JPH10188311A - 対物レンズの駆動装置 - Google Patents

対物レンズの駆動装置

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Publication number
JPH10188311A
JPH10188311A JP34538296A JP34538296A JPH10188311A JP H10188311 A JPH10188311 A JP H10188311A JP 34538296 A JP34538296 A JP 34538296A JP 34538296 A JP34538296 A JP 34538296A JP H10188311 A JPH10188311 A JP H10188311A
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JP
Japan
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objective lens
lens
lens holder
coil
light beam
Prior art date
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Application number
JP34538296A
Other languages
English (en)
Inventor
直正 ▲高▼橋
Naomasa Takahashi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH10188311A publication Critical patent/JPH10188311A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種光情報記録媒体に対しても記録再生が可
能な対物レンズの駆動装置を提供するにある。 【解決手段】 第1の対物レンズ34及び第2の対物レ
ンズ35は、第1及び第2の半導体レーザ94、95が
収納され、この半導体レーザからのレーザビームを対物
レンズに向ける反射光学系96、97が格納された夫々
第1及び第2の光学ユニット46,47に保持されてい
る。これら第1及び第2の光学ユニット46,47はレ
ンズホルダ75に固定され、このレンズホルダ75の周
囲には、4つの磁性体が回転軸の回りに対称に埋設さ
れ、この磁性体上には、コイルが固定される。このレン
ズホルダ75を回転可能に支持する支持体74には、コ
イルに対応して4つの永久磁石81、82が固定されて
いる。互いに対向する1組の永久磁石81は、フォーカ
ス制御用として機能し、互いに対向する他方の組の永久
磁石82は、トラッキング制御用及び対物レンズ切換用
として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
に装着される対物レンズ駆動装置に係り、特に開口数の
異なる対物レンズを記録媒体の種類に応じて切り換える
ことができる対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク、光磁気ディスク等の
種々の光情報記録媒休の開発に伴い、これら光情報記録
媒体の再生装置に用いられる対物レンズ駆動装置の開発
が活発化している。対物レンズ駆動装置は、すでに、コ
ンパクトディスク(CD)或いはCD- ROM用の駆動
装置としてー般に広く普及している また、最近では、再生用としてだけではなく、記録用と
しての対物レンズ駆動装置が開発されており、特に、光
磁気(Magnet-0ptical)記録方式、或いは、位相変調(Pha
se-Change)記録方式な等の記録方式が知られている。こ
れらの方式の多くは、現在、規格で詳細が定められてい
る。しかし、近年、新たにより記録密度の向上を目指し
た高密度記録型の光ディスク、即ち、DVDディスクが
出現し、そのDVDディスクの開発及び応用研究が急速
に進められている。このような光ディスクでは、高密度
記録の為に情報記録単位としてのピットが従来のCDに
比べてより小さく形成され、高精度でこのピットが検索
されることが要求されている。このような高密度記録型
の光ディスクは、従来のCDとは、その基板の厚みが異
なり、また、この光ディスクを再生する装置では、ピッ
トを検索するレーザビームの波長がより短くなり、ま
た、対物レンズの開口数NΑ(Numerical Aperture)が大
きく定められて光ディスク上に形成されるビームスポッ
トの径がより小さくなるような工夫がなされている。
【0003】このように新たに登場したDVDディスク
に対応させるべく、装置測に各種改良を施した場合、こ
のような装置では、従来の規格に沿った光ディスクの記
録再生が困難となる問題があり、ユーザーにとって記録
媒体に応じてディスク装置を用意しなければならない不
都合がある。
【0004】このような問題を解決するための方式とし
て、米国特許第5.235.581 号明細書に開示されるよう
に、焦点距離の異なる光字ヘッドを同一光ディスク装置
に複数個配置する方式がある。このディスク装置では、
2つの光学ヘッドが独立してトラッキング駆動可能に配
置され、コンパクトディスク等の従来の光ディスクから
の記録再生をも可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然ながら、このような
方式にあっては、2つの光学ヘッドを光ディスクの中心
に関して対象に互いに対向するように配置され、2つの
光字ヘッドを隣接して配置することはできないとされて
いる。従って、このような方式を採用した光ディスク装
置では、窓部を有するカートリッジ(キャディー)に入
った状態で利用する光ディスク(例えばCD- ROMや
MO)に対しては、面積の限られた窓部開口下に2つの
対物レンズいずれをも位置させることはできない問題が
ある。また、光ディスク装置の普及に伴い装置の低価格
化の要望が大きく、2つの光学ヘッドを必要とすること
は、このような要望に対する障害となる問題がある。ま
た、今後、DVD- ROMディスクの研究も進められ、
新たにDVD- ROMディスクが出現することが予想さ
れている。新たに登場するディスクにも対応可能な光デ
ィスク装置の出現が要望されている。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
ものであって、この発明の目的は、従来から一般に使用
されている光情報記録媒体のみならず、今後の出現が予
想される各種光情報記録媒体に対しても記録再生が可能
な対物レンズの駆動装置を提供するにある。
【0007】また、この発明の目的は、異なる規格の光
学的情報記録媒体に対応して異なる開口数を有する少な
くとも2以上の対物レンズを備え、この対物レンズを光
学的情報記録媒体に応じて切り換えることができる簡素
な構造を有する対物レンズの駆動装置を提供するにあ
る。
【0008】更に、この発明の目的は、異なる規格の光
学的情報記録媒体に対応して異なる開口数を有する少な
くとも2以上の対物レンズを備え、この対物レンズを光
学的情報記録媒体に応じて切り換えることができ、ま
た、記録媒体の種類に応じて適切な波長を有する光源を
選択できる対物レンズの駆動装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、第1
のレーザビームを発生する第1の発生手段、この光ビー
ムを記録媒体に収束する第1の対物レンズ、記録媒体か
ら戻された光ビームを検出する第1の検出手段、前記発
生手段からの光ビームを第1の対物レンズに向け、戻さ
れた光ビームを前記第1の検出手段に向ける第1の反射
光学系を含む第1の光学ユニットと、第2のレーザビー
ムを発生する第2の発生手段、この光ビームを記録媒体
に収束する第2の対物レンズ、記録媒体から戻された光
ビームを検出する第2の検出手段、前記発生手段からの
光ビームを第2の対物レンズに向け、戻された光ビーム
を前記第2の検出手段に向ける第2の反射光学系を含む
第2の光学ユニットと、回転中心を有し、第1及び第2
の光学ユニットを保持するレンズホルダと、前記レンズ
ホルダを回転中心の回りに回転させ、回転中心に沿って
移動させることを許容する支持手段と、少なくとも第1
の磁石と第1のコイルで構成され、第1のレンズ選択時
に前記レンズホルダを回転中心の回りに回転させる第1
の電磁駆動手段と、少なくとも第2の磁石と第2のコイ
ルで構成され、第1のレンズ選択時に前記レンズホルダ
を回転中心に沿った方向に平行移動させる第2の電磁駆
動手段を具備し、前記第1及び第2の磁石がレンズホル
ダに固定され、この第1及び第2の磁石に対向して第1
及び第2コイルが前記支持手段に設けられ、前記レンズ
ホルダがトラッキング動作範囲を超えて回転移動するこ
とにより対物レンズを切り換えて第2の対物レンズを有
効状態にすると、第1の磁石と第2のコイルで、前記レ
ンズホルダを回転軸回りに回転させる第3の電磁駆動手
段を構成し、第2の磁石と第1のコイルで、前記レンズ
ホルダを回転軸の軸方向に平行移動させる第4の電磁駆
動手段を構成することを特徴とする対物レンズ駆動装置
が提供される。
【0010】この発明によれば、所定の回転軸の回りに
回転可能であり、且つ、この回転軸方向に沿って移動可
能な、複数のレンズを保持するレンズホルダと、第1の
磁石及び第1のコイル並びに第2の磁石及び第2のコイ
ルを含み、前記レンズホルダを回転軸回りに回転するこ
とによって前記複数のレンズの内、選択されたレンズを
所定位置に導く駆動手段とを具備し、前記複数のレンズ
の内、第1のレンズが前記所定の位置にある第1状態で
は、レンズホルダを第1の磁石と第1のコイルで回転軸
回りに駆動し、第2の磁石と第2のコイルで回転軸方向
に駆動し、前記複数のレンズの内、第2のレンズが前記
所定の位置にある第2状態では、レンズホルダを第1の
磁石と第2のコイルで回転軸回りに駆動し、第2の磁石
と第1のコイルで回転軸方向に駆動する対物レンズ駆動
装置において、前記対物レンズが第1のレーザビームを
発生する第1の発生手段、記録媒体から戻された光ビー
ムを検出する第1の検出手段、前記発生手段からの光ビ
ームを第1の対物レンズに向け、戻された光ビームを前
記第1の検出手段に向ける第1の反射光学系を含む第1
の光学ユニットに固定され、第2の対物レンズが第2の
レーザビームを発生する第2の発生手段、記録媒体から
戻された光ビームを検出する第2の検出手段、前記発生
手段からの光ビームを第2の対物レンズに向け、戻され
た光ビームを前記第2の検出手段に向ける第2の反射光
学系を含む第2の光学ユニットに固定されていることを
特徴とする対物レンズ駆動装置を提供するにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例に係る対物レンズ駆動装置を備えたDVDディス
ク再生装置を説明する。図1は、この発明の一実施例に
係る光ディスク、即ち、DVDディスクからデータを再
生するDVDディス再生装置のブロックを示し、図2
は、図1に示されたDVDディスクをドライブするディ
スクドライブ部のブロックを示し、図3は、図1及び図
2に示した記録媒体としてのDVDデスクの一例に係る
構造を示している。
【0012】図1に示すDVDディスク再生装置におい
ては、ユーザがキー操作部及び表示部4を操作すること
によってDVDディスク10から記録データ、即ち、映
像データ、副映像データ及び音声データが再生され、装
置内でオーディオ信号及びビデオ信号に変換されて装置
外のモニタ部6及びスピーカー部8で映像及び音声とし
て再現される。
【0013】DVDディスク10には、映像等を再生す
るための標準的なDVDのディスクの他、DVD- RO
Mがあり、また、既に知られるようにDVDディスク1
0は、種々の構造がある。一般的には、DVDディスク
は、図3に示すように、例えば、透明基盤14上に記録
層、即ち、光反射層16が形成された構造体18が一対
用意され、この一対の構造体18が記録層16がその内
部に封じ込まれるように接着層20を介して張り合わさ
れている。このような構造の光ディスク10では、その
中心にスピンドルモータ12のスピンドルが挿入される
中心孔22が設けられ、その中心孔22の周囲には、こ
の光ディスク10をその回転時に押さえる為のクランピ
ング領域24が設けられている。
【0014】このクランピング領域24から光ディスク
10の外周端までが光ディスク10に情報を記録するこ
とができる情報記録領域25に定められている。図3に
示すのDVDディスクでは、その両面に情報記録領域2
5を有することとなる。各情報記録領域25は、その外
周領域が通常は情報が記録されないリードアウト領域2
6に、また、クランピング領域24に接するその内周領
域が同様に、通常は情報が記録されないリードイン領域
27に定められ、更に、このリードアウト領域26とリ
ードイン領域27の間がデータ記録領域28に定められ
ている。情報記録領域25の記録層16には、通常、デ
ータが記録される領域としてトラックがスパイラル状に
連続して形成され、その連続するトラックは、複数のセ
クタに分割され、このセクタを基準にデータが記録され
ている。情報記録領域25のデータ記録領域28は、実
際のデータ記録領域であって、管理データ、主画像デー
タ、副画像データ及び音声データが同様にピット等の物
理的状態変化として記録されている。読み出し専用の光
ディスク10では、透明基板14にピット列が予めスタ
ンパーで形成され、このピット列が形成された透明基板
14の面に反射層が蒸着により形成され、その反射層が
記録層14として形成されることとなる。また、この読
み出し専用の光ディスク10では、通常、トラックとし
てのグルーブが特に設けられず、ピット列がトラックと
して定められている。通常、このようなDVDディスク
10では、従来のCD、CD- R或いは、CD- ROM
等の光ディスクの透明基板が1.2mmの厚さを有するに
対して透明基板14は、その半分の0.6mmの厚さを有
している。
【0015】このようなDVDディスク10からデータ
を再生するディスク再生装置においては、DVDディス
ク10が装填されてDVDディスクをドライブするディ
スクドライブ部30でDVDディスク10が光ビームで
検索される。即ち、図2に示すように、DVDディスク
10は、モータ駆動回路11によって駆動されるスピン
ドルモータ12上に載置され、このスピンドルモータ1
2によって回転される。DVDディスク10の下方に
は、このDVDディスク10に光ビーム、即ち、レーザ
ビームを集光する光ヘッド、即ち、光ピックアップ32
が設けられている。この光ピックアップ32について
は、詳述するが、この光ピックアップは、CD、或い
は、CD- ROM用の開口数が小さな対物レンズ35を
含む光学ユニット47及び図3を参照して説明した高密
度記録タイプのDVDディスク用の開口数が大きな対物
レンズ34を含む光学ユニット46備えている。また、
図2に示すようにこの対物レンズ34、35を切り換え
る為の駆動信号を発生する対物レンズ切換駆動回路39
が設けられている。この対物レンズ切換回路39は、検
索されるべきDVDディスク10の種別、即ち、従来の
CD等のタイプか、或いは、高密度記録タイプかが特定
されると、作動して特定されたタイプのDVDディスク
10に対応して対物レンズ切換駆動回路39からの駆動
信号によって対物レンズ34、35の一方が選択されて
レーザビーム光路内に配置される。
【0016】この光ヘッド32は、情報記録領域25、
特に、データ記録領域28を検索する為にそのDVDデ
ィスク10の半径方向に移動可能にガイド機構に載置さ
れ、駆動回路37からの駆動信号によって駆動されるフ
ィードモータ33でDVDディスク10の半径方向に移
動される。DVDディスク1装置では、後に詳述するよ
うに対物レンズ34、35がその光軸に沿って移動可能
に保持され、フォーカス駆動回路36からの駆動信号に
応答してその光軸方向に移動され、常にフォーカス状態
に対物レンズ34、35が維持され、微小ビームスポッ
トが記録層16上に形成される。また、この対物レンズ
34、35は、後に詳述するようにDVDディスク10
の半径方向に沿って微動可能に保持され、トラック駆動
回路38からの駆動信号に応答して微動され、常にトラ
ッキング状態に維持されてDVDディスク10の記録層
16上のトラックが光ビームで追跡される。
【0017】光ヘッド32では、DVDディスク10か
ら反射された光ビームが検出され、検出されたこの検出
信号は、光ヘッド32からヘッドアンプ40を介してサ
ーボ処理回路44に供給されている。サーボ処理回路4
4では、検出信号からフォーカス信号、トラッキング信
号及びモータ制御信号を生成し、これらの信号を夫々駆
動回路36、38、11に供給している。従って、対物
レンズ34、35がフォーカス状態及びトラッキング状
態に維持され、また、スピンドルモータ12が所定の回
転数で回転され、光ビームによって記録層16上のトラ
ックが光ビームで、例えば、線速一定で追跡される。シ
ステムCPU部50からアクセス信号としての制御信号
がサーボ処理回路44に供給されると、サーボ処理回路
44から移動信号が駆動回路37に供給され、光ヘッド
32がDVDディスク10の半径方向に沿って移動さ
れ、記録層16の所定のセクタがアクセスされ、再生デ
ータがヘッドアンプ40で増幅されてディスクドライブ
部30から出力される。
【0018】出力された再生データは、システム用RO
M及びRAM部52に記録されたプログラムで制御され
るシステムCPU部50及びシステムプロセッサ部54
を介してデータRAM部56に格納される。この格納さ
れた再生データは、システムプロセッサ部54によって
処理されてビデオデータ、オーディオデータ及び副映像
データに分類され、ビデオデータ、オーディオデータ及
び副映像データは、夫々ビデオデコーダ部58、オーデ
ィオデコーダ部60及び副映像デコーダ部62に出力さ
れてデコードされる。デコードされたビデオデータ、オ
ーディオデータ及び副映像データは、D/A及び再生処
理回路64でアナログ信号としてのビデオ信号、オーデ
ィオ信号及び副映像信号に変換されるとともにミキシン
グ処理されてビデオ信号及び副映像信号がモニタ6に、
また、オーディオ信号がスピーカ8に夫々供給される。
その結果、モニタ部6に映像が表示されるとともにスピ
ーカ部8から音声が再現される。
【0019】図2に示す光ピックアップ32及びそのガ
イド機構の詳細を図4から図11を参照して説明する。
既に説明したスピンドルモータ12は、図4に示すよう
にベース71に固定され、また、このスピンドルモータ
12によって回転されるDVDディスク10は、チャッ
キング手段(図示せず)により保持される。また、DV
Dディスク10の下方には、その半径方向に平行に配置
された一対のガイドレール73がベース71に固定され
てる。このガイドレール73には、このガイドレール7
3上を走行するキャリッジ72が載置され、このキャリ
ッジ72上には、図5に示される対物レンズアクチュエ
ータ70が設けられている。
【0020】図5に示されるレンズアクチュエータ70
では、浮上及び回転可能なレンズホルダ75とレンズホ
ルダ75が受け入れられたレンズホルダ支持体74とか
ら構成されている。レンズホルダ支持体74には、キャ
リッジ34に固定されたアクチュエータべース76が設
けられ、このアクチュエータベース76の中心部には、
軸77が固定されている。また、この支持体74には、
軸77の回りの円周に沿って円弧状ヨーク79がアクチ
ュエータベース76に固定されている。この円弧状ヨー
ク79には、図6に示すように互いに対向する組が同一
の着磁方向で着磁された2組の円弧状永久磁石81、8
2が軸7の回りに対称に配置されている。この一方の組
の永久磁石81は、軸77、即ち、中心線Cに沿った方
向にN及びS極が配置されるように着磁され、他方の組
の永久磁石82は、円弧状ヨーク79の円弧に沿って着
磁されている。
【0021】レンズホルダ75は、図7及び図8に示す
ように略円筒形に形成され、その内には、CD等のタイ
プの対物レンズ35を含む光学ユニット46及び高密度
記録タイプ、即ち、DVD用の対物レンズ34を含む光
学ユニット47が設けられている。光学ユニット46,
47は、そのユニット46、47に固定された対物レン
ズ34、35の光軸がレンズホルダ75の中心の回りの
同一円周上に配置されるようにレンズホルダ75に固定
されている。また、そのレンズホルダ75の中心には、
軸77が挿通される軸受け83が固定され、この軸受け
83によってレンズホルダ75は、回転可能に、且つ、
上下動可能に軸77に支持される。このレンズホルダ7
5の周囲には、この軸77に関して対称となるように磁
性体84が埋め込まれ、また、この磁性体84上には、
図9に示すように同様にこの軸77に関して対称に配置
される4つの磁気コイル85、86が固定されている。
【0022】光学ユニット46及び47内には、図10
に示すように夫々ディスク10のタイプに対応した互い
に異なる波長のレーザビームを発生する半導体レーザ9
4、95が収納され、反射光学系96、97によって対
応する対物レンズ34,35に向けられる。光学ユニッ
ト46及び47は、略同一の構造並びに略同一の光学系
を有し、図11には、光学ユニット46の構造の一例が
示されている。図11に示されるようにこの光学ユニッ
ト46は、鏡筒98の開口部に対物レンズ34が配置さ
れ、その鏡筒98内には、半導体レーザ94が固定され
ている。半導体レーザ94と対物レンズ34との間の光
路上には、既に説明した反射光学系96が配置されてい
る。また、この反射光学系96と対物レンズとの間に
は、更に1/4波長板99が配置されている。反射光学
系96は、偏光ビームスプリッタ100が前面に設けら
れ、その背面には、反射板101が配置されている。偏
光ビームスプリッタ100の第1面と第2面は、非平行
に形成され、第1面で反射された光ビームは、対物レン
ズ34に向けられ、第1及び第2面を通過する反射板1
01で反射される光ビームは、検出器102に向けられ
る。
【0023】このような構造を有する光学ユニット46
においては、半導体レーザ94から発生された偏光され
たレーザビーム、例えば、S偏光レーザビームは、偏光
ビームスプリッタ100に向けられ、この第1面で反射
されて1/4波長板99を介して対物レンズ34に入射
される。このレーザビームは、対物レンズ34でディス
ク10にフォーカスされ、このディスク10で反射され
る。この反射されたレーザビームは、対物レンズ34及
び1/4波長板99を介して反射光学系96に向けられ
る。レーザビームが1/4波長板99を2度通過するこ
とによってその偏光面が回転される。例えば、S偏光の
レーザビームが1/4波長板99を2度通過することに
よってその偏光面が回転されてP偏光レーザビームに変
換される。変換されたレーザビームは、偏光ビームスプ
リッタ100の第1面で反射されず、この第1面及び第
2面を通過して反射板101で反射される。反射された
光ビームは、再び第1面及び第2面を通過して検出器1
02に向けられ、この検出器102で検出される。この
検出器102からの検出信号により、既に述べたように
情報信号,フオーカスエラー信号,トラックエラー信号
等が生成される。このフォーカスエラー信号を用いるこ
とにより選択された一方の対物レンズ34、35のフォ
ーカス方向の位置ズレが検出され、この位置ズレを補正
するように後に説明するようにコイル85、86の一方
にに電流が供給される。また、トラックエラー信号を用
いることにより対物レンズ34、35のトラック方向の
位置ズレが検出され、この位置ズレを補正するよっにコ
イル85、86の他方に電流が供給される。このように
してディスク10の記録トラック上に情報が記録され、
また、ディスク10の記録トラック上から情報が読み取
られる。
【0024】上述した光ピックアップ32の動作の詳細
について次に説明する。始めに、レンズホルダ75がレ
ンズホルダ支持体74内でいわゆる磁気バネによって磁
気浮上される理由について説明する。既に説明したよう
に図12に示すようにレンズホルダ支持体74には、2
組の永久磁石81、82がレンズホルダ支持体74の軸
77の回りに対称に配置され、この永久磁石81、82
の夫々に磁性体84が間隙を空けて対向されている。即
ち、軸77の回りに対称に磁性体84が配置され、この
磁性体84がレンズホルダ75に固定されている。従っ
て、永久磁石81、82に磁性体84が吸引されて永久
磁石81、82と磁性体84とは、図13(a) 及び10
(b)に示すようなある安定な状態である中立位置に維
持され、その結果、レンズホルダ75がレンズホルダ支
持体74内で磁気浮上される。ここで、レンズホルダ7
5に外乱が与えられて図10(c)に示すように磁性体
84が中立位置から上方に偏位された場合には、磁性体
84には、上方に向かう力よりも磁性体84を中立位置
に戻すような下方に向かう力が大きく、その結果、磁性
体84は、中立位置に戻されることとなる。同様に、レ
ンズホルダ75に外乱が与えられて図10(e)に示す
ように磁性体84が中立位置から下方に偏位された場合
には、磁性体84には、下方に向かう力よりも磁性体8
4を中立位置に戻すような上方に向かう力が大きく、そ
の結果、磁性体84は、中立位置に戻されることとな
る。また、レンズホルダ75に外乱が与えられて図10
(d)に示すように磁性体84が中立位置から円周方向
に沿って右方向に偏倚される場合には、磁性体84に
は、右方向に向かう力よりも磁性体84を中立位置に戻
すような左方向に向かう力が大きく、その結果、磁性体
84は、中立位置に戻されることとなる。同様に、レン
ズホルダ75に外乱が与えられて図10(f)に示すよ
うに磁性体84が中立位置から円周方向に沿って左方向
に偏倚される場合には、磁性体84には、左方向に向か
う力よりも磁性体84を中立位置に戻すような右方向に
向かう力が大きく、その結果、磁性体84は、中立位置
に戻されることとなる。
【0025】尚、磁性体84は、軸対称な位置に取り付
けられているので、次に説明するように前記レンズホル
ダ85を回転させて対物レンズを切り換えると、磁気吸
引により定められている中立位置における元の第1の対
物レンズ34の位置が、新たな第2の対物レンズ35の
中立位置にー致する為、光学ユニット90と第1の対物
レンズ34で調整された状態でそのまま第2の対物レン
ズ35を使用することができる。
【0026】次に、対物レンズ34、35を選択する為
の対物レンズ34、35の切換動作について説明する。
図14(a)に示すように開口数が大きな対物レンズ3
4が有効とされる所定位置に配置された状態において、
周方向着磁された永久磁石82にコイル85が対向さ
れ、軸方向着磁された永久磁石81にコイル85が対向
されているものとする。この状態は、既に説明した中立
状態に相当し安定にレンズホルダ75がそのままの位置
に保たれることとなる。このような安定状態において、
図15に示すように時点t1において矢印P0 で示すよ
うに正方向の電流がコイル85に供給されると、図9及
び図16に示されるコイル85の軸75、即ち、中心C
に平行な軸方向部分85A、85Bには、永久磁石82
によって生じる磁界に相互作用する電流が供給されてコ
イル85には、図16(a)に示すように周方向の回転
力を生じさせる力FRが発生され、レンズホルダ75が
回転を始める。時点t1から時点t2の間にコイル85
には、レンズホルダ75を十分に回転させる起動力が与
えられる。図16(b)に示すようにコイル85が回転
を始めてコイル85の退出側のコイル部分85Bが永久
磁石82のS極に対向される時点t2にコイル85に供
給される電流が図15に示すように反転される。この反
転によってコイル85の退出側のコイル部分85Bと永
久磁石82のS極との間でこのコイル85を永久磁石8
2から退ける回転力FRが生じ、このコイル85に与え
られる。その結果、コイル85は、図16(c)に示す
ように永久磁石81の前面に向かって回転される。回転
の途中の時点t3でコイル85への電流供給が停止さ
れ、時点t3以降は、慣性でレンズホルダ75が回転さ
れ、コイル85は、一時的に永久磁石81の中立点を通
過するが、図10を参照して既に説明した原理により、
図16(d)に示すようにコイル86、85が安定な中
立位置に復帰される。このようにレンズホルダ75の回
転により、図14(b)に示すようにコイル86が永久
磁石82に対向され、コイル85が永久磁石81に対向
され、開口数が大きな対物レンズ34に代えて開口数が
小さな対物レンズ35がレーザビームの光路中に配置さ
れ、実質的に対物レンズが切り換えられる。
【0027】尚、レンズホルダ75が回転されて対物レ
ンズ34、35が切り換えられる場合は、回転軸77と
回転軸受け83との間のクリアランスが10ミクロン以
下に設定されれば、第1の対物レンズ34と第2の対物
レンズ35との取り付け位置ズレは無視することができ
る。
【0028】更に、図5に示される光ピックアップ32
のフォーカス動作及びトラッキング動作について説明す
る。図4及び図14(a)に示すように開口数が大きな
対物レンズ34が有効となる所定位置に配置されている
状態においては、フォーカス制御用に軸方向に着磁され
た永久磁石81に対向されるコイル86がフォーカス制
御用コイルとして作用し、トラッキング制御用に周方向
に沿って着磁された永久磁石82に対向されたコイル8
5がトラッキング制御用コイルとして作用する。即ち、
図17に示すようにフォーカスエラー信号に応答してフ
ォーカスコイル駆動電流Fiがコイル86に供給される
と、このコイル86の周方向部分86A、86Bと永久
磁石81によって生じる磁界との間で相互作用が生じ、
電流Fiの向きに応じてコイル86に上向き、或いは、
下向きの力が作用してレンズホルダ75が軸方向に沿っ
て上下動され、対物レンズ34が合焦状態に維持され
る。また、トラッキングスエラー信号に応答してトラッ
キングコイル駆動電流Tiがコイル85に供給される
と、このコイル85の軸方向部分85A、85Bと永久
磁石82によって生じる磁界との間で相互作用が生じ、
電流Tiの向きに応じてコイル85に右向き、或いは、
左向きの力が作用してレンズホルダ75が周方向に沿っ
て回動され、対物レンズ34が合トラック状態に維持さ
れる。
【0029】既に説明したように対物レンズ35に切り
換えられた後においては、図14(b)に示すように開
口数が小さな対物レンズ35がレーザビームの光路中に
配置される。この状態においては、フォーカス制御用に
軸方向に着磁された永久磁石81に対向されるコイル8
5がフォーカス制御用コイルとして作用し、トラッキン
グ制御用に周方向に沿って着磁された永久磁石82に対
向されたコイル86がトラッキング制御用コイルとして
作用する。即ち、フォーカスエラー信号に応答してフォ
ーカスコイル駆動電流Fiがコイル85に供給される
と、このコイル85の周方向部分85C、85Dと永久
磁石81によって生じる磁界との間で相互作用が生じ、
電流Fiの向きに応じてコイル85に上向き、或いは、
下向きの力が作用してレンズホルダ75が軸方向に沿っ
て上下動され、対物レンズ34が合焦状態に維持され
る。また、トラッキングスエラー信号に応答してトラッ
キングコイル駆動電流Tiがコイル86に供給される
と、このコイル86の軸方向部分86C、86Dと永久
磁石82によって生じる磁界との間で相互作用が生じ、
電流Tiの向きに応じてコイル86に右向き、或いは、
左向きの力が作用してレンズホルダ75が周方向に沿っ
て回動され、対物レンズ34が合トラック状態に維持さ
れる。
【0030】上述のようにこの発明に対物レンズ駆動装
置は、外部から力を加えずにトラッキング動作を行うコ
イルで対物レンズ34、35が切り換えられていること
から、無理な力が作用し、光軸を傾ける事が無く、安定
した信号を再生することができる。コイ81、ル82が
対物レンズ34、35の切り換え時にその役割を、トラ
ッキング動作用からフォーカス動作用に、またはその逆
に切り換える構成であるため、コイルの利用効率が向上
し、駆動感度が向上される。
【0031】以上説明したように本発明によれば、異な
るタイプの対物レンズを格納した光学ユニットがレンズ
ホルダに固定され、このレンズホルダが回転されて対物
レンズを選択するような対物レンズ駆動装置においてレ
ンズホルダを回転させる切り換え信号を入力することに
よって特定の対物レンズを有効位置に配置することがで
きる。また、有効位置に配置された対物レンズが固定さ
れた光学ユニットの半導体レーザが付勢されることによ
ってディスクのタイプに応じて最適の波長を有するレー
ザビームをディスクに向けることができる。例えば、C
D- Rのように波長依存性があるディスクであっても最
適な状態でディスクから情報を読み出すことができる。
【0032】また、本発明によれば、夫々の対物レンズ
が光学ユニットに固定され、対物レンズに最適の光学系
が同様に光学ユニットに格納されていることから、光学
系の光軸ずれ等のアライメントが狂う問題もなく、常に
最適状態で光ディスクをアクセスすることが可能とな
る。
【0033】更に、この発明では、コイルが回転力によ
りトラッキング制御を行うと共に、対物レンズを切り換
える駆動源となるため、構造を簡素にすることができ
る。特に、レンズホルダを回転移動させても、回転軸と
回転軸受けのクリアランスが10ミクロン以下であるた
め、第1の対物レンズ7と第2の対物レンズとの取り付
け位置ズレは無視するできるレベルに設置することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る光ディスク装置の概
略を示すブロック図である。
【図2】図1に示したディスクドライブ装置の詳細を示
すブロック図である。
【図3】図1に示した光ディスクの構造を概略的に示す
斜視図である。
【図4】図2に示された対物レンズを切換及び駆動する
対物レンズ駆動装置を概略的に示す平面図である。
【図5】図4に示された対物レンズ駆動装置の光ピック
アップを示す斜視図である。
【図6】図5に示す光ピックアップのレンズ駆動装置の
永久磁石の配置を示す斜視図である。
【図7】図5に示す光ピックアップのレンズ駆動装置を
示す分解斜視図である。
【図8】図5に示す光ピックアップのレンズホルダを示
す斜視図である。
【図9】図5に示す光ピックアップのレンズ駆動装置の
コイルの配置を示す斜視図である
【図10】図5に示す光ピックアップに格納される光学
ユニットの配置関係を概略的に示す透視図である。
【図11】図10に示された光学ユニットの構造を概略
的に示す断面図である。
【図12】図5に示す光ピックアップにおいてレンズホ
ルダが磁気浮上される原理を説明する為の概念図であ
る。
【図13】図12に示される配置でレンズホルダを磁気
浮上させる磁気バネの原理を説明する斜視図である。
【図14】(a)及び(b)は、対物レンズ駆動装置に
おける対物レンズ切換前及び後の状態を示す平面図であ
る。
【図15】磁気回路に対物レンズ切換動作をさせる為の
信号を示す波形図である。
【図16】(a)、(b)、(c)及び(d)は、対物
レンズ駆動装置における対物レンズ切換動作を示す平面
図である。
【図17】図5に示す光ピックアップにおいて対物レン
ズの切換動作の為の磁気回路を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 … ディスク 30 … ディスクドライブ部 32 … 光ピックアップ 34、35 … 対物レンズ 36 … フォーカス駆動回路 37 … 駆動回路 39 … 対物レンズ切換駆動回 44 … サーボ処理回路 46、47 … 光学ユニット 50 … システムCPU 54 … システムプロセッサ部 56 … データRAM部 58 … ビデオデコーダ部 60 … オーディオデコード部 62 … 副映像デコーダ部 64 … D/A及び再生処理回路 73 … ガイドレール 72 … キャリッジ 75 … レンズホルダ 74 … 支持体 81、82 … 永久磁石 85、86 … コイル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のレーザビームを発生する第1の発生
    手段、この光ビームを記録媒体に収束する第1の対物レ
    ンズ、記録媒体から戻された光ビームを検出する第1の
    検出手段、前記発生手段からの光ビームを第1の対物レ
    ンズに向け、戻された光ビームを前記第1の検出手段に
    向ける第1の反射光学系を含む第1の光学ユニットと、 第2のレーザビームを発生する第2の発生手段、この光
    ビームを記録媒体に収束する第2の対物レンズ、記録媒
    体から戻された光ビームを検出する第2の検出手段、前
    記発生手段からの光ビームを第2の対物レンズに向け、
    戻された光ビームを前記第2の検出手段に向ける第2の
    反射光学系を含む第2の光学ユニットと、 回転中心を有し、第1及び第2の光学ユニットを保持す
    るレンズホルダと、 前記レンズホルダを回転中心の回りに回転させ、回転中
    心に沿って移動させることを許容する支持手段と、及び
    前記レンズホルダを回転させて第1及び第2の光学ユニ
    ットの一方を所定位置に導いて対物レンズを切り替える
    対物レンズ切替手段と、を具備することを特徴とする対
    物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】前記対物レンズ切替手段は、 少なくとも第1の磁石と第1のコイルで構成され、第1
    のレンズ選択時に前記レンズホルダを回転中心の回りに
    回転させる第1の電磁駆動手段と、 少なくとも第2の磁石と第2のコイルで構成され、第1
    のレンズ選択時に前記レンズホルダを回転中心に沿った
    方向に平行移動させる第2の電磁駆動手段を具備し、 前記第1及び第2の磁石がレンズホルダに固定され、こ
    の第1及び第2の磁石に対向して第1及び第2コイルが
    前記支持手段に設けられ、前記レンズホルダがトラッキ
    ング動作範囲を超えて回転移動することにより対物レン
    ズを切り換えて第2の対物レンズを有効状態にすると、
    第1の磁石と第2のコイルで、前記レンズホルダを回転
    軸回りに回転させる第3の電磁駆動手段を構成し、第2
    の磁石と第1のコイルで、前記レンズホルダを回転軸の
    軸方向に平行移動させる第4の電磁駆動手段を構成する
    ことを特徴とする請求項1の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】前記第1の磁石、第1のコイル、第2の磁
    石、第2のコイルは回転軸に対し点対称に配置されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2永久磁石の背面と前記レ
    ンズホルダとの間に内ヨークを設け、前記第1及び第2
    コイルの背面と前記レンズホルダ支持手段との間に外ヨ
    ークを設けたことを特徴とする請求項1記載の対物レン
    ズ駆動装置。
  5. 【請求項5】前記レンズホルダ、前記支持手段及び前記
    第1及び第2の駆動手段を搭載して所定方向に搬送する
    搬送手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載
    の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の発生手段は、夫々異な
    る波長を有する第1及び第2のレーザビームを発生する
    ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】前記第1光学ユニットは、第1の対物レン
    ズを保持し、その内に前記第1の発生手段、前記第1の
    検出手段及び前記第1の反射光学系を収納した第1の光
    学的鏡筒を有し、前記第2光学ユニットは、第2の対物
    レンズを保持し、その内に前記第2の発生手段、前記第
    2の検出手段及び前記第2の反射光学系を収納した第1
    の光学的鏡筒を有することを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】所定の回転軸の回りに回転可能であり、且
    つ、この回転軸方向に沿って移動可能な、複数のレンズ
    を保持するレンズホルダと、第1の磁石及び第1のコイ
    ル並びに第2の磁石及び第2のコイルを含み、前記レン
    ズホルダを回転軸回りに回転することによって前記複数
    のレンズの内、選択されたレンズを所定位置に導く駆動
    手段とを具備し、 前記複数のレンズの内、第1のレンズが前記所定の位置
    にある第1状態では、レンズホルダを第1の磁石と第1
    のコイルで回転軸回りに駆動し、第2の磁石と第2のコ
    イルで回転軸方向に駆動し、 前記複数のレンズの内、第2のレンズが前記所定の位置
    にある第2状態では、レンズホルダを第1の磁石と第2
    のコイルで回転軸回りに駆動し、第2の磁石と第1のコ
    イルで回転軸方向に駆動する対物レンズ駆動装置におい
    て、 前記対物レンズが第1のレーザビームを発生する第1の
    発生手段、記録媒体から戻された光ビームを検出する第
    1の検出手段、前記発生手段からの光ビームを第1の対
    物レンズに向け、戻された光ビームを前記第1の検出手
    段に向ける第1の反射光学系を含む第1の光学ユニット
    に固定され、第2の対物レンズが第2のレーザビームを
    発生する第2の発生手段、記録媒体から戻された光ビー
    ムを検出する第2の検出手段、前記発生手段からの光ビ
    ームを第2の対物レンズに向け、戻された光ビームを前
    記第2の検出手段に向ける第2の反射光学系を含む第2
    の光学ユニットに固定されていることを特徴とする対物
    レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】前記レンズホルダ、前記支持手段及び前記
    第1及び第2の駆動手段を搭載して所定方向に搬送する
    搬送手段を更に具備することを特徴とする請求項8記載
    の対物レンズ駆動装置。
  10. 【請求項10】前記第1及び第2の発生手段は、夫々異
    なる波長を有する第1及び第2のレーザビームを発生す
    ることを特徴とする請求項8記載の対物レンズ駆動装
    置。
  11. 【請求項11】前記第1光学ユニットは、第1の対物レ
    ンズを保持し、その内に前記第1の発生手段、前記第1
    の検出手段及び前記第1の反射光学系を収納した第1の
    光学的鏡筒を有し、前記第2光学ユニットは、第2の対
    物レンズを保持し、その内に前記第2の発生手段、前記
    第2の検出手段及び前記第2の反射光学系を収納した第
    1の光学的鏡筒を有することを特徴とする請求項8記載
    の対物レンズ駆動装置。
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