JPH02182650A - ロール状原紙供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コルゲートマシン（段ボールシート製造装置
）のロール状原紙供給装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のコルゲートマシンに適用しているロール状原紙供
給装置を第５図（１）（ＩＩ）により説明すると、　（
ｌａ）　（ｌａ）及び（ｌｂ）　（ｌｂ）がロール支持
アーム。

（２）が同ロール支持アーム（ｌａ）　（ｌａ）及び（
ｌｂ）　（ｌｂ）の先端部に設けた円錐状のローリング
センタ部。

（４）　（４）が同ロール支持アーム（ｌａ）　（ｌａ
）及び（ｌｂ）　（１ｂ）を軸方向移動のみを可能に支
持したアーム軸。

（９ａ）　（９ｂ）　（９ｃ）がロール状原紙、（１１
）が上記各アーム軸（４）の両端部を両側のフレーム（
１３ａ）　（１３ｂ）に回転可能に支持する軸受、　（
１７）　（１７）が油圧モータ、　（１９ａ）　（１９
ｂ）　（１９ｃ）がロール状原紙搬送用コンベア、　（
２１）　（２１）が上記各油圧モータ（１７）の出力軸
に固定した歯車、　（２２）　（２２）が同各歯車（２
１）に噛合するとともに上記各アーム軸（４）に固定し
た歯車。

（２０）　（２０）が上記油圧モータ（１７）と上記歯
車（２１）（２２）とにより構成されたアーム揺動機構
、　（２３）が紙継ぎ装置で、新旧ロール状原紙の差し
替えが次の要領で行われる。即ち、第５図（Ｉ）（ＩＩ
）は、ロール支持アーノ喧１ｂ）　（ｌｂ）の先端部に
設けたローリングセンタ部（２）　（２）がロール状原
紙（旧ロール状原紙）　（９ｂ）の芯管に挿入され、同
ロール状原紙（９ｂ）がロール状原紙搬送コンベア（１
９ｂ）の上方位置に回転可能に支持されて、同ロール状
原紙（９ｂ）の先端部側が段ボール製造工程へ繰り出さ
れている。

またロール状原紙（新ロール状原紙）　（９ａ）がロー
ル状原１Ｉｔｉ送コンペア　（１９ａ）によりロール状
原紙供給装置へ送られて、０−ル支持アール（ｌａ）　
（ｌａ）の先端部に設けたローリングセンタ部（２）　
（２）が同ロール状原紙（９ａ）の芯管に挿入された状
態を示している。この状態において、ロール状原紙（旧
ロール状原紙）　（９ｂ）の径が所定径以下になると、
ロール状原紙（新ロール状原紙）　（９ａ）の先端部が
ロール状原紙（旧ロール状原紙）　（９ｂ）に貼り付け
られ、ロール状原紙（９ｂ）が切断されて、それからは
ロール状原紙（９ａ）が段ボール製造工程へ送られる。

このとき、ロール状原紙（９ｂ）がロール状原紙搬送コ
ンベア（１９ｂ）により支持され、ロール支持アール（
ｌｂ）、（ｌｂ）の先端部に設けたローリングセンタ部
（２）　（２）がロール状原紙（９ｂ）の芯管から取り
外されて、ロール状原紙（９ｂ）がロール状原紙搬送コ
ンベア（１９ｂ）により搬出され５次いでロール支持ア
ール（ｌｂ）　（ｌｂ）がアーム軸（４）を中心にロー
ル状原紙搬送コンベア（１９ｃ）の方向へ揺動し、同ロ
ール支持アール（ｌｂ）　（ｌｂ）の先端部に設けたロ
ーリングセンタ部（２）　（２）がロール状原紙（新ロ
ール状原紙）（９ｃ）の芯管に挿入されて、同ロール状
原紙（９Ｃ）が回転可能に支持される一方、ロール支持
アール（ｌａ）　（ｌａ）がアーム軸（４）を中心にロ
ール状原紙搬送コンベア（１９ｂ）の方向に揺動して、
ロール状原紙（９ａ）がロール状原紙搬送コンベア（１
９ｂ）の上方位置に支持されて、ロール状原紙（９ａ）
が引き続き段ボール製造工程へ供給される。またロール
状原紙（９ａ）の径が所定径以下になると、このロール
状原紙（９ａ）とロール状原紙（９ｃ）との差し替えが
前記の要領で行われる。

（発明が解決しようとする課題） 前記第５図（１）（ＩＩ）に示す従来のロール状原紙供
給装置では、ロール状原紙（９ａ）　（まはた（９ｃ）
）がアーム軸（４）　（４）に対して平行なロール状原
紙搬送コンベア（１９ａ）　（１９ｃ）上に載荷されて
いるときに、ロール支持アーム（ｌａ）　（ｌａ）　（
または（ｌｂ）（１ｂ））がアーム軸（４）を中心に揺
動して、それぞれの先端部に設けたローリングセンタ部
（２）がロール状原紙（１９ａ）の芯管位置まで円弧運
動を行い。

次いでローリングセンタ部（２）がロール状原紙（１９
ａ）の芯管内に挿入されて、ロール状原紙（１９ａ）が
回転可能に支持されるが、ロール状原紙搬送コンベア（
１９ａ）上のロール状原紙（１９ａ）の直径が小さけれ
ば、芯管位置がロール状原紙搬送コンベア（１９ａ）の
中心を通る垂直線上を下方へ移動するので、ロール支持
アーム（ｌａ）　（ｌａ）が揺動して、ローリングセン
タ部（２）が芯管位置まで円弧運動したとき、ローリン
グセンタ部（２）の中心が芯管の中心に対して水平方向
に第６図の（ｐ＋）の範囲でずれる。なお（ｓ）はロー
ル状原紙搬送コンベア（Ｌ９ａ）の中心を通る垂直線と
アーム軸（４）の中心を通る垂直線との間の水平方向距
離である。またロール状原紙搬送コンベア（１９ａ）上
のロール状原紙（１９ａ）の直径が大きければ、芯管位
置がロール状原紙搬送コンベア（１９ａ）の中心を通る
垂直線上を上方へ移動するので、ロール支持アーム（ｌ
ａ）　（ｌａ）　カ揺動して、ローリングセンタ部（２
）が芯管位置まで円弧運動したとき、ローリングセンタ
部（２）の中心が芯管の中心に対して水平方向に第６図
の（Ｐ２）の範囲でずれる。上記何れの範囲でずれても
。

ロール状原紙（９ａ）をロール状原紙搬送コンベア（１
９ａ）上で半径方向に強引に滑らせて、芯管の中心をロ
ーリングセンタ部（２）の中心に一致させるので、ロー
ル状原紙（９ａ）の周方向表面がロール状原紙搬送コン
ベア（１９ａ）面により擦られて２回周方向表面が損傷
し、またロール状原紙（９ａ）の巾方向端面がローリン
グセンタ部（２）により擦られて。

同巾方向端面が損傷する上に、ロール状原紙（９ａ）を
ローリングセンタ部（２）により安定的に支持できない
。また円錐状のローリングセンタ部（２）を芯管（紙管
）に強引に挿入するので、芯管端部が圧潰したり、損傷
したりするという問題があった。

本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、ロール状原紙及び芯管の損傷を防止で
きる上に、ロール状原紙をローリングセンタ部により安
定的に支持できるロール状原紙供給装置を提供しようと
する点にある。

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために１本発明は、一対のロール
支持アームをアーム軸を中心に揺動させて、同ロール支
持アームの先端部に設けたローリングセンタ部により支
持しているロール状原紙を互いに平行なロール状原紙搬
送コンベアの一方から他方へ移動させるロール状原紙供
給装置において、前記アーム軸の両側部を一対のスイン
グアームにより回転可能に支持するとともに同各スイン
グアームの上部を供給装置のフレームに枢支し。

同各スイングアームをその枢支部を中心に揺動させて前
記各ロール支持アームのローリングセンタ部を前記ロー
ル状原紙搬送コンヘアの中心を通る垂直線に沿い移動さ
せるカム機構を前記アーム軸と前記フレームとの間に設
けている。

（作用） 本発明のロール状原紙供給装置は前記のように構成され
ており、一対のロール支持アームをアーム軸を中心に揺
動させるとき、カム機構の溝カムをアーム軸とともに回
転させ、同溝カムのカム溝の半径方向内方または外方へ
の湾曲部をフレームに取付けたカムフォロアに接触させ
て、：ａカムとアーム軸と各スイングアームと各ロール
支持アームと各ローリングセンタ部とをスイングアーム
の枢支部を中心に揺動させて、各ローリングセンタ部を
ロール状原紙搬送コンベアの中心を通る垂直線上を上下
方向に移動させる。

（実施例） 次に本発明のロール状原紙供給装置を第１，２図に示す
一実施例により説明すると、　（ｌａ）が一対のロール
支持アーム、（２）が同各ロール支持アーム（１ａ）の
先端部に設けた円錐状のローリングセンタ部、（３）が
滑りキー、（４）が上記各ロール支持アーム（１ａ）を
上記滑りキー（３）を介して軸方向の移動のみを可能に
支持したアーム軸、（５）が上記各ロール支持アーム（
１ａ）のねし孔に螺合した送りねじ軸（６）が同送りね
じ軸（５）の端部に固定した歯車。

（７）が上記アーム軸（４）上に取付けたモータ、（８
）が同モータ（７）の出力軸に取付けて上記歯車（６）
に噛合した歯車で、モータ（７）を起動して、その回転
を歯車（８）　（６）を介し送りねじ軸（５）に伝え。

同送りねじ軸（５）を回転して、ロール支持アーム（ｌ
ａ）をロール状原紙（９）の巾方向寸法の変動に対応し
てアーム軸（４）の軸方向に移動させるようになってい
る。また（１３ａ）　（１３ｂ）が両側のフレーム。

（１２）が両側のスイングアーム、（１１）が上記アー
ム軸（４）の両端部を同各スイングアーム（１２）に回
転可能に支持する軸受、　（１４）が上記各スイングア
ーム（１２）の上部を両側のフレーム（１３ａ）　（１
３ｂ）に枢支するピン、　（１０）が上記アーム軸（４
）の一端部側に固定したウオームホイール、　（１７）
がフレーム（１３ａ）（または（１３ｂ）　）に取付け
た油圧モータ、　（１８）が同油圧モータ（１７）の出
力軸に固定するとともに上記ウオームホイール（１０）
に噛合したウオームで。

油圧モータ（１７）を起動して、その回転をウオーム（
１８）及びウオームホイール（１０）を介しアーム軸（
４）に伝え、同アーム軸（４）を回転して（各ロール支
持アーム（１ａ）をアーム軸（４）を中心に揺動して）
、各ロール支持アーム（ｌａ）の先端部に設けたローリ
ングセンタ部（２）をアーム軸（４）を中心に円弧運動
させるようになっている。また（１５）が上記アーム軸
（４）の一端部に固定した溝カム、　（１６）が上記フ
レーム（１３ｂ）の軸に回転可能に取付けたカムフォロ
アで、同カムフォロア（１６）が上記溝カム（１５）に
設けたカム溝（全体が環状で、その一部が半径方向内方
へ湾曲しているカム溝）内に転勤可能に嵌挿されている
。また（１９ａ）　（１９ｂ）がロール状原紙搬送コン
ベアである。

次に前記第１，２図に示すロール状原紙供給装置の作用
を具体的に説明する。油圧モータ（１７）を起動して、
その回転をウオーム（１８）及びウオームホイール（１
０）を介しアーム軸（４）に伝え、同アーム軸（４）を
回転して（各ロール支持アーム（１ａ）をアーム軸（４
）を中心に揺動して）、各ロール支持ア−ム（１ａ）の
先端部に設けたローリングセンタ部（２）をアーム軸（
４）を中心に円弧運動させる。このとき、溝カム（１５
）がアーム軸（４）とともに回転し、溝カム（１５）の
環状カム溝に形成した半径方向内方への湾曲部がフレー
ム（１３ｂ）に取付けたカムフォロア（１６）に接触し
て、溝カム（１５）とアーム軸（４）と各スイングアー
ム（１２）と各ロール支持アーム（１ａ）と各ローリン
グセンタ部（２）とがビン（１４）を中心に揺動して、
各ローリングセンタ部（２）がロール状原紙搬送コンベ
ア（１９ａ）の中心を通る垂直線上を上下方向に移動す
る。

第３図は、溝カム（１５）の環状カム溝の対称位置に半
径方向内方への湾曲部及び半径方向外方への湾曲部を形
成した他の実施例で、この場合には。

ローリングセンタ部（２）がロール状原紙搬送コンベア
（１９ａ）　（１９ｂ）の中心を通る垂直線に沿って上
下方向に移動する。

第４図は、溝カム（１５）の環状カム溝の一個所に半径
方向外方への湾曲部を形成したさらに他の実施例で、こ
の場合には、ローリングセンタ部（２）がロール状原紙
搬送コンベア（１９ｂ）の中心を通る垂直線に沿って上
下方向に移動する。

（発明の効果） 本発明のロール状原紙供給装置は前記のように一対のロ
ール支持アームをアーム軸を中心に揺動させるとき、カ
ム機構の溝カムをアーム軸とともに回転させ、同溝カム
のカム溝の半径方向内方または外方への湾曲部をフレー
ムに取付けたカムフォロアに接触させて、溝カムとアー
ム軸と各スイングアームと各ロール支持アームと各ロー
リングセンタ部とをスイングアームの枢支部を中心に揺
動させて、各ローリングセンタ部をロール状原紙搬送コ
ンベアの中心を通る垂直線上を上下方向に移動させるの
で、ロール状原紙及び芯管の損傷を防止できる上に、ロ
ール状原紙をローリングセンタ部により安定的に支持で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（１）は本発明に係わるロール状原紙供給装置の
一実施例を示す側面図、第１図（ｎ）はその一部縦断正
面図、第２図はその作用説明図。 第３．４図は他の各実施例を示す側面図、第５図（１）
は従来のロール状原紙供給装置を示す側面図、第５図（
ｎ）はその一部縦断正面図、第６図はその作用説明図で
ある。 （ｌａ）　（ｌａ）及び（ｌｂ）　（ｌｂ）　−−・ｏ
　−７＋／支持アーム。 （２）・・・ローリングセンタ部、（４）・・・アーム
軸、（９ａ）（９ｂ）（９ｃ）　　・・・ロール状原紙
、（１２）　　・・・スイングアーム、　（１３ａ）　
（１３ｂ）　　・・・フレーム。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対のロール支持アームをアーム軸を中心に揺動させて
   、同ロール支持アームの先端部に設けたローリングセン
   タ部により支持しているロール状原紙を互いに平行なロ
   ール状原紙搬送コンベアの一方から他方へ移動させるロ
   ール状原紙供給装置において、前記アーム軸の両端部を
   一対のスイングアームにより回転可能に支持するととも
   に同各スイングアームの上部を供給装置のフレームに枢
   支し、同各スイングアームをその枢支部を中心に揺動さ
   せて前記各ロール支持アームのローリングセンタ部を前
   記ロール状原紙搬送コンベアの中心を通る垂直線に沿い
   移動させるカム機構を前記アーム軸と前記フレームとの
   間に設けたことを特徴とするロール状原紙供給装置。