JPH02198052A - Ｄａｔ装置のスタートｉｄ記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はＤＡＴ装置のスター）ＩＤ記録方法に係わり、
特に曲の開始点より少し前の位置にスタートＩＤを記録
する方法に関する。

〈従来技術〉 ＤＡＴ装置では、オーディオ信号の高品質な記録・再生
のほか、希望曲の高速サーチができる。

との高速サーチは、サブコードに書き込まれた「スター
）　Ｉ　ＤＪと呼ばれるデータを再生検出することによ
り行われる。

このスタートＩＤは、市販のミュージックテープ（ソフ
トテープ）では既にソフトメーカ側により記録されてい
る。また、ソフトテープ理外のテープ（ユーザテープ）
ではユーザがレコード盤、ＣＤ、ＦＭ放送等から曲の録
音を行う時、マニュアルで、あるいは自動的にスタート
ＩＤを記録できるようになっている。

スタートＩＤのマニュアル記録の場合には、曲の開始位
置でＤＡＴ装置に設けられた「スタートＩＤキー」を押
すことによりスタートＩＤの記録を行えるようになって
おり、自動記録の場合にはＤＡＴ装置に設けられたオー
トキーを押してスター）１０自動記録モードにすれば、
オーディオ信号レベルとブランク時間を考慮して曲頭を
検出して自動的にスタートＩＤを記録するようになって
いる。

このスタートＩＤの自動記録方法によれば、ＣＤ等から
連続して複数の曲を録音する場合に便利である。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来のスタートＩＤ記録方法においては、オ
ーディオ信号レベルが所定時間連続して所定レベル以下
になったことで曲間を検出し、曲間検出後オーディオ信
号レベルが所定レベル以上になった時にスタートＩＤ記
録イネーブル信号を出力してスター）ＩＤを記録するよ
うにしている。

しかし、かかるスタートＩＤ記録方法では第３図に示す
ように、スター）ＩＤ記録イネーブル信号ＳＩＥはオー
ディオ信号ＡＳの曲頭から所定時間１．（たとえば０．
数秒）遅れた時刻に発生するため、スター）ＩＤの記録
が遅れる。このため、スタートＩＤをサーチして再生す
るプログラム演奏等の演奏モードにおいては曲の先頭が
途切れる（頭切れ）という問題があった。

９上から本発明の目的は曲頭より少し前の位置からスタ
ートＩＤを自動記録できるＤＡＴ装置におけるスター）
ＩＤ記録方法を提供することである。

く課題を解決するための手段〉 第１図は上記課題を解決するためのＤＡＴ装置の要部ブ
ロック図であり、１１ｔよソース側から送られてくるデ
ジタルのオーディオ信号ＡＳを所定時間遅延する遅延回
路、１３は曲頭検出手段、１５は曲頭が検出された時遅
延回路から入力されたオーディオ信号にスター）１０を
挿入する信号処理部、１７は記録回路である。

く作用〉 遅延図＄１１によりソース側から送られてくるデジタル
のオーディオ信号ＡＳを所定時間遅延すると共に、曲頭
検出手段１３によレオーディオ信号ＡＳの曲頭を検出し
、曲頭が検出された時信号処理部１５によし遅延図＃１
１１から出力されるオーディオ信号ＡＳ′にスタートＩ
Ｄを挿入し、記録回路１７に出力する。

〈実施例〉 第１図は本発明に係わるＤＡＴ装置の要部ブロック図で
ある。

１１はソース側から送られてくるデジタルオーディオ信
号Ａｓを所定時間遅延する遅延回路であり、ＲＡＭ１１
ａと、書き込みアドレス生成部１１ｂと、読出アドレス
生成部１１ｃを有している。

記録モードにおいて、書き込みアドレス生成部１１ａは
デジタルオーディオ信号ＡＳのサンプリング局波数で順
次アドレスを発生して該オーディオ信号をＲＡＭ１１ｍ
に書き込み（最終アドレスになったら先頭アドレスに戻
る）、読出アドレス生成部１１ｃは書き込み開始後予め
設定されている時間Ｔ０経過してから順次アドレスを発
生してＲＡＭ１１ｍからオーディオ信号を読み出す。こ
の結果、遅延回路１１からは時間Ｔ０遅延したオーディ
オ信号ＡＳ’が出力される。

尚、アナログソースの場合にはオーディオ信号は図示し
ないＡＤ変換器によりＡＤ変換された後遅延回ｌｌ１１
１に入力され、デジタルソースの場合にはＡＤ変換され
ることなく直接遅延回路１１に入力される。

１３は曲頭検出手段であり、レベル検出回路１３ａとシ
ステム全体を制御するシステムコントローラ１３ｂで構
成されている。レベル検出回路１３ａは、オーディオ信
号ＡＳのレベルＬＡと所定のスライスレベルＬ、を比較
し、ＬＡ≧Ｌ、の時へイレベルの４８号ＭＪＣを発生す
る。又、システムコントローラ１３ｂば、所定時間以上
継続してオーディオ信号Ａｓが所定レベル上。以下にな
った後に該レベル以上になった時、曲頭であると判断し
てスター）ＩＤ記録イネーブル信号ＳＩＥを出力する。

１５は信号処理回路、１７は記録回路であり、録音・再
生アンプ１７ｍと２つの回転型の録再ヘッド１７ｂ、１
７ｃを有している。

信号処理部Ｒ１１１５は録音時には遅延回路１１から出
力されるオーディオ信号ＡＳ′にサブコード（スター）
　Ｉ　Ｄ、アブソリュートタイム、プログラムナンバ等
）を付加して記録口ｌ１ｉ１７に出力し、第１、第２の
録再ヘッド１７　ｂ、　１７　ｅにより磁気テープに記
録させるようになっている。又、信号処理回路１５は再
生時には録再ヘッド１７ｂ。

１７ｃにより磁気テープから読み取った音声データに対
して誤り検出／訂正処理を施した後、図示しない音響回
路に出力し、更にはサブコードを分離してシステムコン
トローラ１３ｂに出力する。

１９はテープ走行制御回路、２１はテープ走行メカ、２
３は操作パネルであり、スター）ＩＤの自動記録を指令
するオートキー２３ａ、録音キー２３ｂ等各種操作キー
を有する操作部と、プログラムナンバ、経過時間等を表
示する表示部を有している。

以下、第１図の全体的動作を説明する。

録音キー２３ｂ等の操作によｈを録音モードになれば、
システムコントローラ１３ｂは遅延回路１１の書き込み
アドレス生成部１１ｂにへイレベルのアドレス発生信号
ＡＤＧを出力する。

信号ＡＤＧが入力されると、書き込みアドレス生成部１
１ｂはデジタルオーディオ信号Ａｓのサンプリング周波
数で順次アドレスを発生し該オーディオ信号ＡｓをＲＡ
Ｍ１１ａに記憶する。

一方、読出アドレス生成部１１ｃはオーディオ信号のＲ
ＡＭへの書き込み開始後（信号ＡＤＧ発生後）、予め設
定されている時間Ｔ。経過してから順次アドレスを発生
し、ＲＡＭ１１ａからオーディオ信号データを読み出し
て出力する。これにより、遅延回路１１からは時間Ｔ０
遅延したデジタルのオーディオ信号ＡＳ’が出力される
（第２図参照）。尚、曲頭が検出されてからスタートＩ
Ｄ記録イネーブル信号ＳＩＥが発生する迄の時間をｔ。

とすれば、遅延時間Ｔ０はＴ０≧ｔ０となるように設定
されろ。

信号処理回路１５は入力されたオーディオ信号データＡ
Ｓ′に誤り検出訂正符号を挿入すると共に、所定のサブ
コードを付加して記録図１ｓ１７に入力し、これらを磁
気テープに記録させる。

以上と並行して、レベル検出回路１３ａは、オーディオ
信号ＡｓのレベルＬＡと所定のスライスレベルＬ１を比
較し、ＬＡ≧Ｌ、の時へイレベルの信号ＭＪＣをシステ
ムコントローラ１３ｂに入力する。

システムコントローラ１３ｂは、信号ＭＪＣに基づいて
、「所定時間以上継続してオーディオ信号Ａｓが所定レ
ベル上。以下になった後に該レベル以上になったこと」
を判別した時、曲頭であるとしてスタートＩＤ記録イネ
ーブル信号ＳＩＥを出力する。

スタートＩＤ記録イネーブル信号ＳＩＥが発生すれば、
信号処理回路１５は遅延口＆８１１から出力されるオー
ディオ信号データＡＳ’にスタートＩＤを付加して記録
回路１７に出力し、磁気テープに記録させ。

以後、同様な処理が行われ、第２図に示すようにスター
トＩＤがオーディオ信号ＡＳ′の曲頭より幾分前から記
録されろことになる。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば、遅延手段によりソース側から送ら
れてくるオーディオ信号を所定時間遅延すると共に、曲
頭検出手段によりオーディオ信号の曲頭を検出し、曲頭
が検出された時、遅延回路から出力されるオーディオ信
号にスタートＩＤを付加して磁気テープに記録するよう
に構成したから、曲頭より少し前の位置からスター）Ｉ
Ｄを自動記録することができ、サーチ演奏に際して頭切
れが生じることはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるＤＡＴ装置の要部ブロック図、 第２図は本発明の詳細な説明する波形図、第３図は従来
の問題点を説明する波形図である。 １１・・遅延回路、 １３・・曲頭検出手段、 １５・・信号処理部、 １７・・記録回路 特許出願人　　　　　　　　アルパイン株式会社代理人
　　　　　　　　　　弁理士　齋藤千幹第２ 図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＤＡＴ装置のスタートＩＤ記録方法において、遅延手段
   によりソース側から送られてくるオーディオ信号を所定
   時間遅延すると共に、曲頭検出手段により前記オーディ
   オ信号の曲頭を検出し、曲頭が検出された時信号処理部
   により遅延手段から出力されるオーディオ信号にスター
   トＩＤを挿入して記録回路に出力することを特徴とする
   スタートＩＤ記録方法。