JPH02192510A - ガス器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はガス瞬間湯沸器等のガス器具に関する。

（従来の技術） 従来弁筐内に設けたガス通路に直列に、電磁安全弁がば
ねのばね力で着座する第１弁座と遮断弁がばねのばね力
で着座する第２弁座とを設け、該電磁安全弁と遮断弁と
を押圧開弁させ、その状態に保つＯＮ操作用の押ボタン
と、該開弁を解＜　ＯＦＦ操作用の押ボタンとを備えた
ものを提案した（実願昭５８−１８２０８６号）これに
より押操作で遮断弁や電磁安全弁を開閉操作出来て良い
。

（発明が解決しようとする課題） これによれば押ボタンが２個あるためオンとオフとの操
作を間違える事が生じたりそれだけ構成が複雑になると
共に、遮断弁の開弁保持手段と、電磁安全弁の開弁とそ
の後の解除手段とに関連性がなく、構造も複雑と成る。

本発明はか−る不具合のないガス器具を得ることをその
目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明はか＼る目的を達成するため、弁筐内に設けたガ
ス通路に直列に、電磁安全弁がばねのばね力で着座する
第１弁座と、遮断弁がばねのばね力で着座する第２弁座
とを設け、且つ該電磁安全弁は、該遮断弁を設けた弁杆
が押ボタンによって押されるとき、これに押される位置
に設け、更に該弁杆側と弁筺側とのいずれか一方に係合
子を、他方に該係合子が係合するカム溝を備えたカム体
を設け、該カム溝を、該電磁安全弁を第１弁座から、そ
して該遮断弁を該第２弁座から離反開弁させるために弁
杆を押すとき該係合子を誘導する第１カム溝と、次いで
その押圧を解除したときで遮断弁を該第２弁座から離反
する開弁状態に保つと共に該弁杆の先端を電磁安全弁が
第１弁座に着座する移動範囲内より外れた状態を保って
係止させる係止位置に導く第２カム溝と、該弁杆を再押
操作したとき、該係合子の係止位置との係合が解かれて
該係合子を係止解除位置に導く第３カム溝と、該係止解
除位置と第１カム溝の始端位置とを結ぶ第４カム溝とを
設けて成る。

（作　用） 弁杆が押されると遮断弁が先ず開弁じ始め、次いで電磁
安全弁が開弁し始める。

そして係合子が第１カム溝から第２カム溝に移った後弁
杆の押圧を解くと、該係合子は該カム体に設けた係止位
置に係止される。

このとき遮断弁は開弁状態に保たれると共に、安全弁は
開弁後押圧を解かれて、吸着が解除されれば、ばねで第
１弁座の着座が可能の状態に保たれる。そして弁杆を再
度押すと、係合子は係止位置から元位置に戻る。このと
き遮断弁は閉弁される。

（実施例） 次いで本発明を図示の実施例に付説明する。

水熱交換器（１）を加熱する主バーナ（２）の側部に口
火バーナ（２ａ）を並設し、該主バーナ（２）に連る主
ガス通路（３）に、該口火バーナ（２ａ）に連る口火ガ
ス通路（３ａ）の分岐部上流側に位置してばね（４ｂ）
で該ガス通路（３）に設けた第２弁座（３ｂ）に着座す
る遮断弁（４）と、該分岐部下流側に位置して該水熱交
換器（１）への通水時に水ガバナ（５）に連動して開弁
される開閉弁（６）とを介設し、更に該遮断弁（４）の
弁杆（４ａ）に形成した小径部で構成される点火弁（７
）と点火ガス通路（３ｂ）とを介してガス送気される点
火バーナ（２ｂ）を設けて、該点火バーナ（２ｂ）に臨
ませた点火器（８）の作動により該点火バーナ（２ｂ）
を介しての該口火バーナ（２ａ）への火移り点火を与え
るようにし、又該口火バーナ（２ａ）に熱電対（９）を
臨ませてこれにより制御される電磁安全弁（ＩＧを該遮
断弁（４）の上流側に設けて成り、該電磁安全弁（１）
ばばね（１０ａ）によって、該ガス通路（３）に設けた
第１弁座（３Ｃ）に着座する。

図面で（＋１）は該遮断弁（４）を開弁して該口火バー
ナ（２ａ）への点火を与える第１操作部材を示し、該部
材ａｖは、該遮断弁（４）の弁杆（４ａ）と同軸上の後
方に設けた押釦（１１ａ）付きの操作杆（１１ｂ）で構
成されるものとし、該操作杆（Ｉｌｂ）に後記するブツ
シュブツシュ機構ミノを組付けて、該第１操作部材Ｇｌ
）を、′ＭＳ７図に示す如く正位置Ａから前方の点火位
置Ｂに戻しばね（１１ｃ）に抗して押圧操作自在とし、
点火位置Ｂでの押圧解除によれば中間の燃焼位置Ｃに係
止され、該燃焼位置Ｃからの再度の押圧操作によりこれ
を少許前方の係止解除位置・Ｄに押動させれば該燃焼位
置Ｃでの係止が解かれて正位置Ａに復帰されるようにし
、更に第４図に示す如く点火器（８）に直列の点火スイ
ッチａ３と、電磁安全弁００のソレノイド（１０ａ）に
コンデンサ（ｌ＠からの放電電流を流して該安全弁（１
０を一定時間開弁状態に強制ホールドするホールドスイ
ッチ（ｌＳとを設けて、該各スイッチａ、ｉ　ａｓを第
１図及び第３図に示す如く該操作杆（１１ｂ）上の突起
（１３ａＥ５　ａ）に当接して作動されるように配置し
、かくて該第１操作部材ａｔの正位置Ａから点火位置Ｂ
への押圧操作によれば、先ず第７図のｄ点で遮断弁（４
）が開弁され始め、次いでａ点てホールドスイッチＧＳ
Ｉの切換によるソレノイド（１０ａ）への放電が開始さ
れ、燃焼位置Ｃを越えたハ点で弁杆（４ａ）に当接する
レバ０Ｇを介して電磁安全弁ａＯが押圧開弁され始め、
次いで二点で点火弁（７）が開弁され始めると共に点火
スイッチ■が閉成されて点火器（８）が作動され、点火
バーナ（２ｂ）を介しての口火バーナ（２ａ）への火移
り点火が与えられる。この点火後、押圧操作を解いて該
第１操作部材ａυを燃焼位置Ｃに戻すと、点火器（８）
の作動が停止されると共に点火弁（７）が閉弁されて点
火バーナ（２ｂ）が消火され、口火バーナ（２ａ）のみ
が燃焼し、又電磁安全弁ａＯはコンデンサ（Ｉ＠からの
放電により一定時間開弁状態に強制ホールドされ、その
間に熱雷対（９）が所定温度に加熱されて、以後該熱電
対（９）の起電力により失火を生じない限り該安全弁（
１０は開弁状態にホールドされる。

前記ブツシュブツシュ機構（１２１は、固定枠（＋７１
に首振自在に取付けな係合子０８を操作杆（１１ｂ）に
取付けたガイド板０９上のガイド溝■にばね（１８ａ）
で弾力的に挿入係止させて成るもので、該ガイド溝■を
、第５図及び第６図に示す如く第１操作部材（′ｌｖの
前記各操作位置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄに対応いるａ乃至ｄの各
点を結ぶ段付形状の第１乃至第４溝部（２０ａ）（２０
ｂ）（２０ｃ）（２０ｄ）から成るループ状に形成し、
該第１操作部材（＋１）の正位置Ａから点火位置Ｂへの
押圧操作によれば、該ガイド板（＋！Ｅｌの前進により
該係合子（Ｉｅがａ点から第１溝部Ｇ’Ｏａ）を介して
Ｂ点に移動され、点火位置Ｂでの押圧解除によれば該ガ
イド板■の後退に伴い該係合子（Ｉｅが第２溝部（２０
ｂ）を介して０点に移動されて該第１操作部材ａ１）が
燃焼位置Ｃに係止され、次いでこれを燃焼位置Ｃから係
止解除位置りに押圧操作して押圧を解くと、該係合子（
１８１が第３溝部（２０ｅ）を介してｄ点と次いで、ｄ
点から第４溝部（２０ｄ）を介してａ点とに移動され、
該第１操作部材（ｌｖに正位置Ａへの復帰動作が与えら
れるようにした。

前記開閉弁（６）は上記の如く通水時に開弁されるもの
で、従ってこれを開閉する第２操作部材■は第１図に示
す通水弁■の操作部材で構成される。

該第２操作部材■は、押釦（２１ａ）付きの操作杆（２
１ｂ）を備えて上記第１操作部材（Ｉｔ）と同様に押釦
式に構成され、該操作杆（２１ｂ）にブツシュブツシュ
式の係止機構■を組付けて、これを第１０図に示す如く
閉位置Ａ′からの戻しばね（２１ｃ）に抗した押圧操作
により押圧終端位置Ｂ′を経て開位置Ｃ′と、該開位置
Ｃ′からの再度の押圧操作により係止解除位置Ｄ′を経
て閉位置Ａ′とに切換操作自在とし、開位置Ｃ′におい
て該通水弁■が開弁保持され、これに伴い通水が生じて
水がバーナ５により該開閉弁（６）が開弁されるように
した。

該ブツシュブツシュ機構からなる係止機構のは、上記し
た第１操作部材Ｃ１１）のブツシュブツシュ機構（＋２
１と同様に、固定枠＠に首振自在に取付けた係合子■を
操作杆（２１ｂ）に取付けたガイド板■上のガイド溝■
にばね（２５ａ）で弾力的に挿入係止させて成るもので
、該ガイド溝■を、第８図及び第９図に示す如く第２操
作部材■の前記各操作位置Ａ′、Ｂ′、ａ′、Ｄ′に対
応するａ′乃至ｄの各点を結ぶ段付形状の第１乃至第４
溝部（２７ａ）（２７ｂ）（２７ｃ）（２７ｄ）から成
るループ状に形成し、該第２操作部材■の閉位置にから
の押圧操作によれば、該係合子■がａ′点→第１溝部（
２７ａ）−ｂ’点−第２溝部（２７ｂ）の順路でａ′点
に移動されて該第２操作部材■が開位置Ｃ′に係止され
、次いで該開位置Ｃ′からの再度の押圧操作によれば該
係合子■が第３溝部（２７ｅ）−ｄ’点−第４溝部（２
７ｄ）の順路でａ′点に移動されて該第２操作部材■が
閉位置Ａ′に復帰されるようにした。

該第１操作部材ａつと第２操作部材■との間に、該第１
操作部材（ｌＩ′Ｄに連動してその操作途中で前記係止
機構■による第２操作部材■の開位置での係止を解く解
除機構■を設け、第１操作部材Ｏｖを押操作するときそ
の操作途中で第２操作部材■を閉位置に自動復帰させる
ようにしたちので、これを説明すると、該解除機構■は
、該係止機構■に設けたガイド溝■のａ′点に係合して
該第２操作部材■を開位置に保つ係合子■の係合を、前
記第１操作部材（１１）の押操作に連動して解く方向に
動作する動作杆■からなり、該動作杆■は両操作部材０
１）１２Ｄ間に設けた固定枠ωに摺動自在に挿通支承さ
せると共に、その左端のピン■に第１操作部材ａｖの操
作杆（ｌｌｂ）に設けたカム突起■が係合して第１操作
部材（Ｉ′Ｄの押操作に連動してバネ■に抗して作動す
るようにして成り、該第１操作部材ａ１）の押操作によ
り該動作杆■が左動するとき、その右端に設けた爪（２
９ｄ）で該係合子■のガイド溝■のａ′点との係合を解
くようにした。

尚、該動作杆■は左右の２部材（２９ａ）（２９ｂ）か
らなり、両部材（２９ａ）■ｂ）をその一方に設けた長
孔（２９ｃ）と他方に設けたこれに係合するピンとによ
り動作杆■の長さ方向にガタを持たせて連結させて、組
付誤差を吸収させ得るようにし、前記爪ｃ！５Ｊｄ）は
部材（２９ｂ）の右端に形成させた。

尚、前記係止機構■の一部を構成するガイド板■のガイ
ド溝Ｏにａ′点からａ′点に向って真直にのびる比較的
浅い戻し溝（２７ｅ）を形成し、該動作杆■によってａ
′点から外される係合子■を該戻し溝（２７ｅ）でａ′
点に確実に復帰するように誘導させるようにした。

又、通水弁のとして両端を水路外に突出させたスプール
弁を用い、その操作力を軽減し得るようにした。

次いで上記した本発明装置の作動について説明するに、
使用に際しては先ず第１操作部材（１１）を正位置Ａか
ら点火位置Ｂに押圧操作して口火バーナ（２ａ）に点火
バーナ（２ｂ）を介しての火移り点火を与え、次いで該
第１操作部材ａｔを燃焼位置Ｃに戻して口火バーナ（２
ａ）を継続して燃焼させるもので、以後第２操作部材■
により通水弁■を開閉させれば、これに連動して開閉弁
〈６）が開閉され開閉弁（６）が開いたときは口火バー
ナ（２ａ）よりの火移りにより主バーナ（２）が点火さ
れ、開閉弁（６）が閉じたときは主バーナ（２）は消火
し、適宜に給湯を行うことが出来る。

この場合、第１操作部材ａｖによる点火操作の前に予め
第２操作部材■が開位置Ｃ′に切換操作されていると、
このままでは口火バーナ（２ａ）への点火時に開弁状態
に存する開閉弁（６）を介して主バーナ（２）から多量
の生ガスが放出され、これへの爆発着火を生ずるが、第
１操作部材ａυの正位置Ａからの押圧操作により上記の
如く解除機構■により係止機構■による第２操作部材■
の開位置への係止を解くため第２操作部材■は閉位置Ａ
′に自動的に復帰されて通水弁■が閉弁されると共に開
閉弁（６）が閉弁され、かかる爆発着火は生じない。

又、第２操作部材＠を開位置Ｃ′にしたままの状態で第
１操作部材ｑｉ）を燃焼位置Ｃから正位置Ａに復帰操作
した場合も、上記と同様解除機構■を構成する動作杆■
がその動作の途中で左動して通水弁（５）と開閉弁（６
）とが閉弁され、止水忘れが防止されると共に、該開閉
弁（６）を開弁状態に放置した場合に生ずる空気置換に
よる着火性の悪化といった不都合も防止される。

以上は本発明をガス瞬間湯沸器に適用した実施例につい
て説明したが、風呂釜等のガス器具の如く開閉弁を第２
操作部材で直接開閉操作するものにも同様に本発明を適
用出来る。

即ち口火バーナへの点火を与える第１操作部材を押操作
すれば、主バーナを操作する第２操作部材の係止機構で
の開位置への係止を解かれ、これにともなって主バーナ
を閉じることができる。

（発明の効果） 本発明によるときは、弁筐内に設けたガス通路に直列に
、電磁安全弁がばねのばね力で着座する第１弁座と、遮
断弁がばねのばね力で着座する第２弁座とを設け、且つ
該電磁安全弁は、該遮断弁を設けた弁杆が押ボタンによ
って押されるとき、これに押される位置に設け、更に該
弁杆側と弁筺側とのいずれか一方に係合子を、他方に該
係合子が係合するカム溝を備えたカム体を設け、該カム
溝を、該電磁安全弁を第１弁座から、そして該遮断弁を
該第２弁座から離反開弁させるために弁杆を押すとき該
係合子を誘導する第１カム溝と、次いでその押圧を解除
したときで遮断弁を該第２弁座から離反する開弁状態に
保つと共に該弁杆の先端を電磁安全弁が第１弁座に着座
する移動範囲内より外れた状態を保って係止させる係止
位置に導く第２カム溝と、該弁杆を再押操作したとき、
該係合子の係止位置との係合が解かれて該係合子を係止
解除位置に導く第３カム溝と、該係止解除位置と第１カ
ム溝の始端位置とを結ぶ第４カム溝とを設けたので、押
操作で全ての操作を行えるため操作性が良く、しかもＯ
Ｎ、　ＯＦＦ操作が一つのボタンで行えるから操作を間
違えるようなこともなく、更に押圧操作後間弁状態に保
たなければ成らない遮断弁と押圧操作により開弁し、更
に押圧操作後該弁が吸着を解かれたとき、閉弁出来るよ
うに該押圧を解かれなければならない安全弁と言う異な
ったタイプの二つの弁を該カム体に設けたカム溝とこれ
に係合する係合子とからなる極めて簡単な構造で制御で
きるの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の１例の載断面図、第２図及び第３
図は夫々第１図の■−■線及び■−■線截線面断面図４
図は点火器と電磁安全弁の回路図、第５図は第１操作部
材用ブツシュブツシュ機構のガイド溝の平面図、第６図
はこのガイド溝の展開載断面図、第７図は第１操作部材
の操作を説明する線図、第８図は係止機構のガイド溝の
平面図、第９図はそのガイド溝の展開載断面図、第１Ｏ
図は第２操作部材の操作を説明する線図である。 （２）・・・主バーナ　　　（２ａ）・・・口火バーナ
（３）・・・主ガス通路　　（３ａ）・・・口火ガス通
路（４）・・・遮断弁　　　　　（６）・・・開閉弁（
Ｉｖ・・・第１操作部材　　０・・・第２操作部材■・
・・解除機構 第２図 第３図 −ぜに 第４因 手続補正書 平成　年

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弁筐内に設けたガス通路に直列に、電磁安全弁がばねの
   ばね力で着座する第１弁座と、遮断弁がばねのばね力で
   着座する第２弁座とを設け、且つ該電磁安全弁は、該遮
   断弁を設けた弁杆が押ボタンによって押されるとき、こ
   れに押される位置に設け、更に該弁杆側と弁筺側とのい
   ずれか一方に係合子を、他方に該係合子が係合するカム
   溝を備えたカム体を設け、該カム溝を、該電磁安全弁を
   第１弁座から、そして該遮断弁を該第２弁座から離反開
   弁させるために弁杆を押すとき該係合子を誘導する第１
   カム溝と、次いでその押圧を解除したときで遮断弁を該
   第２弁座から離反する開弁状態に保つと共に該弁杆の先
   端を電磁安全弁が第１弁座に着座する移動範囲内より外
   れた状態を保って係止させる係止位置に導く第２カム溝
   と、該弁杆を再押操作したとき、該係合子の係止位置と
   の係合が解かれて該係合子を係止解除位置に導く第３カ
   ム溝と、該係止解除位置と第１カム溝の始端位置とを結
   ぶ第４カム溝とを設けて成るガム器具。