JPH02178919A - シリコン基板への不純物拡散方法 - Google Patents
シリコン基板への不純物拡散方法Info
- Publication number
- JPH02178919A JPH02178919A JP33333988A JP33333988A JPH02178919A JP H02178919 A JPH02178919 A JP H02178919A JP 33333988 A JP33333988 A JP 33333988A JP 33333988 A JP33333988 A JP 33333988A JP H02178919 A JPH02178919 A JP H02178919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon substrate
- polishing
- diffusion
- impurity
- caustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims abstract description 36
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 28
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 27
- 239000010703 silicon Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 239000012535 impurity Substances 0.000 title claims abstract description 11
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 24
- KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M Potassium hydroxide Chemical compound [OH-].[K+] KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 18
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 8
- 235000011121 sodium hydroxide Nutrition 0.000 claims abstract description 8
- 235000011118 potassium hydroxide Nutrition 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000011282 treatment Methods 0.000 abstract description 12
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 abstract 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000003518 caustics Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000011863 silicon-based powder Substances 0.000 description 1
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Weting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、シリコン基板への不純物拡散方法に関し、特
に封管拡散方法によって多量に拡散処理を施すのに適し
たシリコン基板の表面処理方法に関する。
に封管拡散方法によって多量に拡散処理を施すのに適し
たシリコン基板の表面処理方法に関する。
従来の技術
封管拡散法は、第3図に示すように、拡散不純物1とシ
リコン基板2とを石英管3内に真空封入し、熱処理をす
ることにより、シリコン基板に不純物を拡散さぜる方法
であり、拡散パラメータ(拡散深さ、表面抵抗など)の
ばらつきが、シリコン基板内およびシリコン基板間で少
ない優れた拡散方法である。
リコン基板2とを石英管3内に真空封入し、熱処理をす
ることにより、シリコン基板に不純物を拡散さぜる方法
であり、拡散パラメータ(拡散深さ、表面抵抗など)の
ばらつきが、シリコン基板内およびシリコン基板間で少
ない優れた拡散方法である。
しかしながら、この封管拡散方法は、石英治具4の上に
シリコン基板を並べて設置するため、多量拡散処理に適
さず1回の処理で100枚が限度であった。また、大口
径シリコン基板の拡散処理法に不適であった。したがっ
て、1基板当りの拡散処理費用を高くしていた。
シリコン基板を並べて設置するため、多量拡散処理に適
さず1回の処理で100枚が限度であった。また、大口
径シリコン基板の拡散処理法に不適であった。したがっ
て、1基板当りの拡散処理費用を高くしていた。
発明が解決しようとする課題
そのために、従来法ではシリコン基板間にすきまを設け
ていたが、そのすきまをなくしシリコン基板を接触させ
て熱処理しようとした。
ていたが、そのすきまをなくしシリコン基板を接触させ
て熱処理しようとした。
しかしながら、この方法ではシリコン基板同志が部分的
に融着し、融着部をはがす際に基板を破壊させたり、ま
た、融着した領域の拡散深さは融着しない領域の値に比
べて著しく低いなどの問題点が発生した。そのため製造
歩留を低下させ、所期の目的を達成することができなか
った。
に融着し、融着部をはがす際に基板を破壊させたり、ま
た、融着した領域の拡散深さは融着しない領域の値に比
べて著しく低いなどの問題点が発生した。そのため製造
歩留を低下させ、所期の目的を達成することができなか
った。
本発明は、このような欠点を排除するための方法を提供
するもので、特に、1回の拡散処理での処理数を増やし
、1基板当りの拡散処理費用を安価にしようとする方法
を提供する。
するもので、特に、1回の拡散処理での処理数を増やし
、1基板当りの拡散処理費用を安価にしようとする方法
を提供する。
課題を解決するための手段
本発明は、この問題点を解決する方法を提供するもので
、シリコン基板の片面を鏡面研磨面とし、他面は300
メツシュから800メツシュの研磨粉を用いて研磨した
のち、さらに約3o重量%の苛性ソーダもしくは苛性ノ
ノリ溶液て腐食さぜた面とし、これを用いて拡散処理す
るものである。
、シリコン基板の片面を鏡面研磨面とし、他面は300
メツシュから800メツシュの研磨粉を用いて研磨した
のち、さらに約3o重量%の苛性ソーダもしくは苛性ノ
ノリ溶液て腐食さぜた面とし、これを用いて拡散処理す
るものである。
作用
本発明によると、シリコン基板の鏡面研磨面と他のシリ
コン基板の粗面を接触させながら、石英封管内に配列さ
せることで、第1図の拡散処理あたりの処理数を約40
0枚まで増やすことを可能とした。シリコン基板の粗面
としては、300メツシュ以下の粗い研磨粉を用いると
研磨工程ての歩留が低下し、また800メツシュ以上の
研磨粉を用いると、シリコン基板の研磨面は、部分的に
鏡面となり、拡散処理によって発生率は低いが、前述の
融着や拡散パラメータのばらつきを発生ずる。また30
0〜800メツシュの研磨粉を用いて研磨した状態では
、研磨面は有害不純物が付着していることや粗面度とし
て充分てはないことから、苛性ソーダもしくは苛性カリ
溶液で腐食し、洗浄と粗面化の促進を行っている。腐食
量としては、5μmが適当である。
コン基板の粗面を接触させながら、石英封管内に配列さ
せることで、第1図の拡散処理あたりの処理数を約40
0枚まで増やすことを可能とした。シリコン基板の粗面
としては、300メツシュ以下の粗い研磨粉を用いると
研磨工程ての歩留が低下し、また800メツシュ以上の
研磨粉を用いると、シリコン基板の研磨面は、部分的に
鏡面となり、拡散処理によって発生率は低いが、前述の
融着や拡散パラメータのばらつきを発生ずる。また30
0〜800メツシュの研磨粉を用いて研磨した状態では
、研磨面は有害不純物が付着していることや粗面度とし
て充分てはないことから、苛性ソーダもしくは苛性カリ
溶液で腐食し、洗浄と粗面化の促進を行っている。腐食
量としては、5μmが適当である。
実施例
直系4インチのn型50Ωcmのシリコン基板の圃面を
500メツシュの研磨粉て研摩したのち、800Cの2
0重量%の苛性ソーダ溶液中に20分処理した。その後
、シリコン基板の片面を順次]200メツシュ、300
メツシュ、鏡面研磨し厚み200unのシリコン基板と
した。この基板400枚を第1図に示すように配置した
。なお、不純物源としては、ボロンを10+90m”添
加したシリコン粉末15gを用いた。封管時の真空度は
3 X 10−6Torrである。しかるのち、石英封
管を1200℃て10時間保持し、基板中にボロンを拡
散さぜた。第2図に基板当り3ケ所のシート抵抗を測定
したデータを示す。従来法(1回の拡散で100枚処理
)と比へて、シート抵抗のばらつきは同一であった。す
なわち、拡散パラメータのばらつきを同しままで、処理
数を4倍にすることができたわけである。
500メツシュの研磨粉て研摩したのち、800Cの2
0重量%の苛性ソーダ溶液中に20分処理した。その後
、シリコン基板の片面を順次]200メツシュ、300
メツシュ、鏡面研磨し厚み200unのシリコン基板と
した。この基板400枚を第1図に示すように配置した
。なお、不純物源としては、ボロンを10+90m”添
加したシリコン粉末15gを用いた。封管時の真空度は
3 X 10−6Torrである。しかるのち、石英封
管を1200℃て10時間保持し、基板中にボロンを拡
散さぜた。第2図に基板当り3ケ所のシート抵抗を測定
したデータを示す。従来法(1回の拡散で100枚処理
)と比へて、シート抵抗のばらつきは同一であった。す
なわち、拡散パラメータのばらつきを同しままで、処理
数を4倍にすることができたわけである。
発明の効果
本発明によれば、シリコン基板の裏面を300〜800
メツシュの研磨粉て研磨処理し、ついで苛性ソーダもし
くは苛性カリで腐食させる工程によって封管内での処理
基板量を格段に増加させることが可能である。
メツシュの研磨粉て研磨処理し、ついで苛性ソーダもし
くは苛性カリで腐食させる工程によって封管内での処理
基板量を格段に増加させることが可能である。
第1図は本発明によって多量処理(400枚/1封管)
を実現した石英封管内の配置図、第2図は本発明法によ
るシート抵抗の分布を従来法と対比して示す特性図、第
3図は従来法の封管拡散法を示す石英封管内の配置図で
ある。 1・・・・・・拡散不純物源、2・・・・・・シリコン
基板、3・・・・・・石英管。
を実現した石英封管内の配置図、第2図は本発明法によ
るシート抵抗の分布を従来法と対比して示す特性図、第
3図は従来法の封管拡散法を示す石英封管内の配置図で
ある。 1・・・・・・拡散不純物源、2・・・・・・シリコン
基板、3・・・・・・石英管。
Claims (1)
- シリコン基板に封管拡散法で不純物を拡散させるに際し
、シリコン基板として片面を鏡面研磨面で、他面を30
0メッシュから800メッシュの研磨粉を用いて研磨加
工したのち、苛性ソーダもしくは苛性カリ溶液で腐食さ
せて得た粗面を用いることを特徴としたシリコン基板へ
の不純物拡散方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33333988A JPH02178919A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | シリコン基板への不純物拡散方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33333988A JPH02178919A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | シリコン基板への不純物拡散方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02178919A true JPH02178919A (ja) | 1990-07-11 |
Family
ID=18265007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33333988A Pending JPH02178919A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | シリコン基板への不純物拡散方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02178919A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0674343A2 (en) * | 1994-03-25 | 1995-09-27 | Shin-Etsu Handotai Company Limited | Method for storing silicon wafers |
EP1742256A1 (en) * | 2004-04-02 | 2007-01-10 | Sumco Corporation | Alkaline etchant for controlling surface roughness of semiconductor wafer |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP33333988A patent/JPH02178919A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0674343A2 (en) * | 1994-03-25 | 1995-09-27 | Shin-Etsu Handotai Company Limited | Method for storing silicon wafers |
EP0674343A3 (en) * | 1994-03-25 | 1997-07-02 | Shinetsu Handotai Kk | Process for storing silicon wafers. |
EP1742256A1 (en) * | 2004-04-02 | 2007-01-10 | Sumco Corporation | Alkaline etchant for controlling surface roughness of semiconductor wafer |
EP1742256A4 (en) * | 2004-04-02 | 2007-06-06 | Sumco Corp | ALKALIATOR FOR CONTROLLING THE SURFACE WEIGHT OF A SEMICONDUCTOR WAFERS |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI360529B (en) | Methods of finishing quartz glass surfaces and com | |
KR100257364B1 (ko) | 게터링 장치 및 방법 | |
JPS60119733A (ja) | シリコン板の重金属ゲッタリング方法 | |
JPH02500397A (ja) | 反射防止被膜を有する太陽電池の製造方法 | |
EP0094302A3 (en) | A method of removing impurities from semiconductor wafers | |
JPH02178919A (ja) | シリコン基板への不純物拡散方法 | |
US5122482A (en) | Method for treating surface of silicon | |
JPS6196772A (ja) | 太陽電池用半導体基板の表面処理方法 | |
JPH11121311A (ja) | 炭化ケイ素材およびその製造方法並びに炭化ケイ素ウエハ | |
US3962000A (en) | Barium aluminoborosilicate glass-ceramics for semiconductor doping | |
JP2004082285A (ja) | 太陽電池素子用ガラス基板の粗面化方法 | |
JPH04162630A (ja) | 半導体基板 | |
JPH07267679A (ja) | 石英ガラス表面処理液およびその使用方法 | |
JPS6279616A (ja) | ケイ素膜の作製方法 | |
JPH03283532A (ja) | ディスクリート素子用シリコン基板 | |
JPH05235004A (ja) | 半導体基板の製造方法 | |
JP3078101B2 (ja) | 大面積ポリシリコン薄膜およびその低温形成法 | |
JP3073675B2 (ja) | 半導体薄膜製造装置用トレイ | |
CN117328032A (zh) | 一种金刚石膜片制备方法及金刚石膜片 | |
JP3400694B2 (ja) | シリコンウエハのエッチング方法 | |
JP3205275B2 (ja) | 多結晶半導体の水素拡散処理方法 | |
JPS61182233A (ja) | ウエハおよびその製造方法 | |
JPS6355212B2 (ja) | ||
Smolanskii et al. | INVESTIGATION OF THE INDUSTRIAL ETCHING OF THE SURFACE OF MONOCRYSTALLINE GERMANIUM BEFORE FUSING INDIUM INTO IT | |
CN116631881A (zh) | 一种改善重掺硅片边缘抛光污染的方法 |