JPH02196163A - 移動可能なアイドラーギアとピニオンギアとを有するスタータモータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は内燃機関のスタータモータに関し、特にエンジ
ンにスタータモータを連結する係合可能なギア装置に関
するものである。

〈従来の技術〉 従来より米国特許筒４．３５６．７３５号、同第４．５
１０．４０６号、同第４．５２５．６３２号、及び同第
４．５９０．８１１号に示されるように内燃機関に用い
られる電気式スタータモータは通常回転駆動出力軸にそ
って摺動しエンジンの被駆動歯車に係合するソレノイド
式ピニオンギアを有している。被部＃Ｊ＃Ａ車の係合時
に、モータ部は励起されピニオンギアはビニオンクラッ
チ機構を介して回転駆動され被駆動＃４１Ｘを回転させ
エンジンをスタートさせる。上述の米国特許に示される
ようにスタータモータの取付けはスタータモータのハウ
ジング部が開放領域を有しており、被駆動ギアが、ハウ
ジング内に延びてピニオンギアが摺動可能に被駆動歯車
と係合している。

〈問題点を解決覆る手段〉 近年エンジンにスタータモータを取付けるのに有効なス
ペースが少なくなってきているのでその取付けも自由度
が必要になっている。本発明が関係づるエンジンにおい
ても従来のスタータモ・−タはエンジンに搭載すること
ができない。すなわち、そのエンジンにおいては被部ｌ
］爾車がハウジング内に延びてピニオンギアと係合でき
ない。本発明は、取付条件が直接取付けを制限している
とき居動ビニＡンギアとエンジンの被駆動歯車との連通
を成立さぜたい場合、従来のスタータモータを組込むこ
とができるようにしている。これはピニオンギアととも
に移動しかつ被駆動南中と実際係合できる移動可能なア
イドラーギアを用いることにより達成される。

従って本発明の目的は、ピニオンギアとともに移動しエ
ンジンの被駆動歯車と係合（るアイドラーギアを介して
漕動可１駈なピニオンギアがその回転力をエンジンに伝
えるエンジンのスタータ尤−タを提供することである。

本発明の他の目的はビニオンクラッチの係合移動により
被駆動歯車と係合離脱するように摺動可能なアイドラー
ギアを提供することである。

〈発明の詳細な説明〉 第１図においてスタータモータ１０は本発明を実施する
ものであり最初の非励起状態で示されている。この状態
において、内燃機関（図示せず）に延びている被駆動歯
車１００はスタータモータ１０ど係合していない。被駆
動歯ル１００は通常内燃機関内でのフライホイールの一
部を成しておりスタータモータと係合しエンジンのスタ
ート動作中に駆動される。

前述のように従来のスタータモータは被駆動歯車１００
に係合可能なピニオンギア５６を有１．でいる。しかし
ながら第１図に示されるように七−タ１ｏの取付位置は
そのｆｉ１４において大きなスペースが生じピニオンギ
ア５６が被駆動歯車１００と係合しないようになってい
た。

本発明によるとピニオンギア５６と被駆動南中１００と
の間にアイドラーギア６２が設けられてＪ３つ上述の問
題点を解消している。以ドの説明は、好適Ｉ構の詳細に
関するものであり、アイドラーギア６２がピニオンギア
５６に与えられた線形及び回動移動に応じ被験８歯車１
００に係合離脱するように動くことについて述べる。

スタータ駆動端ハウジング１はモータ１０のハウジング
に固着されて３３り様々へ部材を支持している。端ハウ
ジング１に形成されたソケット４はベアリング５２のシ
ートとして働く。ベアリング５２によりそこに取付けら
れたスタータ出力軸５０が回転する。スタータ出力軸５
０はモータ１０のハウジング内において図示しないＴＩ
星歯車駆動機構に従来の様式に従って連結されている。

電気モータ部く図示せｆ）もハウジング内にあり回転駆
動を１２星歯車駆動機構に直接与え、長子軸線のまわり
に回転するスタータ出力軸５０に与えている。スタータ
出力軸５０はベアリング５２の反対側の端に１組の外側
スプライン歯を有しておりよたベアリング５２の近くに
は保持リング５４は有している。

ベアリング５８はスプライン歯６５と保持リング５４と
の間で出力軸５０の一部を囲んでいる。

ベアリング５８は出力軸５０に沿ったピニオンギア５６
の低摩擦摺動移動を達成させるようにスタータ駆動ピニ
オンギア５６内に保持されている。

ピニオンギア５６もシャンク部４８とビニオン％竺ア５
６のｔｈ　＃ｌとの間に周溝４５を有している。オーバ
ーランクラッチ５１はピニオンギア５６０周満４５とワ
ッシｐ−５５とシャンク部４８に支持され、ごニオンギ
ア５６の回転を一方向にする従来の様式によりばね付勢
された１組のＬｔ　ｆｆｌローラ５３を有している。

オーバーランクラッチ５１はさらに金属シール５７と出
力軸５０のスプライン歯６５と噛合する内（１ａ５９を
有している。

クラッチ５１とピニオンギア５６は、クラッチ５１に接
続されたレバー４０の移動により出力軸５０に沿ってυ
制御可能に位置決めされる（第３図参照）。

スタータモータ１０は電気ターミナルボスト１２．１４
を有するソレノイドアクチュエータ１１を備えている。

レバー４０はソレノイド１１により駆動されるようにハ
ウジング内に枢着されている。ソレノイド１１は、ソレ
ノイド１１が非励起されると外側にばね付勢され（第１
図）ソレノイド１１が励起されると内側に引込むプラン
ジャー１６を有している。プランジャー１６内のキャビ
ティはピン２４上をリング２０を外方に付勢するばね１
８を有している。ピン２４はその外端に形成されたスト
ッパー２２を有しており、レバー４０の上部がリング２
ｏとストッパー２２との間に保持位置決めされ、第１図
及び第２図に各々示されるようにプランジャー１６が第
１及び第２の位置を移動するとき移動する。レバー４０
の枢着カム部４４及び４６は平行面２，３０に接してい
る。

アイドラーギア６２は、ハウジング１に形成された穴６
にかしめられた固定ピン６０上に震動ベアリング６３を
介して取付けられている。ピン６０は回動可能な軸５０
の軸線とほぼ平行に取付けられ、アイドラーギア６２が
アイドラーギア５６と共に同一方向に移動する。アイド
ラーギア６２は、ダブルフランジスリーブ６６がばねク
リップ６１により保持された延長シャンク６４を有して
いる。ダブルフランジスリーブ６６は、ピニオンギア５
６の大きさを越えて外側に延びたクラッチ５１の一部を
受ける位置にある凹部６８を有している。

第２図において、本発明の装置は、次の励起状態にあり
、アイドラーギア６２は、被駆動歯車１００と係合し、
出力軸５０、クラッチ５１及びピニオンギア５６の装置
により回転ｑ能駆動状態になる。もらろＩυ、アイドク
係アロ２は、レバー４０の頂部４２とピン２４を左に引
くソレノイド１１の励起により被駆動歯車１００と係合
づるように移動する。レバー４ｏの頂部４２の移動によ
り底部４９が右に移動し、クラッチ５１及びアイドラー
ギア５６を出力軸５０にそって移動させる。

クラッチ５１はアイドラーギア６２上のダブルフランジ
スリーブ６６と係合しているので、アイドラーギア６２
は被駆動歯車１００と係合するようにピン６０にそって
移動する。ソレノイドの通電を止めると、アイドラーギ
アは第１図に示す第１の位置に戻る。

第３図は、レバー４０から延び点４７．４９においてク
ラッチ５１に枢着されたヨーク４８を示している。ピニ
オンギア５６はアイドラーギア６２に連続的に接続され
ており、アイドラーギア６２を反対方向に回転させてい
る。従って、アイドラーギア６２が被駆動歯車１００と
係合するように移動した後、モーター駆動出力軸５０の
回転はスプライン歯６５からクララ１５１、ピニオンギ
ア５６に伝達される。アイドラーギア６２はピニオンギ
ア５６とは逆に回転し、被駆動歯車１００をピニオンギ
ア５６と同じ方向に回転させる。

上述の発明によれば、スタータモータ１０をエンジンコ
ンパートメント内に取付けるフレキシブルさはピニオン
ギア５６と被駆動歯車１００との間にある移動可能なア
イドラーギアによる分割によっている。本発明による効
果を有するようにスタータモータを変更することは、モ
ーターの回転による方向を変更し所定の駆動方向が被験
ｖＪ歯車への出力となるようにすることを意味する。

当業者にとって多くの変更が本発明の範１１内で可能な
ことは明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は被駆動歯車に対して離脱した状態の本発明のス
タータモータを示す一部断両立面図、第２図は被駆動歯
車に対して係合した状態のスタータモータの一部を示す
図、及び第３図は第１図における［１３−３にそった本
発明のスタータモータの一部の所面図である。 １・・・スタータ駆動端ハウジング、４・・・ソケット
、１０・・・スタータモータ、１１・・・ソレノイド、
１６・・・プランジャー　２０・・・リング、２４・・
・ピン、４０・・・レバー、５ｏ・・・出力軸、５１・
・・クラッチ、５６・・・ピニオンギア、６０・・・固
定ピン、６２・・・アイドラーギア、１００・・・被部
１１３６７Ａ車。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）被駆動歯車を有するエンジン用のスタータモータ
   であつて、 電気モータと、 前記電気モータによりその軸のまわりに回転可能に取付
   けられた出力軸と、 前記出力軸に該出力軸と共に回転するように取付けられ
   るとともに前記出力軸の同動軸線と平行摺動するピニオ
   ンギアと、 前記出力軸と平行に取付けられた固定ピンと、前記ピニ
   オンギアの歯と係合する歯を有し、前記ピニオンギアの
   移動に応答して、前記被駆動歯車と係合するように前記
   ピンに対して摺動し、かつ、前記ピンに対して回動する
   ように前記ピンに取付けられたアイドラーギアとを具え
   ていることを特徴とするスタータモータ。
2. （２）スタータモータにより内燃機関を始動させるよう
   に係合された被駆動歯車を有する内燃機関用のスタータ
   モータであつて、 電気モータと、 前記電気モータによりその軸線の回りに回転駆動された
   スタータ出力軸と、 前記出力軸上の第１の位置と第２の位置との間で移動し
   、前記出力軸とともに回転するように前記出力軸上に摺
   動可能に取付けられたピニオンギアと、 前記出力軸の前記第１の位置と第２の位置との間で前記
   ピニオンギアを摺動させる装置と、前記ピニオンギアの
   歯と係合し前記ピニオンギアと反対方向に回転するとと
   もに前記ピニオンギアとともに移動するよう前記摺動装
   置に係合するアイドラーギア装置とを備えており、前記
   ピニオンギアがその第２の位置にあるとき前記アイドラ
   ーギア装置は前記内燃機関の被駆動歯車に係合しかつ前
   記ピニオンギアがその第１の位置にあるとき前記被駆動
   歯車からはずれることを特徴とするスタータモータ。
3. （３）被駆動歯車を有する内燃機関とともに用いられる
   電気作動及び駆動式スタータモータであつて、電気モー
   タと、 前記電気モータによりその軸線の回りに回転駆動される
   出力軸と、 前記出力軸に摺動可能に取付けられ前記出力軸の第１及
   び第２の位置間で移動するとともに前記出力軸とともに
   回転するピニオンギアと、 前記出力軸上の前記第１及び第２の位置間で前記ピニオ
   ンギアを摺動させる電気駆動手段と、前記ピニオンギア
   の歯と係合し前記ピニオンギアとともに回転しかつ前記
   摺動装置と係合し前記ピニオンギアとともに移動するア
   イドラーギア装置とを備えており、前記アイドラーギア
   装置は前記ピニオンギアがその第２の位置へ動くと前記
   被駆動歯車と係合し前記ピニオンギアがその第１の位置
   に戻ると前記被駆動歯車からはずれることを特徴とする
   スタータモータ。
4. （４）被駆動歯車を有するエンジンのスタータモータで
   あって、 電気モータと、 前記電気モータによりその軸線のまわりに回転するよう
   に取付けられた出力軸と、 前記出力軸に取付けられ前記出力軸とともに回転すると
   ともに前記出力軸の回転軸線に対して平行に摺動可能な
   ピニオンギアと、 前記出力軸上の第１及び第２の位置間で前記ピニオンギ
   アを移動させる装置と、 前記出力軸と平行に取付けられた固定ピンと、前記ピニ
   オンギアの歯と係合する歯を有しており、前記ピニオン
   ギアの回転に応じて前記固定ピンに対して回転するよう
   に前記固定ピンに取付けられ前記ピニオンギアとともに
   前記第１の位置から前記第２の位置まで前記固定ピンに
   対して摺動可能に前記移動装置と係合するアイドラーギ
   アを備えており、前記アイドラーギアが前記エンジンの
   被駆動歯車と係合することを特徴とするスタータモータ
   。
5. （５）スタータモータにより内燃機関を始動させるよう
   に係合可能な被駆動歯車を有する内燃機関のスタータモ
   ータであつて、 電気モータと、 前記電気モータによりその軸線の回りに回転駆動される
   スタータモータ出力軸と、 前記出力軸上の第１及び第２の位置の間で移動するとと
   もに前記出力軸とともに回転するように前記出力軸に摺
   動可能に取付けられたピニオンギアと、 前記ピニオンギアの歯と一定係合するように前記スター
   タモータ内に取付けられ、前記ピニオンギアに対して反
   対に回転し前記第１及び第２の位置の間で前記ピニオン
   ギアとともに移動するアイドラーギア装置と、 前記出力軸上の前記第１及び第２の位置の間で前記ピニ
   オンギアと前記アイドラーギア装置を摺動させる装置を
   備えており、前記アイドラーギア装置は前記ピニオンギ
   アがその第２の位置にあるとき前記エンジンの被駆動歯
   車と係合し前記ピニオンギアがその第１の位置にあると
   き前記被駆動歯車からはずれることを特徴とするスター
   タモータ。