JPH10308083A - ヘッド駆動装置及び光ディスク装置 - Google Patents

ヘッド駆動装置及び光ディスク装置

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JPH10308083A
JPH10308083A JP9114090A JP11409097A JPH10308083A JP H10308083 A JPH10308083 A JP H10308083A JP 9114090 A JP9114090 A JP 9114090A JP 11409097 A JP11409097 A JP 11409097A JP H10308083 A JPH10308083 A JP H10308083A
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head
magnet
magnets
yokes
lens
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JP9114090A
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Haruhiko Izumi
晴彦 和泉
Tadashi Sato
規 佐藤
Takayuki Kawabe
享之 河辺
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G11B11/10571Sled type positioners

Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石の使用量及び部品数が少なく、製造
コストが低いヘッド駆動装置及び該ヘッド駆動装置を備
える光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 ヨーク3,3はコ字状部材3a,3aに棒状
部材3b,3bを嵌合してあり、両コ字状部材3a,3aの内面
には台形状の溝14,14が設けてある第1磁石4,4が固
定してある。ヘッド5に備えられたキャリッジ6の側面
中央には四角形筒状の駆動コイル16,16が固定してあ
り、その両側の上下端縁には第2磁石15,15,…が固定
してある。そして、駆動コイル16,16の開口及び上側の
第2磁石15,15,15,15と下側の第2磁石15,15,15,
15との間隙内に棒状部材3b,3bを挿通させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体に光ビ
ームを照射して情報の記録及び/又は再生を行うため
に、光ビームを集光するレンズを備えるヘッドを駆動す
るヘッド駆動装置、及び該レンズ駆動装置を備える光デ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転する光ディスク又は光磁気ディスク
の記録面に光ビームを照射することにより、情報の再
生、又は記録・再生を行う光ディスク装置は、磁気ディ
スク又は磁気テープ等に情報を記録する他の記録/再生
装置に比べて大容量の記録が可能になることから、コン
ピュータの外部記録装置としての利用が拡大している。
【0003】このような光ディスク装置にあっては、記
録・再生用の光ビームを、ディスクの半径方向に走査
し、該ディスクの記録面に同心円状又は螺旋状に形成さ
れたトラック上に、光ビームのスポットを正しく位置決
めする必要がある。そのため、光ディスク装置には、次
のように、固定光源から発せられる光ビームを反射・集
光するヘッドをディスクの半径方向へ移動させるヘッド
駆動装置が設けてあり、該ヘッド駆動装置によって、前
記ヘッドから記録面上に照射された光ビームのスポット
を所要のトラック上に移動させるアクセス制御を行うと
共に、ディスクの偏芯によるトラックの位置ずれに前記
スポットを追従させるトラック制御を行うようになして
ある。
【0004】図10は従来のヘッド駆動装置を示す斜視図
であり、図中、36はヘッド35に備えられたキャリッジ、
32,32は該キャリッジ36を案内する案内軸である。案内
軸32,32は光ディスク(図示せず)の背面側に所定距離
を隔てて、両案内軸32,32間の中央線がディスクの半径
方向になるように、互いに平行に設けてある。略直方体
状のキャリッジ36には、正面から背面側へキャリッジ36
を貫通し、案内軸32,32と略同じ直径の貫通孔45,45が
所定距離を隔てて平行に開設してあり、両貫通孔45,45
に案内軸32,32を挿通させ、両案内軸32,32によってキ
ャリッジ36がディスクの半径方向へ摺動自在に支持され
ている。
【0005】キャリッジ36の正面中央には光ビームを導
通させるための光導通穴41が貫通孔45,45と平行に開設
してあり、光導通穴41と対向配置した固定光源(図示せ
ず)からの光ビームBが光導通穴41内に入射されるよう
になっている。キャリッジ36の上面の光導通穴41に対向
する部分は、光導通穴41の開設方向の一端近傍を残して
開口部が形成してあり、残存部分は後述するレンズホル
ダ37の支持部36a になしてある。この支持部36a の上下
面にはU字状の切り欠きが設けてある板バネ40(40)の
一端がそれぞれ固定してある。レンズホルダ37は、上下
に開口を有し、キャリッジ36の奥行き方向に長い長方形
の筒状をなしており、レンズホルダ37のキャリッジ36正
面側の上下面に連結した板バネ40(40)によって片持支
持されている。
【0006】レンズホルダ37内のキャリッジ36正面側に
は、対物レンズ38がキャリッジ36の上面と平行に固定し
てあり、対物レンズ38は、該対物レンズ38の下方に対向
配設してある立ち上げミラー(図示せず)によって立ち
上げられた光ビームBを集光してディスクへ出射するよ
うになしてある。レンズホルダ37内のキャリッジ36背面
側には、キャリッジ36に立設してあるU字状のフォーカ
ス用ヨーク42の一脚が挿入してあり、該フォーカス用ヨ
ーク42の他脚の内面にはフォーカス用磁石43が取り付け
てある。また、レンズホルダ37の周面にはフォーカスコ
イル39が対物レンズ38の光軸と平行な軸回りに多重に巻
回してあり、フォーカスコイル39は前述したフォーカス
用磁石43及びフォーカス用ヨーク42によって形成される
磁界と直交している。
【0007】前述したキャリッジ36の両側面には案内軸
32,32と平行な軸回りに多重に巻回した筒状の駆動コイ
ル46,46が固定してある。また、キャリッジ36の両側に
は、上下に開口を有し、案内軸32,32と略同じ長さであ
る長方形筒状のヨーク33,33が、両ヨーク33,33の長手
方向の側面とキャリッジ36の側面とが平行になるように
配置してあり、両ヨーク33,33のキャリッジ36に対向す
る側壁に前述した駆動コイル46,46が互いに無接触で外
嵌させてある。両ヨーク33,33の前記側壁に対向する部
分にはヨーク33,33の長さと略同じ長さの長方形状の磁
石34,34が取り付けてあり、磁石34,34及びヨーク33,
33によって形成される磁界と駆動コイル46,46の一部と
が直交するようになしてある。
【0008】次に、上述したヘッド駆動原理及びレンズ
駆動原理を説明する。図11は従来のヘッド駆動装置の駆
動原理を説明する説明図であり、図12は従来のレンズ駆
動装置の駆動原理を説明する説明図である。なお、両図
11,図12中、図9に対応する部分には同じ番号を付して
その説明を省略する。図11に示したように、磁石34から
ヨーク33の磁石34に対応する部分へ向かう磁界内を駆動
コイル46の巻線が横切っている。この駆動コイル46に正
逆転の電流を通流すると、前記磁界との相互作用によっ
て、駆動コイル46を支持するキャリッジ36(図10参照)
がヨーク33の長手方向、即ちディスクの半径方向へ前進
又は後退する。
【0009】このようなヘッド駆動装置にあっては、デ
ィスクに照射された光ビームのスポットの位置とトラッ
クの位置とのトラック誤差を光学的に検出して誤差信号
を生成し、その誤差信号が零になるように駆動コイル46
に所要の電流を通流して、所謂VCM(Voice Coil
Motor)として作動させることによって前述したトラッ
ク制御を行う。
【0010】また、図12に示したように、フォーカス用
磁石43からフォーカス用ヨーク42のフォーカス用磁石43
に対向する部分へ向かう磁界内をフォーカスコイル39の
巻線の一部が横切っている。このフォーカスコイル39に
電流を通流することによって、前記磁界との相互作用及
び板バネ40,40の弾性力によって、フォーカスコイル39
を支持するレンズホルダ37及び対物レンズ38を、立ち上
げミラー48から光ビームBが入射される対物レンズ38の
光軸方向へ前進又は後退させるフォーカス制御を行う。
【0011】しかし、このようなヘッド駆動装置にあっ
ては次のような問題があった。図13は、トラック制御を
実施している場合の誤差信号と駆動コイルの電流との関
係を示すグラフであり、上側は誤差信号を下側は駆動コ
イルの電流をそれぞれ示している。また、横軸は時間
を、縦軸は誤差信号値又は駆動コイルの電流値をそれぞ
れ示しており、矢符で示した領域はディスクが1回転す
る時間を表している。図13に示したように、誤差信号の
値に応じた電流が駆動コイルに通流されており、ディス
クに照射された光ビームのスポットの位置とトラックの
位置とのトラック誤差を零にするフィードバック型の制
御が行われている。
【0012】ここで誤差信号の変化に注目すると、ディ
スクが1回転する間に2回ずつ、互いに逆符号の方向へ
大きく変化しており、光ビームのスポットの位置がトラ
ックの位置の外周側又は内周側に大きくずれている。こ
のようなときに記録・再生が行われるとエラーが発生す
る虞があり、記録・再生の信頼性が低いという問題があ
った。
【0013】これは次のように説明することができる。
即ち、ディスクが偏芯している場合、トラックの位置は
ディスクが1回転している間に、偏芯していない場合に
比べてディスクの外周側及び内周側に大きくずれる。こ
のずれがディスクの内(外)周側から外(内)周側へ変
更される変更点にあっては、キャリッジが一時的に静止
する。静止したキャリッジを再び駆動するには、比較的
大きな静止摩擦を上回る駆動力を与えるべく駆動コイル
に大きな電流が通流される必要があるが、トラック制御
は前述した如くフィードバック型の制御であるため、前
記駆動力を得るには光ビームのスポットの位置とトラッ
クの位置とが大きくずれなければならないのである。
【0014】そのため、特開平 1−106372号公報には次
のようなヘッド駆動装置が開示されている。キャリッジ
に取付けた2つの駆動コイルは正面視が三角形状になし
てあり、両駆動コイル内に、図10に示したヨーク33,33
に代えて、永久磁石を三角柱状に成形したガイドレール
を、該ガイドレールの一側面とキャリッジの側面とが対
向するようにそれぞれ挿通させておく。両ガイドレール
のキャリッジに対向する側面の中央線上には溝がそれぞ
れ設けてあり、キャリッジのガイドレールの溝に対向す
る部分には、該溝に内嵌する凸部を有する棒状の永久磁
石が固定してある。両永久磁石の凸部の断面面積は前記
溝の断面面積より小さくしてあり、両永久磁石及びガイ
ドレールは、永久磁石の凸部とガイドレールの溝とが反
発し合うようになしてある。そして、この反発力によっ
て、キャリッジをガイドレールに非接触で支持してあ
る。
【0015】駆動コイルの外側には、両ガイドレールの
溝を設けていない2側面に対向して平板状の永久磁石が
それぞれ配設してあり、ガイドレール及び両永久磁石に
よって磁気回路内を駆動コイルが横切るようになしてあ
る。一方、キャリッジには、図10に示した如く、ヨーク
及び該ヨークに取付けた永久磁石を有する磁気回路、及
び該磁気回路を横切るコイルを備えるレンズ駆動装置が
設けてあり、該レンズ駆動装置によってフォーカス制御
を行うようになしてある。
【0016】このようなヘッド駆動装置にあっては、前
同様、フィードバック型の制御によって駆動コイルに所
要の電流を通流し、前述した磁気回路との相互作用によ
ってキャリッジを半径方向へ移動させるが、このとき、
キャリッジがガイドレールに非接触で支持されているた
め静止摩擦が生じず、ディスクが偏芯していても、光ビ
ームのスポットの位置とトラックの位置とが大きくずれ
ることなくトラック制御を行うことができ、記録・再生
時にエラーが発生する虞がない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−106372号公報に開示されたヘッド駆動装置にあって
は、永久磁石を成形したガイドレール及びキャリッジに
取付けた永久磁石によってキャリッジを非接触で支持
し、前記ガイドレール及びガイドレールに対向配置した
平板状の永久磁石にて形成した磁気回路を用いてトラッ
ク制御を行っており、ディスクの半径方向に長い永久磁
石を多数使用しなければならない。永久磁石は単価が高
い希土類金属を用いてなるため、従来のヘッド駆動装置
は製造コストが高いという問題があった。また、ガイド
レールに対向配置した平板状の永久磁石を支持するため
の支持部材を設ける必要があり、ヘッド駆動装置の部品
数が多い。
【0018】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは平行に配置した第1
磁石とヘッドに設けた第2磁石との反発力によってヘッ
ドを非接触に支持すると共に、第1磁石及び第1磁石を
取り付けた2つのヨークにて形成される磁界を利用して
前記ヘッドを第1磁石の長手方向へ移動させる構成にす
ることによって、永久磁石の使用量及び部品数が少な
く、製造コストが低いヘッド駆動装置及び該ヘッド駆動
装置を備える光ディスク装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1又は第5発明は、所
定の長さを有し、平行に配置した複数の第1磁石と、そ
れらの間に配置してあり、光ビームを集光するレンズを
具備するヘッドと、該ヘッドの第1磁石に対向する部分
にそれぞれ設けた複数の第2磁石及び筒状の2つの駆動
コイルとを備え、第1磁石と第2磁石との反発力によっ
て非接触に支持したヘッドを、該ヘッドに設けた駆動コ
イルに通電して第1磁石の長手方向へ駆動するヘッド駆
動装置において、前記第1磁石の長さと略同じ寸法の開
口を有する長環状の2つのヨークが、各ヨークの周面を
前記ヘッドに対向させてそれぞれ配置してあり、両ヨー
クに少なくとも1つの第1磁石がそれぞれ取り付けてあ
り、前記第2磁石は、ヨークの周面の両側にそれぞれ配
置してあり、前記駆動コイルは両ヨークのヘッドに対向
する部分に外嵌させてあり、第1磁石と第2磁石との反
発力によってヘッドを非接触に支持すると共に、両駆動
コイルに通電し、第1磁石及びヨークにて形成される磁
界を利用して前記ヘッドを第1磁石の長手方向へ移動さ
せるようになしてあることを特徴とする。
【0020】第2発明は、第1発明において、両ヨーク
はヘッドに対向し、ヘッドの高さ寸法より小さい幅の第
1部分、及び該第1部分に平行で、第1部分の幅より大
きい幅の矩形の第2部分を具備し、両ヨークの第2部分
の内面に1つずつ第1磁石が取り付けてあり、第1磁石
の第1部分に対向する部分に凹部が設けてあり、各第2
磁石は第1磁石の凹部内へ突出させてあることを特徴と
する。
【0021】第3発明は、第1発明において、両ヨーク
はヘッドに対向し、ヘッドの高さ寸法より小さい幅の第
1部分、及び該第1部分に平行であり、第1部分の幅よ
り大きい幅の矩形の第2部分を具備し、両ヨークの第1
部分の内面及び第2部分の両端部にそれぞれ第1磁石が
取り付けてあり、第2部分の両端部に取り付けた第1磁
石には、前記ヘッド側へ突出する突出部がそれぞれ設け
てあり、各第2磁石は前記両突出部及び第2部分で囲ま
れる領域内へ突出させてあることを特徴とする。
【0022】第4又は第6発明は、第1乃至第3発明の
何れか、又は第5発明において、前記レンズは、対向す
る2つの第1磁石によって定まる面であって、該面上を
前記ヘッドが移動する移動面と直交する方向に揺動自在
に支持されたホルダに、レンズの光軸が前記方向になる
ように保持されており、該ホルダは、ヘッドの両ヨーク
に対向する部分にそれぞれ設けた2つの第2磁石の間に
配置してあり、両第2磁石は互いに異極になしてあり、
前記ホルダの両第2磁石に対向する部分に、レンズの光
軸方向及び第1磁石の長手方向に直交する軸回りに巻回
したコイルがそれぞれ配設してあり、両コイルは、その
一部が両第2磁石によって生成された磁界内に位置する
ようになしてあることを特徴とする。
【0023】第1及び第5発明にあっては、ヘッドの、
第1磁石の長さと略同じ寸法の開口を有する長環状の2
つのヨークの周面の両側にそれぞれ配置した第2磁石
と、ヘッドの両側に互いに平行に配置した第1磁石との
反発力によって、第1磁石及びヨークと第2磁石及びヘ
ッドとが接触することなく、ヘッドを第1磁石の長手方
向へ移動自在に支持する。
【0024】また、両ヨークのヘッドに対向する部分に
外嵌させた駆動コイルをヘッドに固定しておく。この駆
動コイルに所要の電流を通流し、第1磁石及びヨークに
よって形成される磁界との相互作用によって、前記コイ
ルが固定してあるヘッドを第1磁石の長手方向、即ち円
盤状の記録媒体の半径方向へ進退させる。これによっ
て、磁石の使用量が低減されると共に、ヨークによって
第1磁石を支持して部品数を低減することができるた
め、製造コストが低い。
【0025】第2及び第3発明にあっては、第1磁石に
設けてある溝内、又は第2部分の両端部に取り付けた第
1磁石に設けてある突出部及び第2部分で囲まれる領域
内へ、ヘッドに設けた第2磁石を突出させてあり、第1
磁石と第2磁石との反発力によってヘッドは、該ヘッド
及び第2磁石と第1磁石及びヨークとが接触することな
く支持されている。また、ヨークの第1部分に非接触に
外嵌させた駆動コイルは、ヨークの第2部分の内面に設
けた第1磁石の溝の底部及び第1部分によって形成され
る磁界、又は、ヨークの第1部分の内面に設けた第1磁
石及び第2部分の第1磁石に対向する部分によって形成
される磁界を横切っており、この駆動コイルに通電する
と前記磁界との相互作用によって、ヘッドを第1磁石の
長手方向へ前進又は後退させる。
【0026】第4及び第6発明にあっては、ホルダの両
側に設けてある2つの第2磁石は互いに異極にしてあ
り、一方の第2磁石からヘッド内を通って他方の第2磁
石へ向かう磁界が生成されている。両第2磁石の間に、
光軸がヘッドの移動面と直交する方向になるようにレン
ズを保持したホルダが前記方向へ揺動自在に支持されて
いる。
【0027】このホルダの第2磁石側の部分に、レンズ
の光軸方向及び第1磁石の長手方向に直交する軸回りに
巻回したコイルが、該コイルの一部が前記磁界内に位置
するように設けてある。このコイルに電流を通流し、前
記磁界との相互作用によってヘッドをレンズの光軸方向
へ進退させる。このように、第2磁石によって、レンズ
を駆動させることができ、レンズを駆動させるための別
の磁石及びヨークを設けなくてもよいため、磁石の使用
量を更に低減することができると共に、ヘッドの軽量化
が図られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一例である光磁気ディ
スク装置の構成を示すブロック図であり、図中2はディ
スクである。記録媒体であるディスク2は記録面を下側
にして回転スピンドル上に載置してあり、ディスク2は
スピンドルモータ21によって所定速度で回転される。デ
ィスク2の下側には、光ビームをディスク2の記録面に
照射すると共にディスク2からの反射光を受光するヘッ
ドを備えるヘッド駆動装置20が、前記ヘッドをディスク
2の半径方向へ移動自在に配置してあり、ディスク2の
外側には光ビームBを出射する光源及び受光した反射光
を検出する検出器等を備える送受光装置28が、前記ヘッ
ドに対向配置してある。また、ディスク2の上側には、
ディスク2に所定の磁場を与えるバイアスコイル29が前
述したヘッドの移動領域に対向配置してある。
【0029】インターフェース22及びリード・ライトコ
ントローラ23を介して起動信号がドライブコントローラ
24に与えられると、ドライブコントローラ24は回転駆動
部であるスピンドルモータ21をしてディスク2を所定の
回転速度まで加速させその回転速度で一定に回転させ
る。リード・ライトコントローラ23にライト信号が与え
られると、リード・ライトコントローラ23は、ドライブ
コントローラ24及び前記ヘッドの駆動制御部であるサー
ボコントローラ25をして、ヘッド駆動装置20のヘッドを
ディスク2の所定トラックの位置へ移動させ、ライトア
ンプ26で増幅したライト信号を送受光装置28に与えて送
受光装置28から光ビームBを出射させ、ヘッド駆動装置
20のヘッドに備えられたレンズから光ビームBをディス
ク2へ照射させると共に、バイアスコイル29によって所
要のタイミングでディスク2の記録面に磁場を印加す
る。
【0030】また、リード・ライトコントローラ23にリ
ード信号が与えられると、リード・ライトコントローラ
23は、ドライブコントローラ24及びサーボコントローラ
25をして、ヘッド駆動装置20のヘッドをディスク2の所
定トラックの位置へ移動させると共に、送受光装置28か
ら光ビームBを出射させて光ビームBをディスク2へ照
射し、その反射光を前記ヘッドを介して送受光装置28で
検出させ、リードアンプ27で増幅した検出信号をインタ
ーフェース22から出力する。
【0031】図2は本発明に係る光ディスク装置の要部
構成を示す斜視図であり、図中1は所定の回転数で回転
駆動する回転スピンドルである。回転スピンドル1上に
はディスク2が、記録面が下側になるように着脱自在に
装着してあり、ディスク2は回転スピンドル1の回転に
伴って軸心回りに回転駆動される。ディスク2の下方に
は、平面視が長方形環状であり、ディスク2の半径と略
同じ長さである2つのヨーク3,3が、ディスク2の半
径方向と直交する方向へ所定距離を隔てて平行に、両ヨ
ーク3,3の開口がディスク2と対向するように配置し
てあり、ヨーク3,3の間には後述するヘッド5が配置
してある。
【0032】ヨーク3,3のヘッド5側の一辺は棒状部
材(第1部分)3b,3bを用いてなり、ヨーク3,3は、
棒状部材3b,3bを除くコ字状部材(矩形の第2部分を含
む)3a,3aの両端中央にそれぞれ設けた凹部に棒状部材
3b,3bを嵌合してある。両コ字状部材3a,3aの内面に
は、ヨーク3,3と略同じ長さであり、棒状部材3b,3b
に対応する部分に台形状の溝(凹部)14,14が設けてあ
る略長方形状の第1磁石4,4が固定してあり、第1磁
石4,4のヘッド5側の上下縁部は棒状部材3b,3b上ま
で突出している。
【0033】ヘッド5の構造について図3及び図4と共
に説明する。図3は図2に示したヘッド5の斜視図であ
り、図4はヘッド5の組み立て図である。ヘッド5の本
体である直方体形のキャリッジ6の正面中央には光ビー
ムBを導通させるための光導通穴11が開設してあり、光
導通穴11と対向配置した光源(図示せず)からの光ビー
ムBが光導通穴11内に入射されるようになっている。キ
ャリッジ6の上面の光導通穴11に対向する部分は、光導
通穴11の開設方向の一端近傍を残して開口部が形成して
あり、残存部分は後述するレンズホルダ7の支持部6aに
なしてある。この支持部6aの上下面には一端にU字状の
切り欠きが設けてある板バネ10,10の他端がそれぞれ固
定してある。
【0034】レンズホルダ7は、上下に開口を有する略
正方形の筒状をなしており、レンズホルダ7のキャリッ
ジ6正面側の上下面に連結した板バネ10,10によって片
持支持されている。レンズホルダ7内には、対物レンズ
8がキャリッジ6の上面と平行に固定してあり、対物レ
ンズ8は、該対物レンズ8の下方に対向配設してある立
ち上げミラー18によって立ち上げられた光ビームBを集
光してディスク2へ出射するようになしてある。
【0035】キャリッジ6の側面中央には凹部がそれぞ
れ設けてあり、両凹部には正面視が四角形筒状の駆動コ
イル16,16が、両駆動コイル16,16の開口が光導通穴11
に平行になるように嵌合固定してある。キャリッジ6の
両側面の端部中央には、駆動コイル16,16の開口と同じ
寸法の幅を有する短冊状の支持片12,12,12,12が立設
してあり、各支持片12,12,12,12の上端又は下端とキ
ャリッジ6の両側面の端部とで構成される8つのL字状
の部分に、正面視が略直角台形である柱状の第2磁石1
5,15,15,15,15,15,15,15が、上側の第2磁石1
5,15,15,15は斜面が上側になるように、下側の第2
磁石15,15,15,15は斜面が下側になるように固定して
ある。
【0036】前述したレンズホルダ7は、上側の2つの
第2磁石15,15の間にあって、両第2磁石15,15の上端
から高さ方向の略半分だけ突出した状態に支持してあ
り、レンズホルダ7の両第2磁石15,15に対向する側面
には両側面の中央を貫通する軸回りに多重巻回したフォ
ーカスコイル9,9が取り付けてある。この両フォーカ
スコイル9,9の上側の部分は前記第2磁石15,15の上
端より上の位置にある。
【0037】そして、駆動コイル16,16の開口及び上側
の第2磁石15,15,15,15と下側の第2磁石15,15,1
5,15との間隙内に、棒状部材3b,3bを挿通させてあ
る。このとき、第2磁石15,15,15,15,15,15,15,
15の斜面と第1磁石4,4の突出部分とは対向するよう
になっており、両磁石の反発力によってヘッド5を非接
触に支持すると共に、第1磁石4,4及びヨーク3,3
によって形成される磁界と、駆動コイル16,16に通流す
る電流との相互作用によってヘッド5を第1磁石4,4
の長手方向、即ちディスク2の半径方向へ移動させて、
アクセス・トラック制御を行う。また、レンズホルダ7
の両側にある第2磁石15,15によって形成される磁界
と、フォーカスコイル9,9に通流する電流との相互作
用によって、レンズホルダ7及び該レンズホルダ7に保
持した対物レンズ8を該対物レンズ8の光軸方向、即ち
ディスク2の面に直交する方向へ移動させてフォーカス
制御を行うようになっている。
【0038】上述したヘッド駆動装置の動作原理につい
て詳述する。図5は図2に示したヘッド駆動装置のアク
セス・トラック制御に係る駆動原理を説明する説明図で
あり、図6は図2に示したヘッド駆動装置のフォーカス
制御に係る駆動原理を説明する説明図である。なお、両
図5,図6中、図2,図3及び図4に対応する部分には
同じ番号を付してその説明を省略する。図5に示したよ
うに、2つの第1磁石4,4の対向する部分は互い異極
になしてある。前述したように、第1磁石4,4が設け
てあるヨーク3,3の棒状部材3b,3bに駆動コイル16,
16が外嵌してあり、駆動コイル16,16は第1磁石4,4
と棒状部材3b,3bとで形成される磁界を横切っている。
このような駆動コイル16,16に互いに逆向きの電流を通
流すると、前述した磁界との相互作用によって、ヘッド
5がヨーク3,3の長手方向へ前進又は後退する。
【0039】また、図6に示したように、第1磁石4,
4と対向する第2磁石15,15,…とは互いに同極にして
あり、これによって第1磁石4,4と第2磁石15,15,
…とが反発し合い、この反発力によってヘッド5が非接
触に支持される。一方、これによって、レンズホルダ7
の両側にある第2磁石15,15の間に磁界が形成される。
この磁界内に、レンズホルダ7に設けたフォーカスコイ
ル9,9の下側の部分が位置している。このフォーカス
コイル9,9に同じ向きの電流を通流すると、前述した
磁界との相互作用及び板バネ10,10(図2参照)の弾性
力によって、レンズホルダ7及び対物レンズ8が対物レ
ンズ8の光軸方向へ前進又は後退する。
【0040】(実施の形態2)図7は、実施の形態2を
示す模式的正断面図であり、フォーカス制御を行うため
の別の磁石をヘッド5に設けた場合を示している。な
お、図中、図6に対応する部分には同じ番号を付してそ
の説明を省略する。図7に示したように、本実施の形態
にあっては、第1磁石4,4の対向する部分が同極にな
してあり、フォーカスコイル9,9に対向する第2磁石
15,15も同極であり、両第2磁石15,15の間に磁界が生
じていない。ヘッド5には、この第2磁石15,15より高
い位置に、フォーカスコイル9,9の上半分の部分に対
向してフォーカス駆動磁石17,17が、互いに対向する部
分が異極になるように設けてある。両フォーカス駆動磁
石17,17によって生成された磁界内にあるフォーカスコ
イル9,9に同じ向きの電流を通流すると、前述した磁
界との相互作用によって、レンズホルダ7及び対物レン
ズ8が対物レンズ8の光軸方向へ前進又は後退する。
【0041】(実施の形態3)図8及び図9は、実施の
形態3を示す模式的正断面図であり、複数の部分からな
る第1磁石を用いた場合を示している。なお、図中、図
5及び図6に対応する部分には同じ番号を付してその説
明を省略する。図8及び図9に示したように、本実施の
形態にあっては、ヨーク3,3のコ字状部材3a,3aの上
端及び下端に、コ字状部材3a,3aを略同じ長さを有し、
正面視が略直角台形状の第1磁石4a,4a,4c,4cが、第
1磁石4a,4a,4c,4cの斜面が第2磁石15,15,…の斜
面と平行になるように固定してあり、第1磁石4a,4a,
4c,4cにコ字状部材3a,3aからヘッド5側へ突出する突
出部41a ,41a ,41c ,41c が生成されている。第2磁
石15,15,…は、この突出部41a ,コ字状部材3a及び突
出部41c で囲まれる領域内40,40へ突出しており、第1
磁石4a,4a,4c,4cの突出部41a ,41a ,41c ,41c と
第2磁石15,15,…との反発力によって、ヘッド5を非
接触に支持すると共に、レンズホルダ7に設けたフォー
カスコイル9,9に対向する第2磁石15,15によって形
成される磁界と、フォーカスコイル9,9に通流する電
流との相互作用によってレンズホルダ7及び対物レンズ
8を対物レンズ8の光軸方向へ前進又は後退させるよう
になしてある。
【0042】また、ヨーク3,3の棒状部材3b,3bのコ
字状部材3a,3aに対向する面にも第1磁石4b,4bが固定
してあり、該第1磁石4b,4bからコ字状部材3a,3aへ向
かう磁界が形成されている。この第1磁石4b,4b及び棒
状部材3b,3bに駆動コイル16,16が外嵌してあり、駆動
コイル16,16に所要の電流を通流させると、前述した磁
界との相互作用によってヘッド5がヨーク3,3の長手
方向、即ちディスクの半径方向へ前進又は後退する。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1,第2,第3及
び第5発明にあっては、磁石の使用量が低減されると共
に、ヨークによって第1磁石を支持して部品数を低減す
ることができるため、製造コストが低い。
【0044】第4及び第6発明にあっては、レンズを駆
動させるための別の磁石及びヨークを設けなくてもよい
ため、磁石の使用量を更に低減することができると共
に、ヘッドの軽量化が図られる等、本発明は優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である光磁気ディスク装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る光ディスク装置の要部構成を示す
斜視図である。
【図3】図2に示したヘッドの斜視図である。
【図4】ヘッドの組み立て図である。
【図5】図2に示したヘッド駆動装置のアクセス・トラ
ック制御に係る駆動原理を説明する説明図である。
【図6】図2に示したヘッド駆動装置のフォーカス制御
に係る駆動原理を説明する説明図である。
【図7】実施の形態2を示す模式的正断面図である。
【図8】実施の形態3を示す模式的正断面図である。
【図9】実施の形態3を示す模式的正断面図である。
【図10】従来のヘッド駆動装置を示す斜視図である。
【図11】従来のヘッド駆動装置の駆動原理を説明する
説明図である。
【図12】従来のレンズ駆動装置の駆動原理を説明する
説明図である。
【図13】トラック制御を実施している場合の誤差信号
と駆動コイルの電流との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 ディスク 3 ヨーク 3a コ字状部材 3b 棒状部材 4 第1磁石 5 ヘッド 6 キャリッジ 7 レンズホルダ 8 対物レンズ 9 フォーカスコイル 14 溝 15 第2磁石 16 駆動コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の長さを有し、平行に配置した複数
    の第1磁石と、それらの間に配置してあり、光ビームを
    集光するレンズを具備するヘッドと、該ヘッドの第1磁
    石に対向する部分にそれぞれ設けた複数の第2磁石及び
    筒状の2つの駆動コイルとを備え、第1磁石と第2磁石
    との反発力によって非接触に支持したヘッドを、該ヘッ
    ドに設けた駆動コイルに通電して第1磁石の長手方向へ
    駆動するヘッド駆動装置において、 前記第1磁石の長さと略同じ寸法の開口を有する長環状
    の2つのヨークが、各ヨークの周面を前記ヘッドに対向
    させてそれぞれ配置してあり、両ヨークに少なくとも1
    つの第1磁石がそれぞれ取り付けてあり、前記第2磁石
    は、ヨークの周面の両側にそれぞれ配置してあり、前記
    駆動コイルは両ヨークのヘッドに対向する部分に外嵌さ
    せてあり、第1磁石と第2磁石との反発力によってヘッ
    ドを非接触に支持すると共に、両駆動コイルに通電し、
    第1磁石及びヨークにて形成される磁界を利用して前記
    ヘッドを第1磁石の長手方向へ移動させるようになして
    あることを特徴とするヘッド駆動装置。
  2. 【請求項2】 両ヨークはヘッドに対向し、ヘッドの高
    さ寸法より小さい幅の第1部分、及び該第1部分に平行
    で、第1部分の幅より大きい幅の矩形の第2部分を具備
    し、両ヨークの第2部分の内面に1つずつ第1磁石が取
    り付けてあり、第1磁石の第1部分に対向する部分に凹
    部が設けてあり、各第2磁石は第1磁石の凹部内へ突出
    させてある請求項1記載のヘッド駆動装置。
  3. 【請求項3】 両ヨークはヘッドに対向し、ヘッドの高
    さ寸法より小さい幅の第1部分、及び該第1部分に平行
    であり、第1部分の幅より大きい幅の矩形の第2部分を
    具備し、両ヨークの第1部分の内面及び第2部分の両端
    部にそれぞれ第1磁石が取り付けてあり、第2部分の両
    端部に取り付けた第1磁石には、前記ヘッド側へ突出す
    る突出部がそれぞれ設けてあり、各第2磁石は前記両突
    出部及び第2部分で囲まれる領域内へ突出させてある請
    求項1記載のヘッド駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記レンズは、対向する2つの第1磁石
    によって定まる面であって、該面上を前記ヘッドが移動
    する移動面と直交する方向に揺動自在に支持されたホル
    ダに、レンズの光軸が前記方向になるように保持されて
    おり、該ホルダは、ヘッドの両ヨークに対向する部分に
    それぞれ設けた2つの第2磁石の間に配置してあり、両
    第2磁石は互いに異極になしてあり、前記ホルダの両第
    2磁石に対向する部分に、レンズの光軸方向及び第1磁
    石の長手方向に直交する軸回りに巻回したコイルがそれ
    ぞれ配設してあり、両コイルは、その一部が両第2磁石
    によって生成された磁界内に位置するようになしてある
    請求項1乃至3の何れかに記載のヘッド駆動装置。
  5. 【請求項5】 円盤状の記録媒体を回転させる回転駆動
    部と、所定の長さを有し、前記記録媒体の半径方向と直
    交する方向へ所定距離を隔てて平行に配置した複数の第
    1磁石と、それらの間に配置してあり、光ビームを集光
    するレンズを有するヘッドと、該ヘッドの第1磁石に対
    向する部分にそれぞれ設けた複数の第2磁石及び筒状の
    2つの駆動コイルとを具備し、第1磁石と第2磁石との
    反発力によって前記ヘッドを非接触に支持させてあるヘ
    ッド駆動装置と、前記駆動コイルに通電して、前記ヘッ
    ドを第1磁石の長手方向へ駆動する動作を制御する駆動
    制御部と、前記レンズへ光ビームを出射する光源部とを
    備え、前記レンズから記録媒体の一面へ光ビームを照射
    して情報の記録及び/又は再生を行う光ディスク装置に
    おいて、 前記第1磁石の長さと略同じ寸法の開口を有する長環状
    の2つのヨークが、各ヨークの周面を前記ヘッドに対向
    させてそれぞれ配置してあり、両ヨークに少なくとも1
    つの第1磁石がそれぞれ取り付けてあり、前記第2磁石
    は、ヨークの周面の両側にそれぞれ配置してあり、前記
    駆動コイルは両ヨークのヘッドに対向する部分に外嵌さ
    せてあり、第1磁石と第2磁石との反発力によってヘッ
    ドを非接触に支持すると共に、両駆動コイルに通電し、
    第1磁石及びヨークにて形成される磁界を利用して前記
    ヘッドを第1磁石の長手方向へ移動させるようになして
    あることを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記レンズは、対向する2つの第1磁石
    によって定まる面であって、該面上を前記ヘッドが移動
    する移動面と直交する方向に揺動自在に支持されたホル
    ダに、レンズの光軸が前記方向になるように保持されて
    おり、該ホルダは、ヘッドの両ヨークに対向する部分に
    それぞれ設けた2つの第2磁石の間に配置してあり、両
    第2磁石は互いに異極になしてあり、前記ホルダの両第
    2磁石に対向する部分に、レンズの光軸方向及び第1磁
    石の長手方向に直交する軸回りに巻回したコイルがそれ
    ぞれ配設してあり、両コイルは、その一部が両第2磁石
    によって生成された磁界内に位置するようになしてある
    請求項5記載の光ディスク装置。
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