JPH02180362A - 自動変速機における制御装置 - Google Patents

自動変速機における制御装置

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Publication number
JPH02180362A
JPH02180362A JP63331259A JP33125988A JPH02180362A JP H02180362 A JPH02180362 A JP H02180362A JP 63331259 A JP63331259 A JP 63331259A JP 33125988 A JP33125988 A JP 33125988A JP H02180362 A JPH02180362 A JP H02180362A
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JP
Japan
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gear
clutch
shift
automatic transmission
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP63331259A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Niimi
新美 守
Fumitomo Yokoyama
横山 文友
Takemasu Kano
威倍 加納
Haruki Takemoto
竹本 春樹
Isao Takase
高瀬 勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機、特にシングルプラネタリギヤと
デュアルプラネタリギヤとを組合せたプラネタリギヤユ
ニットを備えててなる車輌用自動変速機に用いて好適で
あり、詳しくはつかみ換えによるシフトショックを防止
するワンウェイクラッチを介在した自動変速機における
飛び変速に係る制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 近時、本出願人は、例えば特開昭62−93545号公
報に示すように、シングルプラネタリギヤとデュアルプ
ラネタリギヤとを組合せたパワートレインからなる自動
変速機を提案した。
該自動変速機1′は、第6図に示すように、シングルプ
ラネタリギヤ2とデュアルプラネタリギヤ3とからなる
プラネタリギヤユニット10を有しており、両ギヤ2,
3のサンギヤ81同士を連結して一体に構成すると共に
、該サンギヤS0に噛合するビニオンをロングピニオン
P、とし、かつ両キャリヤCR□を連結して一体に構成
している。そして、エンジンクランク軸4からロックア
ツプクラッチ5又はトルクコンバータ6を介して伝動さ
れた入力軸7に、第1のクラッチ(フォワードクラッチ
)C1を介してシングルプラネタリギヤ2のリングギヤ
R6が連結し、また第2のクラッチ(リバースクラッチ
)C2を介してサンギヤSIが連結し、更に第3のクラ
ッチ(ハイクラッチ)coを介してデュアルプラネタリ
ギヤ3のリングギヤR2が連結している。また、サンギ
ヤSlは第1のブレーキ(フォースルセカンドコースト
ブレーキ)Blに連結していると共に、第1のワンウェ
イクラッチF1を介して第2のブレーキ(セカンドブレ
ーキ)Bllに連結している。更に、デュアルプラネタ
リギヤのリングギヤR3は第3のブレーキ(リバースル
ファ−ストコーストブレーキ)B3に連結すると共に、
固定部材との間に介在する第2のワンウェイクラッチF
、に連結している。更に、入力軸7とサンギヤSlとの
間に、サンギヤS1が入力軸7の回転を越えないように
規制する第3のワンウェイクラッチF。を介在しており
、またキャリヤCRrを出力部材9に連結している。
そして、本自動変速機1′は、第7図に示すように作動
する。なお、Oはクラッチ接続及びブレーキ作動状態、
並びにワンウェイクラッチのロック状態を示し、またΔ
はコースト時にのみ作動する状態を示す。
即ち、1速状態(IST)は第1のクラッチC1を接続
する。すると、入力軸7の回転はクラッチCIを介して
シングルプラネタリギヤ2のリングギヤR1に伝達され
、かつこの状態では、デュアルプラネタリギヤ3のリン
グギヤR2は第2のワンウェイクラッチF2により回転
が阻止されているので、サンギヤS1を逆方向に空転さ
せながらキャリヤCR,が正方向に大幅減速回転され、
該回転が出力部材9から取出される。また、2速状態(
2ND)では、第1のクラッチC0の接続に加えて第2
のブレーキB2が作動する。すると、サンギヤS1が該
ブレーキB、に基づく第1のワンウェイクラッチF1の
作動により回転が停止され、従って入力軸7からのリン
グギヤR。
の回転はデュアルプラネタリギヤ3のリングギヤR2を
正方向に空転させながらキャリヤCRtを正方向に減速
回転し、該回転が出力部材9に2速として取出される。
また、3速状態(3RD)は、第1のクラッチC□の接
続に加えて第3のクラッチC8が接続する。すると、入
力軸7の回転は第1のクラッチC0を介してシングルプ
ラネタリギヤ2のリングギヤRjに伝達されると同時に
第3のクラッチC0を介してデュアルプラネタリギヤ3
のリングギヤR2に伝達され、従って両プラネタリギヤ
2,3の各要素は一体となって回転し、キャリヤCR,
から出力部材9に入力軸7と同速回転が伝達される。そ
して、4速状態(4TH)では、第1のクラッチC0を
解放すると共に第1のブレーキB、を作動する。すると
、入力軸7の回転は第3のクラッチC8を介してデュア
ルプラネタリギヤ3のリングギヤR2に伝達され、かつ
この状態ではサンギヤS、が停止されているので、シン
グルプラネタリギヤ2のリングギヤR1を空転しながら
キャリヤCR1は高速回転し、該高速回転がオーバドラ
イブ(0/D)として出力部材9に取出される。更に、
リバース(REV)レンジでは、第2のクラッチC2及
び第3のブレーキB3が作動する。すると、入力軸7の
回転は第2のクラッチC2を介してサンギヤS1に伝達
され、かつこの状態ではデュアルプラネタリギヤ3のリ
ングギヤR2が第3のブレーキB3の作動により固定さ
れているので、シングルプラネタリギヤ2のリングギヤ
R8を逆転させながらキャリヤCR,も逆転し、該キャ
リヤの逆転が出力部材9に取出される。また、コースト
(入出力逆転)時にあっては、ワンウェイクラッチF1
゜F2により伝動が断たれて空転状態になるか、第3の
ブレーキB3を作動してリングギヤR2を固定状態にす
ると、1速状態に保たれてエンジンブレーキが作動し得
、また第1のブレーキB、を作動してサンギヤS、を固
定状態にすると、2速状態に維持されてエンジンブレー
キを作動し得る。
そして、本自動変速機1にあっては、1→2速シフト時
、第2のワンウェイクラッチF2が作動して、第3のブ
レーキBj及び第2のブレーキB2のつかみ換えを回避
しており、また24−+3速シフト時、第1のワンウェ
イクラッチF3が作動して、第2のブレーキB2及び第
3のクラッチCoのつかみ換えを回避し、更に3→4速
シフト時、第3のワンウェイクラッチF。が作動して、
第1のクラッチCI及び第1のブレーキB、のっかみ換
えを回避し、すべての変速段において、つかみ換えによ
るシフトショックの発生を回避している。
なお、上述自動変速機にあっては、リバースレンジにて
車輌を後方に走行し、惰行走行している状態でシフトレ
バ−なりレンジにシフトすると、第3のワンウェイクラ
ッチF。がサンギヤS1に直接作用しているため、後進
方向を機械的にロックしてしまうか、これを防IFする
ため、第3のワンウェイクラッチF0を、第4のクラッ
チを介して入力軸7とシングルプラネタリギヤ2のリン
グギヤR0との間に介在し、上述機械的ロックの防止を
図った自動変速機が、本出願人により特開昭63−25
953号として提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従って、上述4速自動変速機1は、1段ずつ変速する場
合にあっては、すべての変速段をワンウェイクラッチを
介して行うので、良好なシフトフィーリングが得られる
が、急激なアップシフト又はキックダウン等により、2
→4速又は4→2速等の飛び変速を行う場合、ワンウェ
イクラッチを介さない変速となって、シフトとショック
を生ずることがある。特に、入力軸7からのトルクを伝
達するクラッチのつかみかえを行う場合、解放される側
のクラッチと係合される側のクラッ′チが共に係合又は
解放した状態を生じて、上述シフトショックが顕著に表
われる。
例えば、2→4速に飛び変速を行う場合、第1のクラッ
チC1を解放すると同時に第3のクラッチC6を係合す
る。この際、第3のワンウェイクラッチF。は機能せず
、第3のクラッチC8の係合前に第1のクラッチC8が
解放してしまうと、タイヤ駆動力が急激に減少してエン
ジンの吹上がすを生じ、その後直ちに第3のクラッチC
9が係合して、シフトフィーリングが極めて悪くなると
共に、自動変速機の耐久性に悪影響を生じる。また、第
1のクラッチC1の解放前に第3のクラッチC8が係合
すると、タイアップ状態となり、極めて大きなシフトシ
ョックを発生する。
そこで、本発明は、飛び変速指令時にあつても、−旦そ
の中間のワンウェイクラッチを介する変速段を経るよう
にし、もって上述課題を解消した自動変速機の制御装置
を提供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図及び第2図を参照して示すと、プラネタリギヤ
ユニット(10)と、該プラネタリギヤユニットの所定
要素(Rt)、(R2)。
(Sl)及び入力部材(7)を接離する複数のクラッチ
(C1)、(C2)、(co)、(c。
A)と、前記プラネタリギヤユニット(10)の適宜要
素を係止するブレーキ(Bs)、(Bs)(B3)及び
ワンウェイクラッチ(i”o )(F+)、(Fa)と
、車輌の走行・運転状況を検知して前記クラッチ及びブ
レーキが適宜作動すべく、所定変速信号を発する制御部
(11)と、を備えてなる自動変速機(A)における制
御装置でありて、前記制御部(11)が飛び変速指令を
発する際、該飛び変速段の間にあってかつ前記ワンウェ
イクラッチを介在する変速段の変速指令を所定時間発す
る中間変速指令手段(12)を設けたことを特徴とする
(ホ)作用 上述構成に基づき、スロットルセンサ(13a)、車速
センサ(13b)等の走行・運転状況検知手段(13)
からの信号に基づき、制御部(11)にて、予め設定さ
れた初期設定値(15)と上述検知手段からの信号が比
較され(16)、所定変速信号(17)が出力される。
この際、比較回路(16)から飛び変速信号、例えば上
述4速自動変速機構の2→4速又は4→2速(従って5
速自動変速機の3→5速又は5→3速)が指令されると
、中間変速指令手段(12)から、例えば第4図及び第
5図の(a)に示すように、所定時間(’ri、(T’
:l)中間の変速段例えば4速自動変速機構の3速(従
って5速自動変速機の4速)に変速指令が出力される。
これにより、自動変速機は、−旦中間変速段に変速され
、ワンウェイクラッチ例えば第3のワンウェイクラッチ
(F o )を介して滑らかに変速され、その後所定の
変速段に変速される。
なお、カッコ内の符号は、図面を参照するものであるが
、同等構成を限定するものではない。
(へ)実施例 以下、本発明を適用した実施例について説明する。
5速自動変速機Aは、第2図に示すように、トルクコン
バータ6と、4速自動変速機構部1及びアンダードライ
ブ機構部25からなる変速ギヤ機構を備えている。
トルクコンバータ6は、ロックアツプクラッチ5を有し
ており、エンジンクランク軸4の回転を、トルクコンバ
ータ6による油流を介して又はロックアツプクラッチ5
による機械的結合により入力軸7に連結する。
4速自動変速機構部1はシングルプラネタリギヤ2及び
デュアルプラネタリギヤ3からなるプラネタリギヤユニ
ット10からなり、かつこれら両プラネタリギヤ2,3
のキャリヤCR1同士及びサンギヤ81同士が一体に連
結されている。更に、入力軸7が、第1の(フォワード
)クラッチCIを介してシングルプラネタリギヤ30の
リングギヤR,(以下小リングギヤという)に連結する
と共に第2の(ダイレクト)クラッチC2を介してサン
ギヤSLに連結している。また、サンギヤSlが第1の
(2ndコースト)ブレーキBlにて直接制動されると
共に第1のワンウェイクラッチF1を介して第2の(2
nd)ブレーキB2により一方向の回転を規制され、ま
たデュアルプラネタリギヤユニット31のリングギヤR
R(以下大リングギヤという)が、第3の(1stコー
スト&Rev)ブレーキB、により直接制動されると共
に第2のワンウェイクラッチF2により一方向の回転を
規制されている。更に、キャリヤCR1が該4速自動変
速機構部1の出力部、材となるカウンタドライブギヤ9
に連結している。
そして、本4速自動変速4ffi禍にあっては、上述ク
ラッチC,,C,及びブレーキB、、B、、ワンウェイ
クラッチF s 、 F *により構成される3速自動
変速機梢に加えて、入力軸7と大リングギヤR2とを連
結する第3のクラッチC6、該大リングギヤR2と小ソ
ングギヤR2との間に介在する第3のクラッチC8A及
び第3のワンウェイクラッチF。が付設されている。な
お、第3のクラッチC0及び第3のクラッチC8Aは、
同じアクチュエータにより同時に作動される。
一方、アンダードライツ機構部25はシングルプラネタ
リギヤ33からなり、そのリングギヤR3が前記カウン
タドライブギヤ9に常時噛合しているカウンタドリブン
ギヤ35に連結し、かつキャリヤCR,が出力ビニオン
36に連結している。更に、サンギヤS3が第3のワン
ウェイクラッチF3にて一方向の回転を規制されると共
に第4の(アンダードライブ)ブレーキB4にて制動さ
れ、かつ第4の(アンダードライブダイレクト)クラッ
チC3を介してキャリヤCR3と連結している。
そして、出力ピニオン36はリンクギヤ38を介してフ
ロントディファレンシャル装置37に連結されており、
該ディファレンシャル装置37は左右フロントアクスル
39r、39℃を有している。
また、本自動変速4iAには、第1図に示すように制御
部(ECU)11が付設されており、この制御部11は
走行・運転状況検知手段13に接続されている。上記走
行・運転状況検知手段13は、スロットルセンサ13a
及び車速センサ13bを有していて、自動車走行時には
スロットル開度信号19a及び車速信号19bをそれぞ
れ出力する。制御部11は、検知手段13からのスロッ
トルバルブの開度信号19a及び車速信号19bと予め
設定される初期設定値15とを比較する比較回路16と
、比較回路16からの信号に対応して、自動変速機Aの
制御用ソレノイドバルブ81〜S3に作動指令を与える
変速信号17等を有している。更に制御部11は、比較
回路16がら出力される変速段の信号が3速から5速又
は5″&から3速等の様に飛び変速信号20であるとき
に、この飛び変速信号20が入力される中間変速指令手
段12を備えている。
この中間変速指令手段12は、上記飛び信号20が入力
されたとき、中間変速段(本実施例では4速)を所定時
間(T2又はT 3 )作動させるための変速指令22
を変速信号17に出力する。この変速指令22がT2又
はT3時間上記変速信号17に入力すると、変速信号1
7により所定のソレノイドバルブSがオフして、これに
より第3のクラッチC8(又は第2のクラッチC2)が
係合して第3のワンウェイクラッチF。が作動する。
これにより自動変速機AはT2又は13時間内をワンウ
ェイクラッチF。を介在する中間変速段すなわち4速の
状態で作動するようになっている。
ついで、本実施例の作動について説明する。
5速自動変速機Aは、マニュアルバルブ10により各レ
ンジにて、油圧制御回路(図示略)の第1、第2及び第
3のソレノイドバルブ81.S2、S3、並びにロック
アツプクラッチコントロール用の第4のソレノイドバル
ブS4が第3図に示す作動表のように作動することに基
づき、各クラッチC1〜C3、各ブレーキ81〜B4及
び各ワンウェイクラッチF1〜F3が作動して、それぞ
れ各レンジP、R,D、3,2.1における各変速段I
ST〜5 T Hが得られる。
即ち、Dレンジにおける1速状態は第1のソレノイドバ
ルブS1がオフで供給状態にあり、かつ第3のソレノイ
ドバルブS3がオンでドレーン状態にある。これにより
、自動変速機Aは第1の(フォワード)クラッチC1が
接続すると共に第4のブレーキB4が作動する。すると
、入力軸7の回転は、クラッチC1を介して小リングギ
ヤR8に伝達され、かつこの状態では、大リングギヤR
2は第2のワンウェイクラッチF2により回転が阻止さ
れているので、サンギヤSIを逆方向に空転させながら
共通キャリヤCR,が正方向に大幅減速回転され、該回
転がカウンタドライブギヤ32からアンダードライブ(
U/D)機構部25のカウンタドリブンギヤ35に伝達
される。そして、該U/D機構部25は第4のブレーキ
B4及び第4のワンウェイクラッチF、が作動してアン
ダードライブ状態にあり、従ワて自動変速機A全体で、
4速自動変速機構部1の1速及びU/D機構部25のア
ンダードライブが相俟って1速が得られる。
また、Dレンジにおける2速状態(2ND)は、1速状
態から第1のソレノイドバルブS1がオンする。この状
態では、第1のクラッチC8の接続に加えて第1(セカ
ンド)ブレーキB2が作動する。すると、サンギヤS1
がブレーキB2に基づく第1ワンウエイクラツチFlの
作動により回転が停止され、従って入力軸7からの小リ
ングR,の回転は、大リングギヤR2を正方向に空転さ
せながらキャリヤCRtを正方向に減速回転し、該回転
がカウンタドライブギヤ32からU/D機構部25のカ
ウンタドリブンギヤ35に伝達される。そして、U/D
機構部25はアンダードライブ状態にあり、4速自動変
速機構部1の2速とU/D機構部25のアンダードライ
ブが相俟って、変速機Aは2速か得られる。この際、1
−2アップシフト時は、専ら第2のブレーキB2のみが
機能し、適正なトルク容量にてサンギヤS1を停止し、
シフトショックの発生を低減しており、更にアップシフ
ト完了後に、第1のブレーキB1が係合してサンギヤS
1の停止を確実にして、前進時における過大トルクに備
えると共に、コースト時にエンジンブレーキを作動する
また、Dレンジにおける3速状態(3RD)は、第2の
ソレノイドバルブS2がオフする。3速自動変速機構部
Aは2速状態のままで、第4のブレーキB4が解放され
ると共に第3のクラッチC1が係合し、U/D機梧部2
5が直結になる。
従って、自動変速機構部1の2速とU/D機構部25の
直結とが組合わさって変速機A全体で3速が得られる。
そして、Dレンジにおける4速状態(4TH)は、3速
状態から第1のソレノイドバルブS1がオフして供給状
態に切換わる。これにより、第1のブレーキB、が解離
され、第3及び第3′のクラッチC0,C,Aが係合す
ると共に、第2のブレーキB2が係合する。すると、入
力軸7の回転は第1のクラッチC2を介して小リングギ
ヤR。
に伝達されると同時に第3のクラッチC6を介して大リ
ングギヤR2に伝達され、従ってプラネタリギヤユニッ
ト10の各要素は一体となって回転し、キャリヤCRt
からカウンタドライブギヤ32に入力軸7と同速回転が
伝達される。そして、該ドライブギヤ32の回転はアン
ダードライブ機構部25の直結状態と組合わさって、入
力軸7と同速度からなる4速が出力とニオン36から取
出される。
また、Dレンジにおける5速状態(5TH)は、4速状
態から第3のソレノイドバルブS3がオンする。これに
より、第1の(フォワード)クラッチC1が解離され、
第3及び第3′のクラッチCo 、 Co Aが係合し
、更に第1及び第2のブレーキB I、B *が係合す
る。すると、入力軸29の回転は第3及び第3′のクラ
ッチC6I c。
A及び第3のワンウェイクラッチFoを介する経路にて
小リングギヤR1に回転が伝達されており、この状態に
おいて、第1のブレーキB、が作動する。すると、サン
ギヤS1が逆回転に対しても停止され、入力軸7から第
3のクラッチCGを介して伝達される大リングギヤR2
の回転は、ワンウェイクラッチF、をオーバランして小
リングギヤR1を高速空転しながら、キャリヤCR1か
らオーバドライブ回転として取出される。この際、第1
のクラッチCIは解放状態にあって第3のワンウェイク
ラッチF0の作用下にて変速が行われるので、つかみ換
えによるシフトシミツクを生ずることなく、滑らかにシ
フトとする。
上述4速自動変速機1は、1段ずつ変速する場合にあっ
ては、すべての変速段をワンウェイクラッチF o ”
’ F 3を介して行うので、良好なシフトフィーリン
グが得られる。一方、4速自動変速機1の急激なアップ
シフト又はキックダウン等により、3→5速又は5→3
速等の飛び変速を行う場合は、第1図に示す走行・運転
状況検知手段13からのスロットル開度信号19a及び
車速信号19bが、制御部11の比較回路16において
初期設定値5と比較して飛び変速であると判断されて、
比較回路16から飛び信号20が出力する。
上記飛び信号20が入力された中間変速指令手段12は
、中間変速指令22を12時間の間変速信号17に出力
する。この中間変速指令22が入力された変速信号17
は、3→4速変速判断の時間T、後上記信号に対応する
中間変速段、すなわち本実施例においては4速用のソレ
ノイドバルブS、をオフする。このソレノイドバルブS
Lの作動により、第3のクラッチC6(又は第2のクラ
ッチC2)が係合して、第3のワンウェイクラッチF。
が作動し、自動変速機Aは12時間4速状態になる。
第4図は制御部11から出力される信号のタイムチャー
トを示している。第4図(a)において、自動変速機1
が3速から5速への飛び変速であるものと制御部11に
おいて判断されると、そのT1時間後に中間変速段(4
速)の信号なT2時間たけ出力する。これにより、自動
変速機Aは、T2時だけ第3のワンウェイクラッチF。
を介した4速状態で作動し、T2時間経過後は制御部1
1からの5速の変速指令により5速の作動状態となる。
なお、本願出願人による既提案の自動変速機への制御部
(図示路)は、上記のような中間変速指令手段を備えて
いないので、3→5速の飛び変速が制御部で判断される
と、第4図(b)で示すようにT8時間後に5速の信号
が制御部から出力された自動変速機Aは5速に変速され
る。この3速から5速への変速は、第1クラツチC4の
係合解除及び第3のクラッチC6係合により行われてワ
ンウェイクラッチF。を介していないので、各クラッチ
C,,C,の係合解除及び係合開始のタイミングが適正
でないと、変速フィーリングが悪くなる。
本実施例においては、第4図(a)において説明したよ
うに、3→5速の飛び変速が判断されたときに、所定の
時間T2を中間変速段である4速に一旦変速され、この
変速を第3のワンウェイクラッチF。を介して円滑に変
速されており、またT2時間経過後は所定変速段である
5速に変速される。
また、自動変速機Aを5速から3速へ飛び変速する場合
、既提案の自動変速機Aの制御部は、第5図(b)に示
すように5→3速の飛び変速が判断されてからT1時間
後に3速信号を出力している。この3速から5速への変
速もワンウェイクラッチを介していないので、第1のク
ラッチC1及び第4のクラッチC3の係脱タイミングの
良し悪しが変速フィーリングに影響を与えている。
本実施例においては、5→3速の飛び変速が制御部11
において判断されたとき、第5図(a)に示すように飛
び変速判断T1時間経過後に4速信号が13時間の聞出
力される。これにより、第4図の場合と同様にして第3
のワンウェイクラッチFDが係合して4速状態となり、
73時間経過後は所定の変速段である3速に変速する。
なお、上述実施例は、3→5速、5→3速の飛び変速を
行う場合について述べたが、1→5速を(1→4速、4
→5速)に、5→1を(5→4速、4→1速)に変速制
御し、更に2→5速を(2→4速、4→5速)に、モし
て5→2速を(5→4速、4→2速)に変速制御し、い
ずれの場合もワンウェイクラッチF。が作動する4速を
一旦経由して所定変速段に変速することにより、飛び変
速が円滑に行われて変速フィーリングの低下が防止され
ている。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、自動変速機(A)
が飛び変速する場合に、所定の時間(T2又はT3)の
間ワンウェイクラッチ(FO)を介する中間段を経由し
て所定変速段に変速しており、飛び変速時におけるクラ
ッチの係脱がワンウェイクラッチ(Fo)を介して行わ
れているので、飛び変速時のクラッチ(CO2C+)の
係脱タイミング不良による変速フィーリングの悪化及び
クラッチ摩擦材の焼損等の不具合を防止することかでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動変速機の制御装置を示すブロ
ック図、第2図は5速自動変速機の概略図、第3図はそ
の作動を示す図、第4図は高速側への飛び変速時におけ
る制御信号のタイムチャート、第5図は低速側への飛び
変速時における制御信号のタイムチャート、第6図は本
出願人がすでに提案した自動変速機の概略図、第7図は
その作動図である。 1・・・4速自動変速機構   7・・・入力部材(入
力軸)    10−・・プラネタリギヤユニット、1
1−・・制御部   12・・・中間変速指令手段、1
3−・・走行・運転状況検知手段   15・・・初期
設定値   16・・・比較回路   17・・・変速
信号   20・・・飛び信号   22・・・変速指
令信号   R1,Re・・・所定要素(リングギヤ)
    s t ””サンギヤ   C1・・・第1の
クラッチ   C,am・第2のクラッチC,ham第
3のクラッチ   0364@第4のクラッチ   B
、、B、、B、mブレーキFo、F*、F*・・・ワン
ウェイクラッチA・・・5速自動変速機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラネタリギヤユニットと、該プラネタリギヤユニ
    ットの所定要素及び入力部材を接離する複数のクラッチ
    と、前記プラネタリギヤユニットの適宜要素を係止する
    ブレーキ及びワンウェイクラッチと、車輌の走行・運転
    状況を検知して前記クラッチ及びブレーキが適宜作動す
    べく、所定変速信号を発する制御部と、を備えてなる自
    動変速機における制御装置であって、 前記制御部が飛び変速指令を発する際、該 飛び変速段の間にあってかつ前記ワンウェイクラッチを
    介在する変速段の変速指令を所定時間発する中間変速指
    令手段を設けたことを特徴とする、 自動変速機における制御装置。 2、前記自動変速機が、シングルプラネタリギヤ及びデ
    ュアルプラネタリギヤからなり、かつ両プラネタリギヤ
    のサンギヤ同士及びキャリヤ同士を一体に連結したプラ
    ネタリギヤユニットを備え、そして前記入力部材とサン
    ギヤとの間に第1のクラッチを介在し、また該入力部材
    とシングルプラネタリギヤのリングギヤとの間に第2の
    クラッチを介在し、更に該入力部材とデュアルプラネタ
    リギヤのリングギヤとの間に第3のクラッチを介在し、
    また該デュアルプラネタリギヤのリングギヤとシングル
    プラネタリギヤのリングギヤとの間に第4のクラッチ及
    び第3のワンウェイクラッチを介在し、そして前記サン
    ギヤを第1のブレーキにて直接係止すると共に第1のワ
    ンウェイクラッチを介して第2のブレーキにて係止し、
    またデュアルプラネタリギヤのリングギヤを係止する第
    3のブレーキ及び第2のワンウェイクラッチを備えた、
    前進4速・後進1速からなる4速自動変速機構部を有し
    、そして前記中間変速指令手段にて発せられ る変速指令に基づき、前記第1のクラッチ、第3のクラ
    ッチ、第1のブレーキ及び第3のワンウェイクラッチが
    作動してなる、 請求項1記載の自動変速機における制御装 置。
JP63331259A 1988-12-30 1988-12-30 自動変速機における制御装置 Pending JPH02180362A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177904A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Honda Motor Co Ltd ツインクラッチ式歯車変速機における変速制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177904A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Honda Motor Co Ltd ツインクラッチ式歯車変速機における変速制御方法

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