JPH0219975Y2 - - Google Patents

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JPH0219975Y2
JPH0219975Y2 JP1982188371U JP18837182U JPH0219975Y2 JP H0219975 Y2 JPH0219975 Y2 JP H0219975Y2 JP 1982188371 U JP1982188371 U JP 1982188371U JP 18837182 U JP18837182 U JP 18837182U JP H0219975 Y2 JPH0219975 Y2 JP H0219975Y2
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JP
Japan
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thermoelectric
type
heat exchange
thermoelectric elements
temperature
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JP1982188371U
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JPS5991765U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力から冷却効果を得る熱電冷却モジ
ユールおよび熱エネルギから電力を得る熱電発電
モジユールに関する。
従来のこの種の熱電モジユールは、第1図に示
すように、N形熱電素子(例えばBi−Te−Se)
NとP形熱電素子(例えばBi−Te−Sb)Pとを
交互に行列配列し、隣り合う2つの熱電素子の上
面または下面同志をそれぞれ高温接合金属片1お
よび低温接合金属片2によつて接続することによ
り、低温接合金属片2−熱電素子N−高温接合金
属片1−熱電素子P−低温接合金属片2…のよう
に直列接続し、その両端に電極3および4を設
け、更に高温接合金属片1および低温接合金属片
2をそれぞれ電気絶縁と熱交換の目的を持つた熱
伝導性陽極酸化被膜アルミ板若しくはセラミツク
板(例えばAl2O3,BeO)からなる熱交換基板5
および6によつて固定して構成されている。そし
て、両基板5および6間に数10度の温度差を与え
ることにより、低電圧直流電流を得ることができ
る。また、電力を与えることにより、両基板5お
よび6間に数10度の温度差を得ることができる。
かかる従来の熱電モジユールは、上述したよう
に両熱交換基板5,6間に数10度以上の温度差が
生じるため、基板間の熱膨張差による熱歪が、熱
電素子と金属片との接合部に加わり、特に熱膨張
差が大きく現われる基板周辺部の接合部が破壊さ
れるといつた問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、基板間の熱膨張差を小さくし、破壊を未
然に防止するようにした熱電モジユールを提供す
ることを目的とする。
この考案によれば、熱電モジユールの両熱交換
基板のうち、少なくとも一方の熱交換基板を任意
の大きさに分割し、もつて基板間の熱膨張差を軽
減するようにしている。
以下本考案を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
第2図および第3図はそれぞれ本考案に係る熱
電モジユールの実施例を示す斜視図である。な
お、第1図と同一箇所には同符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
第2図に示す熱電モジユールは、高温接合金属
片1側を固定する熱交換基板を図示の如く基板5
aおよび5bに2分割したものである。
第3図に示す熱電モジユールは、高温接合金属
片1側を固定する熱交換基板を図示の如く基板5
aおよび5bに2分割し、低温接合金属片2側を
固定する熱交換基板を図示の如く基板6aおよび
6bに2分割したものである。
いま、熱電モジユールの熱交換基板として5cm
×5cmの熱伝導性陽極酸化被膜アルミ板を用い、
高温側基板を温度50℃、低温側基板を温度−30
℃、室温20℃とすると、高温側基板は室温保存時
よりも43.5×10-6m伸びようとし、低温側基板は
室温保存時よりも72.5×10-6m縮もうとする。そ
の結果、両基板間の熱膨張差は、116×10-6mと
なる。
一方、1/4に分割した基板(2.5cm×2.5cm)を
低温側に用いた場合、両基板間の熱膨張差は
79.75×10-6mとなり、上記の場合よりも熱膨張
差は小さくなる。
なお、熱交換基板の分割は、上記実施例に限ら
ず、少なくとも基板としての役割を果す範囲内で
あれば任意に分割してもよい。
以上説明したように本考案によれば、熱交換基
板を分割して設けるようにしたため、高温側およ
び低温側の両熱交換基板間の熱膨張差を小さくす
ることができ、これにより熱歪による熱電モジユ
ールの破壊を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱電モジユールの一例を示す斜
視図、第2図および第3図はそれぞれ本考案に係
る熱電モジユールの実施例を示す斜視図である。 1……高温接合金属片、2……低温接合金属
片、3,4……電極、5,5a,5b,6,6
a,6b……熱交換基板、N……N形熱電素子、
P……P形熱電素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 P形熱電素子とN形熱電素子とを交互に行列配
    列して、隣合う2つの熱電素子の上面および下面
    を導電性の接合片によつて互い違いに接続するこ
    とにより、これらP形およびN形の各熱電素子を
    電気的に直列に接続するとともに、熱電素子上面
    の前記各接合片および熱電素子下面の前記各接合
    片を、それぞれ絶縁性の熱交換基板に接合して、
    前記電気的に直列接続されたP形およびN形の各
    熱電素子を熱的に並列に固定した熱電モジユール
    において、 前記熱電素子上面側および下面側の熱交換基板
    のうち、少なくとも一方の熱交換基板を、任意の
    大きさに分割して設けた ことを特徴とする熱電モジユール。
JP18837182U 1982-12-13 1982-12-13 熱電モジユ−ル Granted JPS5991765U (ja)

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JP18837182U JPS5991765U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 熱電モジユ−ル

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JPS5991765U JPS5991765U (ja) 1984-06-21
JPH0219975Y2 true JPH0219975Y2 (ja) 1990-05-31

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