JPH02172464A - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
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- JPH02172464A JPH02172464A JP32699788A JP32699788A JPH02172464A JP H02172464 A JPH02172464 A JP H02172464A JP 32699788 A JP32699788 A JP 32699788A JP 32699788 A JP32699788 A JP 32699788A JP H02172464 A JPH02172464 A JP H02172464A
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- massage mechanism
- rail
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- Granted
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Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はマツサージ機構を収納状態に置くことができる
マツサージ機に関するものである。
マツサージ機に関するものである。
マツサージ機において、たとえば椅子の背もたれに沿っ
てマツサージ機構が上下移動するようにしたものでは、
このマツサージ機構を使用しない場合、これを収納位置
に移動させるとともに施療子を引き込ませて、椅子とし
ての使用の邪魔にならないようにすることが行われてい
る。
てマツサージ機構が上下移動するようにしたものでは、
このマツサージ機構を使用しない場合、これを収納位置
に移動させるとともに施療子を引き込ませて、椅子とし
ての使用の邪魔にならないようにすることが行われてい
る。
しかし、従来のマツサージ機ではマツサージ機構の収納
位置を背もたれの最上端もしくは最下端に設定していた
ことから、次に始動させる際にマツサージとして需要の
多い肩位置までマツサージ機構を移動させるのに要する
時間が長くなってしまうという問題を有する他、施療子
が完全に人体に当たらない位置まで引き込ませるには、
そのストロークを大きくとらなければならず、機構上の
制限でどうしても施療子が人体に当たってしまうことが
ある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは収納時に完全に邪魔にならず、しか
も再使用時における施療動作開始までの待ち時間が短く
てすむマツサージ機を提供するにある。
位置を背もたれの最上端もしくは最下端に設定していた
ことから、次に始動させる際にマツサージとして需要の
多い肩位置までマツサージ機構を移動させるのに要する
時間が長くなってしまうという問題を有する他、施療子
が完全に人体に当たらない位置まで引き込ませるには、
そのストロークを大きくとらなければならず、機構上の
制限でどうしても施療子が人体に当たってしまうことが
ある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは収納時に完全に邪魔にならず、しか
も再使用時における施療動作開始までの待ち時間が短く
てすむマツサージ機を提供するにある。
しかして本発明は、主軸に偏心して取り付けられた内輪
と、この内輪に逆転自在に取り付けられた外輪と、外輪
に固着されたアームと、アーム先端に設けられた施療子
と、外輪及びアームを内輪のまわりに回転駆動させる回
動手段とを備えたマツサージ機構を具備するとともに、
人体の背面形状に沿って屈曲されたレールを転動するこ
ろが上記マツサージ機構に設けられて、マツサージ機構
がレールに沿って移動自在となっているマツサージ機に
おいて、収納指示入力に対してマツサージ機構をレール
の屈曲部に移動させるとともに、回動手段を作動させて
施療子をレール位置まで後退させる制御手段を備えてい
ることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、人体の背面形状に沿って屈曲させてい
るレールの屈曲部、たとえば人体の肩位置に対応する部
分にマツサージ機構を収納させることかできる上に、こ
の時には施療子を邪魔になることがない位置まで引き込
めるのに要するストロークがレールの屈曲の関係で短く
てすむものである。 [実施例コ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。 このマツサージ機は、椅子の背もたれやベツド内にマツ
サージN tiltが組み込まれるものであるが、図示
例では第2図に示すように、椅子1のリクライニング自
在とされている背もたれ12内に組み込むものを示して
いる。この椅子1はバイブで枠組みした下部枠10に座
部11とひじ掛け13とを設けるとともに、背もたれ1
2のフレームの下部を下部枠10に枢着し、背もたれ1
2の下端と下部枠10と間にガススプリング15を取り
付けて、ひじ掛け13側面に設けたレバー16の操作に
よるガススプリング15の伸縮で背もたれ12をリクラ
イニングさせ得るようにしたもので、背もたれ12の両
側フレームには夫々断面3字型で開口面が対向する一対
のレール17.17が固着されている。また背もたれ1
2の上端にはヘッドレストが設けられ、背もたれ12の
前面にはたるみを持って配されたカバーシート14が取
り付けられている。そして、前記一対のレール17,1
7の開口縁には夫々ラック18.18が長手方向に沿っ
て固着されており、両レール17.17間にこのレール
17内を転動するころ94,96と、ラック18に噛み
合うピニオン93とを備えているマツサージ機構が架設
されている。第3図中の19は裏カバーである。 ここに都ける上記レール17は、人体の背面形状に沿う
ように形成されたものであって、使用者がこの椅子lに
座って背もたれ12にもたれた時に肩が位置するところ
において大きく屈曲されている。つまり、レール17の
上端部が前方側へ曲げられているものである。 マツサージ機構は、モータブロック3とギアブロック4
、強弱調整用ブロック5、動力切換ブロック6、回路ブ
ロック7、たたき駆動ブロック8、そして両端に位置す
るモータブロック3とギアブロック4との間に架設され
た主軸20及び連結軸95等から構成され、両端に上記
ころ9496や回転駆動されるビニオン93が配設され
たものとして形成されている。 モータブロック3は出力軸31の両端に夫々プーリー3
2.32が固着されているモータ3oと、基板33と、
モータ30を基板33に固定するための押え金具34と
からなるもので、モータブロック3上端側のプーリー3
2には、ベルト38を介して強弱調整フロック5が連結
され、モータブロック3下端側のプーリー32にはベル
ト39を介して動力切換ブロック6が連結される。 強弱調整ブロック5はモータブロック3の背面側に配設
されたものであって、送りねじ51と、この送りねじ−
51に螺合する送りナツト52、送りねじ51の回転に
伴う送りねじ51の軸方向の送りナツト52の移動をガ
イドするガイドブレート54、プーリー57、電磁クラ
ッチS L q +等からなるもので、前記ベルト38
を介してプーリー57に伝達される回転は、電磁クラッ
チSL、、が作動した時、送りねじ51に伝達され、そ
して送りねじ51が回転する時、送りナツト52は送り
ねじ51の軸方向に移動する。 ギアブロック4の背面側に配設された上記動力切換ブロ
ック6は、モータ30の回転をギアブロック4とたたき
駆動ブロック8とに夫々伝達するための二つのクラッチ
を備えたものであって、軸61と、軸61の下端側に設
けられたプーリー611.612と、軸61の上端側に
設けられたプーリー613と、軸61が挿通されている
電磁クラッチS Lay、 S Lamとからなるもの
で、ベルト3つを介してモータ30に接続されるプーリ
ー611は軸61に固着されているのに対して、他の二
つの1−リー612,613は共に軸61に対して遊転
自在とされており、電磁クラッチS L s tが作動
した時には軸61の回転がプーリー612を通じてたた
き駆動ブロック8に送られ、電磁クラッチSL、、ag
が作動した時には軸61の回転がギアブロック4側に送
られる。 ギアブロック4は主軸20と直交する一対のウォーl−
軸41.42と、この両つオーム軸41.42に回転を
選択的に伝達するための遊星機構(図示せず)と、ウオ
ーム軸41の端部に位置する電磁ブレーキ(図示せず)
と、つオーム軸42の端部に位置する電磁ブレーキSL
4□等をギアケース40内に収納したものであって、上
記動力切換ブロック6からベルト69を通じて伝達され
る回転は、ウオーム軸41一端に配された遊星機構に伝
えられ、そして上記両電磁ブレーキのいずれが作動して
いるかによって、つオーム軸41とウオーム軸42とを
選択的に回転させる。 さて、ウオーム軸42とかみ合うウオームホイール44
は、ギアケース40に中間軸43によって支持されてい
るとともに、楕円ギア45を一体に備えており、楕円ギ
ア45は主軸20に固着された楕円ギア46とかみ合う
。またウオーム軸41は、主軸20に対して遊転自在に
装着されているとともに前記ビニオン93が結合されて
いるウオームホイール91にかみ合う、尚、ここにおけ
るウオームホイール91及びビニオン93は、主軸20
内に挿通されているとともに少なくとも両端がスプライ
ン軸となっている軸90に固着されたものとなっており
、他方のピニオン93もこの軸90に固着されているこ
とから、ウオームホイール91が回転する時、両ビニオ
ン93.93も回転する。 今、動力切換ブロック6を通じてモータ30の回転がギ
アブロック4に伝達される時、つオーム軸42が回転し
て主軸20に回転が伝達する状態と、ウオーム軸41が
回転してピニオン93,93に回転が伝達され、マツサ
ージ機構が背もたれ12背面をレール17に沿って上下
に移動する状態との二つの状態を選択的に得られるよう
になっているものである。 たたき駆動ブロック8は、動力切換ブロック6における
前記プーリー612にベルト8つで連結されるプーリー
88を一端に備えたウオーム軸(図示せず)と、両端が
モータブロック3及びギアブロック4に夫々取付フレー
ム87.87を介して支持されているとともに上記つオ
ーム軸とがみ合うウォーl、ホイール81が固着されて
いる駆動軸80と、駆動軸80から突設された一対のレ
バー84.85と、両レバー84.85の先端部に軸回
りの回転が自在な状態で支持されているクランク軸82
と、このクランク軸82に固着されているとともに上記
ウオームホイール81の一端部に一体に形成されている
プーリ一部にベルトで連結されたプーリー83とからな
るもので、動力切換ブロック6から回転が伝達される時
、この回転は駆動軸80を介してクランク軸82に伝え
られ、クランク軸82がその軸まわりの回転を行う。 尚、上記クランク軸82は、その左右において偏心方向
が180゛異なったものとなっている。 また、ここにおけるレバー85は、第5図から明らかな
ように、その中程が駆動軸80に固着されており、他端
は前記強弱調整ブロック5における送りナツト52にリ
ンク86を介して連結されている。送りねじ51がモー
タ30出力で回転する時、送りねじ51の軸方向に移動
する送りナツト52は、リンク86を介してレバー85
を動かすものであり、この結果、レバー85で支持され
ているクランク軸82は、駆動軸80のまわりの回転を
行なう。 主軸20の中央部には回り止め用のスライド金具21を
介してスペーサー201とこれを挟む一対の内輪22.
22とが取り付けられている。両内輪22’、22は主
軸20に対して同方向に同量だけ偏心するとともに互い
に逆方向に傾斜しているもので、スライド金具21との
係合により、主軸20と共に回転するように、そして主
軸20の軸方向にスライド自在となるようにされており
。 外周面には夫々鋼球23を介して外輪24.24が遊転
自在に装着されている。 また上記スライド金具21の両端には、夫々ホルダー2
02,202が固着されており、これらホルダー202
.202と両内輪22.22の各外側面との間には、夫
々予め圧縮された状態の圧縮コイルばねからなるばね材
203が配設されている。つまり、両内輪22.22は
一対のばね材203.203で両側から押されており、
これらばね材203,203のばね力がバランスすると
ころに位置しているわけである。 上記各外輪24.24には、第5図から明らかなように
、夫々アーム25.25の中程が固着されており、そし
て各アーム25先端の屈曲部には、アーム25に対して
逆転自在とされたローラ状の施療子2が夫々取り付けら
れている。また、各アーム25の他端は連結リンク27
を介して前記クランク軸82に連結されている。この連
結リンク27は、アーム25とクランク軸82との連結
を夫々三次元的回動を自在とするボールジヨイント26
.28で行っているもので、特にクランク軸82との連
結のボールジヨイント28は、クランク軸82に対して
その軸方向にスライド自在ともなっている。また一方の
アーム25に連結された連結リンク27はクランク軸8
2における一方の偏心部に、他方のアーム25に連結さ
れた連結リンク27はクランク軸82の他方の偏心部に
連結されている。 尚、ホルダー202に収り付けられている永久磁石20
5は、ギアブロック4側面に配されて永久磁石205に
感応するリードスイッチ206と共に、主軸20の回転
位置によって異なる施療子2の突出量を検出する突出量
センサーS1を構成している。ここにおけるリードスイ
ッチ206は、第10図及び第11図に示すように二つ
の検出部SWa、SWbを備えているとともに、検出部
SWaは永久磁石205の回転軌跡に対して斜めに設置
され、検出部SWbは回転軌跡の接線と平行となるよう
に設置されており、永久磁石205に対する感応範囲が
検出部SWaでは小さく、検出部SWbでは大きくなる
ようにされている6第8図はこのマツサージ機構を椅子
1の背もたれ12に沿って上下させる際にその上下位置
を検出するための機構を示している。これは軸90及び
ピニオン93に連結されるウオームホイール9■と一体
に設けられたギア92の回転が伝達されるホイール10
4と、このホイール104に形成された円弧状スリット
104aを検出する光学センサー105とからなる上下
位置センサーS2として構成されたもので、マツサージ
機構の上下移動範囲がホイール104の一回転以内とな
るように、ギア92とホイール104との間に減速用の
ギア101,102,103が設けられている。 ホイール104やギア101等は、前記ギアブロック4
の側面に固着されるプレート9つによって支持されてい
る。 ホイール104に形成されたその径方向と直交する方向
のリブ104 bは、ホイール104の回転位置とマツ
サージ機構の上下位置との初期位置を合わせるためのも
のであって、マツサージ機構を背もたれ12の最上端、
もしくは最下端に位置させた状態で、ギア102とギア
103との間に設けられている過負荷になると滑るクラ
ッチを利用してホイール104を回転させ、リブ104
bが光学センサー105に対して所要の向きとなるよう
にすれば、初期位置を合わせる操作が完了するようにし
ているものである。尚、ホイール104の外周部の両側
面に形成した環状の凸リブ104cは、ホイール104
外周の歯車部がエツジに噛まないように設けたものであ
る。 この上下位置センサーS2は、ホイール104の内周側
と外周側とに設けられたスリット104aに対応して、
光学センサー10らも二つの検出部S 211322を
備え、第9図に示すように、検出部S21のオンオフの
切り替わりによって、マツサージ機構の上下動範囲の上
限と下限とを検出し5更に上限もしくは下限を基準とし
てここから移動する時に生ずる検出部S22のオンオフ
の回数をカウントすることによって、上下の位置を検出
している。 次にこのマツサージ機構の動作について説明する。モー
タ30によって主軸20を回転させた場合、主軸20と
共に回転する内輪22が主軸20に対して偏心且つ傾斜
したものとなっているために、この内輪2に逆転自在に
装着されている外輪24にアーム25を介して取り付け
られた施療子2は、連結リンク27によってアーム25
の動きに制限が加えられていることもあって、主軸20
の回転に伴ない、三次元的な奇跡を描く運動、すなわち
上下方向と主軸20の軸方向と主軸20からの突出方向
とに位置を変化させる運動を行なう。 第5図中のAは側面から見た動きを、第7図は上方から
見た動きを示している。第7図中のイ点は施療子2,2
間の間隔が小さく且つ突出壁が大きい位置を、0点は間
隔及び突出量が中間状態である時を、へ点は間隔が最大
で且つ突出量が最小となる時点を示しており、これら各
点は、第11図に示した検出部S W aで検出される
イ点と、主軸20の回転方向に応じて検出部SWbがオ
ンに転する0点とハ点の各点に対応している。このよう
な動きを対称に行なう一対の施療子2.2は、使用者の
背面にいわゆる「ねりもみ」のもみマツサージを与える
。尚、主軸20の回転方向によって、1−もみ上げ」と
「もみ下げ」の異なったもみマツサージを得ることが出
来る。 モータ30によって強弱調整ブロックらの送りねじ51
を回転させることで、リンク86とレバー85とを介し
て、駆動軸80のまわりにクランク軸82を回転させる
と、これに伴なってアーム25が内輪22のまわりを回
転し、第5図中にBで示す動きを施療子2が行う、この
時、施療子2は使用者の背面が位置することになる正面
方向への突出量を変化させることから、主軸20を回転
させてマツサージを得るにあたり1強いもみマツサージ
と、弱いもみマツサージとを選択的に行なわせることが
できる。尚、第6図に示す強弱位置検出センサーSコは
、送りナツト52の位置を検出するものとして形成され
ている。 そして、主軸20ではなく、たたき駆動ブロック8のク
ランク軸82をその軸まわりに回転させた場合、クラン
ク軸82の偏心部の回転につれて動かされる連結リンク
27.27がアーム25を動かすものであり、この時の
アーム25の動きは止まっている内輪22のまわりを外
?a 24と共に回動する動きとなることがら、アーム
25先端の施療子2は、内輪22の位置にもよるが、正
面から見て、はぼ上下方向の直線往復運動となり、たた
きマツサージを行なうことになる。尚、再連結リンク2
7.27のクランク軸82への連結位置が互いに逆方向
に偏心したところとなっているために、対の施療子2.
2によるたたき動作は交互に行なわれる。 モータ30によってビニオン93を回転させた場合には
、ラック18とビニオン93との噛み合いにより、この
マツサージ機構は椅子の背もたれ12をレール17に沿
って上下に移動する。従って、施療子2の位置を上下に
変えることができる。 またこの時には施療子2が人体背面をさすりながら移動
するローリングマツサージを得ることができ、更にたた
き駆動ブロック8を同時に作動させたならば、たたき動
作を伴っているたたきローリングマツサージを得ること
ができる。 第6図にこのマツサージ機構の動作制御を行う制御回路
Cを示す。各種動作を指示するためのスイッチ群とこれ
らスイッチ群の操作をデジタル信号として送り出す制御
回路及び表示ランプを備えている操作器Aが接続された
制御回路Cは、モータ駆動回路MDを介してモータ30
が接続され、ソレノイド駆動回路SDを介して前記電磁
クラッチや電磁ブレーキを構成しているソレノイドが接
続され、更に前記の各種センサーS、、S2.S。 と、収納位置設定回路Pとが接続されている。 操作器Aから与えられる指示内容に応じて、制御回路C
はモータ30のオンオフや回転方向の切換を行うととも
に、各ソレノイドを適宜作動させて施療子2に前記の動
作を行わせるのであるが、ここでは操作器Aから停止信
号を与えられた時に実行される収納動作について説明す
る。 今、制御回路Cが操作器Aから停止信号として与えられ
る収納指示を受けたならば、収納位置設定回路P″′C
′′C′設定る収納位置指示データを読み込んでマツサ
ージ機構をまず上下動範囲の上限まで移動させた後、下
降を開始させる。そして上下位置センサーS2における
検出部S22のオンオフ回数をカウントすることによっ
て、上記収納位置指示データと一致するところまでマツ
サージ機構を下降させ、その後、強弱調整ブロック5と
クランク軸82の駆動軸80まわりの位置とによって決
定される施療子2の突出量が最小となるようにした後、
更に、主軸20の回転位置によって決定される施療子2
の突出量が最小となるようにする。 主軸20の回転位置による突出量を最小とする際の動作
のフローチャー1・を第1ら図に示す。 旦もみ上げ動作となるように、つまりはモータ30の回
転方向を突出量検出センサーS、の検出部SWbでハ点
を検出できる方向とした後、検出部SWbのオンによっ
て、施療子2,2の突出量が最小となったことを確認し
、この時点でモータ30や各ソレノイドをすべてオフと
する。 このようにして収納位置に置かれたマツサージ機構は、
第1図に示すように、背もたれ12のレール17におけ
る人体の肩位置に対応する部分に設けられたく字状の屈
曲部のほぼ屈曲点の位置にころ96を位置させる。この
時、連結軸95の存在のために、施療子2はころ96と
同じところまで引き込むことはできないのであるが、レ
ール17の屈曲部より上方は前方側に傾いていることか
ら、施療子2はレール17と同位置まで引き込まれてお
り、従って、施療子2が椅子1に座る使用者の邪魔にな
ることがないものである。また、再使用にあたっては、
施療子2.2を突出させるだけで、もっとも需要の多い
肩位置に対するマツサージに応することができる。 尚、上記収納位置設定回路Pは、上記レール17の屈曲
位置に合わせた収納の際の位置の微調整のほか、上下動
範囲の上限もしくは下限を収納位置とすることもできる
ようにするために設けられたものである。 第13図は前記たたきマツサージを行う際のフローチャ
ートを示しており、この時には一旦もみ下げ動作となる
ように、つまりはモータ30の回転方向を突出量検出セ
ンサーS1の検出部SWbで四点を検出できる方向とし
た後、検出部SWbのオンによって、施療子2,2の突
出量及び間隔が中間状態となったことを確認し、この後
、たたき駆動ブロック8の動作を開始させる。ローリン
グマツサージ及びたたきローリングマツサージの際には
、第14図に示すように、突出量センサーS W aに
よって施療子2の突出量が最大となるまでもみ下げ動作
を実行させ、この後に指定のマツサージ動作を行わせる
。
と、この内輪に逆転自在に取り付けられた外輪と、外輪
に固着されたアームと、アーム先端に設けられた施療子
と、外輪及びアームを内輪のまわりに回転駆動させる回
動手段とを備えたマツサージ機構を具備するとともに、
人体の背面形状に沿って屈曲されたレールを転動するこ
ろが上記マツサージ機構に設けられて、マツサージ機構
がレールに沿って移動自在となっているマツサージ機に
おいて、収納指示入力に対してマツサージ機構をレール
の屈曲部に移動させるとともに、回動手段を作動させて
施療子をレール位置まで後退させる制御手段を備えてい
ることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、人体の背面形状に沿って屈曲させてい
るレールの屈曲部、たとえば人体の肩位置に対応する部
分にマツサージ機構を収納させることかできる上に、こ
の時には施療子を邪魔になることがない位置まで引き込
めるのに要するストロークがレールの屈曲の関係で短く
てすむものである。 [実施例コ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。 このマツサージ機は、椅子の背もたれやベツド内にマツ
サージN tiltが組み込まれるものであるが、図示
例では第2図に示すように、椅子1のリクライニング自
在とされている背もたれ12内に組み込むものを示して
いる。この椅子1はバイブで枠組みした下部枠10に座
部11とひじ掛け13とを設けるとともに、背もたれ1
2のフレームの下部を下部枠10に枢着し、背もたれ1
2の下端と下部枠10と間にガススプリング15を取り
付けて、ひじ掛け13側面に設けたレバー16の操作に
よるガススプリング15の伸縮で背もたれ12をリクラ
イニングさせ得るようにしたもので、背もたれ12の両
側フレームには夫々断面3字型で開口面が対向する一対
のレール17.17が固着されている。また背もたれ1
2の上端にはヘッドレストが設けられ、背もたれ12の
前面にはたるみを持って配されたカバーシート14が取
り付けられている。そして、前記一対のレール17,1
7の開口縁には夫々ラック18.18が長手方向に沿っ
て固着されており、両レール17.17間にこのレール
17内を転動するころ94,96と、ラック18に噛み
合うピニオン93とを備えているマツサージ機構が架設
されている。第3図中の19は裏カバーである。 ここに都ける上記レール17は、人体の背面形状に沿う
ように形成されたものであって、使用者がこの椅子lに
座って背もたれ12にもたれた時に肩が位置するところ
において大きく屈曲されている。つまり、レール17の
上端部が前方側へ曲げられているものである。 マツサージ機構は、モータブロック3とギアブロック4
、強弱調整用ブロック5、動力切換ブロック6、回路ブ
ロック7、たたき駆動ブロック8、そして両端に位置す
るモータブロック3とギアブロック4との間に架設され
た主軸20及び連結軸95等から構成され、両端に上記
ころ9496や回転駆動されるビニオン93が配設され
たものとして形成されている。 モータブロック3は出力軸31の両端に夫々プーリー3
2.32が固着されているモータ3oと、基板33と、
モータ30を基板33に固定するための押え金具34と
からなるもので、モータブロック3上端側のプーリー3
2には、ベルト38を介して強弱調整フロック5が連結
され、モータブロック3下端側のプーリー32にはベル
ト39を介して動力切換ブロック6が連結される。 強弱調整ブロック5はモータブロック3の背面側に配設
されたものであって、送りねじ51と、この送りねじ−
51に螺合する送りナツト52、送りねじ51の回転に
伴う送りねじ51の軸方向の送りナツト52の移動をガ
イドするガイドブレート54、プーリー57、電磁クラ
ッチS L q +等からなるもので、前記ベルト38
を介してプーリー57に伝達される回転は、電磁クラッ
チSL、、が作動した時、送りねじ51に伝達され、そ
して送りねじ51が回転する時、送りナツト52は送り
ねじ51の軸方向に移動する。 ギアブロック4の背面側に配設された上記動力切換ブロ
ック6は、モータ30の回転をギアブロック4とたたき
駆動ブロック8とに夫々伝達するための二つのクラッチ
を備えたものであって、軸61と、軸61の下端側に設
けられたプーリー611.612と、軸61の上端側に
設けられたプーリー613と、軸61が挿通されている
電磁クラッチS Lay、 S Lamとからなるもの
で、ベルト3つを介してモータ30に接続されるプーリ
ー611は軸61に固着されているのに対して、他の二
つの1−リー612,613は共に軸61に対して遊転
自在とされており、電磁クラッチS L s tが作動
した時には軸61の回転がプーリー612を通じてたた
き駆動ブロック8に送られ、電磁クラッチSL、、ag
が作動した時には軸61の回転がギアブロック4側に送
られる。 ギアブロック4は主軸20と直交する一対のウォーl−
軸41.42と、この両つオーム軸41.42に回転を
選択的に伝達するための遊星機構(図示せず)と、ウオ
ーム軸41の端部に位置する電磁ブレーキ(図示せず)
と、つオーム軸42の端部に位置する電磁ブレーキSL
4□等をギアケース40内に収納したものであって、上
記動力切換ブロック6からベルト69を通じて伝達され
る回転は、ウオーム軸41一端に配された遊星機構に伝
えられ、そして上記両電磁ブレーキのいずれが作動して
いるかによって、つオーム軸41とウオーム軸42とを
選択的に回転させる。 さて、ウオーム軸42とかみ合うウオームホイール44
は、ギアケース40に中間軸43によって支持されてい
るとともに、楕円ギア45を一体に備えており、楕円ギ
ア45は主軸20に固着された楕円ギア46とかみ合う
。またウオーム軸41は、主軸20に対して遊転自在に
装着されているとともに前記ビニオン93が結合されて
いるウオームホイール91にかみ合う、尚、ここにおけ
るウオームホイール91及びビニオン93は、主軸20
内に挿通されているとともに少なくとも両端がスプライ
ン軸となっている軸90に固着されたものとなっており
、他方のピニオン93もこの軸90に固着されているこ
とから、ウオームホイール91が回転する時、両ビニオ
ン93.93も回転する。 今、動力切換ブロック6を通じてモータ30の回転がギ
アブロック4に伝達される時、つオーム軸42が回転し
て主軸20に回転が伝達する状態と、ウオーム軸41が
回転してピニオン93,93に回転が伝達され、マツサ
ージ機構が背もたれ12背面をレール17に沿って上下
に移動する状態との二つの状態を選択的に得られるよう
になっているものである。 たたき駆動ブロック8は、動力切換ブロック6における
前記プーリー612にベルト8つで連結されるプーリー
88を一端に備えたウオーム軸(図示せず)と、両端が
モータブロック3及びギアブロック4に夫々取付フレー
ム87.87を介して支持されているとともに上記つオ
ーム軸とがみ合うウォーl、ホイール81が固着されて
いる駆動軸80と、駆動軸80から突設された一対のレ
バー84.85と、両レバー84.85の先端部に軸回
りの回転が自在な状態で支持されているクランク軸82
と、このクランク軸82に固着されているとともに上記
ウオームホイール81の一端部に一体に形成されている
プーリ一部にベルトで連結されたプーリー83とからな
るもので、動力切換ブロック6から回転が伝達される時
、この回転は駆動軸80を介してクランク軸82に伝え
られ、クランク軸82がその軸まわりの回転を行う。 尚、上記クランク軸82は、その左右において偏心方向
が180゛異なったものとなっている。 また、ここにおけるレバー85は、第5図から明らかな
ように、その中程が駆動軸80に固着されており、他端
は前記強弱調整ブロック5における送りナツト52にリ
ンク86を介して連結されている。送りねじ51がモー
タ30出力で回転する時、送りねじ51の軸方向に移動
する送りナツト52は、リンク86を介してレバー85
を動かすものであり、この結果、レバー85で支持され
ているクランク軸82は、駆動軸80のまわりの回転を
行なう。 主軸20の中央部には回り止め用のスライド金具21を
介してスペーサー201とこれを挟む一対の内輪22.
22とが取り付けられている。両内輪22’、22は主
軸20に対して同方向に同量だけ偏心するとともに互い
に逆方向に傾斜しているもので、スライド金具21との
係合により、主軸20と共に回転するように、そして主
軸20の軸方向にスライド自在となるようにされており
。 外周面には夫々鋼球23を介して外輪24.24が遊転
自在に装着されている。 また上記スライド金具21の両端には、夫々ホルダー2
02,202が固着されており、これらホルダー202
.202と両内輪22.22の各外側面との間には、夫
々予め圧縮された状態の圧縮コイルばねからなるばね材
203が配設されている。つまり、両内輪22.22は
一対のばね材203.203で両側から押されており、
これらばね材203,203のばね力がバランスすると
ころに位置しているわけである。 上記各外輪24.24には、第5図から明らかなように
、夫々アーム25.25の中程が固着されており、そし
て各アーム25先端の屈曲部には、アーム25に対して
逆転自在とされたローラ状の施療子2が夫々取り付けら
れている。また、各アーム25の他端は連結リンク27
を介して前記クランク軸82に連結されている。この連
結リンク27は、アーム25とクランク軸82との連結
を夫々三次元的回動を自在とするボールジヨイント26
.28で行っているもので、特にクランク軸82との連
結のボールジヨイント28は、クランク軸82に対して
その軸方向にスライド自在ともなっている。また一方の
アーム25に連結された連結リンク27はクランク軸8
2における一方の偏心部に、他方のアーム25に連結さ
れた連結リンク27はクランク軸82の他方の偏心部に
連結されている。 尚、ホルダー202に収り付けられている永久磁石20
5は、ギアブロック4側面に配されて永久磁石205に
感応するリードスイッチ206と共に、主軸20の回転
位置によって異なる施療子2の突出量を検出する突出量
センサーS1を構成している。ここにおけるリードスイ
ッチ206は、第10図及び第11図に示すように二つ
の検出部SWa、SWbを備えているとともに、検出部
SWaは永久磁石205の回転軌跡に対して斜めに設置
され、検出部SWbは回転軌跡の接線と平行となるよう
に設置されており、永久磁石205に対する感応範囲が
検出部SWaでは小さく、検出部SWbでは大きくなる
ようにされている6第8図はこのマツサージ機構を椅子
1の背もたれ12に沿って上下させる際にその上下位置
を検出するための機構を示している。これは軸90及び
ピニオン93に連結されるウオームホイール9■と一体
に設けられたギア92の回転が伝達されるホイール10
4と、このホイール104に形成された円弧状スリット
104aを検出する光学センサー105とからなる上下
位置センサーS2として構成されたもので、マツサージ
機構の上下移動範囲がホイール104の一回転以内とな
るように、ギア92とホイール104との間に減速用の
ギア101,102,103が設けられている。 ホイール104やギア101等は、前記ギアブロック4
の側面に固着されるプレート9つによって支持されてい
る。 ホイール104に形成されたその径方向と直交する方向
のリブ104 bは、ホイール104の回転位置とマツ
サージ機構の上下位置との初期位置を合わせるためのも
のであって、マツサージ機構を背もたれ12の最上端、
もしくは最下端に位置させた状態で、ギア102とギア
103との間に設けられている過負荷になると滑るクラ
ッチを利用してホイール104を回転させ、リブ104
bが光学センサー105に対して所要の向きとなるよう
にすれば、初期位置を合わせる操作が完了するようにし
ているものである。尚、ホイール104の外周部の両側
面に形成した環状の凸リブ104cは、ホイール104
外周の歯車部がエツジに噛まないように設けたものであ
る。 この上下位置センサーS2は、ホイール104の内周側
と外周側とに設けられたスリット104aに対応して、
光学センサー10らも二つの検出部S 211322を
備え、第9図に示すように、検出部S21のオンオフの
切り替わりによって、マツサージ機構の上下動範囲の上
限と下限とを検出し5更に上限もしくは下限を基準とし
てここから移動する時に生ずる検出部S22のオンオフ
の回数をカウントすることによって、上下の位置を検出
している。 次にこのマツサージ機構の動作について説明する。モー
タ30によって主軸20を回転させた場合、主軸20と
共に回転する内輪22が主軸20に対して偏心且つ傾斜
したものとなっているために、この内輪2に逆転自在に
装着されている外輪24にアーム25を介して取り付け
られた施療子2は、連結リンク27によってアーム25
の動きに制限が加えられていることもあって、主軸20
の回転に伴ない、三次元的な奇跡を描く運動、すなわち
上下方向と主軸20の軸方向と主軸20からの突出方向
とに位置を変化させる運動を行なう。 第5図中のAは側面から見た動きを、第7図は上方から
見た動きを示している。第7図中のイ点は施療子2,2
間の間隔が小さく且つ突出壁が大きい位置を、0点は間
隔及び突出量が中間状態である時を、へ点は間隔が最大
で且つ突出量が最小となる時点を示しており、これら各
点は、第11図に示した検出部S W aで検出される
イ点と、主軸20の回転方向に応じて検出部SWbがオ
ンに転する0点とハ点の各点に対応している。このよう
な動きを対称に行なう一対の施療子2.2は、使用者の
背面にいわゆる「ねりもみ」のもみマツサージを与える
。尚、主軸20の回転方向によって、1−もみ上げ」と
「もみ下げ」の異なったもみマツサージを得ることが出
来る。 モータ30によって強弱調整ブロックらの送りねじ51
を回転させることで、リンク86とレバー85とを介し
て、駆動軸80のまわりにクランク軸82を回転させる
と、これに伴なってアーム25が内輪22のまわりを回
転し、第5図中にBで示す動きを施療子2が行う、この
時、施療子2は使用者の背面が位置することになる正面
方向への突出量を変化させることから、主軸20を回転
させてマツサージを得るにあたり1強いもみマツサージ
と、弱いもみマツサージとを選択的に行なわせることが
できる。尚、第6図に示す強弱位置検出センサーSコは
、送りナツト52の位置を検出するものとして形成され
ている。 そして、主軸20ではなく、たたき駆動ブロック8のク
ランク軸82をその軸まわりに回転させた場合、クラン
ク軸82の偏心部の回転につれて動かされる連結リンク
27.27がアーム25を動かすものであり、この時の
アーム25の動きは止まっている内輪22のまわりを外
?a 24と共に回動する動きとなることがら、アーム
25先端の施療子2は、内輪22の位置にもよるが、正
面から見て、はぼ上下方向の直線往復運動となり、たた
きマツサージを行なうことになる。尚、再連結リンク2
7.27のクランク軸82への連結位置が互いに逆方向
に偏心したところとなっているために、対の施療子2.
2によるたたき動作は交互に行なわれる。 モータ30によってビニオン93を回転させた場合には
、ラック18とビニオン93との噛み合いにより、この
マツサージ機構は椅子の背もたれ12をレール17に沿
って上下に移動する。従って、施療子2の位置を上下に
変えることができる。 またこの時には施療子2が人体背面をさすりながら移動
するローリングマツサージを得ることができ、更にたた
き駆動ブロック8を同時に作動させたならば、たたき動
作を伴っているたたきローリングマツサージを得ること
ができる。 第6図にこのマツサージ機構の動作制御を行う制御回路
Cを示す。各種動作を指示するためのスイッチ群とこれ
らスイッチ群の操作をデジタル信号として送り出す制御
回路及び表示ランプを備えている操作器Aが接続された
制御回路Cは、モータ駆動回路MDを介してモータ30
が接続され、ソレノイド駆動回路SDを介して前記電磁
クラッチや電磁ブレーキを構成しているソレノイドが接
続され、更に前記の各種センサーS、、S2.S。 と、収納位置設定回路Pとが接続されている。 操作器Aから与えられる指示内容に応じて、制御回路C
はモータ30のオンオフや回転方向の切換を行うととも
に、各ソレノイドを適宜作動させて施療子2に前記の動
作を行わせるのであるが、ここでは操作器Aから停止信
号を与えられた時に実行される収納動作について説明す
る。 今、制御回路Cが操作器Aから停止信号として与えられ
る収納指示を受けたならば、収納位置設定回路P″′C
′′C′設定る収納位置指示データを読み込んでマツサ
ージ機構をまず上下動範囲の上限まで移動させた後、下
降を開始させる。そして上下位置センサーS2における
検出部S22のオンオフ回数をカウントすることによっ
て、上記収納位置指示データと一致するところまでマツ
サージ機構を下降させ、その後、強弱調整ブロック5と
クランク軸82の駆動軸80まわりの位置とによって決
定される施療子2の突出量が最小となるようにした後、
更に、主軸20の回転位置によって決定される施療子2
の突出量が最小となるようにする。 主軸20の回転位置による突出量を最小とする際の動作
のフローチャー1・を第1ら図に示す。 旦もみ上げ動作となるように、つまりはモータ30の回
転方向を突出量検出センサーS、の検出部SWbでハ点
を検出できる方向とした後、検出部SWbのオンによっ
て、施療子2,2の突出量が最小となったことを確認し
、この時点でモータ30や各ソレノイドをすべてオフと
する。 このようにして収納位置に置かれたマツサージ機構は、
第1図に示すように、背もたれ12のレール17におけ
る人体の肩位置に対応する部分に設けられたく字状の屈
曲部のほぼ屈曲点の位置にころ96を位置させる。この
時、連結軸95の存在のために、施療子2はころ96と
同じところまで引き込むことはできないのであるが、レ
ール17の屈曲部より上方は前方側に傾いていることか
ら、施療子2はレール17と同位置まで引き込まれてお
り、従って、施療子2が椅子1に座る使用者の邪魔にな
ることがないものである。また、再使用にあたっては、
施療子2.2を突出させるだけで、もっとも需要の多い
肩位置に対するマツサージに応することができる。 尚、上記収納位置設定回路Pは、上記レール17の屈曲
位置に合わせた収納の際の位置の微調整のほか、上下動
範囲の上限もしくは下限を収納位置とすることもできる
ようにするために設けられたものである。 第13図は前記たたきマツサージを行う際のフローチャ
ートを示しており、この時には一旦もみ下げ動作となる
ように、つまりはモータ30の回転方向を突出量検出セ
ンサーS1の検出部SWbで四点を検出できる方向とし
た後、検出部SWbのオンによって、施療子2,2の突
出量及び間隔が中間状態となったことを確認し、この後
、たたき駆動ブロック8の動作を開始させる。ローリン
グマツサージ及びたたきローリングマツサージの際には
、第14図に示すように、突出量センサーS W aに
よって施療子2の突出量が最大となるまでもみ下げ動作
を実行させ、この後に指定のマツサージ動作を行わせる
。
以上のように本発明においては、人体の背面形状に沿っ
て屈曲させているレールの屈曲部、たとえば人体の肩位
置に対応する部分にマツサージ機構を収納させることが
できる上に、この時には施療子を邪魔になることがない
位置まで引き込めるのに要するストロークがレールの屈
曲の関係で短くてすむものであり、このために収納時に
完全に邪魔にならず、しかも再使用時における施療動作
開始までの待ち時間を短くできるものである。
て屈曲させているレールの屈曲部、たとえば人体の肩位
置に対応する部分にマツサージ機構を収納させることが
できる上に、この時には施療子を邪魔になることがない
位置まで引き込めるのに要するストロークがレールの屈
曲の関係で短くてすむものであり、このために収納時に
完全に邪魔にならず、しかも再使用時における施療動作
開始までの待ち時間を短くできるものである。
第1r2Jは本発明一実施例の動作を示す側面図、第2
図は同上の斜視図、第3図は同上の水平断面図、第4図
は同上のrI2断背面図、第5図は同上の横断面図、第
6図は同上のブロック回路図、第7図は施療子の動作軌
跡を示す平面図、第8図は上下位置検出部の分解斜視図
、第9図は上下位置検出の説明図、第10図及び第11
図は突出址検出部の説明図、第12図〜第15図は各動
作のフローチャートであって、2は施療子、17はレー
ル、20は主軸、22は内輪、24は外輪、94.96
はころを示す。 代理人 弁理士 石 1)長 七 、32図 ′f57図 第9図 朶8 図 1Cコ 第10図 第11図 第127 qヌ納實−J 亨]4図 第13[ ゛窮15図
図は同上の斜視図、第3図は同上の水平断面図、第4図
は同上のrI2断背面図、第5図は同上の横断面図、第
6図は同上のブロック回路図、第7図は施療子の動作軌
跡を示す平面図、第8図は上下位置検出部の分解斜視図
、第9図は上下位置検出の説明図、第10図及び第11
図は突出址検出部の説明図、第12図〜第15図は各動
作のフローチャートであって、2は施療子、17はレー
ル、20は主軸、22は内輪、24は外輪、94.96
はころを示す。 代理人 弁理士 石 1)長 七 、32図 ′f57図 第9図 朶8 図 1Cコ 第10図 第11図 第127 qヌ納實−J 亨]4図 第13[ ゛窮15図
Claims (1)
- (1)主軸に偏心して取り付けられた内輪と、この内輪
に遊転自在に取り付けられた外輪と、外輪に固着された
アームと、アーム先端に設けられた施療子と、外輪及び
アームを内輪のまわりに回転駆動させる回動手段とを備
えたマッサージ機構を具備するとともに、人体の背面形
状に沿って屈曲されたレールを転動するころが上記マッ
サージ機構に設けられて、マッサージ機構がレールに沿
つて移動自在となっているマッサージ機において、収納
指示入力に対してマッサージ機構をレールの屈曲部に移
動させるとともに、回動手段を作動させて施療子をレー
ル位置まで後退させる制御手段を備えていることを特徴
とするマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32699788A JP2702762B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32699788A JP2702762B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | マッサージ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02172464A true JPH02172464A (ja) | 1990-07-04 |
JP2702762B2 JP2702762B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18194156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32699788A Expired - Lifetime JP2702762B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702762B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002282321A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-02 | Fuji Iryoki:Kk | マッサージ機 |
CN112773657A (zh) * | 2019-11-08 | 2021-05-11 | 上海荣泰健康科技股份有限公司 | 按摩椅找肩控制方法 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP32699788A patent/JP2702762B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002282321A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-02 | Fuji Iryoki:Kk | マッサージ機 |
JP4666797B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2011-04-06 | 株式会社フジ医療器 | マッサージ機 |
CN112773657A (zh) * | 2019-11-08 | 2021-05-11 | 上海荣泰健康科技股份有限公司 | 按摩椅找肩控制方法 |
CN112773657B (zh) * | 2019-11-08 | 2022-11-22 | 上海荣泰健康科技股份有限公司 | 按摩椅找肩控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2702762B2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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