JP2807702B2 - ポリ(パラフエニレンテレフタルアミド)酸クラムの安定した溶液 - Google Patents

ポリ(パラフエニレンテレフタルアミド)酸クラムの安定した溶液

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、それからフィブリド生成物を直接製造する
ことができる、重合反応生成物であるポリ(パラフェニ
レンテレフタルアミド)酸クラムの安定した溶液の製造
方法に関する。即ち、N−アルキル−ピロリドン中での
アルカリまたはアルカリ土類金属塩を用いた塩化テレフ
タロイルとパラ−フェニレンジアミンの反応から製造さ
れたポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)は、フィ
ブリド生成物の製造のために塩基、溶媒及び補助溶媒の
規定された混合物中に溶解される。
関連技術の記載 ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の製造にお
いて、フォルブラハト(Vollbracht)ら他の出願にかか
る1981年12月29日に登録された米国特許第4,308,374号
では、有機溶媒、反応の途中で生成した無機塩類及び塩
化水素からポリマーを分離するために酸クラムを完全に
洗浄することによりポリ(パラフェニレンテレフタルア
ミド)ポリマーを酸クラム反応生成物から単離すること
が必要とされる。単離され、洗浄され、そして乾燥され
たポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)ポリマー
は、次に例えば、ブレーズ(Blades)の出願にかかる19
75年3月4日に登録された米国特許第3,869,429号の指
示に従うと、それからフィブリド生成物を生成すること
ができるドープを生じさせるために濃硫酸に溶解させる
ことができる。
ここに、本発明の溶剤の組み合わせにより、ポリ(パ
ラフェニレンテレフタルアミド)酸クラムを使用して直
接安定した溶液を製造し、そしてこれらの溶液からフィ
ブリドを製造する方法が見いだされた。本発明の溶剤の
組み合わせは、ポリマーを溶解させる前のポリ(パラフ
ェニレンテレフタルアミド)ドープを製造するための通
常の単離、洗浄及び乾燥という段階を経ないでポリ(パ
ラフェニレンテレフタルアミド)酸クラムを溶解させる
ことによりポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)酸
クラムの溶液を製造することを可能とする。さらに、本
発明の溶剤の組み合わせは、ポリマーを分解し、系の構
成部材を腐食しそして高価な安全予防の装置を必要とす
る以前の溶媒、例えば、硫酸の必要を排除する。
スエニイ(Sweeny)の出願にかかる1988年11月15日に
登録された米国特許第4,785,038号では、溶解困難な純
粋のポリマー、例えば、ポリ(メタフェニレンイソフタ
ルアミド)、ポリ(パラベンズアミド)及びポリ(パラ
フェニレンテレフタルアミド)の問題を記述しそして濃
硫酸のような苛烈な溶媒の必要を排除する溶媒系を教示
する。このようなポリマーの透明な溶液は、注意深く規
定された、液体スルホキシド、塩基及びアルコールまた
は水の混合物中で得られる。スエニイにより教示された
方法からの典型的な溶媒は、おおよそ88%のジメチルス
ルホキシド、5%の塩基、3%の純粋なポリマー及び4
%のメタノールである。スエニイの方法は、フィブリド
の製造のために必要であるポリ(パラフェニレンテレフ
タルアミド)酸クラム反応生成物の透明な溶液をポリ
(パラフェニレンテレフタルアミド)が2重量%以上の
濃度では生じない。
本発明の要約 本発明は、N−アルキル−ピロリドン及び実質的に無
水のアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の少なくと
も1つの実質的に無水の溶液中において撹拌しながら塩
化テレフタロイルをパラ−フェニレンジアミンと接触反
応させ、ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の反
応生成物の湿った酸性のクラムを生成する方法によるポ
リ(パラフェニレンテレフタルアミド)酸クラムの安定
した溶液の製造方法を与える。
ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)クラムの液
状溶液は、下記溶液を撹拌しながら製造される。該溶液
は、 a)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)クラム反
応生成物; b)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)中の−NH
−1モルに対して2.6〜5.9モルの量存在する、水酸化カ
リウム及び水酸化ナトリウム、及び炭素原子5個以下の
ナトリウム及びカリウムアルコキシドからなるグループ
から選択された塩基; c)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)中の−NH
−1モルに対して10.0〜38.0モル存在する、下記式 X−OH 式中、XはH、炭素原子5個以下のアルキルまたはそ
れらの組み合わせである、 の補助溶剤 d)クラムの溶液を生じるのに充分な量存在するジメチ
ルスルホキシド からなる。
さらに本発明によりポリ(パラフェニレンテレフタル
アミド)クラムの安定した溶液を強力に撹拌した沈殿媒
体に加え、そして生成したフィブリドを反応媒体から濾
別する方法である特許請求の範囲第1項記載の溶液を利
用したフィブリドの製造方法が与えられる。
本発明の詳細な記述 従来の方法で重合された場合、ポリ(パラフェニレン
テレフタルアミド)は、比較的低い濃度のポリ(パラフ
ェニレンテレフタルアミド)ポリマー及び比較的高い濃
度の溶媒、塩及び酸を含むクラム状の酸性の反応生成物
を生じる。本発明のときまで該クラムを、容易に溶解す
るすることはできなかった。ポリ(パラフェニレンテレ
フタルアミド)ポリマー溶液を生成するためには、まず
第一にクラムを水または水溶性アルカリとともに強力に
撹拌、またはグラインドしそしてポリマースラリーを濾
過することによりポリマーを精製し、そして単離するこ
とが必要であった。濃硫酸に溶解し、フィブリド生成物
の製造に使用する前に該スラリーは、次に完全に洗浄さ
れ、そして乾燥された。
本発明の方法に使用される該クラムは、米国特許第3,
869,429号及び第4,308,374号に記述されるように簡便に
製造され、そして当該技術分野の熟練者にはよく知られ
ている。一般に塩化テレフタロイルは、N−アルキル−
ピロリドン、好ましくはN−メチル−ピロリドン、及び
溶液全重量を基準として少なくとも5重量%の少なくと
も1つの無水金属塩またはアルカリ土類金属塩、好まし
くは塩化カルシウムの実質的に無水の溶液中で強力に混
合され、そしてパラ−フェニレンジアミンと反応性の接
触におかれる。クラム反応生成物は、典型的にはおおよ
そ10〜12%のポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)
ホモポリマー、及び88〜90%のN−アルキル−ピロリド
ン、反応中に生成した塩及び塩化水素からなる生成物で
あり、それらのすべてがポリ(パラフェニレンテレフタ
ルアミド)の溶解を妨げることが見いだされている。
ここに、本発明の強い塩基性溶媒の組み合わせでは、
直接フィブリドを形成するのに充分な濃度のポリ(パラ
フェニレンテレフタルアミド)を生成するようにクラム
を溶解させることができることが見いだされた。本発明
の溶媒の組み合わせは、塩基、溶媒及び補助溶媒からな
る。
溶解すべきクラムは、以前に述べたように、重合過程
の結果として生成した量の塩酸を含んでいる。該クラム
の酸性を中和するために必要な量を含む塩基は、ポリ
(パラフェニレンテレフタルアミド)中の−NH−1モル
当たり2.6ないし5.9モルの範囲で加えられる。もしクラ
ムが塩基を加える以前に中性にされるならば、本系に加
えられる塩基の量は、ポリマー中の−NH−1モル当たり
1モルまで減少する。適する塩基は、水酸化ナトリウム
及び水酸化カリウム、またはナトリウムまたはカリウム
の炭素原子5個未満のアルコキシド、例えば、カリウム
tert−ブトキシド及びナトリウムメトキシドである。カ
リウム塩基は、それらが強塩基であることから好まし
い。系に塩基を追加的に加えることは、一般に何らの利
益をもたらさずそして結局、結果として該系のゲル化を
生じさせる。
本発明の溶媒の組み合わせに適する補助溶媒は、下記
式 X−OH 式中、XはH、炭素原子5個以下のアルキルまたはそ
れらの組み合わせである、 の補助溶媒である。該補助溶媒は、ポリ(パラフェニレ
ンテレフタルアミド)中の−NH−1モル当たり約10.0な
いし38.0モルの範囲で存在する。補助溶媒の付加的な量
の使用は該クラムの溶解度を減少させることができる。
溶媒、好ましくはジメチルスルホキシドが、塩基及び
補助溶媒との組み合わせにおいて該クラムの溶液を形成
するのに充分な量で使用される。より明確には、該溶媒
は、溶解されるべきポリマークラムとほぼ同重量使用さ
れる。実施例1では、存在するジメチルスルホキシドの
モル数のポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)中の
−NH−のモル数に対する割合は約15〜55であることが例
証されるであろう。他の溶媒、例えば、テトラヒドロチ
オフェンオキサイドを使用することができる。
温度は重要ではなく、本発明のプロセスは一般に室温
で行われる。しかしながら、昇温下に長くさらすことは
ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の分解をもた
らすことがある。
本発明の溶媒の組み合わせを使用したクラム溶液の製
造において成分の添加の順序は一般に重要ではない。該
溶液は、塩基を補助溶液中にまえもって溶解させ、該ク
ラムをジメチルスルホキシドに加えそして混合しスラリ
ーにし、そして次にこれらの2つの混合物を安定した溶
液が形成されるまで混合することにより簡便に製造する
ことができる。あまり溶解しない水酸化カリウムが塩基
である場合のみ、溶媒の添加の前に塩基を補助溶媒中に
まえもって溶解することが重要となる。
本発明の方法で製造された溶液は、2重量%以上のポ
リ(パラフェニレンテレフタルアミド)の濃度を生じる
ことを可能とする。本発明の典型的な溶液は、ほぼ4%
のポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)最終濃度を
生じるほぼ40重量%のクラム、4%のCaCl2,32%のN−
メチル−ピロリドン、40%のジメチルスルホキシド、12
%のメタノール及び8%の塩基からなる。
本発明の溶液は、ポリパラフェニレフィブリドの製造
に有用である。ポリ(パラフェニレンテレフタルアミ
ド)フィブリド及びペーパーは、モーガン(Morgan)の
出願にかかる1961年9月12日に登録された米国特許第2,
999,788号に記載されているように本発明の溶液を直接
に強力に撹拌されている沈殿媒体中に加えることにより
簡単に製造することができる。
フィブリドの製造に使用される沈殿媒体は、本発明の
溶媒の組み合わせに可溶であるがポリ(パラフェニレン
テレフタルアミド)にとっての非溶剤からなる。沈殿媒
体は、水に加えて、様々な極性のある液体、例えば、ア
ルコール、アミン、アミド及びケトン、例えば、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピ
ロリドン及びそれらの混合物であることができる。
好適な具体例の記述 実施例 1 本実施例においては、ポリ(パラフェニレンテレフタ
ルアミド)クラムを1816gの塩化テレフタロイルを約44,
300gのN−メチルピロリドン及びまえもって2761gp−フ
ェニレンジアミンを加えてある3854gの温かい乾燥したC
aCl2の溶液を加え、3時間の間それらをともに撹拌する
ことにより調製した。反応混合物を撹拌し、そして反応
を約5℃に冷却した後に3378gの塩化テレフタロイルを
加えた。60℃において1時間、反応塊の混練及び混合し
た後クラム状反応生成物は、#8メッシュのスクリーン
を通してふるいにかけそれを小さいそして均一な粒子サ
イズにした。140gの製造されたクラムを150gのジメチル
スルホキシドと混合した。これに28gの水酸化カリウム
を溶解させたメタノール50gを加えた。該混合物を30℃
で10時間撹拌した。そらに30時間室温で放置した後、0.
5秒/1剪断で3330ポアズの室温粘度を示す約4.0重量%の
ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の透明な溶液
が形成された。
実施例 2 本実施例では、ポリ(パラフェニレンテレフタルアミ
ド)フィブリド及びペーパーが、前実施例の溶液から製
造された。約10gの該溶液が、既に400mlのN−メチル−
ピロリドン及び100mlの水が注入されているブレンダー
ジャーに強力に撹拌しながら加えられた。結果として得
られた混合物(生成したフィブリドの分散液)は、圧の
かかったガラス濾過器の上に注がれた。フィブリドは、
フィルター上でシートとして集められ、該シートは、取
り除かれ、50℃で2時間乾燥され、そして次に室温で1
晩更に乾燥された。ペーパーは、加熱された上部板を用
いて100℃、150psiで2時間加圧された。結果として得
られたペーパーは、淡い黄色で、強く堅くそして羊皮紙
のような風合いがあった。
比較例 A 比較例試験として、ポリ(パラフェニレンテレフタル
アミド)の2%以上の溶液を製造する試みとして、10.8
%のポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)を含有す
るクラムを米国特許第4,785,038号中の実施例2の教示
に従って調製された溶液に加えた。米国特許第4,785,03
8号では、ポリマー中の−NH−1モルに対して0.4ないし
1.6モルの量の塩基が存在し、カリウム塩基1モルに対
して1ないし5モルの量、及びナトリウム塩基に対して
1ないし1.5モルの量をアルコールが存在するか、また
はアルコールの代わりに水が用いられた場合、カリウム
塩基に対して0.5ないし2.5モルの量及びナトリウム塩基
に対して0.5ないし0.75モルの水が存在し、そして溶液
を形成するのに充分な量の液状スルホキシドが存在す
る。
本比較例では、30.8gのクラムが100mlのジメチルスル
ホキシド及び9.81gのカリウムtert−ブトキサイドの溶
液に加えられた。混合物は、1時間半の間懸濁させ、そ
して次に6.67mlの補助溶媒であるメタノールを加えた。
クラムは、48時間以上の撹拌の後に部分的に溶解せずに
残った。
比較例 B 比較試験として、1.20重量%のポリマー溶液を製造す
るための試みとして、11.1重量%のポリ(パラフェニレ
ンテレフタルアミド)を含有するクラムを室温で1:1の
重量比の100%硫酸中に置いた。混合において、該クラ
ムは、実質的に溶解せずに残った。該クラムが完全に溶
解するまでに濃硫酸を追加して加えた。最終的に0.86重
量%にすぎないポリマー溶液が得られた。
本発明の主な態様と構成は以下のとおりである。
1、(a)N−アルキル−ピロリドン及び実質的に無水
のアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の少なくとも
1つとの実質的に無水の溶液中において撹拌しながら塩
化テレフタロイルをパラ−フェニレンジアミンと接触反
応させ、ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の反
応生成物の湿った酸性のクラムを生成し、そして (b)i)(a)段階のポリ(パラフェニレンテレ
フタルアミド)クラム反応生成物 ii)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミ
ド)中の−NH−1モルに対して2.6〜5.9モルの量存在す
る水酸化カリウム及び水酸化ナトリウム、及び炭素原子
5個以下のナトリウム及びカリウムアルコキシドからな
るグループから選択された塩基; iii)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミ
ド)中の−NH−1モルに対して10.0〜38.0モル存在す
る、下記式 X−OH 式中、Xは、H、炭素原子5個以下のアルキルまたは
それらの組み合わせである、 の補助溶剤 からなる、撹拌しながらのポリ(パラフェニレンテレフ
タルアミド)酸クラムの溶液を調製する工程よりなるポ
リ(パラフェニレンテレフタルアミド)の安定液状溶液
の製造方法。
2、塩基が水酸化カリウムである上記1記載の溶液。
3、補助溶液が、メタノールである上記1記載の溶液。
4、N−アルキル−ピロリドンがN−メチル−ピロリド
ンである上記1記載の溶液。
5、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩が、塩化カ
ルシウムである上記1記載の方法。
6、ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の最終濃
度が2%以上である上記1記載の方法。
7、a)水酸化カリウムを補助溶媒中にまえもって溶解
させ、 b)ジメチルスルホキシドにポリ(パラフェニレン
テレフタルアミド)クラムを加えそして混合してスラリ
ーにし、 c)(a)工程及び(b)工程の混合物を混合しそ
して安定した溶液が形成されるまで混合物を撹拌する 各工程からなる上記2記載の溶液の製造方法。
8、ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)クラムの
安定した溶液を、強力に撹拌した沈殿媒体に加え、そし
て生成したフィブリドを反応媒体から濾別する特許請求
の範囲第1項記載の溶液を利用したフィブリドの製造方
法。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 69/00 - 69/50 C08L 77/00 - 77/12 D01F 6/60 D21H 13/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)N−アルキル−ピロリドン及び実質
    的に無水のアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の少
    なくとも1つとの実質的に無水の溶液中において撹拌し
    ながら塩化テレフタロイルをパラ−フェニレンジアミン
    と接触反応させ、ポリ(パラフェニレンテレフタルアミ
    ド)の反応生成物の湿った酸性のクラムを生成し、そし
    て (b)i)(a)工程のポリ(パラフェニレンテレフタ
    ルアミド)クラム反応生成物 ii)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)中の−NH
    −1モルに対して2.6〜5.9モルの量存在する、水酸化カ
    リウム及び水酸化ナトリウム、及び炭素原子5個以下の
    ナトリウム及びカリウムアルコキシドからなるグループ
    から選択された塩基、 iii)ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)中の−N
    H−1モルに対して10.0〜38.0モル存在する、下記式 X−OH 式中、Xは、H、炭素原子5個以下のアルキルまたはそ
    れらの組み合わせである、 の補助溶剤 からなる、撹拌しながらのポリ(パラフェニレンテレフ
    タルアミド)酸クラムの溶液を調製する、工程よりなる
    ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)の安定液状溶
    液の製造方法。
  2. 【請求項2】ポリ(パラフェニレンテレフタルアミド)
    クラムの安定した溶液を強力に撹拌した沈殿媒体に加
    え、そして生成したフィブリドを反応媒体から濾別する
    特許請求の範囲第1項記載の溶液を利用したフィブリド
    の製造方法。
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