JP2842684B2 - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 磁界変調によるオーバライトを行う情報記録用の光磁
気ディスク装置に関し、 磁界発生用磁気コアの形状を小形化し、高速磁化反転
を行ない易くすることを目的とし、 光学ヘッドを固定にして対物レンズのみを光磁気ディ
スク半径方向に微小移動させたとき、対物レンズの移動
に伴って磁気ヘッドを対物レンズの移動と同方向に同距
離移動させる制御手段を設けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁界変調によるオーバライトを行なう情報
記録用の光磁気ディスク装置に関する。
光磁気ディスク装置は、大容量,高信頼性,可換性な
どにより、近年、イメージ情報の記録,再生からコンピ
ュータ用のコード記録可能なものまでその市場が急速に
拡がっている。このような光磁気ディスク装置では、例
えば目標トラックに高速で光スポットをアクセス移動さ
せた後に目標トラック上に光スポットを追従させ、数ト
ラック分であれば対物レンズのみの移動によって所定位
置に記録を行なうことがある。この場合、対物レンズの
移動範囲にわたって記録に必要な磁界を与える必要があ
る。
〔従来の技術〕
第3図は従来の一例の構成図を示す。同図において、
基板1aに記録膜1bを形成された光磁気ディスク1に、光
学ヘッド2から対物レンズ3を介して光ビーム4を照射
すると共に、光ビーム照射位置に浮上磁気ヘッド5によ
って外部磁界を与えて記録を行なう。一方、データ書換
えに際しては、光ビーム照射位置に、記録したいデータ
に応じて反転する外部磁界を磁気ヘッド5によって与
え、旧データを消去することなく旧データの上から直接
新しいデータを書き込む。磁気ヘッド5と光学ヘッド2
とはアーム6によって機械的に連結されており、光ビー
ム4が集光する位置に必要な磁界を発生するように磁気
ヘッド5が固定されている。光学ヘッド2は、ボイスコ
イルモータ(VCM)制御部7の作用によって光磁気ディ
スク1の半径方向に移動できるように支持されている。
ここで、制御部7の動作によって目標トラックに高速
で光学ヘッド2を移動させて目標トラック上に光ビーム
4を追従させ、その後、制御部7によって対物レンズ3
のみを移動させて所定トラック位置(数トラック分)に
記録を行なうことがある。この場合、対物レンズ3の移
動範囲にわたって(数トラック分)記録に必要な磁界を
磁気ヘッド5の磁気コア5aによって与えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例は、上記のような記録を行なう場合、対物レン
ズ3の微小移動範囲にわたって記録に必要な磁界を与え
なければならないので、磁気コア5aを大きくしなければ
ならず、磁気コア5aの断面積が大になるのでそのインダ
クタンスが大になり、又、磁気コア5aの断面積が大にな
ると実効透磁率μが小になり、コア確率αが悪くなり、
又、実効透磁率μが小さいと必要磁界を得るのに磁気コ
ア5aのコイル巻数を増やす必要があるので磁気コア5aの
インダクタンスが更に大になり、このようにインダクタ
ンスが大になることによって高速磁化反転を得ることが
難しくなり、オーバライトが不可能になる問題点があっ
た。更に、磁気ヘッド5の中心(基準位置)を光学ヘッ
ド2の光ビーム4の集光位置に固定することは難しく、
その調整が面倒である問題点があった。
本発明は、磁界発生用磁気コアの形状を小形化し高速
磁化反転を行ない易い光磁気ディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図を示す。同図中、30は制御手
段で、光学ヘッド2を固定にして対物レンズ3のみを光
磁気ディスク1の半径方向に微小移動させたとき、対物
レンズ3の移動に伴って磁気ヘッド17を対物レンズ3の
移動と同方向に同距離移動させる。制御手段30は、磁気
ヘッド17の基準位置Aに対する対物レンズ3の位置を検
出する位置センサ10と、磁気ヘッド17の位置を検出する
位置センサ15と、位置センサ10,15の各位置情報が等し
くなくように磁気ヘッド17を移動させる移動部31とにて
構成されている。
〔作用〕
光ビームを光磁気ディスク1の目標トラックに高速で
アクセス移動させてその後数トラック分記録を行なう場
合、光学ヘッド2及び磁気ヘッド17を光磁気ディスク1
と半径方向上移動させて目標トラックを追従し、その
後、光学ヘッド2を固定したまま対物レンズ3のみを所
定トラック分移動させて記録を行なう。このとき、制御
手段30の制御により、磁気ヘッド17は対物レンズ3の移
動に伴って対物レンズ3と一体的に移動され、即ち、磁
気ヘッド17の磁界の最大値位置(基準位置)を常に光ビ
ーム照射位置に合わせることができる。従って、磁気ヘ
ッド17の磁気コアは従来例のように対物レンズ3の微小
移動範囲を全て網羅するよな大きな磁界を必要とせず、
その形状を小形化でき、その断面積を小にできるのでイ
ンダクタンスを小にでき、又、実効透磁率を大にでき、
これらにより、高速磁化反転が可能になるので、オーバ
ライトを確実に行なうことができる。
又、対物レンズ位置センサ10による位置情報と磁気ヘ
ッド位置センサ15による位置情報とが等しくなるように
磁気ヘッド17を移動させる構成であるので、磁気ヘッド
17の基準位置Aを光ビーム照射位置に固定する初期設定
に際しては、センサ10,15の出力が等しくなるようにす
ればよいので、従来例よりも確実に、しかも容易に位置
合わせできる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例の構成図を示し、同図中、
第3図と同一構成部分には同一番号を付してその説明を
省略する。第2図中、10は対物レンズ位置センサで、LE
D11からの光を対物レンズ3のアクチュエータ12に設け
られた微小孔12aを介して2分割フォトディテクタ13に
入射せしめ、電流電圧変換アンプ14にてフォトディテク
タ13の出力A,Bの差をとる構成とされている。15は磁気
ヘッド位置センサで、LED16からの光を浮上磁気ヘッド1
7のアクチュエータ18に設けられた微小孔18aを介して2
分割フォトディテクタ19に入射せしめ、電流電圧変換ア
ンプ20にてフォトディテクタ19の出力C,Dの差をとる構
成とされている。
21はパワーアンプで、アンプ14の出力V1(t)とアン
プ20の出力V2(t)との差V3(t)を検出する。22は磁
気ヘッド移動用アクチュエータで、永久磁石22a及びコ
イル22bにて構成されており、パワーアンプ21の出力V3
(t)に応じてアーム23を介して機械的に連結されてい
る磁気ヘッド17を変位する。24はボイスコイルモータ制
御部で、光学ヘッド2を光磁気ディスク1の半径方向に
移動制御する。なお、磁気ヘッド17と光学ヘッド2とは
アーム23及びアクチュエータ22を介して機械的に連結さ
れている。
パワーアンプ21、アクチュエータ22、アーム23にて移
動部31が構成されており、位置センサ10,15、移動部31
にて制御手段30が構成されている。
ここで、初期設定に際し、アンプ20の出力V2(t)が
零になるようにし、又、アンプ14の出力V1(t)及びア
ンプ21の出力V3(t)がともに零となるようにする。こ
のようにすれば、対物レンズ3及び磁気ヘッド17は基準
値Aに位置合わせされたことになり、磁気ヘッド17の中
心を光ビーム4の集光位置に従来例よりも確実に、しか
も容易に固定できる。なお、パワーアンプ21の係数k
は、対物レンズ3が移動したとき磁気ヘッド17が対物レ
ンズ3の移動距離と同じ距離移動するように設定してお
く。
次に、本発明の動作について説明する。
第2図において、光ビーム4を光磁気ディスク1の目
標トラックに高速でアクセス移動させてその後数トラッ
ク分記録を行なう場合、制御部24の制御により光学ヘッ
ド2及び磁気ヘッド17を光磁気ディスク1の半径方向上
移動させて目標トラックを追従し、その後、光学ヘッド
2を固定したまま対物レンズ3のみを所定トラック分移
動させて記録を行なう。このとき、磁気ヘッド17の磁気
コア17aにより、記録に必要な磁界が光ビーム照射位置
に与えられる。
ここで、磁気ヘッド17の基準位置に対する対物レンズ
3の変位量がアンプ14にて検出され、一方、磁気ヘッド
17の位置がアンプ20にて検出される。アンプ14の出力V1
(t)とアンプ20の出力V2(t)との差がパワーアンプ
21にて検出され、パワーアンプ21の出力V3(t)が零に
なるようにアクチュエータ2が作動されて磁気ヘッド17
が変位される。これにより、光学ヘッド2は固定のまま
とされているも、磁気ヘッド17は対物レンズ3の矢印X
方向移動に伴って対物レンズ3と一体的に矢印X方向に
移動され、即ち、磁気ヘッド17が発生する磁界の最大値
位置(基準位置)を常に光ビーム4の照射位置に合わせ
ることができ、従って、磁気コア17aは従来例のように
対物レンズ3の微小移動範囲を全て網羅するような大き
な磁界を必要とせず、その形状を小形化できる。磁気コ
ア17aを小形化できるということはその断面積を小にで
きることであり、断面積を小にするとインダクタンスは
小になるので高速磁化反転が可能になり、オーバライト
を確実に行ない得る。又、磁気コア17aの断面積を小に
できるということは実効透磁率μが大になるので磁界発
生用電流が小さくて済み、この点からも更に高速磁化反
転が行なわれ易くなる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば対物レンズの微小
移動時にこれを第1の位置センサにより検出し、さら
に、そのときの磁気ヘッドの位置を第2の位置センサに
より検出し、その両方の検出結果に伴って磁気ヘッドも
同方向に同距離移動するため、磁気ヘッドは従来例のよ
うに対物レンズの微小範囲を全て網羅するような大きな
磁界を必要とせず、断面積の小さい小形の磁気コアで済
むため、インダクタンスを小にでき、又、実効透磁率を
大にでき、これらにより、高速磁化反転が可能であり、
特に磁界変調オーバライト光磁気ディスク装置において
オーバライトを確実に行なうことができ、又、初期設定
に際しても従来例に比して確実に、しかも容易に位置合
わせできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例の構成図、 第3図は従来の一例の構成図である。 図において、 1は光磁気ディスク、 2は光学ヘッド、 3は対物レンズ、 4は光ビーム、 10は対物レンズ位置センサ、 14,20は電流電圧変換アンプ、 15は磁気ヘッド位置センサ、 17は磁気ヘッド、 17aは磁気コア、 21はパワーアンプ、 22は磁気ヘッド移動用アクチュエータ、 24はボイスコイルモータ制御部、 30は制御手段、 31は移動部 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−55766(JP,A) 特開 平2−103760(JP,A) 特開 平2−312033(JP,A) 特開 昭62−185269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを光磁気ディスクに照射する光学
    ヘッドと、外部磁界を光ビーム照射位置に与える磁気ヘ
    ッドと、前記光学ヘッドと前記磁気ヘッドとを一緒に移
    動させる移動手段とを有する光磁気ディスク装置におい
    て、 前記光学ヘッドを固定して、前記対物レンズのみを前記
    光磁気ディスクの半径方向に微小移動させたとき、前記
    対物レンズの移動に伴って前記磁気ヘッドを前記対物レ
    ンズの移動方向に移動させる制御手段を備え、 前記制御手段は、前記磁気ヘッドの基準位置に対する前
    記対物レンズの位置を検出する第1の位置センサと、 前記磁気ヘッドの位置を検出する第2の位置センサと、 前記第1の位置センサによる位置情報と前記第2の位置
    センサによる位置情報とが等しくなるように前記磁気ヘ
    ッドを移動させる移動部とを具備してなることを特徴と
    する光磁気ディスク装置。
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