JPH02198341A - Uv法による全窒素測定方法 - Google Patents

Uv法による全窒素測定方法

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JPH02198341A
JPH02198341A JP1787289A JP1787289A JPH02198341A JP H02198341 A JPH02198341 A JP H02198341A JP 1787289 A JP1787289 A JP 1787289A JP 1787289 A JP1787289 A JP 1787289A JP H02198341 A JPH02198341 A JP H02198341A
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良雄 堀井
Shigeyuki Akiyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自然環境調査などのために、河川水、
湖水あるいは各種排水等の試料中に含まれる全窒素量を
定量する場合に利用される全窒素測定方法、詳しくは、
加熱分解処理後の試料に対して紫外線を照射し、その試
料による所定の基本測定波長における吸光度を測定し、
その測定結果に基いて前記試料中の全窒素量を定量する
という基本的手法が用いられるUV法(紫外線吸光光度
法)による全窒素測定方法に関する。
〔従来の技術〕
かかるUV法による全窒素測定方法としては、手分析で
行う場合にしろ、あるいは、自動測定装置を用いて行う
場合にしろ、従来から、JIS:に−0102の紫外線
吸光光度法、つまり、試料にアルカリ性ベルオキソニ硫
酸カリウムを加えて約30分間加熱して、試料中に含ま
れる窒素化合物を硝酸イオンに変換させると共に有機物
を分解し、しかる後、その加熱分解処理後の試料をpH
2〜3に調整してから、その試料による所定の基本測定
波長(一般に220nmに設定される)における吸光度
を測定し、その測定結果に基いて前記試料中の全窒素量
を定量する、という基本的手法に準拠した方法が採用さ
れている。
〔発明が解決しようとする!l1fi)しかしながら、
上記従来方法による場合には、次のような問題があった
即ち、手分析による場合には、加熱分解処理後の試料を
十分に長時間静置しておいて、濁度が殆どなくなったこ
とが確認された上澄み液のみを採取して吸光度測定を行
っているので、良好な測定精度を確保できる反面、非常
に操作が面倒でかつ能率の悪い測定とならざるを得す、
一方、測定効率の向上を図るために自動測定装置により
行う場合には、測定時間の都合上、加熱分解処理後の試
料の静置時間が短くなりがちで、ある程度の濁度物質(
加熱時の生成物である水酸化物質や非溶解性の物質など
)を含んだままで吸光度測定が行われることが多く、そ
のために、測定結果にはかかる濁度物質による影響成分
が含まれてしまうことになって、測定精度の悪化を招い
ている。
そこで、最近では、上記のような濁度影響成分を除去補
正して測定精度の向上を図るために、下記に説明するよ
うな2波長測定による濁度補正手段が考えられている。
第6図は、各種の試料(T i O,懸濁水、カオリン
懸濁水、河川水、湖水■、■、■)について、夫々、加
熱分解処理前の濁度と加熱分解処理後の濁度との変化を
調べた結果を示している。なお、この濁度測定には、積
分球式濁度計を用いた。
このグラフから明らかなように、各試料において、加熱
分解処理前と加熱分解処理後とでは明らかに濁度に違い
があり、また、その濁度変化の程度は試料の種類によっ
て様々に異なっていることが明らかである。従って、濁
度影響成分の除去補正を行う際には、加熱分解処理後の
濁度を基準にする必要があることが判る。
また、第7図は、ある試料(この例では湖水)について
、濁度物質を殆ど含まないもの(加熱分解処理後に十分
に長時間静置したものの上澄み液)に対する波長−吸光
度特性の測定結果(真の値X:実線で示す)と、ある程
度の濁度物質を含むものに対する波長−吸光度特性の測
定結果(見かけの値12点線で示す)とを比較した一例
をグラフに示したものである。
このグラフから、見かけの値y(濁度有りの場合)は常
に真の値X(濁度無しの場合)よも大きめに測定され、
また、硝酸イオンによる吸光度を測定する所定の基本測
定波長(220nm)における見かけの吸光度Yと真の
吸光度Xとの差Δ、。
が、真の値Xがほぼ0となり且つ前記所定の基本測定波
長(220nm)に可及的に近い波長(この例では26
0nmが選定されている)における見かけの吸光度Y゛
とが大体等しい値となっていることが読み取れる。
そこで、上記のような両見地に基いて、加熱分解処理後
のひとつの試料(濁度有り)について、所定の基本測定
波長(220nm)における吸光度Yとは別に、それよ
りも比較的近い長波長側の異なる第2測定波長(例えば
、250nmないし300nmの間の適宜値)における
吸光度Y°をも測定し、 X−Y−Y’ なる演算式に基いて、前記試料の濁度による影響成分Δ
。、(ζY’ )を除去補正することにより、前記試料
中の硝酸イオンによる真の吸光度Xを求めるようにする
、という方法である。
ところが、かかる従来の濁度影響成分の除去補正手段に
おいては、 (ア)選定された第2測定波長(上記の例では260 
nm)における真の値Xが0になっていること、および
、 (イ)基本測定波長(220nm)における見かけの吸
光度Yと真の吸光度Xとの差Δ!g・と、前記第2測定
波長(260nm)における見かけの吸光度Y゛とが実
質的に等しくなっている、 という条件が前提として必要であるが、試料の種類によ
っては必ずしもそのようになる保証は無く、従って、か
かる従来手段により濁度影響成分の除去補正を行うため
には、測定すべき各試料について、−々、例えば予備測
定を行うなどして前記第7図に示したようなデータを予
め得ておいて、上記した(ア)、(イ)のような傾向が
実際に現れているか否かを確認すると共に、量も適当な
第2測定波長を選定する、という面倒な操作を行わなけ
れば、確実で精度の良い濁度影響成分の除去補正は期待
できない。
本発明は、上記実情に鑑みて、幾多の実験的研究および
考察を重ねた結果なされたものであって、その目的は、
試料の種類の如何を問わず、常に一定の手法によって、
確実かつ精度の良い濁度影響成分の除去補正を行うこと
ができ、特に測定効率に優れた自動全窒素測定装置を構
成する場合に非常に有効な、UV法による全窒素測定方
法を提供せんとすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、冒頭に記載した
ような基本的手法に基<UV法による全窒素測定方法に
おいて、前記加熱分解処理後の試料について、基本測定
波長(例えば220nm)における吸光度Yとは別に、
それよりも比較的離れた長波長側の異なる第2測定波長
(好ましくは、400nmないし600 nmの間の適
宜値)における吸光度2をも測定し、 x−y−αZ  (αは定数) なる演算式に基いて、前記試料の濁度による影響成分α
Zを除去補正することにより、前記基本測定波長におけ
る前記試料中の硝酸イオンによる真の吸光度Xを求める
、 という手段を採用した点に特徴がある。
〔作用〕
上記のような特徴ある手段を採用したことにより発揮さ
れる作用について以下に説明するが、先ず、かかる本発
明を完成するに至った実験的研究の経過およびそれに対
する考察結果について詳述する。
即ち、第1図は、窒素含有量の異なる種々の試料(河川
水および湖水■、■、■)について、夫々、加熱分解処
理後の濁度D(積分球式濁度計を用いて測定)と、所定
の基本測定波長(220nm)における見かけの吸光度
Yとの関係を調べ、それらの結果をひとつのグラフにま
とめて示したものである。
このグラフから判るように、各試料の基本測定波長(2
20nm)における見かけの吸光度Yは、濁度りによる
影響を受けていることが明らかであるが、全ての試料に
ついて、両者(YとD)の関係は直線的であり、しかも
、各直線を最小二乗法によりY=aD+bの形に同定し
た結果を同図中に示しているように、各直線の勾配aが
全ての試料において実質的に等しくなっている、という
興味深い事実が認められた。なお、各直線における切片
b (D=0におけるY)は、各試料の所定の基本測定
波長(220nm)における真の吸光度Xに相当してい
る。
このように、濁度りと見かけの吸光度Yとの直線的関係
の勾配aが試料の種類に拘わらず一定となる、という発
見的事実から、本発明者らは、もしも前記所定の基本測
定波長(例えば220 nm)とは異なる第2の測定波
長における吸光度Zと濁度りとの間に十分に高度な相関
がありさえすれば、理論的には、その吸光度Zから濁度
りが測定でき、次に、その測定濁度りと前記一定の勾配
aとから濁度りによる影響成分を除去補正することがで
きて、真の吸光度Xを精度良く求め得る可能性があるの
ではないかと考察し、試みに幾つかの第2測定波長(2
60nm、330nm、400nm。
500nm、600nm)を設定して、夫々、加熱分解
処理後の濁度D(積分球式濁度計を用いて測定)と吸光
度Zとの関係を調べてみた。
その結果は、第2図くイ)、〈口〉、〈ハ〉〈二〉、<
ホ〉の各グラフに示しているようになリ、これらのグラ
フから明らかなように、各第2測定波長における吸光度
Zと濁度りとの関係は、全体として高度な相関の直線的
関係を示しており、しかも、各直線を最小二乗法により
Z=cD+dの形に同定した結果を同図中に示している
ように、また、第3図〈イ〉のグラフに示す勾配Cと第
2測定波長との関係、および、第3図く口〉のグラフに
示す相関係数σと第2測定波長との関係から明らかなよ
うに、第2測定波長を長波長側に設定するほどその勾配
C(つまり、感度)は小さくなるが、相関係数σ(つま
り、直線性)は良好になっていることが判る。そして、
前記第2測定波長を少な(とも300nm以上の適宜値
に設定すれば、相関係数σは0.98以上という高い数
値となり(特に好ましくは、400nmないし600n
mの範囲内の適宜値に設定すれば、相関係数σは0.9
9以上という非常に高い数値となり)、一方、感度につ
いては電気的に信号を増幅させることである程度向上さ
せることが可能である力へら問題はない。
このことから、加熱分解処理後の試料について、基本測
定波長における吸光度Yとは別に、それよりも比較的離
れた長波長側の異なる第2測定波長(少なくとも300
 nm以上、より好ましくは、400nmないし600
nmの間の適宜値)における吸光度2(これは、前述し
た説明から明らかなように、間接的に濁度を表すもので
ある)をも測定するようにすれば、後述する実施例の記
載からも一層明らかとなるように、試料の種類の如何に
よらない一定の係数αを用いたX−Y−αZなる演算式
に基いて、常に、試料の濁度による影響成分αZを非常
に精度良(かつ確実に除去補正することができ、特に測
定効率に優れた自動全窒素測定装置を構成する場合に極
めて有効であると共に、手分析値とのより高い相関を得
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な一実施例を図面(第4図および
第5図)に基いて説明する。
第4図は、本発明に係るUV法による全窒素測定方法を
適用して構成された濁度影響補正可能な自動全窒素測定
装置の概略ブロック図を示し、また、第5図はその自動
測定シーケンスのタイミングチャートを示している。
第4図の概略ブロック図において、1,2は紫外線照射
用の光源および集光レンズであり、3は、それら光源l
および集光レンズ2からの照射紫外線ビームUを、比較
信号検出系Rと測定信号検出系Mとに分離するビームス
プリッタ−であり、前記集光レンズ2とビームスプリン
ター3との間には、基本測定波長(この例では220 
nm)の紫外線のみを透過させる第1干渉フイルター4
Aと、その基本測定波長(220nm)よりも比較的離
れた長波長側の異なる第2測定波長(400nmないし
600nmの間の適宜値:この例では500nm)の紫
外線のみを透過させる第2干渉フイルター4Bとが、第
5図のタイミングチャートに示すように、交互に介装導
入されるようになっている。
そして、前記比較信号検出系Rには、前記ビームスプリ
ンター3から直接入射される紫外線の強度(基準信号)
を検出するための比較側検出器5とそれに対する比較側
プリアンプ6とが設けられ、また、前記測定信号検出系
Mには、加熱分解処理およびある程度の静置処理を施さ
れた後の試料とゼロ試料(窒素を含まない試料)とが第
5図のタイミングチャートに示すように一定間隔をおい
て交互に切換導入される測定セルフと、その測定セルフ
を通過した紫外線の強度(測定信号)を検出するための
測定側検出器8とそれに対する測定側プリアンプ9とが
設けられており、前記比較側プリアンプ6からの基準信
号と測定側プリアンプ9からの測定信号は、後で詳述す
るような演算処理を行うように構成された演算処理回路
lOに入力されるようになっている。
上記のように構成された自動全窒素測定装置によれば、
第5図のタイミングチャートに示すように、先ず、前記
測定セルフ内にゼロ試料が導入されると共に、その間に
おいて、前記集光レンズ2とビームスプリッタ−3との
間に、第1干渉フィルター4A(220nm)が介装さ
れた状態と、第2干渉フイルター4B(500nm)が
介装された状態とに切り換えられ、夫々の状態において
、ゼロ信号(AZzzo 、 AZs。。)が読み取ら
れる。
次に、上記のゼロ信号測定終了後一定時間経過してから
、前記測定セルフ内に加熱分解処理および静置処理を施
された後の試料が導入されると共に、その間において、
前記集光レンズ2とビームスプリッタ−3との間に、第
1干渉フイルター4A(220nm)が介装された状態
と、第2干渉フイルター4B(500nm)が介装され
た状態とに切り換えられ、夫々の状態において、測定信
号(MSgz。、MS、。、)が読み取られる。
そこで、前記演算処理回路10においては、基本測定波
長(220nm)におけるゼロ補正された見かけの吸光
度Y C”’Y*zo )と、第2測定波長(500n
m)におけるゼロ補正された吸光度Z (−Y、。。)
(濁度値)を、 Y zz* −M S tx。−AZttsZ、。。−
MSio。−AZ、。。
として求めた後、 Xtto ””Ytto−α、。。ZSO0=(MSz
z。−AZ!!。) asoo  (MSsoo  AZsoo )なる演算
式に基いて、前記試料の濁度による影響成分α2<=α
、。。Z、。。)を除去補正することによって、前記基
本測定波長(220nm)における前記試料中の硝酸イ
オンによる真の吸光度X(=Xzze)を求め、そして
、その算出された真の吸光度X。。から内部検量により
試料中の全窒素濃度に変換するのである。
なお、前記α(=α5゜。)は、試料の種類如何によら
ず、設定した第2測定波長に対して常に一定に定まる係
数であって、例えば次のようにして容易に求めておくこ
とができる。
即ち、上記の例(基本測定波長が220nm。
第2測定波長が500nm)において、前記測定セルフ
に導入する試料として窒素を含まない濁度標準試料(例
えば純水中カオリンまたはTiCh)を用いて測定すれ
ば、 XtX。=Y0゜−α、。。ZSS・ ”” (M S xz*   A Z it。)−α、
。*  (MSs。。−AZsoo)なる上記演算式に
おいて、XtX。−〇であるから、Yo。   MSo
。−AZo。
αSo@  = Zsso    MSsoo  AZsa。
として得ることができる。
ところで、上記の実施例においては、干渉フィルタを用
いて紫外線の波長設定を行っているが、色ガラスフィル
タなどのように可視域でブロードな透過帯をもつものを
用いることも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
UV法による全窒素測定方法によれば、加熱分解処理後
の試料について、前記基本測定波長における吸光度Yと
は別に、それよりも比較的離れた長波長側の異なる第2
測定波長(好ましくは、400 nmないし600 n
mの間の適宜値)における吸光度Zをも測定し、 X=Y−αZ  (αは定数) なる演算式に基いて、前記試料の濁度による影響成分α
Zを除去補正することにより、前記基本測定波長におけ
る前記試料中の硝酸イオンによる真の吸光度Xを求める
、という手段を採用したことにより、試料の種類の如何
を問わず、常に一定の手法によって、非常に精度良く濁
度影響成分の除去補正を確実かつ容易に行うことができ
、特に測定効率に優れた自動全窒素測定装置を構成する
場合に極めて有効であると共に、手分析値とのより高い
相関を得ることができる、という顕著に優れた効果が発
渾され、従って、本発明の産業上の利用価値は掻めて大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、夫々、本発明に係るUV法によ
る全窒素測定方法を確立する基礎となった各種実験結果
を表すグラフを示し、第1図は種々の試料について夫々
加熱分解処理後の濁度と所定の基本測定波長(220n
m)における見かけの吸光度との関係を調べそれらの結
果をまとめたグラフであり、第2図くイ〉、<口〉、〈
ハ〉。 く二)、<ホ〉は、夫々、各設定された第2測定波長に
おける加熱分解処理後の濁度と吸光度との関係を調べた
結果表すグラフであり、第3図は前記第2図の結果の要
部をまとめたもので、第3図くイ〉は第2測定波長と勾
配(感度)との関係を表すグラフであり、第3図く口)
は第2測定波長と相関係数(直線性)との関係を表すグ
ラフである。 そして、第4図および第5図は本発明に係るUv法によ
る全窒素測定方法の具体的実施例を示し、第4図は本発
明方法を適用して構成された濁度影響補正可能な自動全
窒素測定装置の概略ブロック図であり、第5図はその自
動測定シーケンスを説明するためのタイミングチャート
である。 また、第6図および第7図は、本発明の技術的背景なら
びに従来技術の問題点を説明するためのものであって、
第6図は各種の試料について夫々加熱処理前と加熱処理
後との濁度変化を調べた結果を示すグラフであり、第7
図はある試料について濁度物質を含まないものと含むも
のとに対する波長−吸光度特性の測定結果の一比較例を
示すグラフである。 X・・・・・・基本測定波長における 硝酸イオンによる真の吸光度、 Y・・・・・・基本測定波長における (見かけの)吸光度、 Z・・・・・・第2測定波長における吸光度(濁度)α
・・・・・・定数 αZ・・・濁度による影響成分。 出願人 株式会社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士
  藤 本 英 夫 S゛ Wシギ搗 第6図 卯δ4F解2理狛の渇崖 Cppm) ■ lL 屋 (AF3S) 。1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕加熱分解処理後の試料に対して紫外線を照射し、
    その試料による所定の基本測定波長における吸光度Yを
    測定し、その測定結果に基いて前記試料中の全窒素量を
    定量するという基本的手法が用いられるUV法(紫外線
    吸光光度法)による全窒素測定方法において、 前記加熱分解処理後の試料について、前記 基本測定波長における吸光度Yとは別に、それよりも比
    較的離れた長波長側の異なる第2測定波長における吸光
    度Zをも測定し、 X=Y−αZ(αは定数) なる演算式に基いて、前記試料の濁度による影響成分α
    Zを除去補正することにより、前記基本測定波長におけ
    る前記試料中の硝酸イオンによる真の吸光度Xを求める
    ことを特徴とするUV法による全窒素測定方法。 〔2〕前記紫外線の基本測定波長を220nmに、そし
    て、それとは異なる前記第2測定波長を400nmない
    し600nmの間の適宜値に設定することを特徴とする
    特許請求の範囲第〔1〕項に記載のUV法による全窒素
    測定方法。
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