JPH02175870A - 蒸着装置 - Google Patents

蒸着装置

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JPH02175870A
JPH02175870A JP33288588A JP33288588A JPH02175870A JP H02175870 A JPH02175870 A JP H02175870A JP 33288588 A JP33288588 A JP 33288588A JP 33288588 A JP33288588 A JP 33288588A JP H02175870 A JPH02175870 A JP H02175870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
roller
vapor deposition
take
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP33288588A
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English (en)
Inventor
Akira Okuda
晃 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、蒸着装置に関するものである。
従来の技術 近年、蒸着装置は、磁気記録テープ、フィルムコンデン
サ等の、金属膜の蒸着に広く利用されている。
以下図面を参照しながら、従来のフィルム蒸着装置の一
例について説明する。第2図は従来のフィルム蒸着装置
を示すものである。第2図において、1は蒸着により膜
が堆積されるフィルム、2は蒸着材料、3は蒸着材料2
を溶融し、蒸発させる抵抗加熱、高周波誘導加熱、電子
ビーム等の真空蒸発源、4は真空蒸着源3に対向して設
けられ、内部に冷却液が循環し、フィルム蒸着面を冷却
し回転するキャン、6はフィルム1をキャン4へ供給す
る供給ローラー、6は蒸着されたフィルム1を巻き取る
巻き取りローラー、7はフィルム1の巻き取シ及び走行
を補助するフリーローラー、8は真空チャンバー、9は
真空チャンバー8内を真空排気するための真空排気ポン
プである。
以上のように構成された蒸着装置について、以下その動
作について説明する。
まず、真空チャンバー8内をロータリーポンプ、油拡散
ポンプ、クライオポンプ等の真空排気ポンプ9により1
0  Torr台の真空度まで真空排気する。次に、供
給ローラー6、キャン4、巻き取りローラー6を回転す
る。フィルム1は、供給ローラー6、フリーローラー7
、キャン4.フリーローラー7と走行し、巻き取りロー
ラー6に巻き取られる。次に、抵抗加熱、高周波誘導加
熱、電子ビーム等の真空蒸着源3により、蒸着材料2が
溶融され蒸発する。蒸発した粒子が飛散し、対向するキ
ャン4上を走行しているフィルム1表面上に堆積し膜が
形成される。このときフィルム1は、冷却液が内部で循
環しているキャン4により冷却される。そして蒸着され
たフィルム1は、フリーローラー7を走行し、最後に、
巻き取りローラー6に巻き取られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、蒸着による蒸着粒
子の凝縮熱及び、真空蒸着源3からの輻射熱により加熱
されたフィルム1は、キャン4により冷却されているも
のの、完全に常温まで冷却されていないため、蒸着後の
フィルムを巻き取る巻き取りローラ6との間に温度差が
生じる。このため、蒸着後のフィルム1が、巻き取りロ
ーラー6に巻き取られる際に、巻き取りローラー6表面
で、急冷され、収縮し、シワを発生し、量産の場合、全
てが不良となるという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、蒸着後のフィルムと巻き取り
ローラーとの温度差を少なくすることにより、巻き取り
の際のフィルムの収縮をなくし、シワの発生を防止し、
量産の場合に製品の歩留りを向上させる蒸着装置を提供
するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の蒸着装置は、巻
き取りローラーを加熱制御する制御手段を設けたもので
ある。
作  用 本発明は上記した構成によって、巻き取りローラーが加
熱制御されるため、蒸着後のフィルムとの温度差が、少
なくなり、巻き取υローラー表面でのフィルムの、収縮
がなくなり、巻き取シの際のシワを防止することができ
る。その結果、量産の場合に製品の歩留9が向上する。
実施例 以下本発明の一実施例の蒸着装置について、図面を参照
しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における蒸着装置の概略断面
図を示す。第1図において101は蒸着により膜が堆積
されるフィルム、102は蒸着材料、103は蒸着材料
102を溶融し、蒸発させる抵抗加熱、高周波誘導加熱
、電子ビーム等の真空蒸着源、104は真空蒸発源10
3に対向して設けられ、内部に冷却液が循環し、フィル
ム蒸着面を冷却1回転するキャン、105はフィルム1
o1をキャン104へ供給する供給ローラー106は蒸
着されたフィルム101を巻き取シ、さらに温水循環器
111によりローラー表面が加熱制御される巻き取りロ
ーラー、107はフィルム101の巻き取シ及び走行を
補助するフリーローラー、108は真空チャンバー、1
09は真空チャンバー108内を真空排気するための真
空排気ポンプ、110は巻き取りローラー106と温水
循環器111との間で温水を循環させる配管である。
以上のように構成された蒸着装置について、以下第1図
を用いてその動作を説明する。
まず、真空チャンバー108内をロータリーポンプ9油
拡散ポンプ、クライオポンプ等の真空排気ポンプ109
によυ5X10  Torr程度の真空度まで真空排気
する。次に供給ローラー1o6゜キャン1049巻き取
90−ラー106を回転する。フィルム1o1は、供給
ローラー10S 、 7リーローラー107.キャン1
04.フリーローラー107と走行し、巻き取りローラ
ー106に巻き取られる。次に、抵抗加熱・高周波誘導
加熱、電子ビーム等の真空蒸着源103により、蒸着材
料102が溶融され蒸発する。蒸発した粒子が飛散し、
対向するキャン104上を走行しているフィルム101
表面上に堆積し膜が形成される。このとき、温水循  
      、環器111によシ、配管11oを通して
、巻き取りローラー106内に温水を循環し、ローラー
表面を60℃まで加熱制御する。よって、蒸着後のフィ
ルム101は、50℃まで加熱制御された巻き取りロー
ラーに巻き取られる。
以上のように本実施例によれば、巻き取りローラー10
6の表面温度を温水循環器111により加熱制御するこ
とにより、蒸着時の蒸着粒子の凝縮熱及び、蒸着源10
3からの輻射熱により加熱され、完全に冷却されていな
い100℃程度のフィルム101との温度差を少なくす
ることができる。よって巻き取りローラー106表面で
のフィルム101の急激な収縮がなくなシ、巻き取りの
際のシワを防止することができ、量産の場合の製品の歩
留りを向上することができる。
なお、本実施例において巻き取90−ラー101のみを
加熱制御するとしたが、蒸着後のフリーローラー107
も同時に加熱制御してもよい。
更に、巻き取りローラ1o1を加熱制御する手段として
は温水循環器111以外のものを用いてもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、巻き取りローラー表面温
度を加熱制御することにより、蒸着後のフィルムとの温
度差を少なくすることによりフィルムの収縮をなくし、
巻き取りローラーにシワなく巻き取ることができ、量産
の場合に製品の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における蒸着装置の概略断面図
、第2図は従来の蒸着装置の概略断面図である。 101・・・・・・フィルム、102・・・・・・蒸着
材料、103・・・…蒸着源、104・・・・・・キャ
ン、105・・・・・・供給ローラー、106・・・・
・・巻き取90−ラー107・・・・・・フリーローフ
−1111・・・・・・温水循環器。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名l0
1−フィル、乙、 Hoz−、@ 、!夛粁 第2図 10F−・−(矢矛訃ロー2−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空状態の維持が可能な真空チャンバーと、真空
    チャンバー内を減圧雰囲気にするための真空ポンプと、
    蒸着材料を備えた少なくとも1個の真空蒸着源と、蒸着
    源に対向して設けられ、フィルム蒸着面を冷却し、回転
    するキャンと、フィルムをキャンへ供給する供給ローラ
    ーと蒸着されたフィルムを巻き取る巻き取りローラーと
    、フィルムの巻き取り及び走行を補助するフリーローラ
    ーとをもつフィルム蒸着装置において、巻き取りローラ
    ーを加熱制御する加熱制御手段を設けたことを特徴とす
    る蒸着装置。
  2. (2)加熱制御手段が、温水循環器である請求項1記載
    の蒸着装置。
JP33288588A 1988-12-27 1988-12-27 蒸着装置 Pending JPH02175870A (ja)

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JP33288588A JPH02175870A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 蒸着装置

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JP33288588A JPH02175870A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 蒸着装置

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JPH02175870A true JPH02175870A (ja) 1990-07-09

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