JPH02177411A

JPH02177411A - 電子部品の端子構造

Info

Publication number: JPH02177411A
Application number: JP63328955A
Authority: JP
Inventors: Fumiaki Takeda; 武田　文彰
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-12-28
Filing date: 1988-12-28
Publication date: 1990-07-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、実装時の結線作業容易化を図った電子部品
の端子構造に関する。

（従来の技術）第３図に示されるように、従来ラインフィルタ等に代表
される電子部品１にあっては、その実装方向Ａに対して
垂直となる方向へとその筺体から細棒状乃至短冊状端子
部２を突出させていた。

この端子部２の先端には、ねじ切り加工が施され、これ
にナツト３を用いてケーブル４を固定するようになって
いる。

また、入出力用の接続端子部２の素材としては、銅、ア
ルミ等の比較的合成の強い金属が採用されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の電子部品１にあっては
、第３図に示されるように＾密度に実装しようとした場
合、筺体から突出する端子部２同士が互いに干渉して結
線作業が困難なこと、ケーブルルートの確保が困難なこ
と、部品交換作業時等に手間取ること等の問題点があっ
た。

この発明の目的は、上述の問題点に鑑みなされたもので
、その目的とするところはラインフィルタに代表される
如きこの種の電子部品における実装時の結線作業を容易
とすることにある。

［発明の構成］（ｍ１題を解決するための手段）この発明は上記の目的を達成するために、その実装方向
と垂直となる方向へと筺体から細棒状乃至短冊状端子部
を突出させてなる電子部品において、前記端子部の素材
として形状記憶合金、導電性ゴム等の熱や応力により容
易に屈曲可能な復元性素材を使用し、結線作業時には前
記端子部の延在方向を実装方向に一致させ得るように構
成したことを特徴とするものである。

（作用）このような構成によれば、端子部の素材として形状記憶
合金、導電性ゴム等の熱や応力により容易に屈曲化可能
なものを採用しているため、結線作業時には前記端子部
の延在方向を実装方向に一致させることができ、これに
より結線作業の容易化を図ることができる。また、結線
終了後は特別な整列作業を行なわずとも、各端子部をそ
の部品にとってａａな方向へ向けることができる。

（実膿例）第１図は本発明が適用された電子部品の一例（この例で
はラインフィルタ）を示す結線作業時の状態を示す斜視
図である。

同図に示されるように、この電子部品１−は、その実装
方向Ａと垂直となる方向へと筺体から細棒状端子部２−
を突出させてなるものである。

そして、端子部２−の素材としては、この例では形状記
憶合金が採用されている。

この端子部２′は図示例ではＬ字状にその先端を実装方
向Ａへと屈曲されているが、所定の温度。

好ましくは常温においては直線状となるべく形状記憶が
行なわれている。

また、端子部２′の各先端部にはねじ切り加工が施され
、これにナツト３及び圧着端子片４ａを用いてケーブル
４を固定できるようになっている。

以上の構成よりなる電子部品１−の結線作業時にあって
は、第１図に示されるように、各端子部２′の先端を実
装方向Ａへ向くようにＬ字状に容易に屈曲させることが
できる。

従って、同様な電子部品１′を高密度に実装する場合に
も、隣接する他の部品との干渉もなく、また特殊工具等
を用いることなく結線作業を容易に行なうことができる
。

一方、結線作業が完了した後にあっては、第２図に示さ
れる如く、各端子部２−は時間の経過と共に本来記憶さ
れた形状、すなわち直線状に復元するため、何ら特別な
整列作業等を行なうことなく、各端子部２−を当該部品
に対し最適な位置関係にｍ帰させることができる。

このように本実施例の電子部品１′によれば、端子部の
素材として形状記憶合金が採用されているため、結線作
業時には端子部２′の延在方向を実装方向Ａに一致させ
ることができ、このため結線作業の容易化を図ることが
できる一方、結線作業が終了した後にあっては特別な整
列作業等を行なうことなく、各端子部２′を最適位置に
復帰させることができる。

なお、以上の実施例では、端子部２′の素材として形状
記憶合金を採用したが、その他導電性ゴム等の復元性素
材を用いても同様な作用効果を得ることができる。

［発明の効果］以上の説明で明らかなように、この発明による電子部品
の端子構造によれば、端子部の素材として形状記憶合金
、導電性ゴム等の熱や応力により容易に屈曲が可能な復
元性素材を使用したため、結線作業時には端子部の延在
方向を実装方向と一致させることができ、このため＾密
度部品実装を行なう場合にもその結線作業を容易に行な
うことができる。また、結線終了後は特別な整列作業を
行なうことなく各端子部を最適な方向へ向けることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された電子部品の端子構造の結線
状態を示す斜視図、第２図は同端子構造の結線作業終了
後の状態を示す斜視図、第３図は従来の電子部品の端子
構造を用いて＾密度実装を行なった状態を示す斜視図で
ある。１′・・・電子部品２′・・・端子部３・・・ナツト４・・・ケーブルａ・・・圧着端子片Ａ・・・実装方向

Claims

【特許請求の範囲】その実装方向と垂直となる方向へと筺体から細棒状乃至
短冊状端子部を突出させてなる電子部品において、前記端子部の素材として形状記憶合金、導電性ゴム等の
熱や応力により容易に屈曲可能な復元性素材を使用し、
結線作業時には前記端子部の延在方向を実装方向に一致
させ得るように構成したことを特徴とする電子部品の端
子構造。