JPH03282038A - 多段変速機構 - Google Patents

多段変速機構

Info

Publication number
JPH03282038A
JPH03282038A JP2079126A JP7912690A JPH03282038A JP H03282038 A JPH03282038 A JP H03282038A JP 2079126 A JP2079126 A JP 2079126A JP 7912690 A JP7912690 A JP 7912690A JP H03282038 A JPH03282038 A JP H03282038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planetary gear
shift
gear set
gear
friction element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2079126A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Oshitari
俊一 忍足
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2079126A priority Critical patent/JPH03282038A/ja
Publication of JPH03282038A publication Critical patent/JPH03282038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、遊星歯車列をしって構成される多段変速機構
に関する。
従来の技術 従来の多段変速機構としては、例えば特開昭6f−30
950号公報に開示されるものかあり、これは第2図に
示したようにノングルビニオン型の第1遊星歯車組PG
、と、ダブルピニオン型の第2遊星歯車組PG、とから
なる遊星歯車列を備え、これら両遊星歯車組PG、、P
G、を構成する第1サンギアS1.第2サンギアS!、
第1ビニオンキヤリアPC1第2ピニオンキヤリアPC
,、第1リングギアR6,第2リングギアR7は、図示
する関係をもって入力軸ISおよび出力軸O8そしてケ
ースC8に接続され、これら接続経路にはクラッチC+
、Ct。
C3およびブレーキB1.Bt、B3等の摩擦要素が適
宜配置されている。
そして、かかる多段変速機構では次の第1表に示すよう
に、上記各摩擦要素を適宜締結および解放することによ
り各種変速段が得られるようになっている。
第1表 尚、上記表中、O印が締結状態を示し、無印は解放状態
を示す。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来の多段変速機構にあっては、
上記第1表から明らかなように、1stではクラッチC
3とブレーキB1とが締結されているのであるが、2n
dではクラッチC2とブレーキB!とが締結されるよう
になっており、これら1stと2ndとの間の変速を行
う際には2つの摩擦要素を切り換える必要があり、ここ
で変速ショックが発生し易くなってしまう。
即ち、上記2つの摩擦要素を切り換えるために、まず最
初に切り換える組み合わせとしては、■C,→C2の場
合、■B1→B、の場合、■C1→B。
の場合および■B、−c、の場合が存在するが、まず、
■の場合ではC2の容量分はB+と打ち消し合い、人力
トルクが減ったのと等価になり、−時的にインターロッ
クを生じ、C5の容量が零になったところで出力側がニ
ュートラルになる。
次に、■の場合では急激にダウンシフトし、最終的にR
ev段に設定されてしまう。
また、■の場合では入力軸ISが空転されてエンジンが
空吹きされると共に、出力側はB1とB、の締結により
インターロックされてしまう。
更に、■の場合では第1サンギアS1と第1リングギア
R1とが同回転して、−時的に直結段に設定される。
このように、■、■、■、■の場合のように1組の摩擦
要素を先行して切り換えた場合は変速ツタツク、特に■
、■、■の場合は大きなツタツクが発生されることにな
り、どうしても2組の摩擦要素を同時に切り換える必要
がある。
しかしながら、各摩擦要素において締結容量のバランス
、回転変化のタイミング、そして、回転変化と締結容量
の同期等の複雑な問題があるため、2組の摩擦要素を同
時に切り換えることは著しい困難性を伴ってしまい、ど
うしても変速ショックを免れることができなくなってし
まうという課題かあった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、隣合う変
速段での変速時に、2つの摩擦要素を同時に切り換える
ことのない多段変速機構を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明は、ダブルピニオン
を有する第1遊星歯車組と、シングルピニオンを有する
第2遊星歯車組とを備え、第1a星歯車組のサンギアと
入力回転要素とを結合すると共に、第2遊星歯車組のリ
ングギアと出力回転要素とを結合し、 第1遊星歯車組のピニオンキャリアを、第1摩擦要素を
介してケースに接続すると共に、第2摩擦要素を介して
第2遊星歯車組のピニオンキャリアに接続し、 第1遊星歯車組のリングギアを、第3摩擦要素を介して
第2遊星歯車組のリングギアに接続すると共に、第4摩
擦要素を介して第2遊星歯車組のピニオンキャリアに接
続し、 第2遊星歯車組のサンギアを、第5摩擦要素を介してケ
ースに接続すると共に、第6摩擦要素を介して第1遊星
歯車組のサンギアと接続する構成とする。
作用 以上の構成により本発明の多段変速機構にあっては、第
1摩擦要素、第4摩擦要素、第6摩擦要素の締結により
得られる変速段を1stとし、第1摩擦要素、第3摩擦
要素の締結により得られる変速段を2ndとし、第2摩
擦要素、第3摩擦要素第5摩擦要素の締結により得られ
変速段を3rdとし、第2摩擦要素、第3摩擦要素、第
4摩擦要素の締結により得られ変速段を4thとし、第
2摩擦要素、第4摩擦要素、第5摩擦要素の締結により
得られ変速段をsthとすることにより、前進段の隣合
う変速段では同時に2つ以上の摩擦要素を切り換える必
要が無くなる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第1図は本発明の一実施例を示す多段変速機構1
0で、変速歯車列として第1遊星歯車組PG、と第2遊
星歯車組PC,とを備えている。
第1遊星歯車組PG+は、第1サンギアSIと、内側ピ
ニオンP+inおよび外側ピニオンP+outからなる
ダブルピニオンP、と、該ダブルピニオンP1を支持す
る第1ピニオンキャリアPC,と、第1サンギアR1と
により構成される。
第2遊星歯車組PGtは、第2サンギアS、と、ンング
ルビニオンP、と、第2ピニオンキヤリアPctと、第
2リングギアntとにより構成される。
そして、上記第1サンギアS、は、入力回転要素として
の入力軸12に結合されると共に、上記第2リングギア
R2は出力回転要素としての出力軸14に結合され、該
第2リングギアRt回転が出力回転として取り出される
ここで、上記第1ピニオンキャリアPC,を、第1摩擦
要素としての第2ブレーキB1を介してケースCSに接
続すると共に、第2摩擦要素としての第1クラツチCI
を介して第2ピニオンキャリアPC,に接続する。
また、上記第1リングギアR,を、第3摩擦要素として
の第3クラツチC3を介して第2リングギアR2に接続
すると共に、第4摩擦要素としての第2クラツチC7を
介して第2ピニオンキャリアPC,に接続する。
更に、上記第2サンギアS、を、第5摩擦要素としての
第2ブレーキB、を介してケースC8に接続すると共に
、第6摩擦要素としての第4クラツヂC4介して第1サ
ンギアS1に接続する。
そして、かかる遊星歯車列では上記各摩擦要素が次の第
2表に示す作動関係をも−)で各変速段が決定されるよ
うになっている。
第2表 尚、上記第2表中○印か締結状態を示し、無印は解放状
態を示す。
また、同表中☆4は2ndから4thへの変速時に前以
て締結し、☆13は2ndから1st又は3rdへの変
速時に前以て締結しておくことを示す。
更に、同表中、本実施例の多段変速機構10で実際に得
られる変速段は第1速から第6速までの6種類存在する
が、第3速と第4速とは変速比が近似しているので、実
際の変速にあたって第3速を除いて1stから5thま
での5種類の変速が用いられる。
尚、上記各変速段での変速比は、第1遊星歯車組1)G
1の第1サンギアS1と第1リングギアR1との歯車比
をG1とし、第2遊星歯車組PGtの第2サンギアS、
と第2リングギア1bとの歯車比をα。
とした場合、 められ、 第2速では −として求められ、 α 1 尚、第5速では直結状態となるので変速比は1となる。
以上の構成により本実施例の多段変速機構10にあって
は、上記第2表に示すように1stから2ndに変速さ
れるときは、第4クラツチC4を解放すると共に、第2
クラツチC1と第3クラツチC8とを切り換えることに
より達成される。
また、2ndから3rdに変速されるときは、第1クラ
ツチC1を締結すると共に、第1ブレーキB1と第2ブ
レーキBtとを切り換えることにより達成される。
さらに、3rdかられhに変速されるときは、第2ブレ
ーキBtと第2クラツチC2とを切り換えることにより
達成されると共に、4thから5thに変速されるとき
は、第3クラツチC3と第2ブレーキB。
とを切り換えることにより達成される。
つまり、本実施例の多段変速機構10では、互いに隣合
う変速段どうしでは、2組の摩擦要素が同時に切り換え
られることはなく、摩擦要素の切換タイミングを比較的
簡単にして取ることができ、変速ショックの発生を効果
的に抑制することができる。
尚、ここで2組の摩擦要素が同時に切り換えられるのを
防止するにあたって、2組の摩擦要素の定義としては次
の3つの条件を備えているものとする。
■動力伝達に関与しない摩擦要素の締結は含まない。
■摩擦要素が動力伝達経路において直列に配置されてい
るものは1つとして数える。
■同様に摩擦要素が並列に配置されているものは1つと
して数える。
従って、本実施例の多段変速機構10にあっては、前進
段の走行では1stから5thまで自動変速される際に
、2組の摩擦要素の同時切り換えが無いため、摩擦要素
の締結タイミングの取り方が比較的簡単化され、変速シ
ョックを低減することができる。
尚、上述した実施例では上記第2表中の実変速の第3速
を使用すると、第3速から第4速へのアップソフト時に
2組の摩擦要素を同時切り換えする必要から、実際の走
行には使用しないようにしたが、変速ショックを無視で
きる走行時、例えば、急加速時とか急減速時には、スイ
ッチによる切り換え、マニスアルレバーによる切り換え
とかスロットル操作による自動切り換え等により上記第
3速を用いることもでき、このように全ての変速段を用
いることにより、よりクロスレシオな変速機とすること
ができる。
発明の詳細 な説明したように本発明の多段変速ll!横にあっては
、ダブルピニオンを有する第1I星歯車組と、シングル
ピニオンを有する第2遊星歯車組とを備え、 第1遊星歯車組のサンギアと入力回転要素とを結合する
と共に、第2遊星歯車組のリングギアと出力回転要素と
を結合し、 第1遊星歯車組のピニオンキャリアを、第1摩擦要素を
介してケースに接続すると共に、第2摩擦要素を介して
第2遊星歯車組のビニオンキャリアに接続し、 第1aR歯車組のリングギアを、第3摩擦要素を介して
第2遊星歯車組のリングギアに接続すると共に、第4摩
擦要素を介して第2i遊星歯車組のピニオンキャリアに
接続し、 第2遊星歯車組のサンギアを、第5摩擦要素を介してケ
ースに接続すると共に、第6摩擦要素を介して第1遊星
歯車組のサンギアと接続する構成としたので、前進段の
隣合う変速段では同時に2つ以上の摩擦要素が切り換え
られるのを防止でき、変速ショックの発生を著しく抑制
して、車両乗り心地性の大幅な向上を図ることかできる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
従来の多段変速機構を示す概略構成図である。 lO・・・多段変速機構、12・・・入力軸(入力回転
要素)、14・・・出力軸(出力回転要素)、PC,・
・・第1遊星歯車組、PC,・・・第2遊星歯車組、S
l。 St・・・サンギア、pc、、 pct・・・ピニオン
キャリア、R,、R,・・・リングギア、Pl・・・ダ
ブルピニオン、P、・・・シングルピニオン、C1・・
・第1クラッチ(第2摩擦要素)、Ct・・・第2クラ
ツチ(第4摩擦要素)、C3・・・第3クラツチ(第3
摩擦要素)、C4・・・第4クラツチ(第6摩擦要素)
、B1・・・第1ブレーキ(第1摩擦要素)、B、・・
・第2ブレーキ(第5摩擦要素)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダブルピニオンを有する第1遊星歯車組と、シン
    グルピニオンを有する第2遊星歯車組とを備え、 第1遊星歯車組のサンギアと入力回転要素とを結合する
    と共に、第2遊星歯車組のリングギアと出力回転要素と
    を結合し、 第1遊星歯車組のピニオンキャリアを、第1摩擦要素を
    介してケースに接続すると共に、第2摩擦要素を介して
    第2遊星歯車組のピニオンキャリアに接続し、 第1遊星歯車組のリングギアを、第3摩擦要素を介して
    第2遊星歯車組のリングギアに接続すると共に、第4摩
    擦要素を介して第2遊星歯車組のピニオンキャリアに接
    続し、 第2遊星歯車組のサンギアを、第5摩擦要素を介してケ
    ースに接続すると共に、第6摩擦要素を介して第1遊星
    歯車組のサンギアと接続したことを特徴とする多段変速
    機構。
JP2079126A 1990-03-28 1990-03-28 多段変速機構 Pending JPH03282038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2079126A JPH03282038A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 多段変速機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2079126A JPH03282038A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 多段変速機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03282038A true JPH03282038A (ja) 1991-12-12

Family

ID=13681248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2079126A Pending JPH03282038A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 多段変速機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03282038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056665A (en) * 1998-10-09 2000-05-02 General Motors Corporation Five speed planetary transmission
JP2016118218A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 本田技研工業株式会社 自動変速機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056665A (en) * 1998-10-09 2000-05-02 General Motors Corporation Five speed planetary transmission
EP0992709A3 (en) * 1998-10-09 2000-09-27 General Motors Corporation Five speed planetary transmission
JP2016118218A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 本田技研工業株式会社 自動変速機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1260733A2 (en) Automotive automatic transmission
JP2879861B2 (ja) 自動変速機の変速制御方法
JP3571858B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JPH0419450A (ja) 遊星歯車式多段変速機
JPH06201000A (ja) 乗用車用5速自動変速機
JP2003130153A (ja) 自動変速機
JPH0429650A (ja) 遊星歯車変速機構
JPH0419449A (ja) 遊星歯車式多段変速機
KR100412739B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 6속 변속 제어방법
JPH0374666A (ja) 遊星歯車変速装置
JPH03282038A (ja) 多段変速機構
JPH04300441A (ja) 自動変速機の遊星歯車列
KR100401646B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 6속 파워 트레인 변속 제어방법
JP3397798B2 (ja) 5速自動変速機
JPS61274150A (ja) 歯車式変速装置
KR100482582B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 파워 트레인
JPH01234640A (ja) 自動変速機のギヤ機構
JPH0524380B2 (ja)
JP2765150B2 (ja) 車両用自動変速機
JP3667808B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JP2811876B2 (ja) 車両用自動変速機
JPS6343049A (ja) 自動変速機の歯車伝動装置
KR100412738B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 6속 변속 제어방법
JP3667807B2 (ja) 自動変速機用遊星歯車列及び自動変速機用歯車変速装置
JPH08128525A (ja) 自動変速機用遊星歯車列及び自動変速機用歯車変速装置