JPH01290738A - 耐熱性に優れたアルミニウム合金 - Google Patents
耐熱性に優れたアルミニウム合金Info
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- JPH01290738A JPH01290738A JP12114988A JP12114988A JPH01290738A JP H01290738 A JPH01290738 A JP H01290738A JP 12114988 A JP12114988 A JP 12114988A JP 12114988 A JP12114988 A JP 12114988A JP H01290738 A JPH01290738 A JP H01290738A
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- aluminum alloy
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- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、押出材、板材、鍛造材等の主として展伸材
として提供される耐熱性に優れたアルミニウム合金、特
に自動車用エンジン部品、コンプレッサーその他の機械
部品として、比較的高温雰囲気下で使用される耐熱性に
優れた高力アルミニウム合金に関する。
として提供される耐熱性に優れたアルミニウム合金、特
に自動車用エンジン部品、コンプレッサーその他の機械
部品として、比較的高温雰囲気下で使用される耐熱性に
優れた高力アルミニウム合金に関する。
従来の技術
展伸用アルミニウム合金の中で、耐熱性に優れた合金の
代表的なものとして、２６１８合金、２２１９合金が良
く知られている。しかしながら、これらの合金も、耐熱
強度の点で必ずしも十分な満足が得られるものではなか
った。
代表的なものとして、２６１８合金、２２１９合金が良
く知られている。しかしながら、これらの合金も、耐熱
強度の点で必ずしも十分な満足が得られるものではなか
った。
他方、軽量で高い耐熱強度が要求される機械部品等の用
途材料として、近時ＭＭＣ，ＦＲＭ等のアルミニウム基
複合材や粉末合金も種々提案されているが、いずれもコ
ストにおいて高くつくという難を有している。
途材料として、近時ＭＭＣ，ＦＲＭ等のアルミニウム基
複合材や粉末合金も種々提案されているが、いずれもコ
ストにおいて高くつくという難を有している。
発明が解決しようとする課題
そこで、この発明は、汎用性の高いＡρ−ＣＵ系の合金
について、その耐熱性を改善し、従来の２６１８合金、
２２１９合金より更に一段と高温強度に優れたアルミニ
ウム合金を提供することを目的としてなされたものであ
る。
について、その耐熱性を改善し、従来の２６１８合金、
２２１９合金より更に一段と高温強度に優れたアルミニ
ウム合金を提供することを目的としてなされたものであ
る。
課題を解決するための手段
上記の目的において、この発明に係る耐熱性に優れたア
ルミニウム合金は、 Ｓｌ ：０． １〜１．０％ Ｃｕ ：２． ０〜４． ５％ Ｍｇ：０．３〜２． ０％ Ｆｅ ：０． ５〜１． ５％ Ｎｉ ：０．８〜３．０％ Ｖ：０．０５％〜０，５％ を含有し、あるいはまた、その他の成分として更に、 Ｍｎ ： ０．０５〜０．６％ Ｚｒ ：０．０１〜０．３％ Ｔｌ ：０．００１〜０．５％ のうちの１種または２種以上 を含有し、残部Ａρ及び不可避不純物からなるものであ
る。
ルミニウム合金は、 Ｓｌ ：０． １〜１．０％ Ｃｕ ：２． ０〜４． ５％ Ｍｇ：０．３〜２． ０％ Ｆｅ ：０． ５〜１． ５％ Ｎｉ ：０．８〜３．０％ Ｖ：０．０５％〜０，５％ を含有し、あるいはまた、その他の成分として更に、 Ｍｎ ： ０．０５〜０．６％ Ｚｒ ：０．０１〜０．３％ Ｔｌ ：０．００１〜０．５％ のうちの１種または２種以上 を含有し、残部Ａρ及び不可避不純物からなるものであ
る。
次に、この発明に係る耐熱性に優れたアルミニウム合金
の含有成分とその含有割合の限定理由について説明する
。
の含有成分とその含有割合の限定理由について説明する
。
Ｓ Ｉ ｓ Ｃｕ ＳＭｇは、いずれも合金の機械的強
度を向上させるのに必須とする元素である。
度を向上させるのに必須とする元素である。
いずれも含有量が規定値未満、即ち、Ｓｌ：０゜１％未
満、Ｃｕ：１．５％未満、Ｍｇ：０．３％未満ではその
効果に乏しい。逆に規定値を越えて、Ｓｌが１．０％を
越え、Ｃｕが４，５％を越えて過剰に含有されると、合
金の高温強度が低下し、またＭｇが２．０９６を越えて
含有されると、熱間加工性が低下する。それぞれの元素
の好適な含有量の範囲としては、概ね、Ｓｉ ：０．３
〜０．８％、Ｃｕ ： ３． ０〜４． ０％、Ｍｇ：
０．８〜１．８％程度である。
満、Ｃｕ：１．５％未満、Ｍｇ：０．３％未満ではその
効果に乏しい。逆に規定値を越えて、Ｓｌが１．０％を
越え、Ｃｕが４，５％を越えて過剰に含有されると、合
金の高温強度が低下し、またＭｇが２．０９６を越えて
含有されると、熱間加工性が低下する。それぞれの元素
の好適な含有量の範囲としては、概ね、Ｓｉ ：０．３
〜０．８％、Ｃｕ ： ３． ０〜４． ０％、Ｍｇ：
０．８〜１．８％程度である。
Ｆｅ、Ｎｉは、いずれも合金の高温強度を高めるのに有
効なものであり、共存して更にその効果を増大する。そ
れらの含有量は、Ｆｅにおいて０．５％未満、Ｎｌにお
いて０．８％未満では上記効果に乏しく、Ｆｅが１．５
％を越え、Ｎ１が３．０９６を越えて過多に含有される
ときは、Ｃｕとの金属間化合物を形成し、かえって強度
を低下させる。好適な含有量の範囲を示せば、Ｆｅ ：
０．８〜１． ３％、ＮＩ：１．０〜２．０％程度であ
る。
効なものであり、共存して更にその効果を増大する。そ
れらの含有量は、Ｆｅにおいて０．５％未満、Ｎｌにお
いて０．８％未満では上記効果に乏しく、Ｆｅが１．５
％を越え、Ｎ１が３．０９６を越えて過多に含有される
ときは、Ｃｕとの金属間化合物を形成し、かえって強度
を低下させる。好適な含有量の範囲を示せば、Ｆｅ ：
０．８〜１． ３％、ＮＩ：１．０〜２．０％程度であ
る。
■は、組織を微細化すると共に、常’ＩＨから高温域に
わたって強度を向上させるのに有効な必須含有成分であ
り、含有量が０．０５９６未満ではその効果に乏しく、
０．５％を越えて過剰に含有するときは、粗大な金属間
化合物を形成し、加工性はもとよりかえって機械的性質
が低下する。好適とするＶの含有量の範囲は、概ね０゜
１〜０．３％程度である。
わたって強度を向上させるのに有効な必須含有成分であ
り、含有量が０．０５９６未満ではその効果に乏しく、
０．５％を越えて過剰に含有するときは、粗大な金属間
化合物を形成し、加工性はもとよりかえって機械的性質
が低下する。好適とするＶの含有量の範囲は、概ね０゜
１〜０．３％程度である。
Ｍｎ、Ｚｒ ＳＴｌは、これらも組織を微細化して、機
械的強度の安定に寄与するものであり、該作用において
相互に均等性を有するものであるが、Ｍｎ ：０．０５
％未満、Ｚｒ ：０． ０１％未満、ＴＩ ：０．０
０１％未満の含有量ではその効果に乏しい。しかし、Ｍ
ｎが０．６％を越え、Ｚｒが０．３％を越え、あるいは
Ｔ１が０．５％を越えてｅＢ−Ｈされるときは過剰であ
り、金属間化合物を形成して加工性、機械的性質を低下
させる。それぞれの好適な含有量は、Ｍｎ：０．１〜０
．５％、Ｚｒ ：０． ０８〜０． ２５％、Ｔｌ
：Ｑ、０１〜０．３％程度である。
械的強度の安定に寄与するものであり、該作用において
相互に均等性を有するものであるが、Ｍｎ ：０．０５
％未満、Ｚｒ ：０． ０１％未満、ＴＩ ：０．０
０１％未満の含有量ではその効果に乏しい。しかし、Ｍ
ｎが０．６％を越え、Ｚｒが０．３％を越え、あるいは
Ｔ１が０．５％を越えてｅＢ−Ｈされるときは過剰であ
り、金属間化合物を形成して加工性、機械的性質を低下
させる。それぞれの好適な含有量は、Ｍｎ：０．１〜０
．５％、Ｚｒ ：０． ０８〜０． ２５％、Ｔｌ
：Ｑ、０１〜０．３％程度である。
なお、この発明に係るアルミニウム合金の製造は、従来
のＡρ−Ｃｕ系合金の常法とする製造法に準じて行いう
る。
のＡρ−Ｃｕ系合金の常法とする製造法に準じて行いう
る。
発明の効果
この発明に係るアルミニウム合金は、特にＺｒの比較的
多くの量の含有に１つの特徴点を有するものであり、い
ずれの合金も前記組成を有することに基いて高温雰囲気
に長持間保持してもＡ２６１８、Ａ２２１９２２１９合
金る高強度を保有する。従って、エンジン部品、その他
高温雰囲気にさらされる機械部品等に使用する材料とし
て適したものとなしうる。
多くの量の含有に１つの特徴点を有するものであり、い
ずれの合金も前記組成を有することに基いて高温雰囲気
に長持間保持してもＡ２６１８、Ａ２２１９２２１９合
金る高強度を保有する。従って、エンジン部品、その他
高温雰囲気にさらされる機械部品等に使用する材料とし
て適したものとなしうる。
実施例
第１表に示す化学組成を有する各種アルミニラム合金を
、６インチのビレットに鋳造したのち、４９０℃にて８
時間均質化処理し、直径２５Ｍの丸棒に押出した。その
後２５０℃にて溶体化処理し、２００℃にて１２時間の
人工時効処理を行ったものを試料として、それぞれの室
温における機械的性質、及び１５０℃の高温保持状態時
における機械的性質を調べた。
、６インチのビレットに鋳造したのち、４９０℃にて８
時間均質化処理し、直径２５Ｍの丸棒に押出した。その
後２５０℃にて溶体化処理し、２００℃にて１２時間の
人工時効処理を行ったものを試料として、それぞれの室
温における機械的性質、及び１５０℃の高温保持状態時
における機械的性質を調べた。
その結果を第２表に、従来の２６１８合金及び２２１９
合金との比較において示す。
合金との比較において示す。
第２表の結果に示されるように、本発明合金は、特に１
５０℃の高温下での機械的性質において、従来の２６１
８合金及び２２１９合金より優れたものであることが判
る。
５０℃の高温下での機械的性質において、従来の２６１
８合金及び２２１９合金より優れたものであることが判
る。
以上
Claims (2)
- （１） Ｓｉ：０．１〜１．０％ Ｃｕ：２．０〜４．５％ Ｍｇ：０．３〜２．０％ Ｆｅ：０．５〜１．５％ Ｎｉ：０．８〜３．０％ Ｖ：０．０５％〜０．５％ を含有し、残部Ａｌ及び不可避不純物からなる耐熱性に
優れたアルミニウム合金。 - （２）更に、 Ｍｎ：０．０５〜０．６％ Ｚｒ：０．０１〜０．３％ Ｔｉ：０．００１〜０．５％ のうちの１種または２種以上を含有する請求項（１）記
載の耐熱性に優れたアルミニウム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12114988A JPH01290738A (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 耐熱性に優れたアルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12114988A JPH01290738A (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 耐熱性に優れたアルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01290738A true JPH01290738A (ja) | 1989-11-22 |
Family
ID=14804067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12114988A Pending JPH01290738A (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 耐熱性に優れたアルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01290738A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014162958A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Uacj Corp | アルミニウム合金およびその製造方法 |
| JP2014189844A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Uacj Corp | アルミニウム合金およびその製造方法 |
| CN107419139A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-12-01 | 南京律智诚专利技术开发有限公司 | 一种用于航空器压气机叶轮的合金 |
| CN112375948A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-02-19 | 同曦集团有限公司 | 一种高温抗蠕变变形的铝合金及其制备方法和应用 |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP12114988A patent/JPH01290738A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014162958A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Uacj Corp | アルミニウム合金およびその製造方法 |
| JP2014189844A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Uacj Corp | アルミニウム合金およびその製造方法 |
| CN107419139A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-12-01 | 南京律智诚专利技术开发有限公司 | 一种用于航空器压气机叶轮的合金 |
| CN112375948A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-02-19 | 同曦集团有限公司 | 一种高温抗蠕变变形的铝合金及其制备方法和应用 |
| CN112375948B (zh) * | 2020-11-06 | 2022-04-01 | 同曦集团有限公司 | 一种高温抗蠕变变形的铝合金及其制备方法和应用 |
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