JPH02196802A - 吸水性樹脂およびその製造方法 - Google Patents

吸水性樹脂およびその製造方法

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JPH02196802A
JPH02196802A JP1163805A JP16380589A JPH02196802A JP H02196802 A JPH02196802 A JP H02196802A JP 1163805 A JP1163805 A JP 1163805A JP 16380589 A JP16380589 A JP 16380589A JP H02196802 A JPH02196802 A JP H02196802A
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Kazumasa Kimura
和正 木村
Kinya Nagasuna
欣也 長砂
Norisuke Kakunaga
憲資 角永
Takashi Nanba
難波 多加志
Tadao Shimomura
下村 忠生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸水性樹脂とこれを製造する方法に関するもの
であり、更に詳しくは、特定範囲の平均粒径な有し、か
つ粒径分布の狭い表面が均一に改質された吸水性樹脂、
特に吸水倍率、吸水速度、吸引力、ゲル強度等に優れ、
かつこれら吸水特性間のバランスに優れるとともに、水
可溶性の樹脂(以下、水可溶成分という、)の溶出の少
ない、衛生材料等として好適な吸水性樹脂および該吸水
性樹脂の製造方法に関するものである。さらに本発明は
角を有しない非球状であって取扱い性に優れ、表面が改
質された新規な吸水性樹脂および該吸水性樹脂台の製造
方法に関するものである。
[従来の技術およびその課題J 従来、生理綿、紙おむつその他の体液を吸収する衛生材
料の吸収体として吸水性樹脂を用いる試みがなされてい
る。このような吸水性樹脂としては、たとえばデンプン
−アクリロニトリルグラフト重合体の加水分解物(日本
特許公告−昭49−43395号)、デンプン−アクリ
ル酸グラフト重合体の中和物(日本特許公開−昭54−
125468号)、”l酸ビニル−アクリル酸エステル
共重合体のケン化物ヨ(日本特許公開−昭52−146
89号)、アクリロニトリル共重合体もしくはアクリル
アミド共重合体の加水分解物(日本特許公告−昭53−
15959号)、またはこれらの架橋体やポリアクリル
酸部分中和物架橋体(日本特許公開−昭55−8430
4号)等がある。
ところで、吸水性樹脂に望まれる特性としては、水性液
体に接した際の高い吸水倍率や優れた吸水速度、含水膨
潤ゲルの高いゲル強度、水性液体を含んだ基材から水を
吸いあげるための優れた吸引力等があげられる。これら
の吸水特性は従来バランスを欠いていた。すなわちこれ
らの特性間の関係は必ずしも正の相関を示さず、特に吸
水倍率と吸水速度、ゲル強度および吸引力とは相反する
関係にあり、吸水倍率の高いものほど他の諸物性が低下
してしまうという傾向にあった。また、吸水倍率の高い
ものの中には水性液体に接した場合にいわゆる“ママコ
“を形成してしまい、吸水性樹脂粒子全体に水が拡散せ
ず、吸水速度が極端に低下するというものもあった。ま
た、吸水性樹脂に含まれる前記水可溶成分は、これらの
吸水性樹脂を衛生材料の吸収体中等に使用する場合、吸
収体の吸収容量や吸収体中の液の拡散等に影響を与え、
特に高い吸水倍率をもつ吸水性樹脂はど水可溶成分の溶
出量が多く、衛生材料として好適に使用できないという
問題が生じていた。
上記特性をバランスよ(改良する方法としては、得られ
た吸水性樹脂の表面を架橋して、該吸水性樹脂自体が有
する吸水倍率を損うことなく、吸水速度等の性能を改良
する方法が提案されている。たとえば吸水性樹脂を水の
存在下親水性有機溶剤または疎水性有機溶剤中に分散さ
せ、架橋剤(水溶液)を加えて反応させる方法(日本特
許公告−昭61−48521号、同昭60−18690
号)や吸水性樹脂粉体に架橋剤または架橋剤を含む液状
混合物を混合して加熱処理する方法(日本特許公開−昭
58−180233号、同昭59−189103号、同
昭61−169903号)等である。この場合、架橋剤
の吸水性樹脂表面への均一分散と表面近傍への適度な浸
透が重要であり、かつそのプロセスが工業的に有利なも
のであることが好ましい。
ところが上記従来の方法はその点で問題があった。すな
わち前者の吸水性樹脂粉体を溶剤中に分散させて架橋反
応を行なわせる方法では多量の溶剤を必要とし、その回
収プロセス等が工業的に不利である。特に疎水性有機溶
剤中で行う場合には架橋剤の樹脂表面への分布が不均一
になりやすくそのため表面の架橋も不均一になりやすい
、一方、後者の吸水性樹脂粉体と架橋剤を含む液状混合
物とを混合して加熱処理する方法は、工業的には非常に
有利な方法であるが、吸水性樹脂粉体の粒径が小さい場
合やその粒径分布が広い場合には該吸水性樹脂粉体に混
合する液状混合物組成によって粉体同士が会合して大き
な塊を生じ、均一な表面の架橋が施されにくい場合があ
った。さらにこれらの処理を行うことにより吸水速度、
吸引力等の物性はある程度改善できるものの、まだ不十
分であり、特に水可溶成分の溶出がほとんど防止されて
いなかった。このように吸水性樹脂の吸水諸物性をバラ
ンス良く改良する上では充分満足できる方法はこれまで
のところなかったのである。
[課題を解決するための手段および方法1本発明者らは
、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、本発明
に達したのである。
すなわち、本発明は 平均粒径が100〜600μm、粒径分布が対数標準偏
差値σζ0.35以下であって、粒子表面が架橋処理さ
れてなる吸水性樹脂およびその製造方法に関するもので
あり、 又、もう1つは 粒子の平均長径と平均短径の比が1.5〜20で角を有
しない非球状であって、粒子表面が架橋処理されてなる
吸水性樹脂およびその製造方法に関するものである。
本発明の吸水性樹脂は表面が均一に改質されているので
、吸水倍率、吸水速度、吸引力、ゲル強度に優れ、水可
溶成分が少ない、さらに、平均長径と平均短径−Kが1
.5〜20である吸水性樹脂は取り扱い性も良好である
本発明の吸水性樹脂の製造方法は平均粒径が100〜6
00μm、粒径分布が対数標準偏差値ato、35以下
の吸水性重合体粉体、ないしは粒子の平均長径と平均短
径の比が1.5〜20で角を有しない非球状である吸水
性重合体粉体の表面を架橋するものマある。
本発明に用いる上記平均粒径、粒径分布を有する吸水性
重合体粉体を得る方法としては水溶性エチレン性不飽和
単量体を水溶液重合を行なった後、上記平均粒径、粒径
分布の範囲内に入るように粉砕、分級する方法や水溶性
エチレン不飽和単量体を特定の条件下に逆相懸濁重合を
行なう方法等が例示されるが収率よく上記平均粒径、粒
径分布または新規な形状を有する吸水性重合体粉体を得
ようとする場合には、水溶性エチレン性不飽和単量体又
はその水溶液を疎水性有機溶剤中に懸濁・分散させてラ
ジカル重合開始剤により逆相懸濁重合を行なう際に、水
溶性エチレン性不飽和単量体水溶液の粘度をブルックフ
ィールド回転粘度計(25℃、Q、6rpa)による粘
度が15cps以上のものを選ぶとともに、分散剤とし
てショ糖脂肪酸エステル及び/又はポリグリセリン脂肪
酸エステルを使用する系が最も好ましい。
上記の製造方法を実施する場合において、上記のごとく
定義される粘度を15〜5.000cpsに調整するよ
うにすれば、平均粒径が100〜600μmで、粒径分
布をあられす指標(対数標準偏差値)σζが0.35以
下の重合体粉体を得ることが出来る。
さらに、上記の製造方法を実施する場合において、上記
のごとく定義される粘度をs、ooo〜1.000,0
OOcpsに調整するようにし、かつ分散剤としてショ
糖脂肪酸エステルのみを用いるようにすれば、粒子の平
均長径と平均短径の比が1.5〜20の範囲にある、角
を有しない非球状の重合体粉体を収率よく得ることが出
来る。
本発明に用いる重合体を構成する水溶性エチレン性不飽
和単量体の例としてはアクリル酸、メタクリル酸、2−
(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、2−(メタ)
アクリロイルプロパンスルホンM、2−Cメタ)アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルスル
ホン酸、スチレンスルホン酸等のアニオン性単量体やそ
の塩;(メタ)アクリルアミド、N−置換(メタ)アク
リルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、メ
トキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のノニ
オン性親水基含有単量体; N、N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、N、N−ジエチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、N、N−ジメチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリレート、N、N−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミド等のカチオン性単量体
やその4級化物等を挙げることができ、これらの1種又
は2種以上の混合物を使用することができる。好ましく
は、アクリル酸、メタクリル酸、2−(メタ)アクリロ
イルエタンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−
2−メチルプロパ少ツルホン酸及びそれらの塩、N、N
−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート及びその
4級化物、メトキシポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート並びに(メタ)アクリルアミドからなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上のものである。単量体水溶
液中の単量体濃度は一般に広い範囲にわたって可変であ
るが20重量%以上〜飽和濃度までが望ましい。
本発明に用いる吸水性重合体粉体は、架橋剤を用いない
自己架橋型のものや、重合時に2個以上の重合性不飽和
基や反応性官能基を有する架橋剤を少量共重合させたも
のであっても良い。
これらの架橋剤の例としては、重合性不飽和基を有する
ものとしては、例えばN、N’−メチレンビス(メタ)
アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、(ポリ)ブロビレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリ
ンアクリレートメタクリ1に一ト、(メタ)アクリル酸
多価金属塩、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、トリアリルアミン、トリアリルシアヌレート
、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホススェー
ド、グリシジル(メタ)アクリレート、反応性官能基を
有するものとしては、例えば不飽和単量体がカルボキシ
ル基を有する場合には、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、
ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジェタノール
アミン、トリエタノールアミン、ポリオキシプロピレン
、オキシエチレンオキシプロピレンブロック共重合体、
ペンタエリスリトール、ソルビトール等の如き多価アル
コール類;エチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセ
ロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールボリグ
リシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエ
ーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ペンタ
エリスリトールポリグリシジルエーテル、プロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル等の如き多価グリシジル化合
物類;2.2−ビスヒドロキシメチルブタノール−トリ
ス(3−(1−アジリジニル)プロピオネート) 、1
.6−へキサメチレンジエチレンウレア、ジフェニルメ
タン−ビス−4,4−N、N−ジエチレンウレア等の如
き多価アジリジン類;エピクロルヒドリン、α−メチル
クロルヒドリン等の如きへロエボキシ化合物類;グルタ
ルアルデヒド、グリオキサール等の如き多価アルデヒド
類;エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタ
エチレンへキサミン、ポリエチレンイミン等の如き多価
アミン類;2,4−トルイレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート等の如き多価イソシアネー
ト類;塩化アルミニウム、塩化マグネシウム、塩化カル
シウム、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、硫酸カ
ルシウム等の如き多価金属塩類;などを例示することが
できる0反応性等を考慮した上で、これらの架橋剤は2
種以上混合して使用してもよいが、通常、重合性不飽和
基を有する架橋剤を必須成分として用いたものがより好
ましい、これらの架橋剤の使用量は、一般に水溶性エチ
レン性不飽和単量体に対して0.O1〜1.0モル%程
度である。
本発明に好適に使用できる重合体を得るには水溶性エチ
レン性不飽和単量体の水溶液粘度を15チルを用い逆相
懸濁重合する方法がもつとも好ましいが、この場合水溶
性エチレン性不飽和単量体水溶液の粘度を、ブルックフ
ィールド回転粘度計(25℃、0.6rpm)で測定し
た粘度(以下、単に粘度という、)が、15cps以上
となるように調整しておくことが必要である。粘度が1
5cpsよりも低いと、重合を行っても得られる平均粒
径が小さ(、かつその粒径分布も広いものとなる。
又、水溶性エチレン性不飽和単量体水溶液の粘度を15
〜5000cps内でコントロールすることにより、そ
の粘度に応じて、平均粒径が100〜600μmの範囲
内でかつその粒径分布が非常に狭い本発明に好適に利用
できる球状の重合体を得ることができる。また、一般に
同一条件では単量体水溶液の粘度が高くなるほど得られ
る樹脂の平均粒ざが大きくなり、粘度を調整するという
簡単な操作によって種々の平均粒径のものが得られる。
得られる重合体粉体の好ましい平均粒径はその用途に応
じて異なるがたとえば衛生材料に用いる場合には平均粒
径が通常100〜600μm、好ましくは150〜40
0μm程度であり、その場合には単量体水溶液の粘度を
15〜5000cpS、好ましくは20〜3000 c
psに調整することにより得られる。このようにして得
られた重合体粉体は、しかもその粒径分布が非常に狭い
ものである。たとえば粒径分布を対数確率紙にプロット
した場合、その分布の均一性をあられす指標となる対数
標準偏差値σこの値が0.35以下、好ましくけ0.3
0以下゛zいう従来の方法では得られなかった狭い粒径
分布を有する重合体が得られるのである。
他方、水溶性エチレン性不飽和単量体水溶液の粘度を5
,000〜1,000,000cpsの範囲に調整した
ときには、撹拌の条件にもよるが、下記のように定めら
れる、粒子の平均長径と平均短径の比が1.5〜20の
範囲にあり、角を有しない非球状の、たとえば、ウィン
ナ−ソーセージ状の粉体が得られる。この重合体は、長
径が100〜10.OOOμm、好ましくは1000〜
lO,000μm、短径が10〜2000μm、好まし
くは100〜2000μmであり、かつ、上述のように
平均長径と平均短径の比が1.5〜20の範囲内にある
から、基材からの脱落がおきにくい等の点で極めて取り
扱い性が良く、様々な基定められる。
ト長径−一 01短径 上記5,0OOcps以上の粘度範囲内であっても、粘
度が5,000〜20.0OOcpsでは、非球状重合
体と球状重合体が混在し、粘度が20000 cpsよ
り高くなると、はぼ 非球状重合体のみが得られる。な
お、粘度が1,000,000 cpsよりも高いと、
単量体水溶液を反応器に供給する場合に困難を伴うこと
がある。
上記のような粘度調整に用いることのできる増粘剤とし
ては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミ
ド、ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸、ポリアクリ
ル酸(部分)中和物、ポリアクリル酸架橋体、ポリアク
リル酸(部分)中和物架橋体、デキストリン、アルギン
酸ナトリム等をあげることができるが、好ましくはヒド
ロキシエチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリア
クリル酸、ポリアクリル酸(部分)中和物、ポリアクリ
ル酸(部分)中和物架橋体である。水溶性のポリアクリ
ル酸(部分)中和物を用いる場合は、その5%水溶液の
粘度が30cps以上のものが好ましい。又、架橋体の
如き水不溶性のものを用いる場合は、その粒径が30μ
m程度以下の粉末状のものが好ましい。
これらの増粘剤を用いて所定の粘度に水溶液を増粘する
ためには、その単量体の種類、濃度、増粘剤の分子量に
よっても異なるが、増粘剤を単量体に対して一般に0.
05〜20重量%の範囲で使用するのが好ましい。
チルである。ショ糖脂肪酸エステルとしては、ショ糖と
ステアリン酸、バルミチン酸、ラウリン酸、オレイン酸
等から選ばれた1種以上の脂肪酸とのモノ、ジ及びトリ
エステル等が挙げられる。
、バルミチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、リシノール
酸等から選ばれた少なくとも1種の脂肪酸とのモノ、ジ
及びトリエチル等があげられる。これらの非イオン系界
面活性剤の中でも、特にHLBが2〜6のものが好まし
い。分散剤の使用量は一般に水溶性エチレン性不飽和単
量体に対し、0.05〜lO重量%、好ましくは0.5
〜5重量%である。
なお、本発明に好適に利用できる重合体の1つである、
角を有しない非球状の吸水性重合体を得るためには、分
散剤としてショ糖脂肪酸エステルのみを用いる必要があ
り、他の分散剤ではこのような得意な形状の吸水性樹脂
は得られない。
本発明に用いる重合体粉体を得るために、上記のごとく
逆相懸濁重合を採用する際、使用する非重合性の疎水性
有機溶剤としては、例えばn−ペンタン、n−ヘキサン
、n−へブタン、n−オクタン等の脂肪族炭化水素類;
シクロヘキサン、シクロオクタン、メチルシクロヘキサ
ン、デカリン等の脂環族炭化水素類;ベンゼン、エチル
ベンゼン、トルエン、キシレン等の宜換基を有してもよ
い芳香族炭化水素類;クロルベンゼン、ブロムベンゼン
、四塩化炭素、1.2−ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類があげられ、これらの1種又は2種以上の混
合物を使用できるが、特に好ましプ くは、n−ヘキ≠つ、n−ヘプタン、シクロヘキサン、
メチルシクロヘキサン、トルエン、キシレン、四塩化炭
素である。
有機溶剤と水溶性エチレン性不飽和単量体の比率は、重
合熱の除去、温度のコントロール、又は安定な分散性の
点から、一般に、1:l〜5:1が適当である。
ラジカル重合開始剤としては、当該分野に常用されるも
のであれば制限なく使用することができるが、特に水溶
性のものが好ましい。具体的には例えば、過硫酸カリウ
ム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩;過酸化水素、t−ブチルハイドロパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサ
イド;2.2′−アゾビス−2−アミジノプロパンニ塩
酸塩等のアゾ化合物等があげられる。これらの重合開始
剤は、2種以上混合して使用することも可能であり、更
には亜硫酸塩、℃−アスコルビン酸、第2鉄塩等の還元
剤との組み合わせによるレドックス系開始剤を用いるこ
ともできる。
本発明に用いる吸水性重合体を得るために上記のような
逆相懸濁重合を行なった場合は重合後乾燥工程を経るよ
うにすれば、得られた重合体をビーズ状又はソーセージ
状の粉体として取り出すことができる。この乾燥工程と
しては、重合に用いた疎水性有機溶剤との共沸で水を留
去する方法や、含水ゲル状物を濾過後、通常の熱風乾燥
器、減圧乾燥器や流動床乾燥器により乾燥する方法等が
ある。
又、本発明に用いることのできる重合体粉体を得るため
には上述した逆相懸濁重合法のみならず、公知の方法で
行なった水溶液重合により得られた含水ゲルを乾燥、粉
砕、分級する際に平均粒径が100〜600μm、粒径
分布が対数欄準偏差値σζ0.35以下になるように調
整してもよい。
本発明の製造方法は上記した方法に基づいて得公知の方
法で表面処理することにより、重合体表面を均一に改質
するものである。
表面処理のより好ましい方法としては、含水率10%未
満になるまで乾燥した重合体粉体を該重合体粉体中の官
能基に対して反応性の基を分子内に2個以上有する架橋
剤o、oos〜20重量%(対重合体粉体)と混合した
後、加熱反応させ、該重合体粉体の表面近傍を均一に架
橋させるものである。架橋剤と重合体粉体の混合時、水
および親水性有機溶剤を含んでいても良い。
この表面架橋処理行なうにあたり、その処理条件を下記
特定のものに選べば処理効果をすぐれたものとし、プロ
セス的にも有利にすることができる。すなわち、含水率
10%未満の重合体粉体を、架橋剤、水及び親水性有機
溶剤を該重合体粉体に対してそれぞれo、oos〜20
重量%、0゜1〜5重量%および0.01〜6重量%と
なる量で含む処理溶液と混合し、該重合体粉体の表面近
傍を架橋させるという方法である。
前記手順で得られた特定範囲の平均粒径なもち・かつ粒
径分布の狭い重合体粉体を架橋剤を含む特定組成の処理
溶液と混合する場合には混合時に塊が全く発生せず、該
処理溶液が重合体粉体の表面に均一に分散すると共に該
粉体の表面近傍へ適度に浸透して、均一で効率良く表面
近傍を架橋できる。こうして吸水倍率が高く優れた吸水
速度および吸引力をもち、かつ水可溶成分の樹脂からの
溶出量の非常に少ない、衛生材料として好適な吸水性樹
脂が得られる0本発明の吸水性樹脂の製造方法において
は、先ず先述した逆相懸濁重合等によって得られた重合
体の含水率を、先に述べたのと同様の乾燥工程により1
0%未満、好ましくは7%未満にしておくことが必要で
ある。含水率が10%以上の場合は架橋剤や架橋剤を含
む処理溶液と混合した場合、混合性が劣る他に架橋剤が
樹脂内部に過度に浸透して、得られる吸水性樹脂は吸水
倍率が小さ(なることがある。
本発明において用いることのできる架橋剤としては、重
合体の有する官能基と反応しつる官能基を2個以上有す
る化合物であれば特に制限はないが、好ましくは親水性
、より好ましくは水溶性の化合物であり、例えば重合体
が官能基としてカルボキシル基及び/又はカルボキシレ
ート基を有する場合は、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、
ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジェタノール
アミン、トリエタノールアミン、ポリオキシプロピレン
、オキシエチレンオキシプロピレンブロック共重合体、
ペンタエリスリトール、ソルビトール等の如き多価アル
コール類;エチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセ
ロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールボリグ
リシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエ
ーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ペンタ
エリスリトールポリグリシジルエーテル、プロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル等の如き多価グリシジル化合
物類;2,2−ビスヒドロキシメチルブタノール−トリ
ス[3−(l−アジリジニル)プロピオネート]、1.
6−へキサメチレンジエチレンウレア、ジフェニルメタ
ン−ビス−4,4°−N、 N−ジエチレンウレア等の
如き多価アジリジン類;エピクロルヒドリン、α−メチ
ルクロルヒドリン等の如きへロエボキシ化合物類;グル
タルアルデヒド、グリオキサール等の如き多価アルデヒ
ド類;エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペン
タエチレンへキサジン、ポリエチレンイミン等の如き多
価アミン類;2、4− トルイレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート等の如き多価インシア
ネート類;塩化アルミニウム、塩化マグネシウム、塩化
カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、−
硫酸カルシウム等の如き多価金属塩類などを例示するこ
とができる。特に好ましくは多価アルコール、多価グリ
シジル化合物類、多価アミン類、多価金属塩類である。
これらの唸≠唸架橋剤の使用量は、重合体粉体に対して
0.005〜20重量%、好ましくは0.005〜5重
量%、より好ましくは0.01〜1重量%で用いる。こ
の量が0.005m重量%未滴の場合には表面処理効吸
水倍率が著しく小さくなる場合がある。
また、本発明では架橋剤を重合性粉体と混合する場合、
水および親水性有機溶剤を含む処理溶液を用いるのが処
理効果を高める上でより好ましい、この場合処理溶液を
構成する水の量は重合体粉体に対して0.1〜5重量%
である。この量が01重量%未満の場合は架橋剤の粉体
表面近傍への適度な浸透が困難となり、表面架橋層が適
度に形成されず、また5重量%を超えると過度に浸透し
て吸水倍率が小さくなる場合がある。
また処理溶液を構成する親水性有機溶剤とじては架橋剤
を溶解させ、吸水性樹脂の性能に影響をおよぼさないも
のであれば特に制限されない。そのようなものとしては
、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、n−プ
ロピルアルコール、1so−プロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、1so−ブチルアルコール、t−ブ
チルアルコール等の低級アルコール類、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル類、N、N−ジメチルホルムアミ
ド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシ
ド類等を挙げることができる。該親水性有機溶剤の使用
量は重合体粉体に対して0.1〜6重量%である。該親
水性有機溶剤の使用量が0゜1重量%未渦の場合は、重
合体と処理溶液との混合が不拘一番こなる場合がある。
また6重量%を超える量を用いても使用量に見合った効
果は得られず、コストの上昇を招(たけてあり、工業的
に好ましくない、親水性有機溶剤の種類にもよるが一般
に重合体粉体に対し0.3〜4重量%で用いるのが好ま
しい。
本発明において重合体粉体に架橋剤を含む処理溶液を混
合する方法としては重合体粉体に該処理溶液を噴霧或い
は滴下・混合するのが一般的である。混合に使用する混
合機としては、均一に混合するために混合力の大きいも
のが好ましいが、通常の混合機、捏和機を用いることが
できる。例えば円筒型混合機、二重円錐型混合機、■型
混合機リボン型混合機、スクリュー型混合機、流動化型
混合機、回転円板型混合機、気流型混合機、双腕型捏和
機、インターナルミキーサー、マラー型捏和機、ロール
ミキサー、スクリュー型押出機等である。重合体粉体に
これらの架橋剤を含む処理溶液を混合して得られた混合
物を加熱するには、通常の乾燥器や加熱炉を用いること
ができる。例えば溝型攪拌乾燥器、回転乾燥器、円盤乾
燥器、捏和乾燥器、流動層乾燥器、気流乾燥器、赤外線
乾燥器、誘電加熱乾燥器等である。加熱処理温度は40
〜250℃、好ましくは80〜200℃の範囲である。
[発明の効果〕 本発明の吸水性樹脂は特定範囲の平均粒径なもち、かつ
その粒径分布も狭いものであり、高い吸水倍率、優れた
吸水速度および吸引力を有し、かつ樹脂内部に存在する
水可溶成分の樹脂表面からの溶出が非常に少な(、衛生
材料として用いた場合、特に液の拡散性や安全性に優れ
たものである。このような吸水性樹脂は上述した如(、
増粘剤により特定粘度に調整された水溶性エチレン性不
飽和単量体水溶液を、分散剤としてショ糖脂肪酸エステ
ル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて逆
相懸濁重合させ、得られた重合体を乾燥し、特定組成の
架橋剤を含む処理溶液と混合、加熱する場合において最
も収率よく、効果的に製造可能となるのである。またこ
の場合の表面部分を処理する方法は多量の有機溶剤を必
要としないため、経済的・工業的にも有利な方法であり
、衛生材料、各種保水剤として安全性の高い優れた吸水
性樹脂を、製法的にも非常に有利な方法で得ることが可
能となった。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の詳細な説明するが本発明の
範囲は、これらの実施例にのみ限定されるものではない
、また、実施例中に特にことわりのない限り%は重量%
を、部は重量部を示すものとする。
なお、吸水性樹脂の吸水性能は、以下に示す方法により
測定した。
(1)平均粒径及び粒径分布 平均粒径は、JIS標準ふるい(20メツシユ32メツ
シユ、48メツシエ、60メツシユ、100メツシエ、
145メツシエ、200メツタ シュ、34−0メツシユ)を用いて重合体粉体を篩分縁
した後、残留百分率Rを対数確率紙にプロットし、R=
50%に相当する粒径を平均粒径とした。
又、粒径分布は、その指標として下記の式であられされ
る対数標準偏差値σζを用いた。ここでは、σこの値が
小さいほど粒径分布が狭いことを意味する。
0ζ=   I n  (x* /x+  )(x+は
R=84.1%、X、はR=15.9%のときのそれぞ
れの粒径) (2)吸水倍率 吸水性樹脂012gを不織布製のティーバッグ式袋(4
0mmX 150mm)に均一に入れ、0.9重量%塩
化ナトリウム水溶液に浸漬して10分と30分後に、こ
のティーバッグ式袋を引き上げ、一定時間水切りした後
、その重量を測定し、以下昶 の式で吸晴倍率を算出した。尚、ティーバッグ式袋のみ
を浸漬した場合の吸水重量をブランクとした。
吸液後の重量−ブランク 吸水倍率(g/g) = 吸水性樹脂の重量 (3)吸水速度 人工尿(尿素1.9重量%、塩化ナトリウム0.8重量
%、塩化カルシウム0.1重量%、硫酸マグネシウム0
.1重量%含有)20ml中に吸水性樹脂1.Ogを加
え、吸水性樹脂がすべての人工尿を吸収して膨潤ゲルの
流動性がなくなるまでの時間でもって吸水速度とした。
(4)吸引力 ティッシュペーパー(55auaX 75+am)の上
に人工尿20m1を加えて人工尿を含んだ基材を作成し
、その基材の上に、吸水性樹脂1.0gを置いた。10
分後に膨潤ゲルを採取して、その重量を測定することに
より、ティッシュペーパーからの液の吸引力とした。ま
た同時に加えた吸水性樹脂のママコの有無を観察した。
(5)樹脂表面から溶出する水可溶成分量不織布、綿状
バルブ、吸水紙および防水フィルムからなる市販の子供
用紙おむつ(重量72g)を半分に切り、ポリマー2.
5gを綿状バルブと吸水紙の間に均一に散布し、上記人
工尿120m1を加えて37℃で16時間放置した。1
6時間後ポリマー上部の綿状バルブのみをとり、100
0iの純水でこのバルブに移行した水可溶成分を抽出し
、濾紙で濾過した後、濾液中のポリマー分を酸−塩基滴
定により測定して、吸水性樹脂に対する全溶出水可溶成
分量(重量%)を求めた。
実施例1 撹拌機、還流冷却器、温度計、窒素ガス導入管および滴
下るうどを付した2I2の四つロセバラプルフラスコに
シクロヘキサン1.O12をとり、分散剤としてのショ
糖脂肪酸エステル(第一工業製薬■製、DK−エステル
F−50、HLB=6)4.0gを加えて溶解させ、窒
素ガスを吹きこんで溶存酸素を追い出した。別にフラス
コ中にアクリル酸ナトリウム84.6g、アクリル酸2
1゜6gおよびN、N’−メチレンビスアクリルアミド
0016gをイオン交換水197gに溶解し、さらにヒ
ドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業■製、H
EC−ダイセルEP−850)0゜53gを溶解させ、
モノマー濃度35重量%、粘度40 cpSのモノマー
水溶液を調整した。この七ツマー水溶液に過硫酸カリウ
ム0.15gを加えて溶解させた後、窒素ガスを吹きこ
んで水溶液内に溶存する酸素を追い出した。
次いでこのフラスコ内の単量体水溶液を上記セパラブル
フラスコに加えて23 Orpmで撹拌することにより
分散させた。その後、浴温な60℃に昇温しで重合反応
を開始させた後、2時間この温度に保持して重合を完了
した0重合終了後シクロヘキサンとの共沸脱水により含
水ゲル中の水を留去した後、濾過し、80℃で減圧乾燥
し、球状の重合体粉体[AOl ]を得た。得られた重
合体粉体[AOl ]の含水率は5.6%であった。
該重合体粉体(AOII100部にジエチレングリコー
ル0.3部、水4部、インプロパツール05部からなる
処理溶液をパドル型混合機で混合した。混合時には大き
な塊が全く発生せず、混合物を20メツシユの金網(目
開き840μm)に通したところ、すべての混合物が通
過した。得られた混合物をパドルドライヤーで180℃
、1時間加熱処理することにより吸水性樹脂[A11]
を得た。得られた吸水性樹脂[A11)の緒特性につい
ては表−1にまとめて示した。
実施例2 増粘剤としてヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化
学工業■製、5P−600)を2.2gを用いた以外は
実施例1と同様の条件で重合を行った。モノマー水溶液
の粘度は800 cpsで、得られた球状重合体粉体[
AO2]の含水率は6,8%であった。
該重合体粉体[AO2]100部にエチレングリコール
ジグリシジルエーテル0.1部、水3部、メタノール6
部からなる処理溶液をパドル型混合機で混合した。混合
物を20メツシユの金網に通したところ、すべての混合
物が通過した。得られた混合物をパドルドライヤーで1
00℃、1時間加熱処理することにより吸水性樹脂(A
12 )を得た。その諸性能の測定結果を表−1に示し
た。
実施例3 分散剤としてヘキサグリセリン縮合リシルレート(花王
側製、ステップRP−6)3.5gを用いた以外は実施
例1と同様に重合を行ない、球状の重合体粉体[AO3
]を得た。得られた重合体粉体[AO3]の含水率は6
.3%であった。
該重合体粉体[AO3]100部にエピクロルヒドリン
0.08部、水2部、メタノール4部からなる処理溶液
を■型混合機で混合した。混合物を20メツシユの金網
に通したところ、すべての混合物が通過し混合時の塊の
発生はなかった。得られた混合物をパドルドライヤーで
100℃、1時間加熱処理することにより吸水性樹脂[
A 13]を得た。その諸性能の測定結果を表−1に示
した。
実施例4 撹拌機、還流冷却器、温度計、窒素ガス導入管および滴
下ロートを付した2βの四つロセバラブルフラスコにシ
クロヘキサン1.0βをとり、分散剤としてショ糖脂肪
酸エステル(第−工業製薬味製、DK−エステルF−2
0)4.0gを加えて溶解させ、窒素ガスを吹きこんで
溶存酸素を追い出した。
別にフラスコ中にアクリル酸ナトリウム65゜8g、ア
クリル酸21.6gおよびポリエチレングリコールジア
クリレート(n=14)0.076g及び増粘剤として
ポリアクリル酸ナトリウム(日本触媒化学工業■製 ア
クアリックOM−100,25℃、5%水溶液の粘度1
50cps)1.5gをイオン交換水250gに溶解さ
せ、粘度20 cpsのモノマー水溶液を調整した。
次いで過硫酸ナトリウム0.12gを加えて溶解させた
後は実施例1と同様の操作を行ない、球状の重合体粉体
[AO4]を得た。得られた重合体粉体〔A04]の含
水率は4.8%であった。
該重合体粉体[AO4]100部にグリセリン1部、水
5部、イソプロパツール1部からなる処理溶液をパドル
型混合機で混合した。混合物は20メツシユの金網をす
べて通過し、混合時の塊の発生はなかった。その後、得
られた混合物をパドルドライヤーで180℃、1.5時
間加熱することにより吸水性樹脂[A14]を得た。そ
の諸性能の測定結果を表−1に示した。
実施例5 実施例4において増粘剤としてポリアクリル酸ナトリウ
ム(日本触媒化学工業■製 アクアリックFH,25℃
、1%水溶液の粘度2 x 10 ’cps)1.0g
を用いた以外は実施例4と同様の操作を行ない、含水率
5,8%の重合体粉体[AO5]を得た。この時のモノ
マー水溶液の粘度は27cpsであった。
得られた重合体粉体[AO5]100部にグリセリンジ
グリシジルエーテル0.051m、水4部、エタノール
0.8部からなる処理溶液をリボン型混合機で混合した
。混合物は20メツシユの金網をすべて通過し、混合時
の塊の発生はなかった。
得られた混合物を流動床乾燥基中、100℃、1時間加
熱することにより吸水性樹脂[A15 ]を得た。
実施例6 実施例1においてモノマー水溶液に加えるヒドロキシエ
チルセルロース(ダイセル化学工業■製HEC−ダイセ
ルEP−850)の量を1.6gに変更し、モノマー水
溶液の粘度を2000cpsに調整した以外は実施例1
と同様の条件で重合を行ない、全てが球状の重合体粉体
[AO6)を得た。得られた重合体粉体[AO6]の含
水率は64%であった。
この重合体粉体[AO6]を実施例1と同様に表面架橋
処理して吸水性樹脂[A16 ]を得た。吸水性樹脂の
諸性能については表−1にまとめて示した。
実施例7 実施例2においてモノマー水溶液に加えるヒドロキシエ
チルセルロース(ダイセル化学工業■製HEC−ダイセ
ル5P−600)の量を0.3gとし、七ツマー水溶液
の粘度を17cpsに調整した以外は実施例2と同様の
条件で重合を行ない、全てが球状の重合体粉体[AO7
)を得た。得られた重合体粉体[AO7)の含水率は5
,9%であった参 この重合体粉体[AO7]を実施例1と同様に表面架橋
処理して吸水性樹脂(A173を得た。吸水性樹脂の諸
性能については表−1にまとめて示した。
実施例8 撹拌機、還流冷却器、温度計、窒素ガス導入管および滴
下ろうとを付した2℃の四つロセパラブルフラスコにシ
クロヘキサンi、oI2をとり、分散剤として傘シヨ糖
脂肪酸エステル(第一工業製薬■製、DK−エステルF
−50、HLB=6)4.0gを加えて溶解させ、窒素
ガスを吹きこんで溶存酸素を追い出した。別にフラスコ
中にアクリル酸ナトリウム84.6g、アクリル酸21
゜6gおよびN、N’−メチレンビスアクリルアミド0
.016gをイオン交換水197gに溶解し、さらに増
粘剤としてヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学
工業■製、HEC−ダイセルEP−850)3.2gを
溶解させ、モノマー濃度3、′1 5重量%、粘度2ゴ5,000cpsのそツマ−水溶液
を調整した。このモノマー水溶液に過硫酸カリウム0.
15gを加えて溶解させた後、窒素ガスを吹きこんで水
溶液内に溶存する酸素を追いだした。
次いで、このフラスコ内の単量体水溶液を上記セパラブ
ルフラスコに加えて23 Orpmで撹拌することによ
り分散させた。その後、浴温を60℃に昇温して重合反
応を開始させた後、2時間この温度に保持して重合を完
了した0重合終了後シクロヘキサンとの共沸脱水により
含水ゲル中の水を留去し、濾過した後80℃で減圧乾燥
し、平均長径3000μm1平均短径550μmである
、やや細長いウィンナ−ソーセージ状の重合体粉体[A
O8]を得た。
この重合体粉体を実施例1と同様に表面架橋処理して吸
水性樹脂[A18 ]を得た。
実施例9 増粘剤としてヒドロキシエチルセルロース(ダィセル化
学工業■製、EP−850)の量を5゜3gに変更した
以外は実施例2と同様の条件で重合を行った。モノマー
水溶液の粘度は240,000 cpsであった。重合
終了後共沸脱水して濾過し80℃で減圧乾燥し、平均長
径3500μm・平均短径600umである、細長いウ
ィンナ−ソーセージ状の重合体粉体[AO9]を得た。
この重合体粉体を実施例2と同様に表面架橋処理して吸
水性樹脂[A19 ]を得た。
を通過しない部分をとって破砕状の重合体粉体この重合
体粉体[AOIOIを実施例1と同様に表面架橋処理し
て吸水性樹脂(AOIOIを得た。
比較例1 実施例1の重合体粉体[AOl ]については諸性能を
測定し、表−1に示した。
実施例1O アクリル酸ナトリウム141g、アクリル酸36.1g
およびN、N’−メチレンビスアクリルアミド0.11
8gをイオン交換水329gに溶解し、過硫酸アンモニ
ウム0.68gおよび亜硫酸水素ナトリウム0.025
gを用いて窒素雰囲気中55〜80℃で静置重合し、ゲ
ル状含水重合体を得た。このゲル状含水重合体を180
℃の熱風乾燥機で乾燥後、ハンマー型粉砕機で粉砕し、
28メツシユ金網を通過し、60メツシユ金網エステル
の代わりにソルビタンモノステアレート(花王■製、レ
オドール5P−810)3.5gを用いた以外は実施例
1と同様の重合を行ない、含水率6.2%、平均粒径8
0μm、σζ=0゜43の比較用重合体粉体[BOl 
]を得た。
得られた比較用重合体粉体[BOl )を実施例1と同
じ処理溶液とパドル型混合機で混合した。混合時に20
メツシユの金網を通過しない塊が86%生成した。得ら
れた20メツシユの金網を通過した混合物をパドルドラ
イヤーで180℃、1時間加熱処理することにより比較
用吸水性樹脂[B11 ]を得た。その諸性能の測定結
果を表−1に示した。
比較例3 実施例1においてヒドロキシエチルセルロースを千ツマ
ー水溶液に添加しない以外は同様の操作を行ない、含水
率4,7%、平均粒径10100uζ=0.41の比較
用重合体粉体[802]を得た。この時モノマー水溶液
の粘度は7 cpsであった。
得られた比較用重合体粉体(BO2)を実施例2と同じ
処理溶液をパドル型混合機で混合した。混合時に20メ
ツシユの金網を通過しない塊が8゜2%生成した。得ら
れた混合物を流動層乾燥器で100℃、1時間加熱処理
することにより比較用吸水性樹脂[B12 ]を得た。
その諸性能の測定結果を表−1に示した。
比較例4 実施例1において分散剤としてシヨ糖脂肪酸ニス戸ルの
代わりにテトラグリセリンモノステアレート(理研ビタ
ミン■製、ボエムJ−4010)4.0gを用いたヒド
ロキシエチルセルロースを七ツマー水溶液に添加しない
以外は同様の操作を行ない、含水率5.9%、平均粒径
150μm、σζ=0.40の比較用重合体粉体[BO
3]を得た。
得られた比較用重合体粉体[BO3]を実施例1と同じ
処理溶液とパドル型混合機で混合した。混合時に20メ
ツシユの金網を通過しない塊が7゜6%生成した。得ら
れた混合物をパドルドライヤーで180℃、1時間加熱
処理することにより比較用吸水性樹脂[B13 ]を得
た。その諸性能の測定結果を表−1に示した。
比較例5 実施例8の重合体粉体[AO8]については諸性能を測
定し、表−1に示した。
比較例6 実施例1Oにおいて28メツシユ金網を通過する部分の
みをとり比較用重合体粉体[BO4]を得た。
この比較用重合体粉体を実施例1と同様に表面架橋処理
して比較用吸水性樹脂[814]を得た。
【図面の簡単な説明】
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平均粒径が100〜600μm、粒径分布が対数標
    準偏差値σζ0.35以下であって、粒子表面が架橋処
    理されてなる吸水性樹脂。 2、粒子の平均長径と平均短径の比が1.5〜20で角
    を有しない非球状であって、粒子表面が架橋処理されて
    なる吸水性樹脂。 3、クレーム2において、粒子の長径が100〜10,
    000μm、短径が10〜2,000μmである吸水性
    樹脂。 4、平均粒径が100〜600μm、粒径分布が対数標
    準偏差値σζ0.35以下の重合体粉体の表面を架橋処
    理する吸水性樹脂の製造方法。 5、粒子の平均長径と平均短径の比が1.5〜20で角
    を有しない非球状の重合体粉体の表面を架橋処理する吸
    水性樹脂の製造方法。 6、クレーム4または5において、重合体粉体の含水率
    が10重量%未満である吸水性樹脂の製造方法。 7、クレーム4、5または6において、重合体粉体が、
    ブルックフィールド回転粘度計(25℃、0.6rpm
    )による粘度が15cps以上の水溶性エチレン性不飽
    和単量体水溶液を、分散剤としてショ糖脂肪酸エステル
    および/またはポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて
    、重合不活性な疎水性有機溶剤中に分散・懸濁させ、ラ
    ジカル重合開始剤で重合させることにより得られたもの
    である吸水性樹脂の製造方法。 8、クレーム7において、水溶性エチレン性不飽和単量
    体水溶液の粘度を15〜5,000cpsに調整するよ
    うにする吸水性樹脂の製造方法。 9、クレーム7において、水溶性エチレン性不飽和単量
    体水溶液の粘度を5,000〜1,000,000cp
    sに調整し、分散剤としてショ糖脂肪酸エステルのみを
    用いるようにする吸水性樹脂の製造方法。 10、クレーム4、5、6、7、8または9において、
    架橋処理に当たり、架橋剤として重合体の官能基に対し
    反応性の基を分子内に2個以上有するものを用いるよう
    にする吸水性樹脂の製造方法。 11、クレーム10において、架橋剤は、これを水およ
    び親水性有機溶剤と混合してなる処理溶液の形で用いる
    ようにする吸水性樹脂の製造方法。 12、クレーム11において、処理溶液中の架橋剤、水
    および親水性有機溶剤の配合割合を、重合体粉体に対し
    てそれぞれ0.005〜20重量%、0.1〜5重量%
    、0.01〜6重量%となるようにする吸水性樹脂の製
    造方法。 13、クレーム11または12において、重合体粉体を
    処理溶液と混合した後、40〜250℃で加熱して、前
    記重合体粉体の表面を架橋処理するようにする吸水性樹
    脂の製造方法。
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