JPH01234640A - 自動変速機のギヤ機構 - Google Patents

自動変速機のギヤ機構

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JPH01234640A
JPH01234640A JP63060067A JP6006788A JPH01234640A JP H01234640 A JPH01234640 A JP H01234640A JP 63060067 A JP63060067 A JP 63060067A JP 6006788 A JP6006788 A JP 6006788A JP H01234640 A JPH01234640 A JP H01234640A
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planetary gear
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Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Masahiro Hayabuchi
正宏 早渕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機、特に自動車に搭載される自動変
速機に係り、詳しくは入力部材、出力部材、複数のプラ
ネタリギヤ、これら各要素を接続又は係止するクラッチ
及びブレーキの組むせ・配列に関する。
(ロ)従来の技術 近時、自動変速機は、−層の燃費の向上及びドライバビ
リティの向上等の要求により多段化が図られており、前
進4速、5速又はそれ以上のものが案出されている。
前進4速段の自動変速機として、例えば特開昭59−1
8314.7号公報に示されるように、シンプソンギヤ
列を基本としたスプリットタイプのものがある。該自動
変速機1は、第8図に示すように、第1のシングルプラ
ネタリギヤG、及び第2のシングルプラネタリギヤG2
からなり、第1のプラネタリギヤのキャリヤCR,と第
2のプラネタリギヤのリングギヤR2そして出力部材O
とを連結し、かつ入力部材■と第1のプラネタリギヤG
1のリングギヤR1との間に第1クラッチC1を、かつ
入力部材Iと第1のプラネタリギヤのサンギヤS、との
間に第2クラッチC2をそれぞれ介在し、更に第1及び
第2のプラネタリギヤのサンギヤS、、S2との間に第
3クラッチC3を介在し、そして第1のプラネタリギヤ
のサンギヤS1と第2のプラネタリギヤのキャリヤCR
2との間に第4クラッチC4を介在し、また第2のプラ
ネタリギヤのキャリヤCR2を係止する第1ブレーキB
1及びサンギヤS2を係止する第2ブレーキB2を備え
ている。
そして、該スプリットタイプの自動変速機1は、第9図
に示す作動表の通りに作動する。即ち、1速〜3速及び
後進時は、第3クラッチC3か接続して両プラネタリギ
ヤのサンギヤS、、 82同士が連結し、通常のシンプ
ソン型と同様に作動しく3速においては第2のプラネタ
リギヤG2が関与しないので、第3クラッチC1が解放
でも可)、4速時は、第1クラッチC1及び第3クラッ
チC3が解放し、入力部材■の回転は、第2クラッチC
2及び第4クラッチC4を介して第2のプラネタリギヤ
G2に伝達され、第2ブレーキB12に基づくサンギヤ
S3の停止と相俟って、リングギヤR2からのオーバド
ライブ回転が出力部材Oに取出される。
一方、前進5速の自動変速機として、米国特許第4.0
4.6,031号公報に示されるものがある。該自動変
速機2は、第10図に示すように、3個のシングルプラ
ネタリギヤG、、G2.G3を有しており、第1のプラ
ネタリギヤのキャリヤCRと第2のプラネタリギヤのリ
ングギヤR2を連結し、また第2のプラネタリギヤのキ
ャリヤCR2と第3のプラネタリギヤのリングギヤR3
とを連結している。そして、入力部材■の回転は、第1
クラッチC1を介して第1、第2及び第3のプラネタリ
ギヤのサンギヤS、、S2.S3に伝達されていると共
に、第2クラッチC2を介して第1のプラネタリギヤの
キャリヤCR,及び第2のプラネタリギヤのリングギヤ
R2に伝達され、かつ第3クラッチC3を介して第1の
プラネタリギヤのリングギヤR1に伝達されており、更
に該第3のプラネタリギヤのキャリヤCR3が出力部材
0に連結している。また、各リングギヤR,,R,、、
R3はそれぞれブし一キB、。
B2.Bつにて係止し得る。
そして、該5速の自動変速機2は、第11図に示す作動
表の通りに作動する。即ち、1速時にあっては第3ブレ
ーキB3が作動して第3のプラネタリギヤG3が機能し
、2速時にあっては第2ブレーキが作動して第2及び第
3のプラネタリギヤG2゜Gが機能し、更に3速時にあ
っては第1ブレーキBが作動して第1、第2、第3のプ
ラネタリギヤG、、G2.G3が機能する。そして、4
速状態にあっては、第1クラッチC1及び第2クラッチ
C2を共に接続して直結回転を出力し、また5速にあっ
ては、1速〜4速では第1クラッチC1からサンギヤに
入力していたものを、第2クラッチC2からキャリヤC
R,及びリングギヤR2に入力して、所定オーバドライ
ブを出力する。また、第3クラッチC3又は第2クラッ
チC2から入力して、ブレーキB3. B2と組合され
て3速の後進が得られる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述シンプソン型を基本としたスプリットタ
イプの自動変速機1は、14−+2速、2→3速、3→
4速と1段づつシフトアップ又はシフトダウンする場合
は入力部材IからのクラッチC1゜Cのつかみ換えを生
しないが、1→4速、2→4速と段飛びしてアップシフ
トする場合、又は4→2速、4→1速とキックダウンす
る場合、入力部材Iからの第1クラッチC1及び第2ク
ラッチC2をつかみ換えろ必要が生じ、更に3速←4速
のシフトアップ及びシフトダウンにあっては、第1クラ
ッチC1と第4クラッチC4とをつかみ換える必要が生
し、タイミング不良によるエンジンの吹き上げ及びショ
ックを生ずることがあり、また両クラッチの切換えタイ
ミングを一致させるには極めて複雑な制御を必要とする
同様に、前述5速の自動変速機2も、前進入力用の2個
のクラッチC,,C2は1→2速、2→3速、3−+4
速及び4→5速と1段づつシフトアップ又はシフトダウ
ンする際にはつかみ換えを生しないが、l 4+ 5速
、24+5速、3峠5速に段飛びしてアップシフト又は
キックダウンする場合、入力部材■からのトルクを受け
る第1クラッチC1と第2クラッチC2とをつかみ換え
る必要が生しろ。
特に、近時、乗用車における大排気量エンジンの搭載、
ツインカム及びターボ等のエンジンの高性能化、並びに
トラック等にも搭載される等の自動変速機の適用範囲の
拡大等により、大きなトルクが自動変速機に作用する場
合、上述人カクラッチC,,C2のつかみ換えによる問
題点が顕著に表われる。
そこで、本発明は、前進時には入力部材から1、ルクを
受けるクラッチのつかみ換えをなくして、上述問題点を
解消することを目的とするものである。
(ロ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図ないし第7図を参照して示すと、入力部材(I
)と、出力部材(0)と、少なくとも第1及び第2のシ
ングルプラネタリギヤ(G、)。
(G2)と、これら入力部材、出力部材、第1及び第2
のシングルプラネタリギヤの所定要素を適宜連結又は係
止する多数のクラッチ(C・・)及びブレーキ(B−)
と、を備えてなる自動変速機のギヤ機構(11)、(1
,2)、(13)であって、前記第1のプラネタリギヤ
のリングギヤ(Ro)と第2のプラネタリギヤのキャリ
ヤ(CR2)と出力部材(0)とを互に連結し、かつ前
記入力部材(I)のトルクを、前記第2のシングルプラ
ネタリギヤ(G2)のリングギヤ(R2)及び前記第1
のシングルプラネタリギヤ(G1)のキャリヤ(CR,
)に伝達し得るように構成し、かつ低速位置(1速、2
速)にあっては、前記入力部材(I)から前記第2のシ
ングルプラネタリギヤの所定要素(R2)を介する経路
にて前記出力部材(0)に動力伝達するように、前記ク
ラッチ及びブレーキを適宜作動し、また入力部材(I)
及び出力部材(0)の直結位置(3速)にあっては、前
記入力部材(1)の回転を前記第2及び第1のプラネタ
リギヤ(G2) 。
(G1)に伝達して、両プラネタリギヤを入力部材及び
出力部材に直結するように、前記クラッチ及びブレーキ
を適宜作動し、そして高速位置(4速)にあっては、前
記入力部材(I)から前記第1のシングルプラネタリギ
ヤ(G1)の所定要素(CR,)を介して専ら該第1の
シングルプラネタリギヤ(G1)にて増速して前記出力
部材(0)に動力伝達するように、前記クラッチ及びブ
レーキを適宜作動してなることを特徴とする。
一例として、前進4速のギート列の基本パターンを第1
図に示すと、前記第1のプラネタリギヤGのリングギヤ
R1と前記第2のプラネタリギヤG2のキャリヤCR2
と前記出力部材Oとを互に連結し、更に前記第2のプラ
ネタリギヤG2の所定要素がリングギヤR2てあり、か
つ前記第1のプラネタリギヤG、の所定要素がキャリヤ
CR1であり、そして前記クラッチが、入力部材1と第
1のプラネタリギヤG1のキャリヤCR,と連結する第
2クラッチC2、及び第1のプラネタリギヤG1のサン
ギヤS1と第2のプラネタリギヤG2のサンギヤS2と
連結する第3クラッチC3からなり、また前記ブレーキ
か、第1のプラネタリギヤG1のキャリヤCR,を係止
する第1ブレーキBl、及び該第1のプラネタリギヤG
、のサンギヤS、を係止する第2ブレーキB2からなる
更に、ブレーキ及びクラッチ切換え作動に基づくシフ1
゛シヨツクを防止すべくワンウェイクラッチを介在する
ギヤ機構12の例を示すと、第3図に示すように、前記
第1のプラネタリギヤG1のキャリヤCR,と固定部と
の間に第1ワンウェイクラッチF、G介在し、また前記
第1のプラネタリギヤG、のサンギヤS1と第2のプラ
ネタリギヤG2のサンギヤS2との間に第2ワンウニ・
イクラッチF2を介在し、そして該第2のプラネタリギ
ヤG2のサンギヤS2を、第3ワンウェイクラッチF3
を介在して一方向回転を係止する第3ブレーキB3を配
設してなる。
なお、入力部材Iと第2のプラネタリギヤG2のリング
ギヤR2との間に介在する第1クラッチC8は、前進時
は接続状態を維持し続けるので、第1図及び第3図に示
す前進4速変速機の場合には存在する意味を持たないが
、次に説明する前進5速のリバース時に必要となる。
ついで、前進5速の自動変速機のギヤ機構13の例を示
すと、第5図に示すように、前記4速度速機の後段に、
最低速(即ち1速)及びリバース用に第3のシングルプ
ラネタリギヤG3を付設し、該プラネタリギヤG3は、
そのキャリヤCR3を第2のプラネタリギヤG2のキャ
リヤCR2及び出力部材O(従って第1のプラネタリギ
ヤG1のリングギヤR1にも)に連結し、かつサンギヤ
S3を第2のプラネタリギヤG2のリングギヤR2と共
に前記入力部材Tに接続する第1クラッチC1に連結し
、そしてリングギヤR3を第4ブレーキB4に連結して
いる。
更に、ブレーキ及びクラッチ切換え作動に基づくシフ1
−ショックを防止すべく、ワンウェイクラッチを介在す
る場合、前記第1クラッチC1、第2クラッチC2、第
3クラッチC5、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2
及び第4ブレーキB4に加えて、該第2クラッチC2の
出力側と第1のプラネタリギヤG、のサンギヤSlとの
間に介在する第5クラッチC5を配設し、更に前記第1
のプラネタリギヤG1のキャリヤCR,を第1ワンウェ
イクラッチF1を介して一方向の回転を係止する第5ブ
レーキB5及び該第1のプラネタリギヤG1のキャリヤ
CR,と該該1のワンウェイクラッチF、との間に第4
クラッチC4を配設し、また前記第2のプラネタリギヤ
G2のサンギヤS2を第3ワノウ□イクラッチF3を介
して一方向の回転を係止する第3ブレーキB、を配設し
、そして前記第1のプラネタリギヤG1のサンギヤS、
と第2のプラネタリギヤG2のサンギヤS2との間に第
2ワンウェイクラッヂF21e介在し、また前記第3の
プラネタリギヤG3のリングギヤR3と固定部材との間
に第4ワンウェイクラッチF4を介在してなる。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、低速位置にあっては、入力部材■の
回転は第2のプラネタリギヤ(G2)の所定要素(リン
グギヤR2)を介して伝達され、また直結位置にあって
は、第1のプラネタリギヤ(G、)の所定要素(キャリ
ヤCR,)及び第2のプラネタリギヤ(G2)の所定要
素(リングギヤR2)に共に動力伝達して、両プラネタ
、リギャを共働して一体状態にし、直結回転を出力部材
(0)に出力する。そして、高速位置にあっては、第1
のプラネタリギヤ(G1)の所定要素(キャリヤCR,
lからのトルクを専ら該第1のプラネタリギヤ(G1)
を機能してオーバドライブ回転として、該回転を出力部
材(0)に取出す。この際、第2のプラネタリギャ(G
2)は変速には何等関与ぜす、従って該プラネタリギヤ
(G2)に所定要素(リングギヤR2)から入力されて
いても、単に空転するたけて入力部材(1)からの回転
を入力状態に維持できる。これにより、連続してのアッ
プシフ1−及びダウンシフトは勿論、段飛び状態(1,
−4速、2←4速、14+5速、2−+5速)のアップ
シフト及びキックダウンにおいても、入力部材からのト
ルクのつかみ換えによるシフトショックは発生しない。
具体的に示すと、第1図に示す前進4速ギヤ機構11は
、第2図に示す作動表に示1通りに作動し、入力部材■
からの第2のプラネタリギヤG のリングギヤR2へは
常時回転が伝達されており、4速においては、リングギ
ヤR2の回転がキャリヤCR2を介してサンギヤ8つを
空転する。
また、第3図に示すギヤ機構12は、第4図に示す作動
表の通りに作動し、1速時に第1クラッチC1,2速時
に第3ブレーキB3.3速時に第2クラッチC2そして
4速時に第2ブし・−キB2を順次作動して、1速−2
速→3速−4速が達成される。
同様に、第5図に示す前進5速ギヤ機構13は、第6図
に示す作動表の通りに作動する。即ち、1速時は、専ら
第3のプラネタリギヤG、が機能し、入力部材Iからの
回転がサンギヤS3を介してキャリヤCR9に減速回転
として取出され、出力部材Oに出力されろ。従って、該
第1のプラネタリギヤG3のみを交換するたけて、エン
ジン1〜ルク等に大きな影響のある第1速のギヤ比のみ
を自在に設定し得る。そして、1速時に第1クラッチC
1,2速時に第4クラッチC4,3速時に第3ブレーキ
B3.4速時に第2クラッチC2,5速時に第2ブレー
キB2を順次作動して、1→2速、2→3速、3→4速
、4→5速が達成される。
(へ)実施例 本発明の基本となる前進4速自動変速機のギヤ機構11
は、第1図に示すように、入力部材r1出力部材01第
1及び第2のシングルプラネタリギヤG、、G2を備え
ている。そして、第1のプラネタリギヤG、のリングギ
ヤR,(以下第1のりンー19〜 グギャR1のように略記する)と第2のキャリヤCR2
そして出力部材Oとが一体に連結されており、また入力
部材Iは、第2のリングギヤR2と連結していると共に
、第2クラッチC2を介して第1のキャリヤCR,に接
続している。また、第1のサンギヤS、と第2のサンギ
ヤS2との間に第3クラッチC3を介在しており、更に
第1のキャリヤCR,は第1ブレーキB、により適宜係
止し得、かつ第1のづンギャS1も第2ブレーキB2に
より適宜係止し得る。
そして、本前進4速の基本ギヤ機構11は、第2図の作
動表に示す通りに作動する。
即ち、1速時には第3クラッチC3及び第1ブレーキB
、が停台状態にあり、他は解放している。この状態では
、入力部材の回転は第2のリングギヤR2に伝達され、
第2のキャリヤCR2に伝達すると共に、第2のピニオ
ンP2、第2のサンギヤS2及び第1のサンギヤS1を
介して第1のキャリヤCR1に回転力を付与する。しか
し、該第1のキャリヤCR,は第1ブレーキB、により
停止されているのて、第1のピニオンP、を介して第1
のリングギヤR2を第2のキャリヤCR,と共に回転し
て、出力部材Oに減速回転が取出される。
また、2速時には、第3クラッチC3の接続に加えて第
2ブレーキB2が作動する。この状態にあっては、入力
部材Iからの第2のリングギヤR2に伝達される回転は
、第2のサンギヤS2の停止に伴ってキャリヤCR2に
減速回転が取出され、出力部材0に出力する。
更に、3速即ち直結状態にあっては、第3クラッチC3
と共に第2クラッチC2が接続する。この状態にあって
は、入力部材Iからの回転が第1のキャリヤCR,に伝
達されると共に第2のリングギヤR2に伝達され、両プ
ラネタリギヤG、、G2のサンギヤS、、S2同士及び
第1のリングギヤR8と第2のキャリヤCR2とが一体
に連続されていることが相俟って、両プラネクリギャG
、、G2は一体となって回転し、直結回転が出力部材O
に出力される。
そして、4速状態即ち珂−バドライブ状態にあっては、
第2クラッチC2の接続に加えて第2ブレーキB2が作
動する。この状態にあっては、入力部ta Tの回転は
第1のキャリヤCR,に伝達され、第1のサンギヤS、
の停止に基づきリングギヤR1から増速回転が取出さ第
1、該回転が第2のキャリヤCR2を介して出力部材O
に出力される。この際、第2のブラネクリギ1″G2に
おいて、リングギヤR2の入力回転に伴ってサンギヤS
2がオーバランするが、該リンギヤS2及びリングギヤ
R2は空転するだけて動力伝達には何等関与しない。
従って、前進時、一方のプラネタリギヤG2には常に入
力部材Oから回転を伝達していてもよく、入力部材■か
らの)・ルクの断接は第2クラッチC2のみて足り、入
力クラッチのつかみ換えは生じな゛い。
なお、本4速ギヤ機構11は、後進状態を該機構のみに
よって(よ具現てきないが、バックギヤを付設する等に
より容易に後進状態を具現できる。
ついで、第3図に治って、クラッチ及びブレーキ作動切
換えによるショックを防止した4速ギヤ機構12につい
て説明する。
本ギヤ機構12は、先のギヤ機構11に、第1のキャリ
ヤCR,と固定部材との間に介在する第1ワンウェイク
ラッチF1、第1のサンギヤS1及び第2のサンギヤS
2との間に介在する第2ワンウェイクラッチF2、そし
て第2のサンギヤS2を第3ワノウ工イクラッチF3を
介して係止する第3ブレーキB3を付設置ッたものであ
る。なお、入力部材■と第2のリングギヤR1との間に
介在する第1クラッチC1は前進時にはすへて接続して
おり、本4速ギヤ機構12にあっては必要ないが、つぎ
の5速ギヤ機構の説明を容易にするため、記載してある
そして、本前進4速ギヤ機構12は、第4図に示す通り
に作動する。なお、実線の○印はDレンジでの作動を示
し、破線の○印はエンジンブレーキ作動状態における作
動を示す。
1速状態にあっては第1クラッチC1が接続状態にある
。この状態にあっては、入力部材1の回転、が第2のリ
ングギヤR1に伝達され、ピニオンP2を介してサンギ
ヤS2に作用する回転付勢力は第2ワンウェイクラッチ
F2を介して第1のサンギヤS1に伝達され、更にピニ
オンP、を介しての第1のキャリヤCR,の回転付勢力
は第1ワンウェイクラッチF1にて規制され、従って第
2のリングギヤR2の回転は第2のプラネタリギヤG2
及び第1のプラネタリギヤG2に分散されて、一体構成
の第1のりレグギヤR1及び第2のキャリヤCR2re
介して出力部材0に取出される。
また、2速状態にあっては、第1クラッチCに加工て第
3ブレーキB3が作動する。この状態にあっては、入力
部材■の回転は第2のり〉グギャR2゛に伝達され、更
に第3ワンウェイクラッチF3を介して係止状態にある
第2のサンギヤS2により減速回転がキャリヤCR2に
取出され、出力部材oに出力される。
更に、3速状態即ち直結状態にあっては、第1クラッチ
C1、第3ブレーキB3に加えて第2クラッチC2が接
続する。この状態にあっては、第2のリングギヤR2及
び第1のキャリヤCR,に共に入力部材Iからの回転が
伝達され、第2のキャリヤCR2と第1のリングギヤR
1が一体に連結されていること及び第2のワンウェイク
ラッチF2を介して両サンギヤS、、S2が連結される
ことに基づき、第1のプラネタリギヤG と第2のプラ
ネタリギヤG2とが一体に回転し、該直結回転が出力部
材0に出力される。なお、第3ブレーキB3は係止状態
にあるが、第3ワンウェイクラッチF3により第2のサ
ンギヤS2の一体回転が妨げられることはない。
そして、4速状態にあっては、第1クラッチC2、第3
ブレーキB 3 、第2クラッチC2に加えて、第2ブ
レーキB2が作動する。この状態にあっては、入力部材
Iの回転は第1のキャリヤCR,に伝達され、第1のサ
ンギヤS1が固定状態にあることに基づきリングギヤR
1に増速回転が取出され、該増速回転は第2のキャリヤ
CR2を介して出力部材Oに出力される。なおこの際、
第1クラノヂC3を介して第2のリングギヤR2に入力
回転が付与されていても、サンギヤS2が第2ワンウェ
イクラッチF2により空転するので、第2のプラネタリ
ギヤG2は何等動力伝達を規制することはない。
また、エンジンブレーキを作動するには、第1速時にあ
っては第3クラッチC3及び第1ブレーキB1を作動し
、また2速及び3速状態にあっては第3クラッチC3を
作動して、先に示したギヤ機構11と同様に作用する。
従って、本4速ギヤ機構12は、前進時にあっては入力
クラッチC,,C2のつかみ換えがないことは勿論、D
レンジにあっては、1段づつアップンフト又はダウンシ
フトする際に1個づつクラッチ又はブレーキを作動又は
解放すれば足り、かつすへてのプラネタリギヤ各要素の
停止に際してワンウェイクラッチが介在しているので、
つかみ換えによるシフトショックの発生は確実に防止さ
れろ。
ついて、前進5速、後進1速のギヤ機構13について説
明する。
本ギヤ機構13の基本ギヤ列は、第1図に示すギヤ機構
11に、第3のシングルプラネタリギヤG3を付設した
ものであり、該プラネタリギヤG3は、そのキャリヤC
R3を第2のキャリヤCR2及びそれと一体の第1のリ
ングギヤR1そして出力部材Oに連結し、またサンギヤ
S3を第2のリングギヤR2と共に第1クラッチC3に
接続し、更にリングギヤR3を第4ブレーキB4に連結
している。
更に、ブレーキ及びクラッチ切換え作動によるシフトン
フックを防止ずへく、かつ後進の具現に伴って、本ギヤ
機構13は、前記第3図に示すギヤ機構12に加えて、
第1ワンウェイクラッチFと固定部材との間に第5ブレ
ーキB5を配設し、また該第1ワンウェイクラッチF1
と第1のキャリヤCR,との間に第4クラッチC4を介
在し、更に第2クラッチC2の出力側と第1のサンギヤ
s1との間に第5クラッチC5を介在し、そして第3の
リングギヤRっと固定部材との間に第4ワンウェイクラ
ッチF4を介在している。
そして、本5速ギヤ機構13は、第6図に示す作動表の
とおりに作動する。
即ち、1速状態にあっては、第1クラッチc1及び第5
ブレーキB5が作動する。この状態にあっては、入力部
材Iの回転は第3のサンギヤS3に伝達〜27− され、第4ワンウエイクラ・ソチF4にて第3のリング
ギヤR3の回転が阻止されていることに基づき、第3の
キャリヤCR3から減速回転が取出され、出力部材Oに
出力する。この際、第2のリングギヤR2にも入力回転
が付与されるが、→ノンギヤS2が空転して伝動には何
等関与しない。
また、2速状態は、先の実施例の1速に対応するもので
あるが、第1クラッチC1、第5ブレーキB5の作動に
加えて、第4クラッチC4が接続する。
この状態にあっては、入力部材■の回転が第2のリング
ギヤR2に伝達されると共に、第2ワンウェイクラッチ
F2により第2のサンギヤS2と第1のサンギヤS1と
が一体回転し、更に第1のキャリヤCR,が第4クラッ
チC4を介して第1ワンウェイクラッチF1により回転
を阻止され、前述同様に第1及び第2のプラネタリギヤ
G、、G2が機能して出力部材0に減速回転を伝達する
。なおこの際、第3のキャリヤCR3も出力部材0と一
体に回転するが、リングギヤR3が第4ワンウニ、イク
ラッチF71により空転し、動力伝達には何等関与しな
い。
−28= また、3速状態は、先の実施例の2速に対応するもので
あるが、第1クラッチC1、第5ブレーキB5、第4ク
ラッチの作動に加えて、第3ゴレーキB、が作動する。
この状態にあっては、入力部材Iからの第2のリングギ
ヤR2の回転が、第3ワンウェイクラッチF3により回
転を阻止されているサンギヤS2に基づき、キャリヤC
R2から減速回転として取出され、該回転が出力する。
そして、4速状態は、直結状態であり、第1クラッチC
1、第5ブレーキBS、第4クラッチC4、第3ブIノ
−キB3に加えて、第2クラッチC2が接続する。この
状態にあっては、入力部材Iからの回転が第2のリング
ギヤR2に付与されると共に第1のキャリヤCR1にも
付与され、第1のリングギヤR1及び第2のキャリヤC
R2が一体構成であることに基づき、第1のプラネタリ
ギヤG1と第2のプラネタリギヤG2とが共働して一体
に回転し、該直結回転が出力部材Oに取出される。
更に、5速状態は、先の実施例の4速に対応し、第1ク
ラッチC1、第5ブIノ−キB5、第4クラッチC4、
第3フレーキB3、第2クラッチC2の作動に加えて、
第2ブレーキB2が作動する。この状態にあっては、入
力部材Iの回転が第1のキャリヤCR,に伝達され、サ
ンギヤS1が停止されていることに基づき、リングギヤ
R2から増速回転が取出され、該増速回転が第2及び第
3のキャリヤCR2゜CR3を介して出力部材Oに出力
される。
そして、後進状態では、第2クラッチC2、第5クラッ
チC5、第4ブレーキB4を作動する。乙の状態では、
入力部U Iの回転が第2クラッチc2、第5クラッチ
C5及び第2ワンウェイクラッチF2を介して第2のサ
ンギヤS2に伝達され、更に第3のリングギヤR9が停
止していることに基づき、−体構成の第2及び第3のキ
ャリヤCR2,CR,、が逆転して出力部材Oから取出
される。
なお、以上の作動を、第7図に速度線図にて示してある
一方、エンジンブレーキ時に作用させるには、1速時で
は第4ブレーキB4を作動して、第3のリングギヤR3
を完全に停止し、また2速時には、第3クラッチC3を
接続して第1及び第2のサンギヤS、、 B2を完全に
連結すると共に第1のブレーキB1を作動して第1のキ
ャリヤCR,を完全に停止する。また、3速時には、同
様に第3クラッチC3を接続すると共に第2ブレーキB
2を作動して、第1のサンギヤS1を完全に停止する。
そして、4速時は、第3クラッチC3を接続して、両プ
ラネクリギャG、、G2を完全に結合する。また、後進
時は、第3クラッチC3を接続して、入力部材■と第2
のサンギヤS2とを完全に接続する。
従って、本前進5速ギヤ機構13は、前進時にあっては
入力クラッチC,,C2のつかみ換えがないことは勿論
、Dレンジにあっては、1段づつアップシフト又はダウ
ンシフトする際に1個づつクラッチ又はブレーキを作動
又は解放すれば足り、かつすへてのプラネタリギヤ各要
素の停止に際してはワンウェイクラッチを介在している
ので、つかみ換えによるショックは完全に防止される。
更に、1速は、第3のプラネタリギヤG3のみに依存す
るので、該プラネタリギヤG3を付は換えることにより
任意にギヤ比を設定し得る。
(ト)  発明の詳細 な説明したように、本発明によると、入力部材の回転を
第1のプラネタリギヤのキャリヤ(CR,)及び第2の
プラネタリギヤのリングギヤ(R2)に伝達し得ろよう
に構成し、直結位置にあっては、両プラネタリギヤの前
記要素に動力伝達して、両ギヤが共働して一体回転を伝
達するように構成し、かつ高速位置にあっては、専ら第
1のプラネタリギヤにて増速して出力部材に伝達するの
で、高速位置にあっても第2のプラネタリギヤの所定要
素に回転を付与した状態を維持てき、前進時に、入力部
材からの回転をクラッチにてつかみ換える乙とはなく、
段飛びしてのシフトアップ及びキックダウン時にも、入
力クラッチのつかみ換えによるシフトショックの発生を
防止できる。
また、請求項2記載のように、第1、第2及び第3ワン
ウェイクラッチF、、 F2. F3並びに第3ブレー
キB3を配設すると、1速から4速に渡り1個のクラッ
チ又はブレーキを順次作動させればよく、かつプラネタ
リギヤ各要素の停止に際してすべてワンウェイクラッチ
を介在するので、操作が極めて容易になると共に、すへ
てのつかみ換えによるシフトショックの発生を防止し得
る。
まtコ、請求項3記載のように、第3のシングルプラネ
タリギヤG3を付加すると、最低速を付加した多段変速
が可能となる。
そして、請求項4記載のように、第1、第2及び第3の
プラネタリギヤG、、 G2. G3の各要素並びにク
ラッチC,,C2,C3及びブレーキB、、 B2゜B
4を配設すると、入力クラッチC,,C2のつかみ換え
のない前進5速・後進1速のギヤ機構を構成し得、更に
第3のプラネタリギヤG3は前進1速に独立して作動す
るので、エンジンの動力特性及び排気容量並びにトラッ
ク、乗用車等の車種の違いにより大きく影響を受ける1
速用のギヤ比を、第3のプラネタリギヤG3を付は換え
るだけて任意に設定でき、他のギヤ機構G、、G2をそ
のまま保持した状態で第3のプラネタリギヤG3を変換
して、本5速自動変速機の適用範囲を大幅にかつ容易に
拡大することができる。
更に、請求項5記載のように、第1、第2、第3及び第
4ワンウェイクラッチF、、 F2. B3. B4、
第4及び第5クラッヂC4,C5並びに第5ブレーキB
5を配設すると、1速から5速に渡り1個のクラッチ又
はブレーキを順次作動させればよく、かつプラネタリギ
ヤ各要素の停止に際してすへてワンウェイクラッチを介
在するので、操作が極めて容易になると共に、ずへての
つかみ換えによろンフトンヨックの発生を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る前進4速のギヤ機構の基本を示す
概略図、第2図(よその作動を示す図である。また、第
3図は前進4速のギヤ機構の実施例を示す概略図、第4
図はその作動を示す図である。 更に、第5図は前進5速・後進1速のギヤ機構の実施例
を示す概略図、第6図はその作動を示す図であり、そし
て第7図はその速度線図である。そして、第8図は従来
の前進4速のギヤ機構を示す概略図、第9図はその作動
を示す図である。そして、第10図は従来の前進5速の
ギヤ機構を示す概略図、第11図はその作動を示す図で
ある。 11 前進4速ギヤ機構(基本) 、  12・前進4
速ギヤ機構 、  13 前進5速・後進1速ギヤ機構
 、  ■ 入力部材 、 0 出力部材 、G1  
第1のシングルプラネタリギヤ 、  G2・第2のシ
ングルプラネタリギヤ 、G、 第3のシングルプラネ
タリギヤ 、 R2゜R2,R3リングギヤ ’t  
s、、 S21  B3  サノギャ 、 CR,、C
R2,CR3キャリヤ 、P、、B2.B3 ピニオ、
 、 C1第1クラッチ 、 C2・第2クラッチ 、C第3
クラッチ 、C4・第4クラッチ 、C5第5クラッチ
 、B1  第1ブ17−キ 、B2  第2ブレーキ
 、 B3 第3ブレーキ 、B4  第4ブし・−キ
 、 B5 第5ブレーキ 、F、 第1ワンウ、イク
ラッチ 、  F2 第2ワンウェイクラッチ 、F、
第3ワンウェイクラッチ 、 B3 第3ワンウヱイク
ラッチ 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力部材と、出力部材と、少なくとも第1及び第2
    のシングルプラネタリギヤと、これら入力部材、出力部
    材、第1及び第2のシングルプラネタリギヤの所定要素
    を適宜連結又は係止する多数のクラッチ及びブレーキと
    、を備えてなる自動変速機のギヤ機構であって、前記第
    1のプラネタリギヤのリングギヤと 前記第2のプラネタリギヤのキャリヤと前記出力部材と
    を互に連結し、かつ前記入力部材のトルクを、前記第2
    のシングルプラネタリギヤのリングギヤ及び前記第1の
    シングルプラネタリギヤのキャリヤに伝達し得るように
    構成し、 また前記クラッチが、少なくとも入力部材 と第1のプラネタリギヤのキャリヤと連結する第2クラ
    ッチ、及び第1のプラネタリギヤのサンギヤと第2のプ
    ラネタリギヤのサンギヤと連結する第3クラッチを有し
    、 また前記ブレーキが、少なくとも第1のプ ラネタリギヤのキャリヤを係止する第1ブレーキ、及び
    該第1のプラネタリギヤのサンギヤを係止する第2ブレ
    ーキを有し、 そして低速位置にあっては、前記入力部材 から前記第2のシングルプラネタリギヤのリングギヤを
    介する経路にて前記出力部材に動力伝達するように、前
    記クラッチ及びブレーキを適宜作動し、 また入力部材及び出力部材の直結位置にあ っては、前記入力部材の回転を前記第2及び第1のプラ
    ネタリギヤに伝達して、両プラネタリギヤを入力部材及
    び出力部材に直結するように、前記クラッチ及びブレー
    キを適宜作動し、 更に高速位置にあっては、前記入力部材か ら前記第1のシングルプラネタリギヤのキャリヤを介し
    て専ら該第1のシングルプラネタリギヤにて増速して前
    記出力部材に動力伝達するように、前記クラッチ及びブ
    レーキを適宜作動してなる、 自動変速機のギヤ機構。 2、前記第1のプラネタリギヤのキャリヤと固定部との
    間に第1ワンウェイクラッチを介在し、また前記第1の
    プラネタリギヤのサンギヤと第2のプラネタリギヤのサ
    ンギヤとの間に第2ワンウェイクラッチを介在し、そし
    て該第2のプラネタリギヤのサンギヤを、第3ワンウェ
    イクラッチを介在して一方向回転を係止する第3ブレー
    キを配設してなる 請求項1記載の自動変速機のギヤ機構。 3、入力部材と、出力部材と、第1、第2及び第3のシ
    ングルギヤと、これら入力部材、出力部材、第1、第2
    及び第3のシングルプラネタリギヤの所定要素を適宜連
    結又は係止する多数のクラッチ及びブレーキと、を備え
    てなる自動変速機のギヤ機構であって、 前記第1、第2及び第3のシングルプラネ タリギヤを互に関連し、かつ前記入力部材のトルクを、
    第1クラッチを介して前記第2のプラネタリギヤの所定
    要素及び第3のプラネタリギヤの所定要素に連結すると
    共に、第2クラッチを介して前記第1のプラネタリギヤ
    の所定要素に連結し、 最低速位置にあっては、前記入力部材から 前記第1クラッチを介して前記第3のシングルプラネタ
    リギヤの所定要素を経由して前記出力部材に動力伝達す
    るように、前記クラッチ及びブレーキを作動し、 かつ低速位置にあっては、前記入力部材か ら前記第1クラッチを介して前記第2のシングルプラネ
    タリギヤの所定要素を経由して前記出力部材に動力伝達
    するように、前記クラッチ及びブレーキを作動し、 また入力部材及び出力部材の直結位置にあ っては、前記入力部材の回転を前記第1クラッチ及び第
    2クラッチを介して前記第2、第3及び第1のプラネタ
    リギヤの所定要素に伝達して、これらプラネタリギヤを
    入力部材及び出力部材に直結するように、前記クラッチ
    及びブレーキを作動し、 そして高速位置にあっては、前記入力部材 から前記第2クラッチ及び前記第1のシングルプラネタ
    リギヤの所定要素を介して専ら該第1のシングルプラネ
    タリギヤにて増速して前記出力部材に動力伝達するよう
    に、前記クラッチ及びブレーキを作動してなる、 自動変速機のギヤ機構。 4、前記第1のプラネタリギヤのリングギヤと前記第2
    のプラネタリギヤのキャリヤと前記第3のプラネタリギ
    ヤのキャリヤとそして前記出力部材とを互に連結し、前
    記第2のプラネタリギヤのリングギヤと第3のプラネタ
    リギヤのサンギヤとを一体に連結し、 更に前記第2のプラネタリギヤの所定要素 がリングギヤであり、かつ前記第1のプラネタリギヤの
    所定要素がキャリヤであり、 また、前記クラッチが、入力部材と第2の プラネタリギヤのリングギヤ及び第3のプラネタリギヤ
    のサンギヤとを連結する前記第1クラッチ、入力部材と
    第1のプラネタリギヤのキャリヤと連結する前記第2ク
    ラッチ、及び第1のプラネタリギヤのサンギヤと第2の
    プラネタリギヤのサンギヤと連結する第3クラッチから
    なり、 また前記ブレーキが、第1のプラネタリギ ヤのキャリヤを係止する第1ブレーキ、該第1のプラネ
    タリギヤのサンギヤを係止する第2ブレーキ、及び第3
    のプラネタリギヤのリングギヤを係止する第4ブレーキ
    からなり、これらクラッチ及びブレーキを適宜作動し て前進5速・後進1速を達成する、 請求項3記載の自動変速機のギヤ機構。 5、前記第2クラッチの出力側と第1のプラネタリギヤ
    のサンギヤとの間に第5クラッチを介在し、更に前記第
    1のプラネタリギヤのキャリヤを第1ワンウェイクラッ
    チを介して一方向の回転を係止する第5ブレーキ及び該
    第1のプラネタリギヤのキャリヤと該第1のワンウェイ
    クラッチとの間に第4クラッチを配設し、また前記第2
    のプラネタリギヤのサンギヤを第3ワンウェイクラッチ
    を介して一方向の回転を係止する第3ブレーキを配設し
    、そして前記第1のプラネタリギヤのサンギヤと第2の
    プラネタリギヤのサンギヤとの間に第2ワンウェイクラ
    ッチを介在し、また前記第3のプラネタリギヤのリング
    ギヤと固定部材との間に第4ワンウェイクラッチを介在
    してなる 請求項4記載の自動変速機のギヤ機構。
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