置換もしくは未
    置換の複素環基を示す)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5993054B1 (ja) * 2015-03-27 2016-09-14 奥本 健二 広い吸収帯を示す薄膜とそれを含むデバイスとそれらの製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5993054B1 (ja) * 2015-03-27 2016-09-14 奥本 健二 広い吸収帯を示す薄膜とそれを含むデバイスとそれらの製法

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