JPH02174964A - 塗装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 未発１５１は塗装装置に関し、特に被塗物の表面性状に
かかわらず連続的に所望Ｊゾさに良好に塗装できる塗装
装置に関する。

［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］従来、
量産工場において被塗物をコンベアにて搬送しながら連
続的に塗装する装置としては種々のタイプのものが提案
されている。

たとえば、？板を塗装する際には、従来、塗料を２０〜
８０延ｍ径の微小粒子に霧化させて塗装するエアースプ
レ一方式やエアレススプレ一方式による装δ、あるいは
ロールコータ−やカーテンフローコーターが用いられて
いる。

しかして、■−記エアースプレー塗装装置及びエアレス
スプレー塗装装置は、塗料を霧化させるために塗着効率
が悪く、且つ塗料ミストが火星に飛散するため機器類の
汚染が発生し安全衛生上の害及び公害を引起すこともあ
る。また、ロールコータ−は、被塗物表面が凹凸形状の
場合には凹部に良好な塗装ができない、また、フローコ
ーターは、Ｌ面しか塗装ができず、特に側面を塗装でき
ないという難点がある。

更に、上記スプレー塗！Ｓ装置及びフローＤ　−ターは
、被塗物の搬送速度に応じて塗膜厚さが変化するので該
搬送速度を正確に濶御する必要がある。また、上記従来
の塗装装置は、被塗物の表面状態によらず、全面均一に
塗料が供給されるので、該被塗物の表面性状（たとえば
塗料吸収性）が部分的に異なる場合には塗膜厚さが不拘
・になるという１に１題点がある。それ故４被塗物の表
面性状の差に応じて、同−ａ装条件であっても、Ｍｌｌ
！２厚さが変化し、所望の膜厚精度を維持できなくなる
おそれがある。

そこで１本発明は、以上の如き従来技術の開題点がなく
、特に被塗物の表面性状によらず容易に所望Ｎネに塗装
でき２更に上下両面及び両側面を１６１蒔に良好に塗装
することのできる。塗装装置を提供することを目的とす
る。

［課題を解決するための手段１ 本発明によれば２以にの如き目的は、 塗装室内を経由して被塗物を搬送する“手段が配ｌされ
ており、該塗装室内には上記搬送手段により搬送せしめ
られる被塗物に対し塗料を供給するコーターヘッドが１
没けられており、Ｌ記塗装室の被塗物入口は該被塗物の
通過時に該被塗物との１１Ｓ１に適宜のわずかな隙間が
形成される形状構造を有し、該被塗物入口には被塗物の
搬送と同期して当該位置を通過する被塗物部分に対し適
正に開閉動作を行なうシャッタ機構が付設されており、
また上記塗装室の被塗物出Ｉ２は該被塗物の通過時に該
被塗物との間に適宜のわずかな隙間が形成される形状構
造を有し、　−に−記塗装室にはそのＬ記被塗物出【］
を介して該塗装室と連通せる補助室が付設されており、
該補助室の被塗物出口はＬ記塗装室の被塗物出口の面に
対し斜めの面に形成されており１１つ該被塗物の通過時
に該被塗物との間に適宜のわずかな隙間が形成される形
状構造をイｆし、更に上記塗装室内を減圧するための４
段が設けられていることを特徴とする。塗装装置、 により達成される。

本発明塗装装置においては、塗装室の被塗物人「１、塗
装室の被塗物出口及び補助室の被塗物出口のうちの少な
くとも１つを被塗物の通過時に該被検物とのｌ１Ｊｆに
形成される隙間のｍ箇が可能である様にすることができ
る。

本発明塗装装置においては、補助室の被塗物出口に被塗
物の搬送と同期して当該位ｌを通過する被塗物部分に対
し適正に開閉動作を行なうシャッタ機構を付設すること
ができる。

また、本発明塗装装置においては、塗装室内にてコータ
ーヘッドから供給され塗膜形成に′８Ｉしなかったｐ１
１料を回収するための手段を設けることができる。

更に、本発明塗装装置においては、塗装室と該塗装室内
を減圧するための手段との接続部に塗料ミスト捕集手段
を配置することができる。

〔実施例］ 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。

第１図は本発明による塗装装置の一実施例を示す概略構
成図である。

図において、２ぽ塗装室であり、該塗装室内を経由して
水平に入方向に被塗物４を搬送する一Ｌ段が配置されて
いる。該搬送り段は塗装室２外から該塗装室内へ被塗物
４を供給するベルトコンベア６と塗装室２内に配置され
たロー゛う８と塗装室２内から該塗装室外へと排出され
る被塗物４を受は取るローラコンベア１０とを含んでい
る。６ａ。

８ａはそれぞれに記コンベア６及びローラ８の方に＋１
勢されている押えローラである。

ｌ二記塗装室２には、上記被塗物搬送手段により被塗物
４が供給される入１１部に該被塗物の通過の際にその形
状に応じて該被塗物との間にわずかな隙ｆｆ１Ｊを形成
することができる入口部材！２が取付けられている。詰
入［１部材にはその開「１の開閉のだめのシャッタ機構
工３が付設されている。該シャッタ機構は開［１全体に
対し１つのシャッタを配ｔしてなるものである。更に、
上記塗装室２には、Ｊ−記数塗物搬送手段により被塗物
４が排出される出［−１部に該被塗物の通過の際にその
形状に応じて該被塗物との間にわずかな隙間を形成する
ことかできる出口部材１４が取付けられている。

上記塗装室２には、その出口部に補助室１６が＋Ｊ設さ
れている。被塗物４はノー記塗装室２の出「１部材１４
により形成される開口から該補助室１６内に供給され、
出口Ｉ７を通って該補助室外へと排出される。＃出ｒｉ
　ｌ　７にはその開口の開閉のためのンヤッタａ構１５
が付設されている。該シャッタ機構は開口の長さ方向に
沿って配列された複数のジャシタからなる。各シャッタ
のＬ部にはそれぞれ独立に上下移動を駆動するためのア
クチュエータが接続されている。

上記塗装室２内には上記被塗物搬送手段により搬送され
る被塗物４の移動経路の一ヒ方及び下方にそれぞれ被塗
物４に対し塗料を供給するド向５コーターヘッド１８及
び上向きコーターへｙド五９・が配置されている１図示
はしないが、被塗物４の移動経路の側方にもコーターヘ
ッドを配置することができる。

１；記塗装置２には上記コーターヘッド１８．１９から
吐出されたが被塗物４の塗膜形成に寄Ｊｊ−シなかった
塗料を回収するための塗料貯留部２０が設けられている
。また、該＠装置２には、該塗装室内を減圧するための
手段としてのブロワ２８が接続されており、該接続部に
おいて塗装室２内にはブロワ２８による排気の際の気体
流通経路を、さえざる様に塗料ミスト捕集フィルタ３０
が配置されている。また、塗装室２内には上記ブロワ２
８による排気の際に発生する塗料ミストをさえぎる様に
邪魔板３２，３４．３６が設けられている。

Ｌ記塗装置２外には、新規塗料のタンク４０が配置され
ており、該タンク及び１−記塗装室２内の塗料貯留部２
０と塗装室？内のロー・ターヘッド１８、工９とはポン
プ４２．４４及びバルブを含む配管系により接続されて
いる。これにより、上記コーターヘッド１８．１９には
所望の！ｉ、；ｉｔで塗料タンク４０から新規塗料を供
給でき、また塗料貯留部２０から回収塗料を供給できる
。

尚、塗装室２にはブロワ２８での排気による減圧度が過
大になるのを抑制するための減圧度調整バルブ４６が接
続されている。

また、４８１よＦ記コンへ７６上を搬送せしめられる被
塗物４を検知するためのセンサである。

第２図は本実施例におけるＦ記補助室１６の近傍を示す
概略斜視図である。

図示される様に、本実施例では、塗装室の出１１部材１
４はＡ方向と直交する面内に開口を形成しているのに対
し、補助室１６は三角フード形態をなしており、その出
口１７はＡ方向と直交する面に対し角度θをなす面内に
開［］を形成している。

該角度０はたとえば２０〜６０度である。尚、Ｌ温冷装
置の入１１部材１２はＡ方向と直交する面内に開口を形
成している。

被塗物４が板状体で該板状体の１．−ド内面及び左右両
側面を均一に塗装する場合には、被塗物４が出口部材１
４の開口を通過する時に該開口のちょうど中央に位置し
且つ語間！１と被塗物４の上ｒ両面及び左右両端面との
間の隙間がいずれもたとえば１〜５ｍａｘとなる様に、
出口部材１４の開口を設定し該出口部材を配置する。入
口部材１２についても同様であり、被塗物４が入口部材
工２の開口を通過する時に該開口のちょうど中央に位置
し且つ該開口と被塗物４の一ヒ下両面及び左右両端面と
の間の隙間がいずれもたとえば１〜５ｔｎｍとなる様に
、入口部材１２の開口を設定し詰入【」部材を配置する
。また、被塗物４が補助室の出口１７の開口を通過する
時に該開口のちょうど中央に位置し且つ該開口と被塗物
４の上下両面及び左右両端面との間の隙間がいずれもた
とえば１〜５ｍｍとなる様に、出口１７の開口を設定す
る。但し、該出口１７での隙間は上記憶装置の出口部材
１４での隙間よりも小さくすることができる。また。

上記隙間は塗装時の塗装室２内の減圧度等に応じて適宜
変化させることができる。

第２図に示される様に、補助室１６の出口開口の長さ方
向（水平方向）に沿ってシャフタ１５ａ〜１５ｆが順次
配列されてシャッタ機構１５が構成されており、図では
シャッタ１５ａ−１５ｃが開状態でありシャフタ１５ｄ
−１５ｆが開状態である。尚、隣接シャッタ間には空気
の流通を可能とするわずかな隙間が形成されている。

次に１本実施例塗装装置の動作につき説明する。

ブロワ２８により塗装室２内を減圧しながら。

ポンプ４２を作動させて塗ネ１タンク４ｏから新規塗料
をコーターヘッド１８．１９に供給する。この際、塗装
室２の入口部材開口及び補助室１６の出口開口は全てシ
ャッタにより閉じておく。

被塗物搬送手段により被塗物４を入方向に搬送し、該被
塗物の先頭がセンサ４８により検知された時点から所定
時間後に入口部材開口のシャッタを作動させ入口開口を
開き、被塗物４を語間１１から塗装室２内へと供給する
。同様に、被塗物４の最後尾がセンサ４８により検知さ
れた時点から所定時間後に入口部材開口のシャッタを作
動させ入日開口を閉じる。これらシャフタの開閉の時点
は、被塗物４の搬送速度に応じて適宜設定される。

塗装室ｚ内では被塗物に対しコーターヘッド１８．１９
及び不図示の横向きコーターヘッドから塗料が供給され
る。この塗料供給品は所望厚さの９膜形成に必要な量よ
り十分に過剰となる様に設定される。従って、被塗物４
の上下両面及び左右両端面には塗装室２内において所望
厚さより十分に厚い塗膜が形成される。尚、塗装室２内
は減圧されているので塗装室２外から入口開口を通じて
該塗装室内へと外気流が流れ込み、従って該入口開口か
ら外部へと塗料が飛散することはない。

第３図及び第４図は本実施例における補助室１６の出口
部のシャッタ機構１５の作用を説明するための概略図で
ある。

第３図に示される様に、補助室１６の出口開口の長さ方
向の一方の端部（シャ７タ１５ａ側の端部）の入方向座
標をｐとし他方の端部（シャッタ１５ｆ側の端部）の入
方向座標をｑとする。そして、被塗物４の先頭が、第４
図に示されるＨの様に一定速度でＡ方向に進行し、時刻
１１で位とｐに到達する。この時点でシャッタ１５ａが
上方へと移動して該シャッタに対応する開口が形成され
る０次いで１時刻ｔ２〜ｔ？において、それぞれシャッ
タ１５ｂ−１５ｆが順次上方へと移動し、順次開口が大
きくなり１時刻Ｅ７では全シャッタが開き補助室１６の
出口開口が全て開放される。

第４図には各シャッタ１５ａ−１５ｆの開状態がそれぞ
れ１５Ａ〜１５Ｆで示されている。

同様に、被塗物４の最後尾が補助室１６の出口開口を通
過する際には、該被塗物の進行に同期してシャッタ１５
ａ〜１５ｆが順次閉じる。

以−Ｌの各シャッタの開閉の時点は、被塗物４の搬送速
度及び角度θに応じて適宜設定される。

この様に、被塗物４が補助室１６の出口１７の開口を通
過するのに同期させて各シャッタを開閉させることによ
り、補助室１６内と外部との連通部分の断面請を小さく
でき２かくして塗装室２内及び補助室１６内の減圧度を
高く維持し仕つ該減圧度の変動を少なくすることができ
る。

第５図は被塗物４がＰａ装装置の出口部材１４の開口及
び補助室１６の出０１７のＢＲ＋１を通過する時の状態
を示す断面図である。

被塗物４が出１．Ｖ部材１４の開口を通過する際には、
塗装室２内は減圧されており且つ補助室１６内も減圧さ
れているが該補助室内には各シャー、り１５ａ−１５ｆ
間の隙間から外気流が流れ込んでいるので、塗装室２内
の減圧度の方が補助室１６の減圧度より高ぐなり、かく
して補助室１６から塗装室２内へと流れ込む気流により
出口部材１４と被塗物４の表面上の塗料５２どの間には
所定のわずかな隙間５５が形成される。かくして、塗装
室２内で所望厚さより十分に厚く形成されていた塗膜は
、隙間５５を流れる気流により適宜厚さを越える部分が
剥奪され、塗装室２から補助室１６内へと被塗物４が供
給される峙には、はぼ一定の厚さの塗膜が形成されてい
る。

更に、被塗物４が補助室１６の出口１７の開口を通曇す
る際には、該補助室１６内は減圧されているので、外部
から補助室１６内へと流れ込む外気流により出口１７と
被塗物４の表面上の塗料５２との間には所定のわずかな
隙間５６が形成される。かくして、塗膜は隙間５６を流
れる気流により適宜厚さを越える部分が剥奪され、補助
室１６外へと被塗物４が排出される時には、はぼ一定の
厚さの塗膜が形成されている。

この場合、被塗物４の表面性状が如何なるものであって
も、コーターヘッドによる塗料供給位置から塗装室出口
部材１４及び補助室出口１７に至るまでに該表面性状応
じて塗料が適宜被検物４内に吸収されているので、上記
補助室内［］１７を出る際の塗膜厚さは所定の厚さとな
る。

上記の様に、本実施例では、補助室１６の出口１７がＡ
方向と垂直な面に対して角度θをなす面に形成されてい
るが、被塗物４が出口１７の開口を通過するのに同期さ
せて各シャッタを開閉させ補助室１６内と外部との連通
部分の断面積を極力小さくして塗装室２内及び補助室１
６内の減圧度の変動を抑制しているので、上記第５図に
関し説明した所定膜厚化作用を良好に行なうことができ
る。

また１本実施例では、塗装室出口部材１４と補助室出口
１７とで２回の所定膜厚化作用を行い１つそれぞれの回
において気流の向き（開口形成面に対しほぼ垂直）が異
なるので、被塗物表面に複雑な凹凸模様がある場合にも
１分に該凹凸模様に対応して忠実に一定厚さの塗膜を形
成することができる。

塗装を継続するにつれて、塗装位置から落下し邪魔板３
２に沿って流丁した塗料が塗料貯留部２０に回収される
ので、該回収塗料を必要に応じてろ過し適時コーターヘ
ッド１８．１９に供給して塗装を行なうことができる。

また、ブロア２Ｂでの排気時には、フィルタ３０により
塗料ミストが捕集される。

尚、本実施例装置では、塗装室２内に適切な治具を配設
することにより被塗物４に対し部分的に塗料を供給しな
い様にし１部分的に塗膜を形成しない様にすることもで
きる。

第６図及び第７図は未発ＩＪＩによる塗装３ｉ：２！の
他の実施例の補助室出口部のシャッタａｍの例を示す図
である。尚、これらの図では塗装室出口部材の図示は省
略されている。

第６図の実施例は出口ｒＡ日に平行な水モ方向（Ｂ方向
）に走行するシャッタ機構１５′の例である。該機構は
先幕及び後幕の間に出口開口より長い開［コ部を有し、
被塗物４の搬送に同期して走行せしめられ、上記第１〜
５図の実施例の場合と類似の作用をなす、ここで、−Ｅ
−記先幕及び後幕には気流通過のための木モ方向のスリ
ー２１が形成されている。

ｔ５７図の実施例は各シャッタが木モ方向のヒンジのま
わりに回動ｉ’ｆ　（ＦＡ　ＩＬつ出口開口を閉じる位
置へと付勢されているシャッタ機構１５″の例である。

該機構の付勢手段としてはマグネットまたはバネ笠を用
いることができる０本実施例では被塗物の１面により各
シャッタが押されて開状態が実現ぎれ、特別の７クチユ
エータは不要である６本実施例のシャッタ機構もＬ記第
１〜５図の実施例の場合と類似の作用をなす、ここで、
各シャッタ間には気流通過のためのわずかな隙間が形成
されている。

第８図は本発明による塗装装置の一実施例を示す概略部
分断面図である６本図において、−１−２第１図におけ
ると同様の部材には同一の符号が付されている。

本実施例では、１−２第１図の実施例における補助室１
６の出Ｅ１部のシャッタ機構１５のかわりに、出［１部
材１７゛が設けられている。該出ＬＩＷ材は、塗装室２
の出「ゴ部材１４と同様に、被塗物４の通過の際にその
形状に応じて該被塗物との間にわずかな隙間を形成する
ことができるものである。

［発明の効果］ 以Ｅ詳細に説明した様に１本発明の塗装装置によれば、
被塗物の表面性状によらず容易に安定して所望厚さに塗
装でき、特に塗装室出口部と補助家出［１部とで２回異
なる方向の気流を作用させるので、被塗物面に複雑な凹
凸模様がある場合にも該凹凸模様に対応して忠実に一定
厚さの塗膜を形成することができ、更に上下両面及び両
側面を同時に良好に塗装することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による塗装装置を示す概略ａＸＩｔ図で
あり、第２図はその補助室の近傍を示す概略創視図であ
り、ｉ３図及び第４図は補助家出「１部のシャッタ機構
の作用を説明するためのＪＩｔｗ！４図であり、第５図
は被塗物が塗装室出口部材の開口及び補助室出口の開口
を通過する時の状態を示す断面図である。 第６図及び第７図は本発明による塗装装置の補助室出口
部のシャッタ機構の例を示す図である。 第８図は本発明による塗装装置を示す概略部分断面図で
ある。 ２：塗装室、　　　　　　４：被塗物、６．１０：コン
ベア、　　８：ローラ。 １２：入口部材、　　　　１３：シャッタａ構１４：出
ロ部材 １５．１５′、１５″：シャッタ機構、１５ａ　〜１５
ｆニジー＋−／り １６：補助室、　　　　　１７：出［１゜１７′：出口
部栃。 １８．１９＋コーターへ一７ド、 ２０：塗料貯留部、　　　２８ニブロワ３０コフイルタ
。 ４０：新規塗料タンク、 ４２　、４４　：ポンプ、 ４８二被塗物位を検知センサ。 第２図 第３図 第 図 Δ 第 図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）塗装室内を経由して被塗物を搬送する手段が配置
   されており、該塗装室内には上記搬送手段により搬送せ
   しめられる被塗物に対し塗料を供給するコーターヘッド
   が設けられており、上記塗装室の被塗物入口は該被塗物
   の通過時に該被塗物との間に適宜のわずかな隙間が形成
   される形状構造を有し、該被塗物入口には被塗物の搬送
   と同期して当該位置を通過する被塗物部分に対し適正に
   開閉動作を行なうシャッタ機構が付設されており、また
   上記塗装室の被塗物出口は該被塗物の通過時に該被塗物
   との間に適宜のわずかな隙間が形成される形状構造を有
   し、上記塗装室にはその上記被塗物出口を介して該塗装
   室と連通せる補助室が付設されており、該補助室の被塗
   物出口は上記塗装室の被塗物出口の面に対し斜めの面に
   形成されており且つ該被塗物の通過時に該被塗物との間
   に適宜のわずかな隙間が形成される形状構造を有し、更
   に上記塗装室内を減圧するための手段が設けられている
   ことを特徴とする、塗装装置。
2. （２）塗装室の被塗物入口、塗装室の被塗物出口及び補
   助室の被塗物出口のうちの少なくとも１つが被塗物の通
   過時に該被塗物との間に形成される隙間の調節が可能で
   ある、請求項１に記載の塗装装置。
3. （３）補助室の被塗物出口に被塗物の搬送と同期して当
   該位置を通過する被塗物部分に対し適正に開閉動作を行
   なうシャッタ機構が付設されている、請求項１または２
   に記載の塗装装置。
4. （４）塗装室内にてコーターヘッドから供給され塗膜形
   成に寄与しなかった塗料を回収するための手段を有する
   、請求項１〜３のいずれかに記載の塗装装置。
5. （５）塗装室と該塗装室内を減圧するための手段との接
   続部に塗料ミスト捕集手段が配置されている、請求項１
   〜４のいずれかに記載の塗装装置。