JPH02194139A - プラスチック成形金型用Cu合金 - Google Patents

プラスチック成形金型用Cu合金

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JPH02194139A
JPH02194139A JP1153889A JP1153889A JPH02194139A JP H02194139 A JPH02194139 A JP H02194139A JP 1153889 A JP1153889 A JP 1153889A JP 1153889 A JP1153889 A JP 1153889A JP H02194139 A JPH02194139 A JP H02194139A
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Hiroaki Nakayama
中山 宏明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プラスチックまたは合成樹脂成形金型用C
u合金に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、プラスチック成形金型は、常温だけでなくプラ
スチック成形温度(150℃〜200℃)において型締
め力に対して変形を生じない強度および硬さを有し、熱
伝導性に優れかつプラスチックに含まれる0gイオンお
よびSイオンに対しても良好な耐腐食性能を有する材料
で作製され、さらにこのような材料で作製された金型の
内部は鏡面仕上げされるため、鏡面仕上げ性の優れた材
料で作製されることも必要であった。
かかるプラスチック成形金型を作製するための材料とし
て従来Cu合金が使用され、代表的なものとして下記の
Cu合金が使用されていた。
(1)  Mn :11.45%、 Ap:8.05%、 Fe:3.55%、 Nに2.01%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金。
(2)  Ni  :4.78%、 SI:1.33%、 A1:6.59%、 Co:6.57%、 を含aし、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金。
(3)  Ni  :1.09%、 Zr:6.70%、 Be:6.15%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%、以下%はすべて重量%を示す)を有するCu
合金。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、最近、プラスチック成形体の形状が複雑化す
るとともに成形スピードが向上し、成形サイクルが短縮
化し、そのためプラスチック射出圧力は従来よりも一層
高くなり、金型の腐食も激しく、従来よりもプラスチッ
ク成形金型の寿命が短くなってきた。
そのため、従来よりも鏡面仕上げ性はもちろんのこと、
上記プラスチック射出の高圧力に耐えつるだけの強度と
硬さをもち、成形サイクル時間の短縮化に耐えうる優れ
た熱伝導性をもち、かつプラスチックに含まれるClイ
オン、Sイオン等に対する一層優れた耐腐食性をHする
プラスチック成形金型用Cu合金の出現が望まれていた
これらの要求に対して、上記従来の技術(1)のCu合
金は、強度、硬さおよび鏡面仕上げ性についての要求は
みたすものの熱伝導性が極めて悪く、上記従来の技術(
2)および(3)のCu合金は、強度および硬さについ
ての要求はみたすものの鏡面仕上げ性および耐腐食性能
が十分でない。上記従来の技術(1)のCu合金は添加
元素の含有量が高く、従って熱伝導性に劣るものである
。また従来の技術(2)および(3)のCu合金は、硬
質相の析出により強化されたもので、強度、硬さおよび
熱伝導性には優れるものの、これらCu合金で作製され
た金型を研磨加工する際に、硬質粒子の脱落があり、そ
れにより磨き面の鏡面仕上げ性が劣化するのである。さ
らに上記(2)および(3)の如き析出強化合金では強
度を高める目的で溶体化温度を高めた場合、結晶粒成長
を起こし、それが耐腐食性を著しく劣化させるのである
。特にこの従来の技術(3)のCu合金は、毒性の強い
Beが含まれるため、このCu合金で作製された金型を
用いて成形されたプラスチック成形体の表面にはBeが
付着する危険性があるためにプラスチック成形金型用材
料としての使用は嫌われ、もし、使用されたとしてもそ
の用途は限られたものになるという問題点もあった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、強度、硬さ、熱伝導性、耐腐食
性および鏡面仕上げ性に共に優れたプラスチック成形用
Cu合金を開発すべく研究を行なった結果、 Ni: 2.0〜6.5%、 Ti: 6.7〜3.3
%、Cr: 6.1〜1.5%、Si: 6.001〜
o、i%、を含有し、さらに必要に応じて、 (a)  Zr: 6.001〜6.5%、(b)Fe
およびCoのうち1種または2揮:0、O1〜6.5%
、 (c)  Sn: 6.05〜1.2%、Mn: 6.
05〜1.2%、Zn: 6.05〜1.2%、Mg:
 6.001〜6.2%、P :[1,001〜6.2
 %ノウチ1種マタハ2t−rI以上、 (d)  希土類元素:6.001〜6.2%、以上(
a)〜(d)の4つの区分の1つまたは2つ以上を含有
し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有し、か
つNiとTiの重量比Ni /Tiが、 Ni  /Ti  ? 2.0〜3.0であるCu合金
は、強度、硬さ、熱伝導性に優れ、さらに均一微細な析
出物によって強化されるために、研磨加工において優れ
た鏡面仕上げ性を発揮するとともに、高温溶体化処理を
行った場合でも、結晶粒成長が起きず、プラスチックに
含まれるCIイオンまたはSイオンに対する良好な耐腐
食性能を発揮し、くわえて初期粒界融解を生じないこと
から熱処理時の焼き割れ、あるいは熱間加工割れの問題
も起こらないという知見を得たのである。
この発明は、かかる知見にもとづいてなされたものであ
って、以下にCu合金の成分組成を上記の通りに限定し
た理由について説明する。
(a)NiおよびTi これらの成分には、Cu母相中にCu−NiTiまたは
Ni−Tiの金属間化合物として析出し、合金の強度を
向上させる効果があるが、その含有量がいずれもNi:
1.8%未満およびT i:6.2%未満では所望の効
果が得られず、一方、その含有量が、それぞれNi:5
%およびTi:2%を越えても強度の向上がみられない
うえに熱伝導度が低ドする。さらに、NiとTiのff
i量比:Ni/Tiが2.0より小さいか、または3.
0より大きい場合、余剰元素の固溶により熱伝導度の著
しい低下がみられる。
したがって、この発明のCu合金におけるNiおよびT
iの添加量は、それぞれNj: J、3〜5%およびT
i:6.2〜2%とするとともに、NIとTiの重量比
: Ni /Tiを2.0〜3.011:定めた。
(b)  Cr Cr成分は、Cu母相中のNi  −Ti金属間化合物
との相互作用により均一、微細に析出し、合金の硬さを
向上せしめる作用を有するが、その含有量がCr:6.
1%未満では十分な析出量に達しないために所望の効果
が得られず、一方、Cr:1.5%を越えて含有しても
溶解が困難となるばかりでなく、析出物の粗大化を生じ
、鏡面仕上げ性が著しく劣化することから、その含有量
を6.1〜165%と定めた。
(c)  5I Si成分は、溶体化処理の際、微量のCr −81金属
間化合物を母相中に存在せしめ、結晶粒成長をピン1に
めさせ、冷間加工なしに結晶粒の粗大化を防止する作用
があるが、Siの自白“量が6.001%未満であると
、結晶粒成長のピン止め効果がなく、シたがってCIイ
オンまたはSイオンに対する耐腐食性能が発揮されず、
くわえて初期粒界融解による熱処理時の焼き割れを生じ
やすくなる。一方、Siを6.1%より多く含有させる
と、合金の強度が劣化するとともに、強度に寄与しない
Ni 、Cr、Fe、Co、Tiとの複合金属間化合物
の粗大粒子を形成することがあり、鏡面仕上げ性を著し
く劣化させるため、その含有量を6.001〜6.1%
に定めた。
(d)  Zr Z「成分には、被成形物中に含有されるS成分に対する
耐腐食性を向上させ、また粒界反応型析出を防ぐことに
より析出のより均一微細化をはかり、鏡面仕上げ性を向
上させる作用があるが、その含有量が(1,01%未満
では所望の効果が得られず、一方、6.5%を越えて含
有しても熱処理工程において粒界初期融解を生じ焼き割
れが発生するため、その含有量を6.01〜6.5%と
定めた。
(e)  FeおよびCo これらの成分は、Cu母相中にTiとともに金属間化合
物として析出し、合金の強度をさらに向上させる作用が
あるが、これらの含有量がそれぞれF c:6.01%
未満、Co:6.01%未満では所望の効果が得られず
、一方、Fe: 6.5%およびCo: 6.596を
越えて含有するとFe−TiまたはCo −Ti金属間
化合物の生成により、余剰のNiの母相への固溶が生じ
、熱伝導性が劣化するので、その含有量をそれぞれF 
e:o、01〜6.5%、Co二〇、01〜6.5%と
定めた。
(g)  Sn 、 Mn 、 Zn 、 Mg 、お
よびPこれらの成分は、合金の耐熱性を向上させるため
に必要に応じて添加するものであるが、その含有量がS
n、Mn、Znについては6.05%未満、Mgおよび
Pについては6.001%未満では所望の効果が得られ
ず、一方その含有量がSn、MnおよびZnについては
1.2%、さらにMgおよびPについては6.2%をそ
れぞれ越えると熱伝導性が著しく低下するので、その含
有量をS n:6.05〜1.2%、Mn:6.05〜
1.2%、Zn:6.05〜1.2%、Mg: 6.0
01〜6.2%、P :6.001〜6.2%と定めた
(h)  希土類元素 これらの成分は、被成形物中に含まれるS成分に対する
耐腐食性能を向上させ、また、金型の鏡面仕上げ性に関
わる被切削性を向上させる作用を有するが、これら元素
の含有量が6.001%未満では所望の効果が得られず
、一方、6.2%を越えて含有しても熱間加工性が著し
く劣化するために、その含有量を6.001〜6.2%
と定めた。なお、希土類元素としては、Ce、La、N
d、PrおよびSi1などがあり、例えば、人手しやす
いミツシュメタルを用いて含有させるとよい。
〔実 施 例〕
つぎに、この発明のCu合金を実施例により具体的に説
明する。
通常の真空溶解炉を用い、黒鉛るつぼ中で、それぞれ第
1表に示される成分組成をもった各種のCu合合金溶合
5kgづつ溶製し、金型に鋳造し、面側した後、熱間鍛
造および熱間圧延を施して、幅: 100 mmX厚さ
=5■皇の板材とし、これを適当な長さに切断すること
によって、本発明Cu合金板材1〜5B、比較Cu合金
板材1〜19、および従来Cu合金板材1〜3をそれぞ
れ製造した。
なお、これらCu合金板材のうち、本発明Cu合金板材
1〜5Gおよび比較Cu合金板材1〜19については温
度: 1030℃に1時間保持後水冷の条件で、従来C
u合金板材1〜3については温度:980℃に1時間保
持後水冷の条件で焼入れ処理を施し、さらに引き続いて
、本発明Cu合金板材1〜56および比較Cu合金板材
1〜19については温度:525℃に2時間保持の条件
で、また従来Cu合金板材lおよび2については温度:
500℃に2時間保持の条件で、さらに従来Cu合金板
材3については温度:450℃に1.5時間保持の条件
でそれぞれ時効処理を行った。
なお、比較Cu合金板材1〜19はいずれも構成成分の
うちいずれかの成分含有量、あるいは成分含有量比Ni
 /Tiがこの発明の範囲から外れた組成をもつもので
あり、この発明の範囲から外れた組成および含有量比N
i /Tiを※印を付して示しである。
ついで、これら各種のCu合金板材について常温におけ
るビッカース硬さおよび引張強さを測定し、さらに熱伝
導度を評価する目的で電気伝導度をa?J定し、鏡面仕
上げ性試験および耐腐食性能試験を行なって、それらの
結果を第2表に示した。
上記鏡面仕上げ性試験および耐腐食性能試験は次のよう
にして実施した。
鏡面仕上げ性試験、 試験片を、粒度:6.5〜1t11Mのペースト状ダイ
ヤモンドを塗布したパフを1分間に40〜50回転の速
度で回転させ、この回転パフの中心から10〜12cm
の距離の位置で500grの荷重をかけながら5分間研
磨した後、25倍の光学顕微鏡を用いて研七面を検鏡し
、 研摩面全面にパフによるスジの存在しない鏡面を有する
ものを01 研磨面の1/2以上鏡面のものΔ、 研摩面全面が鏡面となっていないものを×、として示し
た。
耐腐食性能試験、 試験片を、5%CI2+水蒸気(以下、Cp2雰囲気と
いう)、および796 S O□十氷水蒸気以ド、S0
2雰囲気という)からなるガス雰囲気中に、それぞれ温
度:80℃、30時間保持した後、試験片の引張強さを
測定し、 いずれの雰囲気においても保持前の引張強さの70%以
上の引張強さを有するものを01CRあるいはS O2
雰囲気のどちらか一方で、保Fjj前の引張強さの70
%以上を有するものをΔ、いずれの雰囲気においても保
持前の引張強さの70%未満の引張強さであるものを×
1として示した。
なお、一般にプラスチック成形金型は、プラスチック成
形に際して、常温とプラスチック成形温度の加熱冷却サ
イ−クルをうけるが、上記プラスチック成形温度は15
0〜200℃と低く、プラスチック成形温度における引
張強さおよび硬さは、常温における引張強さおよび硬さ
と大差なく、このプラスチック成形温度における金型の
強度および硬さは、常温における引張強さおよびビッカ
ース硬さの測定値によって十分に評価することができ、
この程度の温度差による加熱冷却サイクル熱疲労による
割れおよび変形は全く発生しなかった。
〔発明の効果〕
第2表に示される結果から、従来Cu合金板材1〜3お
よびこの発明の範囲から外れた成分含有量または重量比
(Ni /Ti)を有する比較Cu合金板材1〜19は
、常温引張強さ、常温硬さ、鏡面仕上げ性、熱伝導性お
よび耐腐食性のいずれか1種以上の特性が劣っているに
対し、本発明Cu合金板材1〜5Bは、上記特性のいず
れにも優れており、この発明のCu合金を用いて作製し
たプラスチックあるいは合成樹脂用の、例えば、複雑形
状を被成形物に付与する射出成形用金型は、型締め力に
対する変形はなく、著しく長期に亘って優れた性能を発
揮するものである。
出 代 願人: 三菱金属株式会社 理人:富 外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組
    成(以上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni
    /Tiが、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (2)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5% を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (3)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5% を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (4)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上、を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組
    成(以上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni
    /Tiが、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (5)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (6)Ni:2.0〜6.5、%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5%と、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5% を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (7)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上、を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組
    成(以上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni
    /Tiが、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (8)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5% 希土類元素:0.001〜0.2% を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (9)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.3
    %、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0.
    1%、を含有し、さらに、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上、を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組
    成(以上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni
    /Tiが、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (10)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5%と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (11)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上と、希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (12)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5%と、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上、を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組
    成(以上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni
    /Tiが、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (13)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5%と、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5%と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (14)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上と、希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (15)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上と、希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。 (16)Ni:2.0〜6.5%、Ti:0.7〜3.
    3%、Cr:0.1〜1.5%、Si:0.001〜0
    .1%、を含有し、さらに、 Zr:0.001〜0.5%と、 FeおよびCoのうち1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
    、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
    2%、P:0.001〜0.2%のうち1種または2種
    以上と、希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比Ni/Ti
    が、 Ni/Ti:2.0〜3.0 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
    金。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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