JPH02173943A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学的に情報を記録あるいは再生する装置の光
学式記録再生装置に関するものである。

従来の技術 光学式記録再生装置は、光磁気ディスクなどの円盤状記
録媒体の反りの上下運動によるフォーカスずれや偏心等
によるトラッキングずれを補正するために、対物レンズ
を円盤状記録媒体面に対して垂直な方向の光軸方向（以
下フォーカス方向Ｆという）および前記記録媒体面に対
して平行な方向の半径方向（以下トラッキング方向Ｔと
いう）の２軸に駆動する対物レンズ駆動装置と前記対物
レンズに光ビームを入射させるための光学プロッタから
なる光学ヘッドを、トラッキング方向Ｔに沿って移動さ
せ、前記円盤状記録媒体上に光学的に情報を記録再生す
る。

従来のこの種の光学式記録再生装置は第５図のように構
成されていた。

すなわち、対物レンズをフォーカス方向Ｆおよびトラン
キング方向Ｔに駆動する対物レンズ駆動装置１と、対物
レンズに光ビームを入射させ光学的情報を検出する光学
ブロック２からなる光学ヘッドに駆動コイル４ａ、４ｂ
を取り付けた光学式記録再生装置が、円盤状記録媒体３
（以下ディスクという）の記録媒体面に対して平行に配
置された２本の平行なガイド捧７ａ、７ｂにボールベア
リング８ａ　〜８ｈ　（８ｃ、８ｄ、８ｅ、８ｆは図面
上省略）を介して取り付けられており、板バネ９を介し
たボールベアリング８ｆ、８ｈによってプリロード力を
与えられている。かつ、磁石５ａ。

５ｂと磁気ヨーク６ａ、６ｂからなる磁気回路の空隙中
に、駆動コイル４ａ、４ｂを配置した動電型変換器によ
ってディスク３のアクセス方向Ａｄ（トラッキング方向
Ｔと同方向）にアクセス駆動している。

記録媒体が光磁気ディスクの場合には、磁気光学的に情
報を記録するため、記録媒体面上に照射された光ビーム
の位置に記録用磁界を発生させる、バイアス磁界発生装
置１０が設置されている。

発明が解決しようとする課題 光学式記録再生装置のアクセスタイムを短縮するために
は、光学ヘッド、駆動コイル、ボールベアリングから成
る可動部の重量を低減し、且つ磁気回路の空隙磁束密度
を上げる必要がある。そのため、光ビームの位置から磁
気回路までの距離が短（なると同時に磁気回路の空隙以
外に生じる漏洩磁束が増加し、光磁気ディスクのような
磁気光学的記録媒体では、記録媒体面上に生じる漏洩磁
束が情報の記録に悪影響を与えると言うような課題があ
った。

そこで、本発明はアクセスタイムの短縮を達成しつつ、
記録媒体面上に生じる漏洩磁束を減少させ、情報の安定
した記録が可能な光学式記録再生装置を提供するもので
ある。

課題を解決するための手段 前記課題を解決する本発明の技術的な手段は、磁気回路
からの漏洩磁束によって記録媒体面上の光学的記録領域
に生じる磁束が略０になるようにキャンセル用磁石を光
学式記録再生装置に設置することである。

作用 この技術的手段によって、情報の記録に磁気的悪影響を
与えることがなく、正確な安定した記録を行うことがで
きる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の実施例の光学式記録再生装置の平面図
である。

対物レンズをフォーカス方向Ｆおよびトラッキング方向
Ｔに駆動する対物レンズ駆動装置１と、対物レンズに光
ビームを入射させ光学的情報を検出する光学ブロック２
からなる光学ヘッドに駆動コイル４ａ、４ｂを取り付け
た光学式記録再生装置が、円盤状記録媒体３（以下ディ
スクという）の記録媒体面に対して平行に配置された２
本の平行なガイド棒７ａ、７ｂにボールベアリング８ａ
〜８ｈ　（８ｃ、８ｄ、８ｅ、８ｆは図面上省略）を介
して取り付けられており、板バネ９を介したボールベア
リング８ｆ、８ｈによってプリロード力を与えられてい
る。かつ、磁石５ａ、５ｂと磁気ヨーク６ａ、６ｂから
なる磁気回路の空隙中に、駆動コイル４ａ、４ｂを配置
した動電型変換器によってディスク３のアクセス方向Ａ
ｄ（トラッキング方向Ｔと同方向）にアクセス駆動して
いる。

記録媒体に磁気光学的に情報を記録するため、記録媒体
面上に照射された光ビームの位置に記録用磁界を発生さ
せる、バイアス磁界発生装置１０が、記録媒体面に対し
て光学ヘッドと反対側に設置されている。

第３図に示すように、光磁気ディスクは対物しンズ１２
によって記録媒体面１３上に光ビームを絞り、その絞ら
れた光スポットをフォーカス方向Ｆに横切る、バイアス
磁界発生装置１０から生じた磁界によって情報の記録を
行う。

この時、従来の光学式記録再生装置では、第４図に示す
ように磁石５ａ、５ｂと磁気ヨーク６ａ６ｂから成る磁
気回路の漏洩磁束が記録媒体面１３上の光スポットを横
切り、バイアス磁界発生装置１０によって生じる記録用
磁界に悪影響を与えていた。

したがって、本発明の光学式記録再生装置では、磁気回
路から生じる漏、ａｍ束のフォーカス方向成分をキャン
セルするキャンセル用磁石１１ａ。

１１ｂを設置し、情報の記録、消去の時に磁気的な悪影
響がないため、記録の失敗や消し残りなどがなく、正確
に安定して情報の記録消去が可能となる。

また、第２図（Ａ）に示す様にキャンセル用磁石１１ａ
、ｌｌｂを光学ヘッドに設置すれば、光ビームの位置に
近いため小さい磁石で同様の効果が得られ装置全体の小
型化が達成できる。

さらに、第２図（Ｂ）に示す様にバイアス磁界発生装置
１０の一部にキャンセル用磁石１１ａ。

１１ｂを設置すれば、やはり光ビームの位置に近いため
小さい磁石で同様の効果が得られ装置全体の小型化が達
成できると同時に、可動部の余分な重量増加も防げるた
めアクセスタイムの短縮に悪影響を与えることもない。

発明の効果 本発明は、光磁気ディスクに磁気光学的に情報を記録再
生し、磁石と磁気ヨークからなるｉｆｆ気回路の空隙中
に駆動コイルを配置した動電型変換器によって記録媒体
のアクセス方向Ａｄ　（１−ランキング方向Ｔと同方向
）にアクセス駆動している光学式記録再生装置において
、磁気回路からの漏洩磁束によって記録媒体面上の光学
的記録領域に生じる磁束が略Ｏになるように別途キャン
セル用磁石を設置することによって、情報の記録に磁気
的悪影響を与えることな（正確な安定した記録を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学式記録再生装置の構成を示す平面
図、第２図（Ａ）、第２図ＣＢ）は本発明の光学式記録
再生装置の効果を示す要部断面図、第３図は光学式記録
再生装置の記録方式を示す要部断面図、第４図は従来の
光学式記録再生装置の課題を示す要部断面図、第５図は
従来の光学式記録再生装置の構成を示す平面図である。 １・・・・・・対物レンズ駆動装置、２光学ブロツク、
３・・・・・・円盤状記録媒体、４ａ、４ｂ・・・・・
・駆動コイル、５ａ、５ｂ・・・・・・磁石、６ａ、６
ｂ・・・・・・磁気ヨーク、７ａ、７ｂ・・・・・・ガ
イド棒、８ａ〜８ｈ・・・・・・ボールベアリング、９
・・・・・・板バネ、１０・・・・・・バイアス磁界発
生装置、ｌｌａ、ｌｌｂ・・・・・・キャンセル用磁石
、１２・・・・・・対物レンズ、１３・・・・・・記録
媒体面、Ｆ・・・・・・フォーカス方向、Ｔ・・・・・
・トランキング方向、Ａｄ・・・・・・アクセス方向。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名ｊ−ＦＴ藁
状誌錬嵯体 ４ｚ４ｉ、−、！膚カコ４＋Ｌ ’ｒａ、７．−−−シＴ°イＬ′！ ｋＥｈ、８ｇＪｈ−・喋７リンデ ９−・−械バネ Ｉｂ−−−バイアス七龜界発住」（ヱ ＩＩａ＋、ｔｆｂ−・〒アンマルポ石−石派 ！が 派

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報を磁気光学的に記録可能な円盤状記録媒体に
   、光学的に情報を記録再生する装置の対物レンズを、前
   記円盤状記録媒体の記録媒体面に対して平行な方向の半
   径方向と、前記記録媒体面に対して垂直な方向の光軸方
   向とに駆動する機構を有する対物レンズ駆動装置と、前
   記対物レンズに光ビームを入射させるための光学ブロッ
   クからなる光学ヘッドを、前記円盤状記録媒体の半径方
   向に記録媒体面に略平行に移動させるための駆動手段と
   、前記記録媒体面上の光学的記録領域に記録用磁界を与
   えるバイアス磁界発生装置を具備し、前記駆動手段は磁
   石と磁気ヨークからなる磁気回路の空隙中に駆動用コイ
   ルを配置した動電型変換器によって成り、前記磁気回路
   からの漏洩磁束によって前記記録媒体面上の光学的記録
   領域に生じる磁束が略０になるようにキャンセル用磁石
   を設置したことを特徴とする光学式記録再生装置。
2. （２）キャンセル用磁石を光学ヘッドに固定したことを
   特徴とする請求項（１）記載の光学式記録再生装置。
3. （３）キャンセル用磁石をバイアス磁界発生装置に固定
   したことを特徴とする請求項（１）記載の光学式記録再
   生装置。