JPH02179295A - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動装置

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JPH02179295A
JPH02179295A JP63334389A JP33438988A JPH02179295A JP H02179295 A JPH02179295 A JP H02179295A JP 63334389 A JP63334389 A JP 63334389A JP 33438988 A JP33438988 A JP 33438988A JP H02179295 A JPH02179295 A JP H02179295A
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JP
Japan
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output
drive coil
circuit
energization
pulse
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Application number
JP63334389A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kiyoma
利明 清間
Masahiro Yasohara
正浩 八十原
Hiromitsu Nakano
中野 博充
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータの可動子の位置を検出する位置検出器
の無いブラシレスモータの駆動装置に関するものである
従来の技術 近年、各種駆動用モータはその長寿命化、高信頼性化あ
るいは形状の薄形化などのため、ブラシレスモータが用
いられることが多(なってきた。
一般にブラシレスモータは可動子の位置を検出する位置
検出器が必要であり、より一層の低価格化・小型化等を
実現するためには位置検出器の無いいわゆるコミュテー
ションセンサレスのブラシレスモータが必要となってき
た。このようなブラシレスモータの駆動装置の従来例と
しては例えば、特開昭52−80415号公報に示され
ているようなものがある。
以下図面を参照しながら、上記した従来のブラシレスモ
ータの駆動装置の一例について説明する。
第7図は従来のブラシレスモータの駆動装置の回路構成
図である。第7図において、駆動コイル1〜3の一端は
共通で、前記駆動コイル1の他端はダイオード4のアノ
ードとダイオード50カソードと駆動トランジスタ10
および13のコレクタに接続され、前記駆動コイル2の
他端はダイオード6のアノードとダイオード7のカソー
ドと駆動トランジスタ11および14のコレクタに接続
され、前記駆動コイル3の他端はダイオード8のアノー
ドとダイオード9のカソードと駆動トランジスタ12お
よび15のコレクタに接続されている。前記ダイオード
4,6.8のカソードおよび前記駆動トランジスタ10
,11.12のエミッタは正側給電線路に接続され、前
記ダイオード5゜7.9のアノードおよび前記駆動トラ
ンジスタ13.14.15のエミッタは接地されている
前記駆動コイル1〜3の他端はそれぞれフィルタ回路1
6に入力され、前記フィルタ回路16の出力は通電切換
回路17に入力されている。前記通電切換回路17の出
力は前記駆動トランジスタ10〜15のベースにそれぞ
れ入力されている。
以上のように構成された従来のブラシレスモータの駆動
装置について、以下その動作について説明する。
第8図は第7図における動作説明図であり、Uo 、V
o 、Woは駆動コイル1.2.3の通電波形である。
前記通電波形U。l v、、woは、フィルタ回路16
により高調波成分が除去されると共に位相が90°遅れ
、F+ 、F2 、F3にそれぞれ変換される。なお、
フィルタ回路16は一層フィルタであり、例えばRCパ
ッシブフィルタ。
−次ミラー積分回路等で構成され、そのしゃ断層波数は
前記駆動コイル通電波形の周波数に比べ充分低域に設定
されている。前記フィルタ回路16の出力F+ 、F2
 、F3は通電切換回路17により、UH,UL、 V
)l、 VL、 WH,WLに論理処理され、前記駆動
回路トランジスタ10〜15をスイッチング動作させる
。この時、スイッチング動作はモータ駆動トルクが常に
一方向に発生するよう行われ、モータが駆動されるもの
である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、駆動コイルの各相
毎に低域しゃ断層波数特性を有するフィルタ回路が必要
であり、従って大容量のコンデンサが多数必要となる。
また、駆動コイルのインダクタンスが大きい場合、駆動
トランジスタがオンした後、駆動コイルの通電電流は時
間的に遅れ、さらに駆動コイル自身の発生磁界により永
久磁石が減磁される。いわゆる電機子反作用が存在する
この様な場合、第8図に示したタイミングで駆動コイル
を通電すると、効率が低下することが知られている。そ
の改善策としてF+ 、F2 、F3の信号の位相を若
干進ませ、電機子反作用による通電の遅れを補償するよ
う駆動トランジスタを動作させる方式が特開昭52−8
0415号公報に記載されているが、これを実現するた
めにはコンデンサ等の部品がさらに必要となる。また、
駆動コイル通電波形Uo 、Vo 、Woは、駆動トラ
ンジスタのオフ時に発生するスパイクノイズや、電源電
圧変動、負荷変動にともなう電流変動等が存在し、Uo
 、Vo 、Woの通電波形からフィルタ回路を使用し
て通電切換信号を正確に得ることが困難となることが多
い。その対策として特公昭59−36519号公報に示
されているような方式が提案されている。
しかし、駆動コイル通電波形からフィルタ回路を使用し
て通電切換信号を得る方式は、基本的に以下のような問
題点を有している。すなわち、駆動コイル通電時の通電
電流と、駆動コイル内部インピーダンスにより発生する
電圧降下および通電休止置後に発生するスパイクノイズ
等が駆動コイル通電波形の基本(逆起電圧)に重畳され
、しかもこれらは電源電圧や負荷の変動と共に絶えず変
動している。従って、駆動コイル通電波形をフィルタ処
理し通電切換信号を得る場合、通電波形の基本波(逆起
電圧)に絶えず変動しつつ重畳されている上記成分によ
る誤差が発生し、正確な駆動コイルの通電が困難となる
従来以上の問題点を解決するために、通電切換信号を正
確に得るための様々な手法が考案されているが、基本的
に駆動コイル逆起電圧と通電切換信号の位相差を一定に
保つようフィルタ回路周辺にて調整を行うものであり、
その調整は極めて面倒なものである。また、フィルタ回
路構成用以外に多数のコンデンサが必要となり、従って
IC化においては外付部品点数やビン数の増加となり、
高価なものとなってしまう。また、フィルタ回路を用い
ずに、マイクロコンピュータ等を使用し、ディジタル的
に通電切換信号を得る方式が特開昭61−293191
号公報に記載されているが、やはり高価なものとなって
しまう。
以上のように従来のブラシレスモータの駆動装置は、駆
動コイル通電波形からフィルタ回路により、可動子の位
置に対して一定位相関係を持つ通電切換信号を得、これ
を利用して前記駆動コイルを順次通電するよう構成され
ているため、駆動コイル通電波形に含まれるスパイクノ
イズや通電電流による駆動コイルの電圧降下、電源電圧
や負荷の変動によるこれら重畳成分の変動、さらに電機
子反作用等による影響により正確な通電切換信号を得る
ことが困難である。また、フィルタ回路を構成する際に
多数の大容量コンデンサが必要であり、特にIC化の際
、外付部品点数やビン数の増加となり、価格的に不利と
なる。
そこで、特公昭61−3193号公報に示されているよ
うに、駆動コイルに発生する逆起電圧を波形整形し、P
LL回路を用いて適正な位相パルスを発生し、駆動コイ
ルを順次通電し、モータを駆動する方式が考案されてい
る。すなわち、第9図に示した様な構成により、駆動コ
イルに発生する逆起電圧A、B、Cをパルス整形、演算
処理してパルス信号Gを得、電圧制御発振器の出力に設
けられた分周器出力■と上記パルス信号Gとを位相比較
し、その比較出力を上記電圧制御発振器にフィードバッ
クすることにより上記信号■およびGを位相同期させ、
上記信号Iを分周して駆動コイルの通電信号を発生しモ
ータを駆動する方式が示されモいる。この方式の各部信
号の様子を第10図に示す。
しかしこの様な方式において、駆動コイルに発生する逆
起電圧には先に述べたように駆動コイル通電時の通電電
流と駆動コイル内部インピーダンスにより発生する電圧
降下、および通電休止直後に発生するスパイクノイズ等
が重畳されており、従って駆動コイルに発生する逆起電
圧を波形整形、演算処理してパルス信号を得ることは極
めて困難である。実際、第9図に示されている構成では
、第10図の様なパルス信号Gを得ることができず、駆
動コイル通電直後に発生するスパイクノイズの影響が必
ず発生する。従って分周器出力■との位相比較が不可能
となり、両信号IおよびGの位相同期が不可能となる。
従って、特公昭61−3193号公報の方式では駆動コ
イルの逆起電圧を単にパルス整形、演算処理しているた
め、上記のような不具合が発生し実現は不可能である。
以上のように、従来のブラシレスモータの駆動装置は様
々な間頴点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、駆動コイルの通電切換信号
をフィルタ回路を用いずに得ることにより、従来フィル
タ回路構成上必要であった多数の大容量コンデンサを除
去し、同時に駆動コイル通電波形に含まれるスパイクノ
イズの影響や電源電圧変動、負荷変動さらには電機子反
作用による影響を受けることなく駆動コイルを順次通電
し駆動することが可能な新規なブラシレスモータの駆動
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のブラシレスモータ
の駆動装置は、複数相のモータ駆動コイルと、前記駆動
コイルに設けられた複数の駆動トランジスタと、前記駆
動コイルの通電切換信号を前記駆動トランジスタへ順次
伝達する通電切換回路と、前記駆動コイル1の通電休止
期間の駆動コイルに発生する逆起電圧と基準電圧との交
点においてパルスを検出する交点検出器と、この交点検
出器の出力パルスに応じた設定幅を持つパルスを出力す
る第1の時間幅設定回路と、前記交点検出器の出力パル
スを゛波形整形し前記通電切換回路へ入力する波形整形
回路から構成されるものである。
作用 本発明は、上記構成により、モータ駆動コイルの通電休
止期間において前記駆動コイルに発生する逆起電圧と基
準電圧との交点でトリガパルスを発生させ、このトリガ
パルスを波形整形し前記逆起電圧と基準電圧との交点か
らある設定時間の遅延後、前記駆動コイルに電気的に1
20°通電するよう構成しているので、従来必要であっ
たフィルタ回路は不要となり、フィルタ回路を有するが
故に発生していた従来の種々の不具合点は全て解消され
る。
また、モータ駆動コイルに発生する逆起電圧と基準電圧
との交点を通電休止期間において検出しているので、フ
ライホイールダイオードのスパイクノイズの影響を受け
ることな(ロジック処理ができるので、安定したモータ
の駆動をすることができる。
実施例 以下本発明の一実施例のブラシレスモータの駆動装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例におけるブラシレスモータの駆
動装置の回路構成図である。第1図で、第7図の従来の
ブラシレスモータの駆動装置と同一機能を有する部分は
同一記号を付し、その説明を省略する。第1図において
、駆動トランジスタ10〜15の各ベースは通電切換回
路30の出力UH,UL、 VH,VL、 WH,WL
I:それぞれ接続され、前記通電切換回路30の入力は
第1の時間幅設定回路50の出力と波形整形回路40の
出力にそれぞれ接続され、前記第1の時間幅設定回路5
0および波形整形回路40の入力はトリガパルス発生回
路27の出力に接続され、前記トリガパルス発生回路2
7の入力は比較器24,25.26の出力にそれぞれ接
続され、前記比較器24,25゜26の一方、の入力は
駆動コイル1,2.3の一端Uo 、Vo 、Woにそ
れぞれ接続され、他方の入力は前記駆動コイル1.2.
3の共通接続点N。
に接続されている。また、第2の時間幅設定回路22の
入力は第1の時間幅設定回路50の出力に接続され、前
記第2の時間幅設定回路22の出力は検出パルス発生回
路23の一方の入力に接続され、前記検出パルス発生回
路23の他方の入力は通電切換回路30の出力り、、L
v、L、に接続されている。前記第2の時間幅設定回路
22と前記検出パルス23は検出パルス発生器21を構
成し、前記比較器24.25.26の出力(:U、 C
v、 (:Wは前記検出パルス発生器21の出力により
制御される。ここで前記構成要素21および24〜27
は交点検出器20を構成し、前記トリがパルス発生回路
27の出力Ru、Rv、Rwは交点検出器20の出力と
なっている。
以上のように構成されたブラシレスモータの駆動装置に
ついて、以下その動作を説明する。
第2図は本発明の詳細な説明図であり駆動コイル逆起電
圧(破線部)と駆動コイルの通電波形および基準電圧V
NO(前記駆動コイル1〜3の共通接続点の電位。以下
コイル中性点電位と略称する)の位相関係を示すもので
ある。同図(a)は前記駆動コイル逆起電圧と前記駆動
コイル通電波形の位相関係が最適状態の場合であり、こ
の時モータは定格回転数で駆動しているものとする。
ここで言う駆動コイル逆起電圧と駆動コイル通電波形の
位相関係が最適状態とは、モータ駆動効率の最良タイミ
ングで通電することで、三相全波駆動の場合前記コイル
中性点電位と前記駆動コイル逆起電圧との交点から電気
角で30°休止後120°通電すると最適状態となる。
ここで第1図において、交点検出器20の出力は第1の
時間幅設定回路50を通して通電切換回路30に入力さ
れ、また前記交点検出器20の出力は波形整形回路40
を通して通電切換回路30に入力されており、前記通電
切換回路30の出力は駆動トランジスタ10〜15を通
して駆動コイル1〜3に伝達されている。従って前記第
1の時間幅設定回路50によりモータが定常回転数で駆
動している時電気角で30“となる時間りを設定し、通
電切換回路30によって波形整形回路40の出力をロジ
ック処理し電気角で120°の信号を作り、前記第1の
時間幅設定回路50の出力TIの立ち下がり(または立
ち上がり)後電気角で120°駆動コイルに通電する信
号を出力することによりモータは最適の通電状態で駆動
される。しかし、第1の時間幅設定回路50で設定され
る休止時間りはモータが定常回転数で駆動している時に
電気的に30°となる時間に設定するため、モータが起
動から定常回転数に達する間(同図(b))は通電のタ
イミングは最適状態よりψだけ早(なり効率は悪い。し
かし、駆動コイル逆起電圧と駆動コイルの中性点電位と
の交点より休止時間り後必ず電気的に120°通電され
るのでモータは速やかに加速され定常回転数となり、通
電のタイミングは最適状態となる。同図(C)はモータ
が定常回転数より速い場合であり、モータのイナーシャ
等の影響で一時的に回転数がオーバーシュートした時な
どが考えられる。この場合は通電タイミングが最適状態
より遅(なるが、上記と同様に電気的に120゜の通電
は確保されるのでモータは税調することな(定常回転数
に復帰する。
交点検出器20の具体的構成としては、例えば、第3図
に示したようなものが考えられる。第3図において、第
1図と同一機能を有する部分は同一記号を付す。すなわ
ち、第1の時間幅設定回路50の出力T、は通電切換回
路30の入力および単安定マルチバイブレーク63(以
後モノマルチと略称する)のCLK端子、ANDゲート
137゜147.157の入力にそれぞれ接続され、前
記モノマルチ63のCR端子は抵抗61を介してVcc
が印加されると共にコンデンサ62を介して接地されて
いる。前記モノマルチ63の出力はNORゲート71〜
73の一方の入力に接続され、前記NORゲート71〜
73の他方の入力は通電切換回路30の出力1.u、L
v、Lwにそれぞれ接続され、前記NORゲートの出力
pu、pv、pwはそれぞれ抵抗103,113.12
3を介してトランジスタ102,112.122のベー
スにそれぞれ接続されている。前記トランジスタ102
.112.122のエミッタはそれぞれ接地され、同コ
レクタは抵抗104,114.124を介して定電流源
として動作するトランジスタ106.116.126の
コレクタに接続されると共にトランジスタ101,11
1,121のベースにそれぞれ接続されている。また、
駆動コイル1,2.3の一端UO、v、、woはそれぞ
れ抵抗108,118.128を介して比較器24゜2
5.26の非反転入力端子にそれぞ也接続され、前記駆
動コイル1.2.3の共通接続点Noはそれぞれ抵抗1
07,117.127を介して前記比較器24,25.
26の反転入力端子にそれぞれ入力されている。前記比
較器24,25.26の各出力はトランジスタ100,
110,120のオーブンコレクタ出力であり、前記ト
ランジスタ100.110.120(7)各ベースハ前
記トランジスタ101,111,121のコレクタにそ
れぞれ接続され、前記トランジスタioo。
110.120の各コレクタは定電流源として動作する
トランジスタ105,115,125の各コレクタにそ
れぞれ接続されると共に、インバータ131,141,
151の入力および排他的論理和ゲート(以後EXOR
ゲートと略称する)136.146,156の入力にそ
れぞれ接続されている。前記インバータ131〜135
.141〜145.151〜155はそれぞれ直列に接
続され、遅延回路を構成しており各出力は前記EX○R
ゲート136,146,156の入力に接続されている
。前記EXORゲート136,146゜156の出力は
ANDゲート137,147゜157の入力にそれぞれ
接続され、前記ANDゲート137,147,157の
出力R,,Rv、R。
はそれぞれ交点検出器の出力を成している。
以上のように構成された交点検出器について、以下その
動作を説明する。
第4図は第3図の動作説明図であり、駆動コイル1に関
して、その通電波形U。と駆動コイル中性点電位VNO
との交点検出の様子を示したものである。第1図、第3
図、第5図において、駆動コイル1〜3は通電切換回路
30の出力しuを通電指令信号として通電されている。
すなわちLuがLOWの期間は通電休止期間であり、こ
の間駆動コイル通電波形Uoは逆起電圧と一致している
第4図より通電が開始されるのは第1の時間幅設定回路
50の出力T、の立ち上がりと同時であり、すなわち他
のいずれかの相は同時にOFFしている。そこで駆動コ
イル1(または駆動コイル2゜3)の通電OFF時のキ
ックパックの影響を避けるため前記第1の時間幅設定回
路50の出力T+の立ち下がりから第2の時間幅設定回
路22により任意の設定時間(駆動コイル通電OFF時
のキックパックの影響を避ける程度)の遅延後から検出
パルス発生回路23により前記通電切換回路30の出力
り、の立ち上がりまで検出パルスpu (pv。
Pw)を出力する。比較器24 (25,26)は前記
検出パルスpuに制御され、前記検出パルスpuがHi
ghの期間のみ駆動コイル通電波形U。
と駆動コイル中性点電位VNOの比較を行う。そのよう
に処理された前記比較器24の出力cuをトリガパルス
発生回路27の構成要素であり遅延回路の動作をするイ
ンバータ131〜135とEXORゲート136により
トリガパルスを発生させる。ここで注意しないといけな
い事は、ここでは2個のトリガパルスが発生するが駆動
コイル1の通電波形Uoと駆動コイル中性点電位VNO
との交点を示すトリガパルスはいずれか一方である。そ
れを選別するために前記第1の時間幅設定回路50の出
力T+と前記2個のトリガパルスをANDゲート137
を介し出力R,を得る。以上のよう→こして得られたR
、は前記駆動コイル1の通電波形Uoと駆動コイル中性
点電位VNOとの交点を示すトリガパルスであり、なお
かつ駆動コイル通電OFF時のキックパックの影響もな
い。また、交点検出器20の他の出力RV、 Rwにつ
いても同様に得ることが出来る。
第1の時間幅設定回路50と通電切換回路30の具体的
構成としては第5図に示したようなものが考えられる。
第5図において、第1図と同一機能を有する部分は同一
記号を付す。すなわち、トリガパルス発生回路27の出
力R,,RV、RwはORゲート200の入力とDFF
211〜213のCLK端子にそれぞれ接続され、前記
ORゲート200の出力はモノマルチ201のCLK端
子に接続されている。前記モノマルチ201のCR端子
は抵抗202を介してVccが印加されると共に、コン
デンサ203を介して接地されている。
前記構成要素200〜203は、第1の時間幅設定回路
50を構成しており、前記モノマルチ201の出力T+
は、DF’F231〜233のCLK端子に接続され、
前記第1の時間幅設定回路50の出力を成している。前
記DFF211〜213の出力D11〜D13は、EX
ORゲート221〜223の一方の入力に接続されると
共に、ANDゲート241.24.3,245の一方の
入力に接続され、前記DFF211の出力は前記EXO
R223の他方の入力に接続され、同様にDFF212
の出力はEXORゲート221の他方の入力に、DFF
213の出力はEXORゲート222の他方の入力にそ
れぞれ接続されている。前記DFF211〜213の反
転出力Dll〜D13は同DFFのD端子にそれぞれ接
続されると共に、ANDゲート242,244.246
の一方の入力に接続されている。前記EXORゲートの
出力り、、 Lv、L、は前記DFF213〜233の
D端子に接続されている。前記DFF231の出力D2
1は前記ANDゲート241の他方の入力に接続される
と共に、前記ANDゲート242の他方の入力に接続さ
れている。同様に前記DFF232の出力D22は前記
ANDゲート243゜244の他方の入力に、前記DF
F233の出力D23は前記ANDゲート245,24
6の他方の入力にそれぞれ接続されている。前記AND
ゲート241〜246(7)出力U)l、 UL、 V
H,VL。
WH,WL、は駆動トランジスタ10〜15のベースに
それぞれ接続されている。ここで前記構成要素211〜
213.221〜223.231〜233.241〜2
46は通電切換回路30を構成している。
以上のように構成された第1の時間幅設定回路と通電切
換回路について、以下その動作を説明する。
第6図はその動作説明図であり、駆動コイル1に関して
、トリガパルス発生回路の出力Ru4v。
R,を波形処理して通電切換信号を作る様子を示したも
のである。第1図、第3図〜第6図において、トリガパ
ルス発生回路27の出力Ru、Rv。
Rwは駆動コイル通電波形とコイル中性点電位との交点
において出力されるトリガパルスであり、それらパルス
をそれぞれDFF211〜213で処理することにより
電気的に120°づつずれた矩形波信号Dll〜D13
を作り、前記信号DllとD12の排他的論理和をとる
ことにより電気角で120°期間High、60°期間
LOWの信号I、uを作る。同様にl、v、 Lwも作
ることが出来る。
一方、前記トリガパルス発生回路27の出力Lu。
Lv、L、をORゲート200を介して総和をとり、電
気角で60°ごとに立ち上がるパルス信号を作る。モノ
マルチ201により前記パルスの立ち上がり(立ち下が
り)でコンデンサ203と抵抗202の時定数で決まる
パルス幅を持った信号T1を出力し、前記T、をDFF
231〜233のクロック信号とする。すなわち、前記
DFF231の出力には前記EXOR221の出力[、
uの波形が前記モノマルチの出力T+の1パルスの期間
位相の遅れた波形D21が出力される。同様にD22゜
D23も出力される。そこで、前記DFF231の出力
D21を前記DFF211の出力Di 1゜Dllとそ
れぞれANDをとることにより駆動コイル1の通電切換
信号である前記ANDゲート241.242の出力UH
,ULを得ることができる。よって、前記モノマルチの
時定数を調節することによりUH−ULは駆動コイル1
の通電波形とコイル中性点電位との交点より電気角で3
0°休止後、120°通電する最適タイミングの通電指
令信号とすることができる。同様にVH−VL、 WH
WLも得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、駆動コイルの通電休止期間にお
いて駆動コイルの通電波形とコイル中性点電位との交点
を検出する交点検出器と、前記交点検出器の出力を波形
処理し、通電信号を出力する波形整形回路・第1の時間
幅設定回路および通電切換回路を設けることにより、従
来必要であったフィルタ回路を必要とせず、従って大容
量のコンデンサを大幅に削減でき、また駆動コイル通電
波形に含まれるスパイクノイズや通電電流と駆動コイル
インピーダンスによる電圧降下、さらに電機子反作用に
よる効率の低下等の問題はな(、定常回転時には最適通
電となり、さらに本システムをIC化することにより極
めて少ない外付部品点数によりブラシレスモータの駆動
装置を安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
駆動装置の回路構成図、第2図は第1図の動作原理説明
図、第3図は第2の時間幅設定回路と検出パルス発生回
路と比較器とトリガパルス発生回路の翼体的回路構成図
、第4図は第3図の動作説明図、第5図は第1の時間幅
設定回路と通電切換回路の具体的回路構成図、第6図は
第5図の動作説明図、第7図は従来のブラシレスモータ
の駆動装置の回路構成図、第8図は第7図の動作説明図
、第9図は他の従来例のブラシレスモータの駆動装置の
回路構成図、第10図は第9図に示す駆動装置の動作説
明図である。 1〜3・・・・・・駆動コイル、10〜15・・・・・
・駆動トランジスタ、20・・・・・・交点検出器、2
2・・・・・・第2の時間幅設定回路、30・・・・・
・通電切換回路、40・・・・・・波形整形回路、50
・・・・・・第1の時間幅設定回路。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第 図 第 図 W 第 図 第 図 第10 図 ○

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数相のモータ駆動コイルと、前記駆動コイルに
    接続された複数の駆動トランジスタと、前記駆動コイル
    の通電切換信号を前記駆動トランジスタへ順次伝達する
    通電切換回路と、前記駆動コイルの通電休止期間の前記
    駆動コイルに発生する逆起電圧と基準電圧との交点にお
    いてパルスを発生する交点検出器と、前記交点検出器の
    出力パルスに応じて設定の幅を持つパルスを出力する第
    1の時間幅設定回路と、前記交点検出器の出力パルスを
    波形整形し、前記通電切換回路へ入力する波形整形回路
    からなるブラシレスモータの駆動装置。
  2. (2)交点検出器を、モータ駆動コイル通電休止期間の
    適当な期間にパルス信号を発生する検出パルス発生器と
    、前記駆動コイルに発生する逆起電圧と基準電圧とを前
    記検出パルス発生器の出力パルスに応じて比較する比較
    器と、前記比較器の出力に応じてパルスを発生するトリ
    ガパルス発生回路により構成した請求項1に記載のブラ
    シレスモータの駆動装置。
  3. (3)検出パルス発生器を、第1の時間幅設定回路の出
    力に応じて設定時間幅のパルスを発生する第2の時間幅
    設定回路と、前記第2の時間幅設定回路の出力パルスに
    応じて駆動コイルの通電休止期間の適当な期間にパルス
    信号を発生する検出パルス発生回路により構成した請求
    項1又は2に記載のブラシレスモータの駆動装置。
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