JPS61239449A - 光学走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は２ビーム光学ヘッドのそれぞれのビーム中心を
結ぶ線分の中心を通り、該線分に直角な方向に直線移動
すれば光磁気媒体の内周、外周に関わらず二つのビーム
上の情報トラック上での位置関係は不変であることを利
用した両面アクセス用の光学走査装置である。

〔産業上の利用分野〕

本発明は両面同時アクセス可能な光磁気ディスク装置に
係り、特にリアルタイムで情報のエラーチェックを行う
２ビーム光学ヘッドを搭載した光学走査装置に関する。

電子計算機の高速化と大容量化に伴い、その主要部であ
る記憶装置も益々高密度で大容量化することを要求され
ている。現在は記録再生が容易な磁気ディスク等の磁気
記憶装置が主流を占めているが、光学的に情報の記録再
生を行う光ディスクは原理的に現在の磁気ディスクより
も一桁高い記録密度を得ることができ、特に画像情報の
記録再生に使用され始めている。

さらに使用者が情報を消去して反復記録再生できる光磁
気ディスクはその記録媒体の性質上、頻繁に書換を必要
とする大容量記憶媒体として磁気ディスクより格段に高
い記録密度を有し、磁気ディスクなみのアクセス時間と
磁気テープなみの低ビツトコストをもたらし得る可能性
のある記録媒体として注目されている。

〔従来の技術〕

第２図は従来の光学走査装置の斜視図を示す。

図において、ｌは両面記録可能な光磁気媒体、２は光磁
気媒体１の半径方向の記録領域全域をアクセス可能な直
進駆動機構であって一般にボイスコイルモータが用いら
れる。３はキャリッジであってＵ字形の直線部のアーム
１０と２０とを備えている。

４と５はキャリッジ３を光磁気媒体１の半径方向に移動
させるためのガイドレールであって基部９に固定されベ
アリング６．７．８を介して案内する。

アーム１０の先端部１１には光磁気媒体１の表面に集光
するための対物レンズ１３と、光磁気媒体１の裏面側か
らの光ビームに対応する外部磁界発生装置１４とが光磁
気媒体１の円周方向に沿って並設されている。１２は対
物レンズ１３の入射光２反射光を処理する光学系である
。

同様にアーム２０の先端部２１には光磁気媒体１の裏面
に集光するための対物レンズ２３と、光磁気媒体１の表
面側からの光ビームに対応する外部磁界発生装置２４と
が光磁気媒体１の円周方向に沿って並設されている。２
２は対物レンズ２３の入射光１反射光を処理する光学系
である。対物レンズ１３と外部磁界発生装置２４および
対物レンズ２３と外部磁界発生装置１４とは、それぞれ
光磁気媒体１を介して対向設置された２対の光学ヘッド
を構成し、互いに連係動作を行う。

矢印方向Ｐは光磁気媒体１の半径方向、すなわちアーム
１０．２０のアクセス方向線であって、これに直交する
方向に並設された対物レンズ２３の中心と、外部磁界発
生装置２４の中心とはそれぞれアクセス方向線Ｐに対し
て距離ｄを隔てた位置関係になっている。

このような構成において、記録時、消去時には対物レン
ズ１３から出射されたレーザ光は、パワーを上げて光磁
気媒体１表面の所要の記録面を照射することにより微少
スポットの熱を加え、その照射部の媒体温度を高めて保
磁力を低下せしめる。

このとき所定の磁界を対物レンズ１３に対向設置された
外部磁界発生装置２４により光磁気媒体１の加熱部に印
加して磁化反転せしめ、°記録または消去を行うことが
できる。

光磁気媒体１裏面に対する記録、消去も同様にして対物
レンズ２３と外部磁界発生装置１４とから構成する光学
ヘッドにより行うことができる。

このような構成の光学走査装置は、対物レンズが受ける
光束が１ビ一ム方式の場合は何等差支えないが、リアル
タイムに情報のエラーチェックが可能となる様に２ビー
ムの光学ヘッドを採用しようとすると問題がある。

第３図は従来例の欠点を説明するための図であって、第
２図における対物レンズ１３のビーム関係を模式的に表
したものである。

図において、ａはトラックＮｏＡの半径、ｂはトラック
ＮｏＢの半径、ＯＰはアクセス方向線であって、アクセ
ス方向線ＯＰに対して距離ｄを隔てて対物レンズ１３の
中心ＱがトラックＮｏＡ上に位置し、対物レンズ１３上
の２ビ一ム位置ＲとＷは距離ｌを隔てて位置決めされた
ものとする。

対物レンズ１３が直進駆動されてトラックＮｏＢまでき
たとき、２ビ一ム位置Ｒ”　とＷ゛　との半径方向のず
れΔｔは Δｔ　＝　６ｓｉｎ　（ｓｉｎ−’（ｄ／ｂ）　−５ｉ
ｎ−’（ｄ／ａ））　　・・■なる誤差を発生する。

ここでｄ　＝１０１１１１１１Ｓａ　＝９５ｍｍ、　ｂ
　＝４５ｍｍ、　ｊ？　＝１０−とすれば、Δｔ＝２．
４−程度になり、トラック位置決め許容差を超えるばか
りでなく、例えばＷ′ビームでトラックＮｏＢを位置決
めしても、Ｒ′ビームは隣接する他のトラックにまたが
っていることになる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の光学走査装置において、リアルタイムに情報のエ
ラーチェックが可能となる様に２ビームの光学ヘッドを
採用しようとすると、二つのビームの情報トラック上で
の相互位置が内周に寄るほどずれがひどくなり、所望の
特性を得ることが不可能になるという欠点がある。

本発明は上記従来の欠点に鑑み創作されたもので、リア
ルタイムに情報のエラーチェックが可能となる様に２ビ
ームの光学ヘッドを用い、かつ光磁気媒体の両面に同時
にアクセス可能な光学走査装置の提供を目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

第１図は本発明の光学走査装置の斜視図を示す。

図において、対物レンズ１３と外部磁界発生装置２４お
よび対物レンズ２３と外部磁界発生装置１４の多対から
なり、光磁気媒体１を介し情報の記録／再生／消去を前
記光磁気媒体１の半径方向に移動して行う２ビーム光学
ヘッドの２対を、前記光磁気媒体１の半径方向に交互に
対向配設したことを特徴とする本発明の光学走査装置を
提供することにより前記目的は達成される。

〔作用〕

本発明は２ビーム光学ヘッドのそれぞれのビーム中心Ｒ
とＷとを結ぶ線分の中心を通り、該線分に直角な方向（
光磁気媒体１の半径方向）にアクセスすれば、光磁気媒
体１の内周、外周に関わらず二つのビームの情報トラッ
ク上での位置関係は不変であることを利用し、両面アク
セス用に二つの２ビーム光学ヘッドを用いた場合でも、
二つの対物レンズ１３と２３の各中心およびそれらに対
向する二つの外部磁界発生装置２４と１４の中心を光磁
気媒体１の半径方向に並べて配置し、よりトラッキング
性能を高めたものである。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

なお、構成、動作の説明を理解し易くするために第２図
と同一部分には同一符号を付してその重複説明を省略す
る。

図において、一方のアーム１０の先端部１１には光磁気
媒体１の表面にビームを集光する対物レンズ１３および
光磁気媒体１の裏面に集光する対物レンズ２３と対をな
す外部磁界発生装置１４が光磁気媒体１の半径方向（矢
印Ｃ方向）に対して一直線上に配置されている。

また、他のアーム２０の先端部２１には同様に対物レン
ズ２３および外部磁界発生装置２４が配置され、対物レ
ンズ１３と外部磁界発生装置２４、対物レンズ２３と外
部磁界発生装置１４とが光磁気媒体１を挟んで対向する
位置関係になっている。

これらの位置関係によれば、式■で示したｄが零となり
、２ビームの半径方向のずれは、情報トラックにおいて
もΔｔ＝Ｑとなり誤差を発生することはない。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明の光学走査装置によれ
ば、情報のリアルタイムでのエラーチェックが可能な２
ビーム光学ヘッドを持ち、かつ光磁気媒体の両面にわた
り同時にアクセス可能な光学走査装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の光学走査装置の斜視図、第２図は従来
の光学走査装置の斜視図、第３図は従来例の欠点を説明
するための図を示す。 図において、１は光磁気媒体、１３．２３は対物レンズ
、１４．２４は外部磁界発生装置をそれぞれ示す。 ィ足朱の克￥２−１装置の憚叫４Ｃｊ乙第２１１ 洗上−１Ｘ擬の江明凹 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　対物レンズと外部磁界発生装置とからなり、光磁気媒
   体を介し情報の記録／再生／消去を前記光磁気媒体の半
   径方向に移動して行う２ビーム光学ヘッドの２対を、前
   記光磁気媒体の半径方向に交互に対向配設したことを特
   徴とする光学走査装置。