JPS61208653A - 光磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、光磁気ディスク媒体の一面に対して記録／再
生／消去を行う第１の光学ヘッドとバイアス磁界発生機
構の一対構成に、他の一面に対して記録／再生／消去を
行う第２の光学ヘッドとバイアス磁界発生機構の一対構
成を隣設し、光磁気ディスク媒体を反転換装することな
く使用可能にしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は光磁気ディスク装置に係り、特に光磁気ディス
ク媒体の画面を無換装で使用可能な光磁気ディスクのア
クセス機構に関する。

電子計算機の高速化と大容量化に伴い、その主要部であ
る記憶装置も益々高密度で大容量化することを請求され
ている。現在は記録再生が容易な磁気ディスク等の磁気
記憶装置が主流を占めているが、光学的に情報の記録再
生を行う光ディスクは原理的に現在の磁気ディスクより
も一桁高い記録密度を得ることができ、特に画像情報の
記録再生に使用され始めている。

さらに使用者が情報を消去して反復記録再生できる光磁
気ディスクはその記録媒体の性質上、頻繁に書換を必要
とする大容量記憶媒体として磁気ディスクより格段に高
い記録密度を有し、磁気ディスクなみのアクセス時間と
磁気テープなみの低ビツトコストをもたらし得る可能性
のある記録媒体として注目されている。

（従来の技術〕 第５図は従来の光磁気ディスク装置の斜視図を示す。図
において、１は光磁気ディスク媒体、２は光磁気ディス
ク媒体１の半径方向の記録領域全域をアクセス可能な直
進駆動機構であって−・般にボイスコイルモータが用い
られる。４と４”はキャリッジであって、Ｕ字形の直線
部のアーム３と３′の両先端に対向して設けられ、Ｕ字
形の湾曲部は直進駆動機構２の捲線部に連結され、この
捲線部に通電することによりアーム３と３′はその対向
する間隙部に光磁気ディスク媒体１を挟むようにかつそ
の半径方向に沿って挿脱可能に直線駆動される。

各アームにはコロガリ軸受け６と６゛が取りつけられ、
これによりベース１０および直線駆動機構２に固定され
たガイドレール５と５°上を移動する。

各キャリッジ４と４゛にはそれぞれ光学ヘッド７とバイ
アス磁界発生機構８が光磁気ディスク媒体１を介して対
向するように搭載されている。

光学ヘッド７は光磁気ディスク媒体１の記録面にレーザ
光の微少光スポットを照射し、またその反射光を光学系
９に伝達する。バイアス磁界発生機構８はで光学ヘッド
７と対をなして情報の記録／再生／消去を行う。

すなわち、記録時、消去時には光学ヘッド７から出射さ
れたレーザ光はパワーを上げて光磁気ディスク媒体１の
所要の記録面に微少スポットの熱を加え、その照射部の
媒体温度を高めて保磁力を低下せしめる。このとき所定
の磁界をバイアス磁界発生機構８により光磁気ディスク
媒体ｌの微少光スポツト部に印加することにより磁化反
転が発生し、記録または消去を行うことができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の光磁気ディスク装置においては、通常光磁気ディ
スク媒体の片面のみを使用しており、このため単位体積
当たりのビット密度が小さく、ビットコストも高価にな
っていた。

また、光磁気ディスク媒体の画面を使用可能にしたもの
は存在するが、装置側の光学記録、再生系が一対しかな
いため、記録面の変更は手動機作により光磁気ディスク
媒体を反転装着して使用しておりアクセス時間が長くな
る欠点があった。

本発明は上記従来の欠点に鑑み創作されたもので、単位
体積当たりのビット密度を倍増し、ビットコストの逓減
を計り、かつアクセス時間の短縮が可能な光磁気ディス
ク装置の提供を目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

第１図は本発明の光磁気ディスク装置の斜視図を示す０
図において、１は画面に情報の記録／再生／消去が可能
な円板状の光磁気ディスク媒体であって、この光磁気デ
ィスク媒体ｌの半径方向記録領域□の全域をアクセス可
能な直進駆動機構２と、該直進駆動機構２に連結され前
記光磁気ディスク媒体１を挟むようなＵ字形の２本のア
ーム３゜３゛と、該アーム３．３′の各先端に対設され
たキャリッジ４，４゛　とからなり、該キャリフジ４゜
４゛にそれぞれ光学ヘッド７とバイアス磁界発生機構８
の一対を対向して具備する光磁気ディスクのアクセス機
構において、前記キャリッジ４゜４゛に前記一対７．８
と同構成の他の一対を互い違いでかつ前記光磁気ディス
ク媒体１の円周方向に隣接して対向付設すると共に、第
２図に示すように前記光磁気ディスク媒体１の使用面に
対応して前記各対および直進駆動機構２の制御系を切換
える手段１００を設けたことを特徴とする本発明の光磁
気ディスク装置を提供することにより解決される。

〔作用〕

光磁気ディスク媒体１の表面を使用して記録／再生／消
去を行うときには切換え手段１００を表側に切換え、光
学ヘッド７とバイアス磁界発生機構８の一対を用いて行
い、裏面を使用するときには切換え手段１００を裏側に
切換え、光学へラド７０とバイアス磁界発生機構８０の
一対を用いることにより、光磁気ディスク媒体１を装置
から反転換装することなくアクセスできるようにしたも
のである。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

なお、構成、動作の説明を理解し易くするために各図を
通じて同一部分には同一符号を付し、てその重複説明を
省略する。

第１図は本発明の光磁気ディスク装置の斜視図を示す。

図において、光学ヘッド７とバイアス磁界発生機構８は
対をなして光磁気ディスク媒体１の表面の記録／再生／
消去を行う。

キャリッジ４には光学ヘッド７に隣接してバイアス磁界
発生機構８０を光磁気ディスク媒体１の円周方向に付設
している。

キャリッジ４゛にはバイアス磁界発生機構８に隣接して
光学ヘッド７０を光磁気ディスク媒体１の円周方向に付
設し、かつ光学ヘッド７０とバイアス磁界発生機構８０
は対向設置であって対をなし、光磁気ディスク媒体１の
裏面の記録／再生／消去を行う。

第２図は本発明の切換手段のブロック図を示す。

図において、１００は切換器（マルチプレクサ等）で直
進駆動機構の制御信号を表裏切換える切換部Ｓａと、光
学ヘッド７およびバイアス磁界発生機構８の対と光学ヘ
ッド７０およびバイアス磁界発生機構８０の対との制御
信号を切換える切換部ｓｂの連動構造になっている。

このように光学ヘッドとバイアス磁界発生機構とを隣接
して互い違いに配設すると共に、　光磁気ディスク媒体
１の表面を使用して記録／再生／消去を行うときには切
換え手段１００を表側に切換え、光学ヘッド７とバイア
ス磁界発生機構８の一対を用いて行い、裏面を使用する
ときには切換え手段１００を裏側に切換え、光学ヘッド
７０とバイアス磁界発生機構８０の一対を用いることに
より、光磁気ディスク媒体１を装置から反転換装するこ
となくアクセスが可能となる。

第３図はバイアス磁界発生機構断面図を示す。

図において、Ｙ’ｒは継鉄であり旧は巻線である。この
巻線Ｗｉに通電すると継鉄端面より光磁気ディスク媒体
１の表面に漏れ磁束Ｂが発生する。この磁界を利用して
情報の記録／消去を行える。

第１図に示す実施例では光学ヘッド７．７０は光学系９
．９０と共に、所謂フォーカス機構、トラッキング機構
、光源、受光系等を含む構造として構成しているが、各
キャリッジ４．４°には対物レンズ、フォーカス機構の
みをという第４図に示すような構成も可能である。

第４図は本発明の応用例斜視図を示す。図において、７
ａと７０ａは対物レンズとフォーカス機構によって構成
された光学ヘッドであうで、光源、受光系等の主光学系
９ａ、　９０ａ　　（９０ａは斜視図の陰となり図示さ
れていない）は非可動部であるベース１０上に設置され
ている。この各主光学系９ａ、　９０ａと各光学ヘッド
７ａ、　７０ａ間の光の伝達は、キャリッジ４．４゛に
搭載された反射鏡１１．１１’およびベース１０上に設
置されたガルバノミラ−１２，１２”を介して破線１３
．１３”に示す光路により行われる。

特にガルバノミラ−１２，１２°をそれぞれθ、θ。

軸回りに揺動させることによりトラッキング動作を行う
ことができる。

（発明の効果〕 以上詳細に説明したように本発明の光磁気ディスク装置
によれば、光磁気ディスク媒体を反転換装することなく
その画面をアクセス可能となりアクセス時間の短縮がで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光磁気ディスク装置の斜視図、第２図
は本発明の切換手段のブロック図、第３図はバイアス磁
界発生機構断面図、第４図は本発明の応用例斜視図、 第５図は従来の光磁気ディスク装置の斜視図を示す。 図において、１は光磁気ディスク媒体、２は直進駆動機
構、３，３°はアーム、４．４°はキャリッジ、７．７
０．７ａ、　７０ａは光学ヘッド、８，８０はバイアス
磁界発生機構、１００は制御系を切換える手段をそれぞ
れ示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画面に情報の記録／再生／消去が可能な光磁気ディスク
   媒体（１）に対し、該光磁気ディスク媒体（１）の半径
   方向記録領域の全域をアクセス可能な直進駆動機構（２
   ）と、 該直進駆動機構（２）に連結され、前記光磁気ディスク
   媒体（１）を挟むような２本のアーム（３）、（３′）
   と、該アーム（３）、（３′）の各先端に対設されたキ
   ャリッジ（４）、（４′）とからなり、 該キャリッジ（４）、（４′）にそれぞれ光学ヘッド（
   ７）とバイアス磁界発生機構（８）の一対を対向して具
   備する光磁気ディスクのアクセス機構において、前記キ
   ャリッジ（４）、（４′）に前記一対と同構成の他の一
   対を逆向きで、かつ前記光磁気ディスク媒体（１）の円
   周方向に隣接して対向付設すると共に、前記光磁気ディ
   スク媒体（１）の使用面に対応して前記各対および直進
   駆動機構（２）の制御系を切換える手段（１００）を設
   けたことを特徴とする光磁気ディスク装置。