JPH02185356A - 心なし研削盤の調整車支持装置 - Google Patents

心なし研削盤の調整車支持装置

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JPH02185356A
JPH02185356A JP659289A JP659289A JPH02185356A JP H02185356 A JPH02185356 A JP H02185356A JP 659289 A JP659289 A JP 659289A JP 659289 A JP659289 A JP 659289A JP H02185356 A JPH02185356 A JP H02185356A
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JP
Japan
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adjusting wheel
elastic cylindrical
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adjustment wheel
wheel
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JP659289A
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Tadashi Hasegawa
正 長谷川
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JTEKT Machine Systems Corp
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Koyo Machine Industries Co Ltd
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は心なし研削盤の調整車支持装置に関し、主と
して高度の加工精度が要求される心なし研削盤に用いら
れる。
(従来の技術) 従来のこの種調整車支持装置は、例えば第3図に示すよ
うに、調整1回転軸aの円錐面に取り付けた調整車取り
付け部材すの一端にフランジ部Cを形成し、調整車取り
付け部材すの外周面に嵌合された調整車dの側面を、そ
の軸方向の締め付けポル)eにより調整車取り付け部材
すの他端に取り付けられる押え蓋fによって押圧し、調
整車dを調整車取り付け部材すに保持されていた。
ところで、使用時間の経過に伴って磨耗した調整車dの
取り換え上、調整車dは調整車取り付け部材すに対して
着脱可能な構成にしておく必要があるだけでなく、調整
車取り付け部材すの他端部に嵌合される押え蓋fを調整
車取り付け部材すに対して隙間ばめとする必要がある。
このため、調祭事dの内周面と調整車取り付け部材すの
外周面との間に隙間り、を設けるとともに、押え蓋fの
内径面と調整車取り付け部材すの外径面との間に嵌め合
い隙間h2が設けられていた。
〈発明が解決しようとする課題) 従来の調整車支持装置にあっては、砥石車gと調整車d
との間で研削されるワークWによって調整車d側に大き
な研削抵抗が作用すると、調整車dと押え蓋fは、それ
ぞれ調整車取り付け部材すとの間の隙間h+、h2の範
囲内で不均一に調整車取り付け部材す側に移動されて、
例えば第4図に示すように傾くことがある。このような
傾きは、調整車dに作用する研削抵抗が変化すると変動
して調整車dに微動を発生するので、ワークWの両端部
における調整車dと砥石車gとの隙間寸法L1とL2が
一定せず、ワークWの加工精度の向上を困難にする。
また、調整車dが研削抵抗を受けて取り付け部材すに対
して芯ずれを起す場合があり、加工精度に悪影響を及ぼ
す。
さらに、ワークWの研削加工中に前記の各隙間h+、h
aにクーラントが浸入すると、これらの隙間部分に錆が
発生し調整車dや押え蓋fが調整車取り付け部材すから
取り外しにくくなるため、調整車dの取り換えに手数が
かかるだけでなく、強制的に取り外した場合には、調整
車取り付け部材すの外周面に傷がついて調整車dの取り
換えを能率良く行ブーうことができなくなるという問題
点があった。
この発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、簡
単な構成により、調整車取り付け部材に取り付けられる
調整車の芯ずれをなくして高精度の加工を行なうことが
できるようにするとともに、調整車の取り換えをきわめ
て容易に、かつ能率良く行なうことができる心なし研削
盤の調整車支持装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明における心なし研
削盤の調整車支持装置では、調整車の取り付け穴に挿入
される調整車取り付け部材は、端にフランジが設けられ
るとともに他端に押え蓋が装着され、調整車取り付け部
材の外周面には、調整車の取り付け穴の内周面との間に
わずかな隙間を形成する弾性筒状部材が装着され、この
弾性筒状部材は、調整車取り付け部材に装着される押え
蓋が調整車取り付け部材側に締め付けられたとき、調整
車の取り付け穴の内周面に押圧されるようにしたもので
ある。
上記弾性筒状部材の製造と取り扱いを容易にするために
、弾性筒状部材は調整車の幅寸法より小さく分割された
ものが複数個装着され、隣接する各弾性筒状部材の端面
間にスペーサが挿入されるようにしてもよい。
(作 用) 調整車取り付け部材と調整車との間に装着された弾性筒
状部材の一端面をねじ止めされる押え蓋によって押圧す
ると、調整車取り付け部材の7ランジとの間で長さ方向
の圧縮を受ける弾性筒状部材は、径方向の寸法を増加し
て調整車の取り付け穴の内面に押圧され、調整車取り付
け部材と調整車とを一体に結合する。
また、調整車の取り換え時に押え蓋のねじ止めを緩める
と、長さ方向の圧縮を解除された弾性筒状部材の径方向
の寸法は、圧縮前の寸法に戻って調整車の取り付け穴の
内面との間に隙間を形成するため、調整車は軸方向の移
動が容易となり、取り換えも容易となる。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示したもので、調整車回
転軸lは、一端に形成された円錐面1aに調整車取り付
け部材2の円錐穴内面2bが当接するように嵌合されて
おり、調整車取り付け部材2は、調整車回転軸lの円錐
側端面の中心部から突出するおねじ部1bに座金6を介
して螺合されるナツト7により、調整車回転軸1に一体
的に取り付けられている。
調整車取り付け部材2は、一端にフランジ2aが形成さ
れるとともに、他端に押え蓋装着用の小径段部2Cが形
成されている。調整車取り付け部材2の外周部とその外
側に装着される調整車4との間には、調整車40幅より
若干幅寸法が大きく、調整車4の内面との間に二点鎖線
で示すようにわずかの隙間を形成するウレタンのような
弾性筒状部材3が挿入されている。
弾性筒状部材3は、一方の端面が調整車取り付け部材2
のフランジ2aに当接され、他方の端面には、調整車取
り付け部材2の小径段部2Cと弾性筒状部材3の内面と
の間に適宜の隙間ばめによって嵌合される押え蓋5のフ
ランジ5aが当接されており、弾性筒状部材3は軸方向
の複数個の締め付けボルト8により調整車取り付け部材
2に締め付けられたとき、弾性筒状部材3の長さ方向を
圧縮して径方向の寸、法を増加し、二点鎖線で示す位置
にあった弾性筒状部材3の外周面を実線で示すように調
整車4の内面に押圧して、調整車4を調整車取り付け部
材2と一体に結合する。10は砥石車で、ワークWは調
整車4と砥石車10との間で研削作用を受ける。
この実施例は上記構成であるから、心なし研削盤による
研削中にワークWによって調整車4側に大きな研削抵抗
が作用しても、調整車4の内面は径方向の寸法を増加し
た弾性筒状部材3により押圧されて径方向に隙間がない
ため、調整車4は径方向の移動による芯ずれを防止され
てワークWに対し精度の高い研削加工を施すことができ
る。
また、弾性筒状部材3は、調整車取り付け部材2と調整
車4との間の隙間をなくすため、調整車4のドレス時に
調整車4が径方向に芯ずれするのを防止し、ワークWの
研削精度を維持するだけでなく、調整車取り付け部材2
と調整車4との間にクーラントが浸入して錆を発生する
のを防止し、装置の寿命を長くすることができる。
さらに、調整車4の取り換え時に押え蓋5を取り付けて
いる各締め付けボルト8を緩めると、長さ方向の圧縮を
解除された弾性筒状部材3は、径方向の寸法が圧縮前の
二点鎖線で示す位置まで戻って調整車4との間に隙間を
生じ、軸方向の移動が容易となる。しかも、前記したよ
うに調整車4の内面には錆が発生していないため、調整
車4の取り換えはきわめて容易に、かつ能率良く行なう
ことができるだけでなく、通し送り研削の場合の調整車
4と砥石車10との相対的な位置合わせを容易に行なう
ことができる。
第2図はこの発明の他の実施例であって、第1図に示す
実施例の弾性筒状部材3の幅寸法をほぼ1/3に分割し
、この分割された弾性筒状す材3A、3Aの間に、調整
車4の内面に接触せずに若干の隙間を形成する鋼製のス
ペーサ9を挿入するとともに、調整車取り付け部材2の
フランジ2aと押え蓋5のフランジ5aとを調整車40
両側の端面と対向する位置まで大きくした場合である。
この構成の場合、前記実施例の作用効果と比較して調整
車4と砥石車10の位置合わせは若干困難になるが、新
たに幅寸法の狭くなった弾性筒状部材3Aの製造を容易
にするとともに、弾性筒状部材3Aが損傷した場合にも
、調整車4の両側の端面と対向する位置まで延びたフラ
ンジ2a、5aによって調整車4の飛び出しを防止し、
作業の安全性を向上することができる。
なお、前記各実施例において、調整車取り付け部材と押
え蓋の各フランジの大きさは、第1図と第2図に示すい
ずれの場合も採用し得ることは勿論である。
(発明の効果) この発明は、上述の通り構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
この発明の心なし研削盤の調整車支持装置においては、
調整車の内面との間にわずかな隙間を形成している弾性
筒状部材は、押え蓋によって調整車取り付け部材のフラ
ンジとの間で締め付けられると調整車の内面に押圧され
るため、きわめて簡単な構成により調整車の芯ずれを解
消し、ワークに対する研削加工精度を高め、調整車に対
するドレスの回数およびドレス量を少なくでき、調整車
の内面に錆の発生するのを防止するとともに、押え蓋の
ねじ止めを緩めることにより調整車の取り換えをきわめ
て容易に、かつ能率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の縦断面図、第2図は他の
実施例の縦断面図、第3図は従来例の縦断面図、第4図
は従来例の問題点を説明するための断面図である。 2・・・調整車取り付け部材 2a・・・フランジ 3.3A・・・弾性筒状部材 4・・・調整車 5・・・押え蓋 9・・・スペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)調整車の取り付け穴に挿入される調整車取り付け
    部材は、一端にフランジが設けられるとともに他端に押
    え蓋が装着され、 調整車取り付け部材の外周面には、調整車の取り付け穴
    の内周面との間にわずかな隙間を形成する弾性筒状部材
    が装着され、 この弾性筒状部材は、調整車取り付け部材に装着される
    押え蓋が調整車取り付け部材側に締め付けられたとき、
    調整車の取り付け穴の内周面に押圧されるようにしたこ
    とを特徴とする 心なし研削盤の調整車支持装置。
  2. (2)弾性筒状部材は調整車の幅寸法より小さく分割さ
    れたものが複数個装着され、隣接する各弾性筒状部材の
    端面間にスペーサが挿入されている特許請求の範囲第1
    項記載の心なし研削盤の調整車支持装置。
JP659289A 1989-01-13 1989-01-13 心なし研削盤の調整車支持装置 Expired - Lifetime JP2668432B2 (ja)

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JPH02185356A true JPH02185356A (ja) 1990-07-19
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