JPS6218352Y2 - - Google Patents

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JPS6218352Y2
JPS6218352Y2 JP18898483U JP18898483U JPS6218352Y2 JP S6218352 Y2 JPS6218352 Y2 JP S6218352Y2 JP 18898483 U JP18898483 U JP 18898483U JP 18898483 U JP18898483 U JP 18898483U JP S6218352 Y2 JPS6218352 Y2 JP S6218352Y2
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JP
Japan
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coupling
pipe
roller
rollers
rotating shaft
Prior art date
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JP18898483U
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JPS6097231U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はパイプの継手である円筒状のカツプ
リングをパイプの端部にねじ込んで取付けるカツ
プリング取付機に関し、特にカツプリングを所謂
フローテイング状態に支持しかつ回転させるため
のローラの支持機構に関するものである。
例えば油井管は、その用途からして相当長尺で
あることが必要であるが、パイプの製造可能な長
さには限度があるから、従来、一定寸法のパイプ
の端部にネジを切るとともに、その端部に円筒状
のカツプリングをねじ込んで複数本のパイプを接
続している。そのカツプリングを、互いに接続す
べきパイプのうち一方のパイプの端部に取付ける
作業は、パイプの製造過程の最終段階で通常行な
つており、そのためのカツプリング取付機として
第1図および第2図に示すよう構成した装置が、
従来知られていた。すなわちここに示すカツプリ
ング取付機は、内周面にネジを形成した円筒状の
カツプリング1を、下側2本、上側2本の合計4
本の外周面がゴム製のローラ2a,2b,2c,
2dによつて挟みかつ回転させる構成であつて、
下側2本のローラ2a,2bは軸受3a,3bに
よつて回転自在かつ相互に平行にテーブル4上に
配置されており、またこれらのローラ2a,2b
はカツプリング1の高さ調整および相互の間隔を
カツプリング1の外径に合わせて調整するため、
テーブル4に設けたハンドル5を回すことにより
軸受3a,3bごと半径方向へ移動して互いに接
近・離隔するよう構成されている。下側2本のロ
ーラ2a,2bを回転駆動するモータ6は、テー
ブル4を設置した機台7の後端部側(第1図の右
側)に配置されており、チエーン8を介して前記
ローラ2a,2bを同一方向へ回転させるように
なつている。機台7に立設した本体フレーム9の
上端部は、下側のローラ2a,2bの上方で片持
ち状に水平に延びており、その所謂片持ち部10
にエアーシリンダ11が下向きに取付けられ、片
持ち部10を貫通したエアーシリンダ11のロツ
ド12に昇降板13が取付けられている。そして
上側2本のローラ2c,2dは、前記下側のロー
ラ2a,2bと平行となるよう軸受3c,3dを
介して昇降板13の下面に取付けられている。な
お、昇降板13には、水平状態を保持するための
2本のガイドロツド14が上方向にむけて取付け
られ、そのガイドロツド14は、前記片持ち部1
0に設けたガイドブツシユ15に摺動自在に嵌合
している。
他方、前記ローラ2a〜2dによつて挟みかつ
回転させるカツプリング1に向けてパイプ16を
軸線方向へ移動させる送り装置が、前記テーブル
4の前方(第1図では左側)に配置されている。
すなわちパイプ16を左右両側から挟む1対のク
ランプアーム17a,17bが、パイプキヤリツ
ジ18の上部に設けられるとともに、パイプキヤ
リツジ18は前記機台7上を油圧シリンダ19に
よつてテーブル4に対し接近・離隔するよう配置
されている。
なお、第1図中符号20はパイプ受けローラで
あつて、モータ21によつて回転させられるよう
構成されており、また第2図中符号22はカツプ
リング供給装置であつて、前記テーブル4の側部
に配置されるとともに、カツプリング1を1個づ
つローラ2a,2b上に供給するよう構成されて
いる。
したがつて上記の装置では、以下のようにして
カツプリング1をパイプ16に取付けることがで
きる。すなわち前記エアーシリンダ11によつて
昇降板13を下げることにより、カツプリング1
を4本のローラ2a〜2dで挟み、かつモータ6
によつて下側2本のローラ2a,2bを回転させ
ることにより、カツプリング1を回転させる。こ
れに対し、前記クランプアーム17a,17bに
よつてパイプ16を把持するとともに、パイプキ
ヤリツジ18を油圧シリンダ19によつてテーブ
ル4側へ移動させる。その結果パイプ16の先端
ネジ部16aが回転しているカツプリング1に嵌
り込むから、カツプリング1をパイプ16の先端
ネジ部16aにねじ込むことができる。そして一
定寸法カツプリング1とパイプ16とをねじ込ん
だ後、モータ6を停止し、かつ上側のローラ2
c,2dをエアーシリンダ11によつて昇降板1
3と共に上昇させることにより、カツプリング1
の取付作業が完了する。
ところで、上記のようなカツプリング取付機で
は、カツプリング1とパイプ16との軸心を予め
正確に一致させることが困難であるから、各ロー
ラ2a〜2dを所謂フローテイング状態に支持
し、パイプ16をカツプリング1に接触させた際
に両者の間に生じる力によつてカツプリング1の
軸心をパイプ16の軸心に自動的に一致させるよ
うにしている。すなわち第3図および第4図は従
来のローラ支持機構を示す略解図であつて、ロー
ラ2a〜2dは円筒状をなすとともに、その内径
より小さい外径の回転軸23に嵌め合わされてお
り、そのローラ2a〜2dの内周面の4個所およ
び回転軸23の外周面の4個所のそれぞれに、互
いに対向する凹溝24,25が軸線方向に沿つて
形成されており、そしてローラ2a〜2dの凹溝
24と回転軸23の凹溝25とを半径方向におい
て一致させた状態において、これらの凹溝24,
25内に板バネ26が挿入されている。その板バ
ネ26はローラ2a〜2dを回転軸23に対して
同軸心上に支持するためのものであつて、中間部
の所定長さの部分がローラ2a〜2dにおける凹
溝24の底面に接触し、かつ両端部が回転軸23
の凹溝25の底面に接触するよう第5図に示す形
状に折り曲げてなるものである。
しかるに上記従来のローラ支持機構では、ロー
ラ2a〜2dに外力が作用した場合、前記板バネ
26がその屈曲部で変形することにより、ローラ
2a〜2dが回転軸23に対して変位するが、従
来のローラ支持機構における板バネ26は、その
両端部の間隔が広がつて中間部の高さが低くなる
よう主に変形するから、ローラ2a〜2dは回転
軸23に対して平行移動するのみである。したが
つてパイプ16がわずか曲つていたり、あるいは
パイプ16やカツプリング1の設置状態に異常が
あるなど、パイプ16とカツプリング1との軸線
とが平行にならずにある程度の角度がついていた
場合、このような軸心のずれを従来のローラ支持
機構では是正できないため、カツプリング1のネ
ジとパイプ16のネジとが噛み合わず、そのまま
ではカツプリング1の取付けを行なうことができ
ない。このような場合、パイプ16を敢えてカツ
プリング1に向けて送ると、ローラ2a〜2dの
外周面がゴム製であつてある程度弾性変形し、ま
た板バネ26が前述した変形とは異なつた変形を
幾分行なうこともあるため、パイプ16とカツプ
リング1との軸心のずれ角度が小さい場合には、
カツプリング1がそのずれ角度分変位して両者の
ネジが噛み合うことが稀に生じる。しかしながら
多くの場合、パイプ16の軸心とカツプリング1
の軸心とにある程度のずれ角度が生じているまま
パイプ16をカツプリング1に向けて押し付けれ
ば、両者のネジが噛み合わずに滑りつづけ、ある
いは異常に噛み合つてネジ山が損傷を受け、製品
不良となつてしまう問題が生じる。そのため従来
では、パイプ16とカツプリング1とのネジがス
ムースに噛み合わない場合、パイプ16を一旦後
退させて設置状態を調整するなど、調整作業を行
なつた後、再度カツプリング1の取付作業を行な
つていた。このように従来のロール支持機構で
は、パイプ16とカツプリング1との軸心合せに
時間を要し、また作業者による手作業が必要で自
動化が困難であるなどの問題があつた。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、パイプとカツプリングとの軸心がある程度傾
いている場合であつても両者の軸心を自動的に一
致させ、かつ両者のねじを噛み合わせることので
きるローラ支持機構を提供することを目的とする
ものである。そしてこの考案の特徴とするところ
は、ローラを回転軸に対して同軸心上に保持する
べくローラの内周面と回転軸の外周面との間に介
在させた板バネを、ローラの半径方向において円
弧状をなすよう形成した点にある。
以下この考案の実施例を第6図ないし第8図を
参照して説明する。なお、以下の説明において、
第1図ないし第4図に示す従来装置と同一の部材
には、第6図ないし第8図に同一の符号を付して
その説明を省略する。第6図および第7図におい
て、ローラ2は少なくとも外周面がゴム製とされ
た円筒状をなし、かつその内周面の4個所に軸線
方向に沿いかつ円周方向に一定間隔をあけて凹溝
24が形成されている。
また回転軸23は、第1図に示すカツプリング
取付機におけるテーブル4上の軸受3a,3bも
しくは昇降板13の下面に設けた軸受3c,3d
によつて回転自在に支持されるものであつて、前
記ローラ2の内径より小さい外径に設定されると
ともに、外周面の4個所に軸線方向に沿いかつ円
周方向に一定間隔をあけて凹溝25が形成されて
いる。そしてローラ2は、回転軸23に嵌め合わ
せるとともに、各凹溝24,25を半径方向で一
致させた状態で、その各凹溝24,25に挿入し
た円弧状板バネ27によつて回転軸23に対し同
軸心上に保持されている。すなわちローラ2の内
径と回転軸23の外径とに寸法差があつて両者の
間に間隙があり、また板バネ27は弾性変形する
から、ローラ2は回転軸23に対し所謂フローテ
イング状態となつている。ここで板バネ27は、
第6図および第8図に示すようにローラ2および
回転軸23の半径方向において円弧状をなすもの
であり、したがつて板バネ27はその両端部が回
転軸23における凹溝25の底面に接触し、かつ
中央部がローラ2における凹溝24の底面に線も
しくは線に見做し得る狭い面積で接触することに
より、ローラ2を支持している。
しかして前述した円弧状の板バネ27は、その
全体の曲率が増大もしくは減少する弾性変形や、
一部の曲率が大きくなると同時に他の部分の曲率
が小さくなる弾性変形等、多様な変形をすること
が可能であるから、上述した支持機構によるロー
ラ2は、外力の向きに応じて平行移動することは
勿論、第6図に鎖線で示すように回転軸23に対
して傾斜する。したがつて上記のローラ支持機構
を採用したカツプリング取付機では、カツプリン
グ1とパイプ26との軸心が傾斜している場合で
あつても、パイプ16をカツプリング1に突き当
てた際に生じる力によつて、カツプリング1がロ
ーラ2と共に変位して両者の軸心が自動的に一致
し、その結果カツプリング1をパイプ16の端部
にねじ込むことができる。
以上の説明から明らかなようにこの考案のロー
ラ支持機構では、カツプリングを挟むローラを回
転軸に対して同軸心上に支持する板バネをローラ
および回転軸の半径方向で円弧状をなすものとし
たから、外力を受けた場合、ローラが平行移動す
るのみならず、外力の作用方向によつては回転軸
に対して傾斜するよう変位し、したがつてカツプ
リングはローラと共に変位するから、パイプが曲
つているなど軸心にずれ角度がある場合であつて
も、カツプリングとパイプとの軸心とを自動的に
一致させ、かつ両者のネジを噛み合わせることが
できる。そのためこの考案のローラ支持機構を用
いれば、カツプリングの取付けを迅速かつ自動的
に行なうことができ、またネジの損傷など製品不
良の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカツプリング取付機の略解正面図、第
2図は第1図の−線矢視図、第3図は従来の
ローラ支持機構を示す縦断面図、第4図は第3図
の−線矢視図、第5図はその板バネを拡大し
て示す正面図、第6図はこの考案の一実施例を示
す縦断面図、第7図は第6図の−線矢視図、
第8図はその円弧状板バネを拡大して示す正面図
である。 1……カツプリング、2,2a,2b,2c,
2d……ローラ、3a,3b,3c,3d……軸
受、16……パイプ、17a,17b……クラン
プアーム、18……パイプキヤリツジ、19……
油圧シリンダ、23……回転軸、27……板バ
ネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周面にネジを形成した円筒状のカツプリング
    を挟みかつ回転させる互いに平行な少なくとも3
    本のローラと、少なくとも一方の端部外周面にネ
    ジを形成したパイプを前記カツプリングに向けて
    軸線方向へ前進させるパイプ送り装置とを備えた
    カツプリング取付機において、前記ローラをその
    内周側に所定の間隔をあけて嵌め合わせる回転軸
    が、軸受によつて回転自在に支持され、かつ前記
    ローラを回転軸に対し同軸心上に保持する複数の
    円弧状板バネが、ローラの内周面と回転軸の外周
    面との間に、その軸線方向に沿いかつ円周方向に
    一定間隔をあけて配置されていることを特徴とす
    るカツプリング取付機におけるローラ支持機構。
JP18898483U 1983-12-06 1983-12-06 カツプリング取付機におけるロ−ラ支持機構 Granted JPS6097231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18898483U JPS6097231U (ja) 1983-12-06 1983-12-06 カツプリング取付機におけるロ−ラ支持機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18898483U JPS6097231U (ja) 1983-12-06 1983-12-06 カツプリング取付機におけるロ−ラ支持機構

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Publication Number Publication Date
JPS6097231U JPS6097231U (ja) 1985-07-02
JPS6218352Y2 true JPS6218352Y2 (ja) 1987-05-12

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ID=30407566

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18898483U Granted JPS6097231U (ja) 1983-12-06 1983-12-06 カツプリング取付機におけるロ−ラ支持機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2757627B2 (ja) * 1991-11-11 1998-05-25 日産自動車株式会社 ねじ締め装置のフローティング装置

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JPS6097231U (ja) 1985-07-02

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