JPH02173454A - 作業車の伝動装置 - Google Patents

作業車の伝動装置

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JPH02173454A
JPH02173454A JP32691388A JP32691388A JPH02173454A JP H02173454 A JPH02173454 A JP H02173454A JP 32691388 A JP32691388 A JP 32691388A JP 32691388 A JP32691388 A JP 32691388A JP H02173454 A JPH02173454 A JP H02173454A
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JP
Japan
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power
transmission
shaft
continuously variable
shifter
Prior art date
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Pending
Application number
JP32691388A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Murayama
村山 良信
Makoto Sagata
嵯峨田 信
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トラクタ等の作業車の伝動装置に係り、詳し
くは、入力軸の動力を無段変速して走行系の伝動軸に伝
達するディスクもしくはテーパーコーン利用の摩擦式無
段変速機構と、前記摩擦式無段変速機構を介することな
く駆動されるPTO系の伝動軸とを備えた作業車の伝動
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来では、例えば実開昭63−6265号公報で示され
るもののように、前記した伝動装置における走行系の伝
動軸と、PTO系の伝動軸とは各別に存在しているもの
であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術では、走行用の駆動力は常に摩擦式の変速
機構を介在しであるので、例えば、この伝動装置を搭載
したトラクタが、深い湿田等で前記変速機構の摩擦接触
力を上まわる大なる負荷を受けた場合には、変速機構に
おけるディスクもしくはテーパーコーンと、その駆動力
を受ける従動リングとの間にスリップが生じて、動力が
確実に伝達されなくなり湿田脱出が不能になるばかりで
なく、変速機構を痛めたりすることも生じるというよう
な問題があった。
本発明は伝動装置の動力伝達構造を工夫することによっ
て上記問題を解決させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、冒頭に記載した
伝動装置において、走行系の伝動軸とPTO系の伝動軸
との間に動力の断続手段を設けるとともに、摩擦式無段
変速機構もしくは、この摩擦式無段変速機構から走行系
の伝動軸への伝動機構中に動力の遮断手段を備えてある
ようにしたものである。
〔作 用〕
上記構成によれば、走行系の伝動軸に摩擦式無段変速機
構を介しての動力が伝達しないようにするとともに、こ
の走行系の伝動軸にPTO系の伝動軸の動力を接続する
ことができる。
つまり、走行系の伝動軸に、摩擦式無段変速機構を介し
ての変速動力と、前記摩擦式無段変速機構を介さない非
変速動力とを選択して伝達できるものである。
〔発明の効果〕
従って、本発明による伝動装置を備えた作業車は、深い
湿田等のように通常の伝達経路である摩擦式無段変速機
構がスリップするような大なる負荷を受ける場合には、
前記摩擦式無段変速機構を介さないPTO系の動力を走
行系の伝動軸に入力して、エンジンの駆動力を確実に取
り出せることにより湿田脱出等の、変速動力ではスリッ
プする大なる負荷に対応することが可能になった。
また、摩擦式無段変速機構をスリップしたまま使用する
ことを極力回避できるので、伝動装置全体としての耐久
性を可及的に向上できるようにもし得た。
〔実施例〕
次に、本発明にかかる作業車の伝動装置の実施例を図面
に基づいて説明する。
第1図に示すように、図外エンジンからの動力を受ける
人力軸(1)、この人力軸(1)の周りに構成される摩
擦式無段変速機構(A)、動力の遮断手段(B)、およ
び同期クラッチ(C)、前記変速機構(A)からの動力
を後輪駆動軸(2a)と前輪駆動軸(2b)に分配伝達
するセンターデフ機構(D)、PT○系の伝動軸(4)
、動力の断続手段(F)等から伝動装置が構成されてい
る。
前記摩擦式無段変速機構(A)は、第2図でも示すよう
に入力軸(1)の周囲に、該入力軸(1)で駆動される
複数個のディスク(5)を入力軸(1)の軸心と直交す
る軸心周りに回転自在に配備するとともに、これらディ
スク(5)にわたって前記入力軸(1)の軸心方向にシ
フト自在な出力用の従動リング<6)を外接配置しであ
るものであり、前記従動リング(6)を支持する従動回
転体(7)は、スプリング(5a)によって外径方向に
押圧付勢されたディスク(5)と従動リング(6)との
摩擦接触による変速動力を受けるものである。
前記従動回転体(7)は、入力軸(1)にベアリングを
介して相対回転自在に外嵌しであるとともに、その筒袖
部(7a)に前記動力の遮断手段(B)が装備されてい
る。つまり、センターデフ機構(D)の大径入力ギヤ(
3)と咬合する小径駆動ギヤ(8)と、前記センクーデ
フ機構(D)の小径入力ギヤ(9)と咬合する大径駆動
ギヤ(10)とを入力軸(1)の軸心周りに回転自在に
軸支するとともに、これら両ギヤ(8)、 (10)間
に、前記従動回転体(7)の回転を前記両ギヤ(8)、
 (10)へ択一的に断続および、中立の各状態を現出
可能なコンスタントメツシュ型式のシフター(11)を
設けであるものである。
つまり、前記シフクー(11)は従動回転体(7)の筒
軸部(7a)にスプライン外嵌したリングギヤ状の回転
ドッグ(12)の外周ギヤ部へ咬合するように外嵌させ
てあり、このシフター(11)を両横に配置された前記
両ギヤ(8)、 (10)に各々形成された、回転ドッ
グ(12)のギヤ部と同寸法、同形状のギヤ部へスライ
ド外嵌させることによって、択一的に断続、および中立
の各状態を現出できるようにしである。
第1図に示すように、同期クラッチ(C) は、PTO
系の伝動軸(4)へ高、低2速の非変速動力の断続を行
うものであり、後輪駆動軸(2a)にベアリングを介し
て回転自在に外嵌した3段ギヤ(13)の小径受動ギヤ
(14)と咬合する大径出力ギヤ(15)と、前記3段
ギヤ(13)の大径受動ギヤ(16)と咬合する小径出
力ギヤ(17)とを入力軸(1)周りに回転自在に軸支
するとともに、これら両ギヤ(15)、 (17)の間
に、前記入力軸(1)の回転を前記両ギヤ(15)、 
(17)へ択一的に断続および中立の各状態を現出可能
な同期回転体(18)を設けて構成しである。
前記同期回転体(18)は、入力軸(1)にスプライン
外嵌した筒軸体(19)の外周に横スライド可能にスプ
ライン外嵌してあり、前記両ギヤ(15)。
(17)に形成された摩擦プレート部(20)、 (2
1)の各テーパー外周面に接触外嵌するテーパー内周面
を有したフランジ部を形成するとともに、前記両摩擦プ
レート部(20)、 (21)側面の凹部に内嵌可能で
ある複数のピン(22)、 (22)を両側面に1対と
なるように備えてある。前記ピン(22)。
(22)は同径に位置し、内部にピン(22)、 (2
2)同志を外向きに付勢するスプリングを備えてある。
従って、同期回転体(18)をスライドさせると、テー
パー面どうしの接触により各出力ギヤ(15)。
(17)が同調回転されていくことによって、前記ピン
(22)を凹部へ嵌合させて、入力軸(1)の動力を確
実に3段ギヤ(13)へ伝達することができる。
第1図に示すように、PTO系の伝動軸(4)に固定し
たギヤ(26)を3段ギヤ(13)の小径ギヤ(23)
にアイドルギヤ(27)を介して咬合連動してあり、か
つ、前記センターデフ機構(D)の大径入力ギヤ(3)
と咬合されるとともに伝動軸(4)に遊嵌された中継ギ
ヤ(24)、および伝動軸(4)にスプライン外嵌した
断続シフタ(25)によって、PTO系から走行系への
動力断続を行うための断続手段(F)が構成されている
前記断続手段(F)は、伝動軸(4)に横スライド可能
にスプライン外嵌した断続シフタ(25)を、前記中継
ギヤ(24)に形成した同形同寸法のスプライン部へ、
スライド外嵌することによって、伝動軸(4)の動力を
センターデフ機構(D)を介して後輪駆動軸(2a)、
及び前輪駆動軸(2b)へ伝達可能としである。
次に作用を説明すれば、断続手段(F)の断続シフタ(
25)を伝動遮断状態にしておいて、遮断手段(B)の
シフタ(11)を左右いずれかにシフトすれば、走行用
の駆動軸(2a)、 (2b)へ変速動力を伝達でき、
前記シフタ(11)を「中立」にしておき、かつ、前記
断続シフタ(25)を伝動状態にすれば、走行用の駆動
軸(2a)、 (2b) に摩擦式無段変速機構(A)
を介さない非変速動力を伝達することができる。
本実施例では後輪駆動軸(2a)と、前輪駆動軸(2b
)とを総称して走行系の伝動軸(2)と呼ぶものとする
また、本実施例ではディスク利用の摩擦式無段変速機構
を用いて説明したが、テーパーコーン利用の摩擦式無段
変速機構を用いた伝動装置でも良いのは言うまでもない
さらにまた、ディスク(5)に外接する従動リング(6
)を、ディスクの回転中心に位置させることによって、
動力の遮断手段(B)にするようにしても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の伝動装置の実施例を示し、
第1図は縦断面図、第2図はディスクの軸心を通る縦断
面である。 (1)・・・・・・入力軸、(2)、 (4)・・・・
・・伝動軸、(八)・・・・・・摩擦式無段変速機構、
(B)・・・・・・遮断手段、(F)・・・・・・断続
手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力軸(1)の動力を無段変速して走行系の伝動軸(2
    )に伝達するディスクもしくはテーパーコーン利用の摩
    擦式無段変速機構(A)と、前記摩擦式無段変速機構(
    A)を介することなく駆動されるPTO系の伝動軸(4
    )とを備えた作業車の伝動装置であって、前記走行系の
    伝動軸(2)とPTO系の伝動軸(4)との間に動力の
    断続手段(F)を設けるとともに、摩擦式無段変速機構
    (A)もしくは、この摩擦式無段変速機構(A)から走
    行系の伝動軸(2)への伝動機構中に動力の遮断手段(
    B)を備えてある作業車の伝動装置。
JP32691388A 1988-12-23 1988-12-23 作業車の伝動装置 Pending JPH02173454A (ja)

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