JPH02195985A - 張設具とこの張設具を用いた張設布の張設方法 - Google Patents

張設具とこの張設具を用いた張設布の張設方法

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JPH02195985A
JPH02195985A JP1703689A JP1703689A JPH02195985A JP H02195985 A JPH02195985 A JP H02195985A JP 1703689 A JP1703689 A JP 1703689A JP 1703689 A JP1703689 A JP 1703689A JP H02195985 A JPH02195985 A JP H02195985A
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substrate
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Atsushi Kutomi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用シートの表皮などの張設布を張設する
際に用いられる張設具と、この張設具を用いた張設布の
張設方法に関するものである。
(従来の技術) 本出願人は自動車用シートの表皮などの張設布を張設す
るため、先の特願昭63−145428号において、両
端部が尖ったホグリングを用いることなく安全な作業で
、しかも張設布に張設方向のシワが発生することなく張
設布を張設することができる新規な技術を提案している
この先行技術は、第4図に示すように、張設布aの互い
に接続されるべき両辺部す、cの夫々に固着可能な1組
の板状基板d、eからなる張設具において、両板状基板
d、eに、両板状基板d、eを互いに連結可能であり連
結状態で両板状基板d、eを互いに重ね合わされる方向
に相対回動可能な軸部fとフック部gとを設けると共に
、両板状基板d、eの一方にこれら板状基板d、eを重
ね合わされた状態に拘束するための掛止突片りを、両板
状基板d、eの他方に前記掛止突片りを係入固定するた
めのスリットiを夫々設けることによって構成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記先行技術では、第4図に示すように、軸部r
を有する一方の板状基板dに、他方の板状基板eが有す
るフック部gを前記軸部fに掛止するだめの開口部jを
部分的に設けなければならず、又この開口部jに対応さ
せて前記フック部gを部分的に設けなければならないた
め、これら板状基板が長手方向における断面形状が部位
によって異なり、これら板状基板を押出成形のみによっ
て製造することができず、後加工が必要となって製造コ
ストが高くつくという欠点がある。
又上記張設具を用いて張設布を張設する際、第4図仮想
線で示すように、フック部gを前記開口部jにおいて軸
部fに掛止しなければならないため、両板状基板を連結
する作業が困難であるという欠点もある。
本発明は上記欠点に鑑み、両板状基板の夫々が長手方向
同一断面でこれら板状基板を押出成形によって得ること
ができる張設具と、両板状基板を容易に連結することが
できる張設布の張設方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の張設具は、第1の板状基板の先端部に長子方向
同一断面の小フック部を設けると共に、この小フック部
に連結可能であり連結状態で両板状基板を互いに重ね合
わせる方向に相対回動する際に前記記小フック部を内面
側に案内収容する長手方向同一断面の大フック部を第2
の板状基板の先端部に設け、且つ第1の板状基板の背面
側部位に、第2の板状基板の前面側部位に設けた長手方
向同一断面の第2の係止部に係止されて両板状基板を重
ね合わせた状態に拘束する長手方向同一断面の第1の係
止部を設けたことを特徴とする。
本発明の上記張設具を用いた張設具の張設方法は、第1
、第2の板状基板をシート本体を覆う張設布の互いに接
続されるべき両辺部に夫々固着し7、両板状基板を小フ
ック部と大フック部とを係合して連結した後、第1の板
状基板の背面側部位と第2の板状基板の前面側部位とを
重ね合わせる方向に相対回動して前記両辺部を互いに引
寄せ、第1の係止部と第2の係上部とを互いに係合させ
て両板状基板を重ね合わせた状態に拘束して前記張設布
を張設することを特徴とする。
(作 用) 本発明の張設具によれば、第1の板状基板が有する小フ
ック部と第1の係上部とが長手方向同一断面であり、第
2の板状基板が有する第フック部と第2の係止部とが長
子方向同一断面なので、これら板状基板を押出成形によ
って安価な製造コストで得ることができる。
又本発明の張設布の張設方法によれば、小フック部と第
729部とが何れも長手方向同一断面なので、両板状基
板を長手方向の正確な位置決めなしに容易に連結するこ
とができる。そして両板状基板の正確な位置決めは一旦
連結した後、張設布に十分な張力が働いていない段階で
両板状基板を長手方向に相対移動させることによって容
易に行うことができる。そして張設後は、長子方向同一
断面の張設具によって、張設布をその両辺部において長
手方向に均一の引張力で緊張することができるので1、
張設布に生じる張設方向のシワを効果的に抑えることが
できる。
(実施例) 第1図ないし第3図は、本発明を自動車用シートのシー
トハックにおける表皮の張設方法に適用した実施例を示
している。
シートバンクは、シートバンク本体(図示せず)とこれ
を覆うレザー製の表皮(張設布)1とからなっている。
表皮lは、第3図に示すように、シートバック本体の前
面及び上面を覆う前面側部位1aと、背面を覆う背面側
部位1bと、下面を覆う下面側部位1cとを備えている
。前面側部位1aと背面側部位1bとはシートハック本
体の上端部において玉縁2を間に挟んで縫合されている
。前面側部位1aと下面側部位1cとはシートハック本
体の下端部において直接縫合されている。そして背面側
部位1bの下辺部(辺部)3と下面側部位1cの後辺部
(辺部)4とは、シートパック本体の背面下部において
、第1図に示すような張設具Aによって接続される。
この張設具Aは、押出成形によって得られた第1の板状
基板5と第2の板状基板6とからなる。長子寸法は両辺
部3.4と略同−である。
下辺部3に縫着される第1の板状基板5は、下端部に長
手方向同一半円形断面の小フック部5aを備えている。
第1の板状基板5の背面側部位には、第1の係止部5b
が設けられている。
一方、後辺部4に縫着される第2の板状基板6は、上端
部に長手方向同一半円形断面の大フック部6aを備えて
いる。この大フック部6aは、その内周面形状が小フッ
ク部5aの外周面形状と同−又は若干大である。従って
、両フック部5a、6aを互いに連結した状態で、第2
図に示すように、両板状基板5.6を長手方向軸線を中
心に相対回動させることができる。そして両板状基板5
.6が重ね合わせる方向に相対回動するのに応して、小
フック部5aは大フック部6aの内周側に案内収容され
る。
又第2の板状基板6の前面側部位には、第2の係止部6
bが設けられている。この第2の係止部6bは、小フン
ク部5aが大フック部6aの内周側に収容された状態で
第1の板状基板5の背面と第2の板状基板6の前面とが
重ね合わされたとき、第1の係止部5bと係合して両板
状基板5.6を重ね合わされた状態に拘束することがで
きる。
これら板状基板5.6は塩ビなどの合成樹脂製であるが
、辺部3.4に縫着される部位5c、6cを縫製可能な
軟質合成樹脂製の薄肉に成形し、フック部5a、5a、
係止部5b、 6bを備えた部位を剛性の大きな硬質合
成樹脂製の厚肉に成形して両者を一体化している。尚、
第1の板状基板5を下面部側部位1cの後辺部4に、第
2の板状基板6を背面側部位1bの下辺部3に夫々取付
けてもよい。
以上の構成において表皮1をシートハック本体に装着す
るには、先ず表皮lをシートバンク本体に上方から被せ
、背面側部位1bの下辺部3と下面側部位1cの後辺部
4とをシートバンク本体の背面下部において互いに引寄
せる。そして第2図仮想線で示す第1の板状基板5の小
フンク部5aと、同図実線で示す第2の板状基板60大
フック部6aとを連結する。このとき、両辺部3.4の
引寄せ作業は両フック部5a、6aを連結するためのも
のであり、比較的小さな引張力によって容易に引寄せる
ことができる。又両フック部5a、6aを連結する際、
各フック部5a、6aは夫々長手方向同一断面であるの
で、長手方向の誤差があっても両フック部5a、6aを
連結ずろことができる。両フック部5a、6aの長手方
向の連結位置は、両辺部3.4にかかる引張力が小さな
連結後の状態において長手方向に相対移動させることに
より、容易に調整することができる。
連結した状態で、第1の板状基板5を小フンク部5aを
回動中心として下方回動(第2図矢印方向)させる。第
1の板状基板5の下方回動に伴い、下辺部3が下方に1
辺部4が上方に夫々引張られ、表皮lは全体として徐々
に緊張される。
第1の板状基板5の背面が第2の板状基板6の前面に重
ね合わされる位置(第2図実線)まで回動すると、背面
側部位1bの下辺部3と下面側部位1cの後辺部4とは
、第2図にLで示す寸法引寄せられる。これにより表皮
3を、前記寸法り緊張することができる。
次に第1の板状基板5は第2の板状基板6に重ね合わさ
れると、第1の係止部5bと第2の係止部6bとが互い
に係合し、両板状基板5.6を互いに重ね合わされた状
態に拘束保持することができる。これにより、表皮1を
緊張状態に保持することができる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。
例えば上記実施例では両板状基板が重ね合わされた状態
において、第1の板状基板の第1の係止部が第2の板状
基板の第2の係上部に上方から係合しているが、第1の
係止部が第2の係止部に下方から係合するように構成す
ることができるなど、両板状基板の断面形状は適宜設定
することができる。尚、本発明が上記実施例に示すもの
に限定されず、各種張設布の張設作業に用いることがで
きるのは勿論である。
(発明の効果) 本発明は上記構成、作用を有するので、安全な作業でし
かも容易に連結することができ、張設布の張設方向にシ
ワを生じることのない安価な張設具と張設布の張設方法
とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部の斜視図、第2図は
その作用を示す要部の縦断側面図、第3図はその全体構
成を示す斜視図、第4図は先行技術を示す要部の縦断側
面図である。 張設布 辺部 第1の板状基板 小フンク部 第1の係止部 第2の板状基板 a b 大フック部 第20係止部 張設具 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)張設布の互いに接続されるべき両辺部の夫々に固
    着可能な第1、第2の板状基板からなる張設具であって
    、第1の板状基板の先端部に長手方向同一断面の小フッ
    ク部を設けると共に、この小フック部に連結可能であり
    連結状態で両板状基板を互いに重ね合わせる方向に相対
    回動する際に前記記小フック部を内面側に案内収容する
    長手方向同一断面の大フック部を第2の板状基板の先端
    部に設け、且つ第1の板状基板の背面側部位に、第2の
    板状基板の前面側部位に設けた長手方向同一断面の第2
    の係止部に係止されて両板状基板を重ね合わせた状態に
    拘束する長手方向同一断面の第1の係止部を設けたこと
    を特徴とする張設具。
  2. (2)第1、第2の板状基板を張設布の互いに接続され
    るべき両辺部に夫々固着し、両板状基板を小フック部と
    大フック部とを連結した後、第1の板状基板の背面側部
    位と第2の板状基板の前面側部位とを重ね合わせる方向
    に両板状基板を相対回動して前記両辺部を互いに引寄せ
    、第1の係止部と第2の係止部とを互いに係合させて両
    板状基板を重ね合わせた状態に拘束し、前記張設布を張
    設することを特徴とする請求項1記載の張設具を用いた
    張設布の張設方法。
JP1703689A 1989-01-26 1989-01-26 張設具とこの張設具を用いた張設布の張設方法 Granted JPH02195985A (ja)

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