JPH02176200A - 燃料ポンプユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は燃料ポンプユニットに係り、燃料ポンプにより
燃料をエンノンに供給するポンプ作動でサブタンクの燃
料を減少させてその内空を負圧にすることにより補給チ
ューブから燃料タンクの底部の燃料を吸込んで該サブタ
ンクに補給するよ）にした、内空の負圧可能なサブタン
クを使用すると共に、サブタンクの液面上に溜まる燃料
ガスを、燃料噴流チューブから流出する噴流燃料により
作用する７スビレータにより吸引して燃料タンクに駆逐
する構成を有し、さらにサブタンクを負圧にする手段が
なく、燃料も該サブタンクに補給されていない新車に対
処できるようにしたものである。

（従来の技術） 燃料タンク中に、内空の負圧を可能にしたサブタンクを
設けるとか、負圧可能なサブタンク中に燃料タンクの底
部にｔｍを臨ませた燃料補給用の補給チューブを設ける
とか、負圧可能なサブタンクの上層の燃料ガスを燃料タ
ンクに吸引駆逐するため燃料噴流チューブから流出する
噴流燃料により作用するアスピレータを設ける等の構成
は従来知られていない。

（発明が解決しようとする問題点・本発明の目的）内空
の負圧を可能にしたサブタンクという新しい素材を燃料
ポンプユニットの構成材とし、燃料ポンプにより該サブ
タンクの燃料をエンジンに供給するポンプ作動と共にそ
のサブタンクを負圧にする新しい機能により燃料タンク
から燃料を補給し、そのサブタンク中に噴流チューブか
らの噴流燃料によりサブタンク上層の燃料ガスを燃料タ
ンクに吸引駆逐する手段を設けると共に、サブタンクの
内空を負圧にする手段を持たない新車にも対処できるよ
うにすることを解決の目標とし、本発明の目的とするも
のである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の目的に合致させたもので、特定発明は燃
料タンク中に内空の負圧を可能にしたサブタンクを設け
、そのサブタンクに、端部を前記燃料タンクの底部に臨
ませさら１こサブタンク側から燃料タンクへの燃料の逆
流を防ぐ逆止弁を設けた補給チューブと、エンノンに接
続した燃料ポンプとを設置すると共に、燃料を噴流する
燃料噴流チューブを挿入して該サブタンクの上層の燃料
ガスを燃料タンクに吸引駆逐するアスピレータを設置し
、 燃料ポンプによるエンノンへの燃料供給及びアスピレー
タによりサブタンクを負圧にして補給チューブにより燃
料タンクからの燃料補給を生じさせることを特徴とする
燃料ポンプユニットに係るものである。第２の発明は特
定発明の噴流チューブがリターンチューブであることを
特徴とするものである。第３の発明は特定発明の噴流チ
ューブが燃料ポンプの吐出側に設けて燃料の一部を吐出
する分岐チューブであることを持金とするものである。

（実施例） ＃％１〜４図は本発明の第１実施例を示し、第６図は同
第２実施例を示す。

第１図において、１は燃料タンク、３は該燃料タンク１
の作業穴２に燃料洩れの無いように施す密閉蓋であって
、その下面に補給チューブ５、燃料ポンプ６の燃料供給
管７、本発明の燃料噴流チューブの一例であるリターン
チューブ８を、密閉蓋３との共同により密関し、又は単
独で密閉して内空を負圧可能にしたサブタンク４を設け
る。

補給チューブ５はサブタンク４の底から突出して袋形の
フィルター１１を燃料タンク１の中央部の底に接触させ
てなり、サブタンク４を燃料タンク１の中心部に取付け
ることができないときは補給チューブ５のサブタンク４
の底部から突出する部分の水平部を燃料タンク１の底部
の中心まで延ばしてフィルター１１を取付ける。補給チ
ューブ５はサブタンク４の内部で水平部１２と垂直部１
３からなる逆Ｔ形とし、水平部１２の端部に燃料タンク
１への燃料の逆流を防止する逆止弁１４を設ける。該逆
止弁１４は第３図に示すように先端部１５を弾力で閉じ
たゴム製のものを使用できる。

この逆止弁１４はサブタンク４に燃料が充填されないで
しかも負圧になっていない新車などで、燃料タンク１に
燃料が充ｊｌＸされると、圧力差で自動的に該燃料がサ
ブタンク４に流れ込むようにすると共に、サブタンク４
から燃料タンク１へは逆流しないようにするもので、逆
止の漏れがゼロであるものを使用する。

前記の垂直部１３はサブタンク４の上方部で解放したチ
ューブ形とする。

内空の負圧を可能にしたサブタンク４の上層には燃料ガ
スが集まる。しかしてリターンチューブによりサブタン
クに還すリターン燃料は高熱になったエンジンの付近を
通るため加熱されてｉｎした燃料ガスを多量に付着する
が、これをその懐燃料ポンプによりエンジンｌこ送ると
き１土ベーパーロツク等の燃料障碍を生ずるから、燃料
がスを除去する必要がある１本発明は吸気器と呼ばれて
いるアスピレータ１６により、内空の負圧を可能にした
サブタンク４の上層に集まる燃料ガスを吸引して燃料タ
ンク１中に駆逐する構成を備える。７スピレータ１６は
上端を漏斗形にした吸気口１８をもつＵ形本体１７と、
前記の吸気口１８の中心部に上方から挿入したリターン
チューブ８を実施例とする噴流燃料パイプとがらな１）
、Ｕ形本体１７は吸気口１８からほぼ垂直をなしてサブ
タンク４の底部の近くまで下がるやや細径の気泡発生Ｗ
１９と、該発生管１つの下端から垂直に立上がるセパレ
ート管２０とからなり、セパレート管２０の底部から高
さの途中まで立上がる板又は細かい網のモ渉板２１と、
セパレート管２０のモ渉板２１により隔てられた下端背
部においてサブタンク４の内空に連通する還流口２２と
を設け、上端に燃料タンクに開口する気泡排出口！２３
を設け、前管の燃料タンク１１１Ｉｌｌに該タンクから
の逆流を防ぐ逆止弁２４を設けてなる。

リターンチューブ３の噴出燃料の量は、エンノンの負荷
の状況で変動するが、負荷がほとんど変化しない普通の
運転で、燃料ポンプ６による供給量の７０〜８０９６程
度、高負荷の場合は２０〜３０９６である。

第５図は本実施例の場合のリターン流量と補給チューブ
５の揚程の関係を示したグラフであって、リターン流量
６０　Ｌ／Ｉ（ｒのときの揚程２３０＋＋鎗を水柱に換
算すると約１６０ｍｍ＾ｑである。

本実施例は既述のように新車に討するＮ策をなす逆止弁
１４を補給チューブに備えるの他、サブタンク４の内部
に設置した燃料ポンプ６により燃料をエンノンに供給す
るが内空を負圧にすることを計画してはいないので、内
空を燃料タンクと連通させている通常タイプのサブタン
クとは異なり、該サブタンク４が燃料ポンプによってエ
ンノン（こ供給した燃料の容積に相当する容積に見合う
負圧を生じ、他方では７スピレータ１６に噴流するリタ
ーンチューブの噴流燃料が該アスピレータ１６を通って
サブタンク４に入っているから、その噴流燃料を差引い
た容積分の燃料が、供給チューブ５により燃料ンク１の
底部から補給される。補給に要する負圧圧力は１５０ｎ
＋−＾ｑで充分である。

他方では、サブタンク４の上層に集まる燃料ガスＦＧは
アスピレータ１６の吸込口１８に注がれるリターンチュ
ーブ８のリターン燃料である燃料噴流によりＵ形本体１
７の気泡発生９１９の中に吸引させ、サブタンク内を負
圧にがたむけるととらにリターン燃料に付着乃至混合す
る燃料が又をも含めで、燃料噴流の勢いとガスの比重と
により気泡に発達し、前記の燃料噴流の勢力に伴われて
気泡発生管１９の下端からセパレート管２０に入り、Ｔ
−渉板２１により燃料液体から分離させて気泡排出Ｗ２
３に浮上し、比重が重い燃料液体は還流口２２からサブ
タンク４内に出て、補給チューブ５による補給燃料と共
に燃料ポンプ６によりエンジンに供給されて、前記のと
おりにサブタンク４の内空を負圧に傾ける作用を生じ、
気泡排出口！２３に浮上した気泡は逆止弁２４を押し開
けて燃ｊ＋夕／り１の上層に排出される。燃料タンク１
は上層に集まる燃料気体をエンジンの吸引工程により排
出する機能を持っているから、サブタンク４の上層の燃
料ガスの排出はエンノンの運転中継続される。

第６図は燃料ポンプ６の燃料供給ｖ７にエンノン−の供
給燃料の一部と噴出燃料としてアスピレータ１６に使用
する分岐Ｗ３１を設けた態様を示し、この場合はサブタ
ンク４１こリターンチューブ８を挿入する構成とする。

第６図の実施例では燃料ポンプ６を大容量型とする。作
用は前記に準する。

（作用及び効果） 本発明は、燃料タンク中に内空の負圧を可能にしたサブ
タンク４を設け、そのサブタンク中の燃料を燃料ポンプ
６によりエンジンに供給して、サブタンク４に負圧を生
じさせ、該負圧により補給チューブ５を以て燃料タンク
１中から燃料を補給し、また補給チューブに、燃料タン
ク１に燃料が光■されたときはｒ１動的にサブタンクに
燃料を補給する逆止弁１４を設けて、特に新車対策を万
全にするの他、サブタンク４中に上層に巣って燃料ポン
プ６に混入し兼ねない燃料ガスを、燃料噴流の勢力によ
り燃料ガス吸引の作用をするアスピレータを設けて、該
ガスを燃料タンク中に排出し、この作用をエンジンの駆
動中継続させる構成を有するもので、サブタンク４のに
層に巣まる気体ガスの排除により、該タンク４の内空の
負圧作用を恒久的に損わず、しがも燃料がスの排出１構
を軽小にできるアスピレータによって行うことができ、
かつサブタンクの負圧に対応させて燃料を燃料タンクか
ら補給するものであるため、エンクンが消費した燃料分
だけしが補給することなく、その補給量は少いから、エ
ンジンの近くを通る間に加熱されて溶は込んでいた燃料
がスを放出して、放出分がなくなったリターン燃料が燃
料ポンプによりエンジンに送られる燃料の大半を占める
ことによって、ペーパーロックを生じ難くする等、負圧
度ｆ尼なサブタンクを使用することによる特有の効果を
生ずる。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は本発明の第１実施例を示し、第１図は縦断
正面図、第２図は１部の拡大縦断正面図、第３図は逆止
弁１４の構成を例示した斜視図、第４図は第２図Ａ−Ａ
＃！拡大平面図である。第５図はリターン燃料を噴流燃
料とする場合のリターン流量と補給チューブの揚程との
関係を示したグラフである、第６図は本発明のｔｐＪ２
実施例を示した縦断正面図である。 １→燃料タンク　３→密閉蓋　４→サブタンク５→補給
チユーブ　６→燃料ポンプ ７→燃料供給９Ｆ８→リターンチユーブ１４→逆止弁　
１６→７スビレ一タ １７→Ｕ形本体　１８→吸込口 １９→気泡発生管　２０→セパレート管２１→：Ｆ渉板
　２２→還流口 ２３→気泡排出口管　２４→逆止弁 ３１→分岐チューブ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）燃料タンク中に内空の負圧を可能にしたサブタンク
   を設け、そのサブタンクに、端部を前記燃料タンクの底
   部に臨ませさらにサブタンク側から燃料タンクへの燃料
   の逆流を防ぐ逆止弁を設けた補給チューブと、エンジン
   に接続した燃料ポンプとを設置すると共に、燃料を噴流
   する燃料噴流チューブを挿入して該サブタンクの上層の
   燃料ガスを燃料タンクに吸引駆逐するアスピレータを設
   置し、 燃料ポンプによるエンジンへの燃料供給及びアスピレー
   タによりサブタンクを負圧にして補給チューブにより燃
   料タンクからの燃料補給を生じさせることを特徴とする
   燃料ポンプユニット。 ２）燃料噴流チューブがリターンチューブであることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の燃料ポンプユニ
   ット。 ３）燃料噴流チューブが燃料ポンプの吐出側に設けて燃
   料の一部を吐出する分岐チューブであることを特徴とす
   る特許請求の範囲１項記載の燃料ポンプユニット。