JPH03707Y2 - - Google Patents

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JPH03707Y2
JPH03707Y2 JP1985084794U JP8479485U JPH03707Y2 JP H03707 Y2 JPH03707 Y2 JP H03707Y2 JP 1985084794 U JP1985084794 U JP 1985084794U JP 8479485 U JP8479485 U JP 8479485U JP H03707 Y2 JPH03707 Y2 JP H03707Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のタバコ用ヒーターの電源を
利用してこれから車載用電気機器に所定の電力を
供給できるよう構成した車載用電気機器の電源取
出用プラグに関するものである。
(従来技術とその問題点) 実公昭56年第16782号、同第44296号公報に示さ
れた車載用電気機器の電源取出用プラグは、第
1,2図に示す如く、プラグ本体1は先端に入力
端子7中側に入力端子7に接触させたヒユーズ5
を配し、且つ外周には出力端子を保持する保持溝
を削設したヒユーズ管挿入筒体1aと、その後端
開口内側に、入力端子板3と出力端子板4を夫々
挿通固定して設けた中子2を、該中子2の入力端
子板3を上記筒体1a内に収納するヒユーズ5の
一端に接触させるように、又、前記出力端子板4
の一側は前記筒体1aの外周に沿つて削設した出
力端子を保持する保持溝に嵌合させて接合し、こ
の両端子3,4の後部を包持する構造に形成され
た且つ後端にコード挿通孔を穿設したコード挿通
筒体1bの先端開口部をヒユーズ管挿入筒体1a
の後端開口部に螺合固着するようになつている。
ところで、第1図に図示した実公昭56年第16782
号公報に開示された構造のものは、ヒユーズ管挿
入筒体1a先端に配した入力端子とヒユーズ管挿
入筒体1aに収納されたヒユーズの間にコイルス
プリングを介在させて、ヒユーズ管を保護する構
成を採つているが、この構成によるときは、例え
ば過大な電流が流れるとスプリングが発熱し、プ
ラグを焼損したり、前記スプリング7は焼鈍され
て弾性力を失うためヒユーズ5の圧接が十分に得
られなくなり、通電不良を生ぜしめてしまうとい
つた欠点があつた。
そればかりでなく、第2図に図示した実公昭56
年第44296号公報に開示されたものも、両者とも、
中子2に入力端子板3と出力端子板4を取付ける
に当り、中子2に2個の偏平孔2a,2bを形成
し、該偏平孔2a,2bの夫々に前記入力端子板
3と出力端子板4とを挿通して組立てるものであ
る。
従つて、中子2にまず2個の偏平孔2a,2b
を形成するための形成工程が必要で、しかもこの
形成工程による作業が極めて難かしく精度の良い
偏平孔を形成することが必要で、これができない
と両端子板を強力に固定することが出来ず使用中
に接触不良を起こしてしまうといつた欠点があつ
た。
又、前記両端子板を中子2に固定する作業の実
態は、各端子板に予め、カシメ爪を突出形成して
おいて、これを無理に上記偏平孔に、それぞれ突
き通すものであるから、その挿通作業は極めて困
難であり、応々にして作業中に中子2を損傷して
しまうといつた欠点、或は偏平孔内面を、端子板
に形成されたカシメ爪で削つてしまい、そのため
挿入された端子板がシツカリ固定されずガタを来
たすという欠点もあつた。
更に、前記入力端子板3の先端は図に示す如
く、くの字状に折曲げて形成しているので、上記
挿通が更にむずかしく又、使用中に変形し易く、
そのため通電不良を生ぜしめる原因ともなつてい
た。以上の外、出力端子板がプラグ本体であるヒ
ユーズ管挿入筒体の一側面に形成された溝に嵌合
する型のものは、電源に差込んだ際、電源の穴が
上記筒体の太さより、必要以上に太いときは、上
記筒体はきちんと電源の穴に差込まれず、ガダつ
き、或は引き抜けてしまうという欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公報に開示されたプラグの中子は、上記し
たように、製作上の欠点並に構造上、機能上の欠
点をもつていたので、本考案は、上記諸欠点を解
消し、組立作業を容易にする構造とし、しかも機
能上の欠点を解消する中子を配したプラグを提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) 断面を凸形に形成した円盤の中心に表側を大径
開口とし、円盤の内部で縮径して、円盤の裏側を
小径開口とした段付の透孔を設け、該透孔の孔縁
周囲に透孔と同心の環状壁を形成し、且つ円盤の
側面に肉厚方向の切欠溝を設けるとともに上記大
径開口にコイルスプリングを配装して該コイルス
プリング並に透孔を釘状金属棒を以て貫通し、該
釘状金属棒の先端を、前記透孔からひき抜けない
よう上記円盤の裏側でカシメてこれを該透孔を摺
動自在に移動する入力端子棒とし、又リング片の
外周に対向する長片と、先端に系合突起片を形成
した短片を形成した金属板の長片と同方向に、短
片を長片と反対方向に折り曲げて、リング片を上
記環状壁に嵌合し、系合突起片を形成した短片を
上記切欠溝に嵌合して出力端子板とした中子を形
成し、該中子を、先端に入力端子を備え且つ外周
に背中合せに長溝を設けたヒユーズ挿入筒体の後
方開口部から、前記出力端子板の折曲げ長片が、
前記筒体の各長溝にはめこませて嵌合し、且つ、
この中子を包持するコード挿通筒体を上記ヒユー
ズ挿入筒体に螺合結着したことを特徴とする車載
用電気機器の電源取出用プラグ。
(実施例) 第3図A、第3図Bは、本考案に係る実施例を
説明するためのものである。
同図中11はプラグ本体であり、このプラグ本
体11は先端に入力端子16を配し、且つ基部か
ら先端に向つて外周長手方向に出力端子板13の
出力接点部13cを嵌合する二条の溝11cを背
中合せに形成したヒユーズ挿入筒体1aと、コー
ド挿通筒体11bと、ヒユーズ挿入筒体1aに嵌
合される中子12とで構成されている。
この中子12は断面が凸形に形成され肉厚の円
盤でその外周には厚み方向に凹部12aが形成さ
れており、又その中央部には表側である凸面側が
大径で裏側が小径となるよう中子12の内側で縮
径された段付の透孔12bが形成されている。従
つて中子12は、円盤の肉厚面に肉厚方向に切欠
凹部12aを形成し、且つ中心に、内側で縮径さ
れた一方を大径とし他方を小径とする透孔12b
の大径孔縁にはこれを縁どる環状溝12cが形成
された形状となる。13は出力端子板であり、リ
ング片13bと、コード接点部(短片)13aと
出力接点部(長片)13cをリング片外周から突
出させて構成され、リング片13bを中心とし
て、出力接点部(長片)13cを同方向に接点部
(短片)13aを長片と反対方向に折り曲げる。
この出力端子板13を中子12に取付けるには
前記中子12の外周に設けた凹部12aに接点部
(短片)13aをはめこみ、又前記中子12の環
状溝12cの外周縁にリング片13bをはめ込
む。この嵌合に際し上記接点部(短片)13aの
先端には系合突起片が形成され(第3図B参照)、
この系合突起片を形成した接点部(短片)が中子
12裏側に系合する。これによつて出力端子板は
中子12に固定される。
14は入力端子棒であり、この入力端子棒14
は釘状の大径頭部をもつ部材で構成されている。
コイルスプリング15を中子12に設けた段付
の透孔12bの大径開口からはめ込む。上記透孔
12bは中子12の内側で縮径されているのでス
プリング15は上記透孔中に納まる。
このスプリングに入力端子棒14を挿通し、入
力端子棒14の先端を透孔12bの小径開口から
突出させ、その先端を、上記中子12に設けた小
径開口の透孔の直径以上の大きさにかしめる、こ
れによつて入力端子棒は、中子の透孔に納められ
たスプリング15の反発力をおさえて中子の透孔
に摺動自在に挿着される。
これらの部材を以てプラグを組立てるのには、
常法に従つて、ヒユーズ挿入筒体1aにヒユーズ
17を挿入し、ヒユーズ17の先端を上記筒体1
aの先端に配された入力端子16の後端に接合さ
せ、次で中子12を上記筒体1aの後端開口部に
嵌合する。
この嵌合に際して、中子12に配された出力端
子板13の出力接点部13cを上記筒体1aの外
周に設けられた溝11cにはめこみ、上記入力端
子棒14の大径頭部を上記ヒユーズの後部に接合
する。
その後上記筒体1a後端にコード挿通筒11a
を螺着する。(第3図A参照) この中子12に配された入力端子棒14の先端
のかしめ部並に入力端子板13の接点部13aに
はそれぞれコードの+線、−線が取り付けられる
ことは勿論である。
(効果) 本考案のプラグに配する中子の通電部材である
出力端子13及び入力端子14を中子12に取り
付けるに当つて、中子12の外周に凹部12a及
び中子21の中央に段付の透孔12b、透孔の孔
縁にはこれを縁どる環状壁12cを設けて前記両
構成の端子13,14を配設するようにしたの
で、中子12に対する両端子の配設が非常に簡単
かつ極めて容易に行ない得、しかもその固定は極
めて正確、安定なものであり使用中にグラツクこ
ともなく良好な通電が可能である。又、中子12
の構成が非常に簡単であり、しかも高度な加工技
術を必要としないので製作が容易であり、従つて
上記公報に開示されたプラグに比べて極めて安価
に提供することができる。
さらに、前記入力端子を構成し、これをスプリ
ング15によつて中子12の透孔を摺動自在なも
のとしたので、プラグを電源に差し込む際ヒユー
ズにかゝる圧力を極めてソフトにうけとめられ、
ヒユーズを保護することができ、しかも前記スプ
リング15はヒユーズ17の二次側に配設したも
のであるばかりでなく、直接ヒユーズに当接する
ものでないから、このヒユーズ17に対して従来
のように過大な電流が流れるようなこともなく、
そのため前記スプリング15の弾性力に変化が生
じることもなく、一定の圧接力を付与することが
可能であり、かつ、プラグの焼損或はヒユーズ1
7も破損せしめられることも皆無となる。この
外、本考案のプラグは本体両側に出力端子板がむ
きだしに配されることになるので、電源穴がプラ
グより多少太くても、上記出力端子板が電源穴の
両側を当接することになるので、本プラグはシツ
カリと差込まれガタツキが生じない。
【図面の簡単な説明】
第1、第2図は従来のプラグの一例を示す説明
図である。第3図Aは、本考案の断面図、第3図
Bは、本考案のプラグに装着する中子の構成図で
ある。 図中、11はプラグ本体、1aはヒユーズ挿入
筒体、11bはコード挿通筒体、12は中子、1
3は出力端子板、14は入力端子棒、15はコイ
ルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に入力端子を備え、内側にヒユーズを装着
    し、且つ外周長手方向に背中合わせに出力端子板
    の出力接点部を嵌合する二条の溝を形成して成る
    ヒユーズ挿入筒体の後端開口部に、縮径部を介し
    て一方を大径口とし、他方を小径口とした透孔を
    中心に形成し、且つ外周に肉厚方向に凹部を形成
    した円盤の大径口開口を縁どる環状壁を形成する
    とともに、該透孔中の縮径部に達するコイルスプ
    リングを大径口から挿入し、その中心に釘状金属
    棒を小径口を貫通させて挿通し、該釘状金属棒の
    貫通先端をカシメで該小径口から引き抜けないよ
    うにし、更にリング片の外周対象個所に同方向に
    折曲げた出力接点部を、出力接点部とは反対方向
    に折曲げた接点部を形成してなる出力端子板のリ
    ング片を前記環状壁に、接点部を前記凹にはめ込
    んだ中子を、前記接出点部がヒユーズ挿入筒体に
    設けた溝に嵌合させて嵌着し、前記ヒユーズ挿入
    筒体の後端開口にコード挿通筒体を螺着したこと
    を特徴とする車載用電気機器の電源取出用プラ
    グ。
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JPS61201285U JPS61201285U (ja) 1986-12-17
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