JPH02190626A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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Publication number
JPH02190626A
JPH02190626A JP927589A JP927589A JPH02190626A JP H02190626 A JPH02190626 A JP H02190626A JP 927589 A JP927589 A JP 927589A JP 927589 A JP927589 A JP 927589A JP H02190626 A JPH02190626 A JP H02190626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orifice
valve
fluid
torque
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP927589A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Technica Inc
Original Assignee
Fuji Technica Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Technica Inc filed Critical Fuji Technica Inc
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関する。
[従来の技術] 本出願人は、所定のトルク以上で継手をロックするよう
にした油圧式動力伝達継手を提案している。
この油圧式動力伝達継手は、相対回転可能な入出力軸間
に設りられ、前記両軸の回転速度差に応じた量の流体を
流動させる流量発生手段と、前記流体の流動抵抗を発生
する手段を備え、前記流体の流動抵抗により前記入出力
軸間の伝達トルクが制御されるトルク伝達継手において
、流体の吐出路および吸入路を連通させる主通路内にオ
リフィスを有し吐出路側が所定の吐出圧に達するとスプ
リングに抗して移動するオリフィスバルブと、該オリフ
ィスバルブが移動したとき前記オリフィスを閉止するニ
ードルバルブを備えている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この油圧式動力伝達継手にあっては、温
度上昇を低減させる等の目的で所定のトルク以上でロッ
クするようにしているが、何らかの原因で温度が異常に
上昇した場合でもトルクが所定値を越えない限りロック
しないので、継手の保護が充分でないという問題点があ
った。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、温度が所定値を越えるときもロックさせて
、さらに耐久性を向上させることができる油圧式動力伝
達継手を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、相対回転可能な
入出力軸間に設けられ、前記両軸の回転速度差に応じた
最の流体を流動させる流量発生手段と、前記流体の流動
抵抗を発生する手段を備え、前記流体の流動抵抗により
前記入出力軸間の伝達トルクが制御されるトルク伝達継
手において、プランジャーが収納されるプランジャー室
間を吐出路および吸入路を介して連通させる主通路内に
オリフィスを有し所定の吐出圧に達するとスプリングに
抗して移動するとともに所定の温度以上で変形する感温
変形部材により押圧されて移動するオリフィスバルブと
、該オリフィスバルブが移動したとき前記オリフィスを
閉止するニードルバルブを備えたものである。
[作用] 本発明においては、吐出圧が所定値を超えるときは、オ
リフィスバルブが移動してニードルバルブによりオリフ
ィスが閉止され、ロック状態になり、吐出圧が所定値以
下になると、ロック状態が解除されて通常のトルク特性
に戻る。
また、温度が所定値以上になったときは、感温変形部材
の変形により、オリフィスバルブを押圧して、ロック状
態とする。
したがって、温度の異常上昇時には、トルクの大小に関
係なく継手をロックできるため、継手を充分保護するこ
とができ、耐久性をさらに向上させることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図である
まず、構成を説明すると、第1図において、11は内周
にカム面11Aを形成したカムリングであり、カムリン
グ11は入力軸または出力軸に連結され、入力軸または
出力軸と一体で回転する。
なお、カム面11Aは、後述するオリフィスを通る流量
が回転角の変化に対して常に一定となり、かつ、プラン
ジャー室及び主通路を含むロータ内の容積も常に一定と
なるカム形状としている。
12はカムリング11内に回転自在に収納されたロータ
であり、ロータ12は出力軸または入力軸に連結され、
出力軸または入力軸と一体で回転する。なお、13はカ
ムリング11とロータ12との間に介装されたオイルシ
ールである。
ロータ12には、第2図に示すように、周方向に複数個
のプランジャー室14が形成され、プランジャー室14
内には複数個のプランジャー15が摺動自在に収納され
ている。また、ロータ12の中心部には主通路16が形
成されており、主通路16を介して吐出路17および吸
入路18によりプランジャー室14間が連通している。
吸入路18にはスプリング19により吸入弁(逆止弁)
20が、吐出路17にはスプリング21により吐出弁2
2が、それぞれ介装されている。
主通路16内にはオリフィス23を有するオリフィスバ
ルブ24がスプリング25および感温変形部材29を介
して移動可能に収納されており、このオリフィスバルブ
24により主通路16内は高圧室16Aと低圧室16B
に画成されている。
オリフィスバルブ24は、高圧室16Aの吐出圧が所定
値に達すると、スプリング25に抗して図中右方向に移
動する。また、温度が所定値に達したときは感温変形部
材29の変形により押圧されて、オリフィスバルブ24
はスプリング25に抗して図中右方向に移動する。26
は主通路16内に固定されたニードルバルブであり、ニ
ードルバルブ26はオリフィスバルブ24が図中右方向
に移動したとき、そのオリフィス23を閉止するように
なっている。
また、低圧室16Bに連通ずる通路27内にはスプリン
グ28を介して逆止弁30が介装されており、この逆止
弁30により、プランジャー室14及び主通路16を含
むロータ12内の部屋(内室)とカムリング11とロー
タ12との間に形成された部屋(外室)が画成されてい
る。31はピストン、32は保持部材、33は保持部材
32とピストン31との間に介装されたスプリングであ
る。また、34〜36は入力軸または出力軸の取付孔、
37はオイルシール、38は取付ボルト、39は閉止弁
である。
また、継手内には作動流体が満たされている。
次に作用を説明する。
ロータ12とカムリング11の間に回転差が生じないと
きは、プランジャー15は作動せず、トルクは伝達され
ない。
次に、カムリング11とロータ12との間に回転差が生
じると、吐出行程にあるプランジャー15はカムリング
11により軸中心方向に押し込まれる。このため、プラ
ンジャー15はプランジャー室14のオイルを吐出弁2
2および吐出路17を介して高圧室16Aへ押し出し、
吸入弁20は吸入路18を閉じる。この時、オリフィス
バルブ24のオリフィス23の抵抗により高圧室16A
及びプランジャー室14に油圧が発生するため、プラン
ジャー15に反力が発生する。このプランジャー反力に
逆ってカムリング11を回転させることでトルクが発生
する。さらに、カムリング11が回転すると、プランジ
V−15は吸入行程となる。この時、吐出行程となって
いる他のプランジャー室14から吐出された流体は逆止
弁30の作用により外室に出ることはできないため、吸
入弁20を通して、この吸入行程となっているプランジ
ャー15をカム面11に沿って戻す。
そして、回転角に対してロータ12内の容積が常に一定
となるようなカム形状としているため、内室と外室との
流体の出入は発生しない。
こうして、速度差に応じたトルクが伝達されることにな
る。
すなわち、第3図に示すように、速度差ΔN1に対応す
る高圧室16A及び吐出行程にあるプランジャー室14
の圧力PがPlを超えないときは、オリフィスバルブ2
4はスプリング25の作用により高圧室16A側に押さ
れており、流体抵抗はオリフィス23のみに発生するた
め、トルク特性Aとなる。
また、前後輪の速度差ΔNがΔN1を超えるときは、高
圧室16Aの圧力PがPlを超えるため、オリフィスバ
ルブ24は軸方向低圧室16B側に移動し、オリフィス
23はニードルバルブ26によって閉止される。したが
って、継手はロックされ、トルク特性はB点から0点に
移動する。
この走行状態において、継手に加えられるトルクTがT
1以上であれば、継手はロック状態を維持する。また、
走行状態が変化して継手に加えられるトルクTがT1以
下となれば、トルク特性は、0点からB点を経て通常の
トルク特性Aに戻る。
ここで、温度が所定値以上になると、感温変形部材29
が変形して、オリフィスバルブ24を図中布方向へ押圧
する。このオリフィスバルブ24の移動により、ニード
ルバルブ26はオリフィスバルブ24のオリフィス23
を閉止する。こうして、継手はロック状態になる。
したがって、温度の異常上昇の場合にも、トルクの大小
に関係なく継手をロックできるため、継手を保護するこ
とができ、継手の耐久性をさらに向上させることができ
る。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、吐出圧が所
定値を超えた時継手をロックし、かつ所定温度以上でも
ロックするようにしたため、継手を充分保護することが
でき、継手の耐久性をざらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のA−A矢視図、 第3図は本発明のトルク特性を示すグラフである。 図中、 11・・・カムリング、 11A・・・カム面、 12・・・ロータ、 13・・・オイルシール、 14・・・プランジャー室、 15・・・プランジャー 16・・・主通路、 16A・・・高圧室、 16B・・・低圧室、 17・・・吐出路、 18・・・吸入路、 19・・・スプリング、 20・・・吸入弁、 21・・・スプリング、 22・・・吐出弁、 23・・・オリフィス、 24・・・オリフィスバルブ、 25・・・スプリング、 26・・・ニードルバルブ、 27・・・通路、 28・・・スプリング、 29・・・感温変形部材、 30・・・逆止弁、 31・・・ピストン、 32・・・保持部材、 33・・・スプリング、 34〜36・・・取付孔、 37・・・オイルシール、 38・・・取付ボルト、 39・・・閉止弁。 第2図 特許出願人 株式会社富士鉄工所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記両軸の回転
    速度差に応じた量の流体を流動させる流量発生手段と、 前記流体の流動抵抗を発生する手段を備え、前記流体の
    流動抵抗により前記入出力軸間の伝達トルクが制御され
    るトルク伝達継手において、流体の吐出路および吸入路
    を連通させる主通路内にオリフィスを有し吐出路側が所
    定の吐出圧に達するとスプリングに抗して移動するとと
    もに所定の温度以上で変形する感温変形部材により押圧
    されて移動するオリフィスバルブと、該オリフィスバル
    ブが移動したとき前記オリフィスを閉止するニードルバ
    ルブを備えたことを特徴とする油圧式動力伝達継手。
JP927589A 1989-01-18 1989-01-18 油圧式動力伝達継手 Pending JPH02190626A (ja)

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