JPH0218058Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218058Y2 JPH0218058Y2 JP1984116356U JP11635684U JPH0218058Y2 JP H0218058 Y2 JPH0218058 Y2 JP H0218058Y2 JP 1984116356 U JP1984116356 U JP 1984116356U JP 11635684 U JP11635684 U JP 11635684U JP H0218058 Y2 JPH0218058 Y2 JP H0218058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive belt
- hydraulic pump
- pressure
- time
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の技術分野］
本考案は油圧エレベータ用駆動ベルトの保護装
置に関する。
置に関する。
［考案の技術的背景とその問題点］
第２図は油圧エレベータの油圧パワーユニツト
の模式図で、油圧ポンプ５は電動機６により駆動
ベルト７を介して駆動され、油タンク３内の油を
圧力配管８を介して取り入れ、圧力を加えた圧油
を圧力配管１に吐出し、制御バルブ２及び圧力配
管９を介してエレベータの昇降路内に施設した図
示しない油圧ジヤツキに送油し、エレベータの乗
かごを上昇運転させる。
の模式図で、油圧ポンプ５は電動機６により駆動
ベルト７を介して駆動され、油タンク３内の油を
圧力配管８を介して取り入れ、圧力を加えた圧油
を圧力配管１に吐出し、制御バルブ２及び圧力配
管９を介してエレベータの昇降路内に施設した図
示しない油圧ジヤツキに送油し、エレベータの乗
かごを上昇運転させる。
電動機６から油圧ポンプ５へ駆動力を伝達する
駆動ベルト７は、図示しない張力調整装置により
所定の張力に調整される。しかし、エレベータの
使用頻度や駆動ベルト自体の経年変化による駆動
ベルトの伸びに起因して張力不足となり、プーリ
ーとの間でスリツプを生ずる。この駆動ベルトの
スリツプは次のエレベータの定期点検で駆動ベル
ト７の張力を再調整するまで続くが、大方の場合
は駆動ベルトの損傷を来たしている。
駆動ベルト７は、図示しない張力調整装置により
所定の張力に調整される。しかし、エレベータの
使用頻度や駆動ベルト自体の経年変化による駆動
ベルトの伸びに起因して張力不足となり、プーリ
ーとの間でスリツプを生ずる。この駆動ベルトの
スリツプは次のエレベータの定期点検で駆動ベル
ト７の張力を再調整するまで続くが、大方の場合
は駆動ベルトの損傷を来たしている。
［考案の目的］
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、油圧
ポンプを駆動する駆動ベルトにスリツプが生じた
場合でも、未然に駆動ベルトの損傷を防ぐ、油圧
エレベータ用駆動ベルトの保護装置を提供する。
ポンプを駆動する駆動ベルトにスリツプが生じた
場合でも、未然に駆動ベルトの損傷を防ぐ、油圧
エレベータ用駆動ベルトの保護装置を提供する。
［考案の概要］
本考案は上記の目的を達成するために、油圧ポ
ンプを電動機により駆動ベルトを介して駆動する
ものにおいて、油圧ポンプが吐出する圧油の圧力
が所定の値に達したときに作動する圧力スイツチ
と、前記油圧ポンプを駆動する電動機を起動させ
るスイツチが動作した後所定の時間を経過しても
前記圧力スイツチが作動しないとき動作する限時
継電器とを設け、この限時継電器の動作出力に応
動して前記スイツチをしや断する。
ンプを電動機により駆動ベルトを介して駆動する
ものにおいて、油圧ポンプが吐出する圧油の圧力
が所定の値に達したときに作動する圧力スイツチ
と、前記油圧ポンプを駆動する電動機を起動させ
るスイツチが動作した後所定の時間を経過しても
前記圧力スイツチが作動しないとき動作する限時
継電器とを設け、この限時継電器の動作出力に応
動して前記スイツチをしや断する。
［考案の実施例］
以下考案の実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第１図は本考案の一実施例を示した図で、第１
図ａの４−ｂは前記第２図に示した油圧ポンプ５
の吐出する圧油の流路の圧力配管１に設けた圧力
スイツチ４の常閉接点で、油圧ポンプ５の吐出す
る圧油の圧力が所定の値、例えば所定の圧力の80
〜90％の値以上に達したときに開極する。１１は
従来から用いられている安全回路、１２は同じく
従来から用いられている運転操作回路、１３は前
記安全回路が作動したときに制御回路電源PC２
を電源母線PC１より切り離すための制御継電器
で、１３Ａはその主接点である。１４は第１図ｂ
に示した油圧ポンプを駆動する電動機６の起動制
御を行なう継電器（スイツチ）で、１４Ａはその
主接点、１４−ａはその常開接点である。１０は
前記継電器１４が動作しその常開接点１４−ａが
閉成して後数秒の所定の時間を経過しても前記圧
力スイツチ４の常閉接点４−ｂが開極しない場合
に動作してその常開接点１０−ａにより自己保持
すると同時に、その常閉接点１０−ｂにより制御
継電器１３の回路をしや断する。
図ａの４−ｂは前記第２図に示した油圧ポンプ５
の吐出する圧油の流路の圧力配管１に設けた圧力
スイツチ４の常閉接点で、油圧ポンプ５の吐出す
る圧油の圧力が所定の値、例えば所定の圧力の80
〜90％の値以上に達したときに開極する。１１は
従来から用いられている安全回路、１２は同じく
従来から用いられている運転操作回路、１３は前
記安全回路が作動したときに制御回路電源PC２
を電源母線PC１より切り離すための制御継電器
で、１３Ａはその主接点である。１４は第１図ｂ
に示した油圧ポンプを駆動する電動機６の起動制
御を行なう継電器（スイツチ）で、１４Ａはその
主接点、１４−ａはその常開接点である。１０は
前記継電器１４が動作しその常開接点１４−ａが
閉成して後数秒の所定の時間を経過しても前記圧
力スイツチ４の常閉接点４−ｂが開極しない場合
に動作してその常開接点１０−ａにより自己保持
すると同時に、その常閉接点１０−ｂにより制御
継電器１３の回路をしや断する。
以下第１図の動作について説明する。安全回路
１１は、エレベータの各部機器の動作状態が正常
であれば、制御継電器１３を励磁しその主接点１
３Ａを閉じている。この状態で昇り運転を開始す
ると、運転操作回路１２は継電器１４を励磁して
その主接点１４Ａを閉じると同時に、常開接点１
４−ａを閉成する。この時点で電動機６は起動
し、駆動ベルト７が正常であれば油圧ポンプ５は
電動機６に同期して回転し、圧油を吐出する。こ
の吐出された圧油は所定の時間内に所定の圧力に
達して圧力スイツチの常閉接点４−ｂを開極し、
従つて限時継電器１０は動作しない。しかし駆動
ベルト７の張力が不足し、プーリーとの間でスリ
ツプを生ずると、油圧ポンプ５は電動機６に同期
して回転することはできず、従つて吐出する圧油
は電動機起動後所定の時間内に所定の圧力に達す
ることはできず、圧力スイツチ４の常閉接点４−
ｂは閉じた状態を保ち、限時継電器１０が動作す
る。限時継電器１０が動作すると、その常閉接点
１０−ｂにより制御継電器１３を釈放してその主
接点１３Ａを開極し、継電器１４を釈放して電動
機は停止する。この時、限時継電器１０はその常
開接点１０−ａにより自己保持するので、制御継
電器１３は点検員が操作するまでは再投入するこ
とはなく、駆動ベルトを損傷させるまでに至らな
い。
１１は、エレベータの各部機器の動作状態が正常
であれば、制御継電器１３を励磁しその主接点１
３Ａを閉じている。この状態で昇り運転を開始す
ると、運転操作回路１２は継電器１４を励磁して
その主接点１４Ａを閉じると同時に、常開接点１
４−ａを閉成する。この時点で電動機６は起動
し、駆動ベルト７が正常であれば油圧ポンプ５は
電動機６に同期して回転し、圧油を吐出する。こ
の吐出された圧油は所定の時間内に所定の圧力に
達して圧力スイツチの常閉接点４−ｂを開極し、
従つて限時継電器１０は動作しない。しかし駆動
ベルト７の張力が不足し、プーリーとの間でスリ
ツプを生ずると、油圧ポンプ５は電動機６に同期
して回転することはできず、従つて吐出する圧油
は電動機起動後所定の時間内に所定の圧力に達す
ることはできず、圧力スイツチ４の常閉接点４−
ｂは閉じた状態を保ち、限時継電器１０が動作す
る。限時継電器１０が動作すると、その常閉接点
１０−ｂにより制御継電器１３を釈放してその主
接点１３Ａを開極し、継電器１４を釈放して電動
機は停止する。この時、限時継電器１０はその常
開接点１０−ａにより自己保持するので、制御継
電器１３は点検員が操作するまでは再投入するこ
とはなく、駆動ベルトを損傷させるまでに至らな
い。
［考案の効果］
以上説明した通り本考案によれば、油圧ポンプ
を電動機により駆動ベルトを介して駆動する場
合、この駆動ベルトにスリツプが生じて損傷する
のを未然に防止することができる。
を電動機により駆動ベルトを介して駆動する場
合、この駆動ベルトにスリツプが生じて損傷する
のを未然に防止することができる。
第１図は本考案の一実施例を示した図、第２図
は油圧エレベータの油圧パワーユニツトの模式図
である。 ４……圧力スイツチ、４−ｂ……圧力スイツチ
４の常閉接点、５……油圧ポンプ、６……電動
機、７……駆動ベルト、１０……限時継電器、１
３……制御継電器、１４……継電器（スイツチ）。
は油圧エレベータの油圧パワーユニツトの模式図
である。 ４……圧力スイツチ、４−ｂ……圧力スイツチ
４の常閉接点、５……油圧ポンプ、６……電動
機、７……駆動ベルト、１０……限時継電器、１
３……制御継電器、１４……継電器（スイツチ）。
Claims (1)
- 油圧ポンプを駆動ベルトを介して電動機により
駆動する油圧エレベータにおいて、油圧ポンプが
吐出する圧油の圧力が所定の値に達したときに作
動する圧力スイツチと、前記油圧ポンプを駆動す
る電動機を起動させるスイツチが動作した後所定
の時間を経過しても前記圧力スイツチが作動しな
いとき動作する限時継電器とを設け、この限時継
電器の動作出力に応動して前記スイツチをしや断
し、このスイツチのしや断状態を保持することを
特徴とする油圧エレベータ用駆動ベルトの保護装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11635684U JPS6132181U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 油圧エレベ−タ用駆動ベルトの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11635684U JPS6132181U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 油圧エレベ−タ用駆動ベルトの保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6132181U JPS6132181U (ja) | 1986-02-26 |
| JPH0218058Y2 true JPH0218058Y2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=30675301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11635684U Granted JPS6132181U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 油圧エレベ−タ用駆動ベルトの保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6132181U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51138901A (en) * | 1975-05-20 | 1976-11-30 | Seiko Kakoki Kk | Safty device for a liquid supply pump |
| JPS5781073A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for oil pressure elevator |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11635684U patent/JPS6132181U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51138901A (en) * | 1975-05-20 | 1976-11-30 | Seiko Kakoki Kk | Safty device for a liquid supply pump |
| JPS5781073A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for oil pressure elevator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6132181U (ja) | 1986-02-26 |
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