JPH0219955A - Dma機能を有する計算機システム - Google Patents

Dma機能を有する計算機システム

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JPH0219955A
JPH0219955A JP1123041A JP12304189A JPH0219955A JP H0219955 A JPH0219955 A JP H0219955A JP 1123041 A JP1123041 A JP 1123041A JP 12304189 A JP12304189 A JP 12304189A JP H0219955 A JPH0219955 A JP H0219955A
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/20Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
    • G06F13/28Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using burst mode transfer, e.g. direct memory access DMA, cycle steal

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は計算機システムに係り、特に直接メモリ・アク
セス(DMA)によるメモリ動作(読取り又は書込み)
中の早い時期に入出力バスを解放できる計算機システム
に係る。
B、従来の技術 特開昭63−89958号公報は、SPDバスと名づけ
られた複数の入出力バスを有する計算機システムを開示
している。各SPDバスは、多数の入出力バス・ユニッ
ト(工○BU)或いは入出カプロセッサ(IOP)を入
出力インターフェース制御装置(IOIC)に接続する
。各l0IC’は、(1)アダプタ・バスと呼ばれる別
のバス、(2)調停論理、入出力インターフェース・ユ
ニット及びメモリ制御論理を含むメモリ制御装置。
並びに(3)メモリ・バスを介して、共通メモリに接続
される。この計算機システムの構成を第1a図に示して
おく(詳細は後述)。
IOPから共通メモリへの書込みを行う場合。
IOPは接続されている特定のSPDバスを介して共通
メモリへデータを送り、書込みが成功したかどうかを示
すメモリ・ステータス情報が戻ってくるのを待つ。その
間、関連するSPDバスは「使用中」であり、そのSP
Dバスに接続されている他のIOPは当該SPDバスを
使用できない。
アダプタ・バスに1台ないし2台のl0ICが接続され
、各SPDバスにほんの数台の工○Pが接続されている
ような比較的小型の計算機システムの場合は、このよう
な待ち時間は無視できるかも知れないが、システムが大
型化してくると、IOPからメモリ、又はメモリからI
OPへのデータ転送における謂ゆるメモリ待ち時間が、
計算機システムの入出力処理能力に悪影響を及ぼす程長
くなる。
ここでは「メモリ待ち時間」を次のように定義する。
rIOPがSPDバスを介してメモリに対する書込み要
求又は読取り要求を出してから、データがメモリへ又は
メモリから首尾よく転送された(又はされなかった)こ
とを示すメモリ・ステータス、及び場合によってはデー
タが戻されるまでの時間」 別の云い方をすれば、メモリ待ち時間は、メモリ動作が
IOPによって要求された時に開始し。
メモリ動作の結果がIOPに送り返された時に終了する
例えば、SPDバス、関連するl0IC、アダプタ・バ
ス、メモリ制御装置、メモリ・バス及び計算機メモリを
含むDMAルートを介してメモリへデータを転送する要
求をIOPが出したとする。
この転送動作は、場合に応じて「メモリ書込み」、rD
MA書込み」又は「リモート読取り」と呼ばれる。要求
は最初IOPから関連するSPDバスを介して工○IC
に対してなされる。l0ICはそれによりアダプタ・バ
スのアクセスを要求する。
このアクセス要求が許されると、アダプタ・バスを介し
てメモリ制御装置へデータが転送され、そこからメモリ
・バスを介してメモリに書込まれる。
次いでメモリ制御装置は、メモリ動作が首尾よく完了し
たかどうかを示すメモリ・ステータスをアダプタ・バス
を介して戻す、このメモリ・ステータスはl0ICから
SPDバスを介して要求元の工○Pへ中継される。
上述の例におけるメモリ待ち時間は、l0ICが活動状
態にある時間;すなわち、アダプタ・バスへのアクセス
を待っている時間;アダプタ・バスを介してデータをメ
モリ制御装置へ転送する時間;メモリ・バスへのアクセ
スを待っている時間;データを実際にメモリへ書込むの
に要する時間;(メモリ制御装置が)アダプタ・バスへ
のアクセスを待っている時間;及びアダプタ・バスを介
してメモリ・ステータスが戻される時間を含む。第1b
図にこのメモリ待ち時間のタイミングを示す。
同様に、IOPは共通メモリからDMAルートを介して
当該■○Pヘデータを転送する要求を出すことができる
。この動作は、「メモリ読取り」、rDMA読取り」又
は「リモート書込み」と呼ばれる。要求は最初IOPか
ら関連するSPDバスを介してl0ICに対してなされ
る。l0ICはそれによりアダプタ・バスのアクセスを
要求するにのアクセス要求が許されると、IOPからの
要求はアダプタ・バス介してメモリ制御装置へ中継され
る。メモリ制御装置はそれによりメモリ・バスのアクセ
スを要求し、許されると、メモリからメモリ・バスを介
して要求されたデータを読取る。
次いでメモリ制御装置はアダプタ・バスのアクセスを要
求し、許されると、読取ったデータを要求元の10IC
へ転送する。l0ICはそのデータをSPDバスを介し
て要求元のIOPへ中継する。
上述のメモリ読取りにおけるメモリ待ち時間は、前と同
様に、l0ICが活動状態にある時間;すなわち、IO
Pの要求を受取った時から、その要求に係るデータをメ
モリから受取った時までの時間を含む。第1c図にこの
メモリ待ち時間のタイミングを示す。
C0発明が解決しようとする課題 第1b図及び第1c図から分るように、メモリ待ち時間
は、データ及び制御情報がSPDバス上を転送される時
間を含んでおらず、アダプタ・バスのアクセスを待って
いる時間と、アダプタ・バスのアクセス後にメモリの読
取り又は書込みを完了させるのに要する時間との和にな
っている。アダプタ・バスのアクセスを待っている時間
は、アダプタ・バスを要求中及び使用中のl0ICの存
在及び優先順位に応じて異なり、一定ではない。
読取り動作又は書込み動作を完了させるのに必要な時間
も、転送すべきデータの量及びメモリの使用状況(例え
ば、計算機システムの命令処理二ニットによって開始さ
れた読取り/書込み動作を実行中かどうか)によって異
なる。
前記の公開公報に開示されている計算機システムでは、
特定のIOPがメモリへの又はメモリからのデータ転送
のためにSPDバスのアクセスを要求してそれが可能に
なると、データ及びメモリ・ステータスの転送を含む全
動作が完了するまで、SPDバスは当該IOPの専用に
なる。
また、IOPとメモリの間でデータ及び制御情報を転送
する前に、その準備として選択サイクルを実行する必要
がある。メモリ動作の完了を示す最終ステータス情報が
メモリから受取られると、現SPDバス動作は終了する
。もし更に別のデータ及び情報をIOPからメモリへ、
又はその逆方向に転送するのであれば、そのような転送
を開始するため、計算機システムは再び選択シーケンス
を実行する。従って、他のIOPがSPDバスをアクセ
スできるのは、DMAの完了後だけである。
上述の従来技術はSPDバスの処理能力を十分に生かし
ておらず、従ってメモリ待ち時間の間にSPDバスを有
効に利用できるシステムが望まれている。
以上の点から、本発明の目的とするところは、計算機シ
ステムの入出力部の利用効率を上げることによってシス
テム全体の処理能力及び性能を改善することにある。
00課題を解決するための手段 前述の目的を達成するため、本発明はSPDバスとアダ
プタ・バスの間に接続されたl0IC(入出力インター
フェース制御装置)にDMA機構を設ける。(IOIC
が1台の場合は、SPDバスとメモリ制御装置の間に直
接接続される。)このDMA機構(以下、「サーバ」と
呼ぶことがある)は、転送される制御情報及びデータを
記憶するために、l0IC内に設けられる複数のレジス
タ及びバッファを含む。
このDMA機構すなわちサーバの目的は、工○Pからl
0ICへ制御情報が転送された後、及びデータが転送さ
れた後直ちにSPDバスを解放することにある。
サーバを使用するため、計算機システムは、制御情報を
転送する関連するSPDバスに接続された特定のIOP
から適切な初期設定シーケンスを実行し、サーバが独立
してDMAを実行できるようにする。
DMAがメモリ読取りであれば、サーバはメモリからメ
モリ制御装置を介してデータを得、それを自身のバッフ
ァに置く。次にl0ICが要求元のIOPに再接続され
、データ及びメモリ・ステータスを当該装置に供給する
。その間、要求元■OPは、前の初期設定に関連する後
続のデータ転送の用意ができていることを示すことがで
きる。
DMA動作がメモリ書込みであれば、l0ICは、デー
タをサーバのバッファへ転送するためIoPに再接続さ
れ、次いでメモリで実際のDMAが処理されている間S
PDバスを解放するために切離される。DMAが完了す
ると、l0ICはメモリ・ステータスを供給するために
再びIOPに接続される。工○Pは、その間に、前の初
期設定に関連する次のデータ・ブロックが転送可能であ
ることを示すことができる。サーバがそれを受入れると
、データはサーバのバッファへ転送され、次いでSPD
バスを再び解放するために工○ICが切離される。
読取り及び書込みの何れにおいても、後続のデータ転送
に対して工○Pの準備ができていないか、又は資源割振
り等の何らかの理由でl0ICが後続のデータ転送を受
諾しなかった場合は、動作は終了する。従ってIOPは
工○ICに対する新たな初期設定シーケンスを開始しな
ければならない。
本発明は、DMA動作を開始するために、IOPに付加
的なバス・サイクルを何回か実行させる場合があるが、
バスに費す時間は前記公開公報に記載のシステムよりも
はるかに短い。従来のシステムに比べて、工○Pは、l
0IC内のサーバが当該IOPのためにDMAを実行し
、然る後他のIOPによる使用に備えてSPDを解放で
きるように、付加的な情報を転送しなければならない。
その結果、計算機システムの入出力部の全体的なスルー
プット及びパフォーマンスが、特に多量のI10トラフ
ィックがある期間において大幅に改善される。
このように、本発明は、DMA動作の間DMA機構すな
わちサーバを工○P及び工○ICの両方に共有させるこ
とによって、メモリ待ち時間をなくす(もっと適切に云
うなら、使用する)。IOPによって開始されたメモリ
動作の制御をl0ICに移すことにより、計算機システ
ムはその重要な資源をより良く制御することができる。
動作に際して、工○PはDMA動作を開始するために1
つの選択サイクル及び2つの固定データ・サイクルのD
MA初期設定ユニット動作メツセージをl0ICに送る
。このメツセージは、メモリ動作のタイプ(読取り又は
書込み)、DMAポート番号、メモリ・アドレス、保護
キー、システム補助メモリ・ビット、追加のシステム検
査ビット、及び転送バイト・カウントを含む。
−旦初期設定されると、特定のIOPアドレス及びポー
トに割振られたl0IC内のサーバは、計算機システム
内のアダプタ・バスの使用を要求する。アダプタ・バス
の使用許可を受取ると、サーバはIOPのためにメモリ
制御装置を介してDMAを実行する。DMA動作が完了
すると、サーバはメモリ・ステータス及びデータ(DM
Aが読取りの場合)を保持する。次いで■○ICは、初
期設定時に記憶された工○Pアドレス及びポート番号を
用いて、動作を開始したIOPに再接続する。−旦再接
続すると、メモリ・ステータス及びデータ(読取りの場
合)がIOPに戻される。この時点でIOPはl0IC
の動作継続を要求することができる。ただし、この要求
はl0ICによって拒否される場合がある。もし要求が
受は入れられると、データ・パケット転送毎に(実際に
は転送前に)アドレス、保護キー、システム・アドレス
検査ビット、メモリ・タイプ等を送る必要なしに、SP
Dバスを介する読取り及び書込みを行うことができる。
各データ・パケットに関するアドレスは、DMA初期設
定ユニット動作メツセージから始まって、l0IC及び
IOPの両方に保持される。
もう少し具体的に説明すると、メモリ読取り(リモート
書込み)及びメモリ書込み(リモート読取り)は次のよ
うに実行される。
(1)リモート書込み動作(メモリからIOPへデータ
を転送):工○PはDMA初期設定ユニット動作メツセ
ージ及び書込み指令をl−0ICへ送る。l0ICは、
計算機システムの共通メモリからパケット・データを得
るために、内部優先論理及びアダプタ・バス構造に基い
てこの要求をスケジュールする。データが得られると、
メモリ・ステータス及びデータ・パケットを転送するた
め。
l0ICはバス・マスクとしてSPDバスのアクセスを
調停する。その際、要求元のIOPはバス・スレーブと
して選択される。この選択と同時に、l0ICは、メモ
リ・ステータスと関連して、DMA動作の継続すなわち
メモリからの次のデータ・パケットの取出しを許すか、
又はメモリ・エラーもしくはサーバ解放のためDMA動
作を終了させるかをIOPに知らせる。終了は直ちに行
われるか、又はデータ・パケット転送が完了するまで遅
らされる。ただし、エラーの場合は強制的に即時終了さ
れる。パケット転送において、動作継続がl0ICによ
って許されると、IOPは、工○工Cから別のデータ・
パケットを受取れる機構を持っているか、又はDMA動
作を終了させることを示す。また、IOPは最初のデー
タ転送サイクルの間に動作継続の希望を示すこともでき
る。その場合、l0ICはもし然るべく設計されている
と、現パケットがSPDバス上を転送されている間に、
メモリから次のデータ・パケットをプリフェッチするこ
とができる。
パケット転送が完了すると、バスの使用をより公平化す
るためにSPDバスの時間スロットを別の工○Pに与え
ることができる。或いは、最初の10P及びl0ICが
動作継続を決めた場合には、rOIcは当該IOPのた
めにメモリに対し別のパケットを要求することができる
要約すれば、SPDバス・プロトコルは、IOPがDM
A初期設定ユニット動作メツセージ(リモート書込み)
をl0ICに送った時に開始する。
l0ICのDMAサーバ機構及びデータが使用可能であ
れば、l0ICはバス・マスクとしてSPDバスの使用
を要求しくIOPはバス・スレーブとして選択される)
、データ及びメモリ・ステータスをIOPへ送ることに
よってリモート書込み動作を完了する。
(2)リモート読取り動作(IOPからメモリへデータ
を転送):IOPはDMA初期設定ユニット動作メツセ
ージ及び読取り指令をl0ICへ送る。l0ICは、も
しデータ・パケットを受取れるバッファがあると、IO
Pからl0ICへのデータ・パケット転送のために、バ
ス・マスクとしてSPDバスのアクセスを調停する。そ
の際、要求元のIOPはバス・スレーブとして選択され
る。
パケット転送が完了すると、バス動作は終り、SPDバ
スは他のIOPによる使用に備えて解放される。このパ
ケット転送の間に共通メモリへのパケット書込みのステ
ータスが供給されることはない。その間SPDバスに関
係する検査だけが行われ、もし問題があれば知らされる
リモート書込みの時と同じく、バッファされたデータ・
パケットは、■○ICの内部優先論理に基いてメモリへ
の書込みをスケジュールされる。
データがメモリに書込まれて、書込みステータスが得ら
れると、l0ICはSPDバスのアクセスを調停し、こ
のステータスをIOPへ送る。
パケット・ステータスを伴う最初のバス(選択)サイク
ルで、l0ICは、終了を望んでいるか、又は割振られ
たIOPボート番号を用いて続行しようとしているかを
工○Pに知らせることができる。もし動作が終了される
のであれば、l0ICはそのDMA機構を自由に別の工
○Pに割振ることができる6最初のデータ・サイクルで
、IOPは、転送可能な別のパケットを持っているかど
うかをSPDバスを介してl0ICに知らせることがで
きる。もしIOPが別のパケットを持っていなければ、
IOPはDMA動作を終了させる。メモリ動作の続行で
別のデータ・パケットを転送できるのは、工○P及びl
0ICの両方が続行に同意した場合だけである。リモー
ト読取り動作のためのバス・プロトコルは、データがI
OPから工○ICへ送られることを除くと、リモート書
込み動作の場合と同様である。
IOP及びl0ICの何れかがDMA動作の終了を決定
した場合には、共用DMA機構は別の■○Pに対するサ
ービスに備えて解放される。DMA動作が終了されたI
OPは、それを再開するためには、別のDMA初期設定
ユニット動作メツセージを出さなければならない。
上述のリモート読取り/書込み動作によれば、SPDバ
スの利用時間はデータ転送の間に限られ、l0ICとメ
モリとの間でデータ及び制御情報が転送されている間は
解放されているので、SPDバスをより効率良く使用す
ることができる。かくして、複数の入出力バスを有する
従来のシステムにおけるメモリ待ち時間の問題が解消さ
れる。
E、実施例の説明 まず本発明の前提となる従来のシステムについて説明し
ておく。
第1a図を参照するに1図示の計算機システム10は入
出力インターフェース制御装置(IOIC)10j−1
0mと、アダプタ・バスIonと。
入出力バス(以下rSPDバス」と呼ぶ)10を−Lo
wを含む。
以下の記述は、本発明の説明に加えて、その周辺事項と
も云うべき説明をも含んでいる。かかる周辺事項は、I
BM社から発行された刊行物である。rIBMシステム
/370解説書J、Form  No、N:GA22−
7000に詳しい。
第1a図において、命令プロセッサ・ユニット(IPU
)10aは命令キャッシュ10b及びデータ・キャッシ
ュ1.OCA接続される。命令キャッシュ10b及びデ
ータ・キャッシュ10cは、さらにメモリ・バス10f
を介して中央メモリ10d及び入出力インタフェース・
ユニット(IOIU)10eへ接続される。メモリ・バ
ス10fは36ビツトの2方向性3状態バスであって、
パリティ付きの4バイトから成る。メモリ制御10gは
メモリ制御バス10hを介して中央メモリ10dへ接続
され、また工○IU10eとインタフェースする。メモ
リ制御バス10hは10本の制御線又はハンドシェーク
線から成る。これらの線に含まれる信号は、メモリ指令
時間、カード選択、メモリ・バッファ時間、メモリ・デ
ータ・ストローブ、メモリ・データ有効、メモリ禁止、
メモリ・リフレッシュ時間、入力バリティ・エラーFC
Cエラー、訂正済みエラー及び3つのクロックである。
またl0IU10eは、調停論理101とインタフェー
スする。リフレッシュ論理10Xは調停論理10iの内
部に設けられる。調停論理10iは線2を介して命令キ
ャッシュ10bからアクセス要求を受取り、また線1を
介してデータ・キャッシュ10cからアクセス要求を受
取る。
さらにl0IU  10eは、アダプタ・バスIQnを
介して、第1ないし第4の入出力インタフェース制御装
置(IOICOo−3)10j−10へ接続される。こ
の実現例では、最大16個のl0ICを設けることがで
きるが、図面を簡潔にするため第1a図には4つのl0
ICだけが示されているにすぎない。調停論理10iは
、線3−6を介して、l0IC1−IOIC4(10j
−10m)からアクセス要求をそれぞれ受取る。
これらのl0ICは、SPDバスLot−10wを介し
て、種々の入出力サブユニット・プロセッサ1op−1
0sへそれぞれ接続される。以下、これらの入出力サブ
ユニット・プロセッサを単にrIOBUJと呼ぶ。SP
DバスLot−Lowの各々は、最大32個のl0BU
に対するアドレッシング信号を処理することができる。
調停論理10iは線7を介してメモリ制御logからア
ダプタ・バスIonのアクセス要求を受取り、線8を介
してリフレッシュ論理10xからアクセス要求を受取り
、線9を介してメモリ制御10gからプロセッサ・バス
動作(PBO)のサイクル・スチール要求を受取る。
第1a図に示した計算機システムの機能的動作を説明す
る。
IPUloaは、データ・キャッジ1loc内のデータ
を利用して、命令キャッシュ10b内の命令を実行する
。この命令の実行結果は中央メモリ10dに記憶される
。もしこの命令の実行結果をl0BU  Lop−10
sのそれぞれへ転送することが必要であれば、メモリ制
御Logはかかる実行結果を中央メモリ10dから検索
し、これをl0IU  10eを介してアダプタ・バス
10nへ転送するとともに、さらに工○ICloj−1
0mを介してSPDバスLot−Low及びl0BU 
 Lop−10sへ与える。しかし、命令キャッシュ1
0b、データ・キャッシュ10c及び/又はl0IC1
0j−10mが共有バス(メモリ・バス10f及びアダ
プタ・バス10n)のアクセスを同時に必要とすること
がありうる。
かかる共有バスは一度に1つのアクセスを処理しうるに
すぎないから、特定の時点でどのユニットがこの共有バ
スをアクセスしうるかを決定するために、何らかの調停
機構が利用されねばならない。
このような決定を行うため、アクセスを必要とする複数
のユニット(データ・キャッシュ10c、命令キャッシ
ュ10b、l0IC10j−10m、メモリ制御log
及びリフレッシュ論理10X)の各々はアクセス要求信
号を発生し、これを線1−9を介して調停論理10iへ
与える。特定の調停手法に従って、調停論理10iは前
記複数のユニットのうち共有バスをアクセスすべき特定
のユニットを決定する。
調停論理10iの詳細は1985年10月28日に米国
特許商標庁へ提出された米国特許出願第791647号
に記述されており、またIPUloaの詳細は1986
年6月12日に米国特許商標庁へ提出された米国特許出
願第873731号に記述されている。これらの米国特
許出願はいずれも本出顕人に譲渡されたものである。
第2図を参照するに、そこにはl0IC10j−10m
の各々のブロック図が示されている。
各■○ICは、アダプタ・バスIonとSPDバスLo
t−Lowの各々との間に介在する。アダプタ・バスI
onはシステム・クロックを使用してデータを転送する
同期式バスであり、SPDバスLot−Lowはl0I
C10j−10mの各々と工○BU  Lop−10s
の各々との間の「ハンドシェーキング」によって決まる
速度でデータを転送する非同期式バスである。アダプタ
・バスIonとSPDバスLot−Lowのデータ転送
速度がそれぞれ異なるため、l0IC10j−10mの
各々は受信したすべてのデータ及び制御情報をバッファ
しなければならない。こうしないと、高速のアダプタ・
バスIonが低速のSPDバスLot−Lowをオーバ
ランするからである。
第2図において、l0IC10j−10mの各々は、ア
ダプタ・バスIonとSPDバス10t−Lowの各々
との間に介在するように図示されている。各l0ICを
構成する要素には:アダプタ・バスIon及びSPDバ
スLot−Lowの1つへ接続されたレジスタ及びバッ
ファ部20と;レジスタ及びバッファ部20並びにアダ
プタ・バスIonへ接続されたアダプタ・バス制御30
と;レジスタ及びバッファ部20、アダプタ・バス制御
3o並びにSPDパスLot−Lowの1つへ接続され
たSPDバス制御40と;SPDバス制御40.アダプ
タ・バス制御30及びSPDバスLot−Lowの1つ
へ接続されたバス制御ユニット(BCU)50がある。
各l0ICのレジスタ及びバッファ部20は、複数のレ
ジスタ及び複数のバッファを含む。これらのレジスタは
、l0IU  10e及びl0BULop−10sから
のデータを保持するために使用される。これらのレジス
タは、データを保持することに加えて、このデータを使
用して指令を発生するとともに、当該l0ICの動作に
関連するステータス情報を保持する。前記バッファはS
PDバス10 t −1’Ow又はアダプタ・バスIo
nから与えられたデータを保持するために使用されるが
、これらのバッファは前記レジスタとは対照的に、かか
るデータを一方のバスから他方のバスへ渡すことができ
るまで、これを保持するにすぎない。一般に、各l0I
Cのレジスタ及びバッファ部20は、アダプタ・バスI
onからSPDバス10t−10wへ、又はSPDバス
Lot−1Owからアダプタ・バスIonへデータを転
送するために、当該l0ICが必要とするすべての情報
を保持するために使用される。レジスタ及びバッファ部
20は、アダプタ・バス制御30及びSPDバス制御4
0によって制御される。これらの制御3o及び40は互
いに干渉せず、それぞれの機能を同時に遂行することが
できる。これ、らの制御30及び40は、レジスタ及び
バッファ部20が使用されている間、その重ね書きを禁
止する。
パリティが検査され、新しいデータをバッファヘセット
するとき正しいパリティが発生されるので。
該バッファ内に不正なパリティが存在することはない。
アダプタ・バス制御30は、アダプタ・バス10nと授
受するデータに関連して、レジスタ及びバッファ部20
のすべてのゲート及びセット動作を制御する。またこの
制御30は、、IPUloaからl0IU  10eを
介してl0IC10j−10mへ転送されるすべての指
令を解読し、これらの機能を制御するか、又は当該指令
が二二ット動作である場合には、その情報をSPDバス
制御40へ送信する。アダプタ・バス制御30はアダプ
タ・バスIonを要求し、そしてl0BULop−10
sに関連するメモリ動作のためにアダプタ・バスIon
とのデータ授受を制御する。
SPDバス制御40は、SPDバスLot−10wとの
データ授受に関連して、レジスタ及びバッファ部20の
すべてのゲート及びセット動作を制御する。またこの制
御40は工○BU  Lop−I C) sからl0I
C10j−10nへ与えられるすべての指令を解読し、
それらの機能を制御する。さらに、SPDバス制御40
は中央メモリ10dへのメモリ動・作に関連するメモリ
動作コードと開始アドレスを発生する。メツセージ受領
及びメモリ動作を行うため、SPDバス制御40は情報
をアダプタ・バス制御30へ送る。これは前記動作から
生じたデータをアダプタ・バスIonを介して中央メモ
リ10dへ送信しつるようにするためである。
各l0ICのBCU  50は、SPDバス10t−L
owに対する工○BU  Lop−10sのアクセスを
調停するとともに、SPDバス上の機能を監視する。B
CU  50はプログラマブル・タイマを含む。もしS
PDバスの動作が非常に長時間を要するか、又はハング
・アップ(立往生)すれば、当該動作はタイムアウトと
なって、SPDバスを回復することができる。SPDバ
ス10t−Lowで直接選択動作を生ぜしぬることがで
きるのは、BCU  50だけである。IOICloj
−10mの各々はそれぞれBCU  50を含んでいる
から、そのアドレスはそれぞれのSPDバスLot−L
owで常に?00′である。
次に第2図を参照して、l0IC10j−10m、アダ
プタ・バスIon及びSPDバス1゜t−Lowの機能
的動作を概説する。
ここで、指令及び/又はデータを第1a図の中央メモリ
10dからl0BU  1.0p−10sの1つへ転送
しなければならないものと仮定する。
l0IU  10eは、データを1つの工○工Cへ転送
するように、これを中継する。アダプタ・バスIonは
同期式バスであるから、I○IU  10e内のデータ
はアダプタ・バスIonを介して当該l0ICのレジス
タ及びバッファ部20ヘクロック入力される。アダプタ
・バス制御30はアダプタ・バスIonからデータを検
索する動作を制御するとともに、このデータをレジスタ
及びバッファ部20へ記憶する動作を制御する。バッフ
ァが充満状態となる場合、アダプタ・バス制御30はそ
の旨をSPDバス制御40に通知する。SPDバス制御
40はその応答をBCU  50に与える。BCU  
50はSPDバスLot−Lowへのアクセスを調停す
るものであるから、BCU50は、SPDバス制御40
がSPDバスを要求した後にこのバスをいつアクセスし
うるかを決定する。SPDバスをアクセスするための比
較的高い優先順位を有する他の工○BU  l0P−1
O5が存在しない場合、BCU  50はバス肯定応答
(ACKB)信号をSPDバス制御40へ与え、かくて
該制御にSPDバスLot−Lowに対する次のアクセ
スを与える。しかし、SPDバス制御4oは、BCU 
 50からバス許可(BUSG)信号を受取るまで、そ
れ以上進行することはできない。SPDパス制御40が
BCU  50がらBUSG信号を受取ってSPDバス
へのアクセスを与えられる場合、これはレジスタ及びバ
ッファ部20に記憶されたデータをSPDバスへ置くよ
うに制御する。
しかし、SPDバスは非同期式バスであるから、SPD
バス制御40はクロック手段を介してsPDバスにデー
タを置くことはせずに、ハンドシェーキング手段を介し
てSPDバスにデータを置くのである。かかるハンドシ
ェーキング手段は、以下に記述されている。
ハンドシェーキング手段は、本質的にマスタ/スレーブ
関係である。すなわち、l0IC,がマスタでl0BU
がスレーブとなることもあるし、工○BUがマスクでl
0ICがスレーブとなることもある。l0ICがデータ
をSPDバスに置いてこれを■○BUへ転送しようとす
る場合、l0ICがマスクでl0BUがスレーブである
。以下で記述するように、S、PDバスLot  Lo
wは。
アドレス/データ(A/D)バス、指令/ステータス(
C/S)バス及びオリジン/宛先(○/D)バスから成
る。当該l0ICのレジスタ及びバッファ部20内にあ
るデータがA/Dバス、 C/Sバス及びO/Dバスを
介してSPDバスへ置かれる場合、当該l0ICのSP
Dバス制御40及びSPDバスへ接続された■○BUは
次の3つの信号、すなわちマスク・ステアリング(M 
S T)信号、マスク選択(MSEL)信号及び作動可
能(RDY)信号を使用する。レジスタ及びバッファ部
20からSPDバスにデータを置く前に、SPDバス制
御40はそのすべてのl0BUに対しMST信号を発生
する。MST信号は、[私がバスを占有する」旨を通知
する。従って、前述の例では、マスタrorcのSPD
バス制御40は、BCU  50内の調停手段へMST
信号を転送し、これによりマスタエ○ICがSPDバス
へのアクセスを有することを当該ECUに通知する。次
いで、SPDバス制御40は、レジスタ及びバッファ部
20からSPDバスへデータを置く動作を制御する。次
に、SPDバス制御40は、そのすべてのl0BUへM
SEL信号を転送する。このMSEL信号は、「データ
がSPDバスに置かれ。
有効である」旨を通知する。従って、前述の例では、マ
スクl0ICのSPDバス制御40は、そのSPDバス
へ接続され且つスレーブになろうとしているすべてのl
0BUへ、MSEL信号を転送する。すなわち、これら
のl0BUに対し、データがSPDバスに置かれたこと
、そしてこのデータが有効であることを通知するのであ
る。所与のスレーブl0BUがこのデータを受取った場
合、該スレーブl0BUは当該データを転送したマスタ
■○ICへRDY信号を戻す。このRDY信号は、「私
が貴方のデータを受取り、そして必要ならば、私自身の
データをSPDバスに置いたJ旨を通知する。従って、
前述の例では、スレーブ■○BUはRDY信号をマスク
l0ICへ転送し、これによりスレーブl0BUが転送
データを受取ったこと、そしてもし必要ならば、それ自
身のデータをマスクl0ICへ戻すように作動したこと
をマスク■○ICに通知する。SPDバスは非同期式バ
スであるから、スレーブl0BUがらの応答は任意の時
間に与えられる。
従って、マスタエ○ICがSPDバスに対するアクセス
を有することをMST信号を介してBCU  50に通
知した後、このマスタエ○ICはMSEL信号を介して
スレーブl0BUと「会話」することにより、データが
SPDバスに置がれたことを指示し、一方、スレーブl
0BUはRDY信号を介してマスタエ○ICと「会話」
することにより、データが受取られたこと、そしてもし
必要ならば、他のデータがこのマスタエOICへ戻され
つつあることを指示する。
第3図を参照するに、そこには第1図の一部が図示され
ている。第3図において、1対のl0BU、すなわちL
op−10sの1つは、所与のSPDバス、すなりちL
ot−Lowの1つを介して、所与のl0IC1すなわ
ち10 j −10m +7)1つへ接続される。また
このl0ICは、アダプタ・バスIonを介して、調停
論理10 i / I OIU  10e/メモリ制御
Logにも接続される。
■○BU  Lop−10sの各々は、その物理的部分
として、インタフェース部分12及び主部分を含む。但
し、主部分とは、このl0BUがらインタフェース部分
12を取除いたものに相当する。
またl0IC10j−10mの各々は1.その物理的部
分として、SPDバス側のインタフェース部分12、ア
ダプタ・バス側のインタフェース部分14及び主部分を
含む。但し、l0ICの主部分は、このl0ICからイ
ンタフェース部分12及び14を取除いたものに相当す
る。また調停論理10i/l0IU  Loe/メモリ
制御iogも、インタフェース部分14及び主部分を包
含する。この主部分は、調停論理10iと、l0IU1
0eと、メモリ制御10gの集合体から、インターフェ
ース部分14を取除いたものに相当する。 第3図を参
照するに、SPDバス10t−10wはl0IC10j
−10m及び工○BU10P  10sの両者とインタ
フェースしなければならないから、l0IC及びl0B
Uと関連するインタフェース部分12は互いに同じでな
ければならない。さらに、l0IC及びl0BUに関連
するインタフェース部分12は、構造的及び機能的に、
SPDバスの構造及び機能と同じでなければならない。
同様に、l0IC及び調停論理10i/l0IU  1
0e/メモリ制御Logに関連するインタフェース部分
14は互いに同じでなければならず、また構造的及び機
能的にアダプタ・バスIonの構造及び機能と同じでな
ければならない。
アダプタ・バスIon及びSPDバス10t−10wの
構造及び機能については、以下で詳述する。
以下では、次の各事項をそれぞれ項分けして詳述するこ
ととする。
−IOICの構造及び機能 一調停論理10i、l0IU  10e及びメモリ制御
Logを含むメモリ・コントローラの構造及び機能 一8PDバスの構造及び機能 一5PDバスlot−Low、rOIc、アダプタ・バ
スIon、メモリ・コントローラの綜合動作の説明 l0IC(第4図〜第23図) 第4図には、第2図のレジスタ及びバッファ部20がブ
ロック形式でか示されている。
第4図において、レジスタ及びバッファ部20は次の各
構成要素から成る。すなわち、アダプタ・アドレス/デ
ータ(A/D)バスIon□を介してアダプタ・バスI
onへ接続され且つSPDアドレス/データ(A/D)
バスLotよを介してSPDバスlot−Lowへ接続
された複数のデータ・バッファ20aと;アダプタA/
Dバス10n□を介してアダプタ・バスIonへ接続さ
れ且つSPD  A/DバスLot工を介してSPDバ
スlot−Lowへ接続された複数のメツセージ・バッ
ファ20bと;キー/ステータス(K/S)バスIon
2を介してアダプタ・バスIonへ接続され且つSPD
  A/DバスLotよを介してSPDバスLot−L
owへ接続されたキー・バッファ20cと;アダプタA
/DバスIon工を介してアダプタ・バスIonへ接続
され且つSPD  A/DバスLot、を介してSPD
パス10t−Lowへ接続された複数のアドレス・レジ
スタ20dと;アダプタ・A/Dバス1on工を介して
アダプタ・バスIonへ接続されたセレクタ・バッファ
20eと;SPD  A/Dバス1゜tlを介してセレ
クタ・バッファ20e及びSPDバスLot−Lowへ
接続された選択データバッファ2OfとリアダプタA/
Dバス1oni及びに/Sバス10 n、2を介してア
ダプタ・バス1onへ接続され且つsPD  A/Dバ
スlot、。
オリジン/宛先(○/D)バスLot3及び指令/ステ
ータス(C/S)バスLot、を介してSPDバスLo
t−1owへ接続された複数のステータス・レジスタ2
0gと;アダプタA/DバスIon工を介してアダプタ
・バスIonへ接続された宛先選択レジスタ20hと;
 O/Dパス10t、を介して宛先選択レジスタ20h
、SPDバスLot−Low及びステータス・レジスタ
20gへ接続され且つC/Sバス10t2を介してSP
DバスLot−Low及びステータス・レジスタ20g
へ接続された指令レジスタ20iと;SPD  A/D
バスiot、へ接続された診断バッファ20jとから成
る。
一般的に云えば、これらのバッファ20a、20b、2
0C120e、20f及び20jは、SPDバスLot
−Lowとアダプタ・バスIonとの間で授受されるデ
ータを一時的に記憶するにすぎない。セレクタ・バッフ
ァ20e及び選択データ・バッファ2Ofはアダプタ・
バスからデータを受取り、これをSPDバスへ転送する
にすぎない。診断バッファ20jはSPDバスとデータ
を授受するにすぎない。これらのバッファはその記憶デ
ータを変更するものではない。データ・バッファ20a
は8つのデータ・バッファから成り、その各々は4バイ
トの幅を有する。この実現形態によれば、当該l0IC
がメモリ動作を行っているとき、データ・バッファ20
aは最大32バイトのデータ(パリティを含む)をバッ
ファすることができる。しかし、必要に応じて、追加の
32バイト・データをバッファすることができる。デー
タ・バッファ20aが使用されるのは、当該工○ICが
メモリ及びメツセージ受領動作のスレーブとなっている
場合である。かかるデータ・バッファ20aとのデータ
路は4バイトの幅を有し、そのデータは当該工○ICの
データ・バッファ20aへ送る前にl0BU  Lop
−10sによってバイト整列されねばならない。
メツセージ・バッファ20bはメツセージ・バッファ1
及び2から成り、その各々は4バイトのデータ(パリテ
ィを含む)をバッファすることができる。メツセージ・
バッファ20bが使用されるのは、当該l0ICがユニ
ット動作のマスクとなる場合である。これらのメツセー
ジ・バッファとのデータ路は4バイトの幅を有し、そし
て該メツセージ・バッファ内の情報はユニット動作の2
データ・サイクル中にSPD  A/DバスLot1上
のデータとなる。これらのメツセージ・バッファ20b
に関連して、4つのプロセッサ・バス動作(PBO)指
令がある。すなわち、「メツセージ・バッファ・レジス
タ1へのロード(LMBRl)J 指令、「メツセージ
・バッファ・レジスタ・2へのロード(LMBR2)J
指令、「メツセージ・バッファ・レジスタ1へのコピー
(CMBRI)J指令、「メツセージ・バッファ・レジ
スタ2へのコピー(CMBR2)J指令がそれで、ある
。メツセージ・オリジン・ステータス・ワード(MOS
W)の使用中ビットがオンである場合、これらのロード
命令は遂行されず、その代わりに10IC使用中信号が
アダプタ・バス1. Onへ戻される。
キー・バッファ20cはパリティを含み5ビツトの幅を
有し、l0IC10j−10mがスレーブであるとき1
選択サイクルの間にSPD  A/DバスLot工の最
初の5ビツトをバッファするために使用される。このデ
ータはメモリ保護とメツセージを受領可能なバッファの
選択のために利用されるものであり、アダプタ・バスI
onのアクセス許可を受取った後にそのに/Sバス10
n2を介してICIU  10eへ送られる。
セレクタ・バッファ20eはパリティを含み4バイトの
幅であり、命令プロセッサ・ユニット(IPU)10a
のRSレジスタからのデータをバッファするために使用
される。このデータは、PBO指令の指令時間サイクル
の後に、アダプタA/Dバス10n1に現われる。セレ
クタ・バッファ20eは、この指令時間サイクルの後に
、工○IC10j−10mの各々でセットされる。
選択データ・バッファ20fはパリティを含み4バイト
の幅を有し、セレクタ・バッファ20eからのデータを
セットされる。このセットが行われるのは、当該l0I
Cのアドレスがアダプタ指令時間にアダプタ・バスIo
nに提示される宛先選択アドレスと一致し且つ当該l0
ICが使用中でない場合である。このバッファ20fか
らのデータは、l0IC10j−10mがユニット動作
のマスクであるとき、選択サイクルの間にSPD  A
/Dバス10t1に置かれる。
診断バッファ20jはパリティを含み4バイトの幅を有
し、当該l0ICがスレーブとなっており且つSPD循
環読取指令を行っているとき、選択サイクルの間にSP
D  A/DバスLot工からのデータをセットされる
。この指令の2データ・サイクルの間、診断バッファ2
0jの内容は当該工○ICによってSPD  A/Dバ
スLot□へ駆動される。
選択サイクル・データ・サイクル及び循環読取指令の定
義については、本明細書の以下の記述を参照されたい。
アドレス・レジスタ20d、ステータス・レジスタ20
g、宛先選択レジスタ20h及び指令レジスタ20iは
、アダプタ・バス10n及びSPDバスLot−Low
からデータをロードされる。
このデータは、l0IC10j−10mの動作のために
使用される。これらのレジスタ内のデータはアダプタ・
バスIon及びSPDバスLot−1owの一方又は他
方へ通されるが、IOIC10j−10mはこのデータ
がそれぞれのバスへ通・される前にこれを変更すること
ができる。
第5図には、宛先選択レジスタ20hに関連する複数の
フィールドが示されている。このレジスタ20hは、パ
リティを含み4バイトの幅を有する。このレジスタは、
アダプタ指令(ADP  CMD)、SPD指令(CM
D)、loIC番号(IC#)、優先順位(PR)及び
SPD宛先アドレス(DEST)フィールドをそれぞれ
バッファするために使用される。このデータは、PBO
命令の指令時間サイクル中に、アダプタA/DバスIo
n□に置かれているものである。宛先選択レジスタ20
hは、指令時間サイクルの間に各■○ICによってセッ
トされる。当該l0ICはこのデータを検査してアドレ
スが一致するか否かを決定するとともに、指令の型を決
定する。
第4図の指令レジスタ20iは、パリティを含み4バイ
トの帽を有し、当該l0ICのアドレスが一致し且つ当
該l0ICが使用中でないとき、宛先選択レジスタ20
hからのデータをセットされる。選択サイクルの間、S
PD  C/Sバス10 t+及びSPD  O/Dバ
X10ta(7)タメ(’)データは、当該l0ICが
ユニット動作のマスクであるとき、このレジスタから与
えられる。
アドレス・レジスタ20dは4つのアドレス・レジスタ
を含み、その各々はそれぞれ4バイトの帳を有する。こ
れらのレジスタは、最大で4つのメモリ指令及びアドレ
スを記憶するために使用される。当該10ICがスレー
ブである場合1選択サイクルの間にSPD  A/Dバ
スLot工上ノデータが第1アドレス・レジスタにセッ
トされる。
次に、SPDバス制御40は、SPDバス指令及びアド
レス・レジスタのバイト3を調べる。もし当該指令がメ
モリ指令であれば、SPDバス制御40はメモリ指令を
発生してこれを第1のアドレス・レジスタのバイト0に
置く。もし、境界の制約のために、第1のメモリ指令が
すべてのデータをデータ・バッファ20aに記憶するこ
とができなければ、SPDバス制御40は新しいメモリ
指令及びアドレスを発生するとともに、これを次のアド
レス・レジスタのバイトO及び3に置く。1つのSPD
メモリ動作中にバッファされたデータを記憶するには、
最大4つのメモリ指令を必要とする。従って、SPDバ
ス制御40は最大4つの指令及びアドレスを発生し、こ
れらを4つのアドレス・レジスタに置く。SPDバス制
御40は、読取りを行う場合、1つのメモリ指令を発生
する。
従って、この読取りの間には、第1のアドレス・レジス
タだけが使用される。バイト1及び2内のデータは、メ
モリ指令発生手段によっては変更されない。
ステータス・レジスタ20gは複数のレジスタから成り
、これらのレジスタが保持するビットは成る命令を実行
することによって直接的にセットされるか、他のステー
タス・ビットの論理ORであるか、又は当該l0ICに
よってセットされる。
幾つかのビットは結線式のものであって、コピーだけが
可能である。以下の番号付きの各項では、ステータス・
レジスタ20g内の各レジスタが記述されている。
(1)メツセージ・オリジン・ステータス・ワード(M
O3W)レジスタ:第6図のMO8Wは32ビツトのス
テータスであって、当該10ICによって開始されたユ
ニット動作に関係するステータスを記録するため、この
l0ICによって使用される。ユニット動作はM OS
 Wを使用して、使用中、エラー及び動作終了ステータ
スを指示する。
当該l0ICが成るユニット動作を受諾する場合、これ
はMO3Wの動作終了(E)ビット、Bステータス(B
STAT)データ終了ビット及び宛先(DEST)フィ
ールドをリセットするが、その間MO8Wの使用中(B
)ビットをセット状態に維持する。ステータス・サマリ
(S)ビットは、MO5W内の全エラー・ビットの論理
ORである。
E及びSビットが両老とも1である場合、動作終了割込
み(EIS(5))が通知される。BSTATフィール
ドの内容はデータ・サイクルの終了時にSPD  C/
Sバス10t2で受取られ、かくてBSTATフィール
ドは終了ステータスを保持する。DESTフィールドの
内容は、直接選択ユニット動作を行っているときのデー
タ・サイクルの間に、SPD  ○/Dバス10t1上
で受取られる。MO3Wを読取るためのPBO指令には
、rMO5W1ピー(CMO5W)J指令及び「MOS
W移動(MMO8W)J指令の2つがある。
これらの命令は両者ともにMO8Wを読取るが、後者の
命令はEビットを読取り且つこのEビットが1状態にあ
ることを決定した後、他のすべてのビットをリセットす
る。
(2)メツセージ受領ステータス・ワード(MASW)
レジスタ:第7図のMASWは32ビツトのワードであ
って、メツセージ受領動作に関係するステータスを記録
するために、当該工○ICによって使用される。これは
、メツセージ受領動作の一部として記憶される第4ワー
ドである。MASW内の指令(CMD)フィールドは選
択サイクル中のC/Sバスを表わし、IC番号(IC#
)は当該l0ICのアドレスであり、オリジン(ORI
G)フィールドはメツセージ受領動作を生ぜしめたl0
BU  Lop−10sのバス・アドレスである。
(3)モニタ・ステータス・ワード(M S W)レジ
スタ:第8図のMSWは32ビツトのワードであって、
障害分離のためにBCU  50の機能を支援するl0
ICによって使用される。MSWの内容が定義されるの
は、これがセットされる時間と次のSPDバス動作との
間だけである。MSWは、それがセットされる時間に、
SPDバス10t−Lowの状態を記録する。第8図に
おいて。
タグ(TAGS)フィールドは、マスク選択(MSEL
)、作動可能(RDY)、マスタ・ステアリング(MS
T)、バス肯定応答(ACKB)及びバス許可(BUS
G)の状態を保持する。C/SフィールドはC/Sバス
Lot、を表わす成る番号を保持し、O/Dフィールド
はO/Dバス10t、を表わす成る番号を保持する。M
SW内には3つのパリティ・エラー(P)ビットがあり
、該ビットはC/Sバス10 t z、O/Dバス1゜
t3又はA/Dバス10 t xがMSW(7)−t=
ニラ時間にパリティ・エラーを有していたことを指示す
る。
調停フィールドは、要求バス及び3本の要求優先原位線
の状態とともに、ボード選択線の状態を保持する。MS
Wは、バス・タイムアウトに応じてセットされるか、又
はPB○命令のうちrMSWセット(SMSW)J命令
の実行結果に応じてセットされる。MSWを読取るため
のPBO指令はrMSWコピー(CMSW)J指令であ
る。
(4)工oICステータス・ワード(IC8W)レジス
タ:第9図のIC5Wは32ビツトのワードであって、
非同期式バスの事象に関係するステータスを記録するた
めに当該l0ICによって使用される。第9図において
、IC5Wは指令受信フィールド、ステニタス・フィー
ルド及びタイムアウト・フィールドを含む。ユニット動
作中に当該l0ICがバス・スレーブである場合、これ
は1つの1を再開/アドレス要求/要求停止指令に対す
る指令受信フィールド内の対応するビットと論理ORす
る。ステータス・フィールドは、(ユニット動作及びメ
モリ動作に対する)ユニット・チエツク、メモリ・エラ
ー及びバッファ使用不能のためのビットを保持する。タ
イムアウト・ビットはタイムアウト時にセットされ、タ
イムアウトの型(遊休/動作)を指示する。ステータス
・サマリ(S)ビットは、EIS(4)割込みを生起す
るに必要なIC3W内の全ビットの論理ORである。I
C3Wに関連して、2個のPBO指令が存在する。その
1つは当該ワードを読取るためのrIcsWコピー(C
IC3W)J指令であり、他の1つはリセット可能なビ
ットをリセットするための「マスク使用IC5Wリセツ
ト(RICSW」指令である。
(5)IOIC制御レジスタ(ICCR):第10図の
ICCRは初JtAm定状態フィールド、タイムアウト
・フィールド、ライン長(LL)フィールド、l0IC
ステータス及び制御フィールドを含む。ICCRは32
ビツトのワードであって、l0ICの機能を制御するた
め及びステータスを与えるために使用される。またIC
CRは、「ステータス即時読取」というSPD  I1
0バス指令を介して、他のl0BU  Lop−105
へ戻されるデータについてプログラミング・インタフェ
ースを提供するためにも使用される。タイムアウト・フ
ィールドは、タイムアウト時の当該l0ICのステータ
スを保持し、さらにタイムアウトを生ぜしめうる3つの
エラーを保持する。初期設定状態及びライン長(LL)
フィールドは、当該l0ICに対するステータス即時読
取りを行っているときに、l0BUによって必要とされ
るデータを保持する。初期設定状態ビットはPB○指令
によってセット及びリセットされ、またライン長フィー
ルドは32バイトの長さを表わすようにセットされる。
l0ICステータス及び制御ビット・フィールドは、ス
テータスをプログラムへ通知するためか又は、l0IC
のプログラム制御を可能にするため、I OI Cによ
って使用される。ステータス制御ビットは、調停許可、
バス・クリア付勢(ユニット動作及びメモリ動作に対す
る)作動可能、BCU割当済み及びモニタ・りひツク禁
止である。l0CRに関連して、3個のPB○指令があ
る。その1は当該ワードを読取るための「工CCRコピ
ー(CIOCR)J指令であり、その2は状態及び制御
ビットをセットするための[マスク使用ICCRセット
(SICCR)J指令であり、その3はリセット可能な
ビットをリセットするための「マスク使用ICCRリセ
ット(RICCR)J指令である。MO3Wの使用中(
B)ビットがオンで且つl0IC使用中信号がアダプタ
・バスへ戻される場合、これらのセット及びリセット命
令は遂行されない。
第11図には、第2図のアダプタ・バス制御30がブロ
ック形式で示されている。
アダプタ・バス制御30は、アダプタ・バス10nとデ
ータを授受するに必要な工○IC10j−10mの全機
能を制御するために使用される。
これはPB○命令を処理すること、当該l0ICに対す
るアダプタ・バス・サイクルを記録すること、当該■○
ICの適正なレジスタ及びバッファとデータを授受する
ことを含む。またアダプタ・バス制御30はに/Sバス
10n2からのステータス情報を処理し、このステータ
スをステータス・レジスタ20gに置くか、又はこれを
SPDバス制御40へ送ってC/Sバス10t2へ置か
せるように動作する。
第11図において、アダプタ・バス制御3oはl0IC
突合せ論理30aを含み、該論理はSPD使用中(SP
D  BUSY)信号及びハードウェア・アドレス信号
に加えてセレクタ・バッファ・データにも応答する。突
合せ論理3oは■○IC肯定応答(IOICACK)信
号又はl0IC使用中(IOICBUSY)信号を出力
する。
PBO機能論理30bは工○IC突合せ論理30aへ接
続され、セレクタ・バッファ・データに応答してステー
タス・レジスタ制御信号、指令バッファ・ロード信号及
びメツセージ・バッファIIJm信号を発生する。PB
Oシーケンサ30cはPBO機能論理30bへ接続され
、アダプタ指令時間信号に応答してセレクタ・バッファ
・ロード信号を発生する。メモリ動作コントローラ30
dはその入力としてアドレス・レジスタ・ビット、デー
タ有効信号、l0IC許可信号及びアダプタ・ステータ
ス信号を受取り、そしてその出力としてデータ・バッフ
ァ制御信号、アドレス・レジスタ制御信号、キー・レジ
スタ制御信号、l0IC要求(REQ)信号、SPDバ
ス制御信号及びメモリ・ステータス信号を発生する。
第11図のPB○シーケンサ30cについて云えば、成
るl0ICへPBO命令が供給されることは第1図のl
0IU  10eから与えられるアダプタ指令時間信号
によって通知される。この時間に、すべてのl0IC1
0j−10mにあるPB○シーケンサ30cは、アダプ
タA/DバスIon工を起動/ゲートするため、第1サ
イクルの間にセレクタ・バッファ・ロード制御信号を発
生し、これによって第4図の宛先選択レジスタ2ohを
付勢する。第2サイクルの間、PBOシーケンサ30c
はアダプタA/Dバス10n2を、第4図のセレクタ・
バッファ20eヘゲートする。
またPBOシーケンサ30cは、PBO命令がPBO機
能論理30bによって実行される際、該命令のサイクル
を記録する。
第11図のl0ICアドレス突合せ論理30aに関し、
第4図の宛先選択レジスタ20hの■○IC#フィール
ドはPBO命令が指向された特定rorcのアドレスを
保持する。このアドレス11当該l0IC中のハードウ
ェア・アドレスと比較される。もし両アドレスが一致す
れば、l0IC突合せ論理30aは第4図の宛先選択レ
ジスタ20hのアダプタ指令フィールドを調べて、この
指令の型を決定する。突合せ論理30aが探し求める指
令の型は、任意の時間に遂行可能なものと、SPDバス
が使用中でないときにのみ遂行可能なものとである。任
意の時間に遂行可能な指令は、一致状態が存在するとき
、常にl0IU  10eへl0IC肯定応答信号を送
り返す。他指令は、SPDバスが使用中(MO8WO8
中ビット)であるか否かを決定しなければならない。も
しSPDバス10t−Lowが使用中でなければ、l0
IC肯定応答信号が転送される。一方、SPDバスLo
t−Lowが使用中であれば、l0IC使用中信号が転
送される。l0IC10j−10mは、l0IC使用中
信号を工○IC10eへ送り返した後、当該PBO命令
を遂行しないし、これを保留することもない。
PBO機能論理30bについて云えば、これは第4図の
宛先選択レジスタ20hからアダプタ指令を取出してP
BO命令を解読する。もしPBO機能論理30bが成る
ユニット動作を解読するならば、これは指令バッファ・
ロード信号を使用して指令バッファにロードする。指令
バッファにロードするプロセスは、宛先選択レジスタ2
0hの内容を指令レジスタ20iヘコピーすることと。
セレクタ・バッファ20eの内容を選択データ・バッフ
ァ20fヘコピーすることを含んでいる。
この情報は、SPDバス制御40がSPDバスでその動
作を完了するに必要な情報である。PBO機能論理30
bはMO8WO8中ビット(第6図)をセットすること
により、現動作が終了するまで他のユニット動作が受領
されないようにする。またユニット動作の解読手段は、
SPDバスを使用するためPBO要求をSPD調停手段
へ送る。ユニット動作でないPBO命令のすべては、当
該l0ICのレジスタ及びバッファ部20に作用しなけ
ればならない。PBO機能論理30bは、ステータス・
レジスタ20b及びメツセージ・バッファ制御信号を使
用して、アダプタ・バスIonと正しいデータを授受す
るに必要なすべての制御信号を発生する。
メモリ動作コントローラ30dについては、メツセージ
受領指令を含むメモリ指令は、■○IU10eからアダ
プタ・バスIonを要求することによって開始される。
アダプタ・バスIonをアクセスするためにメモリ動作
コントローラ30dによって行われる要求には、指令要
求(10IC指令要求)と通常の要求(IOIC要求)
の2種類がある。SPDバス制御40は、メモリ動作コ
ン1〜ローラ30dに対し、その要求を送るべき時間を
知らせる。バスを要求した後、l0IU10eからl0
IC許可信号が受取られてアダプタ・バスIonへ当該
l0ICのアクセスを与えるまで、何事も生じない、こ
の許可信号が受取られて有効化される場合、この要求が
落とされ且つメモリ動作カウンタが開始する。l0IC
許可信号を受信した後のサイクル中、アドレス・レジス
タ制御信号は当該指令及びアドレスをアダプタA/Dバ
ス10n1ヘゲートし、またキー・レジスタ制御信号は
キーをに/Sバス1on2ヘゲートする。指令及びアド
レスが調べられた後、データ・バラフッ制御信号は、こ
のアドレスの最後バイトから与えられるデータ・バッフ
ァ・ポインタを使用して、データ・バッファ20aとア
ダプタ・バスIonとの間でデータを移動する。このデ
ータが移動された後、メモリ動作コントローラ30dは
に/Sバス10n2上のステータスを待機するとともに
、データ・バッファ20a内のデータを移動するために
他のメモリ動作が必要であるが否かを検査する。もしそ
れ以上のデータ移動が必要であれば、メモリ動作コント
ローラ30dはアダプタ・バスに対する要求(具体的に
は工○IC要求信号)で以て新しいメモリ動作を開始さ
せるとともに、次のアドレス・レジスタ20d内の指令
及びアドレスを使用する。すべてのデータが移動された
後、メモリ動作コントローラ30dはSPDバス制御4
0にその終了ステータスを与える。
第12図には、第2図のSPDバス制御40及びバス制
御ユニット(BCU)50が再び図示されている。
SPDバス制御40及びBCU  50はSPDバスの
ためのl0ICコントローラであって、バス調停やプロ
セッサが開始したバス動作やメモリ転送を管理するもの
である。第12図はSPDバス制御40及びBCU  
50を高レベルの次元で示している。これは2種類の動
作を遂行しなければならない。SPDバス制御40はl
0ICバス機能のための制御ユニットを含む。これらの
機能には、メモリ動作、メツセージ動作及びユニット動
作の処理が含まれる。SPDバス制御40はタグのハン
ドシェーキングを遂行しなけばならず、またデータ流論
理(IOIC内のレジスタ及びバッファ部20)へ適正
なバス制御信号及びデータ有効指示を与えなければなら
ない。(A/Dバス・ドライバが物理的に設けられてい
る)データ流論理へ制御信号を供給することに加えて、
SPDバス制御40はO/Dバス及びC/Sバスを駆動
し且つ受信する直接の責任を有する。BCU  50は
バス調停(成るバス・ユーザから他のバス・ユーザへ制
御を秩序正しく渡すこと)を制御するものであって、各
バス動作が完了するまでの時間を記録するために使用さ
れる複数のタイマを含んでいる。これらのタイマの使用
に係る他の目的は、成るバス・ユーザがSPDバスLo
t−10wの動作を停止した理由を決定することである
第13図には、第2図及び第12図に示したSPDバス
制御40及び11の一層詳細な構成が示されている。
SPDバス制御40は4つのモジュール、すなわちスレ
ーブ制御ユニット40b、マスク制御ユニット40a、
メモリ動作コード翻訳ユニット40C及びグローバル・
リセット制御40dから成る。スレーブ制御ユニット4
0bは、当該l0ICがバス・スレーブであるときの制
御を与える。
このモジュールはSPDバス上の成るl0BUから受取
られるマスク選択(MSEL)タグに応答して、作動可
能(RDY)タグを発生する。
マスク制御ユニット40aは、当該l0ICがバス・マ
スクであるときの制御を与える。マスク制御ユニット4
0aは恰かもl0BUであるかの如く調停ユニット(B
ClJ  50)へバス要求(REQB)信号を送り、
これに応答して調停信号であるバス許可(BUSG)タ
グ及びバス肯定応答(ACKB)タグを受取る。SPD
バスの制御を獲得する場合、マスク制御ユニット40a
はMSELタグ線及びマスク・ステアリング(MST)
タグ線を駆動し、そしてRDYタグを受取ることを予期
する。BCU  50から見れば、マスク制御ユニット
40aは他の工○BUのように見える。その機能を遂行
する場合、マスク制御ユニット40aは第4図のセレク
タ・バッファ20e並びに第4図及び第23図のメツセ
ージ・バッファ20bに関連するメツセージ・バッファ
l (MBRI)/メツセージ・バッファ2 (MBR
2)を使用する。
メモリ動作コード翻訳ユニット40cは布線式の動作コ
ード翻訳ユニットを含み、またデータ流論理内のアドレ
ス・レジスタ20dにアドレス及びオペランドを保持す
るための制御ユニットを含む。このユニットが必要とな
るのは、S I” Dバス上のメモリ情報フォーマット
が命令プロセッサ・ユニット内のメモリ動作コード・フ
ォーマットと適合しないからである。
グローバル・リセット制御40dは、当該工○ICが成
る動作を遂行した後又はバス・タイムアウトの後、この
l0ICを最初の作動可能状態へ戻す。
第13図に示すように、スレーブ制御ユニット40b及
びマスタ制御ユニット40aは複数の通信線を有し、該
通信線は第2図のアダプタ・バス制御3o並びにデータ
流論理内のレジスタ及びバッファ部20へ接続される。
これらのユニット40a及び40bは○/Dバス10t
3及びC/Sバス10t2に対するニーズを共有する。
メモリ動作コード翻訳ユニット40cはスレーブ制御ユ
ニット40bのための支援ハードウェアである。
というのは、動作コードの翻訳が必要となるのはスレー
ブ動作中だからである。従って、メモリ動作を行なって
いる間、これらのユニット間に制御信号が存在する。
第14図には、工○IC10j−10m、BCU  5
0及びl0BU  Lop−10sの他の編成図が示さ
れている。
第14図において、BCU  50 (SPD  バス
Lot−Lowへのアクセスを決定するための調停手段
)から見れば、当該l01Cは1つの工○BUとして見
えることに注意すべきである。バス調停手段であるBC
U  50が物理的に当該l0ICの一部であるとして
も、このl0ICは他のl0BUと同様にSPDバスL
ot−Lowに対する調停を求めるのである。
アダプタ・バス制御30は、SPDバス制御40に対し
、プロセッサ・バス動作(PB○)が当該l0ICへ送
られたことを通知する。第13図に示すように、マスク
制御ユニット40altREQB線を介して当該l0I
CのSPDバス要求線をオンにセットする。この線がセ
ットされる場合、当該l0ICは他のl0BUと同様に
SPDバスの使用に対する調停を求めることになる。
第15図には、第13図に示したマスク制御ユニット4
0aの一層詳細な構成が示されている。
マスク制御ユニット40は第4図の指令レジスタ20i
を含み、該レジスタはO/Dバス10し。
及びC/Sバス10t2へ接続され、また解読手段40
a2(1)を有する制御索引テーブル40a2にも接続
される。制御索引テーブル40a2は、直接選択動作制
御40a、、ユニット書込動作制御40a4及びユニッ
ト読取動作制御40aSへ接続される。これらの制御4
0 a3.40 a、及び4Qa、の各々は、ステータ
ス・ロギング制御40aいタグ制御40a、並びにバス
捕捉要求及びポール制御40a、へ接続される。
第15図において、指令レジスタ20iがロードされる
場合、制御索引テーブル40a2は、指令レジスタ20
iの内容に応答して、遂行すべき動作の型を表わす直接
選択動作制御40a、、ユニット書込動作制御40a4
又はユニット読取動作制御40a4を選択する。直接選
択動作制御40a3、ユニット書込動作制御40a、及
びユニット読取動作制御40a、の各々は、以下で記述
するように特定の型の動作を遂行する。またこれらの各
制御はステータス指示手段を含み、該手段はステータス
・ロギング制御40aG及びタグ制御40a7を付勢す
る線へ接続される。
タグ制御40a7はマスタ選択(MSEL)信号及びマ
スク・ステアリング(MST)信号を発生するとともに
、作動可能(RDY)信号を受取る。バス捕捉要求及び
ポール制御40a、はSPDバスLot−Lowへのア
クセスを要求するバス要求(REQB)信号を発生し、
またこれに応答して、REQB信号の受信を通知するバ
ス肯定応答(ACKB)信号と、SPDバスLot−1
0wへのアクセスをマスク制御ユニット40aへ許可す
るバス許可(BUSG)信号とを受取る。
第16図には、第4図及び第15図に示した指令レジス
タ20iのビット・レイアウトが示されている。
第16図において、指令レジスタ20iの下位バイトは
当該l0ICにSPD  C/Sバス情報を与え、他方
、上位バイトはl0ICバス要求の優先順位レベル及び
○/Dバス情報を与える。第4図及び第5図に示した宛
先選択レジスタ20hノ複数ビツトは、指令レジスタ2
0iへ転送される。第16図において、数字5−7.1
1−17.27−31は指令レジスタ20iへ転送され
る宛先選択レジスタ20hのビットを表わす。PBはパ
リティ・ピントであり、SPRはスペアである。
第17図には、第13図に示したスレーブ制御ユニット
40bの一層詳細な構成が示されている。
第17図において、スレーブ制御ユニット40bは解読
手段40bl (1)を有する制御索引テーブル40b
lを含み、このテーブルの一端は○/DバX10t4び
C/Sバス1ot2へ接続され、他端はメモリ動作制御
40 b2.ユニット書込動作制御40bff及びユニ
ット読取動作制御40b4へ接続される。メモリ動作制
御40b2は、第13図のメモリ動作コード翻訳ユニッ
ト40cと通信する。メモリ動作制御4ob2、ユニッ
ト書込動作制御40b、及びユニット読取動作制御40
b4は、タグ制御40b5並びにエラー及びロギング制
御40b、へ接続される。
スレーブ制御ユニット40bのタグ制御40b5は、R
DY信号を発生し且つMSEL信号を受取る。SPD 
 バス上で最大のデータ速度を維持するために、タグ制
御40b、は完全に非同期的なタグ線のハンドシェーキ
ングを実現する。これはこの設計の特徴をなすものであ
る。非同期−同期インタフェーシングに付随する問題は
、アダプタ・バス・インタフェースの箇所で隔離される
こうすることにより、SPDバス制御40はその動作を
非同期的に行うことができるようになる。
スレーブ制御ユニット40bが処理しなければならない
SPDバス動作には、下記に示す2種類のものがある。
ユニット動作・・・これはマスクl0ICに関するユニ
ット動作と同じモードの動作であるが、スレーブl0I
Cを有するl0BUによって開始される。
メモリ転送・・・当該l0ICは常にスレーブ、すなわ
ちメモリ転送要求の受信者である。当該l0ICは1つ
のSPDバス動作の間に1ないし32バイトの情報を読
取ったり、又は書込んだりする。
第17図において、制御索引テーブル40b工は解読手
段40b1(1)を介してC/Sバス10t2からの指
令を解読し、そして当該指令を遂行するに必要な適正な
制御を付勢する。これらの制御には、メモリ動作制御4
ob2、ユニット書込動作制御40b3及びユニット読
取動作制御4ob4の3種類がある。これらの各制御は
、以下で詳述されている。
ユニット動作−すべでのユニット動作は3サイクルの持
続時間を有し、1動作ごとにタグ線のハンドシェーキン
グが3回生ずる。データ流論理内の関係するレジスタに
ステータス・ビットをセットするに必要な制御信号は、
内部バス(ステータス情報を駆動していない場合は宛先
選択レジスタ20hの内容を受取る)を介して送られる
。ユニット動作の幾つかのものは、ハードウェアで解釈
される指令である。これらの指令を受取る際、当該l0
ICは成るステータス・ビットをセットし、IPU  
10aへの割込みをトリガして、当該■○ICがこれら
の指令のうち1つを受取ったことを指示する。しかし、
これはタグ線のハンドシェーキングを発生することを除
くと、他のハードウェア手段又は制御シーケンシングを
含んでいない。
これらの指令はD4ないしD7である。メツセージ受領
指令は、SPD  C/SバスLot、上の動作コード
C○ないしCFを含む。これらの指令は(機械が中央メ
モリ10c内にメツセージ・バッファ領域を実現する様
式に起因して)他のユニット書込指令とは異なった態様
で処理される。この動作は、長さが16バイトのメモリ
書込と同じに見えるようにされる。しかし、16バイト
の書込みを行うためのメモリ動作コードを送るかわりに
、当該l0ICはOA’を送ることにより、メモリ制御
Logに対し、これがSPDバスからの書込メツセージ
指令であり且つメソセージ・バッファ領域に従って処理
されねばならないことを指示する。この型の動作を処理
するため、l0ICには特定の制御線が設けられている
メモリ動作−メモリ転送は幾つかの動作が当該l0IC
内で同時に生ずることを必要とする。従って、この動作
全体を適正にシーケンスするのに必要な多数の制御線が
設けられる。さらに、チップ・ドライバの技術上の制約
に起因して、必要なすべてのデータ線が1チツプ上に設
けられるわけではないから、設計が一層複雑になる。こ
の動作は、3つの異なる部分(データ流、メモリ動作コ
ードの発生及び中央メモリ10cのアクセス)に区分す
ることができる。中央メモリ10cに対する書込指令の
場合、最初の2つの部分は並行に行われる。第3の部分
は第11図のアダプタ・バス制御30によって実現され
る。
以下、第17図を参照して、スレーブ制御ユニット40
bの機能を説明する。
第4図に示したl0IC内のレジスタ及びバッファ部2
0は、SPD  A/Dバス10t1を受取る。レジス
タ及びバッファ部20の幅は4バイトで、深さは8レジ
スタであるから、全部で32バイトのデータを保持する
ことができる。各レジスタは1バイト長であり、従って
バッファ・アドレス・ビットはSPD  A/DバスL
ot工のビット27−29から取られる。選択サイクル
の間、このアドレスの下位バイトはレジスタ及びバッフ
ァ部20からスレーブ制御ユニット40bへ転送される
。スレーブ制御ユニット40bのメモリ動作制御40b
2はこのアドレスをクロック入力し、開始バッファ・ア
ドレスを決定し、そして書込みの場合は、SPD  A
/DバスLot工からバッファ部20ヘデータをロード
するための制御信号及びクロックを供給する。適正な数
のデータ・サイクルがバッファ部20ヘクロック入力さ
れた場合、メモリ動作制御40b、は複数の信号を与え
るとともに、データ入力終了信号を付勢することによっ
てバッファ部20がロードされたことを指示する。メモ
リ読取指令の場合、メモリ動作制御40b2はアダプタ
・バス制御30からの信号を待機する。この信号(RD
Y付勢)を受取ると、メモリ動作制御40b2はデータ
・バッファ2゜aのクロック出力を開始アドレスから開
始させ、そして適正な数のデータ・サイクルが経過した
ことを検出するときこれを終了させる。
次に第18図を参照して、第4図のデータ・バッファ2
0aに関連するアドレッシング手法を説明する。
第18図において、データ・バッファ20aに対するア
ドレッシングは、A/Dバス]、 Ot、□を介して要
求中■○BUから与えられる開始アドレスによって直接
的に行われる。データ・バッファ20aはワード・アド
レスされるから、これらのビットは(A/DバスLot
□を介してレジスタ及びバッファ部20に受取られる)
バッファ・ワードのアドレス・ビット27−29に対応
する。
この実現形態から理解しうろことは、開始アドレスが3
2バイトの境界(即ち、下位5アドレス・ビットが00
000)で開始し且つ1つのSPDバス動作を行う場合
には次の32バイト境界(下位アドレス・ビットが11
111)で終了しなければならない、ということである
第19図には、第13図に示したメモリ動作コード翻訳
ユニット40cの一層詳細な構成が図示されている。
第19図において、メモリ動作コード翻訳ユニッI” 
40 cは布線式制御ユニット40clを含み。
該ユニットはハードウェア・アシスト翻訳ユニット40
c2へ接続される。ハードウェア・アシスト翻訳ユニッ
ト40e2はアドレス(バイト3)40c3とバイト・
カウント40c4を受取り、そして新しいアドレス(バ
イト3)40c5と新しいバイト・カウント40c6を
発生する。またこのハードウェア・アシスト翻訳ユニッ
ト40c2はメモリ動作コード40c7をも発生する6
アドレス(バイト3)40c3は開始アドレス40c8
を受取る。
メモリ動作コード翻訳ユニット40cに関し、当該l0
ICは適正な動作コードを発生するとともに、データを
中央メモリ10dが受領可能なパケットへフォーマット
化しなければならない。しかし1、SPDバス上の1つ
のメモリ動作について、最大4つの異なるメモリ転送動
作が発生されることがありうる。この理由で、アドレス
・レジスタ20dの動作コード・スタックは4命令の深
さを有する。当該l0ICがメモリ書込指令を受取る場
合、メモリ動作コード翻訳ユニット40cは開始アドレ
スとバイト・カウントをロードされる。
この情報に基いて、メモリ動作コード翻訳ユニット40
cは動作コードを作成し、これを動作コード・スタック
ヘロードするとともに、動作コード入力終了信号を付勢
することによりアダプタ・バス制御30に対し該翻訳ユ
ニットが動作コードの発生を完了したことを通知する。
これとは対照的に、メモリ読取指令は(当該指令又はバ
イト・カウントに拘わりなく)唯一つの動作コードを発
生せしめる。メモリ動作コード翻訳ユニット40cはメ
モリ読取動作コードのリストを取出し、与えられた指令
及びバイト・カウントについて「最良の適合(best
  fit)」を行う。中央メモリ10dからデータを
受取った後、当該l0ICは必要なバッファのみをクロ
ック出力する。もし動作がメモリ書込みであれば、アダ
プタ・バス制御30は動作コード入力終了信号及びデー
タ入力終了信号の両者が活勢であることを検出した後、
中央メモリ10dへのアクセスを開始する。メモリ読取
りについては、アクセスを開始するために、動作コード
入力終了信号のみが活勢である必要がある。メモリ動作
コード翻訳ユニット40cを実現した高レベルの論理は
、第19図に示されている。第19図において、開始ア
ドレス・レジスタ40c8は、SPDバス動作の選択サ
イクルの間に、第17図のメモリ動作制御40b2によ
って情報をロードされる。このレジスタは、翻訳ユニッ
ト40cによって使用される一時的な保持レジスタであ
るにすぎない。翻訳ユニット40cが付勢されるとすぐ
に、この情報は入力レジスタ、すなわちアドレス(バイ
ト3)レジスタ40c3ヘクロツク入力される。バイト
・カウント・レジスタ40c4も同様に、選択サイクル
の間に5PDC/Sバスから情報をロードされる。この
レジスタは、新しい動作コードが発生される都度、新し
いデータで更新される。この新しいデータは、サービス
中のメモリ転送に対する残りのバイト・カウントを表わ
す。前述と同様に、アドレス(バイト3)レジスタ40
c3は、発生されたメモリ動作コードに関連する次の開
始アドレスを表わす。
ハードウェア・アシスト翻訳ユニット40c2は、特別
に設計された演算論理ユニット(ALU)である、布線
式制御ユニット40c1、出力レジスタである新アドレ
ス(バイト3)レジスタ40c5及び新バイト・カウン
ト・レジスタ40c4、入力レジスタであるアドレス(
バイト3)レジスタ40c3及びバイト・カウント・レ
ジスタ40c4.結果的なメモリ動作コードに加えて、
当該ユニット全体はマイクロ命令の翻訳手段及び発生手
段として機能する。以下、第19図及び第20図を参照
して、このメモリ動作コード翻訳ユニット40cの機能
を説明する。
第20図には、第4図に示したアドレス・レジスタ20
dのレイアウトが一層詳細に示されている。
第20図において、アドレス・レジスタ20dには4つ
のアドレス(1つの開始アドレスと3つの更新アドレス
)が記憶される。またアドレス・レジスタ20dには、
4つの動作コードも記憶される。たとえば、第20図に
おいて、4つの動作コードは第4図及び第20図の第1
動作コード部○P1、第2動作コード部○P2、第3動
作コード部○P3及び第4動作コード部OP4へそれぞ
れ記憶される。同様に、4つのアドレスは第20図の第
1アドレス部Adl、第2アドレス部Ad2、第3アド
レス部Ad3及び第4アドレス部Ad4へそれぞれ記憶
される。アドレス・レジスタ20dが4つのアドレスを
記憶するのは、次の理由による。すなわち、中央メモリ
10dに関連して使用されるメモリの型及び任意のSP
Dメモリ動作に対するその一意的なメモリ命令フォーマ
ットに起因して、最大4つのメモリ命令が発生されるこ
とがあるからである。かくて、1つのSPD動作を完了
するのに中央メモリ10dに対する4つの異なる動作が
必要になることがある。このため、アドレス・レジスタ
20dに記憶された4つのアドレスが必要となるのであ
る。メモリ転送は常に1つの32バイト・アドレス境界
内で行われるから、アドレス変更は下位バイトでだけ行
われるにすぎない。
次に、第19図及び第20図を参照して、メモリ動作コ
ード翻訳ユニット40cの機能的説明を行う。
布線式制御ユニット40clが最初のメモリ動作コード
をクロック出力する場合、これはまずメモリ動作コード
・レジスタ40c7に記憶され、次いでスレーブ制御ユ
ニット40bを介して第20図に示した(レジスタ及び
バッファ部2oの)アドレス・レジスタ20dの第1動
作コード部OPlへ記憶される。布線式制御ユニット4
0c1は、出力レジスタである新しいバイト・カウント
・レジスタ40c6がゼロ・カウント結果を保有するか
否かを決定する。もしそうでなければ、第19図の出力
レジスタ40c5及び40c6はそれらの対応する入力
レジスタ40c3及び40c4へ逆転送される。これら
の入力レジスタ40c3及び40c4へ逆転送されるア
ドレス及びバイト・カウントに基き布線式制御ユニット
40clから与えられる制御信号に応答して、ハードウ
ェア・アシスト翻訳ユニット40c2では新しい1つの
アドレス及び新しい1つのバイト・カウントが生ぜられ
る。この新しいアドレスは新アドレス・レジスタ40e
5に置かれ、新しいバイト・カウントは新バイト・カウ
ント・レジスタ4006に置かれる。また新しいメモリ
動作コードが生ぜられ、メモリ動作コード・レジスタ4
0c7に記憶される。前述の新しいアドレスは後に第2
0図の第2アドレス部Ad2に記憶され、新しいメモリ
動作コードは後にスレーブ制御ユニット40bを介して
(第20図のレジスタ及びバッファ部2oの)アドレス
・レジスタ20dの第2動作コード部OP2に記憶され
る。次いで、布線式制御ユニット40clは新しいバイ
ト・カウントがゼロであるか否かを決定する。もしそう
でなければ、レジスタ40c5及び40c6中の新しい
アドレス及び新しいバイト・カウントは再び入力レジス
タ40c3及び40c4へ逆転送され、そして布線式制
御ユニット40c1からの制御信号に応答して、他の新
しいアドレス及び他の新しいバイト・カウントがハード
ウェア・アシスト翻訳ユニット40c2で生ぜられる。
他の新しいアドレス及び他の新しいバイト・カウントは
第19図の出力レジスタ40c5及び40c6に置かれ
る。また他の新しいメモリ動作コードが生ぜられ、第1
9図のメモリ動作コード・レジスタ40c7に記憶され
る。
前記他の新しいアドレスは第20図のアドレス・レジス
タ20dの第3アドレス部Ad3に記憶され、前記他の
メモリ動作コードはスレーブ制御ユニット40bを介し
て第20図のアドレス・レジスタ20dの第3動作コー
ド部OP3に記憶される。布線式制御ユニット40cl
は前記他の新しいバイト・カウントを再審査してこれが
ゼロであるか否かを決定する。もし前記他の新しいバイ
ト・カウントがゼロであれば、制御ユニット40c1は
第17図のメモリ動作制御40b2に対し翻訳動作の完
了を指示し、かくて該制御は動作コード入力終了信号を
付勢する。
第21図には、第2図及び第12図に示したバス制御ユ
ニット(BCU)50の詳細な一層構成が示されている
BCU  50は調停制御ユニット50bへ接続された
スキャン調整可能なバス動作タイマ50aを含み、該調
停制御ユニット50bはアーキテクチャ上のタイマのた
めの布線式タイマーレングス・カウンタ50cへ接続さ
れている。
BCU  50は、バス許可(BUSG)信号及び肯定
応答バス(ACKB)信号を発生するための調停制御ユ
ニット50bを含む。またBCU5oは、BUSG信号
及びACKB信号が存在するときバス・ユニット応答の
不在を検出するためのバス・アイドル・タイマを含む。
ステータス。
ビットの設定はバス動作タイマ50aの一部であるが、
実際のタイマは調停制御ユニット50bに存在する。調
停制御ユニット50bは成る程度は独立型の論理である
。すなわち、このユニットはアーキテクチャで定められ
たSPDバス線によって主として駆動されるのである。
しかしながら、ICCRビット17は内部制御線であっ
て、IPUloaが’(ICCRセット指令を通して)
バス調停に関し成る制御を行うことを可能にする。この
ビットがセットされると、SPDバスから到来するすべ
てのバス要求のための調停が禁止される。
当該l0ICは依然としてSPDバスについて調停を行
うことが可能である。第21図において、BCU50は
3つのモジュールから成り、その最初の2つは調停制御
ユニット50 bとバス動作タイマ50aであり、該タ
イマはこれを4種類の時間長のうち任意の1つへセット
しうるプログラマブル制御回路を備えている。アーキテ
クチャで定められたタイマのための布線式タイマーレン
グス・カウンタ50cは他の2つのタイマを含んでおり
、これらのタイマはそれぞれの動作に従って一定の長さ
を有するように布線される。調停制御ユニット50bは
幾つかの組合せ論理回路及びラッチから成り、これらの
ラッチはMSEL線及びMST線及びREQB線の状態
に従ってセットされる。当該ユニットは基本的に優先決
定回路であり、任意の時間に前述した3つのタグ線の状
態に応じてBUSG線及びACKB線をセット又はリセ
ットする。
第23図には、アダプタ・バスIonとのインタフェー
ス及びSPDバスlot−Lowとのインタフェースを
含む、IOICloj−10mの各々の一層詳細なブロ
ック図が示されている。図示の如く、各l0ICはレジ
スタ及びバッファ部20、BCU  50、当該l0I
Cのアダプタ・バス制御30及びSPD制御40を含む
。S、PDバスLot−Lowの各々は、SPD  A
/Dバス10t□、C/SバX10t、、O/Dバスl
Ot、及び制御線グループ10t4を含み、該グループ
はさらに次の線を含む。バス要求(REQB)、バス背
定応答(ACKB)、バス許可(BUSG)、モニタ・
クロック、バス・クリア、ボード選択、マスク・ステア
リング(MST)、スレーブ・レディ(RDY) 、マ
スタ選択(MSEL)及び電源オン・リセット(FOR
)、図示の如く、アダプタ・バスIonはアダプタA/
Dバス10n1、K/Sバス10n2及び制御線グルー
プ10n3を含み、該グループはさらに次の線を含む。
指令時間、データ有効、l0IC肯定応答(IOICA
CK)、l0IC使用中(IOICBusY)、バス検
査、工○rc要求(IOICREQ)、l0IC指令要
求(IOICCMD−REQ)及びl0IC許可。
メモリ・コントローラ(第24図) 第1a図に示すように、アダプタ・バスIonはメモリ
・コントローラの一端と4つのIOICloj−10m
の各々との間で相互接続される。
アダプタ・バスIonは、アダプタ・アドレス/データ
(A/D)バス10nl、キー/ステータス(K/S)
バス10n2及び制御線グループ10n3を含む。メモ
リ・コントローラは、調停論理10 i 、入出力イン
タフェース・ユニット(IOI U) 10 e及びメ
モリ制御logを含む。メモリ・バス10f及びメモリ
制御バス10hを含むメモリ・インタフェースは、メモ
リ・コントローラの他端を中央メモリlodへ相互接続
する。
第24図には、第1図のメモリ・コントローラの詳細な
構成が示されており、これは調停論理10i、l0IU
  10e及びメモリ制御Logを含む。
第24図において、メモリ・インタフェースのメモリ制
御バスlohは次の線を含む、CEL、EEL、PTY
、STG  DV及びSTG  CTLS、アダプタ・
バスIonの制御線グループ10n、は次の線を含む。
動作終了、Ilo  REQ、I10許可、アダプタ指
令時間、アダプタ・データ有効、l0IC使用中(IO
ICEUSY)、l0IC肯定応答(IOICACK)
、アダプタ・バス・チエツク及びEIS−4゜調停論理
10iは特開昭62−113261号公報に記述されて
いる。
メモリ制御Logにおいて:データ入力レジスタ60a
はメモリ・バスLOfへ接続され;データ出力レジスタ
60bはデータ入力レジスタ60a及びメモリ・バス1
0fへ接続され;A−レジスタ60cの入力はメモリ・
バス10fへ、その出力はアダプタA/DバスIon□
及びDTMレジスタ600へ接続され;B−レジスタ6
0dの入力はA−レジスタ60cの入力及びメモリ・バ
ス10fへ接続され、またアダプタA/Dバス10nい
データ入力レジスタ60aの他の入力及び指令/アドレ
ス・レジスタ60iにも接続され、B−レジスタ60d
の出力はデータ出力レジスタ60bの出力及びデータ入
力レジスタ60aの出力を介してメモリ・バス10f及
びアダプタA/DバスIon1へ接続され;また指令/
アドレス・レジスタ60iの入力はメモリ・バス10f
、デ−タ入カレジスタ60aの入力、A−レジスタ60
cの入力及びB−レジスタ60dの入力へ接続され、指
令/アドレス・レジスタ60iの他の入力はDTMレジ
スタ60oの入力、アダプタA/DバスIonい370
オフセツト・レジスタ60j及びl0IU  10eの
MBOROレジスタ/MBSWOレジスタ60pへ接続
され、指令/アドレス・レジスタ60iの出力は加算器
60にの入力、キー・スタック・アレイ60hのアドレ
ス入力並びにデータ出力レジスタ60bの出力及びデー
タ入力レジスタ60aの出力を介してメモリ・バス10
fへ接続され;370オフセツト・レジスタ60jの出
力は加算器60にの他の入力へ接続され;加算器60に
の出力はキー・スタック・アレイ60h並びにデータ出
力レジスタ60bの出力及びデータ入力レジスタ60a
を介してメモリ・バス10fへ接続され;キー・スタッ
ク・アレイ60hの出力はキー・データ・レジスタ60
gの出力へ接続され;このキー・データ・レジスタ60
gの出力は更新論理601及びエラー検出論理60mの
入力へ接続され;更新論理601の出力はキー・スタッ
ク・アレイ60hの入力へ接続され;エラー検出論理6
0mの他の入力はメモリ制御バス1ohへ接続され;I
/○キー・レジスタ60fの入力はアダプタに/Sバス
Ion2へ接続され、キー出方はエラー検出論理60m
の入力へ接続され、そしてNo−0FF (オフセット
なし)出力は加算器60にのゼロ入力へ接続され;DT
Mレジスタ60oの出方はキー・スタック・アレイ60
hへ接続され、また指令/アドレス・レジスタ60iの
出方、データ出力レジスタ60bの出力及びデータ入力
レジスタ60aの出力を介してメモリ・バス10fへ接
続され;工10ステータス・レジスタ60eの入力はエ
ラー検出論理60mの出方へ接続され、またその出方は
アダプタに/Sバス10n2へ接続され;動作終了サマ
リ・レジスタ60wの入力は制御線グループ10n、の
動作終了線へ接続され、またその出力はCPtJ外部割
込線へ及び複数のレジスタ(B−レジスタ60d、DT
Mレジスタ60o、指令/アドレス・レジスタ60i、
加算器60k、データ出力レジスタ60b及びデータ入
力レジスタ60a)を介してメモリ・バス10fへ接続
される。
l0IU  10eはメツセージ・バッファ・オリジン
・レジスタO(MB、OROレジスタ)/MBSWOレ
ジスタ60pを含み;該レジスタの入力は370オフセ
ツト・レジスタ60jの入力、メモリ制giLogのD
TMレジスタ60o及び指令/アドレス・レジスタ60
iの入力、メツセージ・バッファ・オリジン・レジスタ
1 (MBORl)/MBSWIレジスタ60gの入力
及びl0IUCRレジスタ60rの入力へ接続され;M
B○ROレジスタ60pの出力はMBORIレジスタ6
0gの出力及び比較論理60yの入力へ接続され;MB
SWOレジスタ60pの出力はMBSWルジスタ60g
の出力、メモリ制御Logのエラー検出論理60mの他
の入力及びCPU外部割込線へ接続され;l0IUCR
レジスタ60rの出力は比較論理60yの他の入力へ接
続され、該比較論理の出力はMISレジスタ60tの成
る入力端子へ接続され;MISレジスタ60しの出力は
ANDゲート60uの入力へ接続され、該ANDゲート
の他の入力はI○IUCRレジスタ60rの他の出力へ
接続され;また該ANDゲート60uの出力はCPU外
部割込線へ接続され;工USWレジスタ60vの入力は
l0IU  10eの外部で制御論理60nの出力へ接
続され;制御論理60nの他の出力はメモリ制御バスL
OhのSTG  CTLS線及びSTG  DV線へ接
続され、また制御論理60nはエラー検出論理60mの
出力端子へ接続され、また制御論理60nは制御線グル
ープIon、のうち次の線へ接続される。
アダプタ指令時間、アダプタ・データ有効、■○IC使
用中、工○IC肯定応答、アダプタ・バス・チエツク。
また制御論理60nはl0IU  10eの外部で調停
論理10iへ接続され、該調停論理は制御線グループ1
0n、のうち追加の線である。動作終了、■/○要求(
Ilo  REQ)、I10許可へ接続され、IUSW
レジスタ60vの出力はl0IU  10eの外部で制
御線グループ10n、のうち残りの線であるE I S
−4へ接続される。
l0IU  10e及びメモリ制御Logを含む。
メモリ・コントローラの機能的動作については。
本明細書中の第f6項で説明し、また以下の第f4項で
も説明する。これらの動作は、(1)PB○メツセージ
動作・・・コピー動作及びロード動作、(2)メモリ動
作・・・メモリ読取り、メモリ書込み、読取り一変更−
書込み、(3)メツセージ受領動作を含む。
アダプタ・バス(第23図〜第25図、第28図〜第3
3図) 第23図におイテ、l0IC10j−Ionは、非同期
式のSPDバスLot−Lowと同期式のアダプタ・バ
スIonとの間のインタフェースである。アダプタ・バ
スIonは、入出力インタフェース・ユニット(I○I
U)10eと4つのl0IC10j−10mとの間の非
同期式インタフェースである。このシステムでは、最大
16個のl0ICを使用することができる。アダプタ・
バスIonは、アドレス/データ(A/D)バス10n
1、キー/ステータス(K/S)バス10n2及び制御
線グループ10n3から成る。
A/Dバス10nlは、36ビツトの3状態2方向性バ
スであって、パリティ付きの4バイトから成る。
K/Sバス10n2は、3状態2方向性バスであって、
パリティ付きの5データ・ビットから成る。
第23図に示すように、各l0ICの制御線グループ1
0n3は、データ流の方向、ハンドシェーキング及びエ
ラー情報を制御するために使用される6本の線を含むに
れらの線は次のとおりである。
アダプタ指令時間 アダプタ・データ有効 アダプタ・バス・チエツク l0IC肯定応答(IOIC−ACK)IOIC使用中
(IOICBUSY) 外部割込要約(EIS)ビット4 また各l0ICの制御線グループ10n3は次の線を含
む。
2本の要求線(IOICREQ及び工○ICCMD  
REQ) 1本の許可線(IOIC許可) 1本の動作終了線(OP  END  EIS5)再び
第23図を参照するに、A/Dバス10nlは、アダプ
タ・バスの物理的部分である。以下では、A/Dバス1
0n1を構成する各バイトを説明する。
アプタA/Dバス・バイト このバイトはToからToまで活勢であり、l0IC許
可信号が与えられた後のサイクルに「メモリ指令」を保
持する。メモリ書込指令の後、このバイトは最大8サイ
クルにわたってデータを保持する。l0IUからPBO
指令を受取る場合、このバイトはアダプタ指令時間にr
PBoアダプタ指令」を保持する。メモリ読取りのため
にアダプタ・データ有効信号が活勢である場合、このバ
イトはデータを保持する。当該l0ICは、T2クロッ
クを使用してこのバスからデータをクロックする。
アダプタA/Dバス・バイト1 このバイトはToからToまで活勢であり、l0IC許
可信号が与えられた後のサイクルに、メモリ・アドレス
を保持する。メモリ書込指令の後、このバイトは最大8
サイクルにわたってデータを保持する。l0IUからP
BO指令を受取る場合、このバイトはアダプタ指令時間
に「■10指令」を保持する。メモリ読取りのためにア
ダプタ・データ有効信号が活勢である場合、このバイト
はデータを保持する。当該l0ICは、T2クロックを
使用してこのバスからデータをクロックする。
アダプタA/Dバス・バイト2 このバイトはToからTOまで活勢であり、l0IC許
可信号が与えられた後のサイクルに、メモリ・アドレス
を保持する。メモリ書込指令の後、このバイトは最大8
サイクルにわたってデータを保持する。l0IUからP
BOを受取る場合、このバイトはアダプタ指令時間に「
優先順位レベル及びl0ICアドレス」を保持する。メ
モリ読取りのためにアダプタ・データ有効信号が活勢で
ある場合、このバイトはデータを保持する。当該l0I
Cは、T2クロックを使用してこのバスからデータをク
ロックする。 アダプタA/Dバス・バイト3 このバイトはToからTOまで活勢であり、l0IC許
可信号が与えられた後のサイクルにメモリ・アドレスを
保持する。メモリ書込指令の後、このバイトは最大8サ
イクルにわたってデータを保持する。l0IUからPB
O指令を受取る場合、このバイトはアダプタ指令時間に 「宛先アドレス」を保持する。メモリ読取りのためにア
ダプタ・データ有効信号が活勢である場合、このバイト
はデータを保持する。当該l0ICは、T2クロックを
使用してこのバスからデータをクロックする。
第23図を参照するに、アダプタ・バスIonはに/S
バス10n2を含む。
第25図には、K/Sバス10n2のビット・レイアウ
トが示されている。
K/Sバス10n2は、l0IC許可信号を受取った後
、TOからToまで活勢である。370エミユレーシヨ
ン・モードの場合、このバスはビットO−3にシステム
/370のキーを保持するが、固有モードの場合はゼロ
を保持しなければならない。もしビット4が活勢であれ
ば、アダプタ・バス1onlから受取られ且つ指令/ア
ドレス・レジスタ60iへクロック入力されたメモリ・
アドレスは加算器60kによってゼロの値へ加算される
。もしビット4が不活勢であれば、指令/アドレス・レ
ジスタ60i内のアドレスは370オフセツト・レジス
タ60jの値へ加算される。加算器60kから得られる
結果的なアドレスは、メモリ・バス10fに与えられる
アドレスである。
固有モードでは、オフセットがゼロに等しいから、ビッ
ト4は有効でない。メツセージ受領動作の間、K/Sバ
ス10n2のビット0−3は当該メツセージの優先順位
値を保持する。当該工○ICがこのバスを駆動する時間
を除くと、当該l0IUはこのバスを駆動してステータ
スを与える。ステータス・ビットO−1は、■○IC許
可信号の後の第2サイクルに指令ステータスについて一
回センスされ、そしてアダプタ・データ有効サイクルの
各々の間に読取動作についてセンスされるか、又は最後
の書込データ・サイクル後の第4サイクルの間に書込動
作についてセンスされる。
第25図には、K/Sバス10n2のキー・バス部分に
関連するキー・ビットのレイアウトと、K/Sバス10
n2のステータス・バス部分に関連するステータス・、
ビットのレイアウトが示されている。ステータス・バス
のビットは、このバス上の指令のステータス及びデータ
のステータスを表わす。第25図には、ステータス・バ
スの最初の2ビツトに対する指令のステータス(指令ス
テータス)及びデータのステータス(データ・ステータ
ス)が示されており、また残りのビットの意味が概略的
に示されている。これらのビットは次のような意味を有
する。
指令ステータス・ビットの意味 ビットO−1:’00’に等しい値はすべてが正常であ
り且つメモリ動作が進行中であることを意味し、01′
に等しい値は与えられたアドレスが無効(無効アドレス
)であることを意味し、10’に等しい値は与えられた
キーが与えられたアドレスについて正しくないこと (メモリ保護チエツク)を意味し、11′に等しい値は
与えられた指令が有効でないこと(装置チエツク)を意
味する。
ビット2は、指令及びアドレスを伴うA/Dバス上で、
又は当該指令に続くデータ・サイクルでパリティ・チエ
ツクが生じたことを意味する。またこのビットは、指令
サイクルの間にに/Sバス上でパリティ・チエツクがあ
ったことを意味する。
ビット3は、l0IUのクロックが停止したこと、そし
て進行中の動作が予測不能で反復されるべきこと(作動
不能)を意味する。
ビット4は、メツセージ・バッファが利用不能であるこ
とを意味するにのビットは1MBSWOレジスタ60p
 (第24図)のビット・28.29若しくは31の゛
OR’結果であるか、又はMBSWIレジスタ60gの
ビット、28.29若しくは31の゛OR’結果である
。もしこのビットが活勢であれば、これはメモリ動作が
行われないであろうことを通知する。このビットは、メ
ツセージ受領動作についてのみ有意である(バッファ利
用不能)。
ビット5は、に/Sバス上の奇数パリティを維持するた
めのパリティ・ビットである。
データ・ステータス・ビットの意味 I10ステータス・レジスタ60e内のビットは。
以下で説明するような意味を有する。このレジスタはに
/Sバス10n2がキー情報のために使用される場合、
l0Ib 除いたすべての時間に、メモリ・コントローラによって
に/Sバス10n2ヘゲートされる。
ビットO−1:”00’に等しい値は受信中のデータが
正常であることを意味し、”01’に等しい値は受信中
のデータが不良で信頼できないこと(装置チエツク−メ
モリ・エラー)を意味し10′又は11′に等しい値は
予約されていて無視さるべきである。
ビット2は、l0ICバツフアからのデータを伴なうA
/Dバス上でパリティ・チエツクが生じたことを指示す
る(装置チエツク)。
ビット3は、l0IUが停止したこと、そして進行中の
動作が予測不能で反復さるべきこと(装置チエツク)を
指示する。
ビット4は、この時間には有効な意味を持たない。
ビット5は、K/Sバスについて奇数パリティを維持す
るためのパリティ・ビットである。
第23図を参照するに、アダプタ・バスIonは制御線
グループ10n3を含む。
制御線グループ10n3は、次の信号線を含む。
アダプタ指令時間−この信号はToからTOまで活勢で
あり、l0IUによって駆動される。これは、すべての
l0ICに対し、アダプタA/Dバスを12時間にサン
プルし且つPBO指令がこれらのl0ICに対するもの
であるか否かを決定するように通知する。もし選択フィ
ールドと当該l0ICのアドレスが一致するならば、ア
ダプタ指令時間の後の第2サイクルにl0IC肯定応答
信号又は10IC使用中信号が与えられねばならない。
応答がないと、IUSWレジスタ60vのビット29が
付勢され、これに応じてサマリービット31が付勢され
、またEISビット4が付勢される。
アダプタ・データ有効−この信号はTOからT。
まで活勢であり、l0IUによって、駆動される。
この信号は、アダプタA/Dバスがデータについてサン
プルさるべきであること、そしてデータが正常でエラー
条件が存在しないか否かを決定するためにステータス・
バスが検査さるべきであることを指示する。
アダプタ・バス・チエツク−この信号はオープン・コレ
クタ信号であって、A/Dバス上で不正パリティを受信
した後のサイクルでToからToまで工○工Cによって
駆動される。アダプタ指令時間及びその後のデータ・サ
イクルの間に、アダプタA/Dバス上のパリティが検査
される。アダプタ・バス・チエツク信号は、PBOにつ
いてのみ有効である。
I OI C9定応答−この信号はTOからToまで活
勢であり、アダプタ指令時間サイクル後の第2サイクル
に当該l0ICによって駆動される。この信号は1選択
されたl0ICがパリティ・チエツクを伴わないPB○
指令を受信したこと及びこのl0ICが当該動作を遂行
することを通知する。
l0IC使用中−この信号はToからToまで活勢であ
り、アダプタ指令時間サイクル後の第2サイクルに当該
10ICによって駆動される。この信号は、選択された
l0ICがパリティ・チエツクを伴わないPBO指令を
受信したにも拘わらず、現時点では当該動作を完了でき
ないことを通知する。
EISビット4 (I10例外)−この信号は割込信号
であり、SPDバス指令の実行中に生ずる例外条件を指
示する。これは動的信号であり、各l0ICからのl0
ICステータス・ワード(IC8W)ステータス・サマ
リ・ビット28を論理○Rすることによって作成される
。IC8Wビツト28は、SPDバスにおけるエラーヌ
は他の事象の発生(これはIPUが処理すべきものであ
る)を指示するサマリ・ビットである。EISビット4
は、「マスク使用IC3Wリセツト」命令によってゼロ
へリセットされるまで、活勢に留まる。
またこの信号は、l0IUステータス・レジスタ60v
のサマリ・ビット31が活勢である場合にも存在する。
動作終了EISビット5−この信号は割込信号であり、
異常に完了した動作を通知する。これは動的信号であっ
て、メツセージ・オリジン・ステータス・ワード(MO
8W)の動作終了ビット0とMO5WO5−タス・サマ
リ・ビット2との論理ANDによって作成される。各l
0ICは、別個の動作終了EIS  5信号を、IOI
’C動作終了サマリ・レジスタ60wへ送る。これらの
4ビツトは論理ORされ、その結果は活勢な外部割込ビ
ット5となる。MOSWビット2は、当該動作の終了時
にIPUが処理することを必要とするような、異常ステ
ータスを指示するサマリ・ビットである。動作終了EI
S5は、rMO3W移動」指令を実行することによって
MO5Wビットがゼロへリセットされるまで、オンに留
まる。この場合、動作終了ビット0は1に等しくなる。
10IC要求−この信号はl0IC許可信号を受信した
後T2からT2まで活勢であり、各l0ICの別個の線
によってl0IUへ駆動される。この信号は、I OI
 Uに対し、当該l0ICがアダプタ・インタフェース
を使用してメモリへのアクセスを得るための通常のI1
0要求を有することを通知する。通常のI/○要求は、
同じl0ICからのサイクル・スチール要求と相互に排
他的である。
l0IC指令要求−二の信号は、l0IC許可信号を受
信した後にT2からT2まで活勢であり、各l0IUの
別個の線によってl0IUへ駆動される。この信号は、
■○IUに対し、当該l0ICがアダプタ・インタフェ
ースを使用して中央メモリ10dへのアクセスを得るた
めの最高優先順位のI10要求を有することを通知する
。この信号は、次のCCWについて必要な4又は8バイ
トの要求のためにのみ使用される。もし他の目的のため
に使用されるならば、他のl0ICの性能が低下するこ
とがある。l0IC指令要求は、同じl0ICからの通
常のI10要求と相互に排他的である。
l0IC許可−二の信号はT1からT1まで活勢であり
、第1a図の調停論理101によって各IQICへ駆動
される。この信号は、当該l0ICに対し、その要求が
許可されたこと、そしてl0IC指令時間である次のT
o−Toにその指令、アドレス及びキーをアダプタ・イ
ンタフェースへ駆動すべきことを通知する。
次に、第23図及び他の図面を参照して、アダプタ・バ
スIonの動作を説明する。
アダプタ・バス・インタフェースの主たる用途は、次の
とおりである。
1、PBOメツセージ動作−PB○情報の転送。
2、メモリ動作−IOICデータのメモリとの授受。
3、メツセージ受領動作−メモリへのI10メツセージ
情報の転送。
以下、これらの用途の各々について詳述する。
1、PBOメツセージ動作:プロセッサ・バス動作(p
n○)は、IPU  10aから発信された特定命令の
実行に基く、任意の動作である。以下の表−1には、l
0ICを使用してアダプタ・バスIon及びSPDバス
Lot−Lowで動作を行なうために、IPU  10
aによって実行される有効なPBO命令のリストが示さ
れている。
表−I  l0ICによって解読される有効なPBO命
令プロセッサ・バス動作(PBO)はIPU  10a
で発信され、データ・キャッシュ10c及びメモリ・バ
ス10fを介してl0IU  Loeへ中継される。P
B○要求の受信時に、メモリ制御10gは第1a図のP
BO要求線7を付勢することによってメモリ・バス10
fを要求し、次いで調停論理10iからの許可信号を待
機する。データ・キャッシュ10c及びメモリ制御Lo
gがともに調停論理10iからのPBO許可線を受取る
場合、データ・キャッシュは(それがIPU  10a
からA−バスを介して受取った)情報を、メモリ・バス
10fを介して第24図のメモリ制御論理10g内のB
−レジスタ60dへ送る。次のサイクルの間、データ・
キャッシュ10cは(それがIPU  10aからD−
バスを介して受取った)情報を、第24図のメモリ制御
論理10g内のB−レジスタ60dへ送る。
l0ICに対するPBO動作には、コピー動作とロード
動作の2種類がある。以下、その各々について説明する
A、コピー動作 第33図には、PBOコピー動作のタイミングが示され
ている。但し、第33図を含む第28図ないし第40図
のタイミング図では、下記の表−2に示す略号が使用さ
れていることに注意されたい。
表−2第28図〜第40図中の略号 コピー動作の間、第3のPBOサイクルでデータはl0
IUからl0ICへ逆送される。1つのPBOコピー動
作の間には、次の3サイクルが存在する。
(1)アダプタ指令時間サイクル (2)データ有効サイクル (3)データ復帰サイクル アダプタ指令時間サイクルは、工○■C許可信号のサイ
クルでTOからToまで生ずる。第24図に示すメモリ
制御10g内のA−レジスタ60Cの内容は、このサイ
クルの間にアダプタ・バスIonを介してl0ICヘゲ
ートされる。このデータは、第4図の宛先選択レジスタ
20hヘクロツタ入力される宛先選択情報を表わす。
次のサイクルはデータ有効サイクルである。このサイク
ルの間、B−レジスタ60dの内容はアダプタ・バスI
onを介してl0ICへクロック入力され、そこからセ
レクタ・バッファ20eに記憶される。
PB○シーケンスの最終サイクルは、データ復帰サイク
ルである。A−レジスタ60c及びB−レジスタ60d
の情報に応答して、選択されたl0IC10j−10m
は、A−レジスタ60c及びB−レジスタ60dの情報
に対応するデータを、アダプタ・バスIonを介してl
0IU  10eのB−レジスタ60dヘゲートする。
次にこのデータは、メモリ・バスlofに対する後のア
クセス要求に応答して、該メモリ・バス10f及びデー
タ・キャッシュlocを介してIPU  10aへ逆転
送される。またこの選択されたl0ICは、l0IC肯
定応答信号又はl0IC使用中信号をIPUへ送る。
もし工○IC肯定応答信号がl0ICから受取られない
ならば、工○IUステータス・ワード・レジスタ60v
のビット29がセットされ、これに応じてサマリ・ビッ
ト31がセットされるので、外部割込サマリ・ビット4
が付勢される。もしl0IC使用中信号が受取られるな
らば、IUSWレジスタ60vのビット30がセットさ
れ、これに応じてサマリ・ビット31がセットされるの
で。
EISビット4が付勢されることになる。
B、ロード動作 第32図には、PBOロード動作のタイミング図が示さ
れている。
一般に、PBOロード動作はPB○コピー動作と同じシ
ーケンスを取るが、相違点としては、第3サイクルの間
に、l0IC肯定応答信号が工PUへ逆転送されるも、
データは転送されないということである。
前記の表−1は、有効なPBO指令のリストを示す。
2、メモリ動作:アダプタ・バス上のメモリ動作は、常
にl0ICで生ぜられる。l0ICが第1図のメモリ制
御Logへ送るメモリ指令には、読取り、書込み及び読
取り一変更−書込み(RMM)の3種類がある。読取り
は、中央メモリ10dがらデータを取出し、これをl0
ICへ送る。書込みは、l0ICからデータを取出し、
これを中央メモリ10dへ置く。読取り一変更−書込み
は。
l0ICからデータを取出し、これを中央メモリ10d
に置くものであるが、最初に8バイトの読取動作が遂行
され、続いて書込むべき新しいデータのマージ(組合せ
)が行われる。
l0ICが第1a図のメモリ制御Logへ送る有効なメ
モリ指令については、以下の表−3を参照されたい。
0000101−  0A−OB  メツセージ受領要
求衣3.l0ICによって発生されるメモリ指令衣−3
のメモリ指令には、主として、読取り、書込み、読取り
一変更−書込みの3種類がある。
以下、これらのメモリ指令について詳述する。
A、読取り I10読取り動作のタイミングについては、第28図を
参照されたい。
l0IC指令時間:アダプタA/DバスのバイトOは1
,2,4,6又は8ワード・データのための読取指令を
保持しており、これはl0ICから第24図のメモリ制
御10g内の指令/アドレス・レジスタ60iへクロッ
ク入力される。前記の表−3は、使用しうる有効な指令
を示す。アダプタA/Dバスのバイト1−3はメモリ読
取りのための開始アドレスを保持しており、これは当該
l0ICからメモリ制御Logへクロック入力される。
もしI10キー・レジスタ60fのビット4が不活勢で
あれば、指令/アドレス・レジスタ60i中のアドレス
は、メモリ指令時間の前に、加算器60kによって37
0オフセツト・レジスタ60jの値へ加算される。この
結果的なアドレスは、キー・スタック・アレイ60hへ
与えられるアドレスである。キー・スタックからキー・
データ・レジスタ60gへ読込まれたデータは、その後
I10キー・レジスタ60fに受取られたキーと比較さ
れる。もしこれがキー比較動作を満足させるならば、当
該メモリ動作はそのまま進行する。
しかし、もしメモリ保護チエツク又は無効アドレス・チ
エツクが生ずるならば、当該動作は停止され、そしてエ
ラー・ステータスがエラー検出論理60mから工/○ス
テータス・レジスタ60eへ送られ、そこでに/Sバス
10n2へ駆動される。
アダプタ・データ無効二指令及びアドレスをメモリ制$
Log(最終的には中央メモリ10d)へ送った後、当
該l0ICは中央メモリ10dからのデータを待機する
。メモリ・バス10fで受取られたデータはデータ入力
レジスタ60aヘクロツク入力され1次のサイクルにア
ダプタA/Dバス10n1へ中継される。またメモリ・
データ有効信号は1サイクル遅延され。
アダプタ・データ有効信号となる。アダプタ・データ有
効信号は、転送された各データ・ワードがいつ当該l0
ICのデータ・バッファ20aヘロードされるかを指示
する。ここで注意すべきは、中央メモリ10dによって
拡張ECd再試行が行われる場合、データ・サイクルは
必ずしも連続的ではない、ということである。
ステータス時間:第24図の■/○ステータス・レジス
タ60eからの読取ステータスは、アダプタ・データ有
効信号とともにデータが送られる同じ時間に、l0IC
へ送られる。
B、lF込み 第29図には、I10書込動作のタイミングが示されて
いる。
l0IC指令時間: A/DバスのバイトOは、2.4
.6又は8ワード・データのための書込指令を保持する
。バイト1−3は、メモリ書込みのための開始アドレス
を保持する。K/Sバスは、メモリ保護キーを保持する
。開始サイクルは、読取指令のそれと同じである。デー
タは、指令アドレス・サイクルの直後に続く。
データ・サイクル: I(0C指令時間サイクルの直後
にあるサイクルは、メモリに書込まれるべきデータを保
持する。データはバイト整列されており、8バイトの境
界内になければならない。すなわち、32バイトの要求
は32バイトの境界で開始しなければならない。データ
はデータ入力レジスタ60aヘロードされ、次のサイク
ルでデータ出力レジスタ60bへ転送される。そこから
このデータは、メモリ・バス10fへ送られる。このデ
ータの遅延は2サイクルであり、その間にキー検査動作
が行われるとともに、発生された新しいアドレスがメモ
リ指令時間にメモリ・バス10fへゲートされる。
ステータス時間: l0IUからの書込みステータスは
、最終のデータ有効サイクルの後の第4サイクルにl0
ICへ送られる。但し、書込みを行なう場合、アダプタ
・データ有効線は使用されないことに注意されたい。
C0読取り一変更−書込み(RMW) 第30図には、I10RMW100タイミングが示され
ている。
l0IC指令時間: A/DバスのバイトOは、1ない
し7バイトのデータに対する書込指令を保持する。バイ
ト1−3は、メモリ書込みの開始アドレスを保持する。
K/Sバスは、メモリ保護キーを保持する。
データ・サイクル: l0IC指令時間のすぐ後に続く
2サイクルは、中央メモリ10clに書込まれるべきデ
ータを保持する。このデータはバイト整列されており、
8バイト境界上に置かれていなければならない。転送さ
れた第1ワードはデータ出力レジスタ60bで終るが、
転送された第2ワードはデータ入力レジスタ60aで終
る。このデータはメモリ・バス10fに2回送られ、読
取動作の間に1回送ら九、そして書込動作の間にも送ら
れる。この結果、もしこのデータが現にデータ・キャッ
シュ10cにあって且つこのデータが当該アクセスの前
に変更されているならば、データ・キャッシュ10cは
読取り一変更−書込動作の読取部分の間にこれを変更す
ることができる。
ステータス時間: l0IUからの書込ステータスは、
アダプタ・データ有効線が活勢になる後の第4サイクル
にl0ICへ送られる。
3、メツセージ受領動作:アダプタ・バス上のメツセー
ジ受領動作は、メモリ書込みとほぼ同じである。両者の
相違は次のとおりである。l0ICは、工○IUヘアド
レスを送るかわりに、メツセージ優先順位値をに/Sバ
ス10n2に置く。この優先順位値はI10キー・レジ
スタ60fヘクロツク入力され、メツセージ・バッファ
・オリジン・レジスタO(60p)又はメツセージ・バ
ッファ・オリジン・レジスタ1 (60g)を選択する
ために使用される。該レジスタは、アドレスをメモリ指
令時間にメモリ・バスへ与える。
A、メモリに対するメツセージ受領 第31図には、I10メツセージ受領動作のタイミング
が示されている。
l0IC指令時間: A/DバスのバイトOは、指令コ
ード・ポイントX ’ OA ’を保持する。
バイト1−3は正しいパリティを保持する。K/Sバス
はメツセージ優先順位値を保持する。
データ有効: l0IC指令時間サイクルのすぐ後に続
く4サイクルは、メモリに書込まれるべき以下の情報を
保持する。
(1)SPDバスにおける選択サイクル中のA/Dバス
の内容。
(2)SPDバスにおける第1データ・サイクル中のA
/Dバスの内容、 (3)SPDバスにおける第2データ・サイクル中のA
/Dバスの内容、 (4)メツセージ受領ステータス・ワード(MASW)
SPDバス(第22図−第23図、第26図−第27図
) 第23図を参照するに、SPDバスLot−10wは、
アドレス・データ(A/D)バスLot1、指令/ステ
ータス(C/S)バス10t2、オリジン/宛先(0/
D)バス10t3及び制御線グループ10t4を含む。
制御線グループ10t4は、バス制御ユニット(ECU
)50に関連する制御線として、バス要求(REQB)
、バス肯定応答(ACKB)、バス許可(BUSG)、
モニタ・クロック、バス・クリア、ボード選択を含み、
さらにアダプタ・バス制御3o及びSPDバス制御40
に関連するマスク・ステアリング(MST)、スレーブ
作動可能(RDY)、マスタ選択(MSEL)及び電源
オン・リセット(POR)を含む。
SPDバスは、l0ICと入出力バス・ユニット(工○
BU)との間の非同期式インタフェースである。これは
、3つのサブ・バス、13本の制御線及びポーリング用
の3本の信号線から成る。
A/Dバスは36ビツトの3状態2方向性バスであって
、パリティ付きの4バイトから成る。C/Sバスは9ビ
ツトの3状態2方向性バスであって。
パリティ付きの1バイトから成る。O/Dバスは6ビツ
トの3状B2方向性バスであって、パリティ付きの5ビ
ツトから成る。制御線グループは、以下の4グループに
類別される。
1、タグ線 マスク・ステアリング マスク選択 スレーブ作動可能 2、直接選択線 カード選択 ボード選択 3、調停線。
バス要求 要求優先順位0−2 バス肯定応答 バス肯定応答ポール人力/入力 バス肯定応答ポール出力 バス許可 4、制御線 バス・クリア モニタ・クロック 電源オン・リセット 第23図を参照するに、SPDバスLot−10wはA
/Dバス10t1を含む。以下、このバスの信号を説明
する。
A/Dバス選択サイクル:このA/Dバスはバス・マス
クによって駆動され、マスク選択信号の前に有効で且つ
スレーブ作動可能信号まで有効でなければならない。l
0ICがマスクである場合、これは選択データ・バッフ
ァ20fからのデータをA/Dバスへ思区動する。l0
ICがスレーブである場合、これはA/Dバスからのす
べての4バイト・データを、キー・バッファ20c内の
データ・バッファO、バイト0と。
アドレス・レジスタ20d又は診断バッファ20j内の
バイト1−3に記憶する。
A/Dバス・データ・サイクル(書込み):A/Dバス
はバス・マスクによって駆動され、マスク選択信号の前
に有効で且つスレーブ作動可能信号まで有効でなければ
ならない。l0ICがマスクである場合、これはメツセ
ージ・バッファ20bからのデータをA/Dバスへ駆動
する。l0ICがスレーブである場合、これはA/Dバ
スからのデータをデータ・バッファ20aに記憶する。
A/Dバス・データ・サイクル(読取り):A/Dバス
はバス・スレーブによって駆動され、スレーブ作動可能
信号の前に有効で且つマスク選択信号が不活勢となるま
で有効でなければならない。l0ICがマスクである場
合、これはA/Dバスからのデータをメツセージ・バッ
ファ20bに記憶する。l0ICがスレーブである場合
、これはICCRCC−タス・レジスタ20g又は診断
バッファ20jで以てA I D ハスを駆動する。
第23図を参照するに、SPDバスLot−10wはC
/Sバス10t2を含む。以下、このバスの信号を説明
する。
選択サイクル:C/Sバスはバス・マスクによって駆動
され、マスタ選択信号の前に有効で且つスレーブ作動可
能信号まで有効でなければならない。l0ICがマスタ
である場合、これは指令レジスタ20iのビット5−7
及び11−15をC/Sバスへ能動する。
C/Sバスの指令ビットについては、第26図を参照さ
れたい。
データ・サイクル: C/Sバスはバス・スレーブによ
って駆動され、スレーブ作動可能信号の前に有効で且つ
マスク選択信号が不活勢となるまで有効でなければなら
ない。l0ICがマスクである場合、これはC/Sバス
からのステータスをMO3WO3−タス・レジスタに記
憶する。
C/Sバスのス、テータス・ビットについては、第27
図を参照されたい。
第23図を参照するに、SPDバスLot−10wはO
/Dバス10t3を含む。以下、このバスの信号を説明
する。
0/Dバス選択サイクル: O/Dバスはバス・マスク
によって駆動され、マスク選択信号の前に有効で且つス
レーブ作動可能信号まで有効でなければならない。l0
ICがマスクである場合、これは指令レジスタ20iの
ビット27−31をO/Dバスへ駆動する。
0/Dバス・データ・サイクル(通常):。
/Dババスバス・マスクによってそのアドレスを伴って
駆動されるから、スレーブはオリジン・アドレスを知る
ことができる。マスクのオリジン・アドレスはマスク選
択信号の前に有効で且つ各データ・サイクルのスレーブ
作動可能信号が活勢となるまで有効でなければならない
。また○/Dバスの値は、バス動作の各データ・サイク
ルについて同じでなければならない。
0/Dバス・データ・サイクル(直接):O/Dバスは
バス・スレーブによってそのアドレスを伴なって駆動さ
れるから、BCUはこのアドレスをMO8WO8−タス
・レジスタに置くことができる。スレーブ・アドレスは
スレーブ作動可能信号の前に有効で且つマスク選択信号
が不活勢となるまで有効でなければならない。
第23図の制御線グループ10L4を参照するに、SP
DバスLot−Lowはこの制御線グループの一部とし
て下記のタグ線を含む。
1、マスタ選択(MSEL) 選択サイクル:MSEL線は、バス動作サイクルの開始
を指示する。バス許可信号に応答して、MSEL信号は
工○BUによるバスのマスタシップ(支配)を指示する
。MSEL信号は、A/Dバス、C/Sバス及びO/D
バスの有効性を指示する。MSEL信号は、スレーブ作
動可能信号及びバス肯定応答信号とインタロックされる
データ・サイクル:MSEL信号はバス・マスクによっ
て駆動されるバスの有効性を指示し、またスレーブ作動
可能信号とインタロックされる。
2、スレーブ作動可能(RDY) 選択サイクル:MSEL信号に対するRDY線の応答は
、A/Dバス、C/Sバス及び○/Dバス上の情報が受
取られたことを指示する。
データ・サイクル:MSEL信号に対するRDY応答は
、マスクによって送られた情報が受取られたことを指示
し、そしてマスクへ送られつつある情報の有効性を指示
する。
3、マスク・ステアリング(MST) 選択サイクル:MST線はバス・マスクによって付勢さ
れ、そしてBCU  50によって受取られる。
データ・サイクル:バス・マスクによってMST信号が
脱勢された場合、これは現在のバス動作が完了したこと
、そして新しい動作を開始させるためにバス許可信号が
付勢されうろことを指示する。
第23図の制御線グループ10t4を再び参照するに、
SPDバス10t−Lowはこの制御線グループの一部
として下記の直接選択線を含む。
1、カード選択 選択サイクル:ボード選択とともに使用されるカード選
択線は、直接選択を行なっている場合、選択を指示する
。カード選択線は、BCUを除くすべてのl0BUによ
って必要とされる入力である。カード選択線の源は、各
l0BU力−ド位置に対する異なるA/Dバス線(ビッ
ト位置0−15)である。たとえば、A/Dバス・ビッ
ト0は第1のカード位置に対応し、A/Dバス・ビット
2は第2のカード位置に対応する、等々である。
2、ボード選択 選択サイクル二カード選択線とともに使用されるボード
選択線は、直接選択を行なっている場合、選択を指示す
る。ボード選択線は、BCUを除くすべての工○BUに
よって必要とされる入力である。ボード選択線の源は各
ボード上のドライバであり2.これはA/Dバス・ビッ
ト29−31を解読してボード選択線が付勢さるべきか
否かを決定する。たとえば、A/Dバス・ビット29−
31が全部ゼロである場合、l0ICはボード選択線を
駆動する。
第23図の制御線グループ10t4を参照するに、SP
DバスLot−Lowはこの制御線グループの一部とし
て下記の調停線を含む。
1、バス要求(REQB) SPDバスのサービスがl0BUによって必要とされる
場合、このl0BUによってREQB線が付勢され、バ
ス調停手段によって受取られる。
2、要求優先順位0−2 (REQP  0−2)RE
QP  O−2線は、REQB線によって指示されたバ
ス要求に関連する優先順位レベル要求である。バス要求
については4レベルの優先順位が可能であり、REQP
Oが最高優先順位で、活勢な優先順位線を持たないバス
要求が最低優先順位である。活勢なバス要求を有する■
OBUはその優先順位をREQPn線に指示されたレベ
ルと比較しなければならず、そしてもしこれが−層低い
優先順位を有するならば、これはポールを伝播させなけ
ればならない。
3、バス肯定応答バス(ACKB) バス調停手段からのACKB線は、次のバス・マスクに
対する調停の開始を指示する。工○BUはACKB線を
使用してREQPnを伴なうその要求をサンプルすると
ともに、ABPI及びABPI’が活勢であるときにこ
れがポールを伝播するか否かを決定する。
4、バス肯定応答ポール人力/入力’(ABPI、AB
PI ’) すべてのrOBUは、調停をサポートするためにABP
I及びABPI’線を必要とする。
各l0BUはABPI及びABPI’に対する内部的な
終了を与え、これにより伝播経路を分断することなく直
列ストリングからl0BUを除去することが可能となる
5、バス肯定応答ボール出力(ABPO)すべてのl0
BUは、調停をサポートするためにABPO線を必要と
する。ACKB線が活勢であり、その要求が不活勢であ
るか又は他の要求よりも優先順位が低く、そしてABP
I線及びABPI’線が活勢である場合、ABPO線は
l0BUによって付勢される。
6、バス許可(BUSG) BUSGiiがバス調停手段によって付勢されるのは1
次の動作のバス・マスクを確定するためである。バス許
可信号は、直列ボールを停止したl0BUに対し、該l
0BUが1つのバス動作についてバス・マスタであるこ
とを通知する。BUSG信号が活勢である間にM S 
E L信号が付勢されると、これは他のすべてのl0B
Uに対する選択サイクルの開始を指示する。BUSG信
号は、MSEL信号が脱勢された後に脱勢される。
第23図の制御線グループ10し4を参照するに、SP
DバスLot−Lowはこの制御線グループの一部とし
て下記の制御線を含む。
1、バス・クリア バス・クリア線はBCU50によって駆動され、下記の
活動を生ぜしぬる。
動作中の10BUがその動作を直ちに停止し、すべての
バス及びタグを脱勢する。
バス・クリアが活勢である間、他のすべてのl0BUが
すべてのバス及びタグを脱勢する。
2、モニタ・クロック モニタ・クロック線はBCUによって駆動され、タイム
アウトの検出後に付勢される。モニタ・クロックはすべ
てのl0BUに対する入力であり、これらのl0BUに
対しステータスを収集するように通知する。
3、電源オン・リセット(FOR) FOR線は、電源領域のすべての電源オン/オフ・シー
ケンスについて活勢である。FOR線は、電源領域に関
連する電源によって駆動される。FOR,IIについて
は、下記の活動が生ずる。
調停が抑止される。
l0BUアドレスがゼロヘセットされる。
3状態ドライバを高インピーダンス状態に置き且つ他の
ドライバを不活勢状態に置くことによって、ドライバを
脱勢する。
以下では、第1a図及び第23図を参照して、SPDバ
スLot−Lowの機能を説明する。第1a図は、SP
Dバスと他のl0BU  10p−10sとの間の関係
を図式的に理解するのに有用である。第23図は、SP
DバスLot−Lowの構成を図式的に理解するのに有
用である。
SPDバスの基本動作には、(1)メモリ動作と、(2
)ユニット動作の2つがある。以下、これらの動作を詳
述する。
1、メモリ動作:SPD  I10バス上のメモリ動作
は、l0BU  Lop−10sと中央メモリ10dと
の間で1ないし32データ・バイトのパケットを転送す
る。1パケツトは、1つの選択サイクルと1ないし8デ
ータ、サイクルから成る。
この実現形態では、l0ICはメモリ動作の間は常にス
レーブである。メモリ・シーケンスは、ゼロに等しいS
PD指令指令ビット上って指示される。オンであるビッ
ト1は書込みを指示し、ビット2−7に1を加えたもの
は転送すべきバイトの数を指示する。
SPDメモリ指令については、以下の表−4を参照され
たい。
注=RMす=読取−変更−書込;WRT=書込;RD=
読取表−43PDメモリ指令 メモリへのメモリ書込み 選択サイクル:マスタl0BUは、情報を0/Dバス1
0t3、C/SバXl0t2及びA/Dバス10t1に
置く。○/Dバス10t3は、l0ICのアドレス、す
なわちx’oo’を保持する。C/Sバス10t2は、
書込指令と転送すべきデータ・バイトの数を保持する。
A/Dバス10t1は、バイトOにキーを保持し、バイ
ト1−3に中央メモリ10dの開始アドレスを保持する
データrサイクル:マスタl0BUはそのアドレスを○
/Dバス10t3に置き、バイト整列されたワードをA
/Dバス1otlに置く。
データ・パケットの大きさに応じて、最大8つのデータ
・サイクルが生じうる。l0ICバツフアは、パケット
・データ全体がl0BUマスクから転送されてしまうま
で、データをl0ICデータ・バッファに置く。l0I
Cは中央メモリ10dの指令を発生し、データをバッフ
ァから該メモリへ転送する。データが中央メモリ10d
へ転送され且つメモリ・ステータスが■○ICによって
受取られた後、l0ICは完了ステータスをC/Sバス
10t2に置く。
メモリからのメモリ読取り 選択サイクル:マスタl0BUは、情報をO/Dバス1
0t3、C/Sバス10t2及びA/Dバス1otlに
置<。O/DバX10t3はl0ICのアドレス、すな
わちx’ oo ’を保持する。C/Sバス10t2は
、読取指令と転送すべきデータ・バイトの数を保持する
。A/Dバス10t1はバイト0にキーを保持し、バイ
ト1−3に中央メモリ10dの開始アドレスを保持する
データ・サイクル:マスクl0BUは、そのアドレスを
O/Dバス10t3に置く。l0ICは中央メモリ10
dの指令を発生し、該メモリからデータを受取り、これ
をl0ICデータ・バッファでバッファする。該バッフ
ァが中央メモリ10dからデータ及びステータスを受取
った後、工○ICは該バッファからのバイト整列された
データ・ワードをA/Dバス10し1に置く。データ・
パケットの大きさに応じて、最大8つのデータ・サイク
ルが生じうる。またl0ICは、最終データ・サイクル
の間に、完了ステータスをC/Sバス10t2に置く。
2、ユニット動作:この動作は、中央メモリ10dを利
用しないでl0BU相互間で通信を行うための手段を与
える。ユニット動作は、常に1つの選択サイクルと2つ
のデータ・サイクルを有する。
ユニット動作シーケンスは、1に等しいSPD指令ビッ
ト0によって指示される。オンであるビット1は書込み
を指示し、オンであるビット2は直接選択を指示する。
ビット3−7はユニット動作指令のコードである。SP
Dバスのユニット動作指令については、以下の表−5を
参照されたい。
注:S=送信のみ;R=受信のみ:X=送信又は受信表
−58PDユニット動作指令 ユニット書込みは、l0BUマスタからl0BUスレー
ブへ8バイトのデータを転送する。
選択サイクル:マスタは、情報0/Dバス10t3、C
/Sバス10t2及びA/Dバス10tlに置く。O/
Dバス10t3はスレーブのアドレスを保持し、C/S
バスは書込指令を保持する。A/Dバス10tlは1機
械に依存する4バイトを保持する。
データ・サイクル:マスクはそのアドレスを○/Dバス
10t3に置き、データを両サイクルの間にA/Dバス
10t1に置く。最終データ・サイクルの終了時に、ス
レーブはその完了ステータスをC/Sバス10t2に置
く。
ユニット読取りは、l0BUスレーブからの8バイト・
データをl0BUマスタへ転送する。
選択サイクル:マスタは情報をO/Dバス、C/ S 
ハス及びA/Dバスに置く。O/Dバスはスレーブのア
ドレスを保持し、C/Sバスは読取指令を保持する。A
/Dバスは、機械に依存する4バイトを保持する。
データ・サイクル:マスタはそのアドレスを0/Dバス
に置く。スレーブは両サイクルの間にデータをA/Dバ
スに置き、最終データ・サイクルの終了時にその完了ス
テータスをC/Sバスに置く。
ユニット直接書込み:これは8バイトのデータをl0I
Cマスタからl0BUスレーブへ転送する。制御線グル
ープ10t4のうちボード選択線及びカード選択線は、
l0BUスレーブを選択するために使用される。
選択サイクル: l0ICマスクは、情報をQ/Dバス
、C/Sバス及びA/Dバスに置く。
○/Dバスは書込指令に対するスレーブ・アドレスを保
持し、C/Sバスは書込指令を保持する。A/Dバスは
カード及びボード選択データを保持する。
データ・サイクル: l0ICマスクは1両サイクルの
間にデータをA/Dバスに置く。スレーブはそのアドレ
スを○/Dバスに置き、最終データ・サイクルの終了時
にその完了ステータスをC/Sバスに置く。
ユニット直接読取り:これはl0BUからの8バイトの
データをl0ICマスクへ転送する。ボード選択線及び
カード選択線は、l0BUスレーブを選択するために使
用される。
選択サイクル:マスタは情報をO/Dバス、C/Sバス
及びA/Dバスに置く。O/Dバスは正常なパリティを
保持し、C/Sバスは読取指令を保持する。A/Dバス
はカード及びボード選択データを保持する。
データ・サイクル: l0BUスレーブはそのアドレス
をO/Dバスに置く。スレーブは両サイクルの間にデー
タをA/Dバスに置き、最終データ・サイクルの終了時
にその完了ステータスをC/Sバスに置く。
SPDバスのメツセージ受領動作はユニット書込みと同
様であり、l0ICは常にスレーブである。5PDOP
コードはCo−CFであり、l0ICはデータをメモリ
内のIPUメツセージ・バッファへ送る。
選択サイクル:マスタl0BUは00′をC/Dバスに
置き、’cx’をC/Sバスに置き、そしてA/Dバス
は機械に依存する4バイトのデータを保持し、これは最
初のl0ICデータ・バッファに置かれる。
データ・サイクル:マスタl0BUはそのアドレスを○
/Dバスに置き、両サイクルの間にデータをA/Dバス
に置く。l0ICは2ワードのA/Dバス・データを第
2及び第3の工○■Cデータ・バッファに置き、メツセ
ージ受領ステータス・ワード(MASW)を第4のl0
ICデータ・バッファに置く。工○工CはIPUの中央
メモリ指令であるOA’をl0IUに送り、その後にデ
ータ・バッファ内の4ワードを送る。l0IUはIPU
メツセージ・バッファの次のアドレスを知っており、こ
のデータを記憶する。このデータが中央メモリ10dへ
転送され且つメモリ・ステータスがl0ICによって受
取られた後、l0ICは完了ステータスをC/Sバスに
置く。
以下では、BCU  50によって実施される調停手法
を説明する。この調停手法を実施する場合。
ECUは、工○IC(10j−10mの1つ)又は1以
上のl0BU  Lop−10sからSPDバス(Lo
t−Lowの1つ)に対するアクセス要求を受取る。B
CUは、どのl0IC又はl0BUがSPDバスのアク
セスを許可されるか、ということを決定する。
第22図を参照するに、そこにはBCU  50を含む
l0IC10j−Iomの他の配置形態が4つの工○B
U  Lop−10sに関連して示されている。第22
図において、1つのl0ICはSPDバス調停手段であ
るBCU  50を含む。
他のl0BUも図示されている。l0ICは多数のカー
ド・スロット1ないし4へ接続され、該スロットには回
路カードが装着される。スロット1はその位置に従って
スロット2よりも高い優先順位を有し、スロット2はス
ロット3より高い優先順位を有し、以下同様である。第
22図に示すように、複数のバス(REQB、REQP
  0−2)は各カード・スロット中の各回路カードへ
接続される。第4図に示した追加のバス(C/Sバス1
0t2、O/DバX10t3及びA/Dバス10tl)
は各回路カードへ接続される。バス調停手段であるBC
U  50はl0IC内部に配置され、該調停手段はピ
ンOを有する。各カード・スロットエないし4における
各回路カードは、ピンI。
1′及び0を有する。ピンエ及びピン1′は外部の活勢
な源には接続されないが、内部の活勢な源によってオン
にプルされる。スロット1のピン0はスロット2のピン
■へ接続され、スロット3のピンエ′にも接続される。
スロット2のピン0は、スロット3のピンエ及びスロッ
ト4のピンエ′へ接続される。スロット3のピンOはス
ロット4のピンエヘ接続され、以下同様である。
次に、第22図を参照して、SPDバス調停手段である
BCU  50によって実施される調停手法を説明する
ピンエ及びピンエ′は外部の源へ接続されていないので
、l0BU内部の源によって高レベルにプルされる。B
CU  50中の調停手段によってバス肯定応答(AC
KB)信号が付勢される場合、回路カード1はそのRE
QBピン、REQ  POピン、REQ  Piピン及
びREQ  P2ピンのステータスを調べる。もしその
REQBピンが高レベルであれば、これはその他のピン
(REQPO,REQ  Pi及びREQ  P2)(
1)ステータスを調べる。もしかかる他のピンが高レベ
ルで、回路カード1がこれらのピンを高レベルにしなか
ったのであれば、回路カード1は第22図に示したその
バス肯定応答ポール出力0 (ABPOO)をオンに転
することによってスロット2又は3の次のカードへ決定
を任せることになろう。この場合、スロット2の回路カ
ード2は、REQBピン、REQ  PO,REQ  
PI及びREQ  P2ピンを調べる。もしそのREQ
Bピンが高レベルで、そのREQ  POlREQ  
Pi及び/又はREQ  P2ピンが高レベルであるが
、回路カード2自体がREQ  POlREQ  Pi
及びREQP2ピンを高レベルにしなかったのであれば
、回路カード2は第22図に示したそのABPO(0)
をオンに転することによって、スロット3又は4におけ
る次のカードに決定を任せる。ここで、スロット3の回
路カード3がそのピンを調べ、そしてREQBビン、R
EQ  POピン、REQ  P1ピン及びREQ  
P2ピンがいずれも高レベルであることを発見するもの
と仮定する。さらに。
スロット3の回路カード3が、そのREQ  POlR
EQ  Pi及びREQ  P2を高レベルにしたもの
と仮定する。従って、スロット3の回路カード3 (S
PDバスへ接続されたl0BUの1つ)がSPDバスの
アクセスを獲得する。 所与の■OBUが特定の期間内
に成る動作を完了できない場合、BCU  50によっ
てタイムアウトがセットされる。タイムアウトには次の
2種類がある。
バス・アイドル型タイムアウト:もしSPDバスに要求
があり且つ調停後にMST線及びMSEL@をオンに転
するマスクによってこの要求に対する応答が生ぜられな
ければ、バス・アイドル型のタイムアウトが生ずる。
バス動作型タイムアウト:もしSPDバス動作が開始さ
れたにも拘わらず、これがMST線をオフに転すること
によって完了しなければ、バス・アイドル型のタイムア
ウトが生ずる。
直接選択動作は、BCUのみから生じうる6直接選択指
令は、アドレスを割当てられていない工○BUと通信す
るために使用されるユニット動作である。この動作のた
めに直接選択指令が与えられると、BCUは誰がバス上
にあるかを見出し、このl0BUヘアドレスを書込む。
エラー回復は、モニタ・クロック線及びバス・クリア線
を使用するBCUによって遂行される。
第28図ないし第33図はアダプタ・バスのタイミング
・シーケンスを示す。さらにこれらの図面は、アダプタ
・バスの種々のインタフェース線が相互に作用する様子
及び各動作に必要なサイクルの数を示している。
第34図ないし第40図は、SPDバスのタイミング・
シーケンスを示す。さらにこれらの図面は、SPDバス
の種々のインタフェース線が相互に作用する様子及び各
動作に必要なタグ・シーケンスを示している。
綜合動作(第1a図−第40図) 以下では第18図ないし第40図を参照して、SPDバ
スLot−Low、入力出力インタフェース・コントロ
ーラ<IOIC)10j−10m、アダプタ・バスIo
n及びメモリ制御Logの綜合動作を説明する。
1、l0IC10j−10mに対するPB○コピー動作 A、MO8WO8− 第6図に示したアドレスされたl0ICのメツセージ・
オリジン・ステータス・ワード(MOSW)はIPU 
10aへ送られ、MOSWの内容は変更されない。
所与の工○ICに対するPBO動作が開始するのは、第
1図のl0IU  10eがすべてのl0ICへアダプ
タ指令時間信号を送って、該すべての工○ICに対し、
第23図のアダプタA/Dバス10n1がIOICPB
O指令を保持することを通知する場合である。これに関
連するタイミング・シーケンスについては、第33図を
参照されたい。第11図に示したアダプタ・バス制御3
0内のPBOシーケンサ30cは、アダプタA/Dバス
10n1から第4図及び第5図の宛先選択レジスタ20
hへPBO指令をロードし、そして第11図のl0IC
突合せ論理30aはそのPBOアドレスをl0ICハー
ドウエア・アドレスと比較する。もし両アドレスが一致
すれば、第11図のPBO機能論理30bはPB○指令
を解読してこれが、”DA’指令(表−1参照)である
ことを決定する。次いで、PBO機能論理30bはステ
ータス・レジスタ20gの制御をセットし、かくてPB
○の第3サイクルには、第6図に示したMO8Wレジ入
レジスタ中タがアダプタA/Dバス10nエヘゲートさ
れる。PBOアドレスとl0ICハードウエア・アドレ
スが一致した場合、第11図のl0IC突合せ論理30
aは前記と同じ第3サイクルに工○IC肯定応答信号を
送る。
B、MO5W移動 アドレスされたl0ICのメツセージ・オリジン・ステ
ータス・ワード(MO3W)の内容は工PU  10a
へ送られ、もしその動作終了ビットがオン(MO3W 
(0)=1)”’Qあれば、MO8W内の残りのビット
がゼロにセットされる。もし動作終了ビットがオフ(M
O8W (0)=O)であれば、第6図のMO8Wは変
更されない。
l0IC10j−10mに対するPBO動作が開始する
のは、l0IU  10eがアダプタ指令時間信号をl
0ICへ送って、すべてのl0ICに対し、第4図及び
第23図のアダプタA/Dバス10n1が10ICPB
O指令を保持することを通知する場合である。これに関
連するタイミング・シーケンスについては、第33図を
参照されたい。第11図のアダプタ・パス制御30内の
PBOシーケンサ30cはアダプタA/Dバス10n1
を第4図の宛先選択レジスタ20hヘロードし、そして
第11図のl0IC突合せ論理30aはPBOアドレス
をl0ICハードウエア・アドレスと比較する。もし両
アドレスが一致すれば、第11図のPB○機能論理30
bはこのアダプタ指令を解読してこれがD8′(表−1
参照)であることを見出し、次いで第6図のMO3Wレ
ジスタ内のデータがPBOの第3サイクルにアダプタA
/Dバス10nlヘゲートされるようにステータス・レ
ジスタ20gの制御をセットする。
また、PB○アドレスとl0ICハードウエア・アドレ
スが一致した場合、第11図のl0IC突合せ論理30
aは第3サイクルにl0IC肯定応答信号を送る。第6
図のMO3WレジスタがIPU  10aへ送られた後
、第11図のPB○機能論理30bは動作終了ビットを
検査し、もしこれがオンであれば、MO8Wの残りのビ
ットをゼロにリセットする。
2、l0ICに対するPBOロード動作A、メツセージ
・バッファ・レジスタ1のロード第4図のメツセージ・
バッファ・レジスタ1(MBRI)20bは、IPU 
 10aから4バイトのデータをロードされる。もしメ
ツセージ・オリジン機構が使用中であれば、すなわち第
6図に示したMO8Wレジスタのビット1がオン(MO
3W (1)=1)であれば、メツセージ・バッファ・
レジスタはロードされない。
所与のl0ICに対するPBO動作が開始するのは、第
1図のl0IU  10eがアダプタ指令時間信号をす
べてのl0ICに送って、これらの工○ICに対し、ア
ダプタA/Dバス10n1がl0ICPBO指令を保持
することを通知する場合である。これに関連するタイミ
ング・シーケンスについては、第32図を参照されたい
。アダプタ・バス制御3Q内のPBOシーケンサ30c
はアダプタA/Dバス10n1の内容を第4図及び第5
図の宛先選択レジスタ20hヘロードし、そして第11
図のl0IC突合せ論理30aはこのPBOアドレスと
工○ICハードウェア・アドレスを比較するとともに、
SPD使用中信号を検査する。もし両アドレスが一致し
且つSPDバスが使用中でなければ、PBO機能論理3
0bはPBO指令を解読してこれが9E′ (表−1参
照)であることを見出し、次いでアダプタA/Dバス1
0n1上のデータがPBOの第2サイクルに第4図のM
BRIバッファ20bヘゲートされるようにメツセージ
・バッファ20bの制御をセットする。PB○アドレス
と■○ICハードウェア・アドレスが一致するか又はl
0ICが使用−中である場合、或いはこれらの両アドレ
スが一致し且つメツセージ・オリジン機構(MO8W)
が使用中である場合、第11図のl0IC突合せ論理3
0aはPBOの第3サイクルに工○IC肯定応答信号を
■oIU 10eへ送る。
B、マスク使用IC5Wリセツト この動作では、第4図のセレクタ・バッファ20eの内
容は「1の補数化」された後、第4図のステータス・レ
ジスタ20gにある第9図のl0ICステータス・ワー
ド(IC5W)レジスタのビットと論理ANDされる。
所与のl0ICに対するPBO動作が開始するのは、工
○IU  10eがアダプタ指令時間信号をすべてのl
0ICへ送って、これらのl0ICに対し、第4図及び
第23図のアダプタA/Dバス10nlがl0ICPB
O指令を保持することを通知する場合である。これに関
連するタイミング・シーケンスについては、第32図を
参照されたい。第11図のアダプタ・バス制御30内の
PBOシーケンサ30cは、最初のPB○サイクルの間
に、アダプタA/Dバス10nlを第4図の宛先選択レ
ジスタ20hヘロードし、そして第2サイクルの間に、
これを第4図のセレクタ・バッファ2oeヘロードする
。第11図のl0IC突合せ論理30aは、PBOアド
レスとl0ICハードウエア・アドレスを比較する。も
し両アドレスが一致すれば、第11図のPBO機能論理
3obはこのアダプタ指令を解読してこれが99′ (
表−1参照)であることを見出し、次いで第2サイクル
9後に第4図のセレクタ・バッファ20eの内容がrl
の補数化」されて第9図のIC8W内のビットと論理A
NDされるようにステータス・レジスタ20gの制御を
セットする。セレクタ・バッファ20eでオンであるビ
ットのみが、IC5W内の対応するビットをゼロにリセ
ットする。PBOアドレスとl0ICハードウエア・ア
ドレスが一致した場合、l0IC突合せ論理30aはP
BOの第3サイクルに■○IC肯定応答信号を■○IU
  loeへ送る。
3、l0ICに対するPBOユニット動作A、ユニット
書込動作 この命令は、指定されたSPDバス(バス10t−Lo
wの1つ)上でユニット書込動作を要求する。もしメツ
セージ・オリジン機構が使用中であれば、すなわちもし
MOSW (1)=1であれば、l0ICの状態に変化
はない。
所与のl0ICに対するPBO動作が開始するのは、l
0IUがアダプタ指令時間信号をすべてのl0ICへ送
って、これらのl0ICに対し、アダプタA/Dバス1
0nlがl0ICPB○指令を保持することを通知する
場合である。これに関連するタイミング・シーケンスに
ついては。
第32図を参照されたい。第11図のアダプタ・バス制
御30内のPBOシーケンサ30cは、最初のPBOサ
イクルの間に、アダプタA/Dバス10n1を第4図及
び第5図の宛先選択レジスタ20hヘロードし、第2サ
イクルの間にこれをセレクタ・バッファ20eヘロード
する。第11図の工○IC突合せ論理30aは、PBO
アドレスをl0ICハードウエア・アドレスと比較する
とともに、SPD使用中信号を検査する。もし両アドレ
スが一致し且つSPDバスが使用中でなければ、第11
図のPBO機能論理30bはアダプタ指令を解読してこ
れが96′ (表−1参照)であることを見出し、次い
でもしメツセージ・オリジン機構が使用中でなければ、
ロード指令バッファ制御を使用して第4図のセレクタ・
バッファ20sを選択データ・バッファ2Ofへ移動さ
せるとともに、宛先選択レジスタ20hを指令レジスタ
20iへ移動させる。PBOアドレスとl0ICハード
ウエア・アドレスが一致するか又はl0ICが使用中で
ある場合、或いはこれらのアドレスが一致し且つメツセ
ージ・オリジン機構が使用中である場合、l0IC突合
せ論理30aはPBOの第3サイクルに■○IC肯定応
答信号をl0IUへ送る。第11図のPBO機能論理3
0bは第2図のSPDバス制御40へ要求を送り、該制
御はこの命令を受領して第6図のMO3WO3外0.8
及び27−31をリセットする。メツセージ・オリジン
機構は使用中(MOSW (1)=1)となる。第13
図のl0ICSPDマスタ制御ユニット40aは、第2
図のBCU  50へSPDバス動作に対するバス要求
(REQB)信号を送る。マスク制御ユニット40aは
BCU  50からバス肯定応答(ACKB)信号を取
出し、もし他のl0BUが一層高い優先順位を持たなけ
れば、このユニットはACKB信号がSPDバスへ出力
されるのを阻止し且つバス許可(BUSG)信号を待機
する。マスク制御ユニット40aがBUSG信号を受取
る場合、これはSPDユニット書込み動作選択サイクル
(SPDバス・シーケンスについては第36図を参照)
を開始させるため。
第23図のSPD  A/Dバス10t1、C/Sバス
10t2、O/Dバス10t3及び制御線グループ10
t4のマスク・ステアリング(M’ST)線を駆動する
5選択データ・バッファ20fはSPD  A/Dバス
10tlへ送られ、指令レジスタ20iのSPDバス指
令フィールドはC/Sバス10t2へ送られ、そして指
令レジスタ20iの宛先フィールドは第23図の0/D
バスLot3へ送られる(指令レジスタ20i内のデー
タに等しい宛先選択レジスタ20hについては、第5図
を参照されたい)。これらのバスにあるデータが整定し
た後、マスク制御ユニット40aはMSEL線を駆動し
て、スレーブl0BUに対し、このバス・データが有効
であることを通知する。スレーブl0BUは、使用中信
号を上昇することによって、l0ICにその動作を継続
するように通知する。マスク制御ユニット40aはMS
EL線を下降してバスの駆動を停止する。MSEL線が
降下した後、BCU  50はBUSG線を下降し且つ
スレーブl0BUは使用中線を下降してこの選択サイク
ルを終了する。最初のデータ・サイクルが開始するのは
、マスク制御ユニット40aがメツセージ・バッファ1
内のデータでA/Dバスを駆動し且つl0ICアドレス
゛00′でO/Dバスを駆動する場合である。次に、マ
スク制御ユニット40aは受信を行うようにC/Sバス
をセットし、これらのバスが整定した後、MSEL線を
上昇してバス・データが有効であることを指示する。も
しエラーがあれば、スレーブはステータス(第27図参
照)で以てC/Sバスを駆動し、このバスが整定するの
を待機した後、使用中線を上昇する。マスク制御ユニッ
ト40aはMSEL線を下降し、そしてA/Dバスの汚
区動を停止する。
スレーブは使用中線を下降し、C/Sバスの駆動を停止
して第1データ・サイクルを終了する。第2データ・サ
イクルが開始するのは、マスク制御ユニット40aがメ
ツセージ・バッファ2内のデータでA/Dバスを駆動す
る場合である。A/Dバスが整定した後、マスタ制御ユ
ニット40aはMSEL線を上昇してバス・データが有
効であることを指示する。もしエラーが存在していたな
らば、スレーブは終了ステータス又はもしエラーが存在
していたならばエラー・ステータスでC/Sバスを駆動
し、このバスが整定するのを待機した後、使用中線を上
昇する。マスク制御ユニット40aはMSEL線を下降
し、A/Dバス及び0/Dバスの駆動を停止する。スレ
ーブは使用中線を下降し、C/Sバスの駆動を停止し1
次いでマスク制御ユニット40aはMST線を下降する
。MO8WはC/Sバスから終了ステータスを受取り。
これに応じて動作終了(MSOW (0))ビットがオ
ンとなり且つ使用中(MO3W (1))ビットがオフ
となって当該動作を終了させる。
B、ユニット動作読取り この命令は、指定されたSPDバス上でユニット読取動
作を要求する。もしメツセージ・オリジン機構が使用中
(MO3W (1)=1)であれば、l0ICの状態に
は変化がない。
所与(7) I OI C4,一対するPBO動作は、
l0IUがアダプタ指令時間信号をすべての工○ICへ
送って、該l0ICに対し、アダプタA/Dバスがl0
ICPBO指令を保持することを指示する場合である。
これに関連するタイミング・シーケンスについては、第
32図を参照されたい。アダプタ・バス制御30内のP
BOシーケンサ30cは、最初のPBOサイクルの間に
、アダプタA/Dバスを宛先選択レジスタ20hヘロー
ドし、第2サイクルの間にこれをセレクタ・バッフ、ア
20eヘロードする。l0IC突合せ論理30aはPB
Oアドレスをl0ICハードウエア・アドレスと比較し
、またSPD使用中信号を検査する。もしアドレスが一
致し且つSPDバスが使用中でなければ、PBO機能論
理30bはアダプタ指令を解読してこれが94′ (表
−1参照)であることを見出し、次いでもしメツセージ
・オリジン機構が使用中でなければ、ロード指令バッフ
ァ制御を使用してセレクタ・バッファ20eを選択デー
タ・バッファ20fへ移動するとともに、宛先選択レジ
スタ20hを指令レジスタ20iへ移動する。PBOア
ドレスとl0ICハードウエア・アドレスが一致するか
又はl0ICが使用中である場合、或いはアドレスが一
致し且つメツセージ・オリジン機構が使用中である場合
、l0IC突合せ論理30aはPBOの第3サイクルに
l0IC肯定応答信号を送る。PBO機能論理30bは
SPDバス制御40へ要求を送り、該制御はこの命令を
受取ってMO8Wビット0.8及び27−31をリセッ
トする。メツセージ・オリジン機構は使用中(MO8W
 (1)=1)となる、l0IC8PDマスタ制御ユニ
ツト40aは、5PDI<入動作に対するバス要求(R
EQB)信号をBCU  50へ送る。マスク制御ユニ
ット40aはBCU  50からバス肯定応答(ACK
B)信号を取出し、そしてもし他のl0BUが一層高い
優先順位を有していなければ、これはACKB信号がS
PDバスへ到達するのを阻止してバス許可(BUSG)
信号を待機する。マスク制御ユニット40aがBUSG
信号を受取る場合、これはSPDユニット読取動作選択
サイクルを開始させるため、第23図(7)SPD  
A/Dバス10tl、C/Sバス10t2、○/Dバス
10t3及びMSTを駆動する。選択データ・バッファ
20fは5PDA/Dバス10t1へ送られ、指令レジ
スタ201のSPDバス指令フィールドはC/Sバス1
0t2へ送られ、そして指令レジスタ20iの宛先フィ
ールドは0/Dバスへ送られる。
これらのバス上のデータが整定した後、マスク制御ユニ
ット40aはMSEL線を駆動して、スレーブl0BU
に対し、バス・データが有効であることを通知する。ス
レーブl0BUは、使用中線を上昇することによって、
l0ICに対しその動作を継続するように通知する。マ
スク制御ユニット40aL;1M5EL線を下降し、こ
れらのバスの駆動を停止する。MSEL線が下降した後
、BCUはBUSG線を下降し、スレーブは使用中線を
下降して選択サイクルを終了する。最初のデータ・サイ
クルが開始するのは、マスク制御ユニット40aがl0
ICアドレス′00′で○/Dバス10t3を駆動する
場合である。次に、マスク制御ユニット40aは受信を
行うようにA/Dバス10tl及びC/Sバス10t2
をセットし、そしてO/Dバス10t3が整定した後1
M5EL線を上昇してデータが有効であることを指示す
る。スレーブl0BUは、メツセージ・バッファ1(第
23図参照)に置かれたデータでA/Dバス10t1を
駆動し、もしエラーがあれば、ステータスでC/Sバス
10t2を駆動する。このバスが整定するのを待機した
後、スレーブエ○BUは使用中線を上昇する。マスク制
御ユニット40aは1MBRIバッファ内でデータをバ
ッファした後、MSEL線を下降する。スレーブI O
BUは使用中線を下降し、A/Dバス10tl及びC/
Sバス10t2の駆動を停止して第1データ・サイクル
を終了させる。第2データ・サイクルが開始するのは、
マスク制御ユニット40aがMSEL、i!を上昇して
、このマスクがそれ以上のデータについて作動可能であ
ることを指示する場合である。スレーブl0BUは、メ
ツセージ・バッファ(第23図参照)に置かれたデータ
でA/Dバス10tlを駆動し、そして終了ステータス
又は(もしエラーが存在していたならば)エラー・ステ
ータスでC/Sバス10t2を駆動し、これらのバスが
整定するのを待機した後、使用中線を上昇する。マスタ
40aは、データをMBR2バッファ(第23図参照)
でバッファした後、MSEL線を下降するとともに、0
/Dバス10t3の駆動を停止する。スレーブエ○BU
は使用中線を下降し、A/Dバス10t1及びC/Sバ
ス10t2の駆動を停止し、次いでマスク制御ユニット
40aはMSTを下降する。第6図のMO5WはC/S
バス10t2から終了ステータスを受取り、これに応じ
て動作終了(MO5W (0))  ビットがオンとな
り且つ使用中ビット(MO3W (1))がオフとなっ
てこの動作を終了する。
C,ユニット動作直接書込み この命令は、指定されたSPDバス(10t−10wの
1つ)でユニット直接書込動作を要求する。もしメツセ
ージ・オリジン@構が使用中(M○SW (1)=1)
であれば、l0ICの状態には変化がない。
所与のl0ICに対するPBO動作は、IOIUloe
がすべてのl0ICにアダプタ指令時間信号を送って、
これらの工○ICに対し、アダプタA/DバスIonが
l0ICPB○指令を保持することを通知する場合であ
る。これに関連するタイミング・シーケンスについては
、第32図を参照されたい。アダプタ・バス制御30内
のPBOシーケンサ30cは、最初のPBOサイクルの
間に、アダプタA/DバスIonを第4図の宛先選択レ
ジスタ20hヘロードし、第2サイクルの間にこれをセ
レクタ・バッファ20eヘロードする。第11図のl0
IC突合せ論理30aは、PBOアドレスをl0ICハ
ードウエア・アドレスと比較するとともに、SPD使用
中線を検査する。もし両アドレスが一致し且つSPDバ
スが使用中でなければ、PBO機能論理30bはこのア
ダプタ指令を解読してこれが97′ (表−1)である
ことを見出し、次いでもしメツセージ・オリジン機構が
使用中でなければ、ロード指令バッファ制御を使用して
セレクタ・バッファ20eを選択データ・バッファ20
fへ移動するとともに、宛先選択レジスタ20hを指令
レジスタ20iへ移動する。PB○アドレスと工○IC
ハードウェア・アドレスが一致するか又はl0ICが使
用中である場合、或いはアドレスが一致し且つメツセー
ジ・オリジン機構が使用中である場合、l0IC突合せ
論理30aはPBOの第3サイクルの間にl0IC肯定
応答信号を送る。PBO機能論理30bはSPDバス制
御40へ要求を送り、該制御はこの命令を受領してMO
3WビットO18及び27−31をリセットする。メツ
セージ・オリジン機構は使用中(MO8W (1)=1
)となる。
第13図のl0ICSPDマスタ制御ユニット40aは
、SPDバス動作に対するREQB信号をBCU  5
0へ送る。マスタ制御ユニット40aはBCU  50
からACKB信号を取出し、もし他の10BUが一層高
い優先順位を有していなければ、これはACKB信号が
SPDバスに到達するのを阻止してBUSd信号を待機
する。マスク制御ユニット40aがBUSG信号を受取
る場合、これはSPDユニット直接書込動作選択サイク
ルを開始させるために第23図のSPD  A/Dバス
10し1、C/Sバス10t2、O/Dバス10し3及
びMST線を駆動する。選択データ・バッファ2Ofは
SPD  A/Dバス10t1へ送られ、指令レジスタ
20iのSPDバス指令フィールドはC/Sバスへ送ら
れ、そして指令レジスタ20iの宛先フィールドへ送ら
れる。BCU50はA/Dバス10t1のビット29−
31をゼロについて解読してボード選択線を駆動する。
これらのバス上のデータが整定した後、マスク制御ユニ
ット40aはM S E L線を駆動し、スレーブl0
BUに対し、このバス・データが有効であることを通知
する。スレーブl0BUが置かれているカード・スロッ
トは、そのボード選択線及びカード選択線が活勢状態に
あるようなものである。
スレーブエ○BUは使用中線を上昇することによって、
l0ICに対しその動作を継続するように通知する。マ
スク制御ユニット40aはMSEL線を下降し、これら
のバスの駆動を停止する。MSEL線が下降した後、B
CU  50はBUSG線を下降し且つスレーブl0B
Uは使用中線を下降してこの選択サイクルを終了する。
最初のデータ・サイクルが開始するのは、マスク制御ユ
ニット40aがメツセージ・バッファ1(第23図参照
)内のデータでA/Dバス10tlを駆動する場合であ
る。次に、マスク制御ユニット40aは受信を行うよう
にC/Sバス10t2及びO/Dバス10t3をセット
し、これらのバスが整定した後、MSEL線を上昇して
バス・データが有効であることを指示する。もしエラー
があれば、スレーブ■○BUはステータスでC/Sバス
Lot2を駆動し、そのアドレスで○/Dバス10t3
を駆動する。これらのバスが整定するのを待機した後、
スレーブl0BUは使用中線を上昇する。
マスク制御ユニット40aはO/Dバス10し3のデー
タをMO3Wのバイト3に置き1M5EL線を下降し、
A/Dバス10t1の駆動を停止する。スレーブl0B
Uは使用中線を下降し、C/Sバスの駆動を停止して第
1データ・サイクルを終了する。第2データ・サイクル
が開始するのは、マスク制御ユニット40aがメツセー
ジ・バッファ2内のデータでA/Dバス10t1を駆動
する場合である。A/Dバス10tlが整定した後。
マスク制御ユニット40aはMSEL線を上昇してこの
バス・データが有効であることを指示する。
スレーブl0BUは終了ステータス又は(もしエラーが
存在していたならば)エラー・ステータスでC/Sバス
10t2を駆動し、このバスが整定するのを待機した後
、使用中線を上昇する。マスク制御ユニット40aはM
SEL線を下降し、A/Dバス10t1の駆動を停止す
る。スレーブl0BUは使用中線を下降し、○/Dバス
10t3及びC/Sバス10t2の駆動を停止し、次い
でマスク制御ユニット40aがMST線を下降する。
MO3WはC/Sバス10t2から終了ステータスを受
取り、これに応じて動作終了(MO8W(0))ビット
がオンとなり且つ使用中ビット(MO3W (1))が
オフとなって当該動作を終了する。
4、l0ICに対するSPDユニット動作A、メツセー
ジ受領動作 この命令は、l0BU  Lop−10sからl0IC
10j−10mへの5PDIニット書込動作である。l
0BU  Lop−10sから受取られたメツセージは
l0IC10j−10mでバッファされ、次いで記憶を
行うためにl0IU10eへ送られる。
l0IC10j−10mに対するSPD動作が開始すル
ノは、第1図(7)IOBU  Lop−10sがBC
U  50へREQB信号を送る場合である。これに関
連するSPDバス・シーケンスについては、第40図を
参照されたい。第12図及び第2図のBCU  50は
、バス・ポーリングを開始するためにACKB線を上昇
し、次いでSPDバスが他の動作を自由に開始すること
ができる場合、BUSG線を上昇する。REQB線を上
昇した工○BUはこのボールを捕捉し、そしてこれがB
USG線を検知する場合、選択サイクルを開始する。l
0BUは第23図のA/Dバス1Ot1、C/Sバス1
0t2、O/Dバス10t3及び制御線グループ10t
4のマスク・ステアリング(MST)線を駆動する。こ
れらのバス上のデータが整定した後、工○BUはMSE
L線を駆動して第13図のl0ICスレーブ制御ユニツ
ト4obに対し、このデータが有効であることを指示す
る。スレーブ制御ユニット40bはC/Sバス10t2
からの’co’指令を解読1.、O/Dバス10t3か
らの00′と突合わせる。C/Sバス10t2上の指令
はMASW、すなわち第4図及び第7図のステータス・
レジスタ20gに置かれ、A/Dバス10t1上のデー
タは第1のデータ・バッファ20aに置かれ、そしてA
/Dバス10tlのビット0−5はキー・バッファ20
Cに置かれる。次いで、l0ICは使用中線を上昇する
ことにより、工○BUに対しその動作を継続するように
通知する。この時間の間、l0BUはREQB線を下降
し、ECUはACKB線を下降する。使用中信号を検出
すると、l0BUはMSEL線を下降して、これらのバ
スの駆動を停止する。MSEL線が下降した後、l0I
Cは使用中線を下降し、そして第12図のBCU  5
0はBUSG線を下降してこの選択サイクルを終了する
。最初のデータ・サイクルが開始するのは、工○BUが
データでA/Dバス10tlを駆動し且つそのアドレス
でO/Dバス1ot3を駆動する場合である。これらの
バスが整定した後、MSEL線が上昇されてこのバス・
データが有効であることを指示する。スレーブ制御ユニ
ット4.ObはA/Dバス10t1からのデータを第2
データ・バッファ20aに置き、また○/Dバス10t
3からのデータを第7図のMASWレジスタに置く。
もしエラーがあれば、スレーブ制御40bはステータス
でC/Sバス10し2を駆動し、このバスが整定するの
を待機した後、使用中線を上昇する。
l0BU  Lop−10sはMSEL線を下降して、
A/Dバス10t1の駆動を停止する。第13図のl0
ICスレーブ制御ユニツト40bは使用中線を下降し且
つC/Sバス10t2の駆動を停止して第1データ・サ
イクルを終了する。第2データ・サイクルが開始するの
は、l0BUがデ−夕で以てA/Dバス10t1を駆動
する場合である。このバスが整定した後、工○BUはM
SEL線を上昇してこのバス・データが有効であること
を指示する。スレーブ制御ユニット40bは。
A/Dバス10t1からのデータを第3のデータ・バッ
ファ20aに置く。今やl0ICはすべてのメツセージ
を有するので、スレーブ制御ユニット40bはこの動作
を第2図のアダプタ・バス制御30へ引渡し、そして該
制御が最終ステータスをスレーブ制御ユニット40bに
与えるまでSPDバスを維持する。第11図のアダプタ
・バス制御30内のメモリ動作コントローラ30dはl
0IC要求線を上昇し1.そしてl0IC許可信号を待
機する。このコントローラ30dが■○IC許可信号を
受取る場合、これはToから次のサイクルのTOまでに
/Sバス10n2及びアダプタA/Dバス10nlを駆
動する。これに関連するタイミング・シーケンスについ
ては、第31図を参照されたい。第23図のに/Sバス
10n2はメツセージ優先順位値を保持し、アダプタA
/Dバス10nlはメツセージ受領指令であるOA’を
保持する。第24図のメモリ制御Logがl0IC許可
信号の後のサイクルでこの指令及びアドレスを受取る場
合、これはアダプタ・バスIon1からの情報を指令/
アドレス・レジスタ60iヘゲートする。この同じサイ
クルの間にに/Sバス10n2にあるメツセージ優先順
位値をT10キー・レジスタ60fへクロック入力する
。このメツセージ優先順位値は、メツセージ・オフセッ
ト・レジスタ60p又は60gのうちどちらがこのメツ
セージのために使用されるか、ということを決定する。
選択されたメツセージ・バッファに保持されているアド
レスは、メモリ指令時間にメモリ・バス10fヘゲート
される。指令’OA’は88′へ変更される。これは1
6バイトの書込動作である。第2データ・サイクルの間
、データ入力レジスタ60a内のデータがデータ出力レ
ジスタへクロック入力されるのに対し、A/Dバス10
nlからのデータはデータ入力レジスタへクロック入力
される。このシーケンスは、4サイクルの間継続する。
第3サイクルでは、メモリ指令時間(メモリ制御バス1
0h上の信号の1つ)が駆動され、またデータ・キャッ
シュへのI10要求信号が駆動される。この後者の信号
は、データ・キャッシュに対し、当該指令及びアドレス
をその論理へゲートするように通知する。こうすること
により、キャッシュの探索が行われて、当該キャッシュ
内に更新中のデータが存在するか否か、そしてこのライ
ン内のデータが変更されているか否か、ということが決
定される。もしデータが存在且つこれが変更されていな
ければ、キャッシュはこのデータのラインを無効化する
とともに、メモリ動作がメモリ・カードで行われるよう
にする。
しかし、もしデータが存在し且つライン内のこのデータ
が変更されておれば、データ・キャッシュは当該指令の
後のデータ・サイクルで受取られるデータを使用してキ
ャッシュ内に存在するデータを変更する。メモリ制御L
ogによってメモリ・バス10fヘゲートされるすべて
のデータは、データ出力レジスタ60bからゲートされ
る。その間、選択されたメモリ・カードは、指令サイク
ルでバイト1−3に与えられたアドレスによってアドレ
スされたメモリ位置をアクセスしている。メモリ・カー
ドへのデータの転送に続く各サイクルでは、入力バリテ
ィ線はエラーが検出されたか否かを指示し、そしてもし
これが活勢であれば、エラー検出論理60mへゲートさ
れ1次いで■/○ステータス・レジスタ60eへ中継さ
れる。メモリ動作の終了時に、適当なメツセージ・バッ
ファ・オフセット・レジスタは次の4ワード・アドレス
へ増進される。次の3データ・サイクルの間、メモリ動
作コントローラ30dはToからTOまで最初の3つの
データ・バッファ20aをアダプタA/Dバス10nl
に置く。第4データ・サイクル中、メモリ動作コントロ
ーラ30dはToからTOまで第7図のMASWレジス
タ(第4図のステータス・レジスタの一部)をアダプタ
A/Dバス10n1に置き、次いで4サイクル待機した
後、l0IU  10eからステータス・バス1.On
2を介して最終的な書込ステータスを得る。第13図の
スレーブ制御ユニット40bはアダプタ・バス制御30
から最終ステータスを受取り、終了ステータスをC/S
バス10t2に置く。このバスが整定するのを待機した
後、スレーブ制御ユニット40bは使用中線を上昇して
、第13図のマスク制御ユニット40aに対し、l0I
C中のメツセージ受領動作が完了したことを通知する。
l0BUはMSEL線を下降し、次いでA/Dバス10
tl及びO/Dバス10t3の駆動を停止する。
スレーブエ○ICがMSEL線の下降を検出する場合、
これは使用中線を下降し、そしてC/Sバス10t2の
駆動を停止する。かくて、I OBUはMST線を下降
して当該動作を終了することができる。
B、循環読取動作 この命令はSPDユニット読取動作であって、I OB
 U  10 p −10s (711ッfJ’らl0
ICへ与えられる。選択サイクルの間に■○BUから受
取られたデータはl0ICでバッファされ、次いでSP
Dバスの動作を検査するために、l0BUから受取られ
たデータはA/Dバス10tlに戻され、後続データ・
サイクルの間にl0BUへ従転送される。
工○ICに対するSPD動作が開始するのは、l0BU
がBCU  50へREQB信号を送る場合である。こ
れに関連するSPDバス・シーケンスについては、第3
8図を参照されたい。BCU50はバス・ポーリングを
開始するためにACKB線を上昇し、次いでSPDバス
が他の動作を自由に開始することができる場合は、BU
SG線を上昇する。REQB線を上昇したl0BUはこ
のポールを捕捉し、そしてこれがBUSG線を検出する
場合、選択サイクルを開始する。I OB Uは、A/
DバX10tl、C/Sバフ、10t2.0/Dバス1
0t3及び制御線グループ10t4のMST線を駆動す
る。これらのバス上のデータが整定した後、l0BUは
制御線グループLot4のMSEL線を駆動して、l0
ICスレーブ制御ユニツト40bに対し、データが有効
であることを通知する。スレーブ制御ユニット40bは
C/Sバス10t2からの゛9F’指令を解読し、○/
Dバス10t3上の00′に突合せる。A/Dバス10
t1上のデータは第4図の診断バッファ20jに置かれ
、次いで工○ICは使用中線を上昇してl0BUに対し
その動作を継続するように通知する。この時間の間、l
0BUはREQB線を下降し、BCU  50はACK
B線を下降する。使用中信号を検出すると、l0BUは
MSEL線を下降し且つこれらのバスの駆動を停止する
。MSEL線が下降した後、l0ICは使用中線を下降
し、BCU  50はBUSG線を下降して選択サイク
ルを終了する。最初のデータ・サイクルが開始するのは
、l0BUがそのアドレスで0/Dバス10t3を駆動
する場合である。これらのバスが整定した後、l0BU
は制御線グループ10t4のMSEL線を上昇して、こ
のバス・データが有効であることを指示する。第13図
のスレーフ制御31ユニット40bは診断バッファ20
jに記憶されたデータでA/Dバス10tlを駆動する
とともに、もしエラーがあれば、ステータス(第27図
参照)でC/Sバス10し2を駆動し1次いでこのバス
が整定するものを待機した後、使用中線を上昇する。l
0BUは、A/Dバス10tlを受取った後、MSEL
線を下降する。第13図のl0ICスレーブ制御ユニツ
ト40bは使用中線を下降し、A/Dバス10し1及び
C/Sバス10t2の駆動を停止して第1データ・サイ
クルを終了する。第2データ・サイクルが開始するのは
、l0BUがMSEL線を上昇して、l0ICに対し、
その動作を継続するように通知する場合である。スレー
ブ制御ユニット40bは診断バッファ20jに記憶され
たデータで再びA/Dバス10t1を駆動するとともに
、終了ステータス又はエラー・ステータス(エラーがあ
った場合)でC/Sバス10t2を駆動する。このバス
が整定するのを待機した後、スレーブ制御ユニッ1〜4
0aは使用中線を上昇することにより、第13図のマス
ク制御ユニット40aに対し、l0IC中の循環読取り
が完了していることを通知する。
l0BU (lop−10sの1つ)はMSEL線を下
降し、次いでO/Dバス10t3の駆動を停止する。ス
レーブl0ICがMSEL線の下降を検知する場合、こ
れは使用中線を下降するとともに、A/DバX10tl
及びC/Sバス10t2の駆動を停止する。かくて、l
0BUマスクはMST線を下降してて当該動作を終了す
ることができる。
5、l0ICに対するSPDメモリ動作A、32バイト
の書込みメモリ動作 この命令は、l0BU (10p−10sの1つ)から
l0IC10j−10mへのSPDメモリ書込動作であ
る。l0BUから受取られたデータはl0ICでバッフ
ァされ、次いでl0IC10eへ送られてそこに記憶さ
れる。
l0ICに対するSPD動作が開始するのは、l0BU
がBCU  50へREQB信号を送る場合である。こ
れに関連するSPDバス・シーケンスについては、第3
4図を参照されたい。ECU3Oは、バス・ポーリング
を開始するためにACKB線を上昇し1次いでSPDバ
スが他の動作を自由に開始することができる場合に、B
USG線を上昇する。REQB線を上昇したl0I3U
はこのポールを捕捉し、次いでこれがBUSG信号を検
知すると、選択サイクルを開始する。このTOBUは、
A/Dバス10t1、C/Sバス10L2、O/Dバス
10t3及び制御線グループ10t4のMST線を駆動
する。これらのバス上のデータが整定した後、TOBU
は制御線グループ10し4のMSEL線を駆動すること
により、l0ICスレーフ制御ユニツト40bに対し、
このデータが有効であることを通知する。スレーブ制御
ユニット40bはC/Sバス10t2からの゛5F’指
令を解読し、O/Dバス10t3からの00′と突合せ
る。A/Dバス10tl北のデータは第4図のアドレス
・レジスタ20dに置かれ、A/Dバス10tlのビッ
トO−5はキー・バッファ20cに置かれる。次いで、
l0ICは使用中線を上昇してl0BUに対しその動作
を継続するように通知する。この時間の間、l0BUは
REQB線を下降し、BCU  50はACKB線を下
降する。使用中信号を検知すると、l0BUはMSEL
線を下降し、またこれらのバスの駆動を停止する。MS
EL線が下降した後、l0ICは使用中線を下降し、そ
してBCU  50はBUSG線を下降して選択サイク
ルを終了する。第1データ・サイクルが開始するのは、
工○BUがデータで以てA/Dバス10t1を駆動し且
つそのアドレスで以てO/Dバス10t3を駆動する場
合である。これらのバスが整定した後、l0BUは制御
線グループ10t4のMSELを上昇することにより、
このバス・データが有効であることを指示する。第13
図のスレーブ制御ユニット40bは、A/Dバ、ス10
t1からのデータを第1データ・バッファ20aへ置く
。もしエラーがあれば、スレーブ制御ユニット40bは
ステータス(第27図参照)でC/Sバス10t2を駆
動し、このバスが整定するのを待機した後、使用中線を
上昇する。l0BUはMSEL線を下降し、そしてA/
Dパス10tlの駆動を停止する。l0ICスレーブ制
御ユニツト40bは使用中線を下降し、C/Sバス10
t2の駆動を停止して第1データ・サイクルを終了する
。第2ないし第7データ・サイクルは第1データ・サイ
クルと同様であり、データを第2ないし第7データ・バ
ッファに置く。これらのデータ・サイクルの間、第13
図のメモリ動作コード翻訳ユニット40cは゛5F’指
令(表−4参照)を取出し、’90’メモリ動作コード
を発生し、これを第4図のアドレス・レジスタ20dの
バイトOに置く。第8データ・サイクルが開始するのは
、TOBUがデータで以てA/Dバス10tlを開動す
る場合である。
このバスが整定した後、l0BUは制御線グループ10
t4のMSEL線を上昇して、このバス・データが有効
であることを指示する。スレーブ制御ユニット40bは
A/Dバス10t1からのデータを第8データ・バッフ
ァ20aに置く。今や、l0ICはすべてのデータを有
するから、スレーブ制御ユニット40bは当該動作をア
ダプタ・バス制御30に引渡すとともに、アダプタ・バ
ス制御30がスレーブ制御ユニット40bに最終ステ−
タスを与えるまで、このSPDバスを維持する。
アダプタ・バス制御30のメモリ動作コントローラ30
dは工○IC要求線を上昇し、次いでl0IU  10
eからのl0IC許可信号を待機する。
このコントローラがl0IC許可信号を受取る場合、こ
れはToから次のサイクルのToまでに/Sバス10n
2及びアダプタA/Dバス10nlを駆動する。K/S
バス10n2は370キーを保持し、アダプタA/Dバ
ス10n1は第1アドレス・レジスタ20dを保持する
。アドレス・レジスタ20dのバイトOは、開始メモリ
・アドレスである。メモリ制御10g(第24図参照)
がl01C許可信号の後のサイクルで指令及びアドレス
を受取る場合、これはアダプタA/Dバス10nlから
の情報を指令/アドレス・レジスタ60iヘゲートする
。この同じサイクルの間にに/Sバス10n2に存在す
るキー・データは、I10キー・レジスタ60fへクロ
ック入力される。
指令及びアドレスの後のサイクルは、アダプタA/Dバ
ス10nlを介して送られ且つデータ入力レジスタ60
aヘクロツク入力される最初のデータを保持する。この
第2サイクルの間には、もしI10キー・レジスタのビ
ット4がゼロであれば、指令/アドレス・レジスタ60
i中のアドレスが370オフセツト・レジスタ6ojへ
加算される。
もしビット4が1であれば、370オフセツト値の代わ
りにゼロ値が使用される。加算器60kから得られる加
算結果はキー・スタック・アレイヘゲートされ、該アレ
イは要求されたメモリ・アドレスに対するキー値をアド
レスする。キー・スタックの出力は、キー・データ・レ
ジスタ60g代ゲートされる。かくて、キー・データ・
レジスタ60g中のキー・データは、エラー検出論理6
0mによって、I10キー・レジスタ60f中のキーと
比較される。もしこのキーが受諾可能であれば、I10
ステータス・レジスタ60eヘゲートされたステータス
は正常なステータスを指示する。
さもなければ、メモリ保護チエツクの指示がこのレジス
タ60f中される。第2データ・サイクルでは、データ
入力レジスタ60a内のデータがデータ出力レジスタヘ
クロック入力されるのに対し、アダプタ・バス10n1
からのデータはデータ入力レジスタヘタロック入力され
る。このシーケンスは必要な数のサイクルだけ、すなわ
ち指令サイクルに指令/アドレス・レジスタ60iのバ
イトOに受取られた動作コードによって決まる数のサイ
クルだけ、継続するのである。エラー条件が存在しない
と仮定すると、加算器60kからの結果的なアドレスは
この同じサイクルの間にメモリ・バス10fのバイト1
−3に置かれる。このメモリ・バスのバイト0は、指令
/アドレス・レジスタ60i中の値で駆動される。表−
3は、データ転送の各長さについて使用されるコード・
ポイントをリストしたものである。このサイクルの間。
メモリ指令時間(メモリ制御バス10h上の信号の1つ
)が駆動され、データ・キャッシュへの工10要求信号
も駆動される。後者の信号は、データ・キャッシュに対
し、指令及びアドレスをその論理ヘゲートするように通
知する。こうすることにより、キャッシュの探索が行わ
れて、キャッシュ内に更新中のデータが存在するか否か
、また当該ライン内のデータが変更されているか否か、
ということを決定することができる。もしデータが存在
するも、これが変更されていなければ、キャッシュはこ
のデータ・ラインを無効化し且つメモリ動作がメモリ・
カードで行われるようにする。
しかし、もしデータが存在し且つ当該ライン中のデータ
が変更されておれば、データ・キャッシュは当該指令の
後のデータ・サイクルで受取られるデータを使用してキ
ャッシュ内に存在するデータを修正する。この手順には
、1つの例外がある。
すなわち、もし書込動作が32バイトであるか、又はキ
ャッシュ内のフル・ラインであれば、データ・キャッシ
ュはデータを書込まない、ということである。そうする
代わりに、これはキャッシュ内のデータを無効化してメ
モリへの書込みを可能にする。云いかえれば、IPUが
このデータを参照すると、そのラインがキャッシュへ再
び取出される、ということである。メモリ制御Logに
よってメモリ・バス10fヘゲートされたすべてのデー
タは、データ出力レジスタ60bからゲートされる。そ
の間、選択されたメモリ・カードは、指令サイクルにバ
イト1−3に与えられたアドレスによってアドレスされ
たメモリ位置をアクセスしている。
このメモリ・カードへデータを転送した後の各サイクル
では、入力バリティ線はエラーが検出されたか否かを指
示し、もしこれが活勢であれば、これはエラー検出論理
60mヘゲートされ、次いでI10ステータス・レジス
タ60eへ供給される。メモリ動作コントローラ30d
は、次の8データ・サイクルの間、ToからToまで8
データ・バッファ20aをアダプタA/Dバス10nl
に置く。第8データ・サイクルの後、メモリ・コントロ
ーラ30dは、l0IUからステータス・バスを介して
最終的な書込ステータスを得るために、4サイクル待機
する。スレーブ制御ユニット40bはアダプタ・バス制
御3oからこの最終ステータスを受取り、終了ステータ
スをC/Sバス10t2に置く。このバスが整定するの
を待機した後、スレーブ制御ユニット40bは使用中線
を上昇して、マスク制御ユニット40aに対し、l0I
C中のメモリ書込動作が完了したことを通知する。
l0BUは制御線グループ10t4(7)MSEL線を
下降し、次いでA/Dバス10tl及びO/Dバス10
t3の駆動を停止する。l0ICのスレーブ制御ユニッ
ト40bがMSEL線の下降を検知する場合、これは使
用中線を下降するとともに、C/ S /<ス10t2
の駆動を停止する。かくて、工○BUマスタ制御ユニッ
ト40aは制御線グループ10t4のMST線を下降し
て、当該動作を終了することができる。
8.32バイトのメモリ読取動作 この命令は、l0BU (Lop−10sの1つ)から
l0IC(10j−10m(7)1つ) へ+7)SP
Dメモリ読取動作である。l0ItJ  10eがら読
取られたデータはl0ICでバッファされ、工OBUへ
送られる。
101Cに対するSPD動作が開始するのは、工○BU
  10eがBCU 50へREQB信号を送る場合で
ある。BCU  50はバス・ポーリングを開始させる
ためにACKB線を上昇し、次いでSPDバスが他の動
作を自由に開始することができる場合、BUSG線を上
昇する。REQB線を上昇したl0BUはこのボールを
捕捉し、そしてこれがBUSG線を検知する場合、選択
サイクルを開始する。
l0BUはA/Dバス10tl、C/Sバス10t2.
O/Dバス10t3及び制御線グループ10し4のMS
T線を駆動する。これらのバス上のデータが整定した後
、l0BUは制御線グループ10t4のMSEL線を駆
動して、工○ICスレーブ制御ユニット40bに対し、
このデータが有効であることを通知する。スレーブ制御
ユニット40bはC/Sバス10t2からの゛IF’指
令(表−4参照)を解読し、○/Dバス10t3からの
00′と突合せる。A/Dバス10t1のデータは第4
図のアドレス。レジスタ20dに置かれ、A/Dバス1
0tlのビットO−5はキー・バッファ20cに置かれ
る。次いで、■○工Cは使用中線を上昇し、l0BUに
対しその動作を継続するように通知する。この時間中、
IOBtJtiREQBmF下降り、BCU  501
tACKB線を下降する。使用中線を検知すると、l0
BUはMSEL線を下降し、そしてこれらのバスの駆動
を停止する。MSEL線が下降した後、l0rcは使用
中線を下降し、BCU  50はl3USG線を下降し
て選択サイクルを終了する。第1データ・サイクルが開
始するのは、l0BUがそのアドレスでO/Dバス10
t3を原動する場合である。これらのバスが整定した後
、l0BUは、制御線グループ10し4のMSEL線を
上昇して、このバス・データが有効であることを指示す
る。
スレーブ制御ユニット40bはこの指令を解読する。第
13図のメモリ動作コード翻訳ユニット40cは゛IF
’指令を取出し、’Do’メモリ動作コードを発生し、
これをアドレス・レジスタ20dのバイト0に記憶する
。この段階で■○ICはこれがメモリ読取動作であるこ
とを知っているので、メモリ動作コントローラ30dは
当該動作をアダプタ・バス制御30へ引渡し、該制御が
スレーブ制御ユニット40bにデータ有効信号を与える
まで、SPDバスを維持する。後者のデータ有効信号は
、データがアダプタA/DバスIon1にあることを指
示するものである。アダプタ・バス制御30内のメモリ
動作コントローラ30dはl0IC要求線を上昇し、l
0IC許可線を待機する。コントローラ30dがl0I
C許可信号を受取る場合、これは次のサイクルのToか
らTOまでに/Sバス10n2及びアダプタA/Dバス
10n1を能動する。K/Sバス10n2は370キー
を保持し、アダプタA/Dバス10n1は第1アドレス
・レジスタ20dを保持する。アドレス・レジスタ20
dのバイトOはメモリ指令(表−3参照)であり、バイ
ト1−3は開始メモリ・アドレスである。l0IC許可
信号の後のサイクルでメモリ制御Log (第24図参
照)が指令及びアドレスを受取る場合、これはアダプタ
A/Dバス10n1からの情報を指令/アドレス・レジ
スタ60iヘゲートする。この同じサイクルの間にに/
Sパス10n2に存在するキー・データは、工/○キー
・レジスタ60fへタロツク入力される。この指令及び
アドレスに続くサイクルは、データ入力レジスタ60a
へクロック入力される最初のデータを保持する。読取動
作の場合。
任意のデータを正しいパリティを付して送ることができ
る。もし工/○キー・レジスタのビット4がゼロであれ
ば、この第2サイクルの間に、指令/アドレス・レジス
タ60i中のアドレスが370オフセツト・レジスタ6
0jへ加算される。もしビット4が1であれば、370
オフセツト値の代わりにゼロ値が使用される。加算器6
0kから得られた加算の結果はキー・スタック・アレイ
60hヘゲートされ、該アレイは要求されたメモリ・ア
ドレスに対するキー値をアドレスする。キー・スタック
の出力は、キー・データ・レジスタ60eヘゲートされ
る。かくて、キー・データ・レジスタ60g中のキー・
データは、エラー検出論理60mによって、I10キー
・レジスタ60f中のキーと比較される。もしこのキー
が受諾可能であれば、I10ステータス・レジスタ60
eヘゲートされたステータスは正常なステータスを指示
する。さもなければ、メモリ保護チエツクの指示がこの
レジスタ60f中される。エラー条件が存在しないと仮
定すると、加算器60kから得られる結果的なアドレス
はこの同じサイクルの間にメモリ・バス10fのバイト
1−3に置かれる。メモリ・バスのバイトOは、指令/
アドレス・レジスタ60i中の値で能動される。表−3
は、データ転送の各長さについて使用されるコード・ポ
イントをリストしたものである。このサイクルの間、メ
モリ指令時間(メモリ制御バスLOh上の信号の1つ)
が駆動され、同様にデータ・キャッシュへのI10要求
信号も駆動される。後者の信号は、データ・キャッシュ
に対し、当該指令及びアドレスをその論理へゲートする
ように通知する。かくて、キャッシュの探索を行って、
取出中のデータがキャッシュ内に存在するか否か、そし
て当該ライン内のデータが変更されているか否か、とい
うことを決定することができる。もしこのデータが存在
するも、これが変更されていなければ、キャッシュはこ
のデータがメモリ・カードからアクセスされることを可
能にする。しかし、もしこのデータが存在し且つ当該キ
ャッシュ・ライン内のデータが変更されておれば、デー
タ・キャッシュは当該指令時間の後のサイクルにヒツト
&変更信号をメモリ制御Logへ送る。この信号を受信
すると、メモリ制御Logはメモリ禁止信号(メモリ制
御10hの一部)を付勢する。この結果、アクセス中の
メモリ・カードはメモリ・バス10f上のそのドライバ
を禁止し、またデータ・キャッシュはデータ・キャッシ
ュ・データ・ゲート信号を受取るとき要求されたデータ
をメモリ・バスに送ることができる。メモリ・カード又
はキャッシュによってメモリ・バス10fヘゲートされ
たすべてのデータは、データ入力レジスタ60f中され
次のサイクルのToからToまでアダプタ・バス10n
lへ供給される。これに関連するメモリ読取動作のタイ
ミングについては、第28図を参照されたい。メモリ・
データ有効サイクルの間にメモリ制御バス10hに受取
られた任意のエラー・ステータスは、エラー検出論理6
0mヘゲートされ、そしてこのエラーに対応するデータ
・サイクルの間に転送するため、I10ステータス・レ
ジスタ60eへ供給される。アダプタ・データ有効信号
が8サイクルの間オンとなる場合、メモリ動作コントロ
ーラ30dはアダプタA/Dバス10n1からデータを
取出し、これを12時間に8データ・バッファ20aに
置き、そして各12時間にl0IU  10eからの読
取ステータスをステータス・バスに置く。かくて、l0
ICはすべてのデータを有するので、アダプタ・バス制
御30は当該動作を再びSPDスレーブ制御ユニット4
obへ引渡す。スレーブ制御ユニット40bは第1デー
タ・バッファ2Oa内のデータでA/Dバス10tlを
駆動し、そしてもしエラーがあれば、ステータス(第2
7図参照)でC/SバスLot2を駆動する。このバス
が整定するのを待機した後、スレーブl0ICは使用中
線を上昇する。このデータを受取った後、マスクl0B
UはMSEL線を下降する。スレーブ制御ユニット40
bは使用中線を下降し、A/Dバス10tl及びC/S
バス10L2の駆動を停止して、第1データ・サイクル
を終了する。第2ないし第7データ・サイクルが開始す
るのは、マスタl0BUがMSEL線を上昇して、これ
が他のデータについて作動可能であることを指示する場
合である。スレーブ制御ユニット40bは第2ないし第
7データ・バッファ20aからのデータでA/Dバス1
0し1を駆動し、もしエラーがあれば、ステータスでC
/Sバス10t2を駆動する。このバスが整定するのを
待機した後、スレーブl0IC(スレーブ制御ユニット
40b)は使用中線を上昇する。このデータを受信した
後、マスタ■○B tJはMSEL線を下降する。スレ
ーブ制御ユニット40bは使用中線を下降し、A/Dバ
ス10tl及びCl3 、<ス10t2の駆動を停止し
て、データ・サイクルを終了する。第8データ・サイク
ルが開始するのは、マスタl0BUがMSEL線を上昇
して、これが他のデータについて作動可能であることを
指示する場合である。スレーブ制御ユニット40bは第
8データ・バッファ20aからのデータでA / D 
/(ス10t1を原動し、終了ステータス又はエラーが
あればエラー・ステータスでC/Sバス10t2を駆動
し、そしてこれらのバスが整定するのを待機した後、使
用中線を上昇する。データを受取った後、マスタl0B
UはMSEL線を下降し、そしてO/Dバス10t3の
駆動を停止する。スレーブ制御ユニット40bは使用中
線を下降し、A/Dバス10tl及びC/Sバス10t
2の駆動を停止する。かくて、l0BUマスタはMST
線を下降して、当該動作を終了することができる。
C,6バイト書込みの読取り一変更−書込みこの命令は
、l0BU (Lop−10gの1つ)からl0IC(
10j−Ionの1つ)へのspDメモリ・書込動作で
ある。l0BUから受取られたデータはl0ICでバッ
ファされ、次いでメモリに対する読取り一変更−書込み
指令を使用してl0IU  10eへ送られる。
l0ICに対するSPD動作が開始するのは、l0BU
がBCU  50へREQB信号を送る場合である。B
CU  50はバス・ポーリングを開始するためにAC
KB線を上昇し、次いでSPDバス(Lot−Lowの
1つ)が他の動作を自由に開始することができる場合、
BUSG線を上昇する。REQB線を上昇したl0I3
Uはこのポールを捕捉し、そしてこれがBUSG信号を
検知するとき、選択サイクルを開始する。このI OB
 Uは、A/Dバス10t1、C/Sバス10t2゜0
/Dバス10t3及び第23図に示した制御線グループ
10t4のMST線を駆動する。これらのバス上のデー
タが整定した後、I OB ’Uは制御グループ10 
t 4.(7)MS E LaヲIIi動Lし、l0I
Cスレーブ制御ユニツト40bに対し、このデータが有
効であることを通知する。スレーブ制御ユニット40b
はC/Sバス10t2からの゛45′指令を解読し、O
/Dバス10し3からの00′と突合せる。A/Dバス
10t1上のデータはアドレス・レジスタ20dに置か
れ、A/Dバス10t1のビット0−5はキー・バッフ
ァ20cに置かれる。次いで、l0ICは使用中線を上
昇して、l0BUに対しその動作を継続するように通知
する。この時間の間、工○BUはREQB線を下降し、
BCU  50はACKB線を下降する。使用中信号を
検知すると、l0BUはMSEL線を下降し且つこれら
のバスの駆動を停止する。MSEL線が停止した後、l
0ICは使用中線を下降し、BCU  50はBUSG
線を下降して当該選択サイクルを終了する。第1データ
・サイクルが開始するのは、l0BUがデータで以てA
/Dバス10tlを駆動し且つそのアドレス以てO/D
バス10t3を駆動する場合である。これらのバスが整
定した後、l0BUはMSEL線を上昇してこのバス・
データが有効であることを指示する。スレーブ制御ユニ
ット40bは、A/Dバス10t1からのデータを、そ
のアドレスによってポイントされた偶数のデータ・バッ
ファ20aへ置く。もしエラーがあれば、スレーブ制御
ユニット40bはステータス(第27図)でC/Sバス
10t2を駆動し、このバスが整定するのを待機した後
、使用中線を上昇する。このl0BUはMSEL線を下
降し、A/Dバス10tlの駆動を停止する。l0IC
スレーブ制御ユニツト40bは使用中線を下降し、C/
Sバス10t2の駆動を停止して第1データ・サイクル
を終了する。これらのデータ・サイクルが進行している
間。
第13図のメモリ動作コード翻訳ユニット40cは゛4
5′指令を取出し、゛B8′メモリ動作コードを発生し
、これをアドレス・レジスタ20dのバイト0に置く。
第2データ・サイクルが開始するのは、l0BUがデー
タで以てA/Dバス10tlを駆動する場合である。こ
のバスが整定した後、l0BUはMSEL線を上昇して
このバス・データが有効であることを指示する。スレー
ブ制御ユニット40bは、A/Dバス10tlからのデ
ータを、このアドレスによってポイントされた奇数デー
タ・バッファ20aに置く。かくて、工○ICはすべて
のデータを有するので、スレーブ制御ユニット40bは
当該動作をアダプタ・バス制御30へ引渡し、そして該
制御がスレーブ制御ユニット40bへ最終ステータスを
与えるまで。
SPDバスを維持する。アダプタ・バス制御3゜のメモ
リ動作コントローラ30dはl0IC要求線を上昇し、
次いでl0IC許可信号を待機する。
コントローラ30dがl0IC許可信号を受取る場合、
これは次のサイクルのToからToまでに/Sバス10
n2及びアダプタA/DバスIon1を駆動する。K/
Sバス10n2は370キーを保持し、アダプタA/D
バス10n1は第1アドレス・レジスタ20dを保持す
る。アドレス・レジスタ20dのバイトOはメモリ指令
(表−3参照)であり、バイト1−3は開始メモリ・ア
ドレスである。コントローラ30dは、次の2データ・
サイクルの間のToからToまで、2つのデータ・バッ
ファ20aをアダプタA/Dバス10n1に置く。メモ
リ制御Log (第24図参照)がl0IC許可信号の
後のサイクルで指令及びアドレスを受取る場合、これは
A/Dバス10n1からの情報を指令/アドレス・レジ
スタへゲートする。この同じサイクルの間にに/Sバス
に存在するキー・データは、I10キー・レジスタへク
ロック入力される。指令及びアドレスの後のサイクルは
、アダプタA/Dバス10nlを介して送られ且つデー
タ入力レジスタ60aへタロツク入力された第1データ
を保持する。もし丁10キー・レジスタのビット4がゼ
ロであれば、これと同じ第2サイクルの間に、指令/ア
ドレス・レジスタ60i内のアドレスが370オフセツ
ト・レジスタ60jへ加算される。もしビット4が1で
あれば、370オフセツト値の代わりにゼロ値が使用さ
れる。加算器60kから得られる加算の結果はキー・ス
タック・アレイ60hヘゲートされ、該アレイは要求さ
れたメモリ・アドレスに対するキー値をアドレスする。
キー・スタックの出力は。
キー・データ・レジスタ60gヘゲートされる。
かくて、キー・データ・レジスタ60g内のキー・デー
タは、エラー検出論理60mによって、I10キー・レ
ジスタ60f内のキーと比較される。
もしこのキーが受諾可能であれば、I10ステータス・
レジスタ60eヘゲートされたステータスは、正常なス
テータスを指示する。さもなければ、メモリ保護チエツ
クの指示がこのレジスタ60i内される。第2データ・
サイクルでは、データ入力レジスタ60a内のデータが
データ出力レジスタへクロック入力されるのに対し、ア
ダプタ・バス10n1からのデータはデータ入力レジス
タヘクロック入力される。エラー条件が存在しないと仮
定すると、加算器60kからの結果的なアドレスは、こ
の同じサイクルの間に、メモリ・バス10fのバイト1
−3に置かれる。メモリ・バスのバイト0は、値X″F
8’で駆動される。これは2ステツプの読取−変更−書
込みメモリ動作の第1サイクル指令である。このサイク
ルの間メモリ指令時間(メモリ制御バス10h上の信号
の1つ)が活区動され、データ・キャッシュへのI10
要求信号も駆動される。後者の信号は、データ・キャッ
シュに対し、指令及びアドレスをその論理へゲートする
ように通知する。こうすることにより。
キャッシュの探索を行って、キャッシュ内に更新中のデ
ータが存在するか否か、また当該ライン内のデータが変
更されているか否か、ということを決定することができ
る。もしデータが存在すると、これが変更されていなけ
れば、キャッシュはこのライン・データを無効化し、メ
モリ動作がメモリ・カード内で行われることを可能にす
る。しかし、もしデータが存在し且つ当該ライン内のデ
ータが変更されておれば、データ・キャッシュは、この
指令の後の2サイクルに受取られるデータを使用して指
定されたキャッシュ・ライン内の適当なデータを修正す
る。メモリ制御Logによって送られる情報は、データ
出力レジスタ60bからゲートされる。メモリ制御Lo
gによって送られる第2データ・サイクルの情報は、デ
ータ入力レジスタ60aからゲートされる。これらの2
つのデータ・サイクルは、メモリ・カードへクロック入
力されない。この間、選択されたメモリ・カードは、指
令サイクル中にバイト1−3に与えられたアドレスによ
ってアドレスされたメモリ位置をアクセスしている。3
つのアクセス・サイクルが経過した後、このメモリ・カ
ードはメモリ・データ有効信号を送り、当該アクセスが
終了したことを指示する。2ワードのデータはそのデー
タ・レジスタにあるから、このメモリ・カードは今や2
サイクルの読取り一変更−書込みメモリ動作のうちの書
込み部分を受諾することができる。メモリ・データ有効
信号を受信した後のサイクルは、メモリ制御に対し、メ
モリ指令時間を再び送り且つアドレスをメモリ・バス1
0fのバイト1−3に再びゲートするように通知する。
かくて、バイトOはX゛B8′b アドレス・レジスタ60i内にある。この指令の後の次
の2サイクルは、データ出力レジスタ60b内の第1デ
ータを保持し、続いてデータ入力レジスタ60a内のデ
ータを保持する。データをメモリ・カードへ転送した後
の各サイクルでは、入力バリティ線はエラーが検出され
たか否かを指示し、もしこれが活勢であれば、エラー検
出論理60mヘゲートされ、次いでI10ステータス・
レジスタ60eへ供給される。第2データ・サイクルの
後、第11図のメモリ動作コントローラ30dは工○I
U  foeからのデータ有効信号を待機し、次いでl
0IU  10eからステータス・バス上の最終的な書
込みステータスを得るために4サイクルをカウントする
。スレーブ制御ユニット40bはアダプタ・バス制御3
0からこの最終ステータスを受取り、終了ステータスを
C/Sバス10t2に置く。このバスが整定するのを待
(幾した後、スレーブ制御ユニット40bは使用中線を
上昇して、マスク制御ユニット40aに対し、l0IC
内のメモリ書込動作が完了したことを通知する。l0B
UはMSEL線を下降し、次いでA/Dバス10t1及
びO/Dバス1ot3の原動を停止する。スレーブl0
IC(スレーブ制御ユニット40b)がこのMSEL線
の下降を検知する場合、これは使用中線を下降し、C/
Sバス10L2の駆動を停止する。かくて、l0BUマ
スタ制御ユニツト40aは、MST線を下降して当該動
作を終了することができる。
El、0 計算機システム 本発明を組込んだ計算機システムの構成を第1図に示す
。この計算機システムは、複数の記憶位置にデータを記
憶するランダム・アクセス・メモリ100及び該メモリ
100に接続されたメモリ制御装置102を含む。メモ
リ制御装置102はアダプタ・バス104に接続され、
アダプタ・バス104から受取ったDMA要求に応答し
てDMA読取り/書込み動作を実行する。またメモリ制
御装置102は、各メモリ動作が首尾よく完了したかど
うかを示すステータス信号をアダプタ・バス104に出
す。
第1図のシステムは、アダプタ・バス104の他に複数
のSPDバス106.108及び110も含む。各SP
Dバスには複数の入出カプロセッサHop)が接続され
ている。各SPDバスとアダプタ・バスの間に接続され
ているのが入出力インターフェース制御装置(IOIC
)112゜114及び116である。l0ICは、アダ
プタ・バス104と関連するSPDバスとの間でデータ
及び制御情報を転送するために、アダプタ・バス104
のアクセスを要求する。
l0IC112(7)ところに示すように、l0ICは
関連するSPDバスに接続された工○Pからの要求に係
るDMAメモリ動作を実行する複数の共用DMA機構(
サーバ)を含む。各DMA機構は、メモリ制御装置10
2と特定のIOPとの間を転送されるデータ及び制御情
報を記憶するためのバッファ118と、バッファ118
.アダプタ・バス104及び関連するSPDバスに接続
されたバス・インターフェース制御部120とを含む。
バス・インターフェース制御部120は、バッファ11
8とメモリ制御装置102との間でアダプタ・バス10
4を介して、及びバッファ118とIOPとの間で関連
するSPDバスを介して、データ及び制御情報を独立に
転送するためのものである。このようbこして、DMA
動作が特定のIOPにより開始された後のメモリ待ち時
間の間、関連するSPDパスはそれに接続された他の工
○Pによる利用に備えて解放される。
各l0ICに設けられる複数の共用DMA機構は並列に
接続されている。各DMA機構は、関連するSPDバス
に接続されたIOPからのDMA動作要求を実現するよ
う働く。従って、成るl0ICにあるそれぞれのDMA
機構はそれぞれ異なったIOPに対して同時にサービス
を提供することができる。成るIOPから関連するl0
ICにDMA初期設定ユニット動作メツセージが送られ
ると、当該メモリ動作に対して特定の共用DMA機構が
割振られる。l0ICは、特定のDMA機構を使用可能
にすると、当該要求に答えるために調停を行い、バス・
マスクになる。工○ICは、このメモリ動作を開始した
工○Pを、そのDMAポート番号を持ったバス・スレー
ブとして選択する。l0ICがこのDMAポート番号を
選択する度に、必要なパケット転送のための制御情報が
送られるが、アドレスがSPDバスへ供給されることは
ない。
El、1 システム動作 第41図は、IOPからl0IC/BCUへのDMA初
期設定ユニット動作メツセージの転送から始まる完全な
りMA動作の流れを示している。
図中の星印*は、l0IC/BCU及びIOPの何れも
がDMA動作を終了させられる(例えば、IOPからl
0ICへ停止コードを送ることによって)ことを示す。
このような終了がなければ、要求されたすべてのデータ
・パケットを転送した後、プロセスは終了する。−旦終
了すると、IOPは共用DMA機構の別振りを要求する
ために別のDMA初期設定ユニット動作メツセージを工
○ICに送らなければならない。
第42a図はSPDバスを有する従来の計算機システム
の読取り動作におけるメモリ待ち時間を示し、第42b
図は同じく書込み動作におけるメモリ待ち時間を示す。
前述のように、本発明は。
読取り待ち時間又は書込み待ち時間の間SPDバスを解
放することによって、メモリ待ち時間の問題を解決する
DMA指令を開始するのに必要なりMA初期設定ユニッ
ト動作メツセージを第43図に示す。このメツセージの
フォーマットは1つの選択サイクル及び2つの固定デー
タ・サイクルから成る。このメツセージは、動作タイプ
(読取り/書込み)、DMAポート番号、アドレス、保
護キー、システム補助メモリ・ビット(セットされてい
ると、私用メモリのアクセスを表わす)、付加的なシス
テム検査ビット及び転送バイト・カウントを含む。
第43図から分るように、DMA初期設定ユニット動作
メツセージは12バイトの情報から成り、l0P(要求
元)からSPDアドレス/データ・バスを介してIOI
C(DMA機構すなわちサーバ)へ送られる6動作を開
始したIOPは5ビツトのSPDオリジン/宛先バスに
より識別される。
DMA機構による制御及びSPDバスの解放を可能にす
るには次の情報が必要である。
(1)リモートDMA動作のタイプ(2ビツト必要) (2)IOPポート番号(8ビツト、これより多くても
少なくてもよい) (3)最大データ・パケット・サイズ(3ビツト。
これより多くても少なくてもよい) (4)DMAバイト・カウント(16ビツト。これより
多くても少なくてもよい) (5)ホスト計算機メモリ・アドレス(32ビツト。こ
れより多くても少なくてもよい)特定のホスト・システ
ム(IBM370XA計算機)にのみ関係する情報とし
て次のものがある。
(1)補助メモリ選択(1ビツト) (2)アドレス限界モード検査制御(2ビツト)(3)
記憶保護キー(4ビツト) 上の3つはすべてのシステム・アーキテクチャ或いはア
プリケーションで要求されるわけではない。
DMA初期設定ユニット動作メツセージの内容を変える
ことによって、共用DMA機構の動作を適応化或いは改
善することができる。具体的に云うと、工○Pからl0
ICへ送る12バイ1−が例えば次のように再定義され
る。
(1)ホスト計算機メモリ・アドレスを拡張する。
(2)最大パケット・サイズを大きくする。
(3)既存のSPDバス優先順位信号の範囲を超えた動
作優先順位(緊急)を知らせるビットを定義する。
各種バスにおけるリモート読取りバス動作サイクルを第
44a〜44c図に示す。第44a図はA/D (アド
レス/データ)バスの動作サイクルを示し、第44b図
はC/S (指令/ステータス)バスの動作サイクルを
示し、−第44c図は○/D(オリジン/宛先)バスの
動作サイクルを示している。前述のように、メモリ動作
が終了すると、l0ICはその共用DMA機構を別のI
OPに割振るべく解放される。最初のデータ・サイクル
で、IOPは転送可能な別のパケットを持っているかど
うかを、C/Sバスを介してl0ICに知らせることが
できる。もしIOPが別のパケットを持っていなければ
、第44b図に示すように、IOPはDMA動作を終了
させることができる。メモリ動作を進めて別のパケット
を転送できるのは、IOP及びl0ICの両方が続行に
同意した場合だけである。リモート読取り動作のバス・
プロトコルは、IOPがデータをA/Dバスに置き且つ
作動可能タグ(RDY)で有効性を示すことを除くと、
リモート書込み動作のものと同様である。
A/Dバス、C/Sバス及びO/Dバスにおけるリモー
ト書込み動作サイクルをそれぞれ第45a〜45c図に
示す。C/Sバスは、最初のバス・サイクルではリモー
1へ書込み指令を含み、後続のサイクルではIOPから
のステータスを含む。A/Dバスは1選択サイクルでは
IOP  DMAポート番号(このDMA動作に関連す
るDMAポート)、DMA終了及びステータス情報を含
み、後続のバス・サイクルではl0ICからのデータを
含む。○/Dバスは、最初のサイクルではIOPアドレ
スを含み、後続のサイクルではl0IC(BCU)アド
レスを含む、これはl0ICにより駆動される。
最初のバス(選択)サイクルでl0ICからIOPへ送
られるステータスは、当該動作に関連するDMAポート
番号、DMA終了、無効メモリ・アドレス(私用又はシ
ステム)、記憶保護違反、無効パケット・サイズ指定、
及びメモリ・エラー(FCC等)である。パケット・ス
テータスの転送に関連して、l0ICは、DMA動作を
終了させようとしているのか、又は割振られたIOPD
MAポート番号を用いて続行しようとしているのかをI
OPに知らせることもできる。動作を終了させると、工
○ICは共用DMA機構を別の工OPへ自由に割振れる
IOPからC/Sバスへ出されるステータスは、データ
終了(パケット転送完了)、無効指令、バッファ使用可
能(IOICは次のパケットをブリフェッチできる)、
及びDMA終了である。最初のデータ・サイクルで、I
OPは転送可能な別のパケットを持っているかどうかを
、C/Sバスを介してl0ICに知らせることができる
。もしIOPが別のパケットを持っていなければ、C/
SバスにrDMA終了」メツセージを出すことにより、
IOPはDMA動作を終らせることができる。
E2.Ol0ICの共用DMA機構 本発明に従う共用DMA機構及びSPDバスをサポート
するための他のハードウェア機構を有するl0ICない
しバス制御ユニット(ECU)の構成を第46図に示す
。共用DMA機構は、IOPと共になって、ECU及び
工○PによるDMA動作の共同処理を可能にするバッフ
ァ及び制御部を含む。これらのバッファ及び制御部によ
り、BCUは、リモート読取り(バス指令x ’9D’
 )、リモート書込み(バス指令x ’DD’ )及び
DMA初期設定ユニット動作(バス指令x ’DE’ 
)といったメモリ動作をサポートすることができる。
これらのバッファ及び制御部は■○Pメモリ要求(リモ
ート読取り又はリモート書込み)をバッファし、BCU
がIOPについてのデータ及びステータスを有するよう
になるまでIOPがSPDバスを解放できるようにする
。これにより、バスのスループットが高くなる。
E2.1 バッファ機構の説明 IOPが転送データを持っており且つバス・マスクとし
てバスの使用枚を獲得すると、IOPはDMA初期設定
ユニット動作(バス指令X ’DE’)をBCUへ送る
。バス・スレーブであるBCUの解読論理200はバス
動作(x ’DE’ )を解読し、データ・サイクル1
及びデータ・サイクル2の内容をバッファ機構202へ
向ける。バッファ機構202はECUにおける完全な1
組のレジスタ及びデータ・アレイから成り、少なくとも
1つのデータ・パケットをバッファし且つIOPと共に
全DMA動作を完了させるのに十分なものである。バッ
ファ機構は、−旦IOPメモリ要求に割当てられると、
あとで切離されるまで、要求元10Pのための共用DM
A機構として働く。
DMA動作が完了するまでに、1つ又は複数のパケット
がSPDバス上を転送される。l0ICは。
ホスト・メモリを1回アクセスしてデータをIOPへ転
送するか、又はホスト・メモリを複数回アクセスしてデ
ータを複数回IOPへ転送する(ただし、パケットとパ
ケットの間ではSPDバスを解放する)のに必要な論理
を有する。ホスト・メモリ時間をSPDバスから分離し
ておけば、例えば3レベル(L L/L 2/L 3)
の階層構成でホスト・メモリ時間が増加した場合、I1
0バス・スループットを上げることができる。1つのバ
ッファ機構のレジスタ及びアレイを第47図に示す。
各バッファからの状態情報はバッファ機構制御部204
へ供給される。この制御部204は各バッファ機構を個
々に及び全体的に制御する。制御部204の論理は次の
ような機能を提供する。
DMA初期設定ユニット動作メツセージがECUに受は
入れられると、DMA動作のために1つのバッファを割
振る。
各機構からの制御情報を使用し、何時SPDバスについ
ての要求を行うかを決定する。
もし2以上の機構が作動可能であれば、バス・アービタ
206によって占有枚を与えられた場合にどの機構が次
のバス・マスクになるかを決定する。
1以上のパケットが要求されている場合に、転送すべき
「合計」バイト、ホスト・アドレス及び各バス・トラン
ザクションで転送される「実」バイトが正確に反映され
るように、何時機構を更新するかを決定する。
各機構からの制御情報を使用して、何時メモリ制御ユニ
ット(SCU)208のサービスが必要になるかを決定
し、もし2以上の機構が作動可能であれば、各l0IC
において何かを選択する。
要求を出しているIOPの数が使用可能なバッファ機構
の数よりも多い場合は、切離すべき機構を選択すること
ができる。
E2.2  DMA初期設定ユニット動作DMA初期設
定ユニット動作メツセージの処理は、バッファ機構制御
部204の一部である第48図の論理で次のように実行
される。なお、本実施例ではそれぞれのバッファ機構を
FACO−FACnで示すことにする。
(1)各バッファ機構からの使用中信号が検査される。
もしすべてのバッファ機構が使用中であれば、x ’D
E’のユニット動作を要求したIOPに「作動不可」ス
テータスが戻される。この時BCUはIOPの要求に答
えられず、IOPは再び要求を出す必要がある。
(2)使用可能な機構があれば、使用中の機構からのI
OPボート番号とDMA初期設定動作における入力IO
Pボート番号とが比較される。もし一致が生じると、「
ポート番号重複」ステータスがIOPに戻される。これ
は、システムにハードウェア・エラー又はマイクロコー
ド・エラーが生じていることを示す。
(3)上述の何れもが生じなければ、要求されたDMA
初期設定動作に対して次の使用可能な機構が割振られる
。割振られたバッファにDMAパラメータをゲートする
ため、rDMAデータFACOゲート」からrDMAデ
ータFACnゲート」までのゲート信号のうちの1つが
活動化される。
例えば、バッファ機構FACOが選択された場合には、
DMA初期設定動作からの情報をFACOのレジスタヘ
ゲートするため、rDMAデータFACOゲート」が活
動化される。ゲートされる情報は以下のものである。(
)内の数字はビット数を表わす。
一■○Pポート番号(8) −リモート書込み(1) 一パケット・サイズ(8) 一ホスト・アドレス(31) 一キー(4) 一補助ビット(1) 一眼界ビット(2) 一合計バイト数(16) これが完了すると、DMA初期設定バス・サイクルは終
り、良好バス・ステータスがIOPに戻される(バスは
使用可能)。
上記のDMA初期設定ユニット動作フォーマットは、シ
ステム・アドレッシングを31ピッ1−に増すことによ
ってシステム・アドレスを拡張し、ユニット動作は、既
存のSPDバスに余分のI10ピンを追加することなく
、記憶保護キー、補助メモリ・アドレッシング及び限界
検査を含む。
E2.3 バッファ・シーケンス状態制御ECUがDM
S動作のパラメータを選択された機構に供給した後、メ
モリ要求(リモート読取り又はリモート書込み)に基い
てバスを介するパケット転送を完了させるべく一連の動
作が開始される。動作がリモート読取りであれば、BC
Uは、IOPからパケットを得るためにSPDバスを要
求し、バスを解放しくこれはバスのスループッ1−を上
げる)、パケットをホスト・メモリに“δ込み、そして
再びSPDバスを要求して(選択サイクルで)IOPに
メモリ・ステータスを戻す。これで1つのパケット転送
が完了する。別のパケットがIOPで使用可能であり且
つECUが続行を許すと、この別のパケットが転送され
る。このシーケンスは、全DMA動作が完了するまで繰
返される。
第53 a図はこの様子を示している。最初のパケット
(SPDL)のステータスは、次のパケット(SPD2
)の選択サイクルになるまで、I OI)には戻されな
い。またもしB CUがその連鎖された動作を続けるの
であれば、パケット(SPD2)のデータ・サイクルは
c2のところで完了し、このパケットからのステータス
が5PD3の選択サイクルで戻される(以下同様)。
各バッファ機構はこれらのシーケンスを制御する1組の
状態を有する8例えば、FAC使用中状態は機構が使用
中かどうかを示す。この状態がオフ(使用可)であれば
、他のすべての状態及びレジスタ情報は有効ではない。
FAC使用中状態、「リモート書込み」ビット及びシー
ケンス制御状態(r、s及びt、u)は、所与のDMA
動作の各段階についての必要な動作を指示する。DMA
初期設定ユニット動作に続くリモート書込み及びリモー
ト読取りの詳細な制御シーケンスを下記の表−6及び表
−7にそれぞれ示す。
上表中の状態を表わすアルファベットの意味は次の通り
である。
B−バッファ機構の使用中状態 W−リモート書込み r、5−3PDバス要求シーケンス制御状態。
機構が何時SPDバスのサービスを要求するかを制御す
る。
t + u  S CU要求シーケンス制御状態。機構
が何時SCUメモリ・サービスを要求するかを制御する
x−SPDバス転送又はSCU転送の「実パケット・サ
イズ(バイト)」を決定する時にオンにセットされる。
BCUは、DMA初期設定ユニット動作でIOPから与
えられたアドレス、DMA転送カウント(1〜64にバ
イト)及びパケット・サイズに基いて、各バス・サイク
ルで転送される実際のバイト数を計算しなければならな
い。
各バス転送で使用される実バイトは第51図の回路で決
定される。ホス1−・アドレスはパケット(pp)境界
上にあるかどうかを検査される9パゲツト(P P) 
・サイズは、異なったIOPからのDMA初期設定ユニ
ット動作毎に変わることがある。与えられた値はパケッ
ト境界検査(アドレスがPP境界にあるかどうか)に使
用される。工○ICは、4.8.16・・・256バイ
トの範囲のパケット・サイズを受入れることができる。
「合計バイト」はPPサイズと比較され、その結果は、
合計バイトがPPサイズ以上の場合(合計サイズ≧PP
)と1合計バイトがPPサイズよりも小さい場合(合計
バイト<P P)とに分けられる。
下記の表8における左側の3列は、上述のパケット境界
検査及び比較の様子を示している。最初及び3番目の場
合、合計バイト・カウントが「実パケット(PP)J 
レジスタにゲートされる。こわは、SPDバス上を又は
ホスト・メモリから転送されるバイトを表わす。2番目
の場合、PPサイズ・カウントが[実パケット(PP)
Jレジスタにゲートされる。これは、SPDバス上を又
はホスト・メモリから転送されるバイトを表わす。
4番目及び5番目の場合、ホスト・アドレスはパケット
境界上にない。アドレス・レジスタにあるビットのうち
ゼロかどうかを検査されるアドレス・ビットの数は、D
MA初期設定ユニット動作で与えられたパケット・サイ
ズによって決まる。例えば、パケット・サイズが64バ
イトであったなら、アドレス・ビット26〜31がゼロ
検査の対象になる。もしゼロでなければ、その相補値が
転送バイト・カウントとして使用される。すなわち、ア
ドレス・ビット26〜31の相補値が「実パケット(P
P)J レジスタにゲートされ、SPDバス上を転送さ
れるバイトの数を示す。これは表−8において「Ll」
で表わされている。
表−8 この論理には2つの段階がある。最初の段階は、所与の
SCU転送又はSPDバス転送における転送バイトを決
定するだけでよいが、第2の段階は、BCU及びIOP
がD M A動作の連鎖を決めた場合に、ホスト・アド
レス及びDMAバイト・カウントを更新して、その更新
値を用いて次の転送パケットを決定する必要がある。こ
の論理の最初の段階は、表−6に示したリモート書込み
のケース2で必要とされ、第2の段階はケース9で必要
とされる。リモート書込みの場合、連鎖が決まると。
BCUは再びSPDバスに接続する前に、その共用DM
A機構を用いて次のパケットをブリフェッチする。これ
によりバス時間が減少し、従って帯域幅が増える。リモ
ート読取りの場合、前バケツ1〜・ステータス及び現パ
ケットが同じバス動作で転送されるので、スループット
が上がる。
E2.4  SPDバス上の次のECU (DMA)マ
スク 成る機構がその異なった段階を経て活動している時にS
PDバスが必要になると、当該機構に対して制御変数r
、sが“10″状態にセットされる。これは、表−7の
リモート読取りにおけるケース4及びケースCとして示
されている。第49図に示すように、各機構のr、sが
It 10 I+状態にあるかどうかを示す線はOR結
合されて、SPDバスに対する単一の要求線(REQB
)になっている。各機構からのFAC使用中、r、s、
t。
U及びリモート書込みを示す信号はバッファ機構制御部
204へ供給される。バッファ機構制御部204は、こ
れらの情報に基いて、バス・アービタ206によりSP
Dバスの使用が許された時にSPDバス・マスタになる
次の機構を選択する。
その時、バス・マスクとして使用されるバッファをゲー
トするための信号(FACOバス・マスタ〜FACnバ
ス・マスタ)が活動化される。
バス・マスクの選択は、BCU待ち行列に保持されてい
た時間(古いもの程優先順位が高い)、及びメモリ要求
のタイプ(リモート書込み又はリモート読取り)に基い
て行われる。リモート読取りでIOPからパケットを得
るための初期バス動作(シーケンス・マシンし、u=L
L  O11対゛′1″で見分ける)を除き、選択され
た機構はIOPへのパケット転送を完了したか、又は完
了しかけている。選択された機構は切離しの候補にもな
り得る。すなわち、BCUは別のIOPによる使用に備
えてこのバッファ機構を解放し得る。バッファを工○I
Cから切離すための信号(D I S C)は、すべて
の機構が使用中で且つIPLの間にセットされたIPL
初期設定トリガが切雑しの希望を示している場合にのみ
発生される。ECUによる切離しは、それによってパフ
ォーマンスを上げようとするシステムの規模に基いて、
IPL毎に行われたり5行われなかったりする。この信
号は、A/Dバス上の選択サイクルの一部としてセット
される。動作がリモート書込みであれば、ECUからの
パケットが転送された(バス完了)後、それによって共
用DMA機構が解放される。リモート読取りの場合、バ
ス動作は、選択サイクル後BCUがどのようなデータも
転送することなく前パケット・ステータスを戻した時に
終る。
ECUによる切離しが望ましくなければ、IOPだけが
、BCUの速度と同期をとれなかった時に共用DMA機
構から切離すようにすることも可能である。これは、従
来のシステムよりもハードウェアの融通性を増し、パフ
ォーマンスを上げる。
E2.5  SPDバス調停(アービトレーション)及
びバッファ管理 バッファ資源の管理を助けるためSPDバス・アービタ
を使用する。SPDバスはバス要求線の他に3本の線を
含み、4レベルのバス要求優先順位を実現している。優
先順位は次のように割当てられる。
張」け1立        途−一二脂00    重
要な要求(例えばCCV/IDAW/データ要求) 01   通常のユニット動作(I10開始)メツセー
ジ、応答 10   通常のユニット動作(メツセージ)11  
  DMA初期設定動作 すべてのバッファが使用中であれば、それを示す信号が
別にバス・アービタ206(第46図)へ送られ、もし
バス要求があると、バス・アービタ206は優先順位線
を調べる。優先順位がパ01”又は“10″であれば、
バス・アービタ206はバス要求を普通に処理するが、
優先順位が1100 I+又は“11″の要求であれば
、バス・アービタ206は調停を禁止し、バッファがS
PDバス・サイクルの実行に使えるようになるまで待つ
上述のバス管理アルゴリズムによれば、l0ICバツフ
アは、作動不可ステータスを戻すためのバス・サイクル
を実行することなく、BCUの待ち行列に要求が入って
いるIOPに対して迅速にサービスすることができる。
バッファは別の工○Pによる使用に備えて解放され得る
E2.6  SCUサービスのための次の機構メモリ・
サービスのための論理(第50図)は。
SCUサービスの要求を示す制御状態t、u=LL 1
0 I+について各機構を走査する。各l0IC内では
、これらのt、u=“10″状態はOR結合されて単一
のサービス要求線になっており、またどのl0ICがS
CUに対する次の要求元になるかを決める共通機能があ
る。この共通機能は。
メモリをI10サービスに使用できる時に、メモリ要求
実行のための所定のバッファ(すなわち共用DMA機構
)を既に持っているl0ICに「受諾」を知らせる。
E3.OIOP共用DMA機構 共用DMA機構のIOP部分を第52図に示す。
IOPは工/○動作に必要な他の部分(I10装置への
インターフェース等)も含んでいるが、それらは本発明
の理解に必要ないので、以下ではこの機構だけを説明す
る。図示の機構はSPDバスに接続されたツイン・バッ
ファないしピンポン・バッファAO及びA1を含む。こ
れはIOPメモリへのバスも持っており、また工/○装
置バスに直接接続することも可能である。この対になっ
たピンポン・バッファは、共用D M A動作でBCU
に接続される場合に、1つの共用IOPボートの論理部
分を構成する。ピンポン・バッファは、丁○PをSPD
バスから切離すことが必要になる前に、共用DMA動作
で少なくとも2回のパケット転送を可能にする。
IOPは、I10動作を開始する命令をホストから通常
のメツセージで受取る。この通常メツセージに含まれる
情報はIOPによりDMA初期設定ユニット動作メツセ
ージに変換される。TOPは、最初のDMA初期設定ユ
ニット動作メツセージをBCUへ送る前に、ピンポン・
バッファの書込みを行う。リモート読取りの場合、工○
PはLO及びLlで必要なバイト数を決定し、AO及び
A1をデータで満たす。リモート書込みの場合、IOP
はDMA初期設定ユニット動作を開始する前に長さフィ
ールドLO及びLlを決定する。リモート読取りでその
後切離しなしにデータ転送を続けるためには、BCUが
IOPを再びDMAスレーブとして選択する前に、これ
らのバッファを新しいデータで満たすことが重要である
。リモート書込みの場合は、これと反対に、BCUがI
OPを再びDMAスレーブとして選択する前に、データ
を(IOPメモリ又は装置へ)取り出すことが重要であ
る。
10Pメモリと装置の速度差のため、IOPはBCUに
よって選択された時に必要なバッファを一杯に保つこと
ができなければ、バスから切離すための機構を有する。
切離し点のところからのDMA初期設定ユニット動作メ
ツセージによる再始動はIOPによってなされる。DM
A初期設定ユニット動作及び切離し技術を用いることに
より、システム・アドレッシング(キー、補助メモリ等
を含む)を拡張すること、及びI10バス帯域幅を拡げ
ることが可能になる。
これらの動作のタイミングを第53a〜53c図に示す
。図において、5PDI、5PD2等はパケット1.パ
ケット2等の始まりを表わし、C1,02等はパケット
1、パケット2等の完了を表わし、2重の点線は、SP
Dバスに関係しない時間を表わす。IOPが単一IOP
ポートについてこれらのバッファを満たす時間(例えば
リモート読取りにおいては、clから5PD3パケツト
までの時間)はSPDバス時間には含まれず、従ってバ
ス帯域幅を拡げることができる。I10装置又はメモ4
ノの速度との非同期のため、IOPが必要なバッファを
一杯に保つことができなければ、別のIOPがBCU共
用DMA機構を使用できるようにするため、IOPはS
PDバスからの切離しを行う。IOPは、切離し点から
再開できるように、−組のホスト・アドレス及び合計バ
イト値を保持する。リモート書込みの例は、BCU及び
IOPメモリとインターフェースするピンポン・バッフ
ァを設けた理由を明らかにしている。ECUが最初のパ
ケットを転送すべくIOPを選択した時、IOPはDM
A動作を維持できるかどうかを、選択サイクルに続いて
、すなわち遅くとも最後のデータ・サイクルまでの任意
のデータ・サイクルでBCUに知らせなければならない
。BCUからの最初のパケットを受入れるのにAOが使
用されているので、連鎖動作を維持するには別のパケッ
ト・バッファ(A1)が必要である(第53C図のリモ
ート書込みの場合、clの前まで)。
別の例として、工OPは、(Alへ)転送されている2
番目のパケットの最終データ・サイクル(第53図に0
2として示されている)までにAOにあるデータをIO
Pメモリ(又は工/○装置)に置く必要がある。さもな
ければ、IOPはSPDバスからの切離しを行わねばな
らない。
E3.I  IOP共用DMA機構及び制御BCUへ送
られ、工○Pに保持されるDMA初期設定ユニット動作
情報は次のものを含む。
IOPポート リモート書込み パケット・サイズ ホスト・アドレス キー 補助ビット 限界ビット 合計バイト IOPは、次のDMAバス・スレーブとして選択される
ことを見越して、ECUと同時にホスト・アドレス、合
計バイト及び転送パイ1〜を更新する。
ECUがIOP及びこのボートを選択した時(IOPは
2以上のDMAポートを持っていることがある)、これ
らの値はBCUで計算された値と一致しでいなければな
らない。BCUは(A/Dバス上の選択サイクルで示さ
れた)このパケット転送に対する転送バイトを指示する
。これは、IOPで決定された転送バイトと一致してい
なければならない。DMA動作を完了するのに必要なホ
スト・アドレス及び残余合計バイトはIOPとECUの
間を転送されない。それらはバス動作の完了時に更新さ
れ、転送されたバイトの数を示す。BCU又はIOPが
切離しを決めた場合、その時点までIOP及びBCUに
保持されているこれらの値は、IOPから与えられるD
MA初期設定ユニット動作メツセージでDMA動作を再
開する時に使用される。
AOバッファ及びA1バッファは、BCUへ転送するバ
イトの数を示すLOフィールド及びL1フィールドを有
する。次にSPDバスを使用するのがどちらのバッファ
であっても、その長さフィールド(LO又はLl)は、
B CU 4.:よりDMAバス・スレーブとして選択
された時に、転送すべきバイトの数を含む。長さフィー
ルドの値は、ノ(入動作の開始時に1バイト機構300
に置かれる。
■バイ8機構300の値は、ECUが再びデータを転送
するためにこのポートを選択するまで変化しない。リモ
ート読取りの場合、転送された)(ケートについてのホ
スト・メモリ・ステータス11次のパケット・サイクル
までは戻されない。IOPは、BCUがホスト・メモリ
の異常ステータス(アドレッシング、記憶保護等)を示
した場合に、■バイ8機構300を用いることによって
、アドレス及びDMAバイト・カウントを再構成するこ
とができる。
どちらのバッファ(AO又はAl)が次にSPDバスを
使用するかは次ポインタによって示される(第53b図
参照)。このポインタは、IOPがDMAバス・スレー
ブとしてBCUにより選択される前にバッファを指示し
、第53b図に示すようにバス・サイクルの完了に伴っ
て更新される。
このポインタは、LO/AO又はLL/AIに関連する
有効状態と共に、バッファがバス動作の要求に答えるこ
とができるかどうかを決定する。LOフィールド及びL
1フィールドはDMA動作の開始時にマイクロコードに
よってセットされる。
BCUが動作を受入れた後は、後続の値はマイクロコー
ドの助けなしに、更新されたホスト・アドレス及び合計
バイトから得られる。リモート読取りの場合、長さフィ
ールド(LO又はLL)は、SPDバス・サイクルの完
了時に(バッファを再び自由に使用できる)もし必要で
あれば、新しい値で更新される。リモート書込みの場合
、このフィールド(LO又はLl)は、バッファ中のデ
ータがIOPメモリ又はI10装置に書込まれた時に(
バッファを再び自由に使用できる)もし必要であれば、
新しい値で更新される。次ポインタの値、AOlAl、
LO及びLlの状態(有効)、並びに共用DMAポート
に対するそれらの関係を次に示す。
BCUがこのポートを選択し、次ポインタがL1/A1
を示していた場合− A、動作はリモート読取り LL=有効。−このフィールドは有効な値で更新されて
いる。
A1=有効。−IOPメモリ又はI10装置からし1バ
イトのデータが取出されて、バッファに書込まれている
DMA連鎖動作を続けるには両方の条件を満たしていな
ければならない。BCUがこのポートを選択した時に何
れかの条件が満たされていないと、IOPをSPDバス
から切離して、条件が満たされた時にDMA初期設定ユ
ニット動作により再始動しなければならない。
B、動作はリモート書込み LL=有効。−このフィールドは有効な値で更新されて
いる。
A1=有効でない(空)。−データ内容がIOPメモリ
に書込まれたか、又はバッファが初期設定された。
ECUがこのポートを選択した時には両方の条件を満た
していなければならない。さもないと。
IOPとSPDバスから切離して、条件が満たされた時
にDMA初期設定ユニット動作により再始動しなければ
ならない。
E3.2 制御状態に影響を及ぼす条件IOP共用DM
A機構の制御でキーとなる条件は、SPDバスにおける
事象及び転送である。これらの条件、並びにそれらがど
のようにホスト・アドレス、DMA合計バイト、次ポイ
ンタ、LO11状態、及びAO11状態に影響を及ぼす
かを下記の表−9〜表−12に示す。
表−10 リモート否応み F0発明の効果 本発明によれば、共通メモリ(ホスト・メモリ)に対す
るメモリ待ち時間の間、SPDバスが解放されるので、
他のIOPはその間SPDバスを使用することができ、
従って入出力処理のスループットを上げることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う計算機システムの構成を示すブロ
ック図、 第1a図は従来の計算機システムの構成を示すブロック
図、 第1b図及び第1C図は第1a図のシステムにおけるメ
モリ待ち時間を示す図、 第2図はレジスタ及びバッファ部、アダプタ・バス制御
、SPDバス制御並びにバス制御ユニット(BCU)を
含む、第1図のl0ICのブロック図、 第3図は第1a図の入出力バスユニット(I○BU)、
l0IC及び調停論理/l0IU/メモリ制御に関連す
るインタフェース部を強調するように第1a図の一部を
拡大して示すブロック図、第4図は宛先選択レジスタ及
びステータス・レジスタを含む、第2図のl0ICのレ
ジスタ及びバッファ部を示すブロック図、 第5図は第4図のレジスタ及びバッファ部の宛先選択レ
ジスタを示す図、 第6図ないし第10図は第4図のレジスタ及びバッファ
部に含まれる複数のステータス・レジスタを示す図、 第11図は第2図のアダプタ・バス制御を示すブロック
図。 第12図は第2図のSPDバス制御及びBCUを示すブ
ロック図。 第13図は第2図及び第12図のSPDバス制御を一層
詳細に示すブロック図。 第14図はBCU、l0IC10j−10m及び工○B
U  Lop−10sの他の編成を概略的に示す図、 第15図は第13図のマスク制御ユニットの構成を一層
詳細に示すブロック図。 第16図は第4図の宛先選択レジスタの構成を一層詳細
に示す図、 第17図は第13図のスレーブ制御ユニットの構成を一
層詳細に示すブロック図、 第18図は第5図のデータ・バッファ20aに関連する
アドレッシング手法を示す図、第19図は第13図のメ
モリ動作コード翻訳ユニットの構成を一層詳細に示すブ
ロック図、第20図は第4図のアドレス・レジスタ20
dの詳細なレイアウトを示す図、 第21図は第2図及び第12図のBCUの構成を一層詳
細に示すブロック図、 第22図は、第2図のBCU機能を説明するために、S
PDバスを構成する3つのサブ・バスを含む、l0IC
及び他のl0BUの編成を示す概略ブロック図。 第23図は第1a図のアダプタ・バスエ○IC及びSP
Dバスを一層詳細に示すブロック図、第24図は第1図
のメモリ・コントローラ101.10e、Log、アダ
プタ・バス・インタフェースIon及びメモリ・バス・
インタフェース10fのデータ流を示すブロック図、 第25図はキー/ステータス(K/S)バスのビット・
レイアウトを示す図、 第26図は指令/ステータス・バスにおける指令ビット
のレイアウトを示す図。 第27図は指令/ステータス・バスにおけるステータス
・ビットのレイアウトを示す図。 第28図ないし第33図はアダプタ・バスに関連するタ
イミング・シーケンスを示す図。 第34図ないし第40図はSI’Dバスに関連するタイ
ミング・シーケンスを示す図、 第41図はIOPがDMA動作を開始した時の動作の論
理シーケンスを示す図、 第42a図及び第42b図は従来のシステムにおけるメ
モリ待ち時間を示す図、 第43図はDMA動作を開始するためのDMA初期設定
ユニット動作メツセージを示す図、第44a図、第44
b図及び第44c図はリモート読取りのバス動作サイク
ルを示す図、第45a図、第45b図及び第45c図は
リモート書込みのバス動作サイクルを示す図、第46図
は共用DMA機構を有するBCUの構成を示すブロック
図、 第47図は共用D MAバッファ機構の構成を示すブロ
ック図、 第48図はDMA初期設定ユニット動作のためのBCt
Jバッファ割振りを示す図、 第49図はSPDバス要求に伴うバス・マスクの選択を
示す図、 第50図はSCU要求を示す図、 第51図は転送バイト及びアドレスの更新を示す図、 第52図はIOP共用共用DMAポー8奢構すブロック
図、 第53a図、第53b図及び第53c図はspDバスに
おけるピンポン・バッファAO及びA1のタイミングを
示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共通メモリと、 前記共通メモリのアクセスを制御するメモリ制御手段と
    、 入出力バスと、 前記入出力バスに接続され、前記共通メモリに対するD
    MA要求を出す複数の入出力手段と、前記メモリ制御手
    段と前記入出力バスとの間に接続され、前記入出力手段
    によって要求されたDMA動作を実行するための共用D
    MA機構を含む入出力インターフェース制御手段とを具
    備してなり、 前記共用DMA機構が: 前記メモリ制御手段と前記入出力手段との間を転送され
    る制御情報及びデータを保持するためのバッファ手段と
    、 前記バッファ手段、前記メモリ制御手段及び前記入出力
    バスに接続され、前記バッファ手段と前記メモリ制御手
    段との間での制御情報及びデータの転送、並びに前記バ
    ッファ手段と前記入出力手段との間での制御情報及びデ
    ータの転送を独立して実行するインターフェース手段と
    を含み、何れかの入出力手段によってDMA動作が開始
    された後の前記共通メモリに対するメモリ待ち時間の間
    、前記入出力バスが他の入出力手段による使用のために
    解放されることを特徴とする、DMA機能を有する計算
    機システム。
JP1123041A 1988-06-27 1989-05-18 Dma機能を有する計算機システム Expired - Lifetime JPH0642225B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US212292 1988-06-27
US07/212,292 US5003465A (en) 1988-06-27 1988-06-27 Method and apparatus for increasing system throughput via an input/output bus and enhancing address capability of a computer system during DMA read/write operations between a common memory and an input/output device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0219955A true JPH0219955A (ja) 1990-01-23
JPH0642225B2 JPH0642225B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=22790402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1123041A Expired - Lifetime JPH0642225B2 (ja) 1988-06-27 1989-05-18 Dma機能を有する計算機システム

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US (1) US5003465A (ja)
EP (1) EP0348654A3 (ja)
JP (1) JPH0642225B2 (ja)
BR (1) BR8903132A (ja)
CA (1) CA1315890C (ja)

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