JPH02190585A - 連動棒式錠 - Google Patents

連動棒式錠

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JPH02190585A
JPH02190585A JP1182757A JP18275789A JPH02190585A JP H02190585 A JPH02190585 A JP H02190585A JP 1182757 A JP1182757 A JP 1182757A JP 18275789 A JP18275789 A JP 18275789A JP H02190585 A JPH02190585 A JP H02190585A
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JP
Japan
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lock
interlocking rod
latch
bar
rod
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JP1182757A
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English (en)
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Ludger Kaup
ルートガー・カウプ
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Winkhaus Verwaltungs & Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Winkhaus Verwaltungs & Beteiligungs GmbH
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Publication date
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C9/00Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
    • E05C9/02Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening
    • E05C9/021Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening with rack and pinion mechanism
    • E05C9/023Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening with rack and pinion mechanism between a lock cylinder and the bar
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C9/00Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
    • E05C9/18Details of fastening means or of fixed retaining means for the ends of bars
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも1つの閉鎖エレメントと連結して
いて開放位置と閉鎖位置との間をシフト可能な連動棒と
、 ロックシリンダと、 前記開放位置と閉鎖位置との間で前記連動棒をシフトさ
せるために前記ロックシリンダと前記連動棒との間に配
置された減速歯車装置と、前記閉鎖位置において前記減
速歯車装置へトルクを導入することなく前記連動棒を前
記開放位置の方向へシフト不能に係止する、連動棒用の
係止機構とから成り、しかも 前記減速歯車装置の出力側の連動棒駆動ピニオン上には
、前記連動棒のカム係合成形部内へ駆動係合するための
制御カム構成群が配設されており、かつ又、前記減速歯
車装置出力側の前記連動棒駆動ピニオンには、前記連動
棒の対応受は面に係合するためのストッパカムが配置さ
れている形式の連動棒式錠に関する。
〔従来の技術〕
前記形式の連動棒式錠はヨーロッパ特許出願公開第16
8001号明細書並びに図面特に第8図及び該第8図に
関連した説明に基づいて公知になっている。
公知の構成では連動棒駆動ピニオン上には唯1つの制御
カムが設けられており、該制御カムは連動棒を駆動する
ために該連動棒に設けた唯1つの凹所と係合している。
また公知の構成でハ連動棒駆動ピニオン上に1つのスト
ッパカムカ設ケられておシ、該ストッパカムは、連動棒
がその開放位置、にある場合に連動棒の別の凹所に係合
するので、開放位置にあって閉鎖位置の方に向って負荷
される連動棒はもっばらストッパカムヲ介して、該スト
ッパカムに対応した連動棒凹所で支持され、その場合著
しい支持力が減速歯車装置に導入されることはない。
公知の構成では連動棒を開放位置から閉鎖位置へ移すた
めには、ロックシリンダの零度位置つまシ鍵抜き差し位
置を起点として該ロックシリンダは2X360°だけ回
動される。この2X360°回動後に占める閉鎖位置に
連動棒をなおロックするためにロックシリンダは更に3
60゜回動される。この36o0回動中に、連動棒は静
止したままでストッパカムは、連動棒に該ストッパカム
のために設けられた凹所内へ達する。
すでにロックシリンダを2X360°を回動させて漸く
得られた閉鎖位置に連動棒をロックするためには、該ロ
ックシリンダを更にもう1回360°回動させねばなら
ないということはきわめて厄介なことである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の連動棒式錠におい
て構成を一層単純にして、連動棒の開放位置から閉鎖位
置への移行並びに閉鎖位置にある連動棒のロックを、よ
シ僅かなロックシリンダ回転数で実施できるよう忙する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決する本発明の構成手段は、(a)  カ
ム係合成形部が2つの凹所な有し、(b)  制御カム
構成群が、連動棒駆動ピニオンに配設された2つの円形
状の制御カムを有し、該両制御カムが、各制御カムに対
応して配設された2つの凹所に順次係合し、(c)  
ストッパカムが前記連動棒駆動ピニオン上の前記制御カ
ム構成群に対して直径方向で対向する側で両制御カム間
の周方向間隔の中央範囲に配置されており、 (d)  前記連動棒の閉鎖位置において制御カムの負
荷を受ける凹所が制限フィンガを備えておシ、 (e)  前記ストッパカムが連動棒の閉鎖位置におい
て、制御カムの負荷を受ける凹所から遠く離隔した方の
、前記制限フィンガの係止面に当接し、 (f)  連動棒が、前記ロックシリンダ及び連動棒駆
動ピニオンの閉鎖回転運動の終了前に閉鎖位置に達し、
かつ前記ストッパカムは、閉鎖位置へ前記連動棒が達し
たのち、その後に行われるロックシリンダ及び連動棒駆
動ピニオンの残りの閉鎖回転運動中に前記制限フィンガ
の係止面における係止位置に達する点にある。
〔作 用〕
連動棒式錠を本発明のように構成したことによって特に
、連動棒を開放位置を起点として、従って零度位置(鍵
抜き差し位置)を起点として、ロックシリンダを2X3
60°より少ない角度回動したのちに閉鎖位置に達せし
めることが可能になり、かつ又、2 x 360’に至
るまでの角度残分に相当するロックシリンダの回動残分
を制限フィンガの係止面に対する係止位置へストッパカ
ムを入り込ませるために使用することが可能になる。
本発明の解決手段では、連動棒の開放位置を起点として
、閉鎖位置にある連動棒をロックした状態に至るまでの
動作がロックシリンダを2回転させるだけで得られるに
も拘らず、錠内部で発生する力は僅かであり、かつ、ロ
ックシリンダで生ぜしめるべきトルクもやはシ僅かであ
る。
〔有利な構成〕
連動棒式院内での減速比の有利な設計のための1尺度を
挙げれば、ロックシリンダが全部で2 x 360’の
閉鎖回転運動を行う場合、連動棒駆動ピニオンは約20
00の閉鎖回転運動を行う。
連動棒駆動ピニオンの該閉鎖回転運動は、第1に連動棒
を開放位置から閉鎖位置ヘシフトするために、また第2
に、ストッパカムを制限フィンガの係止面に乗り上げさ
せることによって前記連動棒を閉鎖位置に係止するため
に使用される。この場合、連動棒を閉鎖位置にもたらし
たのちの連動棒駆動ピニオンの閉鎖回転運動残分は小さ
く例えば約200であってもよい。これから判るように
開放位置から閉鎖位置へ連動棒を運動させるためには、
2 x 360’のロックシリンダ回転距離のかなシの
部分が使用される。この回転距離部分は、ロックシリン
ダ運動と連動棒運動との間の変速比を好適にするために
、ひいては連動棒の開放・閉鎖運動中の伝動力を僅かに
するために、かつロックシリンダにおいて消費されるト
ルクを僅かにするためにも重要なファクタとなる。
制御カム及びストッパカムは、構造を単純にするという
観点から、連動棒駆動ピニオンの一方の端面から軸方向
に5設することができ、この場合、凹所な有する連動棒
部分は連動棒駆動ピニオンの前記端面に接することがで
きる。
両制御カム相互が約90°の周方向間隔を有しかつ両制
御カムからのストッパカムの周方向間隔が約135°で
ある場合は、錠における力と運動関係が特に好ましいも
のとなる。念のために付記しておくが、この場合の角度
間隔は夫々カム中心からカム中心へ算定されている。
両制御カムが、連動棒の両凹所間に介在する突起を係合
させるための、前記両制御カム間に位置する凹設部を維
持しつつウェブによって互に結合されている場合は安定
性の理由から有利である。
本発明の連動棒式錠は特に、連動棒の運動方向に対して
直角な横方向に可動のロックバーつまり本締め月間が設
けられておりかつ連動棒によって引込み位置と押出し位
置との間をシフトできるような構成で製作することがで
きる。
このようなロックバーを有する構成の場合には、連動棒
からのロックバーの駆動は例えば、定置に支承されたア
ングルレバ−の第1アームがピン・スロット式継手を介
してロックバーのロックバー尾端と連結し、かつアング
ルレバ−の第2アームつま)制御アームが連動棒の制御
成形部に係合するようにして行うことができる。この場
合制御成形部は、ロックバーを押出しかつ引込めるため
に連動棒の運動方向に対して直角な、しかも相互間隔を
おいて配設された2つの制御面と、押出されたロックバ
ーを係止するために前記連動棒の運動方向に対して実質
的に平行な1つの端面とを有することができる。
押出されたロックバーを付加的に係止するためには、ロ
ックバーに肩が、また連動棒には肩係合ピンが配設され
ており、しかも該肩係合ピンは、ロックバーが完全押出
し位置に達したのちに前記溝の背後に係合して該ロック
バーを係止するように構成されている。制御アーム(第
2アーム)が制御成形部に係合すると同時に肩が肩係合
ピンに係合することによって、ロックバーの無法な押込
みに対して極めて安定したロッキングが得られ、その場
合支持力は、内蔵部品の損傷の虞れがないように錠内部
に分布する。
また連動棒式錠は、連動棒によって内向き旋回位置と外
向き旋回位置との間を旋回可能な少なくとも1つの旋回
ロックバーを閉鎖エレメントとして備えていてもよい。
この場合本発明の有利な構成では旋回ロックバーを旋回
させるために連動棒にはラックが、!、た旋回ロックバ
ーにはセクタギヤが設けられている。
該セクタギヤは、フック状に構成された旋回ロックバー
のハブ部分に設けられている。
この場合旋回ロックバー自体は、錠の錠前レールに固定
された付加錠の構成部分であってもよい。
本発明によって構成された錠は、錠を装備したドアを閉
める際に閉鎖板内に周知の形式で自動的に係止するラッ
チを備えていてもよい。該ラッチは慣用のようにばね圧
下で閉鎖位置へプレロードがかけられておりかつ選択的
にドアハンドルのラッチ作動羽根の回動によってか又は
ロックシリンダから開放位置へ引戻される。この場合本
発明の有利な構成では連動棒駆動ピニオンには連行子が
設けられ、該連行子は、連動棒開放位置に相当するロッ
クシリンダ零度位置を超えてロックシリンダを回動する
際に、ラッチに作用するラッチレバーのノーズに当接す
る。
ラッチは原則として慣用の角柱状の形状を有することが
でき、すなわちラッチは、ドア錠平面に対して垂直なか
つラッチ運動方向に対して平行な切断平面で見てラッチ
摺動斜面とラッチ係止面とをもった三角形横断面を有し
、更に又該ラッチは前記切断平面に実質的に平行な終端
面を有している。このようにラッチを構成した場合には
、扁平バー又は板金を閉鎖板と錠前レールとの間の間隙
内へ挿入し、かつ、ラッチ摺動斜面と終端面の1つとに
よって形成されたラッチエツジに前記板金のエツジを作
用させて該板金を斜向移動させることによって権限のな
い者が無法な開放を犯しうろことができることが判った
。要するにこのようにしてラッチを押戻すことが可能に
なる訳である。ラッチのこのような押戻しを阻止するた
めに本発明によれば、終端面とラッチ摺動斜面とによっ
て形成されていてラッチ押出し時に錠前レールの外面の
直ぐ前方に位置しているエツジ域に切欠部が設けられて
いる。この場合権限のない者が不法侵入のために扁平バ
ー又は板金を前記のように使用してラッチを開放しよう
としても、ラッチ上を移動する扁平バーエツジもしくは
板金エツジがラッチエツジの切欠部に引掛かるので、ラ
ッチの押戻しは短い行程を経たのち停ってロックされる
ことになる。
ラッチの切欠部は特に溝として構成され、畝溝は錠前レ
ール外面に平行に延びておシ、がっ、ラッチ係止面とラ
ッチ終端面に沿ってラッチガイドリブが設けられている
場合には、前記溝は該ラッチガイドリブの前でか又は該
ラッチガイドリブに接して終っている。このように構成
すればラッチガイドリブは傷つけられることがなく、ま
たラッチ引戻し時にラッチガイドリブが錠前レールのガ
イド内で引掛る虞れもない。
〔併合発明〕
更に併合発明としての本発明は、 少なくとも1つの閉鎖エレメントと連結していて開放位
置と閉鎖位置との間をシフト可能な連動棒と、 ロックシリンダと、 前記開放位置と閉鎖位置との間で前記連動棒をシフトさ
せるために前記ロックシリンダと連動棒との間に配置さ
れた減速歯車装置であって、しかも該減速歯車装置が前
記ロックシリンダ寄りの入力側には、後置の2つの従動
ギヤに噛合いかつ前記ロックシリンダのウォードを差込
むために構成されて縁部に向って開いたスロットを有す
るリングギヤな、また出力側には、連行機構を介して前
記連動棒に作用しかつ定置の回転軸を中心として回転可
能に支承された連動棒駆動ピニオンを備えていることと
、 引込み位置と押出し位置との間を前記連動棒の縦軸線に
対して直角な横方向にシフト可能でありかつ該連動棒に
よって運動変換機構を介して駆動可能なロックバーと、 ラッチばねのばね力によって閉鎖位置へプレロードがか
けられていて第1にラッチ作動羽根によって、また第2
にロックシリンダから、前記ばね力に抗して引戻し可能
なラッチとから成り、 前記リングギヤのスロットが、鍵抜き差し位置にロック
シリンダを残°留させたままで、ロックバーの移動を生
ぜしめずにスロット零度位置から少なくとも一方の回転
方向で前記ウオードの可変角度範囲にわたって調整可能
である形式の連動棒式錠に関する。
該形式の連動棒式錠は西独国特許第291’;1201
号明細書に基づいて公知である。
公知の連動棒式錠ではシフト型ロックバーの移動は、零
度位置からウオードの可変角度範囲にわたってリングギ
ヤのスロットを旋回させる場合に次のようにして可能に
なる。すなわちロックバーと連動棒との間の運動変換機
構は連動棒の斜向スロットとロックバーのスロット従動
ピンとによって形成されておりかつ連動棒の斜向スロッ
トは、連動棒の運動方向に延びるレセスによって補足さ
れており、ロックバーの戻りの終った終端位置において
ロックバーのスロット従動ピンが前記レセス内に入り込
むようになっておシ、かつ前記斜向スロットは軸方向遊
びを有している。
前記公知の構成手段ではラッチは連動棒によって駆動さ
れている。ラッチを引戻すためには連動棒はロックシリ
ンダから動かされ、その際・にラッチを一緒に後退させ
るが、この場合ロックバーはピンの運動遊びに基づいて
レセス内で静止する。しかしなからこの公知の構成は顕
著な欠点を有している。すなわちラッチを引戻すために
は常に連動棒が一緒に運動せねばならない。これは取り
も直さず、付加的な力の消費と連動棒式錠における付加
的な摩耗現象とを意味し、かつ、ラッチ引戻しのために
必要な連動棒の運動時に連動棒側の錠止エレメントにそ
れ相応の運動遊びを与えるためにドア框側の受は金を付
加的に適合させることが必要になる。それのみならず、
錠の解錠位置でロックシリンダに鍵抜き差し位置を占め
させて鍵を引抜く場合に、例えば押込み不法侵入時の連
動棒への作用が、減速歯車装置を介してロックシリンダ
にまで反作用を及ぼすことがあり、その結果ロックシリ
ンダの本締めが厄介になる。
〔併合発明が解決しようとする課題〕
本併合発明の課題は、ロックシリンダのウオードのため
の可変角度範囲を維持しかつ該可変角度範囲内での前記
ウオードの調節移動時におけるロックバーの不動性を維
持した上で、開放位置にある連動棒に対する作用がロッ
クシリンダに負荷を生ぜしめずかつロックシリンダから
のラッチ引戻し時には連動棒が静止するようにすること
である。
〔課題を解決するための併合発明の手段〕前記課題を解
決するための本併合発明の構成手段は、連動棒駆動ピニ
オンに設けられていて2つの制御カムと1つのストッパ
カムとを有する。制御カム構成群及び、連動棒に設けら
れていて各制御カムに対を成すように対応して配設され
た2つの凹所と該両凹所の両側に配置された2つの制限
フィンガとを有する制御カム係合成形部が次のように構
成されている、すなわちロックシリンダのウオードの可
変角度範囲内でのリングギヤの回動時には、開放位置か
ら閉鎖位置への連動棒シフト開始のために責任を負う前
記制御カムとこれに対応した凹所との連動接続が解除さ
れており、かつ該凹所に所属した制限フィンガが、前記
連動棒のシフトを実質的に阻止するように前記ストッパ
カムと前記連動棒駆動ピニオンの回転軸との間に係合し
、かつ、うツチが前記連動棒駆動ピニオンの連行子によ
って引戻し可能である点にある。
〔併合発明の有利な構成〕
その場合ロック・々−と連動棒との間の運動変換機構は
、錠ケーシングに旋回可能に枢支されたアングルレノ々
−を有し、該アングルレノζ−は一端では前記連動棒に
噛合い歯状に係合しがっ他端ではピン・スロット式継手
を介して前記ロックパ々−と連結している。
所要スペース、特にロックシリンダ及びドアハンドルの
ラッチ作動羽根からの錠前レールの距離に関連した所要
スペースを最小限にすると共に、連動棒とロック、S−
との間で、ロックシリンダコアの2回転回動に相当する
伝達比を得るために、連動棒とアングルレバ−との噛合
い歯式係合が空働き行程を付随しているようにすること
ができる。
運動変換用のアングルレ・々−は二腕レノ々−として構
成されており、該二腕レノζ−は第2アームで以て連動
棒の噛合い歯と噛合いかつ第1アームには、ロックパ々
−のピンを二又状に挟むスロットを有している。この場
合噛合い歯は、空働き行程を許す凹設部によって離隔さ
れた2つの駆動用カムすなわちロック・々−押出し用カ
ムとロック、6−引出し用カムを有している。
更に又、運動変換用アングルレバ−の有利な構成では、
連動棒と運動変換用のアングルレ・2−との噛合い歯式
係合部は、連動棒の1つのノーズと、前記アングルレノ
々−の1つの歯ノツチにより分離された2つの歯とによ
って構成されており、かつ前記アングルレj−は、ロッ
クパ々−の長穴スロット内に係合するピンをもったロッ
ク・9−係合アームを有している。この場合歯ノツチは
、空働き行程を許す歯ノツチとして構成されている。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。第1図
及び第1a図に示したようにロックシリンダ1のウオー
rハブ(図示せず)はリングギヤ10によって取囲まれ
ておシ、該リングギヤは、ウオードと連結するためにス
ロット2を有し、この場合2つの従動ギヤ12.12’
の範囲におけるウォードの回転円直径は前記リングギヤ
1oの歯元円直径よりも小である。リングギヤ10は外
周のフランジで以て、ケーシングに固定の軸受14内で
ガイドされており、かつ両従動ギヤ12.12’と噛合
っている。
連動棒16とロックパー18の施錠・解錠操作はロック
シリンダ1をその都度2回転することによって行われる
。リングギヤ10、従動ギヤ12.12′,ギヤ13及
び15によって構成された減速歯車装置Aの端部には、
錠着側端面に固定的に配置された制御子22を有する連
動棒駆動ピニオン20が支承されている。制御子22は
両端に、はぼ円形に成形された制御カム24.24’を
有し、両制御カムは施錠操作時にロックシリンダによっ
て順次連動棒16の対応した凹所26.26’内に係合
して該連動棒をシフトする。
また連動棒駆動ピニオン200錠蓋側端面には、制御子
22に対して直径方向でストッパカム28が一体成形さ
れている。制御カム24゜24′を係合させるために連
動棒16の凹所26゜26′は外側で、錠内部に向いた
湾曲した制限フィンガ30.30’によって制限されて
おり、該制限フィンガは連動棒駆動ピニオン20のほぼ
回転軸32にまで及んでいる。
連動棒16が施錠位置にシフトされると(第2図)、上
位の制限フィンガ30はストン・ぐカム28の下方に移
動した状態にある。この位置において連動棒16に作用
する戻し力によって制限フィンガ30はストツ、aカム
28に当てつけられ、その結果この戻し力は連動棒駆動
ピニオン20の回転軸32へ導入される。゛従って戻し
力はトルクとして減速歯車装置A及びロックシリンダ1
に伝達されることはない。
連動棒16の近くに配置された方の従動ギヤ12の軸3
4には共軸にアングルレ・ζ−35が旋回可能に支承さ
れており、該アングルレ・ζ−はロック・ζ−尾端36
に部分的にかぶさっている。該アングルレノ々−35は
二又状に構成された第1のアーム38で以上ピン40に
係合している。アンダルレ・ζ−35の第2のアーム5
0は連動棒16の連動棒凹設部42内に入り込んでおり
、該連動棒凹設部は直角な制御面44゜44′を有する
カム46.46’によって制限されている。
連動棒16及びロックツマ−18の押出し時には上位の
カム46の下面の制御面44がアングルレ−Z−3aの
第2のアーム50に当接して該アームを逆時計回りの方
向で第2図に示した位置へ旋回させる。ピン・スロット
式継手(38゜40)を介してロック・ζ−18は押出
される。
ロックシリンダ1を2回転させるとロックパー18は完
全に進出し、かつ第2のアーム50は上位カム46の端
面52に支えられる(第2図)。同時に、連動棒に固定
されたピン54がロック・ζ−18の肩56の背後にシ
フトされる(第2図)。
いまロック、S−をロックケーシング内へ押戻そうと試
みた場合、発生する力はロック・ζ−のピン40を介し
てアングルレノ々−35へ475−れて該アングルレ・
マーを時計回り方向に旋回させようとする。しかしアン
グルレ・ζ−35の第2アーム50の自由端が上位カム
46に支えられているので旋回運動はロックされる。同
時に肩56の背後にはピン54がシフトされていること
によって、ロックパー18に作用する力は連動棒16に
も伝達され(その力の作用方向は図平面で右向き)、該
連動棒自体はアングルレ・ζ−35の第2アーム50に
よって(対向力の作用方向は左向き)逆方向で支持され
る。従って減速歯車装置Aとロックシリンダ1は前記の
発生力の負荷から解放された状態にある。
ラッチ78(第1a図及び第3図)のラッチ制御はドア
ハンドルのラッチ作動羽根80及び/又はロックシリン
ダ1から行うことができる。
ラッチ尾端58は錠底60と鏡蓋62との間でシフト可
能なケース64内に固定されており、該ケース64はガ
イドのためにその広幅辺側に互に向き合った2つの長穴
スロツ)66.66’を有し、各長穴スロット内には、
錠底60と鏡蓋62とに配置された短いガイドピン68
,66′が夫々係合している。第1図及び第1a図では
鏡蓋62は破断して示されており、従って錠底60に固
定されたガイドピン68′だけが認めうるにすぎない。
ラッチ尾端58はケース64の背壁70にねじ72で締
結されており、該ねじは右手ストップか左手ストップか
に応じてラッチを変換するために弛めることができる。
錠前レール3に対向して位置する細い錠ケーシング背壁
74には、前記ねじ72へのアクセスを可能にするため
に工具を通すための開口アロが設けられている。ラッチ
78は変換のために180’回動が可能になるまで錠前
レール3から弓出される。
ドアハンドルによってラッチ78を引込める場合ラッチ
作動羽根80は約45°時計回り方向に旋回され、かつ
、ラッチ作動羽根80に一体成形された連行子82がケ
ース64の肩δ牛の背後に係合する。ラッチ作動羽根8
0は、ばねケース86内に嵌込まれた押圧ばね88によ
つて、ラッチ78を押出す方向にはね負荷されており、
この場合、シフト可能なばねケース86は突き棒90で
ラッチ作動羽根80の凹所92に係合している。ラッチ
作動羽根80は常態では、錠底60と鏡蓋62とを結合
する一ン94に支えられている。
ロックシリンダ1によってラッチを作動するために錠底
60には、連動棒駆動ピニオン20に共軸にラツチレ・
ζ−96が旋回可能に配置されており、該ラッチレノζ
−の自由端部98はケース64に当接している。ラッチ
レノ々−に対する減速歯車装置への連結部は、連動棒駆
動ピニオン200錠底側端面に配置された連行子100
を含み、該連行子は、ロツクノ々−18を閉め込んでロ
ックシリンダ1を時計回り方向に更に回動すると、ラッ
チレノ々−96のノーズ102に当接して該ラツチレ・
2−を時計回シ方向に旋回させる。
第4図、第5図及び第6図には、多重施錠のために設け
られた付加錠104が示されており、該伺加錠はフック
状の旋回ロツクノ々−106を備えている。連動棒16
はその狭幅辺で以て付加錠104の範囲で錠前レール3
に沿ってガイドされており、かつ、鏡蓋に直接接触して
摺動できるように屈曲されている。鏡蓋から離反した方
の連動棒16の広幅辺には、付加錠104の内部でラン
ク108が固定(リベット締結)されており、該ラック
は、旋回ロツクノζ−106に一体成形されたセクタギ
ヤ110と噛合っている。押出された旋回ロックパー1
06は公知のようにドア框側の閉鎖板112内に係合す
る。
第6図には、第5図の同−向きの配置形式とは異なって
2つのフック状の旋回ロックパー106は互に逆向きに
配置されている。
第7図では付加的なロック・2−は公知の旋回可能なロ
ック舌片114として、また第8図では錠止ブロック1
16として構成されている。
連動棒式錠の諸機能は次の通りである。
第1図及び第1a図ではロックシリンダ1は、鍵を抜き
差しできる零度位置にある。ラッチ78は、錠を備えた
ドアが押し閉められる場合にドア框側の閉鎖板内に噛込
む突出位置にある。該ラッチ78は突出位置へラッチば
ね59(第1a図参照〕によって負荷されている。連動
棒16は第1図及び第1a図では開放位置すなわち最高
可能位置にある。ロックパー18は後退した位置にある
連動棒16を閉鎖位置へ移すためにはロックシリンダ1
が、差込まれた鍵によって逆時計回シ方向に回動される
。その際リングギヤ10を介して減速歯車装置Aが、駆
動されるので、連動棒駆動ピニオン20もやはり逆時計
回り方向に回動する。それに伴なって制御カム24は連
動棒16の凹所26′内に係合しかつ連動棒16を施錠
位置の方に向って押下げる。ロックシリンダ1を逆時計
回シ方向に更に回動させると制御カム24′が連動棒1
6の凹所26と係合する一方、制御カム24は凹所26
′から出る。
ロックシリンダ1を2回転させると、第2図に示すよう
に連動棒16が施錠位置つまり最低位置を占める状態が
得られる。ストッパカム28は制限フィンガ30の係止
面31に当接するので、連動棒16を上向シフトさせよ
うとしても制限ストッパ30がストッパカム28に衝突
し、従って連動棒16の上向シフトはロックされた状態
にある。その場合ロック力は連動棒駆動ピニオン20の
半径方向で該連動棒駆動ピニオン20の回転軸32ぺ直
接導入され、かつ、減速歯車装置Aへ導入されるトルク
として作用することはない。
連動棒16は、ストッパ28が制限フィンガ30を超え
る前に、第2図に示した施錠位置にすでに達している。
これは第2図から判るように、特に、両凹所26と26
′間にある突起25に対する制御カム24′の位置の結
果である。要するに制御カム24′が第2図に示した位
置に達する以前にすでに連動棒16は下向運動をもはや
行わないのである。このことは、連動棒が静止するとス
トッパカム28が制限フィンガ30を超え、こうして第
2図に示した位置に達することを意味している。
第1図に示した解錠位置から第2図に示した施錠位置へ
の連動棒16の下向運動中にカム46の制御面44はア
ングルレバ−35の第2のアームに当接して該アームを
逆時計回り方向に旋回させるので、ピン・スロット式継
手38.40を介してロックバー尾端36が、ひいては
又、ロックバー18も左手に向って施錠位置ヘシフトさ
れる。このシフトの開始はアングルレバ−35の軸34
に対する制御面44の位置に関連している。アングルレ
バ−35の旋回に基づいて究極的には該アングルレバ−
35の第2のアーム50はカム46の端面52に達する
。この状態になると、たとえ連動棒16が更に下方にシ
フトされても、アングルレバ−35が逆時計口多方向に
更に旋回することはもはや生じない。
しかもロックパー18の戻りシフトももはや不可能であ
る。それというのは、ロックパー18のこのような戻り
シフトはアングルレバ−35を時計回多方向に旋回させ
る結果になるが、この旋回は、第2のアーム50が端面
52に当接していることによって阻止されているからで
ある。連動棒16は、ロックパー18がすでに完全に押
し出た終端位置に到達したのちにも、ロックシリンダl
によって駆動されて更に下向運動する。その際に、第2
図に示したように連動棒16のピン54がロックパー1
8の肩56の背後に達する。こうしてロックパー18の
戻シシフトもピン54によって阻止された状態になる。
その場合連動棒16はピン54の範囲では安定化されて
いる。これは、カム46の端面52がアングルレバ−3
5の第2アーム50に当接しかつ該アングルレバ−自体
がピン・スロット式継手38.40によって支持されて
いるからである。
第1図及び第1a図の開放(解錠)位置から第2図の閉
鎖(施錠)位置への連動棒16の下向運動中に、第4図
に示したように旋回ロックバー106は、ラック108
が旋回ロックバー106のセクタギヤ110に沿って転
動することによって逆時計回り方向に外向旋回される。
第2図の施錠位置から第1図及び第1a図の解錠位置へ
連動棒16を戻す場合、第2図から判るようにストッパ
カム28が制限フィンガ30の係止面31を再び離脱し
たのち始めて連動棒16の上向運動が始まる。それとい
うのは制御カム24′は、連動棒駆動ピニオン20の初
期回転ののち始めて、制限フィンガ30によって形成さ
れた凹所26の上位面と再び係合するからである。こう
して時計回り方向にロックシリンダlを更に回動させる
ことによって、第1図及び第1a図に示した状態が再び
得られる。
第1図及び第1a図の状態を出発点としてラッチ78を
引戻そうとする場合にはロックシリンダ1は約45°時
計回り方向に回動される。その場合第3図に示したよう
に、制御カム24゜24′から離反した方の連動棒駆動
ピニオン2゜の側に設けられた連行子100がラッチレ
バー960ノーズl○2と係合し、その結果ラッチレバ
ー96は時計回り方向に旋回されかつケース64を介し
てラッチ78を後退させる。その際注目すべき点は、第
1図及び第1a図の位置から第3図の位置へ移行する際
に制御カム24が連動棒16に対して連行運動を及ぼさ
ないということである。それというのは制御カム24が
、突起25によって形成された凹所26′の面と連動接
触しないからである。要するにロックシリンダ1からラ
ッチ78を引戻す際には連動棒16の運動は生じない訳
である。
第9図及び第1O図によればラッチ78は両路端面79
に溝118を有し、溝は錠前レール3の直ぐ外側で該錠
前レール3に平行に延びかつガイドリブで終っており、
該ガイドリプによってラッチ78は錠前レール3の透し
口内でガイドされている。不法侵入のためラッチ78を
押戻そうと扁平バー又は板金によってエツジ83に押圧
力が加えられても、前記扁平バー又は板金は溝118内
に達してラッチ78のそれ以上の退去は阻止される。
溝118と錠前レール3の外面との距離は、ラッチ78
の完全押出し時に約1閣である。
次に第11図乃至第15図に基づいて本発明の別の実施
例を詳説する。但し第1図乃至第3図に示した実施例に
相当する構成部分には第11図〜第15図においても同
一の符号を付した。
第11図でウオード1aは零度位置にある。
この零度位置において鍵の抜き差しが可能であるものと
する。リングギヤ10のスロット2もやはり零度位置に
ある。
従動ギヤ12、ギヤ13及び15を介して減速歯車装置
の出力ギヤすなわち連動棒駆動ピニオン20の位置が規
定されている。連動棒駆動ピニオン20ば、制御カム2
4 、24’から成る亜鈴状の制御子22を有している
。該制御カム24 、24’は連動棒16に一体成形さ
れた特殊成形部Pと係合するために特定されている。連
動棒16は垂直方向に運動するために連動棒部分16a
 、16bと結合されている。特殊成形部Pには2つの
凹所26,26’が設けられている。また特殊成形部P
は2つの制限フィンガ30.30′を有し、連動棒駆動
ピニオン20にはストッパカム28が設けられている。
連動棒16の垂直方向シフトは、連動棒駆動ピニオン2
0の回動時に先ず制御カム24が凹所26′に、また少
し遅れて制御カム24′が凹所26に係合することによ
って生じる。連動棒駆動ピニオン20を逆方向に回動す
ることによって連動棒16を上方に向って戻しシフトし
ようとする場合の動作は前記とは逆になる。
第11図に示した連動棒16の位置では、連動棒部分1
6a 、16bに設けられた係止部材(図示せず)はド
ア框(図示せず〕の対応係合要素に係合していない。こ
れに対してこのような係合は連動棒16の下位位置で行
われる。
またロックパー18が設けられているが、該ロックパー
18は第15図に示したように押出ることができる。
ロックパー18を押出して施錠するために運動変換用の
アングルレバ−35が設けられており、該アングルレバ
−は軸34を中心として旋回する。該アングルレバ−3
5の第1のアーム38の上端部はスロット38aとピン
40とによってロックパー18に連結されている。
連動棒16には2つの駆動用のカム46.46’が設け
られている。該カム46.46’はアングルレバ−35
の第2のアーム(制御カム)50と協働する。駆動用の
両カム46と46’間には凹設部42が設けられている
第11図に示した解錠状態ではカム46′が第2のアー
ム50に当接しているので、アングルレバ−35は軸3
4を中心とする逆時計回り方向の旋回を阻止されている
。連動棒16が、ロックシリンダ1によシギャ12.1
3.15を介して連動棒駆動ピニオン20を逆時計口シ
方向に回動させることによって下向運動されると、凹設
部42は先ず第2アーム50を超えて移動し次いで駆動
用のカム46が第2アーム50の上に乗り上げる。凹設
部42内へ第2アーム5゜が自由に侵入しているあいだ
はアングルレバ−35の位置は一義的に明確には規定さ
れていない。従ってアングルレバ−は振子運動を行い、
これに相応してロックパー18は自由に往復動すること
ができる。
ところで駆動用のカム46が第2アーム50の上に乗り
上げるとアングルレバ−35は逆時計口シ方向に軸34
を中心として旋回させられかつロックパー18を、第1
5図に示した位置へ向って左手へシフトさせ始める。ま
たアングルレバ−35が逆時計回り方向に旋回し始める
時にもアングルレバ−35の位置はまだ明確に確定され
ていない。アングルレバ−35は依然として振子運動を
行うことができる。カム46の垂直方向に延びるエツジ
が第2アーム50と係合して始めてアングルレバ−35
は振子運動を阻止され、かつロックパー18は左手の最
外位位置(第15図参照)に確定される。こうして錠は
施錠された状態になる。
ロックパー18の引戻しは連動棒16の上向運動時に行
われ、その場合第2アーム50は凹股部42を通過し、
面50aに駆動用のカム46′が当)、遂には第11図
に示すように、再び第2アーム50に当接するに至る。
中間位置ではアングルレバ−35はこの場合もやはり振
子運動を行い、これに相応してロックパー18は水平方
向で制御されることなく運動することがある。
ラッチ78の引戻しは第12図から明らかである。ウオ
ード1aとリングギヤ10のスロット2は、、ラッチ7
8の引戻しが開始できるように約+300の位置に回動
されている。第12図から判るように連動棒駆動ピニオ
ン20には連行子20aが設けられている。該連行子2
0aは連動棒駆動ピニオン20の下側に位置し、それゆ
えに第11図では図示されていない。該連行子20aは
、ラッチレバー96に設けられている型打ち成形部96
aと協働するために特定されている。ラッチレバー96
は連動棒駆動ピニオン20の回転軸32を中心として旋
回可能でありかつ上端部で以てラッチ尾端58に作用し
、該ラッチ尾端はラッチばね59のばね力を受けている
リングギヤ10がウオード1aと共に、第並図に示した
+300の位置に達した場合は連動棒駆動ピニオン20
は、連行子20aが型打ち成形部Q6aに当接するよう
に回動した状態にある。従って連動棒駆動ピニオン20
が時計回シ方向に更に回動するとラッチレバー96もや
はシ時計回シ方向に旋回し始めかつラッチ78を引戻し
始める。ウオード1aがほぼ+900の位置に達すると
ラッチ78は完全に引戻される。
第11図〜第15図に示した種々異なった位置について
今や次のことを確認することができる。
(a)第11図は基本位置を示す。ウォード1a並びに
リングギヤ10が、鍵を抜き差しできる零度位置にある
あいだ、連動棒16は制御カム24−.24’Y有する
連動棒駆動ピニオン20並びに特殊成形部Pを介して解
錠位置にセットされており、該解錠位置では、連動棒部
分16a,16bに配置された係止部材が、ドア框の対
応係合要素との係合を解除した状態にある。特殊成形部
Pの制限フィンガ30′は連動棒不動ピニオン20のス
トッパカム28と、該連動棒駆動ピニオン20を回転可
能に支承している回転軸32との間に係合している。連
動棒16は、いずれにしても製作誤差に起因した極微の
遊び分を無視すれば、垂直方向のシフトを阻止されてい
る。
ロツクノζ−18は、第2アーム50に対する駆動用の
カム46′の係合と、スロット38aに対するピン40
の係合とに基づいて引戻された位置にある。その場合ア
ングルレバ−35は、やはり製作誤差に起因した小さな
角運動を無視すれば、旋回することができず、かつロッ
ク・々−18は、やはり製作誤差に起因した小さなスト
ローク(これは前記の製作誤差に起因した小さな角運動
に相当する)を無視すれば、横方向にシフトすることは
できない。
ラッチ78はラッチばね59の作用を受けて、錠前レー
ル3を超えて突出した位置にあり、該突出位置ではドア
を閉める際にラッチ78はラッチばね59の作用に抗し
て右手へ退避することができる。ラッチ7δは、ラッチ
レバー96の制御作用を受けていないので、第11図に
示した所謂「空閉め」位置を占める。それというのはラ
ッチレノニー96の型打ち成形部96aが連動棒1駆動
ギヤ20の連行子20a(第12図)によって負荷され
ていす、従ってラッチレノ々−96は、第12図に実線
で示した位置を占めかつラッチ尾端58に作用しないか
らである。
(b)錠を施錠しようとする場合には、第11図を出発
点として鍵は逆時計回り方向に回動され、それに伴なっ
てリングギヤ10も逆時計回ワ方向に回動する。次いで
連動棒駆動ピニオン20が回転軸32を中心として逆時
計回り方向に1回転する。
ウオード1aが約−120°回動したのち制御カム24
′が凹所26′の下面に当接するので、連動棒16の下
向運動が始まる。この下向運動を開始できるのは、その
場合ストツノセカム28の傍を擦過して制限フィンガ3
0’が下方へ移動できるほど前記ストッパカム28が、
第11図に示した位置に対してすでに逆時計回り方向に
回動しているからである。
ウオード1aが逆時計回り方向に更に回動し、ひいては
連動棒駆動ピニオン20がやはり逆時計回り方向に更に
回動するにつれて、制御カム24は凹所26′から再び
進出し、かつ制御カム24′が凹所26内へ進入し、そ
れによって連動棒駆動ピニオン20の逆時計回つ方向回
動の続行と相俟って連動棒16も更に下方に向ってシフ
トすることができる。
ウオード1aが360°+270°の角度だけ回動する
と、第15図に示した状態が得られる。しかし、これは
まだ完全な施錠位置ではない。第11図に示した状態に
対してウオーFlaが2 X 3600回動したのち始
めて、完全施錠位置が最終的に得られる。その場合制御
カム24’&X、第15図に示した状態に対比して連動
棒16を更に下方ヘシフトした状態にあり、かつ制限フ
ィンガ30は今や回転軸32とストン・ξカム28との
間に位置する。
その場合連動棒部分16a及び16bに設けた係止部材
(図示せず)はドア框の対応係合要素内に入り込んでお
り、かつ連動棒16に対する作用は該連動棒乞もはやシ
フトさせることができない。それというのは制限フィン
ガ30がこの場合回転軸32とストッパカム28との間
に係止されているからである。
鍵を逆時計回り方向に回動し、これによって連動棒駆動
ピニオン20の逆時計回り方向の回動を惹起することに
よって連動棒16を下向運動させる場合、ロック・々−
18も係止位置へ移される。第2アーム50が凹設部牛
2を通過したのち連動棒16の駆動用のカム46が第2
アーム50に当接すると、逆時計回り方向でのアングル
レノ々−35の旋回運動が始まり、かつこの旋回運動は
、ピン・スロット式継手4−0.38aを介してロック
パー18のシフト運動に変換され、該ロック、5−18
は左手へ向って移動する。駆動用のカム46の垂直な端
面52が第2アーム50に当接すると(この当接はウォ
ードla’a?はぼ360’+270°回動させたのち
に得られる)直ちに、ロックパζ−18は完全に押出さ
れる(第15図参照)ので、第15図に示した状態から
ウオード1aが零度位置へ復帰するまでノ、該ウォード
1aの最終回転期にはロックパー18のそれ以上のシフ
トはもはや行われない。なおウオード1aが零度位置に
復帰した場合、該ウォードは全体では2 X 3600
0回転たことになる。
(c)錠を解錠しようとする場合には鍵は時計回り方向
に、ウオード1aが第11図に示した位置に再び達する
まで戻し回される。その場合錠のすべての部分は、第1
1図に示した位置を再び占める。
(d)ドア?ロックシリンダ1から開放しょうとする場
合にはラッチ78も引戻されねばならない。このために
鍵は第11図の位置を起点として第12図の位置へ、い
かも約45°だけ時計回り方向に回動される。その場合
第12図に示すように、減速歯車装置出力ギヤとしての
連動棒駆動ピニオン20の連行子20aが型打ち成形部
96aに作用してラッチレ・々−96が時計回り方向に
旋回しラッチ尾端58に作用し、これに伴ってラッチ7
6乞引戻す。
ラッチ78を引戻すために連動棒16の上向運動は、第
11図及び第12図から判るように行われていない。第
11図に示した状態を起点として連動棒駆動ピニオン2
0が時計回り方向に回動されても、第11図及び第12
図から容易に判るように、特殊成形部Pに対して制御カ
ム24のいかなる作用ももはや生じない。これは、連動
棒16がもはやシフトされないことを意味している。連
動棒16がもはや全くシフトできないのは、制限フィン
ガ30′が、製作誤作に起因する僅かな遊びを無視すれ
ば、運動不能にストッパカム28と回転軸32との間に
挾持されているからである。
之ツチ78を連動棒16の運動なしに引戻しうるように
することが肝要である。それというのは、ラッチレノζ
−96のための駆動力が連動棒16から派生するのでは
なくて、連動棒駆動ピニオン20から派生するからであ
る。これが著しく有利であるのは、鍵ン用いてラッチ7
8を引戻すことによってドアを開放する場合、連動棒駆
動ピニオン20に至る減速歯車装置Aとラッチ78を有
するラッチレノ々−98だけが動かされればよ(、連動
棒部分16a,16bを有する連動棒16を動かす必要
はないからである。これによって第1に、、ラッチ7δ
を引戻すための鍵操作が軽くなり、第2に、連動棒部分
15a,16bに設けられている係止部材と、ドア框の
所属の対応係合要素との間に付加的な遊隙(鍵操作によ
ってラッチ78を引戻す際に連動棒の運動を考慮する遊
隙)を設ける必要はない。
鍵操作によってラッチ78を引戻す際に連動棒16は動
かされず、また動くこともできないので、このラッチ引
戻し時にはロツクノ々−18も動かされない。
(e)ところで鍵抜き差し位置においてウオード1aが
、ロックシリンダ軸の長手方向でのロックシリンダ1の
打貫きを阻止しうるようにするために、例えば第13図
に示したように該ウオード1aは零度位置〔第11図〕
外へ旋回した状態にあることが要望されている。
いまやロックシリンダ1は、ウォード1aが零度位置に
ある場合にだけ錠着又は錠底6゜の当該差通し口内へ導
入できるので、要するに0ツクシリンダ1は、ロックシ
リンダコアが鍵抜き差し位置に対比して鍵によって回動
されてウオード1aが零度位置を占めろような状態で錠
着又は錠底60を通して導入されねばならない。
ロックシリンダ1がこのよう((して−度導入されてい
ればロックシリンダコアは鍵抜キ差し位置へ鍵と共に戻
し回動することができ、その場合この鍵抜き差し位置で
はウオード1aは、例えば第13図に示したように零度
位置とは外れた角度位置を占め、この角度位置では鍵は
鍵抜き差し位置に、またウオードは一90°位置にある
。またこの場合も、つま9錠蓋の差通し口を通してロッ
クシリンダ1を前身て導入したのちウオードを−90’
位置へ移す場合もロツクノ々−18は移動しない。要す
るに減速歯車装置Aの出力ギヤすなわち連動棒駆動ピニ
オン20と連動棒16におけろ特殊成形部Pとは上記の
ことを考慮して構成されている。
鍵抜き差し位置において−900の角度離れたウオード
1aと共に、第13図に相当するロックシリンダ1は、
第11図に相半するウオード位置でやはり導入される。
第11図に相当するウオード位置ではロックシリンダ1
だげの導入が可能である。次いでロックシリンダコアを
、それに伴なって鍵を鍵抜き差し位置へもたらすために
次いで鍵の90’回動が行われ、その際ウォードは第1
1図の位置から第13図の位置へ移動する。
この移動時に連動棒駆動ピニオン20の制御カム24は
、第11図に示した位置から、第13図に示した位置へ
移動するが、この場合連動棒16のシフトが生じること
はない。
これは、第11図によれば、制御カム24が、連動棒1
6に推力を及ぼすことなしに特殊成形部Pの中央隆起部
26′を擦過移動するからであり、更に又、第13図に
示した状態では制御カム24が、凹所26′の下面には
また係合していないからである。これは又、第11図の
位置から第13図の状態への連動棒駆動ピニオン20の
回動行程中に制限フィンガ30′が回転軸32とストン
・ξカム28との間に挾み込まれており(勿論この場合
も製作誤差に起因する僅かな遊びは無視する)、要する
に連動棒16の運動が全(行えないからでもある。しか
しこのために機構全体の内部ロックが生じることはない
また容易に判るように、鍵抜き差し位置において約+4
5°又は第14図に示すように約+30°偏位したウオ
ード1aを有する錠にロックシリンダ1を導入すること
も可能である。
やはりウオード1aは、錠着又は錠底60の差通し口へ
ロックシリンダ1を導入するために零位位置へもたらさ
れねばならず、要するにこれに相応してロックシリンダ
コアは鍵と共に鍵抜き差し位置外へ回動されねばならず
、こうしてウオード1aは第11図の位置を占める。次
いでロックシリンダコアは鍵と共に鍵抜き差し位置へ戻
し回動されねばならない。
この場合ウオード1aは+45°の位置もしくは第14
図の+30°の位置に達する。
ウオード1aを第11図の位置から第14図の位置へ、
かつなお+45°の位置へ移行する際、制御カム24は
特殊成形部Pとの係合を完全に解除されており、かつ制
限フィンガ30’はやはりストツノセカム2δと回転軸
32との間に挾み込まれている。従って連動棒16の位
置の変化は行われず、かつ行うこともできない。ロック
・ζ−18の位置は連動棒16の位置に関連しているの
で、要するに、鍵抜き差し位置で一30’もしくは一4
5°離れたウオード1aと共にロックシリンダ1を嵌込
む場合も、次いで鍵を零度位置へ戻してウォード1aを
偏位させる場合も連動棒16の運動が生じることはない
(f)なお念のために指摘しておくが、ウォード1aの
偏位可能性は本発明の連動棒錠では制約されている。第
14図に示した+30°の位置を超える角度に変位する
ことはできない。
それというのは、+30°になると、ラッチばね59の
作用に抗して、ラッチ7δへの作用が始まるからであり
、また鍵の抜き差し位置がもはや安定しなくなワ、むし
ろ鍵への作用下でしか生じえないからである。
他面において、第13図に示した一90°の位置を超え
るウオード1aの偏位も不可能である。これは次の理由
による。すなわち錠は、前段ですでに述べたように、鍵
乞2X360゜回動した後に第13図の状態からの連動
棒16の完全押出しが生じ、次いで鍵が再び引抜きつる
ように設計されているからである。いまウオード1aが
閉鎖回動開始時に第13図に示した一90’の位置7占
めている場合には、鍵’1r2X360°回動したのち
には、ストッパカム28が制限フィンガ30’の係止面
31に当接する状態が得られている。このことは、ウオ
ーr1aが第13図の900位置を超えて偏位した場合
には2X360°の回動がもはや完全には実施できず、
要するに鍵抜き差し位置がもはや得られないことを意味
している。
従って本発明の錠ではウォード1aの可変角度範囲は第
14図の+30°と第13図の一90°の角度範囲に制
限されている。このことは取りも直さず(すでに前段で
述べたように)ウオーP1aがこのような角度範囲内で
しか変化できず、この角度範囲内ではストッパカム24
と特殊成形部Pとの間で推動係合が生ぜず、従って連動
棒16及びロック・ζ−18が移動しないということを
意味している。それにも拘らず、両軍動用カム46と4
6′との間の凹設部42の内法幅から生じる空働き行程
が連動棒16とロックパー18との間に設けられている
が、この空働き行程は、ウォード1aの偏位角の可変性
に対する要求とは何の関係もない。凹設部42の内法幅
によって生じる空働き行程は、全く別の観点に基づいて
設けられている。駆動用カム46.46’と第2アーム
(制御アーム)50との間に常時形状嵌合式の係合が設
けられるならば、スペース条件が決まっていてかつ強度
の理由から必要とされる連動棒16の所要幅が維持され
る場合には、ロックシリンダコアの2X360’回動後
にロックパζ−18に完全押出し位置を占めさせるため
に必要であるところの、アングルレバ−35の回動運動
に、ロックシリンダコアの2回転回動を調和させろこと
は全く不可能である。
第11図にほぼ相応した位置で示した第16図では、第
11図の実施例の変化態様としての運動変換用のアング
ルレバ−235が示されている。該アングルレバ−23
5は、やはり定置の軸234を中心として旋回可傾であ
りかつ2つの歯23′,239、すなわちロックパー押
出し歯237とロックパー引戻し歯239、を有してい
る。該両歯間には歯ノツチ241が設げられている。錠
の施錠時には連動棒216は下向運動しかつ該連動棒の
ノーズ243がロックパー押出し歯237に当接するの
で、ロックパ々−218はアングルレノζ−235によ
って押出されて施錠する。ノーズ243が歯ノツチ24
1の範囲に位置する場合にはやはり空働き行程が可能で
ある。この空働き行程は、第11図〜第15図に示した
実施例について説明したのと同じ理由に基づいて設けら
れている。アングルレノζ−235は、ピン争スロット
式継手249を介してロックパ々−218に作用するロ
ックパζ−係合アーム2Φ5を有している。
第17図に示した実施例は、連動棒316とロックパー
318との間の伝動連結部の変化態様である。第17図
に示した位置はやはり第11図に示した位置にほぼ相応
している。第11図の実施例と異なって運動変換用アン
グルレバ−335の制御アーム(第2アーム)350は
、連動棒316の2つの駆動用カム346と346′と
の間に状状嵌込式に係合している。連動棒316とアン
グルレ・々−335並びにロック・々−318との間の
空働き行程はこの場合完全に抑えられている。それにも
拘らず、制御カム324と特殊成形部Pとの間の係合条
件は変らないので、ウオードは+30°位置と−90’
位置との角度範囲内で等しく変化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開放(解錠)位置で一部破断して示した本発明
の連動棒式錠の側面図、第1a図は第1図の拡大部分図
、第2図は連動棒の施錠位置で示した連動棒式錠の側面
図、第3図はロックシリンダの回動によってラッチ乞引
戻した状態を示す図、第十図は旋回ロックパζ−を有す
る付塀錠を示す図、第5図は本発明による連動棒式錠と
2つの付加錠と7有する錠前レール連動棒ユニットを示
す図、第6図は互に逆向きに動作する2つの旋回ロック
ハーヲ備えた錠前レール連動棒ユニットを示す図、第7
図は旋回ロックパーの変化態様7示す図、第6図は連動
棒に不動に固定された錠上ブロックを示す図、第9図は
異なった態様のラッチを備えた連動棒式鋺の側面図、第
10図は第9図の矢印Xの方向Oて見たラッチの平面図
、第11図は本発明の1実施例を示しウオードが零度位
置にあり鍵を抜き差しできろ歯車装置の状態を示す図、
第12図は第11図の実施例を別の切断平面で断面して
ラッチ引戻し開始時点を示す図、第13図は鍵抜取り位
置において一90°の角度で側方に突出するウオードを
有するロックシリンダを使用した第11図の実施例の変
化態様7示す図、第1十図は鍵抜取り位置において+3
0°の角度で側方に突出するウオードを有する異なった
変化態様を示す図、第15図は第11図に示した僕のシ
フト型ロックパーを施錠させた状態ケ示す図、第16図
及び第17図は連動棒とロックパーとを伝動接続するた
めの2つの別の実施例を示す図である。 1・・・ロックシリンダ、1a・・・ウオード、2・・
・スロット、3・・・錠前レール、10・・・リングギ
ヤ、12.12’・・・従動ギヤ、13・・・ギヤ、1
4・・・軸受、15・・・イヤ、16・・・連動棒、1
6a,16b・・・連動棒部分、18・・・ロック・ζ
−A・・・減速歯車装置、20・・・連動棒駆動ピニオ
ン、20a・・・連行子、22・・・制御子、24.2
4’・・・制御カム、25・・・突起、26,26’・
・・凹所、26′・・・中央隆起部、28・・・ストツ
・ぐカム、30.30’・・・制限フィンガ、31・・
・係止面、32・・・回転軸、34・・・軸、35・・
・アングルレA−36°・・ロック・々−尾端、38・
・・第1アーム、38a・・・スロット、40・・・ピ
ン、42・・・凹設部、44.44’・・・制御面、4
6.46’・・・駆動用カム、50・・・第2アーム、
52・・・端面、54・・・ピン、56・・・肩、58
・・・ラッチ尾端、59・・・ラッチばね、60・・・
錠底、62・・・錠着、64・・・ケース、66.66
’・・・長穴スロット、68.68’・・・ガイドピン
、70・・・背壁、72・・・ねじ、74・・・錠ケー
シング背壁、76・・・開口、7δ・・・ラッチ、79
・・・終端面、80・・・ラッチ作動羽根、61・・・
ラッチガイドリブ、δ2・・・連行子、83・・・エツ
ジ、64・・・肩、86・・・ばねケース、88・・・
押圧ばね、90・・・突き棒、92・・・凹所、94・
・・ピン、96・・・ラッチレ・々−968・・・型打
ち成形部、98・・・自由端部、100・・・連行子、
102・・・ノーズ、104・・・付7ID錠、106
・・・旋回ロックパー 108・・・ラック、110・
・・セクタギヤ、112・・・閉鎖板、114・・・ロ
ック舌片、116・・・錠止ブロック、118・・・溝
、P・・・特殊成形部、216・・・連動棒、218・
・・ロックA−234・・・軸、235・・・運動変換
用アングルレノ々−23’7・・・ロックパー押出し歯
、239・・・ロツクノ々−引戻し歯、241・・・歯
ノツチ、243・・・ノーズ、245・・・ロック・々
−係合アーム、249・・・ピン・スロット式継手、3
16・・・連動棒、318・・・ロツクノ々−324・
・・制御カム、335・・・運動変換用アングルレノ々
−346,346’・・・駆動用カム、350・・・制
御アーム(第2アーム) 手 (方式) %式% 事件の表示 平成 1 発明の名称 特許願 連 動 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連動棒式錠であつて、 少なくとも1つの閉鎖エレメント(18, 78,106,114,116)と連結していて開放位
    置(第1図及び第1a図)と閉鎖位置(第2図)との間
    をシフト可能な連動棒(16)と、 ロックシリンダ(1)と、 前記開放位置と閉鎖位置との間で前記連動 棒(16)をシフトさせるために前記ロックシリンダ(
    1)と前記連動棒(16)との間に配置された減速歯車
    装置(A)と、 前記閉鎖位置(第2図)において前記減速 歯車装置(A)へトルクを導入することなく前記連動棒
    (16)を前記開放位置(第1図及び第1a図)の方向
    へシフト不能に係止する、連動棒(16)用の係止機構
    (28,30)とから成り、 前記減速歯車装置の出力側の連動棒駆動ピ ニオン(20)上には、前記連動棒(16)のカム係合
    成形部(26,26′)内へ駆動係合するための制御カ
    ム構成群(22)が配設されており、かつ又、 前記減速歯車装置出力側の前記連動棒駆動 ピニオン(20)には、前記連動棒(16)の対応受け
    面(31)に係合するためのストッパカム(28)が配
    設されている形式のものにおいて、 (a)前記カム係合成形部が2つの凹所(26,26′
    )を有し、 (b)前記制御カム構成群が、前記連動棒駆動ピニオン
    (20)に配設された2つの 円形状の制御カム(24,24′)を有し、該両制御カ
    ムが、各制御カムに対応して 配設された2つの凹所(26,26′)に 順次係合し、 (c)前記ストッパカム(28)が前記連動棒駆動ピニ
    オン(20)上の前記制御カ ム構成群に対して直径方向で対向する側 で両制御カム(24,24′)間の周方向 間隔の中央範囲に配置されており、 (d)前記連動棒(16)の閉鎖位置(第2図)におい
    て制御カム(24′)の負荷を受け る凹所(26)が制限フィンガ(30) を備えており、 (e)前記ストッパカム(28)が連動棒(16)の閉
    鎖位置(第2図)において、 制御カム(24′)の負荷を受ける凹所( 26)から遠く離隔した方の、前記制限 フィンガ(30)の係止面(31)に当 接し、 (f)連動棒(16)が、前記のロックシリンダ(1)
    及び連動棒駆動ピニオン(20)の閉鎖回転運動の終了
    前に閉鎖位置に達 し、かつ前記ストッパカム(28)は、 閉鎖位置(第2図)へ前記連動棒(16) が達したのち、その後に行われるロック シリンダ(1)及び連動棒駆動ピニオン (20)の残りの閉鎖回転運動中に前記 制限フィンガ(30)の係止面(31) における係止位置に達する ことを特徴とする、連動棒式錠。 2、連動棒(16)が、開放位置(第1図及び第1a図
    )ひいては又前記ロックシリンダ(1)の鍵抜き差し可
    能な零度位置を起点として前記ロックシリンダ(1)を
    2×360°より小さい角度だけ回動したのちに閉鎖位
    置(第2図)に達し、かつ最大限の2×360°に達す
    るまでのロックシリンダ回動残分が、ストッパカム(2
    6)を制限フィンガ(30)の係止面(31)に対する
    係止位置へ入り込ませるために使用される、請求項1記
    載の連動棒式錠。 3、連動棒駆動ピニオン(20)がロックシリンダ(1
    )の2×360°の閉鎖回転運動時に約200°の閉鎖
    回転運動を行う、請求項2記載の連動棒式錠。 4、閉鎖位置(第2図)へ連動棒(16)をもたらした
    のちの、連動棒駆動ピニオン(20)の閉鎖回転運動残
    分が約20°である、請求項3記載の連動棒式錠。 5、制御カム(24,24′)及びストッパカム(28
    )が連動棒駆動ピニオン(20)の一方の端面から軸方
    向に突設されており、かつ凹所(26,26′)を有す
    る連動棒部分が前記連動棒駆動ピニオン(20)の前記
    端面に当接する、請求項1から3までのいずれか1項記
    載の連動棒式錠。 6、制御カム(24,24′)相互が約90°の周方向
    間隔を有し、かつ両制御カム(24,24′)からのス
    トッパカム(28)の周方向間隔が夫々約135°であ
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載の連動棒式
    錠。 7、両制御カム(24,24′)が、連動棒(16)の
    両凹所(26,26′)間に介在する突起(25)を係
    合させるための、前記両制御カム間に位置する凹設部を
    維持しつつウェブによつて互に結合されている、請求項
    1から6までのいずれか1項記載の連動棒式錠。 8、連動棒(16)の運動方向に対して直角な横方向に
    可動のロツクバー(18)が設けられておりかつ連動棒
    (16)によつて引込み位置(第1図及び第1a図)と
    押出し位置(第2図)との間をシフト可能であり、定置
    に支承されたアングルレバー(δ5)が、ピン・スロッ
    ト式継手(38,40)を介してロツクバー(18)の
    ロツクバー尾端(36)に係合する第1アーム(38)
    と、連動棒(16)の制御成形部(44′,44,52
    )に係合する第2アーム(50)とを有している、請求
    項1から7までのいずれか1項記載の連動棒式錠。 9、制御成形部が、ロツクバー(18)を出没させるた
    めに連動棒(16)の運動方向に対して直角な、しかも
    相互間隔をおいて配設された2つの制御面(18)と、
    押出されたロツクバー(18)を係止するために前記連
    動棒(16)の運動方向に対して実質的に平行な1つの
    端面(52)とを有している、請求項8記載の連動棒式
    錠。 10、ロツクバー(18)には肩(56)が配設されて
    おり、また連動棒(16)には肩係合ピン(54)が配
    置されており、しかも該肩係合ピン(54)は、ロツク
    バー(18)が完全押出し位置(第2図)に達したのち
    に前記肩(56)の背後に係合して該ロツクバーを係止
    する、請求項8又は9記載の連動棒式錠。 11、連動棒(16)によつて少なくとも1つの閉鎖エ
    レメントとして構成した旋回ロツクバー(106)が内
    向き旋回位置と外向き旋回位置との間を旋回可能であり
    (第4図及び第5図)、かつ前記旋回ロツクバー(10
    6)を旋回させるために連動棒(16)にはラック(1
    08)が、また旋回ロツクバー(106)にはセクタギ
    ヤ(110)が設けられている、請求項1から10まで
    のいずれか1項記載の連動棒式錠。 12、セクタギヤ(110)がフック状の旋回ロツクバ
    ー(106)のハブ部分に設けられている、請求項11
    記載の連動棒式錠。 13、旋回ロツクバー(106)が、錠前レール(3)
    に固定された付加錠(104)の構成部分である、請求
    項11又は12記載の連動棒式錠。 14、閉鎖エレメントとしてラッチ(78)が設けられ
    ており、該ラッチが、ラッチばね(59)の圧力を受け
    て得られる閉鎖位置から選択的にラッチ作動羽根(80
    )の回動によつてか又はロックシリンダ(1)から開放
    位置(第3図)へ引戻し可能である、請求項1から13
    までのいずれか1項記載の連動棒式錠。 15、連動棒(16)の開放位置に相当するロックシリ
    ンダ零度位置を超えてロックシリンダ(1)を回動する
    際に、ラッチ(78)に作用するラッチレバー(96)
    のノーズ(102)に当接する連行子(100)が連動
    棒駆動ピニオン(20)に設けられている、請求項14
    記載の連動棒式錠。 16、ラッチ(78)が、ドア錠平面に対して垂直なか
    つラッチ運動方向に対して平行な切断平面(第9図)で
    見てラッチ摺動斜面とラッチ係止面とをもつた三角形横
    断面を有し、かつ、前記切断平面に実質的に平行な終端
    面(79)を有し、該終端面(79)と前記ラッチ摺動
    斜面とによつて形成されていてラッチ押出し時に錠前レ
    ール(3)の外面の直ぐ前に位置しているエッジ域(8
    3)に切欠部(118)が設けられている、請求項14
    又は15記載の連動棒式錠。 17、切欠部が溝(118)として構成されており、該
    溝が錠前レール(3)の外面に平行に延びており、かつ
    ラッチ係止面に沿つて延びるラッチガイドリブ(81)
    の前でか又は該ラッチガイドリブに接して終つている、
    請求項16記載の連動棒式錠。 18、連動棒式錠であつて、 少なくとも1つの閉鎖エレメント(18) と連結していて開放位置(第11図)と閉鎖位置(第1
    5図)との間をシフト可能な連動棒(16)と、 ロックシリンダ(1)と、 前記開放位置(第11図)と閉鎖位置(第 15図)との間で前記連動棒(16)をシフトさせるた
    めに前記ロックシリンダ(1)と連動棒(16)との間
    に配置された減速歯車装置(A)であつて、しかも該減
    速歯車装置が前記ロックシリンダ(1)寄りの入力側に
    は、後置の2つの従動ギヤ(12,12′)にの 噛合いかつ前記ロックシリンダ(1)のウオード(1a
    )を差込むために構成されて縁部に向つて開いたスロッ
    ト(2)を有するリングギヤ(10)を、また出力側に
    は、連行機構(24,24′,P)を介して前記連動棒
    (16)に作用しかつ定置の回転軸(32)を中心とし
    て回転可能に支承された連動棒駆動ピニオン(20)を
    備えていることと、 引込み位置(第11図)と押出し位置(第 15図)との間を前記連動棒(16)の縦軸線に対して
    直角な横方向にシフト可能でありかつ該連動棒(16)
    によつて運動変換機構(46,46′,38,38a,
    40)を介して駆動可能なロツクバー(18)と、 ラッチばね(59)のばね力によつて閉鎖 位置へプレロードがかけられていて第1にラッチ作動羽
    根(80)によつて、また第2にロックシリンダ(1)
    から、前記ばね力に抗して引戻し可能なラッチ(78)
    とから成り、前記リングギヤ(10)のスロット(2) が、鍵抜き差し位置にロックシリンダコアを残留させた
    ままで、ロツクバー(18)の移動を生ぜしめずにスロ
    ット零度位置から少なくとも一方の回転方向で前記ウオ
    ード(1a)の可変角度範囲にわたつて調整可能である
    形式のものにおいて、 前記連動棒駆動ピニオン(20)に設けら れていて2つの制御カム(24,24′)と1つのスト
    ッパカム(28)とを有する制御カム構成群(22)及
    び、前記連動棒(16)に設けられていて各制御カム(
    24,24′)に対を成すように対応して配設された2
    つの凹所(26,26′)と該両凹所(26,26′)
    の両側に配置された2つの制限フィンガ(30,30′
    )とを有する制御カム係合成形部(P)が次のように構
    成されている、すなわち前記ウオード(1a)の可変角
    度範囲内での前記リングギヤの回動時には、開放位置か
    ら閉鎖位置への連動棒シフト開始のために責任を負う前
    記制御カム(24)とこれに対応した凹所(26′)と
    の連動接続が解除されており、かつ該凹所(26′)に
    所属した制限フィンガ(30)が、前記連動棒(16)
    のシフトを実質的に阻止するように前記ストッパカム(
    28)と前記連動棒駆動ピニオン(20)の回転軸(3
    2)との間に係合し、かつ 前記ラッチ(78)が前記連動棒駆動ピニ オン(20)の連行子(20a)によつて引戻し可能で
    あることを特徴とする、連動棒式錠。 19、ロツクバー(18)と連動棒(16)との間の運
    動変換機構(46,46′,35,38a,40)が、
    錠ケーシングに旋回可能に枢支(34)されたアングル
    レバー(35)を有し、該アングルレバーが一端では前
    記連動棒(16)に噛合い歯状に係合しかつ他端ではピ
    ン・スロット式継手(38a,40)を介して前記ロツ
    クバー(18)と連結している、請求項18記載の連動
    棒式錠。 20、連動棒(16)とアングルレバー(35)との噛
    合い歯式係合が空働き行程を付随している、請求項19
    記載の連動棒式錠。 21、運動変換用のアングルレバー(35)が二腕レバ
    ーとして構成されており、該二腕レバーが第2アーム(
    50)で以て連動棒(16)の噛合い歯(46,42,
    46′)と噛合いかつ第1アーム(38)には、ロツク
    バー(18)のピン(40)を二又状に挾むスロット(
    38a)を有している、請求項19又は20記載の連動
    棒式錠。 22、噛合い歯(46,42,46′)が、空働き行程
    を許す凹設部(42)によつて離隔された2つの駆動用
    カム(46,46′)すなわちロツクバー押出し用カム
    (46)とロツクバー引戻し用カム(46′)を有して
    いる、請求項21記載の連動棒式錠。 23、連動棒(216)と運動変換用のアングルレバー
    (235)との噛合い歯式係合部が、連動棒(216)
    の1つのノーズ(243)と、前記アングルレバー(2
    35)の1つの歯ノッチ(241)により分離された2
    つの歯(239,237)とによつて構成されており、
    かつ前記アングルレバー(235)が、ロツクバー(2
    18)の長穴スロット内に係合するピンをもつたロツク
    バー係合アーム(245)を有している、請求項19又
    は20記載の連動棒式錠。 24、歯ノッチ(241)が、空働き行程を許す歯ノッ
    チとして構成されている、請求項23記載の連動棒式錠
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