JPH0218418A - 新規ポリ無水物 - Google Patents

新規ポリ無水物

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JPH0218418A
JPH0218418A JP1128611A JP12861189A JPH0218418A JP H0218418 A JPH0218418 A JP H0218418A JP 1128611 A JP1128611 A JP 1128611A JP 12861189 A JP12861189 A JP 12861189A JP H0218418 A JPH0218418 A JP H0218418A
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JP
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acid
homopolyanhydride
prepolymer
carboxyaryloxyalkanoic
anhydride
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JP1128611A
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Inventor
Balaram Gupta
バララム・グプタ
Gordon W Calundann
ゴードン・ダブリュー・カルンダン
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Original Assignee
Hoechst Celanese Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/08Anhydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/04Polyanhydrides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規種類の酸無水物ポリマー(ポリ無水物)と
その製法およびプレポリマーに関する。
[従来の技術] 後述するように、各種の酸無水物ポリマーが当該技術分
野において知られている。この種のポリマーのいくつか
、例えば、ポリ[ビス(p−カルボキシフェノキシ)ア
ルカン無水物]およびビス(p−カルホキシラエノキシ
)アルカンとセバシン酸とのコポリ無水物は、薬剤など
の活性材料の抑制された放出(持続的投与)に利用され
ている。しかし、このような公知の一部のポリ無水物の
難点として、その加水分解開裂速度が温度の変化により
一様ではなく、0°C以下に比べて0℃より高温では実
質的に速い速度で開裂が起こることがある。
薬剤などの材料の抑制された放出に適したポリマーマト
リックスを形成することができる公知のポリ無水物の加
水分解開裂速度が一様ではないことの考えられる原因は
、このポリマーの調製に使用した原料モノマーから誘導
された、ポリマーを構成する反復単位の性質にある。す
なわち、薬剤またはその他の機能性物質の抑制された放
出に使用される公知のポリ抵水物の全部もしくはほとん
どを構成する反復単位の少なくとも一部の両側の末端基
は、芳香環炭素原子に結合している疎水性の無水物結合
にランダムに結合した親水性の無水物結合である。この
親水性無水物結合は加水分解により容易に開裂するため
、相分離を引き起こす。
約0°Cより高い貯i?E温度での加水分解開裂速度が
速すぎる原因の少なくとも一部はこのことであると考え
られる。
本発明に関連する従来技術を次に説明する。
LH,1,eong et alの「ポリ無水物の合成
:溶融重縮合、脱ハロゲン化水素および脱水結合」と題
する論文(Macromolecules、 、1(4
)、 705−712.1987年4月)には、ビス(
カルボキシフェノキシ)アルカン、テレフタル酸、セバ
シン酸およびグルタル酸のテレフタル酸ホモポリ無水物
、ビス(カルボキシフェノキシ)アルカンとセバシン酸
およびテレフタル酸とアジピン酸もしくはセバシン酸の
コポリ無水物を包含する多様なポリ無水物が開示されて
いる。
KJ、 Leong at alの「生活性薬剤の抑制
された放出用のポリ無水物」と題する論文(Biog+
ateriaIs 1986. Vol、7. 9月、
 364−371)には、ビス(カルボキシフェノキシ
)アルカンおよびテレフタル酸のホモポリ無水物、なら
びにこれらの各ジカルボン酸とセバシン酸とのコポリ無
水物を、薬剤を含有するポリマーマトリックスの形態で
薬剤の放出抑制剤(持効剤)として使用することが開示
されている。
Koelmel らの米国特許第4.546,152号
(1985年IO月8日発行)には、4−カルボキシメ
トキシ安息香酸のジメチルエステル、相当する1、2−
および1.3−異性体、ならびに相当するジカルボン酸
が開示されている。この米国特許の明細書に引用されて
いるIlezwadaらの米国特許第4,510.29
5号には、4−(カルボキノメトキシ)安息香酸および
グリコリドおよび/またはラクチドから誘導されたポリ
マー(明らかにポリエステル)が開示されている。
児頭ら、工業化学雑誌1971年、 、71(11)、
 2313−2315 (C,^、 76(9): J
5892c、 1972に抄録)には、ω−(p−カル
ボキシフェノキシ)アルカン酸およびそのメチルエステ
ルの製造方法が記載されている。
Shamilov  et  al+  Deposi
ted  Doctoral  Dissertati
on 5PSTL Khp−D82.6頁(1982)
 (C,A、 10H3):230?2tに抄録)には
、4−カルボキシ−1−フェノキシ酢酸の誘導体の合成
および研究が記載されている。
[発明の構成コ 本発明により、有形品(成形品など)に賦形することが
できるカルボキシアリールオキシアルカン酸のホモポリ
無水物が提供される。このホモポリ無水物は、好ましく
は、まずプレポリマーとしてカルボキシアリールオキシ
アルカン酸と酢酸との混合無水物を調製し、その後、こ
のプレポリマーから無水酢酸の遊離により達成される溶
融重縮合によりホモポリ無水物を形成することにより製
造される。
本発明のホモポリ無水物の各反復単位は、カルボキシア
リールオキシアルカン酸モノマーにより与えられるため
、芳香族基の環炭素原子に結合した片側の末端の親水性
無水物結合1個と疎水性脂肪族炭素原子に結合した別の
末端の無水物結合1個とを含有する。このような構造に
より、温度が異なってもポリマーの加水分解開裂速度の
均一性が大きくなるものと考えられる。この特性により
、薬剤などの機能性物質の抑制された放出を与えるため
のポリマーマトリックスとしてこのホモポリ無水物が特
に好適となる。
本発明のホモポリ無水物は、次の一般式で示されるカル
ボキシアリールオキシアルカン酸から形成される。
1100 C−八r’ −0−(CHz)ll−CO0
8式中、Ar’ は2価アリーレン基、好ましくはフェ
ニレンもしくはナフチレン基を意味し、カルボキシル基
にも結合せず、また上記分子のアルカン酸部位に結合し
ているエーテル酸素原子にも結合していない環炭素原子
は、非置換、すなわち、水素原子に結合していても、あ
るいは加水分解開裂速度への影Cの可能性、を除いて生
成したホモポリ無水物の使用条件下で不活性な置換基に
結合していてもよく、Xは少なくとも1、好ましくは1
〜10、特に好ましくは1〜5である。芳香環炭素原子
に結合しうる置換基の例としては、炭素数1〜5のアル
キルおよびアルコキシ基がある。より好ましいアリーレ
ン基Ar’ は、■、4−フェニレン基および2.6−
ナフチレン基であり、特に好ましいのは1.4−フェニ
レン基である。
本発明のホモポリ無水物の装造にモノマーとして使用し
うるカルボキシアリールオキシアルカン酸の具体例には
、p−カルボキシフェノキシ酢酸、6−(p−カルボキ
シフェノキシ)ヘキサン酸、3−(p−カルボキシフェ
ノキシ)プロピオン酸、6−カルポキシナフチルー2−
オキシ酢酸、6(6”−カルボキシナフチル−2°−オ
キシ)へキサン酸、および3−(6”−カルボキシナフ
チル−2オキシ)プロピオン酸がある。
このようなカルボキシアリールオキシアルカン酸モノマ
ーの製造は、当該技術分野で公知の方法、例えば、前述
した児頭らおよびShamilovらの論文、ならびに
米国特許第4.546.152号に記載の方法により行
うことができる。特に好適な方法は、適当なヒドロキシ
芳香族カルボン酸(例、ヒドロキシ安息香酸もしくはヒ
ドロキシナフトエ酸)および適当なブロモアルカン酸を
水酸化ナトリウムと共に含有する水性アルコール性溶液
を、目的とする縮合反応を行うのに十分な時間、還流温
度に加熱することである。
上述したように、本発明のホモポリ無水物は、まず、プ
レポリマーとして所望のカルボキシアリールオキシアル
カン酸モノマーと酢酸との混合無水物を生成させ、次い
でこのプレポリマーの溶融重縮合によりホモポリ無水物
を生成させるという方法で合成することが好ましい。こ
のプレポリマーの生成は、例えば、前記モノマーを不活
性雰囲気中で過剰の無水酢酸に溶解して、例えば約5〜
20重量%のモノマーを含有する溶液を調製し、この溶
液を無水酢酸が遊離し、目的とするプレポリマーが生成
するのに十分な時間(例、約10〜30分間)全還流条
件で加蔗することにより実施できる。
次いで、プレポリマーを濾過、1発および洗浄といった
常法により分離する。プレポリマーの生成は次の反応式
(1)により表すことができる。
1100cmAr’ −0−(CHz)−COOtl 
+ (CH3CO) 20−CIIjCO−0−[CO
−Ar’ −0−(CHz) =−Co−Ol 1l−
COCHz・・・・ (1) 式中、At’およびXは前記と同じ意味であり、n(平
均オリゴマー化度)は少なくとも1、好ましくは1〜約
lOの値である。混合無水物プレポリマーの連鎖におけ
る角括弧内の各反復単位の位置はランダムであるので、
この基は前記の反応式(1)および後で示す反応式(I
I)の式において、ランダムに次に示すものとなること
もある。
[C(L (CHt) =−0−Ar’ −co−o]
本発明のホモポリ無水物は、例えば、上記プレポリマー
の溶融重縮合(これは、例えば、目的とするホモポリ無
水物が生成するまでプレポリマーを不活性雰囲気中で減
圧下に加熱することにより行うことができる)により製
造できる。この加熱は、例えば、約150〜200°C
の温度で、反応中に副生ずる無水酢酸を吸引除去しなが
ら約50〜90分間行うことができる。生成したポリマ
ーを次いで適当な溶剤で洗浄してもよい。
プレポリマーからのホモポリ無水物の生成は、次の反応
式(11)により示すことができる。
減圧 Cl13CO−0−[CO−Ar’ −0−(Cllz
) 、l−CO−0l、、、−COCIh+ (C1l
zCO)go  ・・・−(II)式中、Ar’  x
およびnは前記と同じ意味であり、n’ (平均重合度
)は少なくとも約80、好ましくは約90〜200の数
値である。混合無水物プレポリマーの場合と同様に、ホ
モポリ無水物の角括弧内の各反復単位はポリマ一連鎖内
でランダムな配列で存在するので、これはランダムに反
応式(II)の式中で次式で示すものとなることもある
[CO−(C11g) 、−0−Ar’ −Co−O1
本発明のホモポリ無水物は、前掲1.eong et 
atの2番目の論文に開示されているように、その溶融
物の状態で薬剤、升草剤、殺真菌剤または殺虫剤などの
活性材料と混合することができ、得られた混合物は、溶
融状態の混合物を、予め同じ温度に加温しておいたシリ
コーン油中に徐々に液滴状に注入することにより微球に
することができる。
このような微球中のホモポリ無水物は、普通の条件下で
徐々に加水分解開裂するというその特性の結果、これに
混合した活性材料の抑制放出剤(特効剤)として作用す
る0本発明のホモポリ無水物はまた、溶融、乾式もしく
は湿式押出により、溶解速度が抑制された縫合糸とした
り、あるいは治療剤と混合して皮膚貼付に適したフィル
ムとすることができる。この皮膚貼付フィルムは、抑制
された速度で加水分解開裂を受けるのに伴って治療剤を
放出する。最後に、治療剤と混合した本発明のホモポリ
無水物を溶融、乾式もしくは湿式紡糸により繊維とする
と1、この繊維から包帯に適した不織布を製造すること
ができ、この包帯は、その加水分解開裂の結果、抑制さ
れた速度で治療剤を放出することができる。
以下の実施例により本発明をさらに説明する。
皇簾■上 本例は、p−カルボキシフェノキシ酢酸(CPA)のホ
モポリ無水物の製造を例示する。
ジカルボン酸単量体であるp−カルボキシフェノキシ酢
酸は次のようにして合成した。
エタノール2.02と水0.3Qとの混合溶媒に水酸化
ナトリウム48.0 g (1,2モル)をとかした溶
液に、再結晶で取得したばかりのp−ヒドロキシ安息香
酸27.6 g (0,2モル)を添加し、数分間撹拌
して、固形分をすべて°溶解させた。この混合物を還流
加熱し、ブロモ酢酸82.5g(0,6モル)を滴下漏
斗からゆっくり滴下した(約60分で)。還流加熱をさ
らに2.5時間続けた。この間に多社の臭化ナトリウム
が溶液から析出した0反応混合物を次いで放冷し、固形
物を濾去した。濾液を回転蒸発器で蒸発させ、残渣を水
に溶解し、希塩酸でpH2に酸性化した。析出した固体
を域別し、冷水でよく洗浄し、40℃の減圧乾燥器で一
晩乾燥すると、純粋な生成物16.(igが得られた。
このジカルボン酸の融点は280℃で、あった、この生
成物のNMRおよび夏17分析結果は、予期した構造と
よく一致した。
上で得たCPA Ili量体のプレポリマーは次のよう
にして合成した。
機械式撹拌機と冷却器とを備えた三つロフラスコに、ア
ルゴン雰囲気下に無水酢酸160 Idを入れた。ごの
無水酢酸を還流加熱し、p−カルボキシフェノキシ酢酸
(CPA) 15.0gを撹拌しなからずばやく添加し
た。固形物はすべて無水酢酸中に溶解した。得られた溶
液をさらに20分間還流加熱した後、冷却した。この溶
液をアルゴングローブボンラス中で濾過して不溶性不純
物を除去した。得られた透明な濾液をほとんど乾固する
まで減圧蒸発して、ゲル状の残渣を得た。この残渣をさ
らに石油エーテルで数回洗浄して、痕跡量の無水酢酸を
除去した。得られた8、0gの白色粉末は、NMRおよ
び[R分光分析の結果から純粋なCP^プレポリマーで
あることが認められ、その平均オリゴマー化度[式(1
)におけるn]は1.3であった。
本実施例のCPAのホモポリ無水物は次のようにして合
成した。
機械式撹拌器、冷却器、および減圧医留装置を取りつけ
た三つロフラスコに、上のようにして調製した純CPA
プレポリマー8.0gをアルゴン雰囲気下に入れた。蒸
留冷却管をアルゴン供給源および真空ポンプに接続した
マニホルドに取り付け、このマニホルドを所望の状態に
合わせて適当に切替えることにより、反応フラスコをア
ルゴン雰囲気および減圧のいずれかに保持できるように
した。
フラスコを次いで予熱した180°Cの油浴中に浸漬し
た。固形物が溶融しはじめた後すぐに減圧を適用し、穏
やかな撹拌を開始した。直ちに無水酢酸が凝縮しはしめ
、溶融体はしだいに粘稠になっていった0反応フラスコ
を180°Cに約1時間保持すると、その間にシロップ
状の反応塊の発泡は完全に停止した。ポリマーの収縮に
よるフラスコの破砕に伴う飛び散りを防止するためにフ
ラスコをアルミ箔で覆った後、フラスコをグローブボッ
クス内で放冷し、塩化メチレンでよく洗浄して、可溶性
不純物を除去しな。得られた生成物は塩素化炭化水素溶
媒類にはいずれも可溶ではなかったが、ジメチルスルホ
キシドにはもとのジカルボン酸に加水分解しながら溶解
した。この生成物のIRスペクトルは芳香族、芳香族−
脂肪族、および脂肪族−脂肪族無水物結合に対応した。
これは、分子の頭−尾末端のランダム重合を示唆してい
る。NMR分析から、平均重合度[弐(II)における
n’]は少なくとも約100であることが示された。
尖濾尉1 本例は、6−(p−カルボキシフェノキシ)へキサン酸
のホモポリ無水物の製造を例示する。
実施例1と同様の方法により、p−ヒドロキシ安息香酸
および6−ブロモヘキサン酸から出発して、高純度の6
−(p−カルボキシフェノキシ)ヘキサン酸(CPH)
モノマーを調製した。CPIIモノマーlo、Ogおよ
び無水酢酸100meから出発してCPIIプレポリマ
ーを合成し、固有のNMRおよびIRスペクトルを示す
純粋なCPHプレポリマー5.6gを得た。このプレポ
リマーの融点は98〜102°Cであり、平均オリゴマ
ー化度[式(1)におけるn]は約5であると測定され
た。
実施例1と同様の方法により、前記プレポリマー5.0
 gからCPHのホモポリ無水物を合成した。
生成物の精製を、塩化メチレン50dに溶解し、濾過し
て不溶性不純物を除去した後、得られた透明溶液を50
0 dの石油エーテルで凝集させることにより行い、白
い繊維状のCPI+ホモポリ無水物を111だ。収13
.7 go このポリマーは優れた皮膜形成性を示し、
NMRおよびIR分析で検討した結果、予期された構造
特性を示した。IRスペクトルから、このポリマーがラ
ンダムな頭−尾結合配列を有することがはっきり示され
た。その重合度[式(II)におけるn″1は、NMR
分析により約iooであると示され、そのガラス転移温
度(Tg)は示差走査熱星計(DSC)による測定で約
83°Cであることが判明した。このポリマーの熱分解
開始温度は、窒素下での熱重量分析(TGA)による測
定で370°Cであった。
出願人ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション代理人
  弁理士   広 瀬  章

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)有形品に賦形することができるカルボキシアリー
    ルオキシアルカン酸のホモポリ無水物。 (2)次式で示される請求項1記載のホモポリ無水物。 CH_3CO−O−[CO−Ar′−O−(CH_2)
    _x−CO−O]_n′−COCH_3式中、Ar′は
    2価アリーレン基を意味し、xは1〜10であり、n′
    は少なくとも約80である。 (3)Ar′が1,4−フェニレンまたは2,6−ナフ
    チレン、xが1〜5、n′が約90〜200である、請
    求項2記載のホモポリ無水物。 (4)Ar′が1,4−フェニレンである、請求項3記
    載のホモポリ無水物。 (5)ポリ(p−カルボキシフェノキシ酢酸)である、
    請求項4記載のホモポリ無水物。(6)ポリ[6−(p
    −カルボキシフェノキシ)ヘキサン酸]である、請求項
    4記載のホモポリ無水物。 (7)カルボキシアリールオキシアルカン酸と酢酸との
    混合無水物からなるプレポリマー。 (8)次式で示される請求項7記載のプレポリマー。 CH_3CO−O−[CO−Ar′−O−(CH_2)
    _x−CO−O]_n−COCH_3式中、Ar′は2
    価アリーレン基を意味し、xは1〜10であり、nは1
    〜約10である。 (9)Ar′が1,4−フェニレンまたは2,6−ナフ
    チレン、xが1〜5である、請求項8記載のプレポリマ
    ー。 (10)Ar′が1,4−フェニレンである、請求項9
    記載のプレポリマー。 (11)p−カルボキシフェノキシ酢酸と酢酸との混合
    無水物である、請求項10記載のプレポリマー。 (12)6−(p−カルボキシフェノキシ)ヘキサン酸
    と酢酸との混合無水物である、請求項10記載のプレポ
    リマー。 (13)カルボキシアリールオキシアルカン酸を大過剰
    の無水酢酸中に溶解し、得られた溶液を還流条件下で混
    合無水物状のプレポリマーを形成するのに十分な時間加
    熱し、生成したプレポリマーを反応溶液から分離し、こ
    のプレポリマーを、目的とするホモポリ無水物が得られ
    るまで、反応中に副生する無水酢酸を排除しながら、不
    活性雰囲気中で減圧下に加熱することにより、プレポリ
    マーを溶融重縮合させることからなる、ホモポリ無水物
    の製造方法。 (14)前記カルボキシアリールオキシアルカン酸がp
    −カルボキシフェノキシ酢酸である、請求項13記載の
    方法。 (15)前記カルボキシアリールオキシアルカン酸が6
    −(p−カルボキシフェノキシ)ヘキサン酸である、請
    求項13記載の方法。
JP1128611A 1988-05-23 1989-05-22 新規ポリ無水物 Pending JPH0218418A (ja)

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