JPH0217462Y2 - - Google Patents

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JPH0217462Y2
JPH0217462Y2 JP1984118036U JP11803684U JPH0217462Y2 JP H0217462 Y2 JPH0217462 Y2 JP H0217462Y2 JP 1984118036 U JP1984118036 U JP 1984118036U JP 11803684 U JP11803684 U JP 11803684U JP H0217462 Y2 JPH0217462 Y2 JP H0217462Y2
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JP
Japan
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tube
lead
adhesive
winding
groove
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JP1984118036U
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JPS6134714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種制御装置や検出装置等における
回転センサとかビデオテープレコーダーの回転ヘ
ツドなどが感知した信号を静止した回路部分へ伝
送し、或いは逆に制御又は記録信号を回転部へ伝
送する手段として広く利用されているロータリー
トランスに関するものである。
(従来の技術) 従来のロータリートランス用コアの1例の平面
図を第2図に示す。この従来例は、2チヤンネル
ロータリートランス用コアであり、巻線用溝1,
2が設けてあり、更に前記溝1,2に巻線を付設
した際のその巻線のリード線引き出し溝3が設け
てある。この従来例の様に、ロータリートランス
は、通常2チヤンネル以上の複数チヤンネルで使
用されるため、チヤンネル数に相当するコイルの
引き出しリード線を各チヤンネル間及び各チヤン
ネルの巻始め、巻終りの極性によつて区別する必
要があり、種々の方法がとられている。その一つ
の方法として、色の異なる電気絶縁チユーブ(以
下チユーブとする)にリード線を挿入し、このチ
ユーブをコイルの装着されているコアに接着剤に
て接着固定する方法がある。第3図に、従来のチ
ユーブ固定部のコアのリード線引き出し部とチユ
ーブの接着状態を示す。チユーブ4は、コア5に
設けられた円環状コイル7の装着用溝6と直交す
るリード線引き出し溝8(以下ストツトとする)
に、接着剤9により固定されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の様に、チユーブをコアに接着固定する場
合、接着剤の接着力のみによつて固定されている
ため、接着剤の量、接着剤の塗布位置、接着剤の
接着力のバラツキ等により、チユーブの接着強度
に大きなバラツキを生じ、最悪の場合、チユーブ
が抜け落ちる等の事故が発生していた。
従つて、本考案は、安定したチユーブの接着強
度を得、信頼性の高いロータリートランスを得る
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題点を解決するために、ロ
ータリートランス用コアにおいて、径方向に伸び
る巻線リード引き出し溝を有し、該引き出し溝の
リード線引き出し側端部の幅を、該引き出し溝の
中心部の幅に比較し狭くするものである。
つまり、スリツトにおいて、チユーブを固定す
る側の端部に突起部又は、除々に狭くなる様なテ
ーパー部を設けるものである。
(作 用) 上記の様に、スリツトの幅を狭くする事により
チユーブの幅よりスリツトの幅を狭くし、チユー
ブを固定する際に、チユーブをカシメた状態と
し、更に接着剤で固定することにより、接着剤の
みで固定した場合に較べ、接着剤の接着力のバラ
ツキの影響を受けず、強固にしかも安定したチユ
ーブ接着強度を得ることができる。
(実施例) 第1図に、本考案に係る一実施例のロータリー
トランス用コアの平面図を示す。この実施例は、
2チヤンネルロータリートランス用コアであり、
巻線付設用溝10,11及び巻線リード引き出し
溝12が設けてあり、そのリード引き出し溝12
の外周側端部に突起部13を設けたものである。
この実施例にチユーブを固定した状態を表わす平
面図を第4図に示す。円環状コイル14のリード
線がチユーブ15に通され、そのチユーブは、端
部に突起部13が設けられたリード引き出し溝1
2に、前記突起部13にカシメられた状態で、接
着剤16により接着固定されている。
また、第5図及び第6図に、本考案に係る別の
実施例を示す平面図を示す。第5図は、リード線
引き出し溝17の外周側端部において、先端にな
るに従つて、幅が狭くなるテーパー部18を設け
たものである。また、第6図は、リード線引き出
し溝19の外周側端部に、半円形の突起部20を
設けたものである。
以上の実施例では、チユーブをリード引き出し
溝の外周側へ接着固定するものであるが、内周側
へ接着固定する場合も、同様の構造により同様の
効果を得るものであり、又リード引き出し溝が巻
線付設溝の設けられた面の裏面に設けられている
場合も同様である。
(考案の効果) 以上詳記した様に、本考案により、コアのスリ
ツトに設けられた突起部又はテーパー部により、
チユーブをカシメた状態で保持し、更に接着剤で
接着固定する為、強固にしかも安定した接着強度
得ることができ、信頼性の高いロータリートラン
スを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る一実施例のロータリー
トランス用コアの平面図であり、第2図は、従来
例のロータリートランス用コアの平面図であり、
第3図は、第2図の従来例にチユーブを固定した
平面図であり、第4図は、第1図の実施例にチユ
ーブを固定しした平面図であり、第5図及び第6
図は、本考案に係る別の実施例の平面図である。 10,11……巻線付設用溝、12,17,1
9……リード引き出し溝(スリツト)、13,2
0……突起部、14……巻線、15……チユー
ブ、16……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータ及びステータを相対回転自在に相対配置
    し、該相対向面に複数の巻線を施して成るロータ
    リートランスにおいて、前記ロータ又はステータ
    用コアは径方向に伸びる巻線リード引き出し溝を
    有し、該引き出し溝の端部の幅が中心部の幅に比
    較し狭く、この狭い引き出し溝の端部で、前記巻
    線のリード線が挿入されるチユーブをカシメた状
    態で保持することを特徴とするロータリートラン
    ス。
JP11803684U 1984-07-31 1984-07-31 ロ−タリ−トランス Granted JPS6134714U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11803684U JPS6134714U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ロ−タリ−トランス

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JP11803684U JPS6134714U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ロ−タリ−トランス

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Publication Number Publication Date
JPS6134714U JPS6134714U (ja) 1986-03-03
JPH0217462Y2 true JPH0217462Y2 (ja) 1990-05-16

Family

ID=30676925

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11803684U Granted JPS6134714U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ロ−タリ−トランス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9560998B2 (en) 2006-10-12 2017-02-07 Masimo Corporation System and method for monitoring the life of a physiological sensor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155712U (ja) * 1983-04-06 1984-10-19 株式会社日立水沢エレクトロニクス ロ−タリ−トランス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9560998B2 (en) 2006-10-12 2017-02-07 Masimo Corporation System and method for monitoring the life of a physiological sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6134714U (ja) 1986-03-03

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